その恋に終止符を

情報

KP CoCシナリオ【その恋に終止符を】

推奨:図書館

時間:ボイセで2時間くらい。RPに左右されます

推奨PC:恋人または多少の改変を加える場合は友人同士で来ることも可能。また、シナリオの特性上いくつかのシナリオを一緒に行っているPC同士の方がより回答しやすいものと思われる。

雑談

けみかる こんにちは、お疲れ様です!!

193 おつかれさまです…!!!
絶賛いろいろ準備中です! はぁはぁ……
できるだけキビキビ進行しますね…!

けみかる 私もまだ……コマの通りなので……!
ゆっくり!ゆっくりすすめましょ!!

193 了解です…! そうしましょ…!
10分頃まで色々かき集めてきます!(ガサガサガサ

けみかる まだ準備等ございましたら一旦おへや出ますがいかがでしょう……??

193 いや、大丈夫です!!
画像の準備とかなので…!

けみかる 承知いたしました!

193 うtぅ  s ちょっとまって
まって~~~~~~~~~~ かっこいいです

夜門 由貴 黒も……似合うね、閃理くん
えーんだめだ、由貴にチェンジしてもかっこいいよう……にしかならない…
さて! 中の人の序盤の準備が出来たとのことです!
が、どうでしょうか…?

星守 閃理 ありがとう。
こっちは冬服の準備、手間取ってるみたい……

夜門 由貴 了解です! そうしたらもうちょっと、準備進めておくね

星守 閃理 うん、遅くても30分には始められるように頑張るね。

夜門 由貴 大丈夫、全然待ってる!!
突然の卓だから……!

星守 閃理 ……終わった……。
お待たせ。

夜門 由貴 ううん、待ってないよ! 大丈夫

けみかる 中の人も準備完了です!
本日もよろしくお願いいたします!

KP はい、ご準備…ありがとうございます!
よろしくお願いいたします!

では、メインにて始めてまいりますね!

けみかる はーい!

メイン

KP CoCシナリオ

『その恋に終止符を』

PC/PL:星守閃理くん/けみかえるさん
KPC/KP:夜門由貴/藺草

で始めてまいります!
よろしくお願いいたします!

夜門 由貴 よろしくおねがいします

星守 閃理 よろしくお願いします。

雑談

けみかる (わ、スクショとるのわすれてた……あとで……)

夜門 由貴 はい!!

メイン

KP とある平日。

雑談

星守 閃理 ちゃんと僕の部屋(の写真素材)……

メイン

KP 星守閃理さんと、夜門由貴はお互いに学業やバイトなどを終えた後、共に過ごしていた。

雑談

夜門 由貴 ちゃんと覚えてるよ…! (自室の素材はあやふや

メイン

KP 一ヶ月ほど前、とある一つの世界の滅亡を超えて、お互いの存在の大切さをつよく再認識し――
 
覚えているだろうか?
由貴はその翌日に、閃理さんに見送られて、閃理さんの通う大学への入学試験受け――無事に合格したのだ。
それからというもの、ちょっとした時間ができれば貴方のもとへと訪れるようになった。
……あるいは、以前と同じように。

雑談

星守 閃理 うんうん、やっぱりそうだよね。
合格おめでとう。

メイン

KP 勉強は一休み、などといいながら、あなたにぴったりとくっついてうとうとしていた由貴は……はっとして顔を上げる。

夜門 由貴 「あ…… そうだ、閃理くん。今度の土曜日、空いてる?」

星守 閃理 「うん、勿論空いてるよ。バイトが無い日は全部空けてるから」

夜門 由貴 「よかった! あのね…、もしよかったら、今度は動物園に行かない?」

星守 閃理 「動物園……いいね。随分行ってないな」

夜門 由貴 「うん、……そ、その…お付き合いしてから行ったことないなと思って」

星守 閃理 「ふふ、動物園デート、だね」 

夜門 由貴 「…じゃあ、じゃあ、行こうね。約束だよ!」

星守 閃理 「分かったよ。約束だ」 

夜門 由貴 「うん! そしたら、当日はどこで待ち合わせする?」

KP ――と、由貴に問われたところで貴方は思い出す。

星守 閃理 はい

KP 閃理さん貴方は約束の日の朝に、どうしても済ませなければならない野暮用があったことを思い出します。
ちょっとしたことですが、外出して用事を済ませてから行くことになりそうです。

星守 閃理 約束……守れる……?
なるほど。
動物園はどのあたりにあるんだろう。遠いのかな。

KP ほんのちょっと遠いです。車か……あるいはバスで行こうと由貴は思っているようですね。

星守 閃理 「……と、そうだ。
 バイトが無い、とは言ったけど……その日の朝少しゼミの集まりがあるんだった」 

夜門 由貴 「そうなんだ……。
 わかった、じゃあ大学に近いところのバス停で待ち合わせしようよ!」

星守 閃理 「そう……しようか。うん、分かったよ。
 迎えに行けなくて悪いけど、そのバス停から出発した方が早く着きそうだからね」 

夜門 由貴 「うん、そうしよう。
 大丈夫だよ、何回か大学までは行ったことあるし…」

星守 閃理 「そうだね。由貴ちゃん、前に夕方でも迎えに来てくれたことだし……大丈夫、かな……。
午前中だからそう危険は無いとは思うけど、気を付けておいで」 

閃理

星守 閃理 本当はとても心配だけど……
過保護すぎるのも、良くないよな

メイン

夜門 由貴 「わかった! じゃあ、その日は何見る? 私はね……カピバラとか…」

閃理

星守 閃理 ……どうなんだろう、不安になってきた……

雑談

星守 閃理 かわいいな…… いや可愛すぎないか??

夜門 由貴 え!? え… ありがとう…!

メイン

KP などと、動物園のホームページを開きながら、由貴は楽しそうに話し出す。
あなたはそれに相槌を打ったり、自分の見たいものを探してみたりしながら、その日はゆったりと過ごした。

雑談

星守 閃理 好きな動物か……なんだろう……

メイン

KP  

雑談

夜門 由貴 ネコ…は色々違うけど、でもちょっとちがうもんね?
同じネコ科とかは… どう?

星守 閃理 じゃあ、ライオン……?
由貴ちゃんの星座の生き物だし

夜門 由貴 ライオン! かっこいいね…!
あっ……えへへ…

星守 閃理 馬も好きかな。
ミルラ兄も乗ってるし、射手座……ケイローン……

メイン

KP そして、また、明くる日のことだ。
例えば、動物園へと行く約束を翌日に控えたある日。

雑談

星守 閃理 金曜日か。

メイン

KP 貴方が道を歩いていると、妙に頭部の長い老人が地面に這いつくばり何かを探しているのを見つける。

老人 「ないのう~~ どこへ行ったんじゃ…??」

KP ふと自分の足元を見れば、杖が転がっている。どうしますか?

星守 閃理 おや……。 

老人 「あれがないと、とてもじゃないが…… どこかのう…」
非常に困った様子です

星守 閃理 「失礼します、お探しの物はこちらですか?」
杖を拾って差し出しましょう

KP 老人はあなたの声に顔を上げると、その顔をぱっと明るくする

老人 「おお、これじゃこれじゃ!」
「なんという親切な青年じゃ、ありがとう、ほんとうに助かったぞ…!」

星守 閃理 「いえ、お困りのようでしたので……見つかって良かったです」 

KP 老人は酷く喜び、貴方に何度も礼を告げる。

老人 「いやあ、いつのよも親切な人がいるもんじゃなあ。
 ありがとう、おにいさん」

星守 閃理 「いえいえ、とんでもございません」 
「それでは、僕はこれで失礼します。
 お気をつけて……」

KP 老人はその言葉ににっこりと笑い、再度礼を言った。

そして去り際、貴方の方を振り向き「この恩は必ず返すからの。またの~」と言い残し、どこかへ去っていった。

由貴

KP 実はこの老人は七福神の内の一人である福禄寿。杖を拾ってもらったお礼にこの後の弁財天からの解放に力を貸してくれることとなる。

夜門 由貴 そうなんだ…… 閃理くん、親切だったね…!!

メイン

星守 閃理 なんだか不思議なご老人だったな。
僕も帰ろう。明日はバタバタしそうだし。

KP 不思議な老人でしたね…!
はい、了解です。

閃理さんは、すこし首を傾げながら帰路につきました。
 
【土曜日】
あなたは大学に向かい、用事を済ませた後、約束したバス停へと向かう。
だが、そこにはまだ由貴はいなかった。入れ違いになってもいけない。
あなたは由貴を待ちながら、その場で待つことになるだろう。
 

閃理

星守 閃理 ……由貴ちゃん……?

メイン

KP そんな貴方に、一人の女性が話しかけてくる。

雑談

星守 閃理 ぬ……

メイン

星守 閃理 どちら様……

???  「あ、あの…!」

星守 閃理 「?……はい」 

雑談

???  立ち絵として出したときのことを全然考えていなかったわね

メイン

KP 女性は緊張したような面持ちで、貴方を見る。その顔はほのかに色づいていた。
そして女は、ひとつ大きく深呼吸したかと思うと、次の瞬間、貴方にこのように告げる。

???  「あ、貴方のことが好きです!」
「わ、私のことを、恋人にしてくださらない…?」

雑談

夜門 由貴 む…

メイン

星守 閃理 「いや、え……? あの、一旦落ち着きましょうか」 
この人誰なんだ……見たことあるのか……? 

???  「こ、答えてください…… 好きなんです、どうしても…!」

KP まったく見たことのない人です。

星守 閃理 「はあ……。申し訳ありませんが、その気持ちにお応えする事はできません」 
「貴方の事を知らない上に、何より、僕には恋人が居ます」

???  「そ、そんな……」

閃理

星守 閃理 どういうことだ……
何が起こってるんだ?
CCB<=(10*5) 【APP】自分のAPPを見直せ
Cthulhu : (1D100<=50) > 11 > 成功
……………………

メイン

???  「待ってください! その人より、私のほうがあなたのことを愛してます!
 私のことを選んでください!」

星守 閃理 「は……?」
「貴方に彼女の何が分かるって言うんだ」 

???  「えっ…?」

星守 閃理 「何をもって、僕の彼女より貴方が僕を愛していると宣えるんだとうかがっているんです」

???  「……だ、だって、私のほうが可愛いですよ?
 ほら、肌だって白いし、あなたよりもこんなに小さくて…

 全部、あなたのためにやったんです。貴方に見合うようになるために…!」

星守 閃理 「何を言ってるんだ……」
「……とにかく、僕も貴方の事は何も知らないけれど、突然現れて、僕の彼女を貶めるような発言をされては不愉快です」

???  「………! …だ、だって…!」
「わ、わかりました…… 今日のところは、諦めます…」

閃理

星守 閃理 見合うようになるためにやった……?
由貴ちゃん……?

メイン

KP 貴方が彼女の告白を断ると、彼女は酷く顔を歪めてうつむいてしまう。
そして逃げるようにあなたの側を通り過ぎるだろう。
すれ違いざま、声が聞こえた。

???  「あいつがいなければきっと…」

星守 閃理 「……っ!?」
思わず振り返るけど、居なくなってそうだな……

KP はい。
閃理さんがその言葉に驚いて振り返ってみても、彼女の姿はもうありませんでした。
…… それでは、少々の処理をしてまいります。

星守 閃理 はい……

由貴

KP 貴方は今日恋人の閃理くんとどこかへ出かける予定だった。

貴方が準備を済ませ、待ち合わせの場所へ向かうため玄関を開けると、そこには貴方を迎えに来た人物が立っていた。とても美しい男性だが、貴方の知り合いにこんな人物はいない

閃理

星守 閃理 「あいつがいなければ」と言うってことは、由貴ちゃんじゃないか……
由貴ちゃんから派生した何か……なのか?

由貴

夜門 由貴 「……? だ、だれ…ですか…?」
RESB(14-60) 弁財天との対抗ロール
Cthulhu : (1d100<=-180) > 自動失敗

??? 「俺はキミの大切な人だよ。忘れちゃったの?」
「今日は動物園に行く予定だったでしょ?」

KP では、「早く会いたくて我慢できずに来ちゃった」そう伝えてくる相手が貴方は愛おしくて堪らなくなる。そうだ、自分はこの人と会う約束をしていたのだ。どうして一瞬だけでも相手のことを知らないと思ってしまったのだろう。この人は、生まれた時から……それよりも前から、長い間一緒にいた自分の大切な恋人なのに』
相手への愛情を再確認した貴方は、そのまま相手と共に今日の行く予定の場所へと向かうこととなる。
・これ以降、今まで星守閃理くんに抱いていた感情は全て目の前の彼へのものとなる
・また、今まで閃理くんと共に過ごした記憶もすべて目の前の彼のものとして上書きされる
・閃理くんへの感情は恋人の場合は恋人になる前の状態、友人である場合は初めて会った時の感情へと戻る
・閃理くんとは知り合いではあるものの、どこで知り合ったかどうかなどはわからなくなっている
・この後閃理くんともシナリオ上会うことになるが、その時は「こんな所で会うなんて偶然ですね。どこかへ出かける予定なんですか?」と話し、自分は彼とデートに行くという説明をすること
・上記を踏まえてRPをするように。特に技能についてのマイナス補正などはつかない

メイン

KP  
先程のアレは、なんだったのだろう?
とにもかくにも、由貴が来る前で良かったと閃理くんは思うかもしれないが、約束の時間を大幅に過ぎても相手は一向に現れない。

星守 閃理 由貴ちゃんは大丈夫なのか……?
連絡はつくんだろうか 

KP では、閃理さんが由貴に連絡しようとしたところで……

閃理

星守 閃理 むしろ由貴ちゃんが居てくれた方がその場で守れたのに……

雑談

星守 閃理 うん……?

メイン

KP 由貴が人の波に紛れて誰かと歩いていることに気付く。
あなたではない、知らない男性と手をつないで歩いていることに。

雑談

星守 閃理 あ……そういう感じ……へえ……

夜門 由貴 ………

メイン

星守 閃理 「……由貴、ちゃん……?」 

KP 貴方が呆然としていると、由貴が気付き、閃理さんの方へ近づいてくる。

夜門 由貴 「星守くん、こんにちは! 今日はどうしたの? 大学?」
「お休みの日も大学があるんだね。春から私も大学生だけど……大変そうだな」

星守 閃理 「っ、こんにちは……? ゆ、……夜門さん……?」 

KP 由貴に引っ張られるようにしてついてきた男性は、貴方のことをみるとかるく会釈をする。

夜門 由貴 「? うん!」
「私達、今日は動物園に行く予定なの。星守くんは?」

星守 閃理 「そうなんだ……僕、は……」

??? 「ほら、由貴ちゃん。彼も誰かと待ち合わせしてるかも知れないでしょ?」

星守 閃理 「……あ、ええと、お構いなく」 

夜門 由貴 「あ、そ、そうだね! 引き止めちゃった…… あ、ちょうどバスも来たみたい…」

星守 閃理 「……うん。じゃあ、僕はそろそろ帰るよ」

夜門 由貴 「うん。じゃあね、星守くん。また今度!」

星守 閃理 「動物園……楽しんでおいで」

夜門 由貴 「うん、ありがとう! …行こ? サラスくん!」

KP 話をしている由貴に閃理さんは自分に対するよそよそしさを感じることだろう。

星守 閃理 それどころじゃないよね

KP 彼らはバスに乗り込み、仲良く二人で席に座った。
……閃理さんはどうしますか…?

雑談

KP KPもめちゃくちゃしんどいです。
こんな気持になるとは…… 助けてくれ

閃理

星守 閃理 ……いつかこうなるんじゃないかとは思ってたけど
それにしたって……。

メイン

星守 閃理 家に帰って、車で動物園へ行く……?
いや、どうすればいいんだ……

KP  
では、閃理さんが一度家に帰り、車で動物園にいこうか… と考えていたところで、頭に聞き慣れない誰かの声が聞こえます。

星守 閃理 本当に、どちら様……

KP その声は反響しあうように頭の中で響き、まるでその声の人物が複数いるかのような錯覚を覚えるだろう。

謎の声 『……大切な人物を取り戻したいか?』

星守 閃理 「由貴ちゃんが幸せなら、それでいいんじゃない……」
「とでも、言うと思いました?」 

謎の声 『……取り戻すことで自分もしくは大切な人物に何か危険があるかもしれぬぞ?』

由貴

謎の声 ちょ、ちょっとあせったぞ…

夜門 由貴 私も…… でも、閃理くんなら、何があっても…
そう言ってたよね?

メイン

星守 閃理 「取り戻したいです。その為なら何だってします。
 今までだってそうしてきたんだ……由貴ちゃんに危険が及ぶのは嫌だけど……」
「こんなのおかしいじゃないか。
 僕は抵抗します、いくらでも」

KP 閃理さんが答えると、声は考えるように一瞬だけ静かになる。

謎の声 『ならば、相手の記憶を、心を取り戻すための場を作り出してやろう』
『歪んだ記憶が形成される前にそれを止められるかどうか…全ては偏にお前次第だ』

KP その言葉と共に、閃理さんの意識は徐々に暗闇へと落ちていく。
ここで、閃理さんに最後に一言だけ誰かのしわがれた声が聞こえる。

閃理

星守 閃理 僕次第ならいくらでもやりようがある。
上手く立ち回ってみせるさ……
誰の仕業か知らないけど……舐めるなよ

情報

謎の声 「ソレを知るのはいつでもいい…まずはよく見て気付きなさい」

メイン

星守 閃理 (……? 何、を…………) 

KP ・・・
・・

由貴

KP 貴方の意識も闇に落ちていく。
ふかくふかく…… 遠くで大切な人の声が聞こえた気がするが………
・・・
・・

雑談

KP (読込中です…)

星守 閃理 Now Loading...

閃理

星守 閃理 前もそうだったけど、由貴ちゃんや十哉を困らせたくなくて順応したフリをするの、きついな

メイン

KP  
【1の部屋】
 
閃理さんが目覚めると、そこは扉はあれど窓のない長方形をした部屋だった。近くには由貴が倒れている。

星守 閃理 「ん……。あ、由貴ちゃん……?」 
駆け寄って無事を確かめたい。

KP 閃理さんが由貴に駆け寄り、無事を確かめるために呼びかけると、程なくして由貴は目を覚ます。

夜門 由貴 「……ん… サラス…くん…?」
「……あれ…? 星守くん…?」

閃理

星守 閃理 なるほど、デート中か……

由貴

KP 目が覚めた貴方の目の前には星守閃理くんがいる。ただし、大切なサラスはどこにもいない。愛しい相手が突然消えてしまったことによるSANc0/1

夜門 由貴 CCB<=65 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=65) > 59 > 成功
そんな、サラスくん… どこ…?

メイン

星守 閃理 「……ごめんね、さらすくん……じゃなくて」 

夜門 由貴 「ここ、どこ? サラスくんは? さっきまで一緒に…… バスに…」

星守 閃理 「僕にも分からないんだ。気が付いたらここにいた」 

夜門 由貴 「そう……なんだ…」
「どうしよう、サラスくんが居ないのに……」
「サラスくん、大丈夫かな、早く探しに行かないと…」

由貴

KP しんど…

メイン

星守 閃理 「……そうだよね。デートの途中だったのにびっくりするよね」

由貴

夜門 由貴 私もサラスくんがいないと…… …… あれ?
そんなに…
どうしてだろう? 星守くん……がいるから?
安心なのかな…
あんまり、話したことないのに…

メイン

星守 閃理 「なるべく早く、ここから出られるようにするから」 

夜門 由貴 「……ううん、大丈夫。ありがとう」
「うん、星守くんがいるし、ひとりじゃないから大丈夫…!
 頑張って、一緒にここを抜け出そう?」

星守 閃理 「うん……協力してもらえると、嬉しい」 

夜門 由貴 「うん、もちろん! 星守くん、よろしくね!」

KP 1の部屋について

長方形のような部屋。扉は前方と後方に1つずつあるが窓はない。
あなた方が倒れていたのは部屋の端で、丁度一方の扉によりかかるようにして倒れていたようだ。

もう一方の扉の近くには小さい本棚がある。
ここから探索開始できます!

星守 閃理 自分の近くの扉から見てみようか。
何もなければ向こう側の本棚を見てみよう。

KP あなた方がよりかかっていた扉→『現世』とプレートがかかっている。
目星をどうぞ。

星守 閃理 CCB<=83 【目星】
Cthulhu : (1D100<=83) > 65 > 成功

KP すばらしい!
<目星情報>
小さく「現世」と書かれた上にまるでルビのように「すぐ帰るならばこちらから」と書かれている。

夜門 由貴 「げ、ん、せ……? 現世だって!
 ここから出たら帰れるのかな」

星守 閃理 「……そうかもしれない。
 でも、こういう所で情報を鵜呑みにすると何が起こるか分からないから、一応他も見てみた方がいいと思う」 

夜門 由貴 「そ、そっか…… そうだよね!
 気をつけなくちゃ……」
「星守くん、すごいね!
 サラスくんみたい!」
「……サラスくんのほうがかっこいいけど…」

由貴

KP あ~っ きっつ…
そんなわけ無いだろ!!!!!!

メイン

星守 閃理 「……惚気てくるね」

由貴

夜門 由貴 貴方が言わせてるんでしょ!!!

メイン

星守 閃理 「サラスくんは……同級生?」

夜門 由貴 「ご、ごめんね! つい…」
「ううん、幼馴染!
 生まれた時から一緒なの!」

閃理

星守 閃理 なり代わられてる……
 

メイン

夜門 由貴 「3つ上の……大学生のお兄さんなんだけど…
 あれ? 星守くんも大学生だったよね。同じ学校かも」

星守 閃理 「ああ、じゃあ僕と同級生なんだ。そっか……」

KP アイデアどうぞ

星守 閃理 CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 6 > スペシャル

KP ほぇ… ではあなたは由貴のいう『サラス』という人物を、大学や近所、まして由貴の周囲で見かけたことなどないことを思い出します。

星守 閃理 まあ当然だよね。
まず由貴ちゃんの幼馴染みって時点で知らないのがおかしい。

KP はい、生まれた時から一緒だったのは、閃理さんのはずですね。

星守 閃理 「君にそんな幼馴染みが居たとは知らなかったな。そういう話、したことなかったよね。
 ……ね、サラスくんのどんなところが好きなんだ?」 

夜門 由貴 「うん、星守くんとはあんまり話したことないもんね」
「好きな……ところ…」
「あ、あのね。すっごく優しいの。私が色々我儘言ってもなんでも…聞いてくれるし……勉強もすっごくできるんだよ! 剣道も強いし、すごいでしょ!」
「これ以上は…… なんだか恥ずかしいから秘密…」

星守 閃理 「ふふ、それもそうか。君が幸せそうで何よりだよ」 

夜門 由貴 「……? う、うん ありがとう…」

星守 閃理 「そうだ、お兄さん……十哉くんは元気?」 

由貴

夜門 由貴 な、なんで星守くんがそんな顔するんだろう…?
?? な、なんだかすごく恥ずかしい…

メイン

夜門 由貴 「兄さん? 元気だよ」

閃理

星守 閃理 じわじわ情報を集めよう。
僕がどういう立ち位置で、どういう風に振る舞うのが適切かを見極めないと。

メイン

夜門 由貴 「サラスくん、兄さんともすっごく仲いいんだよね………
 違う感情だって、わかるけど、ちょっと嫉妬しちゃう…」

閃理

星守 閃理 本当は今すぐにでも抱き締めて、君は僕の恋人だろうと言いたいけれど……
……やっぱり、サラスくんは本来の僕の立ち位置と同じなんだな。
由貴ちゃんの恋人も、十哉の親友も、僕の立ち位置なのに……

メイン

星守 閃理 「はは、男同士の友情、ってやつだね」
「そっか……それなら良いんだ。近況が聞けて良かったよ」 

夜門 由貴 「……? 星守くん、兄さんと仲良かったんだね?」

星守 閃理 「そうだよ。彼とは同い年だからね」 
「それで君の事も知ったんだと思うけど……他に君との接点……あったかな」 

夜門 由貴 「そっか……そうなんだね」
「……? どうだろう?
 星守くんとは…… ???」
「……? ごめんね、あんまり良く覚えてないかも
 でも、これから話せばいいよね」
「……えへへ、なーんて… サラスくんに怒られちゃうかも」

星守 閃理 「そっか。僕も人の事は言えないけど、覚えてないなら仕方ないな」 
「……そうだね。サラス君の事を一番に考えた方がいいよ」 

夜門 由貴 「う、うん… ありがとう…?」

由貴

夜門 由貴 なんだか、星守くんの表情が、すごく気になる……

メイン

星守 閃理 「ううん。話し込んでごめんね」
本棚を見よう 

夜門 由貴 「ぜんぜん、大丈夫!」

KP はい、本棚には図書館を振ることが出来ます。

星守 閃理 CCB<=75 【図書館】 
Cthulhu : (1D100<=75) > 98 > 致命的失敗
…………

KP ???
つ、辛いことを自分から聞くから…

雑談

星守 閃理 もうだめかもしれないな……

夜門 由貴 が、頑張って!! 大丈夫だよ!!

星守 閃理 自分の立ち位置をはっきりさせておきたかったんだ。

メイン

星守 閃理 SANでもなんでも削ってくれ……1d20くらい振る?

KP どうして…… そんなことしませんよ!
では閃理さんは、どのような本があるか一つ一つ取り出して見てみようとする。
すると、めくった紙の端が滑り、指を切ってしまった。

SAN-1

雑談

夜門 由貴 ……? 星守くんは星守くんだよ…?

メイン

system [ 星守 閃理 ] SAN : 84 → 83

雑談

星守 閃理 僕も記憶が曖昧なんだ。ごめんね。

メイン

KP つい、本を取り落してしまう。
その音を聞きつけた由貴がふとあなたの方を見た。

星守 閃理 「いた……」 

夜門 由貴 「星守くん? 切っちゃったの?」
「だ、大丈夫? ……えっと… あ、これハンカチ!
 見せて…」

星守 閃理 「ん……大丈夫だよ。気にしないで、」

KP そう慌てたように言うと、貴方の手を掴む。

星守 閃理 「ハンカチ、汚れちゃうよ」

夜門 由貴 「……私もよくやるんだけど、地味に痛いよね……」
ぎゅーっとハンカチで指を包んで、それごと手を握りしめます。
「気にしないで。……痛いの痛いの飛んでけ~!!」
「……なんてね」

閃理

星守 閃理 可愛いな……

メイン

星守 閃理 「ふふ、ありがとう」 

夜門 由貴 「……あ…」

星守 閃理 「そういう可愛らしい事は、本当に好きな人にやってあげるものだよ」 

夜門 由貴 「……ご、ごめんなさい… 癖で… あれ、でもこんなこと他の人にやったこと…」
「……? あ、は、ハンカチ! 持ってて大丈夫だよ!」

星守 閃理 「……うん、ありがとう。洗って今度返すよ」 

夜門 由貴 「うん、待ってるね」
「それにしても……こんな部屋に、どんな本があるんだろう?」
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 79 > 成功

雑談

星守 閃理 えらい(これがふつう)

夜門 由貴 たっか 高いよ…でめが…
えへへ、ありがとう!

星守 閃理 成功だから良いんだよ。

メイン

KP 「神々の二面性」という本が見つかる。

夜門 由貴 「にめんせい…?」
開いて読んでみようとします

星守 閃理 「へえ、面白そうだね。少し読んでみようか」
覗き込んでみよう 

由貴

夜門 由貴 あぇ…… 近い、どきどきする…… あれ…?

情報

KP 『神々の二面性』
「日本には八百万とも言われる程数多の神が存在すると言われている。
日本神話由来による神や陰陽道(道教)の神、民俗信仰の神など、その種類も多岐に渡る。

しかし、神と一概に言ってもその存在が必ずしも人間に良い影響ばかり与えるとは限らない。例をあげるなら今でこそ学問の神として親しまれている菅原道真も、災害を起こす祟り神として人々に恐れられていた。また、供物を捧げる代わりに相手に厄災を与える神というのもいる。

御霊信仰という言葉があるように、神から慈悲を受けるか、はたまた祟りを受けるかはその人間の信仰次第なのだろう。

(中略)

どんなに徳の高い神だとしても、陰の側面もあること、決して常に我々にとって都合の良い存在ではないことを肝に銘じるべきであろう。神の種類は様々。神によっての祟り方も様々。いかなる神だとしても機嫌はなるべく損ねたくないものである。」

由貴

夜門 由貴 CCB<=60 【知識】
Cthulhu : (1D100<=60) > 25 > 成功
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 16 > 成功

メイン

夜門 由貴 「スガワラノミチザネ…… って知ってるよ!
 お正月に、お参りに行ったの」
「あのねー、勉学の神様なんだって! サラスくんに教えてもらったの」

雑談

KP 特に意味のない情報です。(菅原道真さん)

メイン

星守 閃理 「ああ、君は……たしか今年大学受験だったかな。ご利益はあった?」

雑談

星守 閃理 あっ、はい……?

メイン

夜門 由貴 「うん、効果あったよ!
 サラスくん…… にもお勉強見てもらったし」

由貴

夜門 由貴 (本当は閃理君と、家族みんなで行ったよ。
 兄さんは近くになにか用事があるみたいだった)

メイン

星守 閃理 「それは良かった。これで晴れて、春からはサラスくんと同じ大学へ通うんだろう?」 

夜門 由貴 「そう! よく知ってるね…?」

星守 閃理 「いや……なんとなくそうかなと思っただけだよ」 
「神様か……」 

夜門 由貴 「そうなんだ…? ふふ、なんだか探偵さんみたいだね!」

KP 本に目星が振れます。

星守 閃理 CCB<=83 【目星】
Cthulhu : (1D100<=83) > 80 > 成功

KP <目星情報>
本のカバー裏に栞のような細長い紙が挟まっていることに気付く。

雑談

星守 閃理 出目……落ち着いてくれ……

夜門 由貴 高いね…

メイン

星守 閃理 「? なんだろう、これ」
見てみよう 

KP 紙→裏表にそれぞれ文章が書かれている

星守 閃理 じっくり読んでみようかな。

情報

KP 『本に挟まっていた紙』
表→「村草に くさの名はもし 具(そな)はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ」
裏→「惜しめとも ついにいつもと 行春は 悔ゆともついに いつもとめしを」

メイン

星守 閃理 回文……

KP ヒューーッ!! そうです、リアルアイデア!
閃理さんはこの文章が回文になっていることに気が付きます。
知識の半分を振ってみてどうぞ!

星守 閃理 CCB<=(75/2) 【知識/2】
Cthulhu : (1D100<=37) > 25 > 成功

KP つよい…
<知識情報>
この短歌が有名な古い回文歌ということに気付ける。

雑談

星守 閃理 やった……古文は得意なのかな?

夜門 由貴 歴史分野だもんね!

由貴

夜門 由貴 ……? あれ? 星守くんが歴史得意だって、どうして知ってるんだろう

メイン

KP 本棚の情報は以上です。

雑談

星守 閃理 僕が歴史得意だってよく知ってるね。

メイン

星守 閃理 了解です。
じゃあ、別方向の扉を見てみよう。

雑談

夜門 由貴 ほんとうだ! …… どうして?

星守 閃理 さあ……どうしてだろう。サラスくんが得意なんじゃない。

メイン

KP はい!

もう一つの扉には
『なかきよの』と1文だけ書かれたプレートがかかっています、

雑談

夜門 由貴 うん、そうだよ!
サラスくんは、歴史の先生になるんだよ!
……サラスくんのことにも詳しいの?

メイン

KP 扉は開けられそうです。

星守 閃理 「『なかきよの』……。とりあえず、先へ進んでみようか」

閃理

星守 閃理 これも回文か……

メイン

KP はい、了解です。

雑談

星守 閃理 ん、いや、これも何となくだよ。

KP 私が答えちゃったよ

メイン

夜門 由貴 「うん、行ってみよう!」

雑談

星守 閃理 ふふ……由貴ちゃんは無視してくれても良かったんですよ、別に。

メイン

KP ではあなたが扉を開けると……

雑談

夜門 由貴 なんで!! 返事くらいするよう!

メイン

KP  
【2の部屋】
正方形の部屋。

奥には扉があり、側に本棚が1つ。

左右の壁にはそれぞれスクリーンと何か映像を映し出すためなのだろうか、映写機のようなものがある。

奥の扉、映写機、本棚を調べることができる。

夜門 由貴 「わあ…… ちょっと映画館みたいだね!」

星守 閃理 「また随分と趣の異なる部屋だな……」
「うん。映写機があるよ。どんなのがあるか見てみようか」 
ということで、映写機を調べてみよう

KP 何の変哲もない映写機。どうやら既にセットは完了しているらしい。
動く様子はない。

夜門 由貴 「これ、映画を見るやつ? なんとかして動かないかなあ…」

星守 閃理 「うーん……説明書でもあればいいんだけど」
本棚を調べるか…… 

KP 本棚には図書館が振れます。

星守 閃理 CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 90 > 失敗

雑談

夜門 由貴 わーー!! ほしもりくん!!

星守 閃理 あ、もう調べる気ないな(大の字寝)

夜門 由貴 ど、どうして…
がんばろうよ、私と一緒に!!

メイン

KP ひょえ…… えっと、目星も振れます!

雑談

星守 閃理 このまま帰りたくない……心が駄々をこねてるのかもしれないな。

メイン

星守 閃理 CCB<=83 【目星】
Cthulhu : (1D100<=83) > 84 > 失敗
……ごめん。

雑談

夜門 由貴 ひょえ……

メイン

夜門 由貴 だ、だいじょうぶだよ!!
私も振れるよ!!
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 7 > スペシャル

雑談

星守 閃理 本当に偉いな……夜門さんは……

夜門 由貴 ……う、うん!! ありがとう!

メイン

夜門 由貴 「……? この本…?」

KP 「忘れた記憶の取り戻し方」という本がある。

閃理

星守 閃理 抵抗する、って啖呵切ったはいいけども、由貴ちゃんが幸せそうにしているのを見ると心がぐらつく

メイン

星守 閃理 読んでみよう。

情報

KP 「忘れた記憶の取り戻し方」

「忘れてしまったと思う記憶も、意識から隠れているだけで無くなってはいないと考えられる。心が受け止められず消してしまう記憶は無理に思い出す必要はないが、覚えておきたい事柄などの場合は、出来れば思い出したいと考える人は多いのではないだろうか。どうしても思い出したいことがある…そんな時は以下の方法を試してみるのもいいかもしれない。

1)目を瞑る。外界との情報を断ち切ると記憶を辿るのに集中できる。

2)深呼吸をして、心を落ち着ける。焦った心では思い出せるものも思い出せなくないものだ

3)場所を変える。座っていたのを立ってみたり、立っていたのを座ってみたり。脳の切り替えとなって思い出せるかもしれない

4)関連したキーワードを言ってみる。そこから芋づる式に思い出せるかもしれない

5)その時の場所や状況などをできるだけ再現してみる。体や口を動かしながらやればより効果が出るだろう

6)本当に思い出したい記憶であれば、偽の記憶で書き換えられる前に、本物の記憶を知っている者が修正をしなければならない

7)もしもどうしようもないのなら更に強い記憶を作ってしまえば良い。人間は意外に単純だ」

メイン

星守 閃理 「……なるほどね」

夜門 由貴 「……?」

星守 閃理 「『世界のために、きみを失いたくはない』……」 

夜門 由貴 「……? そのセリフ…?」

KP あなた方がそれを読み終わる頃、
不意に映写機が音を立て勝手に動き出した。


壁のスクリーンへと映像が映し出される。

星守 閃理 「映写機が、……」
映像を見てみよう 

KP そこには、ちいさな誰かの指が映っていた。
それは、幼い由貴だった。

まるで誰かと話しているように口元を動かしているが、音声はどうやら聞こえない仕様らしい。
アイデアをどうぞ。

星守 閃理 CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 39 > 成功

由貴

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 18 > 成功

メイン

KP 映像の場所は、自分と由貴が初めて出会った場所――病院だということを思い出す。

さらに、自分達がどういった会話をしたかも思い出せる。映像には映っていないが、このとき彼女としゃべっていたのは確かに自分だったはずだ。

由貴

KP 映像の場所は、自分とサラスが初めて出会った場所ということを思い出す。

さらに、サラスと自分がどのような会話をしたかも思い出せる。
映像にはなぜか映っていないが、自分がこのとき喋っていた相手はサラスだったはずだ。どうして彼が映っていないのかはわからない。

メイン

星守 閃理 「小さい頃のゆきちゃんだ……」 

夜門 由貴 「えっ…? う、うん…… そう、そうなんだけど…」
「……?」

KP 映像の場面は時折変わっていくが、ずっと幼い由貴が映されており、誰かとの会話は続いているようだった。
幼い由貴は、その相手に向かって笑いかけ、手をのばしている。
目星をどうぞ。

星守 閃理 CCB<=83 【目星】
Cthulhu : (1D100<=83) > 61 > 成功

KP 徐々に由貴が話している相手が映像に輪郭が象られ、その存在が形成されていく。

由貴

KP あなたにはすぐに分かるだろう。
今は側にはいないが自分の大切な存在であるサラスが徐々に映像に映し出されていく。

閃理

星守 閃理 サラスくんか、僕か……

メイン

夜門 由貴 CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 2 > 決定的成功/スペシャル
うわ

雑談

星守 閃理 !!

メイン

夜門 由貴 「そ、そうだよ…… このとき、私が話していたのは…!」

雑談

夜門 由貴 びっくりしちゃった…

メイン

星守 閃理 「僕……だよ」 

KP ひん…… 当卓ではクリチケ制度を採用中です……
由貴に+1します…

星守 閃理 ぜひぜひ……! おめでとう

system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 0 → 1

夜門 由貴 あ、ありがとう……!
「……え?」
「ち、ちがうよ…… これは、私が生まれた時の……」
「初めて、会った時の…」

KP 由貴は戸惑っているようです。

星守 閃理 「そうだよ、初めて会った時の事。僕は君になんて言ったかも覚えてる」 
「『ゆきちゃん、かわいい』って……そしたら、由貴ちゃんが笑って……」 

夜門 由貴 「………わ、わたし… うれしいって思ったの」

星守 閃理 「……え」 

夜門 由貴 「……また…あえてうれしいって……」
「……? ……閃理くん?」

星守 閃理 「……由貴ちゃん」
「思い出した……?」

夜門 由貴 「そ、そうだよ……
 病院で…… あの場所で、初めて会ったのは閃理くん…」
「どうして…? 忘れてたんだろう…」

KP 由貴が記憶を取り戻した瞬間、映し出されている映像に変化が現れる。

先ほどまで徐々にサラスが映し出されていた由貴のそばに、徐々に閃理さんの輪郭が浮き出てくる。
そのまま見ていれば、いずれは映像に映っているのは、まだ初めて出会ったばかりで互いの距離感を図りかねている閃理さんと由貴の姿だった。

由貴

KP 貴方は脳内が一瞬塗りつぶされたものを剥される…そんな奇妙な感覚を覚えるだろう。その感覚が消える頃には、貴方は自分がどうやってサラスと出会ったのかを思い出せなくなってしまっている。大切な存在との出会いを忘れたことによるSANc1/1d3

夜門 由貴 CCB<=65 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=65) > 1 > 決定的成功/スペシャル
??????

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 65 → 64
[ 夜門 由貴 ] クリチケ : 1 → 2

雑談

星守 閃理 え??w
SANcクリティカル??w

由貴

夜門 由貴 そ、そんなことより閃理くんとの出会いをおもだせたことのほうが大事!!
よかった!

雑談

夜門 由貴 うん…… び、びっくりした…

メイン

星守 閃理 「……ほら、やっぱり僕だ」 
「忘れてしまっていたのは、仕方ないよ」

夜門 由貴 「うん…… うん、そうだったね…」
「…どうしてサラスくんだと思ってたんだろう?
 閃理くんも大切な幼馴染だったのに」
「忘れててごめんね、…閃理くん。
 やっぱり、こっちのほうがいつも呼んでるって感じする!」
「星守くんって、言い慣れなくて…… なんだかおかしいなって思ってたの」

星守 閃理 「ほんと、上手く合わせるこっちの身にもなってほしいな……なんて」 

夜門 由貴 「ご、ごめんなさい……。私のこと、『夜門さん』って言ってたね」

星守 閃理 「そうだよ。それに、『閃理くんも』……でもないよ」 
「由貴ちゃんの幼馴染みは……僕ひとりだ」

夜門 由貴 「……? そんな…?」
「……うん…あれ…? 本当だ…」
「サラスくんとは……いつ、出会ったんだっけ…」
「嫌だな…… サラスくんとのこと、忘れちゃった…」

星守 閃理 「僕にもそれは分からないけど……」 
「落ち着いてひとつずつ思い出して。
 今年の由貴ちゃんの誕生日……」 

夜門 由貴 「……? う、うん…?」

星守 閃理 「由貴ちゃんの誕生日パーティーに居たのは君の家族と、僕の家族だった」
「僕は……みんなの前でプレゼントを渡すのが何だか恥ずかしくて、二人になったタイミングで由貴ちゃんにプレゼントをあげたんだ」 

夜門 由貴 「……?」
「……そう、なの…? …? そんな…」

星守 閃理 「僕の色だ、って由貴ちゃんに言われるまで、気付かなかったけど……」
「金に赤い石のついたイヤリング……由貴ちゃんが、いつも出掛ける時には着けてくれてるそれを、君に贈ったはずなんだけどな」

夜門 由貴 SCCB<=64 【SANチェック】 自身の記憶との乖離 1/1d3
Cthulhu : (1D100<=64) > 14 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 64 → 63

夜門 由貴 「………」

閃理

星守 閃理 踏み込み過ぎたか……?

メイン

夜門 由貴 「……そ、そんな ちが……」
「…… いた…」
「いたい…」

星守 閃理 「……由貴、ちゃん……?」 

KP 閃理さんの言葉を聞いた由貴は頭を押さえて踞る。
その眦からは、ぽろぽろと涙が零れている。

夜門 由貴 「……わ、わかんない… あたまいたい…」

星守 閃理 「……ごめん、一気に思い出させようとして、ごめんね……」 
しゃがんで、自分のハンカチを取り出して涙を拭おうとするけれど……どうだろう。

夜門 由貴 「……ううん、私が…忘れてるの、大切なこと…」
「ごめんね……ごめんなさい…」

KP おとなしく涙を拭かれているようです。

星守 閃理 「由貴ちゃんは何も悪くないよ。
 ゆっくり、少しずつ思い出していこう」 

夜門 由貴 「……うん…」
「……ご、ごめんね もう大丈夫だよ。
 ……先に進もう? 早く… 帰らないと」
「サラスくんが、きっと、心配してる…」
「……?」

星守 閃理 「……そうだね。行こうか」 
先へ進む扉を見てみよう。

KP 先に進む扉のプレートには、プレートに『とおのりふねの』と書かれている。
扉は開けられそうです。

星守 閃理 扉を開けて、先へ進む。

閃理

星守 閃理 回文の続きか。

メイン

夜門 由貴 「………」

KP では、貴方に気が付かれないように由貴が貴方の服の裾を握ります。
次の部屋へ…
 
【3の部屋】
 
三角形の部屋。
あなた方が出てきた扉を底辺とすると、右側に扉があり、左側の壁に沿うように本棚が置かれている。

雑談

星守 閃理 本棚△扉
出てきた扉 こうか

夜門 由貴 そう! 心の目で見てね!

メイン

星守 閃理 「不思議な形の部屋だね」 

夜門 由貴 「! そ、そうだね…」
閃理くんが振り向く前にぱっと手を離します

閃理

星守 閃理 CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 16 > スペシャル

メイン

星守 閃理 「どうしたの、怖かった……?」 

夜門 由貴 「な、ななな、何が!?」

星守 閃理 「……昔みたいに、手でもつなぐ?」 

夜門 由貴 「……え?」

星守 閃理 「なんて、流石にね……」 

夜門 由貴 「……あ…」
「……ん…」

星守 閃理 ……本棚を見ましょう。うん。そうしよう。

KP はい! とりあえず由貴はしょぼくれてます
図書館をどうぞ!

星守 閃理 CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル

雑談

星守 閃理 きた……やっと……

メイン

KP !? く、クリチケを…? どうぞ!

雑談

夜門 由貴 えらーい! すごい!

メイン

system [ 星守 閃理 ] クチリケ : 0 → 1

星守 閃理 ありがとうございます。

KP よかった…よかった…
では、図書館情報です。
「祟りあるいは呪いからの逃れ方」という書き出しから始まる達筆な字で書かれたノートを発見する。
オカルトチックな文章で構成された根拠が疑わしい代物だが、最後のページが妙に気になるだろう。

情報

KP 「祟りあるいは呪いからの逃れ方」

「……最後に、これは持論となるが祟りや呪いから逃れることは簡単なことではない。逃げる又は終わらせるにはいずれも生半可な気持ちでは却って更なる悲惨な結末をもたらすだろう」

メイン

KP  
本を読み終わると、不意に周囲の景色が変化していることに気付く。
気が付けばいつか見た水晶の宮殿の中に立っていた。

雑談

星守 閃理 え……??

メイン

KP ふと、由貴の隣にはサラスが立っている。サラスは由貴に向かい、微笑みかけてくる。

星守 閃理 「ここは、……あ……」

サラス 「小さい頃、由貴ちゃんに絵本を読んであげたことを
 ふと思い出しちゃった」

夜門 由貴 「……サラスくん!」

KP ようやく会えた愛しい人に由貴は心底安堵したような顔をするだろう。

星守 閃理 「違う、やめろ、それは僕が……!」 

サラス 「僕たちが――」

KP サラスは言いながら、由貴の手を取ろうとします。

星守 閃理 「……触るな」
由貴ちゃんをこちら側に抱き寄せたい

夜門 由貴 「……えっ…?」

KP 閃理さんが由貴の肩を掴んで己の方に引き寄せると、由貴の体が貴方の腕の中に収まります。

サラス 「………」

夜門 由貴 「せ、閃理くん…? サラスくん…」視線をウロウロとさせている

星守 閃理 「由貴ちゃんの記憶が無いのをいい事に、随分と楽しんでくれたみたいだね?」

サラス 「……何のことです? これは私と由貴ちゃんとの思い出です。
 邪魔をしないでくださいませんか」

星守 閃理 「は、どの口が言ってるんだ」
「由貴ちゃんの幼馴染みは僕一人だ。
 由貴ちゃんの恋人は、僕だ……」
「……由貴ちゃんが幸せならそれで良いとも思った、困らせたくない、とも」 

夜門 由貴 「そんな… ちがう、サラスくん、ごめんね。
 これは……私とキミの思い出だよね…?」
「ど、どうしてそんな事言うの? 閃理くん…」
「閃理くんは、ここがどこだか知らないでしょ…?
 私達が、どうなったのか…」

星守 閃理 「……知ってるよ……。忘れるはず、ない……」

KP いつの間にか、石炭には火がついている。
それはきれいに燃え上がり、あなた方を見つめていた。

夜門 由貴 「どうして……、なんで!」
「だ、だって…あれは……」
「夢の……世界のことで…」

星守 閃理 「さそり座の連星になって……夜を越えた。僕と由貴ちゃん、二人で」 

夜門 由貴 「……!」

星守 閃理 「愛してるよ、由貴ちゃん。水の底に行っても、炎の中に行っても、ずっとずっと……」 
「君がたとえ他の誰かを愛しても……」 
「僕が、どんな狂気に呑まれても……」

夜門 由貴 「……わ、私も… 愛してる…」

星守 閃理 「夜門由貴ちゃん、君だけを僕は愛し続ける。
 死んでしまっても、またその次も、何度でも……!」 

夜門 由貴 「…”魚になっても、炎に百ぺん灼かれても、”」
「”きみと、どこまでも… いっしょ、に…”」
「……せんりくんと、いっしょに…」

KP それを聞いたサラスは、顔を歪めた。
あなた達二人をにらみつけると、ゆっくりと消えていく。

サラス 「………」

星守 閃理 「……思い出してくれたんだね、由貴ちゃん」 
ぎゅっと、力強く抱き締める。

夜門 由貴 「……うん、思い出したよ。閃理くん …ひゃっ…」

KP あなたが由貴を抱きしめると、由貴が戸惑ったようにあなたの背中に手を回す。

星守 閃理 「はあ……良かった……。
 ずっとこうしたかったんだ……」

夜門 由貴 「……ほんと? ……ありがとう」

由貴

KP 貴方は脳内がまたも一瞬塗りつぶされたものを剥される…そんな奇妙な感覚を覚えるだろう。その感覚が消える頃には、貴方はサラスとの強く記憶に残っていた思い出が思い出せなくなった。大切な存在との記憶を消されたことによるSANc1/1d3

夜門 由貴 CCB<=63 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=63) > 32 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 63 → 62

雑談

星守 閃理 SAN
え……?

由貴

夜門 由貴 ………でも、閃理くんとのことを思い出せた。

メイン

星守 閃理 「由貴ちゃん、何度でも言うよ。
 僕は由貴ちゃんが好きだ、大好きだ、愛してる……」 

夜門 由貴 「……うん、うれしい。だいすき、閃理くん」

KP あなた方の周りに炎が燃え上がる。それはあなた方を包み、その身を溶かし――…
 
……気がつくと、もとの部屋に戻ってきていた。
あなた方以外には、他に誰も居ない。

夜門 由貴 「……あ、ご、ごめん…… 抱きついちゃった…」

KP 由貴は照れたようなかおをして、あなたから離れようとします。

星守 閃理 「何言ってるの。……恋人なんだから当然だろ?」
逃がさない。 

由貴

夜門 由貴 な、なんだかすごく恥ずかしい… う・・・

メイン

星守 閃理 「こういうのは、本当に好きな人にするものだよ」

夜門 由貴 「あう…… う、うん…… そ、そう…だよね…」
「あ… で、でも… あれ…??」

星守 閃理 「? どうかした……?」 

夜門 由貴 「閃理くんのこと…… 大好き… だけど…」
「………」
「なんでもない、どうして…?」

星守 閃理 「まだ何か、思い出せない……?」 

夜門 由貴 「うん、思い出せなく……なっちゃった…」

由貴

夜門 由貴 サラスくんとのこと…

雑談

けみかる すみません、そろそろ家を出ないといけなくなってしまい……!!
終盤ですよね! 本当に申し訳ない……!

193 いえ!! 大丈夫です!
実はまだ中盤…
お疲れさまです! 行ってらっしゃいませ!!

けみかる なんと…………
わーー!!了解です!!
続きはまた21時頃に……お願いいたします!!

193 はい! お疲れさまです…!
こちらこそよろしくお願いいたします!

けみかる こんばんは、お疲れさまです!!
大変お待たせいたしました……たびたび遅刻申し訳ないです;;;

193 お疲れさまです~!! おかえりなさい!
えっ!! いえいえとんでもない、大丈夫です!

けみかる 後半もよろしくお願いいたします!

193 はーい!! ではでは…… メインに参りますね!

メイン

星守 閃理 「そっか……。
 例えば、どんな事が思い出せなくて苦しい思いをしているのかな」 

夜門 由貴 「なんだか…… 閃理くんとのことを、思い出すたびに、サラスくんとのことを忘れていっちゃうの…… 私…」
「閃理くん/サラスくん のことが… 好きなのに…… ……?」
「………」

閃理

星守 閃理 サラスくんの事なんか、忘れてもいいのに……

メイン

星守 閃理 「…………そっか。今でも好きなんだ。サラス君の事」 

夜門 由貴 「……今でも? サラスくんのことは、ずーっと大好き……だよ…?」
「う……」
「……ごめんなさい、もう、大丈夫だよ。
 ……行こう? 次の部屋で終わりだといいんだけど…」

星守 閃理 「……ね。その前にひとつ聞いても良い?
 どうしてそう思っているのか……ずーっと大好きって、いつからの事?」 
「サラスくんは由貴ちゃんの幼馴染みじゃない。君と同級生でもないし、僕も知らない。
 だとしたら……彼とはどこで出会ったんだ?」 

夜門 由貴 「……思い出せなくなっちゃったの……」
「覚えてたはずなのに、大切にしてたはずなのに……」
「どうして…」

閃理

星守 閃理 どうして僕は、由貴ちゃんに悲しそうな顔しかさせてあげられないんだろう。

メイン

星守 閃理 「それは……」 

夜門 由貴 「でもきっと、閃理くんとのことを思い出せたように、サラスくんとの思い出も、思い出せるはずだよね?」
「そう……だよね…?」

閃理

星守 閃理 最初から、無い記憶だからだよ、なんて言ったら……
由貴ちゃんをもっと悲しませてしまう

メイン

星守 閃理 「それは……僕にははっきりと約束はできない」 

夜門 由貴 「そ、う……」

星守 閃理 「……ごめんね」 

夜門 由貴 「……わかった、ううん、大丈夫」
「ごめんね、心配してくれてありがとう」

閃理

星守 閃理 ありもしない記憶……とは限らないかもしれない。
僕だって確かに「YUKIちゃんと過ごした記憶」がある。
由貴ちゃんにだってそういった可能性は捨てきれない……。
でも、もしそうだとしても、このまま思い出さないでくれたらいいのに、なんて思ってしまう。
それは……ただの僕のワガママだ。

メイン

星守 閃理 「……ううん。お礼を言われるようなことは何も」 

由貴

夜門 由貴 閃理くん、優しいな。私の事いっぱい心配してくれる!
……でも、いつも悲しそうな顔してる。どうして…?

メイン

星守 閃理 「これから……君にもっと辛い思いをさせるかもしれないし……」ぼそ…… 
「……なんでもない、先へ進もうか」 

夜門 由貴 「え…? あ、うん…」

KP 閃理さんたちは、右側の壁にある扉に向かう。
扉には、『みなめさめ』と書かれたプレートがかかっている。

閃理

星守 閃理 この部屋のほかにあと2部屋……?(メタ推理しないで)

メイン

星守 閃理 ……進もう。

KP  
【4の部屋】
 
2組の対辺が平行になっている四角い部屋だった。
扉が1つと本棚が1つある。

夜門 由貴 「今度は…… えーっと、平行四角形……? のおへや、なのかな」

由貴

夜門 由貴 あれ? なんかちがう…? 平行……

メイン

星守 閃理 「そうだね。何処まで行っても平行で、交わらない線……」 
本棚を見よう。

KP 本棚の中は空っぽだった。
達筆な字で書かれたメモが1枚置かれている。

星守 閃理 読んでみよう。

情報

KP 「本棚のなかのメモ」

「あやつはとても嫉妬深い。

 それゆえ恋人同士を毛嫌いしておる。

 仲の深い2人の絆を壊すことに楽しみを見出しているくらいじゃ。
 人間の絆も強いもんがあるっちゅうことを教えてやりたいが、滅茶苦茶怒り狂いそうじゃの。

 人間だけでは太刀打ちできんだろうなあ」

メイン

星守 閃理 「これは……」

閃理

星守 閃理 この口調、おじいさん……?

由貴

KP ま、まちがえた
どうしよう

雑談

星守 閃理 背景……??

KP まって… おまちよ…
見てはいけない…

星守 閃理 あっはい……??(目つむり)

KP こっちです…!

星守 閃理 遊園地……どっちにしても、背景……???

メイン

KP あなたの脳内に洪水のように辛かった、
……辛くて、寂しかった記憶がフラッシュバックする。

しかし、その辛かった記憶も貴方は乗り越えてきたはずだ。
……由貴とともに

由貴

KP ……サラスとともに

メイン

星守 閃理 「……世界が終わっても、二人でいよう……」
ぽつり、と誰にともなくつぶやく

閃理

星守 閃理 そう、約束したはずだけど……

メイン

夜門 由貴 「わたしも、愛してる。一緒にいよう、二人で……」

KP あなたの言葉に呼応するように、由貴の口からそのような声がこぼれる。

閃理

星守 閃理 由貴ちゃんが不幸になるくらいなら、やっぱりあそこで死んでしまった方が良かったかな……

メイン

KP ……これは記憶だ。たしかにあった、貴方と由貴の、あなた方だけの、大切な記憶……。

由貴

KP 貴方が辛い記憶を振り払い、目を開けると、労わるようにサラスが手を差し伸べている。
「もう大丈夫。私が側にいる。だから一緒に帰ろう?」
優しく言うサラスに安心した貴方は喜々としてサラスの名を呼び、手を取ろうとするだろう。

メイン

KP  貴方がその記憶を胸に大切にしまい、目を開けると、
 由貴が一人先程自分達が出てきた扉から出て行こうとしているのが見える。
扉には「すぐ帰るならばこちらから」とルビが振られた「現世」と書かれているプレートがいつの間にかかかっているのが見えるだろう。

星守 閃理 「! どこ行くの、由貴ちゃん、待って……!!」
つかまえ、たい……

夜門 由貴 「うん、一緒に帰ろう…」
由貴は誰かに手を引かれるように歩いていこうとする。

星守 閃理 「ひとりで、いかないで……」 

KP だが、あなたは彼女の腕をつかみ、引き止めた。
勢いあまったのか、あっけなく、あなたの腕の中に収まる。

夜門 由貴 「……閃理くん…?」
「いかないで、なんて…… でも、サラスくんが…」

星守 閃理 「お願いだよ……僕を一人にしないでくれ……」 

KP 由貴は困った顔であなたと、扉の方とを交互に見ている。

夜門 由貴 「う……」

星守 閃理 「もし……由貴ちゃんが幸せになるのに僕が邪魔だと思うなら、いっそここで、僕を殺してほしい……」 

夜門 由貴 「……! そんな! や、やだ、ぜったいいやだ、やだぁ…」
「……やだよう、閃理くん……」

KP 由貴は、扉の方はもう振り返らずに、何かを止めるように貴方に抱きつく。

夜門 由貴 「な、なんで…… そんなこというの、わたし…… 一人じゃ……」

星守 閃理 「由貴ちゃんが居ない人生がどれほど虚しいものかは知ってる。
 それでも、由貴ちゃんが一人幸せになってくれればそれで良いって、思おうともした……」

夜門 由貴 「私は…… せんりくんといっしょじゃなきゃ…」
「し、しんじゃうなんて、言わないで…」

星守 閃理 「……僕以外の人の隣で幸せそうに笑う由貴ちゃんを見続けて生きるくらいなら、僕の人生に意味なんてない。死んだ方がマシだ……」 

夜門 由貴 「閃理くんのことだけ、好きだって、言ったもん。
 やだ、やだ…… しんじゃやだ…」
「わたしのこと、おいていったら、許さないから…」

閃理

星守 閃理 YUKIちゃんみたいに、いっそ炎に包まれて、一人死ねたらいいのに……

メイン

夜門 由貴 「わたしのほうが、あしが、はやいんだから……」

星守 閃理 「どうしてそんな事、言うんだよ……」 
「……そんなに、僕のみじめな姿が見たいっていうの?」 

夜門 由貴 「どうしてって、そんなこと決まってる。
 閃理くんと一緒に、生きていたいからだよ!」

星守 閃理 「君への恋心を押し殺して、亡霊のように生きる僕と……?」 

夜門 由貴 「……な、なんで? どうして押し殺すの…?」
「私の好きな人は…… 恋人は……」
「……あ…」ようやく扉の方を振り向こうとする

由貴

KP そこには誰も居ない。

先程までいた大切な人物がいなくなっている。
その上大切な人との絆をより強固にした記憶が消え去ったことによる
SANc1/1d3

夜門 由貴 CCB<=62 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=62) > 74 > 失敗
1d3
Cthulhu : (1D3) > 1

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 62 → 61

メイン

夜門 由貴 「………」

星守 閃理 「そうやって弄んで、由貴ちゃんは楽しい?
 由貴ちゃんがそう望むなら、地を這ってでも生きてやるけど」 
「きっと……君を不幸にすると思う」 

夜門 由貴 「弄ぶって…… 弄んでなんか……」
「……? いいよ? 閃理くんになら、何されても… …あれ…?」

KP 由貴が、告げた先から口をぱち、と手のひらで押さえる。

夜門 由貴 「……ど、どうしたらいいのかわかんない…… 私、閃理くんのことが好きだよ、好きなのに……」
「………っ!」

雑談

星守 閃理 な、なんだ……何が起こるんだ……

メイン

KP 由貴が貴方に抱きついていた腕を解いて離れる。
そのまま来た方とは別の方の扉に走っていく。

由貴

夜門 由貴 わからないけど、はやく、次に進めば……!

メイン

星守 閃理 さっき行こうとした扉……?

KP そことは逆の扉ですね…… 入ってきた方とは逆の
プレートの文字を見ようともせず、
由貴は扉を開けて部屋を出ていってしまう。

扉は半開きになっている。

星守 閃理 「好きなのに……、って、何?
 どうして一人でいこうとするんだよ……」

追いかける……

閃理

星守 閃理 結局またそうやって僕を置いていくんじゃないか……

メイン

KP プレートの文字は… み…?

星守 閃理 見ておこう……
危ない部屋だったらよくないし……

KP へへ……ありがとうございます、タダなんでね…(技能振らなくていいの意
扉には『なみのりふねの』と書かれたプレートがかかっていました。
それをさっと見たかと思うと、あなたは由貴を追いかけて扉をくぐった。
 
【5の部屋】
 
そこは五角形をした部屋だった。ここには扉が1つあるだけ。
部屋の真ん中には、由貴が息を切らして、貴方に背を向けて立っている。
すると……

サラス 「……ゆきちゃん…」

星守 閃理 「由貴ちゃん……?」 

KP 貴方が由貴の名を呼ぶのと重なるように、サラスが由貴を呼ぶ声が聞こえる。

雑談

星守 閃理 あっごめん被ったねサラス君……

サラス いいよ☆

星守 閃理 許さん

サラス そんな…!

メイン

KP 気が付くと再び周囲の景色がまたも変わっていることに気付くだろう。

閃理

星守 閃理 そうか……

メイン

KP 夏のある日、砂浜で……あなた達は不思議な出来事から生還した。
由貴はびしょ濡れで、砂浜に座り込んでおり、驚いたような顔をしている。
そして思い出すだろう。

ここは、自分達が大切な存在へ初めて思いを告げた場所だと。
いつの間にか、由貴のそばにはサラスがいた。
心配そうな顔で、由貴の頬に手を添えている。

閃理

星守 閃理 きついな……本当に……

メイン

サラス 「あのときは本当に……心配した。
 由貴ちゃんが俺を助けようとして……」
「もう一度、キミに言うよ。俺は きみの、ことが」

夜門 由貴 「う……? さ、サラスくん…?」

閃理

星守 閃理 海に飛び込むか、止めるか……

メイン

星守 閃理 「……そんな言い方じゃなかっただろ、由貴ちゃん」 

夜門 由貴 「……えっ…」
閃理くんの声に振り返ります

星守 閃理 「僕は、ずっとずっと、由貴ちゃんの事が大好きだよ。
 ……これまでも、これからも」

夜門 由貴 「えっ……!」
「あ、あれ……うん……」

星守 閃理 「ちゃんと、誰よりも一番、愛してるよ。
 僕は君を、愛してる……」 

夜門 由貴 「わ、私も、閃理くんのこと、す……」
「……」
「だ、大好き。
 私も、閃理くんのこと、大好き、愛してる いちばん……!」

星守 閃理 「……」 

夜門 由貴 「ずっと、一緒にいたいよ。死んじゃうまで、死んじゃっても……」
「また、つぎも…」

由貴

KP あなたはすべてを思い出した。
サラスとの思い出だと思っていたものは、全て星守閃理くんとのものだったのだ。

自分が今まで大切だと思っていた存在――サラスは虚構の存在だったと気付く。これまで信じていた大切な記憶が全て偽物だったことによる

SANC 1/1d3

夜門 由貴 CCB<=61 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=61) > 24 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 61 → 60

夜門 由貴 そんなの、どうでもいい
閃理くん……!

メイン

星守 閃理 「……愛が欲しいよ。欲しかった、よ……」

夜門 由貴 「う、うぅ…… ごめんなさい、閃理くん、閃理くん……」

星守 閃理 海に、入ろうかな…… 

夜門 由貴 「愛してるよ、私が一番、だれよりも、 うう……!」
「待ってよ、閃理くん…!」
立ち上がって、閃理くんの傍に走り寄ります。
「行かないで、愛してるから…… そばにいて、いかないで…」

KP 貴方の、海へと向かう体に、由貴が飛びついて、子どものように泣きじゃくる。

星守 閃理 「……なんて、ね」 
振り向いて抱き締める。

夜門 由貴 「………っ、ぐす……」
閃理くんが海に入ろうとしないことが分かっても、抱きついたまま……
………
「閃理くん、せんりくん……」
より一層強い力で抱きつきます

星守 閃理 「ごめんね由貴ちゃん、試すような真似して……」 
「僕にはこんな事しか出来ない……」
「それでも、」
「君と幸せになるのも、不幸になるのも……
 宇宙でただ一人、僕だけがいい……」

夜門 由貴 「……わたしも、おんなじ気持ちだよ」
「閃理君が一緒だから、しあわせも不幸せも意味があるんだ」

星守 閃理 「本当にそう思ってくれる? 僕だけに?
 そうじゃないと嫌だ、由貴ちゃん、由貴ちゃん……!」 

夜門 由貴 「うん、閃理くんだけだよ。閃理くん以外に、いないよ。」
「閃理くん、だいすき、あいしてるよ……」

KP ……いつのまにか、周囲の景色は、元の部屋に戻っている。
由貴は貴方から離れる様子も、貴方以外の存在に気をそらす様子もない。
部屋には、先ほどまではなかったテーブルがあり、
その上に閃理さんから由貴への――貴方の色をしていると由貴が言った――誕生日の贈り物が箱に入っている。

箱の側には達筆な字で「ここぞという時ガツンと決めるのに使え!」と書かれているメモがある。

星守 閃理 「はは、……本当……お節介な方だな、……いや……」 
「由貴ちゃん」 

夜門 由貴 「……? どうしたの、閃理くん」

星守 閃理 「愛してるよ……。
 生まれてきてくれて、僕と一緒に生きてくれて、ありがとう」 
箱を渡そう。

夜門 由貴 「……う、うん… うん、ありがとう……? えへ、ちょっと照れるね…」
「………!」

雑談

星守 閃理 えっ 何その顔……

メイン

夜門 由貴 「……それ… せんりくんが、わたしに、くれた……」

雑談

夜門 由貴 なんだろう、わからないの…

メイン

KP 由貴は落ち着かなげに、箱を見つめたり閃理くんを見つめたりしている。

星守 閃理 「そう。僕の色だって、由貴ちゃんが言ってくれたものだよ」

KP 由貴は、困ったようにそれを見つめて、受け取ろうとしません。

閃理

星守 閃理 どういうこと……??

メイン

夜門 由貴 「うん…… 覚えてる。忘れてないよ……」
「でも…… なんだか、嫌な予感がするの…」

星守 閃理 嫌な予感……?
由貴ちゃんから一度離れて、よく箱やアクセサリーを見てみる……? 

由貴

夜門 由貴 私、なんかい 閃理くんの好きを 拒否すればいいの
やだ…… やだ…

メイン

KP 特に変わったところはありません。
なにか奇妙な気配を感じるということもないようです。

夜門 由貴 「……ごめんね。閃理くんが、持ってて…」

閃理

星守 閃理 だめだ、PLのINTが僕に追いついてない(傲慢)

メイン

星守 閃理 立ち絵にはイヤリングあるけど(メタ)、今由貴ちゃんってイヤリングつけてるのかな

KP そうですね(メタ)
つけています、が…… だからどうという感じではなさそうです。

夜門 由貴 私が今、それをつけてるのに…… 偽物じゃん!
と思ってるわけじゃないんだよ。

ほんとに、それ自体を私が受け取っちゃいけない気がするの…

KP ……アイデアどうぞ

星守 閃理 うわ……ごめんなさい中の人が(責任転嫁)
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 82 > 成功

雑談

星守 閃理 いや出目高……

夜門 由貴 ちょっとどきっとしたね!

メイン

KP ではあなたは箱の横に置いてあった紙のことを思い出す。
「ここぞという時」……それは本当に今なのだろうか?

星守 閃理 ……なるほど(閃いてない)
「……分かった。じゃあ、今は僕が預かっておくね」

夜門 由貴 「……うん、ごめんなさい」

星守 閃理 「どうして謝るの。よく分からないけど、嫌な予感がしたんだろ? 教えてくれてありがとう」 

夜門 由貴 「ううん、私の…… 感覚なんて、あんまり当てにならないかもだけど…」
「……い、行こう。ごーる、まだかな…」

星守 閃理 「そうだね……そろそろ、なんじゃないかな」
「行こう、由貴ちゃん」
手を差し出す。 

夜門 由貴 「だったら、いいな…」
「……!」
「……うん、行こう。閃理くん」
嬉しそうに手をつなぎます

星守 閃理 しっかり繋いでいることを実感して……
扉を見てから、先へ進もう。

KP 扉には『おとのよきかな』と書かれたプレートがある。
文字の下には『宝』と書かれた帆を広げる船が書かれている。
…いままでの全ての文を繋げると

『長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな』

となる。
知識とアイデアを振ることが出来ます(別情報)。

星守 閃理 CCB<=75 【知識】
Cthulhu : (1D100<=75) > 82 > 失敗
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 34 > 成功

雑談

夜門 由貴 残念…!

星守 閃理 古文……得意じゃなかった(???)

メイン

夜門 由貴 CCB<=60 【知識】
Cthulhu : (1D100<=60) > 63 > 失敗

雑談

夜門 由貴 えへ、私もだめだった

星守 閃理 また勉強しよう……

閃理

星守 閃理 中の人は好きだけどな……この回文

雑談

KP やっちまったな

閃理

星守 閃理 は……!! そういうことか……!!(閃いた)

メイン

KP ではあなたは宝船の絵を見て、これは七福神と呼ばれる神々が乗る船だと気がつく。

七福神の中には、福の神であるのに嫉妬深いという女神…弁財天という神がいることも思い出すだろう。

雑談

星守 閃理 あっ、雑談……よかった

KP すみません…… 間違えてしまった…!

星守 閃理 あるある……どんまいです!

KP へへ… ありがとうございます

メイン

KP あなたはそれを見たのちに扉を開ける。

星守 閃理 「なるほど……七福神、ね……」

進みましょう

KP  
【6の部屋】
 
入ると中にはサラスが立っていた。
ぞっとするほどの美しい笑みを浮かべ、あなた方を待っていたかのように。
あなた方が入ると、突然サラスは美しいメロディーで歌を奏でだす。

閃理

星守 閃理 サラスヴァティー……

メイン

夜門 由貴 1d100
Cthulhu : (1D100) > 30

閃理

星守 閃理 えっ、なにこれ……(今流れてるBGMタイトル)

由貴

KP では、貴方は何も考えられなくなる。
目の前のサラスのこと以外は。貴方はサラスからの言葉全てに従ってしまうだろう

メイン

KP 閃理さん、目星をどうぞ。

星守 閃理 CCB<=83 【目星】
Cthulhu : (1D100<=83) > 17 > 成功

雑談

星守 閃理 なんだ……

メイン

KP ではあなたはふと由貴をみる。
急に瞳から光が消え、恍惚とした様子でサラスを見つめていることに気付く。

夜門 由貴 「………」

サラス 「突然いなくなったと思ったら邪魔が入っていたとはね…由貴ちゃん…おいで」

星守 閃理 「由貴ちゃん……?」 

KP 由貴に向かってサラスが手招きする。
由貴はうなずくと、あなたとつないでいた手をはなして、ふらふらとサラスの方へと向かっていく。

星守 閃理 「っ!」 

KP そうして、サラスの言葉に素直に従い、腕の中へとおさまる。
サラスは楽しそうに由貴を抱きしめながら閃理さんに笑顔を見せる。

サラス 「そんなに驚くことはないんじゃないですか?
 だって由貴と私は恋人同士なんですよ?
 このくらいのことは普通ですよ」

夜門 由貴 「うん…… うん…」
うっとりとした顔で頷いている。

星守 閃理 「……は、由貴ちゃんが魅力的なのは分かるけど、随分カミサマも人間じみた事をなさるんだな」 

サラス 「……この人のこと、貴方に今更返せないんですよね」
「せっかく記憶を書き換えるだけっていう穏便な手法をとってあげたのに、それを台無しにして…」
「でも……返してほしいなら…そうですね、何か私に差し出してもらえませんか?」

星守 閃理 「何処が穏便なんだよ。僕になり代わろうと必死だったくせに。
 こうでもしなけりゃ由貴ちゃんを手に入れられないなんて、その程度だったということだな」
「……差し出す? 何をだよ」 

サラス 「何を言ってるのかわかりませんが……
 ああ、あなた方、今まで私の影をみてきたんですね」
「影程度の存在と張り合って得意顔とは笑わせる……」
「そうですね…例えば、貴方の一番大事なもの……」
「それを差し出すなら、貴方にこの人を返してあげますよ」

閃理

星守 閃理 今目の前に居るのも影か……?
なんでもいいけど……(別に言い争いたいわけじゃない)

雑談

サラス ……と、閃理くんにとって、彼女以外で一番、大切なものとは…?

メイン

星守 閃理 「……神様がそうやって、いつも高みの見物で僕らの事を嘲笑ってる事くらい知ってる。
 大事な物? いくらでもくれてやるよ」
「……僕は由貴ちゃんを奪い返す為なら、何だってやってきたんだ」

KP ピクリ、とサラスの眉が顰められるのが分かるだろう。
そのままつまらなそうに口を開く。

サラス 「随分あっさりしてますね?
 それは貴方にとって大切な物だったんじゃないんですか?」
「はぁ……何だか残念です。

 こちらから提示される解決策じゃなく、自分で考えて打開策を提示してくれるのを期待したのに。
 提示さえしてくれれば、それが私から与えられた最後のチャンスだったのに」
「考えるのを放棄した人間、我々を忘れ去る人間。
 これだから人間はつまらない…全てを享受するのではなく、自ら道を切り開けばいいものを…」

KP ブツブツと呟くサラスの顔に亀裂が入る。
美しい顔に広がる亀裂、その亀裂から新たに表れたのは、
――先ほど以上の美しさを称えた天女だった。
黒々とした髪を結い、片手には琵琶を持ち、美しく整えられた爪は瞬く間に鋭利な刃物へと伸びていく。

雑談

星守 閃理 うわ…………すごい…………

KP なんか準備したろうと思って……ですね……
へへ…

メイン

KP 弁舌、学芸、智恵の神/弁財天

その姿を見た閃理さんはSANc1/1d8

雑談

星守 閃理 これは文句なしに美しい……ってセリオさんが言ってる

メイン

星守 閃理 CCB<=83 【SANチェック】 
Cthulhu : (1D100<=83) > 59 > 成功

雑談

弁財天 う……? うむ、照れるな…

メイン

system [ 星守 閃理 ] SAN : 83 → 82

雑談

夜門 由貴 強い! よかった

メイン

KP 由貴はSANCなしです。

弁財天 「残念だ。最後のチャンスをお前は失った」

KP  

雑談

星守 閃理 ゾス=サイラに比べたら全然……やたら美しいだけのカミサマだし……(?)

KP 大事なもの破壊したけど…!?

星守 閃理 あっ……
話……いや、いいや、仕方ない……

KP えっ!! すみません、早とちりをしてしまいましたね…?
(今なら…… 今ならまだ変更可です…! 破壊される”大事なもの”……!)

星守 閃理 はは、ちょっととんちをきかせようとしすぎたね……

KP とんち……!? ぐわ――…!! ききたかった…
時間、巻き戻します…?

星守 閃理 その弁財天さまのセリフのところでこう……上手く返すので……?

KP なるほど……! ではきゅきゅっと…!

メイン

星守 閃理 「なあ、最後まで話を聞けよ、弁財天……『サラス』ヴァティーさま?
 嫉妬の大半は相手の話に耳を傾けてないことが起因していると僕は思うぞ。……ひとのことは言えないけど」 

弁財天 「ほう……人間の分際で、ようもそれほど私に口答えできたものだ」

星守 閃理 「お前よりも意地の悪いカミサマには散々翻弄されてきたからね」 
 

KP あっ

雑談

星守 閃理 あっ、ちがう?

メイン

KP 渡しますか?

雑談

KP 渡すと…… 分岐しますね 

星守 閃理 ぬわー……待って……

KP だめだ、カバディをしてしまう… 

メイン

KP よし! アイデアをもしよろしければどうぞ!!(意気揚々とヒントを出そうとする

雑談

星守 閃理 待って……ええ……ちょっとかんがえさせてください……

KP はい……!
ただ、この……えーっと、もし2PLのときに来ていたらなんですが。
その場合は事前に、アンケートを取り”大事にしているもの”をお聞きしていました。

星守 閃理 なるほど……?

KP そのため、本シナリオ中で手に入ったものは対象外…… になるかな、と…

メイン

星守 閃理 「僕の大事にしてきた物が何なのかなんて、お前に分かるのか?」 

雑談

弁財天 わからぬ…… ブローチでいいのかえ…?

星守 閃理 ブローチなんて持ってない……(はず)
ちょっと待ってくださいね……

弁財天 あっ、そうなのだな……?
てっきり同じように貰ったのかと思っておったぞ

星守 閃理 おなじようにもらった??

夜門 由貴 別の世界の閃理君と同じように……? あっ
ああーーーーっ なるほど
ごめんね、KPのINTが2だったね……
せんりくん、まだ、はたち…

弁財天 ううむ、なるほど、困ったものだ……

メイン

弁財天 「……なるほど、ではその胸元に掛けているペンダント。それはどうなのだ?」

雑談

弁財天 別のものが良ければ言ってくれなのだ(中の人がしんどくなっている)

星守 閃理 ひどいこと(?)をするかしないか迷ってる……ごめんね……

閃理

星守 閃理 髪……あるいは髪紐……

雑談

弁財天 うむ、待つぞ…
酷いことをしているのは私の方だからな…

メイン

星守 閃理 「……ほら見たことか。分かってないじゃないか」 

弁財天 「なんだと?」

星守 閃理 「僕が何の為に髪を伸ばしているかも知らないんだろうな……」 

雑談

夜門 由貴 !??!??!?!?!?

メイン

星守 閃理 「……まあ、それは由貴ちゃんのためなんだけど」
「それを結ぶ『髪紐』……これは由貴ちゃんと十哉が昔くれたものをずっと使ってるんだ」
「それが何よりも大切なのに、ああ、サラスヴァティー様はご存知なかったか……」 

閃理

星守 閃理 そんなのストックいくらでもあるんだよ(煽)

メイン

弁財天 「………! ……よかろう。それを私に渡すというのだな」
「ならば、望み通り受け取ってやる!」

星守 閃理 「そうだ。ああ……待ってくれ、」

KP そういうと、弁財天は鋭い爪を持った手を振り上げて、貴方に振り下ろす。
黒い爪が貴方に迫る。

星守 閃理 「……だから、話は最後まで聞けよ」

雑談

夜門 由貴 た、たちえ たすけて

メイン

星守 閃理 「欲しいならくれてやるからそう焦るなよ。……僕に触るな」
強引に引きちぎった髪紐を差し出す

弁財天 「……しらぬ、しらぬ、知らぬ…!!!」

KP 貴方の言葉に激高した弁財天が、腕を振り下ろす。
鋭い爪が、貴方の腕ごと紙紐を切り裂いた。

弁財天 1d6 ダメージ
Cthulhu : (1D6) > 6

雑談

弁財天 さ、最大値を出すな……!!

メイン

星守 閃理 あっ、これはまずい……

system [ 星守 閃理 ] HP : 11 → 5

KP ……ほ、ほあ…… どうしよう、POW*5…… どうぞ…?

星守 閃理 ショックロールですね…… え?

KP POW*5で…

星守 閃理 CCB<=(16*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=80) > 41 > 成功

雑談

星守 閃理 ショックロールでも成功してたよ……(結果論)

メイン

星守 閃理 「っ……」

KP では、あなたは 切り落とされた 自身の腕から溢れ出る血を見ながらも、
由貴を想う気持ちによってその場にたち続ける。

弁財天 「ああ、ああ、よかろう。つまらない人間よ。お前の考えはよぅくわかった」

KP 閃理さんから大事なものを奪った弁財天は、腕の中におさまっていた由貴に目をやる。

弁財天 「お前の言う通り、お前の大事な物と引き換えにコイツは返してやろう」

KP その言葉と同時に、閃理さんの目の前で由貴を
その鋭い爪でズタズタに引き裂く。

弁財天 3d6 ダメージ
Cthulhu : (3D6) > 15[6,6,3] > 15

system [ 夜門 由貴 ] HP : 14 → -1

雑談

星守 閃理 わー……

メイン

KP ……うっとりとした顔のまま、避けもせずに、黒い爪は由貴に吸い込まれていく。

夜門 由貴 「………あ…」

星守 閃理 「……な、るほど、ね……」

雑談

夜門 由貴 ああああ ちょっとまって

メイン

KP そうして引き裂いた由貴をゴミのように閃理さんの近くへと放り投げると、サラスはふわりと宙に浮かぶ。

弁財天 「どうした?ちゃんと返してやったじゃないか。
 私は最初から返す、としか言っていないぞ?
 傷をつけないとは言っていないさ」

星守 閃理 「ああ、それは僕が迂闊だった。……呆れて、物も、言えないよ……」

弁財天 「はあ…これでお前達は別れることになるだろうな…」
「私を呼び出した人間の願いも叶ったというものだ。
 しかし興醒めだな。別れさせてほしいと願われたから受けたはいいが、やはり当事者以外からの願いで別れさせるのは後味が悪い…」
「……正真正銘最後の慈悲だ。

 お前は間もなく意識を失い自らの家へ戻るだろう。
 その時は記憶を書き換えこいつのことを忘れさせてやるさ。

 それまでは、最期の逢瀬を楽しむと良い」

KP 閃理さんにそう言うと、弁財天はそのまま空にとけるようにして消えてしまう。
閃理さんの目の前には、既に事切れた由貴の遺体があるのみである。

星守 閃理 「っ……く、そ……」

情報

KP ※PL情報

これからとれる行動(技能)は2回までです。
宣言のみで成功扱いになるが、それが過ぎたら閃理さんの意識は失われ、シナリオ終了となります。

雑談

星守 閃理 行動技能……??

KP そうですね…… なにかに目星をするとか、そういう感じでしょうか…?

メイン

KP アイデアをどうぞ。

星守 閃理 CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 51 > 成功

KP ではあなたは、気を失う前に聞いた何者かの言葉を思い出す。
「ソレを知るのはいつでもいい…まずはよく見て気付きなさい」

という言葉を。

由貴

夜門 由貴 処理を間違えたね
しょうがないな……

メイン

星守 閃理 「は、はは……ごめん、ね……由貴ちゃん……
 いつもいつも、詰めが甘くって……」

片腕のあったところを押さえながら、由貴ちゃんに近付く。

KP 由貴に近づくと、苦悶の表情を浮かべた由貴が横たわっている。

最期まで閃理さんを瞳に映すことはなく、由貴は事切れたのだ。彼女が返事をすることは二度とないだろう。
大切な人を失ったことによるSANc1d6/1d10

由貴

KP ところで一度失ったことがある場合は、SANC免除なのだろうか……
いや、そんな過去はなかったね

メイン

星守 閃理 CCB<=82 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=82) > 24 > 成功
1d6
Cthulhu : (1D6) > 4

system [ 星守 閃理 ] SAN : 82 → 78

雑談

星守 閃理 くそ、狂えなかった……
いや、狂ってる場合じゃない

夜門 由貴 狂いたかったの…?
そう、そうだよ

メイン

KP あなたが由貴を見つめていると、由貴の体に異変が起きる。まるで陶器のような破片へと砕けていく。
破片について知りたい場合は知識、破片をよく調べたい場合は目星をどうぞ。

星守 閃理 うーん、破片を調べたいな……
【目星】を振ります

KP 2つ技能を振ることも出来ますが、その時点でシナリオは終了します。
了解です、自動成功です。

星守 閃理 えっ
あっはい

KP このシーンのみ宣言するだけで成功するのです…
丁度破片の中央部分…由貴の体が残っていたとすれば心臓の付近から、人の形を象った紙片が出る。

星守 閃理 「これは……?」
よく見てみます

KP それをよく見てみると、その紙片は酷くズタボロになっていることが分かる。まるで、鋭い爪で切り裂かれたかのように。
そうして、体を寄せて由貴に腕が触れる。
するとそれが最後の衝撃となったのだろう。由貴だった破片達が砂のように更に細かく形を変えていく。
 
破片が砂のように細かくなったことで気付くだろう。
紙片があった場所の近くに何かが埋もれている。

星守 閃理 「あ、ああ、ゆき、ちゃん……」

見てみます……

閃理

星守 閃理 また、ぼくをおいて……

メイン

KP それは、彼女から閃理さんへの贈り物だった。
小さな鍵だ。
なんの変哲も無い、あまりに安っぽい作りの鍵。

雑談

KP 拾い上げたことにしちゃった 気のせいです

星守 閃理 お、おお、拾い上げてもいいですよ……?

KP おお…… 拾い上げないことも可能ですよ…?

由貴

KP 大丈夫ではない

メイン

星守 閃理 「こ、れは……」
心当たりはあるかな……YUKIちゃん……?

KP はい、それは由貴と同じ姿をした”彼女”からの、贈り物でした。
なぜ、こんなところに…?

星守 閃理 本当になぜ……?
僕が持っていたものなのに……?
いや、それで言ったらイヤリングも同じか

KP さて、部屋全体を見渡すことが出来ますが……

星守 閃理 「どうしてここにあるんだ……。
 知らない間に失くしてしまったのか……?」

古びた鍵を拾い上げて、かき抱く。
……左腕で。

閃理

星守 閃理 夢の痕跡。想いの証。無くしてしまいそうな粗末なもの。

メイン

星守 閃理 それで、部屋全体を見渡す……?

KP あなたが鍵を拾い上げると、それは酷く弱々しく… 
しかしたしかに輝きを放っていた。
あなたは部屋の内部を見渡した。

この部屋は台形の形をしており、やはり窓はない。
扉は自分たちが入ってきた扉、そして壁の色と同化しており気が付かなかったが、もう1つ扉がある。

星守 閃理 「一組の対辺が平行、か……」
「……僕の由貴ちゃんを奪い返すために、今度は何をしたらいい?」
「はは、は……」

もうひとつの扉へ向かう。何か書いてあるかな……

KP 扉には何も書かれていない。
だが、鍵はかかっていないようで、扉は開けられそうだ。
扉を開けますか?

閃理

星守 閃理 『また』どこかの由貴ちゃんの魂から奪ってきたらいいのか?

はは、そしたら今度は僕が言いだしっぺか。
どちらでもいいよ。
何だってやってやる……

メイン

星守 閃理 開けましょう……此処に居ても、仕方ない

KP はい、では……
あなたは扉を開けた。
 
【7の部屋】
 
中には小さな丸い部屋の床で横になっている由貴がいた。

星守 閃理 「! 由貴ちゃん!?」
咄嗟に駆け寄る

KP 近づいていって耳を澄ますと、穏やかな寝息が聞こえるだろう。

由貴に対しては振りたいならば医学、目星、アイデアが使用できる。

夜門 由貴 「………スー……」

星守 閃理 「寝て、る……?」

ええ、【アイデア】……?
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 50 > 成功

KP 素晴らしい!
では閃理さんは、由貴の体の違和感に気付けるだろう。
由貴の丁度心臓部分にぽっかりと穴が空いているのだ。
血は出ておらず、傷のように膿んでもいない。
ただただ穴が空いている。

その穴は、まるで閃理さんから由貴への贈り物の形をしているように見える。
そこまで思いついたところで、閃理さんの意識は朦朧とし始める。
もう、時間がないのだ、と自覚するだろう。

星守 閃理 「っ、これ……イヤリングの……?」
(まずい、目が、かすんで……)
その穴にイヤリングを入れる……?

KP 閃理さんが贈り物を由貴への体の穴へ入れると、まるでパズルのピースのようにピッタリと合致するだろう。

そこまで行ったところで閃理さんの意識は朦朧とし始める。
全ての力が抜けていく感覚に体がふらつき、由貴の隣へと倒れこんでしまうだろう。
ゆっくり、ゆっくりと閉じられる閃理さんの視界が最後まで映していた物は、穏やかに寝息をたてる由貴の寝顔だった。
閃理さんの意識が完全に失われる際、誰かのこんな言葉が聞こえた気がする。

星守 閃理 「ん……」

謎の声 「ようやったようやった!」
「よっくぞ人間の絆というものを見せつけてやった」
「もう大丈夫じゃ。
 安心せえ、怖いことはもうなーんもないぞ。

 目が覚めたら全てが元通りじゃ。願わくば、お前さん達の人生に幸多からんことを」

KP  
この言葉の意味を考える暇なんてあるはずもなく、完全に閃理さんの意識は深い眠りへ落ちていく。

・・
・・・
次に目が覚めると、そこは閃理さんの自宅である。
閃理さんが受けた傷は全て綺麗に戻っており、隣には寄り添うように由貴も寝ている。

星守 閃理 「う、うぅん……」
「……はっ、由貴ちゃん!?」 

夜門 由貴 「……… …ん…」
「…… せんりくん…?」
「…… 閃理くん、腕は……!」

星守 閃理 「生きてる……」 

夜門 由貴 「あれ…?」
閃理くんの腕をペタペタと触る

星守 閃理 「え、そんなもの別に……あれ、」
「元に戻ってる……」

夜門 由貴 「……よかった、閃理くんの腕…」
ぎゅっと腕に縋り付く
「……ずっと見てた。操られてる間も……
 あんなこと、言っちゃだめだよ…」

星守 閃理 「いやいや……僕の腕なんかより、由貴ちゃん……っ!
 ……え、あ、あんなこと……? 何かおかしな事言ったかな」 

夜門 由貴 「なんでも、いくらでもくれてやるとか、そういうこと……」
「……い、命だって取られちゃうかもしれなかったのに…」

星守 閃理 「ああ、そういうこと……」 
「命よりも大切なんだから、仕方ないじゃないか……」

夜門 由貴 「…… ばか、せんりくんの、いのちよりだいじなものなんかない」
「ぶじで、よかった……」

閃理

星守 閃理 本当に、何だってするよ、僕は

メイン

星守 閃理 「由貴ちゃんこそ……」

夜門 由貴 「……ひどいこと、いっぱい言ってごめんね、酷いこといっぱいしてごめんね。
 一緒にいるって言ったのに、愛してるって、そばにいるって…」

星守 閃理 「だから、それは……由貴ちゃんのせいじゃない事くらい分かってるから、大丈夫」 
「僕の方こそごめん。殺してくれだの、死んだ方がマシ、だの……物騒な事言って怖がらせたよね」 

夜門 由貴 「でも、わたしが… 私の気持ちがもっと、強ければ…」
「ううん、大丈夫… 閃理くんが死んじゃうなんて、考えただけでつらい、けど……」
「閃理くんのほうが、つらかったはずだから…」

星守 閃理 「ま……所詮カミサマには敵わないって事だよ」 
「それはそれとして、死ぬほど辛かったけど……」 
「由貴ちゃんが無事にかえってきてくれて、今はただそれだけで、いい……」

夜門 由貴 「……閃理くん…」

KP 由貴があなたの腕から離れて、あなた自身に縋り付くように抱きつく。

星守 閃理 「わ、……ふふ、おかえりなさい、由貴ちゃん」 

夜門 由貴 「うん……

 ただいま、閃理くん」

KP ……あなた達が何度目かの再会を確かめあっていると、由貴の耳に揺れている耳飾りが、妙に光り輝いていることに気がつく。
きっと、貴方が保つ鍵もそうなのだろう。
ただし、2人がそのことについて考えるのは今しばらく先のことだ。

今はただただ大切な存在が側にいること、これからも2人で共に過ごせることへの幸せを噛みしめるのに忙しいのだから…
 
CoCシナリオ

【その恋に終止符を】

エンドA 「変わらない存在」

シナリオクリアです、お疲れさまです!

星守 閃理 !! お疲れさまです!! 

夜門 由貴 おつかれさまでした…!

星守 閃理 由貴ちゃん、うう、由貴ちゃん……!!

夜門 由貴 ふふ、なんだかすごく、久しぶりみたいな感触……
ずっと一緒に居たはずなのに

星守 閃理 すみません本当終盤……めちゃくちゃ抗ってしまった……
思い出してもらえてよかった……

KP いえいえいえ、悩みますよね……
シナリオ初めて読んだときは「そういうこともあるよね!」という気持ちだったんですが…
あとから「え、しんど……」という事に気が付き…

夜門 由貴 私の記憶は都度都度、閃理くんが取り戻してくれたから大丈夫だよ!

星守 閃理 はは、今までのログのタブがいっぱいだ……

情報

KP 【クリア報酬】

シナリオクリア…1d8
全ての記憶を取り戻した…1d4
由貴の胸の穴に贈り物をはめた…1d4

Aエンドのみ、お互いへの贈り物が福禄寿からの祝福によりAFとなる。効果は幸運+3

メイン

夜門 由貴 わかる…(色々開いてた

星守 閃理 !! イヤリングに意味が……!!
嬉しいな。すごくうれしい。ありがとう由貴ちゃん。ありがとう福禄寿さま……

夜門 由貴 うん、これならずっと身につけてるから、効果もあるね

謎の声 ふぉっふぉっふぉ、いいんじゃよ…

星守 閃理 ありがたい……。シナリオ読も……。

情報

KP 【成長チャレンジ可能技能】
・閃理さん

図書館 1
目星 4

クリチケ 1枚


・由貴
目星 1
図書館 2

クリチケ2枚

メイン

KP 由貴のタブも見ていただいて大丈夫です!
と言ってもいっぱいは書いてないですが…

星守 閃理 ありがとうございます! 読むぞ……

KP あ、お参りの過去は捏造しました……
お正月に一緒に初詣に行ってね…

星守 閃理 いつも行ってるから大丈夫、かな…… 

KP おいでませ太宰府天満宮(九州)

星守 閃理 い、行ってみたい~~!
行けなかったんだよね、中学生の頃……(中の人が)

夜門 由貴 なるほど…?
いまはちょっと人が減ってるかな?

梅が枝餅がいっぱいあるよ
でも三が日は死ぬほど人がいるよ、何十メートルも参拝の人が並んでるの…

星守 閃理 そりゃそうだ……受験も近いし、合格祈願……
余計に人が多そうだ

夜門 由貴 いろんな催しもやってるしね。
来年はわからないけど…

星守 閃理 そっか……。思い切り密だもんね。

成長

星守 閃理 1d8+2d4 SAN回復
Cthulhu : (1D8+2D4) > 3[3]+5[4,1] > 8

system [ 星守 閃理 ] SAN : 78 → 86

星守 閃理 CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 11 > スペシャル

メイン

夜門 由貴 そうそう…
黒字だ! よかった…

成長

星守 閃理 CCB<=83 【目星】1/4
Cthulhu : (1D100<=83) > 79 > 成功
CCB<=83 【目星】2/4
Cthulhu : (1D100<=83) > 33 > 成功
CCB<=83 【目星】3/4
Cthulhu : (1D100<=83) > 92 > 失敗
CCB<=83 【目星】4/4
Cthulhu : (1D100<=83) > 87 > 失敗
2d10
Cthulhu : (2D10) > 10[3,7] > 10

メイン

夜門 由貴 わー!!

成長

星守 閃理 目星 83 → 93
1d10 クリチケ
Cthulhu : (1D10) > 3
図書館を何とかしてくれ……。

図書館 75 → 78
以上だね。
ありがとう。

夜門 由貴 お疲れ様!!
私もさっくり振ってみようかな?

星守 閃理 90超え技能のSAN回復は辞退しとくね。

夜門 由貴 えっ、どうして…

星守 閃理 え……2d6も回復したら多くないか……?
試しに振るだけ振ってみよう。 多かったらなんか……なんかする。

193 ふむん…… では、2d6分の技能成長…?

星守 閃理 2d6 90超え技能
Cthulhu : (2D6) > 12[6,6] > 12

193 ヒューーッ!!

星守 閃理 うわ……

夜門 由貴 せんりくんすごーい!!

星守 閃理 図書館……につぎ込んだらまた90超える……
こまったな……

KP 目星を極めた分、他の技能に回す余裕が出来た!
という感じで…… なにか好きな技能に…?

星守 閃理 あ、好きに割り振っていいのか。
じゃあ図書館に+2して、追跡に+10しよう(???)
図書館 78 →80
追跡 50 → 60

KP どうぞ!

夜門 由貴 (追跡…?)

星守 閃理 ありがとうございます。
ニコ……
いや怖い人だな。ちがうんだよ。うん。

夜門 由貴 ううん、大丈夫だよ!
私も追跡上げたことあるし…

星守 閃理 そうだね。追跡……いいよね(?)
じゃあ、次は由貴ちゃんの成長かな?
クリチケ2つもある、流石だな……

夜門 由貴 どうしてあそこで1クリを出したのか全然わからないの…
よーし、振ってみるね!

星守 閃理 がんばれ!

夜門 由貴 1d8+2d4 生還報酬
Cthulhu : (1D8+2D4) > 1[1]+3[1,2] > 4
うん!

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 60 → 64

星守 閃理 SAN回復……す、すくない……

夜門 由貴 いつものことだよ…!
1b100>=82 目星
Cthulhu : (1B100>=82) > 35 > 成功数0
2b100>=85 図書館
Cthulhu : (2B100>=85) > 9,25 > 成功数0
出目がいいなあ
2d10 クリチケ
Cthulhu : (2D10) > 13[7,6] > 13

星守 閃理 うーん、いい出目……
お、クリチケも中々!

夜門 由貴 うん! よかった……何に振ろうかな
それじゃあ私も、追跡と…… 医学にふろうかな?
閃理くんの、腕……
大丈夫だって分かってるけど心配

星守 閃理 はは、大丈夫だよ……ありがとう

夜門 由貴 18→25 追跡
58→64 医学
うん、こんな感じ! ありがとう、お疲れさまでした!

星守 閃理 うん、お疲れ様。

夜門 由貴 急ピッチで豆乳のお部屋を用意してたみたいだけど……
大丈夫そうだね、今日のところは、そろそろ眠ろうか!

星守 閃理 わ、僕が長引かせちゃったから……ごめん……

夜門 由貴 えっ? 大丈夫だよ?

星守 閃理 折角用意してくれてたのに……
うん、でも、また今度かな?

夜門 由貴 KPが勝手に回して心を壊してその回復剤として用意してただけだから…

星守 閃理 そっか……それは、まあ、そうだな。
楽しみが増えたということで。
ご準備ありがとうございますKP。

夜門 由貴 たのしみ……? うん!

KP いえ、こちらこそいっぱい遊んで頂きありがとうございました…!
途中でカバディをしてしまいましたが…

星守 閃理 えっ、うん……
違う意味でやばそうだけど……
楽しみにしてるよ。PLは。

けみかる いや……! あれはリアルINTがだめだめでしたね、か、かっこわるい……

193 PLは…w ふふ、ありがたい。
遊びましょうね!

けみかる ぜひぜひ遊びましょう!!

193 そんな……! 大丈夫ですよ!
アレを渡しちゃうと、記憶が飛ぶだけで…
もう二度と… 進展はなくなるだけで…

星守 閃理 いやだいぶまずいなそれ……
誕生日がお通夜になるところだった
PLはお通夜並に泣いてたけど……

夜門 由貴 そ、そうなの……? ごめんね…?
でも私の中の人がこれされても泣くなあ… と思ったよ
狂ってるよね

星守 閃理 まあ、こちらが今まで回したシナリオも大概そんな感じだからね……

情報

背景 七福神という7人の神がいた。

幸福の象徴だと崇拝されていたのも今は昔。現代の日本人で7人の神すべての名を言えるものは随分と減ってしまった。そのため、供物を捧げ、願いを唱える人間を彼らはとても大切にした。

七福神の紅一点である弁財天は嫉妬深い女神と言われている。彼女の祀られている場所に恋人同士で行くと嫉妬によって別れさせられるとされ、別れたい相手と詣でる人間がいると言われるくらいには有名だ。

ある日、豪勢な供物、そして強い願いが弁財天を呼び出す。呼び出した人間は閃理さんに恋する人間だ。しかし閃理さんには大事な人間(由貴)がいる。どうにかして自分が由貴の後釜に座りたいため、その人間は弁財天に願った。
ここ最近信仰の薄れた人間達への憤りに加え、元来恋人嫌いの女神は喜々としてその人間の願いを叶えるため動き出した。それに気づいたのは他の七福神の内の一人の福禄寿。閃理さんに恩のある福禄寿は他の七福神達の協力を元に陰で動き出す。閃理さん達はトラウマをこさえずに帰ることができるのか?

成長

夜門 由貴 サラスさま以上に嫉妬しておかしくなっちゃってたと思う……

情報

登場NPC 福田サラス(弁財天の人間時の姿)(弁財天の別名はサラスヴァティー)
PCに合わせて性別は変えられる。人間時のAPPは18
弁舌、学芸、智恵の神/弁財天(今シナリオではイドラの化身の1つイ夫人と同等の存在して扱う)イ夫人についてはマレウス・モンストロルムP141参照
STR27 CON69 SIZ17 INT25 POW60 DEX36 APP25 HP43 DB2d6
武器:かみそりのようなかぎ爪 90%もしくは催眠状態なら自動 ダメージ1d6+DB
催眠性の歌:犠牲者を誘惑し催眠状態にするために、心乱されるほど美しいメロディーを歌う。犠牲者のPOWが弁財天のPOWに抵抗表で打ち負かされると、犠牲者は静かに歩いてまっすぐ彼女の腕の中におさまる。もしかしたらそこで残酷に切り裂かれるかもしれない SANc1/1d8

今シナリオでは戦闘は想定されていないが、もしも彼女にすぐに攻撃を繰り出す短慮なPCがいた場合は遠慮なく上記のステータス通りに動かし屠って良いと思われる。
あと、オリジナルの神話生物かよ~とか文句いってくるPLがいたらルルブにオリジナル神話生物を作っていいと記載されていると説明した上で殴打して良いと思われる。
KPの言うことは~絶対~~

『長き夜の 遠の睡ねむりの 皆目醒めざめ 波乗り船の 音の良きかな(なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)』
…正月の2日にこの短歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置いて、歌を3度読んで寝ると吉夢が見られると言われる回文短歌。黒幕の一人が七福神だというヒント

成長

星守 閃理 おかしくなったよ……嫉妬、というか、うーん……
もう死のうかな……って思った……

夜門 由貴 私は…… 私自身があんな言葉を口にしてしまうってこともそうだけど、閃理くんの反応が心に来てつらかった…

星守 閃理 なり代わられてるなら、サラスくんに対する気持ちは僕への気持ちだろうなって思ってたから……なんかそこは大丈夫だった(傲慢)

夜門 由貴 えへー そうそう、閃理くんとのことだと思ってお話してたよ

星守 閃理 だよね。そう思ったけど……
やっぱり堪えるものは堪える
ログ……泣きながら何回も浴びるんだろうな、PLが。
楽しみにしてますね

夜門 由貴 ……私には閃理くんだけだからね!

KP はい、了解です……!
ドライブとHPにアップしますね!

けみかる ありがとうございます!!

193 いえいえ~!

それではしばしの間(12時間くらい)、お休みかな……?
今日もたくさん遊んでいただきありがとうございました!

けみかる そうですね……! わー、まだまだ楽しい時間が続くの嬉しい……
こちらこそ、ご準備、キーパリング等、本当にありがとうございました!
明日もよろしくお願いいたします!
お疲れさまでした、お休みなさいませ。

193 そうだ! 明日は入れ替わりですよ……!
はい、よろしくお願いいたします!
おやすみなさいませ・・・!!

けみかる (入れ替わり……! そうだった。……できるのか……??)

193 RP把握セッションとは何だったのか(日常から無限に離れた状況)

けみかる う、うーん……どうにかしましょう!!(行き当たりばったり)
また違う一面が見られたという事で、へへ……

193 どうにかなるなる! そうですね、レアですよ……!

けみかる レアだからこそ心に来る……
あ、そうだ、ちょっと立ち絵に致命的なミス(消し忘れ)を発見したので修正しておきますね……
あれならちょっと、次セッションまでにコマのZIPをお渡しするので……

193 はわ…… 了解です!
一応このお部屋からExportもしておきますね!

星守 閃理 あ、寄り添ってくれてる……

夜門 由貴 ば、ばれた…?
もうスクショ取り終わったかな~ とおもって…

星守 閃理 わ、サラスヴァティ―さま……

弁財天 うむ……
私の立ち絵もこれ致命的な失敗があるでな……
PCの立ち絵じゃなくて良かったというものじゃ

星守 閃理 え……? 分からないけど……美しすぎる、とか……?

弁財天 そなた、わが美しさに目がくらみすぎじゃ……

夜門 由貴 ………

星守 閃理 いや、そう言えって僕の中のセリオさんが……あっちょっと、由貴ちゃんそんな目で見ないで……

夜門 由貴 APP25……だもんね、かなわないよ…

星守 閃理 そこまで来ると恐怖だよ。
僕は由貴ちゃん以外に興味ないから。

夜門 由貴 そうだね……? SANCはいっちゃう… あ、アレはそういうことか

うん、私も閃理くんが大好き!

星守 閃理 良かった。
幸せな気持ちで眠りにつけそうだ。

ありがとう由貴ちゃん。大好きだよ。
動物園は……またいつか行こうね。
改めて……おやすみなさい。

夜門 由貴 うん、おやすみなさい……!
動物園も行こうね!(動物園しなりおを探し始める音
それじゃあ、また明日!

星守 閃理 うん、また明日。

メイン

system [ 星守 閃理 ] HP : 5 → 11