KP
KPレス「水槽回顧」
セッションを開始いたします。
PCは団子讃飾。
意外とご無沙汰ですね。
よろしくお願いいたします。
団子 讃飾 はい、ご無沙汰しております。よろしくお願いいたしますね!
KP
所要時間:1時間~ どの時代でも可能
推奨技能:なし 使える技能:目星、聞き耳
非日常の中の日常を、大切な貴方と。
【はじめに】
探索者と「大切な人」との日常を「書く」タイプの KPレスシナリオです。
「大切な人」がいる探索者でプレイすると良いでしょう。
「大切な人」は複数人でも可能です。
「大切な人」は、探索者のうちよそ、既知関係、通過シナリオで出会った NPC など、探索者と関係のある人物なら可能です。
また、「大切な人」がもう会えなくても、ロスト・永久ロストしていてもプレイが出来ます。
うちよそ、既知関係、通過シナリオの KP などに許可を取らずに参加しても大丈夫かと思います。
ロストの可能性はあるため、心配な方は行ってきます報告を。
団子 讃飾 今回は「零の聖域」にて出会った薔薇(そうび)さんを主軸とさせていただきますね。
KP
【やり方】
A. と書かれているところに自由に探索者と大切な人の日常を描いてください。
また、A. と書かれて いなくても、描写の間に書いても大丈夫です。大切な人の台詞・行動は捏造してもらって構いません。
【通過後の注意】
ENDが複数あるため、SNS などに公開する場合、「END A」など、サブタイトルを入れないようにお願いします。
ネタバレなどはふせったーやぷらいべったーなど、ワンクッション置ける状態で公開するようにしてください。
KP
…………
どぷん。
花の、柔らかな甘い香りが鼻をくすぐったかと思うと、ごわごわという耳鳴りがした。
眩しさに耐え切れず、 あなたは目を閉じる。
団子 讃飾 「う……」
KP
ピピピピピピ。
聞き慣れたアラームの音がする。
ゆるゆると落ちていた意識が急浮上し、あなたは飛び起きる。
朝だ。
カーテンから朝日が差し込み、温かな光の筋があなたを照らしている。
団子 讃飾 「……はっ!」
KP
今日は、 今日はいつ?
取り留めのないいつもの日?
仕事? それとも休日?
お出かけ? 何か約束がある?
いつかのやり直したい日? 繰り返したい日?
記念日? 思い出の日?
どんな日でも良い。
今日はどんな日?
そして、あなたには大切な人がいるはずだ。
今はいない?
そんなことはない。
あなたには大切な人がいたはずだ。
団子 讃飾 ええと、そばに居るには居るのですけれど……お人形さん、と言いますか……?
KP
その人は、
その人は恋人?
友人? 親友?
家族? 妻? 夫?
婚約者?
子ども?
親? 兄弟? 姉妹?
片思い?
団子 讃飾
ううん、強いて言うなら愛するお友達、でしょうか……?
薔薇さんにとっては、私たちが最初のお友達であれば、と思いますけれど。
KP とにかく、薔薇さんはあなたにとって大切な人だ。今日はその人と予定がある。
団子 讃飾 ええ……? もう動かない、のに……?
KP
あるったらあるんです。
同棲、同居しているならば顔を合わせるだろうし、どこかで待ち合わせをしているなら、あなたはせっせと準備をし、その時間となったらそこに向かうだろう。
そんな朝だ。
団子 讃飾
そう、ですね……? 一応同居している事になる、のでしょうか……?
……ふふ、それなら薔薇さんのご飯が……
いや! 朝は私がやる!! 夜の方が忙しい事が多いので、朝はゆっくり休んでいてほしい!
薔薇 「? おはようございます、団子様」
団子 讃飾
「ひゃあ! お、おはようございます、薔薇さん!」
本当にいる……
KP ちょうどよく立ち絵がありましたねえ。
薔薇 「朝食のご用意ができております。すぐに召し上がりますか?」
団子 讃飾 「あらー……」
薔薇 「何か、不都合がございましたか……?」
団子 讃飾 「う、ううん! 違うんです。せめて朝だけでも薔薇さんにはゆっくりしてもらおうかなって私が勝手に思っていただけで、不都合だなんてことは」
薔薇
「薔薇は団子様のご自宅に住まわせていただいているだけの身でございますから、これくらいの事はいたします。
そのように作られておりましたから」
団子 讃飾
「もー……それはお人形さんだった頃のお話でしょう?
せっかく人になったんですから、協力し合いましょ、ね?」
「とりあえず今日は、洗い物くらいは私に任せてくださいね。
ええと、薔薇さんもお出かけの準備があるでしょう?」
薔薇 「私はこのままで出られます」
団子 讃飾
「ふふ、確かに薔薇さんはそのままで十分可愛いのですけど、日焼け止めくらいは塗ってください。
お人形さんだって日焼けには弱いんですから、守れるものは守りましょ」
「折角綺麗な肌をしてらっしゃるんですから」
「ね?」
薔薇 「……はい。団子様がそうおっしゃるなら、そのようにいたします」
団子 讃飾 「あはは……命令じゃなくて、お願いですからね?」
薔薇 「? はい」
KP
では、あなた方は朝食と片付け、準備を済ませて外へ出る。
あなたが家を出ると、すいい、と目の前を小さい銀色の何かが横切った気がした。
団子 讃飾 「……?」
KP
ごしごしと目を擦っても、 今は何もいない。
ふわふわとした足取りで、きらきらと降り注ぐ太陽の光の下を歩く。
何して過ごそう? 何が起こる? 何をする?
団子 讃飾 そうですねえ……どこか遠出するのもいいですけれど、薔薇さんと一緒にショッピングに行きたいですね。
KP ではあなたが休日よく行くショッピングモールへ繰り出すことができるだろう。
薔薇 「此処には様々なものがあるのですね」
団子 讃飾
「ええ! お洋服も食べ物も、本も雑貨も……大抵のものはここで揃います」
「助言師さんのお屋敷も、似たようなものでしたけれどね。薔薇さんのお陰で」
薔薇 「私ひとりの働きなど微々たるものです」
団子 讃飾
「とんでもない! ここにあるものだって、人ひとりの力で揃えられるものなど限られています」
「薔薇さんはお食事も、お洋服も、私たちの装備品も、寝る場所だって……
何もかもお一人で整えてくださっていたじゃないですか」
「素晴らしい働きだと思いますよ。愛する友として私は薔薇さんが誇らしいです。
だから、薔薇さんももっとご自分を誇ってくださいな」
薔薇 「はい……ありがとうございます、団子様」
団子 讃飾 「はは……と、とりあえず、『団子様』っていうのも外で聞くとなんだか……周囲の視線が気になる、かも……?」
薔薇 「そう、でしょうか?」
団子 讃飾
「……私は気になります……」
「せめて、せめて『団子さん』……と呼んではいただけませんか?」
薔薇 「分かりました。では……団子さん?」
団子 讃飾 「! ふふ、やった。距離が近付きましたね! 嬉しい!」
薔薇 「私も……うれしい、です。団子さん」
団子 讃飾
「じゃあ、薔薇さんのお洋服でも見に行きましょうか!
ふふ、薔薇さんの体型なら色んな可愛いお洋服が似合いそう……着せがいがありそうですよね!」
薔薇 「衣服ですか? それでしたら私が」
団子 讃飾 「作ってくださるのも見事ですけれど、他人のデザインのお洋服を身に着けてる姿も見てみたいなあ~……なんて、お嫌です?」
薔薇 「嫌ではありませんが、その、選んだことなどございませんので、どのようにすればよろしいのか分からないのです」
団子 讃飾
「そこは私にどーんとお任せください!
きょうだいにデザイナーを持ち、薔薇さんという素敵な方を見出した私のセンスにご期待あれ~!」
薔薇 「あっ、団子さん……?」
団子 讃飾 「ふふ、どのお店がいいかなあ……よもちゃんのデザインした服取り扱ってる店舗あるかな……」
KP ではあなたはいきいきと、薔薇さんを様々なショップに連れまわし、様々なお洋服を着せてははしゃいだことだろう。
団子 讃飾 「これも似合いますね! さっきのお店で着たワンピースも捨てがたい……うーん、全部ほしくなっちゃいますね……」
薔薇 「え、えと、団子さん、先ほどから薔薇ばかり着ている気がするのですが」
団子 讃飾
「そりゃあ、私はこの通りの体格ですから、普通のお店では合う服がほとんど無いんですよ!
こういう所に来た時は、萬离さんや他の友人たちに、こうやって着せることばかりですね」
「だから、心置きなく薔薇さんもたくさん試着していきましょうね!」
薔薇 「はい。団子さんに楽しんでいただけるならば、たくさん着させていただきます」
団子 讃飾
「やった! その意気ですよ!」
うまく丸め込んでいる気もしますね
KP 水底から水面を見上げるような、乱反射した太陽の光が差し込む。
薔薇 「……団子さん?」
KP
ゆるゆると落ちていきそうな意識が、大切な人の声で呼び戻される。
いけない、少し微睡んでいた。
大切な人が隣にいる日々が心地良いのだ。
団子 讃飾
「あ、ああ……ごめんなさい。一瞬うとうとしてしまいました」
「でも、大丈夫ですよ! なんだか心地よくなってしまっただけですから」
KP
時計を見ればお昼時を指している。今は昼だ。
何をする? もう昼を過ごした?
だったら別の日でも良い。
何をしよう。
隣には、相も変わらず大切な人がいる。
団子 讃飾 「そろそろお腹が空いてきましたね。お昼ご飯も、食べたい物があれば大体何でもありますよ」
薔薇 「団子さんの召し上がりたい物で構いません」
団子 讃飾
「ふふ、言うと思った。じゃあ……後でおやつを食べる事を想定して、お昼はフードコートで軽く済ませてしまいましょうか」
と言いつつ私はステーキを食べるのですけど
薔薇 「いくつかのお店から選ぶのですね」
団子 讃飾 「ええ。だから、私と同じである必要はないんですよ」
薔薇 「折角ですから、同じ物をいただきます」
団子 讃飾
「ええ!? 私と同じだけ食べたらお腹いっぱいになっちゃいますよ!
あ、えーと、もう一つは150gとかで……いいかな……それくらいでお願いします! はい!」
KP そんなこんなでお昼時間を過ごした団子さん、【目星】どうぞ。
団子 讃飾
CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) > 10 > スペシャル
KP
いい出目!
ではあなたは、大切な人が何かを見つめていることに気がつく。
そちらに顔を向けると、それは花だった。
オレンジ、ピンク、紫、様々な色の花がある。
そこが外なら花壇などに植わっているものかもしれないし、屋内なら花瓶にいけられているものだろう。
団子 讃飾 「ふふ、お花が気になりました?」
KP
ぶわりと、芳香が立ち込める。
くらり、と頭が回るような甘い匂いだ。
どこかで嗅いだことのあるような気がする、花の独特な甘い匂い。
団子 讃飾
「え……」
え…………??
KP 【博物学】もしくは【知識】3分の1でどうぞ。
団子 讃飾
CCB<=50 【博物学】
Cthulhu : (1D100<=50) > 19 > 成功
KP
おお! ナイス!
ではあなたは、花の種類と花言葉を思い出せた。
どれも匂いが強い花だ。
しかし、咲く季節はバラバラにも関わらず、どれも美しく咲き誇っている。
葉や花は水に濡れたように艶やかだ。
KP
カンナ:「情熱」「快活」「妄想」
バイカウツギ:「回想」「気品」
ライラック:「思い出」「友情」
ストック:「愛の絆」「見つめる未来」
団子 讃飾 「最近の技術はすごいんですね、季節がバラバラでも全部綺麗に咲いてて……どれも中々素敵な花言葉ですよ」
薔薇 「団子さん、花にまたお詳しくなられたのですね」
KP
大切な人へ伝えれば、大切な人は感心したような、嬉しそうな表情であなたを見ている。
時間というものは、例え嫌でも、止まることなく流れていく。
【聞き耳】どうぞ。
団子 讃飾
CCB<=99 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=99) > 96 > 成功
KP
99なかったらファンブルじゃないですか!!!!!こら!!
団子 讃飾
薔薇 「 」
団子 讃飾 「え……薔薇さん……?」
KP
ゴボゴボと篭ったような耳鳴りがする。
大切な人を見れば、何かを言った気がするが聞き取れなかった。大切な人は少し困ったように笑う。
あたりを見渡せば、だいぶ日が傾いており、オレンジ色が空を染めていた。
日暮れだ。
何をして過ごそう。
家に帰る?
どこかに出掛ける?
スーパー? ホテル? レストラン?
夜景の見える場所でも良い。
その為に移動をする?
もう夕暮れを過ごしたのなら、別の日でも良い。
大切な人と何をしよう。
団子 讃飾 えっと……おやつは食べられたのかな、そういう事にしておきます。じゃあ、食材の買い出しを済ませたら帰りましょうか。
KP
思い思いの日を過ごし、もうすぐ夜がやってくる。
【目星】どうぞ。
団子 讃飾
CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) > 4 > 決定的成功/スペシャル
KP
ひゃー?!? 出目ーーー!???
とりあえずクリチケ……でいいのかな……?
system [ 団子 讃飾 ] クリチケ : 0 → 1
KP
ではあなたは1冊の本に目がいく。
それは本棚に入っているものかもしれないし、机の上に置いてあるものかもしれない。
はたまた誰かの置き忘れであるかもしれない。
それが気になり、あなたはページをめくってみる。
KP
「走馬灯」
死の間際に、これまでの人生の様々な思い出が映像として見える体験は、日本では「走馬灯」と呼ばれています。
大抵このような臨死体験はオカルトやスピリチュアルなものとされがちですが、実際には脳の防御機制「解離」 と密接に関連した生物学的現象であるといわれています。
そう言えるのは、死に瀕した人が誰でもこの現象を体験するわけではないからです。
調べによると、瀕死状態を体験し生還した人たちのうち、走馬灯を体験したのは、「故意ではない突然の死の危機」に晒された人に多く起こっているということが分かっています。
また、走馬灯を見た人たちのほとんどは「もうすぐ死ぬ」という確信を抱いていました。
また、走馬灯は、自分の過去の様子や、あるいは未来の様子までもが、次々に目の前に映し出されたと述べています。
団子 讃飾
嫌な予感はしますが……どうでしょう……アイデア振ってみます。
CCB<=60 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=60) > 20 > 成功
KP ではあなたは違和感に気付きましたね。
団子 讃飾
はい……
違和感……というか、嫌な予感、ですね……だいぶ……
KP
あなたは違和感に気がつく。
元よりたくさんの違和感があったのには気がついていた。
それでも、大切な人との日々がこんなにも愛おしい。
いつ非日常があなたに襲いかかるか分からない日常の中で、大切な人と過ごすこの日が苦しく、そして温かい。
あなたは違和感の正体に気がついているのかもしれない。
しかし、これに気がついてしまえば、大切な人との「日常」が終わってしまうかもしれない。
今ならまだ戻れる。まだ続きが見られる。
まだほんの少しの時間は残されている。
甘い匂いが鼻腔をくすぐり、ごわごわとした耳鳴りが聞こえる。
大切な人の顔は水を垂らしたように霞んで見えた。
それを拭うと大切な人は、きょとんとした表情であなたを見ている。
団子 讃飾 違和感、覚えない訳ないですよね……
KP
あなたは気がつく。
この世界は、大切な人は、どこか違和感がある。
頭がズキリと痛んだ。
大切な人があなたを見るが、その顔は水中にいるかのようにぼやけている。
目を覚ましたくないと、心のどこかで思うかもしれない。
ごぼり、と口から気泡が漏れた。
【アイデア】どうぞ。
団子 讃飾
CCB<=60 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=60) > 87 > 失敗
KP 再びズキリと頭が痛む。甘い匂いと水が流れる音がする。
団子 讃飾 「う、うう……」
KP
何かを思い出せそうだったが思い出すことが出来ない。
しかし、この世界に違和感があるのは明白だ。
これは、ここは、どこなのだろうか。
自分は何を見ているのだろうか。
何を見ていたのだろうか。
これは、
あなたは気がつく。これは、
団子 讃飾 きっとこれは……「続いてほしかった現在」ですね。
KP
これは、 続いて欲しかった現在だ。
こうあってほしかった、夢にまで見た現在だ。
あなたが望んだ、しかし、本物ではない現在だ。
あなたはこの日々を過ごしたかった。
日常が続くと思っていた。
しかし、そうできないことを知っている。
あなたの目からは自然と涙が零れる。
銀色の粒が闇に溶ける。
人生最後の瞬間。脳裏に映るは叶えられなかった願い。
これが現実であったらどんなにいいことか。
しかし、あなたはこれが現実ではないことを知っている。
あなたは、
団子 讃飾
そう、最初からおかしかった。
薔薇さんと一緒に暮らして、会話したり関わり合ったりして一緒に過ごす日々なんて……
あのまま、助言師さんの屋敷に居続けたとしても、叶わなかった現実……。
そして私は、その現実を受け入れて、薔薇さんだったものと生きると決めたんです。
だから、夢なら、覚めないと。
KP
あなたは、目を覚まさなくてはいけない。
大切な人にはもう、こうして会うことはできない。
あなたの意識は夢から覚めるように急浮上を始める。
遙か頭上に銀色の水面がたゆたっている。
ごぼりと、口から気泡が零れ、水が呼吸を妨げる。
とてつもない息苦しさを自覚し、懸命に手を伸ばす。
衣服はふんだんに水を含み、重たくのしかかる。
命の危機に瀕していることを自覚し SAN 値チェック 1/1d4
団子 讃飾
CCB<=90 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=90) > 79 > 成功
system [ 団子 讃飾 ] SAN : 90 → 89
KP
水面に誰かの影が映った気がした。
あなたはそれに手を伸ばす。
あなたは何かを掴んだ気がした。
ぐん、と身体が持ち上げられる感覚。
視界が開ける。
激しく咳き込み、空気を思い切り吸い込む。
くらくらとする視界が少しずつ定まってくる。
身体が震え、あと少し遅かったならば、とあなたは頭の隅で考えるかもしれない。
団子 讃飾 「う……ゲホッ! ゲホゲホッ……! っはぁ……」
KP
バッと顔を上げる。微かな気配に顔を上げた。
あなたはその朧気な意識の中、大切な人の姿を見た気がしたのだ。
団子 讃飾 「薔薇さん……!?」
KP
しかし、そこには誰もいない。
ぶわりと、優しい風があなたの頬を撫で、髪を掬う。
パキリと、あなたの足下で何かが割れた音がした。
そちらを見れば、化石化した花が砕けて落ちているのが分かる。
その芳香があなたの鼻をかすめる。
あなたのPOW と「5」との抵抗判定をどうぞ。
団子 讃飾
RESB(13-5) POW対抗
Cthulhu : (1d100<=90) > 79 > 成功
KP
何はともあれ、あなたは「不幸な事故」から逃れ、日常に還って来られた。
もしかしたら、今は会えない、あなたの大切な人が守ってくれたのかもしれない。
END A「水葬回顧」生還
生還報酬があるんですけど……SAN高いから、いいか。お疲れさまでした。
団子 讃飾 はい……。