KP
【CoCシナリオ】陶酔嚥下ポッピング【KPレス】
私の悪戯に付き合わせて、ごめんなさい。
でもあなたの咽の奥、とろけるような恋を嚥下したその先で
貴方がどんな風に翻弄されるのか、見たかったの。
どうか、かわいい姿を見せて。
※お薬は用法容量を守ってご使用ください
193
わぁ~い! 見学失礼いたします!
お疲れ様です!
KP
形式:KPレス
推奨技能:特になし
時間:30分〜
人数:ソロ
PC条件:こんな探索者におすすめかもしれません
①一方的な恋心を(脈絡なしでも/ありでも)抱かせたいPC
②こいつが片思いしてたら面白いと思ったPC
③すでにほのかな恋心を持っているが、追い討ちをかけたい、進めたいPC
④最早ただの趣味
けみかる わーいこんばんは! お疲れさまです!
けみかる
=========
■前準備
PC恋心を抱く対象(写真か連絡先を持っていることが好ましい)を1名決めておいてください。
NPCでもよそ様の家のPCでも構いません。
当シナリオによって、よそ様の家のPCになにがしかの変化、影響は起こりません。
※諸注意
当シナリオでは、PCが望まずとも「恋心」を抱く描写があり、その想いに大いに翻弄されていただきます。
キャラ崩壊、性格の違いなどが描写で出てきてしまったら、脳内補完をお願いいたします。
==========
193 概要? あらすじ! が既に可愛くてほわ…ってますね…どうなってしまうんだ…
KP
KPレス「陶酔嚥下ポッピング」
セッションを開始いたします。
PCは星守瀬理香です。
よろしくお願いいたします。
星守 瀬理香 はい、よろしくお願いします。
KP
■導入
うだるような夏の暑さに、星守瀬理香は寝苦しくて目を覚ました。
じっとりと肌を薄く覆う汗が気持ち悪く、どうせ着替えるからと服で拭いながら、薄暗闇を手探りに伝ってキッチンへと水分を求める。
星守 瀬理香 「んん……おみず……」
KP
ヒヤリ、
と冷えた、夏の朝方で唯一の冷気を纏った冷蔵庫の扉を開け、
先ほどから訴えて止まない喉の渇きを止めるため、飲料を手に取る。
寝ぼけ眼をこすりながら、手近にあったペットボトルを手に取り、
キャップを軽快な音とともに開いて、一気に中身を嚥下する。
夜門 由貴 かわいいなあ… 困る…
星守 瀬理香 ごく…ごく…
KP
喉の上下の動きに合わせて、体の奥へと呼び込まれる液体が、内部から体を冷やしていく様が、心地よい。
ほんの微かな甘さを感じる飲料は、絡みつくような暑さの中では飲みやすいことこの上なく、
一気にペットボトルの半分までを飲み干していた。
夜門 由貴
は…か、かわいい…
顔ーーーっ ピピーーーッちょっと待てその顔!
描写…? えっ?
星守 瀬理香 「っはぁー……」
KP
ふう、と火照りが抑えられ一息つく。
あれ?
そういえば
冷やされ、冴えた頭で君はようやく考える。
先ほどのんだ飲料。
これは、なんだろう?
【アイデア】をどうぞ。
星守 瀬理香
「あ、れ……?」
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 13 > スペシャル
夜門 由貴 さっすがぁ(震
KP
では瀬理香は、買った覚えがないことに気がつく。
また、両親と暮らしている君は、昨夜冷蔵庫を見た時にはなかったことも思い出すだろう。
星守 瀬理香 「お父さんもお母さんも、こんなの買ってなかった、よね……?」
KP では君は、正体の分からない液体を飲んでしまった不安感でSANc 0/1
星守 瀬理香
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 55 > 成功
夜門 由貴 もっと警戒してくれ~っ!!
KP
よくよく見てみると、ペットボトルに半分残った液体は、
初々しく頬を染めた娘さんのような、むず痒くもほの甘い薄桃色をしていることがわかる。
匂いを嗅いで見ても、薄っすらと甘い香りが鼻腔を掠めるだけ。
パッケージの剥がれたボトルでは、中身を察することは難しい。
星守 瀬理香 「こんなの見たことないような……」
KP
しばし、思案する。
害の有るものだろうか?
ただの飲料だろうか?
吐いた方が良いだろうか……
考えを巡らせているうちにも、君の体は夏の暑い一晩を越えて、失った分の水分を補うために消化を進める。
刻一刻と飲料が体に馴染んでいくに連れて……
とろりとした甘さが、脳みそを掠めた。
星守 瀬理香 「は、う……!?」
KP
痺れるような甘い刺激が、心臓から全身へ伝染していく。
驚きに身を固くするが、その感覚は不快なものではなく、
緊張して拒否をするようなものではない。
むしろ、身を預けても構わないと思えるような、優しさを孕んでいる。
星守 瀬理香 「ふ、……」
KP
口から吐いた息すらも甘やいで、自分が何を飲んだのか、再度疑問が浮かび上がる。
いや、もしかしたら得体のしれないことに対する、恐怖心が湧き上がるのかもしれない。
【目星】+50をどうぞ。
夜門 由貴 可愛いけどもっと警戒してくださいの顔をしていますよ俺は
星守 瀬理香 由貴くん!
星守 瀬理香
CCB<=(75+24) 【目星+50】
Cthulhu : (1D100<=99) > 75 > 成功
夜門 由貴
瀬理香ちゃん!! 何その表情、かわいい!
でも飲み物には気をつけて欲しい(手遅れ)
KP では君が視線を彷徨わせていると、ふと、君の幼馴染みである夜門 由貴くんの写真が目に入る。
星守 瀬理香 えへへ……あつくて眠くて……つい……
夜門 由貴
!?
水道水~!!!(好きな人に水道水を勧めるな)
KP
由貴くんの誕生日に、夜門家と星守家で撮った写真だろう。
君の母が写真立てに入れて飾っていたものだ。
中央で、由貴くんが微笑んでいる。
そんな彼の顔を見た途端、鼓動が跳ね上がる。
星守 瀬理香 「っ……!?」
KP
どくどくと大きく脈打つ心臓のせいで、全身の血流が上がり体温が上昇する。
甘い痺れに脳の動きが緩慢になり、全身から力が抜ける。
星守 瀬理香 「ぁ……え…………?」
KP 思わず、その場に膝から崩れ落ちる。
星守 瀬理香 「うう~……」
KP
ふ、ふ、と上がった甘い吐息とともに漏れる声は、女々しくて自分のものではないようだ。
耳をふさぎたくなる甘い吐息に、まるで空気も甘くなったかのように感じる。
追いつけない頭が、ひたすら混乱と思考を繰り返すが、
君には飲料の正体を探ることも、自身の身に起きた変化も到底わかるはずがない。
夜門 由貴 ひたすらに可愛いな…
星守 瀬理香 「ん……んん……どうし、て……?」
KP
ふと、朝日を呼び込む窓ガラスに目を向けると、そこに映った自分は目尻を熱っぽく染め、
……なんとも腑抜けた、情けない顔をしていた。
夜門 由貴 朝!?
星守 瀬理香 「はずかしい、かお……」
KP 幸せそうにとろけた、甘さに酔いしれた自分の瞳を見たくなくて目をそらす。
夜門 由貴 (かわいいよ!)
KP
再び、三度と由貴くんの写真に目を向けると、視界に入れるたびに心臓がきゅうきゅうと収縮する。
顔の火照りが伝播して、首や肩まで朱に染まる。
星守 瀬理香 「ぁ……う……ゆき、くん…………」
夜門 由貴 何!?
KP
切ない、
もっと、
君が、
私を、
溢れかえる感情は、どれも唐突で自分のことなのに、
自分だけがおいていかれているようで、追いつけない。
感情だけが先走り、理性も自我も置いていかれているようだ。
この感覚は。なんだ?
夜門 由貴 なんなんだ!?
星守 瀬理香 「……ふ、うう、どうすれば、いいの……?」
KP
何処に視線を置いていいのか、困惑し、俯くも、目を瞑るも……
先程の窓ガラスに映った自分の顔が浮かぶ。
夜門 由貴 かわいいな…可愛いとしか言えない
KP
先ほど見た自分の顔、
あんな風に頬を染めて、まるで
ーー恋する乙女のようではないか?
夜門 由貴 会いにおいでよ!!
星守 瀬理香 (はずかしい……こんなの……私じゃないみたい)
KP
早まる鼓動をなだめようと、深呼吸を繰り返しながら……
さて、どうしようか?
KP
◆行動可能箇所
新聞を見る
ニュースを見る
部屋を漁る
ペットボトルを確かめる
夜門 由貴 俺に会いにくるという選択肢がなぜないのか…?
星守 瀬理香 とりあえず、お父さんが読む新聞を取りに行って、目を通して見ようかな
星守 瀬理香 こんな顔で、会えないよ……
KP
■新聞
新聞を見るなら、いつも通りのささいな事件からある程度大きな事件まで、物騒なことやどうでも良いことを含めて全てがいつも通りの紙面が広がっている。
【目星】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗
夜門 由貴 そ、そうなの? そういう…もん?
KP !???
夜門 由貴
!??
ビックリしちゃった
星守 瀬理香 きっと動揺が出目に出たんだね
夜門 由貴 そっかあ かわいいな…
KP う、うーん、とりあえず、1d2をどうぞ
星守 瀬理香
1d2
Cthulhu : (1D2) > 2
KP
2はHPだったかな。
では君は新聞をいつも父が置くリビングのテーブルへ置こうとして、ソファに足を引っかけてしまう。
星守 瀬理香 「ひゃ……?!」
夜門 由貴 足元が疎かだよ… かわい…いや、怪我しないように気をつけてね
KP
そのまま思い切りソファに倒れ込んでしまうだろう。
引っかかった片足が痛む。
HP-1
system [ 星守 瀬理香 ] HP : 11 → 10
夜門 由貴
わーーー瀬理香ちゃんが怪我!!!!
救急車を…
星守 瀬理香 「わ、いたた……」
星守 瀬理香 お、大げさだよ
夜門 由貴 はっ、テーピングで固定!? は、はわわ
夜門 由貴 テ、テーピングを…しようね…
KP
驚きと痛みと、先ほどの飲み物も助けて、依然として心臓が普段より早い鼓動を刻んでいる。
君はしばし、その甘い感覚に身をゆだねてしまいそうになるだろう。
……ただ、ひたすらに心地がいいだけ。
星守 瀬理香 ありがとう……私がドジしてばっかりだから、由貴くん本当にテーピング上手くなったよね
星守 瀬理香 「ん……」
KP
では君がソファに倒れ込んだ拍子に、君の下敷きになったリモコンがテレビの電源をつけることだろう。
■ニュース
映像と音声の混合物が、社会を潤わすための娯楽と情報を、今日も過剰に届けてくる。
視覚、聴覚を傾けてそれらの信号を享受していると、
街頭インタビューで若い女性をターゲットに、
恋愛観を問いただしている番組が目についた。
インタビュアー
「少女漫画において、よく取り上げられる胸キュンイベント!
最近は壁ドンや顎クイ、色々ありますねぇ……
どれもこれも、世の女性からしたら憧れ! なのかもしれませんが、
今回は恋愛漫画の始まりのど定番!
『一目惚れ』について街中の人に意見を聞いて見ましょう。
やっぱり一目惚れ、はロマンチックの代表格とも言えるかもしれませんので?
世の女性は少なからず憧れがあるんじゃないですかねー?
では、道ゆく人たちに聞いて見ましょう!」
KP
憶測と偏見で、有る事無い事をさも世論だとでっち上げ、
語るインタビュアーは若い女性を中心に、手に持ったマイクを向けていく。
夜門 由貴
瀬理香ちゃんが怪我した時に助けになれてるなら嬉しい。でも気をつけてね!…俺のいないところで怪我されたら詰み…だから…
ヒトメボレ
KP 女性たちの意見は様々で
女性たち
「素敵だと思う。まるでドラマみたいだし。そのまま結婚……なんてしたら、運命的だよね」
「一度はして見たいし、してもらえたらな……って思う。夢に見ちゃうかも〜」
「一目惚れしました! とか言って告白されたらくらっと来てしまうわ? だってそんな情熱的な想い、受け止めないなんて勿体ないじゃない」
「されたいし! して見たーーい! ビビッと感じる刺激的な恋! うーん、どんなんだろう??」
KP といった肯定的な意見から
女性たち
「結局は外見ってことでしょ?
中身を知りもしないで外見だけで惚れられてもなあ……」
「衝撃的に好きになりました! だと、やっぱり違かったとかなりそうでやかな。
それに、他の人にも突然君が好きだー! ってなってそっちいっちゃいそう……」
「そんな、瞬間的に好きになったって、私じゃない理想とか、誰かを当てはめて見られてるんじゃって。
それで、私を知ったら幻滅とかされませんかね」
KP
といった否定的な意見や、あまり好ましくないと前向きではない意見まで、様々だ。
それでも、テレビは印象操作のように、多めに肯定的な意見を取り上げ
最終的には
インタビュアー
「様々な意見はありましたが、自分としても一目惚れしてもらえたら、嬉しくなりますし……
それが本気であったなら誰も文句は言わない、ということではないでしょうか?
是非ともそんな、ドラマのような展開をする恋人たちに巡り合ってみたいですね」
KP と締めくくった。
星守 瀬理香 「一目惚れ、かあ……」
KP
何だろう、君は自身の胸に手を当てる。
思い浮かべるのは……もちろん、由貴くんの顔。
その顔を思うと、一気に顔に熱が集まる。
夜門 由貴 ぐっ…
KP 切ない、会いたい、話したい……一目見るだけでもいい、
星守 瀬理香 (……でも、こんな状態で会うのは、はずかしい……)
KP
もう一度、すでに特集が移り変わったテレビを見る。
画面の向こうの女性たちが語り、夢を見て、
インタビュアーがはやし立てた
”一目惚れ”のようではないか?
自分は由貴くんに”一目惚れ”したのだろうか?
星守 瀬理香 (一目惚れ、というか……ええと……)
夜門 由貴 う、れしい! ような…改めて一目惚れ…?
KP
愛しくてたまらない、と脳が悲鳴をあげる。
会えない寂しさに、胸にはまるでぽっかりと穴が空いたようだ。
夜門 由貴 でももしお薬のおかげだったら、お薬の効果が溶けてしまったら…
星守 瀬理香 (私は、由貴くんが……)
KP
けれども、忘れてはいけない。
どんなに強く思っても、君の今の、その強い感情は、
自分のこの強すぎる想いは、
つい先ほど、唐突に降って湧いただけの物だということを。
夜門 由貴 (ショックを受けた顔)
星守 瀬理香 (、だけど……でも……)
KP
流されるをよしとするか、抵抗を続けるか……
どうしようか?
星守 瀬理香
テレビを消してゆっくり起き上がろうかな……もうすぐお母さんたち起きてきちゃうから、片付けて……あ、ペットボトル……
なんだか恥ずかしいから、持ってお部屋に戻ろうかな
それで、改めて見てみるよ
KP
では君は自室に戻る。
■部屋
なんの気なしに、部屋を見渡す。
広がっているのは、何ら不思議ではない見慣れた貴方の部屋だ。
シンプルな家具で統一され、整理や掃除が行き届いている。
【目星】をどうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 54 > 成功
KP
choice[スマートフォン,写真たて,アルバム,コルクボード]
Cthulhu : (CHOICE[スマートフォン,写真たて,アルバム,コルクボード]) > 写真たて
では君は、君の部屋にも飾られている由貴くんと二人で撮った写真に目が留まる。
もちろん、真っ直ぐに目が行くのは由貴くんの顔だ。
夜門 由貴 俺の写真めちゃめちゃ飾られてる。照れる
星守 瀬理香 「ふふ、ここにも由貴くん……」
KP 一気に押し寄せる熱量の波に飲まれ、視界がクラクラと歪む。
星守 瀬理香 「あ……」
KP
上気した頬の熱を逃がそうと、無意識に荒げられる呼吸の音がうるさい。
ドキドキと、鼓膜を内部から伝って揺さぶる心臓の音。
ずっと由貴くんの顔を見ていたい衝動と、これ以上見ていたらどうにかなってしまうのではないか? という不安がせめぎ合い、頭の中で渦を巻く。
星守 瀬理香 「……、き」
KP 思わず口から溢れた言葉に、ハッと我に帰る。
夜門 由貴 き…?
KP
自分は今、なんと口にした?
こぼれ落ちてしまわないように、口に手を当て塞きとめる。
星守 瀬理香 「……!!」
KP
君の頭を置き去りに、反応を繰り返す体。
心と体が分離し、ついていけないことは一種の恐怖となるだろう。SANc 0/1
星守 瀬理香
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 87 > 失敗
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 75 → 74
星守 瀬理香 (……だめ、だめだよ……)
KP
けれども、そんな風に感じている傍。
手が、目が、耳が
無意識に由貴くんに繋がるものを探していることにはたと、気が付いた。
拳を握りしめ自分を律する。
星守 瀬理香 (由貴くんのこと、ばっかり……だめったらぁ……)
KP さらに【目星】をどうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 10 > スペシャル
KP では君は、持ち運びのできる由貴くんを連想するものを見つける。
星守 瀬理香 由貴くんを連想するもの……うーん、竹刀、とか?
KP 竹刀持ち運ぶの……
夜門 由貴
竹刀持つの…?
それはそれでかわいい
星守 瀬理香
小さい頃に、私も由貴くんも使ってた子ども用の竹刀、お部屋のすみっこに置いてたの(今決めた)
「なんだか、なつかしいな……」
KP
ただし、持ち歩くと鼓動はトクトクと鳴り止まないだろう。
更に、より由貴くんの事が恋しく思えるかも知れない。
星守 瀬理香 誰も見てないなら、ちょっとだけ、すり、って頬ずりしちゃうかも……
夜門 由貴 見てる。かわいい
KP
では一通り由貴くんを感じた君は……
■ペットボトル
半分ほど減ってしまった液体を、改めてよくよく観察して見る。
一見して、薄桃色の飲料のように見えるそれは、香りをかげば甘い……がそれだけではない、そんな香りが鼻をつくだろう。
【聞き耳】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 56 > 成功
夜門 由貴 わーっえらい!
星守 瀬理香 やったあ
KP
では君は、おかし作りの最中に嗅ぐような香りだ、と思う。
特定はできないにせよ、嗅いだことのない突飛な香りではないと判断がつくだろう。
仄かに、花の香りも感じる。
夜門 由貴 バニラビーンズ?
KP 【薬学】を振る事もできます。
星守 瀬理香
余計な物を振ると……
CCB<=1 【薬学】
Cthulhu : (1D100<=1) > 61 > 失敗
KP
ファンブルはしなかった えらい!
何が混ざっているのだろう? 分からない。
しかし、毒物ではないことはわかるだろう。
なお、全部飲み干すこともできるようだ。
夜門 由貴
!?
どうなるのか気になるけど飲み干すのはやばいと思う
星守 瀬理香
それは、流石に……
これ以上おかしくなっちゃうのは、ちょっと……
KP では、外に出る事もできるようだ。
夜門 由貴
おかしくなっちゃった瀬理香ちゃんは見たいけど俺が俺自身の力でおかしくしてあげたい気持ちが
?
KP ふて寝を決め込むこともできる。
夜門 由貴 ふて寝…ふふふ
星守 瀬理香
choice[ある,ない] 予定が
Cthulhu : (CHOICE[ある,ない]) > ない
KP 予定がないなら外へ出よう(圧)
星守 瀬理香
じゃあ、そそくさと朝ごはんを食べて出かけようかな
「……ごちそうさま」
星守母 「あら瀬理香、今日はいつにも増して少食なのね……具合でも悪いんじゃない?」
夜門 由貴 ずっと真っ赤だ かわいい
星守 瀬理香 「ん……、大丈夫、だよ」
星守父 「あまり無理はするなよ、しんどかったら病院に行きなさい」
星守 瀬理香 「うん……ありがとう。……それじゃあ私、ちょっと出かけてくるね」
KP
■外
夏の気候を惜しげも無く晒す外は、太陽に焼かれてすでに気温が上昇していた。
しかし、この暑さを言い訳にしても、君の上気した頬の理由は説明がつかず、
道ゆく人から見れば、君の恋に翻弄されている様子が丸わかりなのかもしれない。
さて、君は外に出て、どうするのだろうか
KP
◆行動可能箇所
公園
図書館またはネット
病院
由貴くんに会いに行く
やっぱり帰って寝る
星守 瀬理香
公園を通って、やっぱり病院に行こうかな……。
風邪、かもしれないし。
夜門 由貴 俺に会いにくるという選択肢が追加された…
KP
では君は、病院に行きがてら、途中にある公園にふらりと立ち寄ることだろう。
■公園
うららかな陽気に、騒ぎ走り回る子供達、
日差しを吸い込んで、太陽の香りをまといながらふわりと毛並みを揺らす犬達、
それを傍らで守り佇む老人達と、
公園は賑やかだ。
夜門 由貴 |ω・)ジッ
星守 瀬理香 えっ……?
KP
情動とは無縁な穏やかな雰囲気の中にしばしいると、君の鼓動も緩やかな歩みへと落ち着いてきた。
木のベンチに腰掛け、ゆったりと新緑の空気を吸い込んでいると、
先程までのせわしなさが、まるで嘘のようだ。
星守 瀬理香 (ちょっと落ち着いてきた、かな)
夜門 由貴
い、いや無理強いをするつもりはないけど…
ち、ちらっ。今日も瀬理香ちゃんに会いたいなー!
KP
だいぶ歩いてきたおかげか、
ちょっとだけ落ち着いた。
よかったとホッとする。
少しまだ顔が暑い気もするが、夏の気候のせいだと十分言い訳ができる程度だ。
夜門 由貴 などとここで言ってしまう俺
KP 【聞き耳】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 86 > 失敗
KP
では、女の子達がそばでおままごとをしているようだという事がわかる。
近付いて、会話を聞く事ができそうだ。
星守 瀬理香
(おままごと、可愛いなあ。最近の子どもはどんなおままごとするんだろう……?)
ちょっとだけ、近づいてみちゃおうかな
KP
小さな女の子達が、あなたの座るベンチのそばでおままごとをしている。
持ち寄ったお人形を各々手に持って、桃の花のような声で可愛らしく語り合う様に、無意識に耳を傾けると
女の子たち
「おくさま。おくさま。
わたくしきになるおとこの方・・・とのがた?がいるの。
いるのですの」
「あらあら、そうなの?
それならみみよりなじょうほうがあるんですよ、おくさま。
みみより猫さまが教えてくれたんです!
だいすきな人が、わたしのことをだいすきにしてしまうほうほう……それもほれぐすり!」
星守 瀬理香 (ほれぐすり……ふふ、おませさん)
女の子たち
「ほれ、ぐすり?」
「そう、あのね、ただほれぐすりって調べてもでないんですの。
なんでか知らないけど、図書館のししょさんか、いんたーねっとに『好きな人の名前 ほれぐすり』で聞くとわかるマホーのおくすりですのよ。
……でも、まほうのおくすりだから、まほうつかいにしかつくれないんでざます!」
「へー」
KP 熱弁してそう語る女の子に、もう一人の子が聞く。
女の子たち
「それ、本当につかえるの?」
「うん! 猫さまが言ってたもん」
「そっかー……それならほんとうだね、いいなぁわたし、あとで調べようかな」
「わたしも! それで、パパに使うのー」
「ママがしっと、しちゃうよ?」
「そしたらママにも使う!」
KP 和気藹々と、ほれぐすりの使い道を女の子達が話していると、母親であろう女性が子供を抱き上げる。
母親 「こら、パパはお母さんのよ。ほら、そろそろお買い物行くから帰りましょ?」
女の子たち 「「はーーい」」
KP それぞれの母親と手を繋ぎ、にぎやかな声は離れていく。
星守 瀬理香 (ねこさま……)
星守 瀬理香
choice[こわい,こわくない] ねこ
Cthulhu : (CHOICE[こわい,こわくない]) > こわい
……おんなじだね、閃理くん
夜門 由貴 どうして…
星守 瀬理香 ……まんじゅうこわい、的にゃ……?
夜門 由貴 かわいい…(ぎゅ…
KP
他愛もない会話と思うだろうか?
なにか、気になることはあっただろうか?
星守 瀬理香 ひゃ……!
KP
公園内を見渡すこともできる。
【目星】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 92 > 失敗
KP 出目~
夜門 由貴 高いね、なかなか…
KP どこまでも日常に溶け込んだ、公園の中の一風景が広がっている、としか感じないだろう。
夜門 由貴 がんばれ…!
星守 瀬理香 うん、がんばる!
星守 瀬理香 今日はやっぱりどこかぼんやりしているのかも……病院に行こうかな
KP
■病院
清潔な待合室で長時間待つ。
問診票には、なんて書いたらいいかわからなくて、胸の動悸や呼吸がつらいなど、適当に埋めた。
具合の悪そうな人に並んで、待合室で手持無沙汰に待つ間、
そんな時間ですらも、君は由貴くんの事を考える。
【目星】【聞き耳】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 55 > 成功
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 40 > 成功
KP
では瀬理香は持ち前の想像力で、目に入る広告の色、うたい文句、ニュースから流れる曲……
様々な物から由貴くんを連想してしまい、其の度に鼓動が跳ねる。
星守 瀬理香 (また……ドキドキしてきちゃった……)
KP
恋は盲目、とはよく言ったもので
何もかもが由貴くんに見えてしまったら、それは由貴くんのことばかり見えているも同意ではないか。
由貴くんしか見えない、とは広義の意味でなのかも知れない。
星守 瀬理香 (……由貴くん……こんな状態で由貴くんに会ったら、私、……)
KP
そわそわと、落ち着きがないまま待っていると
ようやく
医者 「星守さーん、星守瀬理香さーん」
KP と名前が呼ばれた。
星守 瀬理香 「! はい……!」
KP
返事をして、診察室へ向かう。
君の診察を進め、医者は苦笑した。
下された結果は
医者 「恋の病ですね」
夜門 由貴
恋の病…?
ふふふふふ
夜門 由貴 そうか…
KP
との事。
当たり前だ。
どことなく、医者も言うのが恥ずかしそうだった。
君も、もちろん恥ずかしかっただろう。SANc 1/1d2
星守 瀬理香
「あ、はは……そ、そう、なんですね……」
CCB<=74 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=74) > 11 > スペシャル
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 74 → 73
KP
けれども、優しい先生だったのか。
薬は出せないけれど、動悸などにいい漢方だけ処方してくれた。
少し、シナモンの香りがする。
医者 「頑張ってくださいね」
星守 瀬理香 「あ、はい……風邪、とかじゃなくて良かったです……がんばります……?」
KP
医者は応援をしてくれた。
看護師も、甘酸っぱいものを見るような顔で、君を送り出す。
星守 瀬理香 (は、恥ずかしい……)
KP
歯痒い思いをしながら、医者を後にするだろう。
自分は何をしているのか。
病院内を見渡すこともできる。
【目星】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 53 > 成功
女性 「おっと」
KP と女性と肩がぶつかった。
星守 瀬理香 「わ、……ご、ごめんなさい!」
女性 「こちらこそごめんなさい。よそ見をしていたの」
KP と女性の薄桃色の唇が、角度のゆるい弧を描く。
女性 「お怪我はない?」
星守 瀬理香 「はい、大丈夫です」
女性 「そう。よかった」
KP
沢山の瓶の薬と、ケージに入ったモルモットを抱いている女性は、ここの医者なのだろうか?
白衣によって肌の白さが際立ち、整った顔立ちが目を引いた。
星守 瀬理香 (綺麗な人……)
KP
ちちち、と女性の持ったケージの中のモルモットが鳴き声をあげる。
カリカリと、外へ出たいのだろう。ケージのガラスを引っ掻いている。
医者
女性 「それじゃあ、お大事に」
星守 瀬理香 「ありがとうございます」
KP
診察室から出てきたところを見られていたのか、気遣いの一言をかけて女性は立ち去る。
去り際、小さな声で、君にだけ聞こえる抑えた声量で
女性
「薬、の投与のしすぎはオーバードーズといってとても危ないの。
ほどほどにね?」
KP と口にした。
星守 瀬理香 「えっ……?」
KP
慌てて振り向いても、女性はもういない。
消えたのか?
疑うほどにどこへ視線を向けても、その姿は見えない。
星守 瀬理香
「何だったんだろう……?」
「……惚れ薬、の事だったりして?」
「なんて……。子どもの会話だし……でも……」
「時間あるし……図書館、行ってみようかな」
公園を経由して行けるかな。さっきの目星……
夜門 由貴 ひたすら見て見ぬふりされる俺との逢瀬じわじわくるな…
KP では再度どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 76 > 失敗
KP いちたりない! ざんねん
夜門 由貴 わーーー惜しい!
星守 瀬理香 惜しかったー、そういうこともあるよね
KP
■図書館・ネット
ぽちぽちと、調べものをするために君は何かしらの手段を取るだろう。
では、【図書館】をどうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 49 > 成功
KP
調べて、出てきた文字を辿る。
それは見つけた本の内容かもしれないし、手元のスマホの画面かもしれない。
司書さんに聞いたのなら、何故かスラスラと棚の間を潜り、本を一冊持ってきてくれる。
星守 瀬理香
choice[本,スマホ,司書さん]
Cthulhu : (CHOICE[本,スマホ,司書さん]) > 司書さん
よりによって……
KP
媒体は何でもいい、貴方は眉唾な
「夜門 由貴」くんと「ほれぐすり」の単語で調べていく。
スマホの検索画面を
図書館のジャーナルを
それとも、司書の方に問い尋ねたのだろうか
本来は、人の数だけある名前だ。
そんなものを入れたら、到底でてくるなんて、調査に引っかかるなんて、
よほどの運を持っていないと無理なのではないだろうか。
そんな疑問を消し飛ばす様に。
いともたやすく、こんな本の内容を目にすることになる。
それは、乙女が夢見る惚れ薬の作り方。
何故か、著者名の所には由貴くんの名前が記載されている。SANc 0/1
星守 瀬理香 「え、ゆ、由貴くんの、なまえ……?」
夜門 由貴 俺!?
星守 瀬理香
CCB<=73 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=73) > 6 > スペシャル
夜門 由貴 !???
星守 瀬理香
由貴くんが書いたの……? すごーい……!(スペシャル)
由貴くん本なんて出してたんだあ すごいすごーい
夜門 由貴 い、いやいや、本なんて書いた事…!?
KP
【惚れ薬の製法】
「材 料・・・バニラビーンズ 6個
赤いバラの花びら 6枚
シナモン・スティック 1本
お湯 適量
作り方・・・①金曜日の深夜、適量のお湯を沸かし、
バニラビーンズを6個、赤いバラの花びらを6枚入れる。
② シナモン・スティックでかき混ぜながら
「サチュロス・ヴォルグ・ギルブ」と唱える。
③煮詰まったらバニラビーンズ、バラ、シナモン・スティックを取り出し、
残った液体をビンに詰める。
消 費・・・6MP
1d5のSAN
簡単に作れて、おしゃれな惚れ薬。
御茶や料理に混ぜやすく、飲ませやすく食べさせやすい。
気になるあの人に、ぜひ試してみてね」
星守 瀬理香 お名前だけじゃ性別わからないから……由貴ちゃんという可能性も……?
夜門 由貴
choice[ある,ない] 何か物を書いたことが
Cthulhu : (CHOICE[ある,ない]) > ない
そ、そっか…?
夜門 由貴 えええ私…? 私…あっ、いやでも…?
KP
拍子抜けするほど簡単だ。
拍子抜けするほど簡単に、あの人が手に入る。
使う? だろうか。
使わない? だろうか。
君はきっと、これを飲ませられたのだろう。
【アイデア】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 48 > 成功
KP
では君は、飲んだ液体から、シナモンやバラの香りがしたことを思い出す。
体に毒にもなりそうにない。
それなら、君が飲ませたっていいのではないだろうか。
星守 瀬理香 (でも……こんな手段で由貴くんの心を手に入れたって……)
KP
ああ、でもどうしたことか。
今日は木曜日だ。
それに、材料もない。
もし、使うにしろ使わないにしろ。
結局今日は出来そうにない。
君は少しだけ残念に思った。
……かも知れない
夜門 由貴 別に飲むのはいいんだけど、そのせいでほんとの気持ちじゃないって思われるのは寂しいな
星守 瀬理香
(どうして……使わないなら、残念に思う必要、なんて……)
「……由貴くん……」
夜門 由貴
なーーーにーーーーー!?
くっ、声をかけられないのがもどかしい
どうして会いに来てくれないんだ…
星守 瀬理香
「由貴くんに会ってみたら、何か分かるかな……」
「……なんて、きっと私が会いたい気持ちに、それっぽい理由をつけてるだけ……」
KP
■由貴くんに会う
本当に、会いに行く?
君は今、由貴くんに恋い焦がれておかしくなってしまいそうだ。
星守 瀬理香
会えるなら、会いたいよ
由貴くんに、会いたい
KP 【POW*5】をどうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=(15*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=75) > 18 > 成功
KP
足がすくんだ。
きっともう頭がだいぶ侵食されているんだ。
この感情は自分のものじゃない。
これは恋じゃない。
押し付けられた偽物に、最後まで翻弄されていいものか。
由貴くんをほのめかすものだけで、こうも翻弄されているのに
本人に会いに行くことは、果たして本当に大丈夫なのだろうか?
SANc 1/1d3
星守 瀬理香
CCB<=73 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=73) > 86 > 失敗
1d3
Cthulhu : (1D3) > 2
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 73 → 71
星守 瀬理香 全部が全部、偽物じゃないよ……
夜門 由貴
ダイスとシナリオが俺に会いにくるなと囁いておる…
なぜ…
星守 瀬理香
この薬のせいで、おかしくなっちゃいそうではあるけど、でも、
……もうきっと、とっくにおかしくなっちゃってる
私、由貴くんのことが好き。
ずっとずっと……薬なんかなくたって、由貴くんのことだけが……
夜門 由貴 うっ… か、かわいい
KP
それでも、会いに行くということだね。
走る、走る、走る
息が上がって、酸素不足に視界がくらんで
一日付き合った苦しみと、よく似た感覚。
それでも、吹っ切れた君には先ほどまでとは打って変わって、爽やかで最高の感覚
やっと会える!
会いたい!
会いたい!
話して、声を聞いて、顔を見て、笑顔を見せて、名前を呼んで、そばにいて、いさせて
君に好きだと伝えさせて……
そして、願うなら
どうか
どうか……
この想いを、そっと君の手のうちに
抱きしめて
受け取って
桃色の液体なんかではなくて、
君の唇で、自分の唇を濡らして欲しい。
星守 瀬理香 (由貴くん、由貴くん……!)
KP
走る
走る
走る
一直線、君の元へ
夜門 由貴 「瀬理香ちゃん… …?」
KP
瀬理香は、由貴くんと対面する。
「どうしたの?」
と髪を振り乱して、なりふり構わず走ってきた君に、
苦笑するかも知れないし、冷たい目をするかもしれないし、心配するかも知れない
星守 瀬理香 「あ、由貴くん……えっと、そのう……こ、こんにちは……!」
夜門 由貴 「こんにちは…? 瀬理香ちゃん、急いで来たんだね?」
星守 瀬理香 「う、うん、何だか走りたくなっちゃって……はー……ちょっと急ぎすぎちゃった……」
KP
あんなに決意と覚悟をあらわにしていたのに、
いざ前にすると、唇が情けなく震えた。
足も、地面に張り付いたように動かない。
夜門 由貴
髪が…(頬に張り付いた髪を払いながら)
そうなんだ…もしかして急ぎの用事とか? 俺に?
星守 瀬理香
「ひゃ……
えっと、……そう、そうなの……その……」
KP
蜂蜜のように粘性の高い、糖度の高い想いを喉元で舌に絡める。
叱咤して、脳のすべての指令を口へと飛ばす。
動け、
行け、
言え、
それでも、邪魔をする理性が警鐘を鳴らす。
言わないほうがいい。
それは君のものじゃない。
遊ばれているだけだ。
いけ
行け
いえ
言え
星守 瀬理香 「ぅ……わ、わた、し……!」
KP
好き、以外の感情が頭から失せる。
もうそれしか考えられない。
夜門 由貴 「うん、どうしたの?」(眩しそうに目を細めて瀬理香ちゃんを見る)
夜門 由貴 どうなる、どうなる…
星守 瀬理香 「……う、うう……ふぇ……」
KP
みっともなく、頬を涙が伝っていく。
とろり、とろり
甘さに脳が侵食されていく。もうだめだ。溶けてしまう。
夜門 由貴
「えっ!? ど、どうしたの瀬理香ちゃん!
俺、なにかした…?」
ええ……涙を指で掬って…、ええ〜!?
ハンカチ!
星守 瀬理香 「ち、ちが、うの、ちがうの……こんなはずじゃ、わたし……」
KP
どうする?
言ってしまう?
夜門 由貴
「うん、うん大丈夫だよ。
…あっちの日陰に行こう」
星守 瀬理香 「う、うん……ぐすっ、ご、ごめん、なさい……」
KP では由貴くんに導かれるように日陰へ行った瀬理香は【POW*2】をどうぞ。
夜門 由貴
「謝らないで、大丈夫だよ。」
!?
星守 瀬理香
CCB<=(15*2) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=30) > 70 > 失敗
Schoice[言う,言わない]
Cthulhu : (SCHOICE[言う,言わない]) > 言わない
夜門 由貴 (熱中症とかかなあと思ってるので涙を拭いた後ハンカチを冷やしたり飲み物を買いに行こうと思っている)
星守 瀬理香 「……う、やっぱり、私、だめ…………本当にごめんなさい……!!」
KP グッと、口をつぐんで、君はその場から逃げ帰る。
夜門 由貴
「えっ!? ええ…!?
き、気をつけて帰ってね…!」
(汗くさかったかな…)
星守 瀬理香 「ごめんね、由貴くん……っ、また、また明日……」
夜門 由貴 追いかけるべきなのか・・・!?
夜門 由貴 うん、また明日、瀬理香ちゃん!
KP
なんとか持ってくれた理性を賞賛し、もつれる足で自宅へ向かう。
靴を脱いだのすら覚えてられず、鍵を閉めたかも疑問に思えなかった。
転がり込むように、部屋へ入る。と
机の上に、小瓶が一つ置かれていた。
薄い青色の、青空のような液体。
「解毒薬」
とだけ書かれている。
何のためのものかなんて、誰に言われなくてもわかるだろう。
無粋な言葉なんていらない。
選択肢は二つ
飲んで、今日という日を終わらせる?
それとも飲まずに、今日という日を終わらせる?
夜門 由貴
は、はわ…
もともと持っていた恋心も失われるのか、否か…
星守 瀬理香
「うぅ、絶対に変だと思われたよ……こんなのもう、やだ……」
「好きって言うならちゃんと、ちゃんと泣かずに言いたいもん……」
「……それに、言うのはやっぱり、まだ早いよ……。
なんでこんな状態で、由貴くんに会おうだなんて考えたんだろう。私の馬鹿……」
夜門 由貴 そ、そんな…… 会いに来てくれて嬉しかったよ…!
星守 瀬理香
(嫌われちゃったらどうしよう……どんな顔して明日会えばいいの……?
恥ずかしくて、それなのに、こんな時でも由貴くんのことばっかり考えて……)
(……ぜんぶぜんぶ、おかしな薬のせい……)
飲んで、今日という日を終わらせる
KP
■飲んだ
一息に、喉の奥へと青が流れ込む。
嘘のように、一日自分を翻弄した熱が冷めていく。
あれはまやかしだった。
もう、視界に色眼鏡はかかっていない。
星守 瀬理香 「……ん……」
KP 正しい感情で、瀬理香は由貴くんに君としての感情を抱くことができる。
星守 瀬理香 「……それでもやっぱり、私は由貴くんのことが……」
KP
戻ってきたのは、君自身だ。
今立っているのは、君だ。
今日は散々振り回された。
一体、誰があんなものを置いたのだろう。
星守 瀬理香 誰かのイタズラにしては手が込み過ぎてるよ……もう……
KP
何はともあれ、これからは飲むものには気をつけよう……
特に、覚えのないものには、だ。
後日、惚れ薬を作ることができるけど、どうする?
星守 瀬理香
choice[作る,作らない]
Cthulhu : (CHOICE[作る,作らない]) > 作る
KP あ、つくるんだ……
夜門 由貴 おや…!
星守 瀬理香 味は……美味しかったから……??(困惑)
KP
では思い立って、君の足はスーパーへと向かう。
シナモン、バラの花びら……丁度よく食用の花があった。
オレンジに、バニラビーンズ。
なんだかおしゃれなお菓子を作る気分だ。
翌日の深夜、自宅のキッチンに立ち、お湯を沸かし
ぽちゃりぽちゃりと、材料を混ぜる。
星守 瀬理香 「何、やってるんだろう……」
KP
そういえば、
「6MPと1d5のSAN」
が必要とあったが、あれはなんだろう?
system [ 星守 瀬理香 ] MP : 15 → 9
星守 瀬理香
1d5
Cthulhu : (1D5) > 2
夜門 由貴 メタァ
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 71 → 69
KP
ややふらっとして、少しだけ気分が悪くなったかもしれない。
……とりあえず、気持ちを込めておこうと祈りを捧げる。
これで、いいだろうか。
ああ、忘れていた。大切なもの
星守 瀬理香 「サチュロス・ヴォルグ・ギルブ……」
KP
呪文を口にする。
【アイデア】どうぞ。
星守 瀬理香
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 6 > スペシャル
KP では、自分の声に、違う女性の声が重なった気がした。
星守 瀬理香 (あれ……?)
KP
甘いバラとオレンジと、バニラの香りが部屋を埋める。
できた。
のだろう、多分。
星守 瀬理香 「美味しそうではあるけど……これを作ってどうするっていうの……私……」
KP
どうしようか?
使おうか?
使うなんて、ずるいだろうか?
星守 瀬理香 由貴くんが同じように苦しむのは見たくないよ……
夜門 由貴 瀬理香ちゃん…
夜門 由貴 好きだ…
星守 瀬理香
ましてや……
……ううん、考えるの、やめよう
KP
何はともあれ、君の恋に溢れた数日は終わりを告げた。
お疲れ様、ありがとう。
「陶酔嚥下ポッピング」 END
シナリオクリアです。お疲れ様!
星守 瀬理香 はい……お疲れ様でした……
夜門 由貴 クリアおめでとう〜 お疲れ様、瀬理香ちゃん!
KP
クリア報酬 SAN:1d6+3
RP頑張りました! SAN:1d4
遊んでくれてありがとう! SAN:+5
お礼:食べると幸せな気持ちになれる、消費期限の何故かないお菓子。(カリソン)
AF:【惚れ薬】
飲ませた相手と自分のPOWを対抗させ、かった場合効果が発動する。
相手は、「最初に見た相手」に一目惚れをするだろう。
効果は一日だけで、君が飲んだものとは違い、後にも残らない。
賞味期限があり、1d3卓で効果はなくなる。ただのおいしい水になる。
注意するのは、「君に惚れる」訳ではなく「最初に見た人」に惚れるこということだ。
※また、この惚れ薬が作れたのは女性の援助があっての事である(瀬理香は気づいていない)
その為、このシナリオを周回するなら話は別だが、瀬理香が「惚れ薬が作れるようになったわけではない」ということをきをつけてほしい。
普通に作っても、只の美味しいバラの紅茶だ。
用法、用量を守ってお使いください。
夜門 由貴 紅茶になるんだ へえ〜
星守 瀬理香
ありがとう、ごめんね。
お詫びにちゃんと、紅茶になったものを由貴くんに振る舞うよ
夜門 由貴
えっ…!? 謝る必要はないからね!
瀬理香ちゃんが元気ならそれでいいんだよ
星守 瀬理香 あと少しだったのに……(もごもご
夜門 由貴 ……? 何が?
星守 瀬理香 ううん、何でもないよ。……本当にあの日がおかしかっただけ。
夜門 由貴
そっか、やっぱり、どこか具合悪かった?
元気出して……また遊びに行こうね。
星守 瀬理香
うん、そうみたい。
遊びに行きたいな…………デート……(ぼそ……
夜門 由貴 デッ…、デート……
星守 瀬理香 ! あああのっ、違、深い意味じゃなくて……
夜門 由貴
うん、うん、行こう、デート!(他意の無い発言だと解釈)(とはいえ拳をぐっ)
デートってことは、2人きり…だよね?
星守 瀬理香
え……う、うん……そう、二人で……
二人でお出かけするだけだから、いつもとそんなに変わらないから、その、本当に、気にしないで……
夜門 由貴
(よし!)うん、絶対行こう! いつ行く? 俺はね、えーっと来週の水曜とかが……
……、う、うん… そっか…
……でも俺はいつも……変わらなくても…(ぼそぼそ
星守 瀬理香 ……? 来週の水曜日だね、わかったよ。私も空けとくね……? (……?)
夜門 由貴 いいの!? やった…じゃあ、約束ね。
星守 瀬理香 うん、約束。……ふふ、楽しみだなあ……
夜門 由貴
俺も楽しみ…… (ぽちぽちスマホに予定を入れる)
(せりかちゃんとデ・ー・ト・っと…)
星守 瀬理香 (たのしそう……予定入れるの早いな、さすがだな……)
夜門 由貴 ……ん?
星守 瀬理香 ……あっ
夜門 由貴
(あれ、瀬理香ちゃん機械苦手…だったっけ?
どうだっけ)
星守 瀬理香
choice[機械苦手,機械得意]
Cthulhu : (CHOICE[機械苦手,機械得意]) > 機械苦手
夜門 由貴 そうか~(にじり寄る
星守 瀬理香 ? 由貴くん? どうしたの?
夜門 由貴
はっ、キャラ崩壊。
いやいや、もしあれだったら瀬理香ちゃんの分も予定入れてあげようかなって……
よ、余計なお世話かな!? ごめん、なんでも…
星守 瀬理香
スマホに? そんな事できるの?
じゃあ、お願いしちゃおうかな
由貴くん、流石だね。行動力あって、優しくて……
夜門 由貴
……うん。……あのねー、このアイコンタップして……(一つ一つ画面を覗き込みながら説明しつつ予定を入れる)
えっ! な、なん、なにそれ 急に
そういうこと言われてもなにもでないから(モニャモニャした声
星守 瀬理香
なるほど、こうやってやるんだね……
じゃあ、ふふ、「由貴くんとデート」って入れちゃお えへへ
? 思った事を言っただけだよ?
夜門 由貴
!
…… うん 上手くできたじゃん。
…ん~~~、……ありがとう。
(デート……)じわ、じわ…じわ…と赤面する)
星守 瀬理香
ほめられちゃった……
由貴くん先生の教え方が良かったんだよ、ありがとう
……由貴くん?
大丈夫……?
夜門 由貴
どういたしまして。
……大丈夫、見ないでください…(明後日を向く
星守 瀬理香
えっ……
ご、ごめんなさい……(反対方向を向く
(浮かれすぎちゃったかな……)
夜門 由貴 …(チラッと様子を伺う)
星守 瀬理香 しゅん……
夜門 由貴
(小指を瀬理香ちゃんの小指にちょっと触れさせて)あの、じゃあ、ほんとに。
楽しみにしてるから。……またね、瀬理香ちゃん。
星守 瀬理香
! う、うん……!
また……また明日ね、由貴くん!
けみかる
というところで……?
本日も遅くまで……本当にありがとうございました!
193
ふへへへへ お疲れ様でした!
こちらこそ遅くまでありがとうございました!
どうなる…どうなる? とずっと見守っておりました… クリアできてよかった!
あと瀬理香ちゃんがずっと可愛くてよかった……
えっ、お顔差分、きゃわ…
けみかる
わあい……! 色々荒れてましたがなんとかクリアできました!
告白はまだ早いとの女神様の仰せでしたね……くう~~
193
出目は高めでしたね!
そうか~女神ストップが…
けみかる 差分!! へへ、全然使えてないですが……へへ……ありがとうございます……
星守 瀬理香 由貴くんこの窓でしか見えない……由貴くん……
193
ん!? ふふ……
ちょっと直し直ししてますが…
けみかる 顔がいい
193
またなんか色々デカイな……
顔は色々いじりましたね!
かっこよくなれ! という念を……
小さい、かわいい…… かわいい~~~~ うっ
(朝です。イグサの死体が見つかりました)
けみかる
人狼はじまってた……
えーーん並ぶと本当にすてき……くっついてない……くっつかなかった……ふふふ……
193
くっつくまでを楽しめる!!
くっつけよう!!(磁石
かわいい…
けみかる この作者様がポッピング通過者KPCで推してらっしゃる(?)「秘めて」に行きましょう……
193 やった~~是非に!タイトルが…な、なにが起こるんだ……
けみかる
へへ……ちょっとだけ読みましたが……へへ……
おたのしみに……
193
え~~~へへへ きになる
楽しみにします! やった~!
けみかる
やった~!!
ではではそんなこんなで本日は余韻に浸りつつそろそろねむります。
藺草さんもお疲れさまでした! おやすみなさいませ
193
それでは、本日は、 はい!
お疲れ様でした! おやすみなさい!
星守 瀬理香
◆成長
目星4
聞き耳2
図書館1
星守 瀬理香
1d6+3+1d4
Cthulhu : (1D6+3+1D4) > 3[3]+3+3[3] > 9
遊んだお礼分ももらっちゃうとSAN高くなりすぎな気がするから、生還報酬だけもらっておこうかな。
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 69 → 78
星守 瀬理香
CCB<=75 【目星】 1/4
Cthulhu : (1D100<=75) > 32 > 成功
CCB<=75 【目星】 2/4
Cthulhu : (1D100<=75) > 65 > 成功
CCB<=75 【目星】 3/4
Cthulhu : (1D100<=75) > 27 > 成功
CCB<=75 【目星】 4/4
Cthulhu : (1D100<=75) > 39 > 成功
CCB<=65 【聞き耳】1/2
Cthulhu : (1D100<=65) > 4 > 決定的成功/スペシャル
CCB<=65 【聞き耳】2/2
Cthulhu : (1D100<=65) > 34 > 成功
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 95 > 失敗
1d10
Cthulhu : (1D10) > 7
図書館 75 → 83
調べもの、得意になっちゃった。
由貴くんのお名前が書いてある本はびっくりしちゃったな。
それだけでも……ドキドキした……
……でもやっぱり、こんな感情、由貴くんには言えないや……
今はまだ、一緒に居られるだけでも幸せだと思わなきゃ