noname
お部屋はこちらでお願いします!
キャラ登録はゆっくりで大丈夫ですが、当日27日の午後から夕方にかけて部屋の最終調整を行いますのでその時間にキャラ登録される場合はDMいただけると嬉しいです!
大体お魚天国がかかってない時は調整作業を行なっています…!
鳥谷部大樹
noname
おおん!!!!
いまラスト調整中で!!!!
お揃いになりましたらお声がけください!
noname 揃われましたかね?
けみかる はーい!
鳥谷部大樹 うん
noname
では「キルキルイキル」初めていきましょうか。
貴方達は2人でルームシェアをしている。そうですね、まず自己紹介でもしていただきましょうか!
鳥谷部大樹 トリヤベダイキ。26歳。体育教師。
noname 素晴らしく無口ですね。ある種把握しました、よろしくお願いします!
高出竜二 「高出竜二(たかで りゅうじ)、26歳! この辺にあるいくつかの学校でカウンセラーやってます! 姉と弟がいるけど、大樹と暮らしてます……あれ、なんでだ?」
鳥谷部大樹 うん。よろしく。で、竜二は?
高出竜二 「よりによって生活力に偏りのある二人が集まってしまったんだよな……」
鳥谷部大樹 「(まあ別々のところで孤独死するよりはマシじゃん?)」
noname なるほど、性格が大変真逆ですね!ではお2人とも、本日はよろしくお願いします。
高出竜二 「よろしくお願いしまっす!」
鳥谷部大樹 「よろしく」
noname
では導入を
あなたちは2人でルームシェアをしている。
ある朝目を覚ますと、そこは2人が共有で使用しているリビングダイニングであった。
食卓に腰掛け、そのまま机に突っ伏して眠っていたらしい。
どうしてこんなところで寝ているのか、まったく覚えていない。
貴方たちが身を起こすと、
卓上には見慣れぬ一枚の紙が置かれていた。
卓上のメモには、走り書きの文字でこう記されている。
「生き残りたければ、もう一人を殺せ」
目覚められましたらお好きに周りを見ていただいて結構ですよ。
高出竜二
「んん……? 何だこれ」
とりあえず紙を見て、その後辺りにおかしなところが無いか見たいですね
noname
紙ですね
卓上には見慣れぬ1枚の紙が置かれている。
A4サイズの白い紙がクリップバインダーに挟まれている。
見ると、用紙下半分の位置に「生き残りたければ、もう一人を殺せ」という走り書きの文字が書かれているだろう。
見慣れぬ紙
A4サイズの白い紙、クリップバインダーに挟まれている。
見ると、用紙下半分の位置に「生き残りたければ、もう一人を殺せ」という走り書きの文字が書かれているだろう。
鳥谷部大樹
「……背中いって」
とりあえず紙を見て、「これなに?」って顔でバインダーごと竜二さんに見せるように掲げます。
高出竜二 「そんなの俺が聞きたいよ! めちゃくちゃ物騒じゃん! てか俺らここで寝てたっけ?」
鳥谷部大樹
「さすがにここで寝た覚えはないよ。酒でも飲んでたならともかく…」
と言いながら食卓を見回すけど、他に何か目につくものは?
noname
食卓にはもう目に付くものはありません。あたりを見渡すならダイニングルームの様子を出しますね。
貴方達が目を覚ましたダイニングルームは明るく、まるで新築のようにピカピカだ。
掃除も隅々まで行き届いており、使用感もあまりない。
ワックスを引いたばかりのフローリングに、簡素なキッチンと椅子が2脚セットされた食卓、それぞれが好きなものを置くための飾り棚とテレビが置かれている。
また水場へ向かう扉、それぞれの部屋へ通じる扉、玄関へ向かう扉、計4枚の扉がある。
鳥谷部大樹 ここは本当に自分たちの住んでた部屋なんですかねえ…
noname 部屋の綺麗さに疑問を持つならアイデアをお願いします。
鳥谷部大樹
CCB<=55 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=55) > 100 > 致命的失敗
noname
はい?
では貴方は理由のわからない不安感に襲われる、SAN値チェック【1/1d2】です。
高出竜二 「えらい綺麗な部屋だな……紙には見覚えないし、寝てる間に誰か立ち入った……?」
鳥谷部大樹 「え。やだ。なんか怖いんだけど」
鳥谷部大樹
CCB<={SAN値} 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100) > 62
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN : 80 → 79
高出竜二 「えっ何突然!? 顔色悪くね?」
noname 部屋の綺麗さに疑問を持たれるならアイデアを振れますよ
高出竜二
ふりまーす!
CCB<=65 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=65) > 83 > 失敗
失敗した~~!!
noname では違和感はあるものの理由はわかりません。ここから貴方達の部屋である事だけは確かですが。
高出竜二 自分たちの部屋であることは分かると…了解です!
鳥谷部大樹 「いや、なんか、昨日俺帰ってきてからちゃんと鍵閉めたか不安になって……」
高出竜二
「も~~おじいちゃんかよ~~」
玄関の鍵がしまってるか確かめに行きたいです!
noname
では玄関。玄関はマンションなどによくある金属製の扉で、ポストとドアスコープが付いている。
鍵はしまっていますよ。
高出竜二
「なんだ、閉まってんじゃん。大丈夫大丈夫!」
一応ポストを確認しておこうかな?
noname ポストにはガスの請求書が入っている。契約人名義は貴方になっているだろう。
高出竜二 ひえ それは今月の……?!
noname 今月のものです。請求日にはまだ余裕がありますよ。
高出竜二 ほっ
高出竜二
「はー、来てるのはガスの請求書くらいか……怖い手紙とか入ってなくてよかったわ」(請求書はとりあえず食卓に置いておきます
とりあえず一通り荒らされてないか確認したいですね
noname 好きなところを見ていただいて結構ですよ。何を見ますか?
高出竜二 とりあえず今の部屋から順に見ていきたいですね。飾り棚からぐるっと時計回りに異変がないか
noname では飾り棚、テレビ、キッチンと。鳥谷部さんはどうされますか?
鳥谷部大樹 じゃあ、玄関の鍵がしまってたっぽいことに安心しながら何気なくバインダーを裏返したり紙外したりして遊んでます
noname 紙、アイデアが振れますよ
高出竜二 「いや気ままか! 鍵は閉まってたけどその紙は俺らのじゃないんだからさあ…!?」
鳥谷部大樹 よっしゃ振ります!
noname どうぞ
鳥谷部大樹
CCB<=55 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=55) > 23 > 成功
noname では貴方はメモに残されている文字に見覚えがあることに気が付く。どこでみたものかは覚えていない
鳥谷部大樹 「でも俺らの部屋にあったからもう俺らのものだよ」
鳥谷部大樹 バインダー自体には目星とか振っても何もないですか?
noname そうですね
高出竜二 「はー、メンタル強いんだか弱いんだか。俺は一通り荒らされてないか調べるからね!?」
noname
では飾り棚
それぞれ趣味のアイテムが飾られている棚。
趣味のもの以外にも棚の上には写真立てと救急箱、見慣れない金庫が一つ置かれている。
高出竜二 「金庫……? なあ大樹、これお前が置いたの?」(金庫を抱えて振り返ります
noname ちなみに金庫に見覚えはないですよ。
鳥谷部大樹
「何その、中から金目のもの出てきそうな金庫。見たことない」
「どこにあったやつ?」って聞きながら、近付いて金庫の置いてあった付近なんかを確認してみます。
高出竜二
「おー、こっちこっち。よっこいしょ」(飾り棚の方を顎で示し、金庫はとりあえず食卓に置いておきます
飾り棚の方は大樹くんに任せて、テレビ周りを確認したいです
noname 金庫を持ち上げると中で何かが転がるような音がしました。ゴロゴロ言ってる感じですね。
高出竜二 ごろごろ。
鳥谷部大樹 飾り棚自体には見覚えがあるんですよね?見覚えのないそんな大きな金庫が現れる前そこに何があったかは思い出せます?
noname 空きスペースに金庫が現れた感じですね。
高出竜二 「この金庫、何か入ってるっぽいけど……なんつーか……お金じゃなさそう」
noname
そしてテレビですね。
共同で使用しているテレビ。
テレビ台の脇にはリモコンが置かれている。
棚を調べるなら乗っているものを見る事ができますが、どうされますか?
高出竜二 手元にスマホや時計など、時間を確認する物はないですかね? 無ければテレビをつけて時間を確認したいです
noname ありません。テレビはすぐにつける事ができますよ。
鳥谷部大樹 じゃあ確認します。何か技能は必要ですか
高出竜二 ぴっ
noname 技能は特には。写真立てと救急箱がありますよ。
noname
ではニュース番組が流れるだろう。
アイデアを振る事ができます。
高出竜二
CCB<=65 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=65) > 77 > 失敗
だめだこりゃ
noname ではいつものニュース番組だな〜と思います!
noname ちなみに時間はわかりません。画面内に表記されていませんね。
鳥谷部大樹 じゃあ写真立ての写真には誰が写ってますか?
noname
それは貴方達が10歳頃の写真だ。
夏に2人で遊びに行った時親に撮ってもらった写真で、遊びに行く前に家の前で親に撮ってもらったものである。
高出竜二 「いや何時だよ……」(テレビはとりあえずつけておきます
noname
夏祭りに遊びに行く直前に撮られたもので、その日は日が落ちるまで外で遊んでいたことを覚えているだろう。
そして貴方はこの日、遊びに出かけたその帰り、親から「危ないから近づいてはいけないよ」と言われていた、町の裏手にある山へこっそり二人で遊びに行ったこと思い出す。
なぜだか今の今までそのことをすっかり忘れていた。
鳥谷部大樹 「俺の腹時計的には朝の9時くらい」
高出竜二
「……それはお腹空いたということでいいのか? 何か食べる物あったかねー」
ちょうど次行くのは冷蔵庫あたりなので確認したいです!
noname
構いませんよ
キッチンは整理整頓が行き届いている。
こまめに掃除をしているようでコンロやシンクはピカピカだ。シンクの横には食器棚と冷蔵庫、コンロの上には蓋の閉まった少し大きめの寸胴鍋が置かれている。
キッチン全体に目星を振る事が可能です。
高出竜二 ふります!
鳥谷部大樹 何やら意味深ですね…じゃあ救急箱の中身を確認したいです
高出竜二
CCB<=70 【目星】
Cthulhu : (1D100<=70) > 36 > 成功
noname キッチンには専用の蓋がついたゴミ箱を置いてあったはずだが、なぜか見当たらない事に気づくだろう。
noname
2人で共有している救急箱。
開けると中には一箇所、不自然に空いている空間がある。丁度何かの薬箱が一つ収まる程度の空白だ。ここに何を入れていたのか思い出すことができないだろう。
高出竜二
「ええー……ゴミ箱が無いんだけど……?」
何か食べるものが無いか冷蔵庫を開けます
noname 二人分の食材が収められている。貴方達が常備している食材などが有ればそれらも入っていますよ。
鳥谷部大樹 救急箱、適当なタイミングで竜二さんに見せていいですか?
noname
構いませんよ!
棚はこれくらいですかね。
鳥谷部大樹 了解です!
高出竜二 「あーほら、パンあったから食べよ」(自分もひとつかじりながら、食器棚を調べます
noname
いつも通り二人分の食器が収められている。
数を確認するといつもカレーに使っている大きな皿が2枚と、いつも使っているガラスコップが2つ足りない
高出竜二
「……うわ、皿とコップが足りないんだけど。細々したものが無くなったり増えたりしてんな……」
鍋を確認します!
noname
鍋にはカレーが入っていますよ!美味しそうな匂いがします!
そういえば昨日は晩御飯にしようと思いカレーを作ったのだった、と思い出すだろう。
高出竜二 え。どっちが作ったんだ……!? おいしそうなカレー!??
noname
そうだった!!!!!!!!
出来合いの!業務用カレーをお鍋に開けて温めていた感じですね!!!!
高出竜二 了解です!!ww ココイチばんざい!
noname
業務用?レトルト!!!
ココイチは我らの味方ですね。よろしくお願いします!
高出竜二 「あー、そういや昨日あっためてたっけな。カレーもあったけど……後で食う?」
鳥谷部大樹
「カレー。ご飯食べ切っちゃわなかったっけ。まだ残ってた?」
そう言いながら救急箱を食卓に置いて、キッチンの方に合流します。
高出竜二 「あーご飯……まあ食パンとかあるっしょ、あれに掛けても食えるはず。カレー皿も何か無くなってるしな」
noname カレー、食べますか?
鳥谷部大樹 お腹も空いてることだし、食べます!
高出竜二 パン一個じゃ足りなさそうだし、適当なお皿に食パン出して、カレーとタバスコかけて食べる準備します
noname では貴方にはカレーを作った覚えはないです。そして口に入れてもカレーの味を感じることができないだろう。練った小麦を噛んでいるようだ。
鳥谷部大樹 「皿?…竜二、猫かなんか拾って隠してたりしない?」
noname 食べるなら貴方はカレー美味しい!と思いますよ。
高出竜二 カレーおいしい!!やったあ!!
鳥谷部大樹 じゃあその横で麦茶か何か二人分準備してます
高出竜二
「拾ってないよ!? 拾ってたとして、俺らの皿二枚使うこたないだろー……」
大樹くんのも用意してさっと食べたら、うーん、水場の確認したいですね
鳥谷部大樹
じゃあ先に、食べながら思い出したように竜二さんに確認しますね
「救急箱、中身がさあ…なんか…足りない気がして。薬か何か出した?」
高出竜二 薬に関して何か覚えありますか??
noname 覚えはないですね
高出竜二 「いや、何も出してないけど……? さっきから妙なことばっかだな」
鳥谷部大樹 「実は床下か天井裏に誰かもう一人住んでたりして……」
鳥谷部大樹 練った小麦の味、はパンの味ですか?カレーの味ですか?
高出竜二 「えっ何それこわ」
noname カレーが無味な感じですね。練った小麦みたいな無味っぷりという感じです。
高出竜二
「とりあえず何が無くなってるか一通り確かめた方がいいな……?」
食器を片したら水場を見て回りたいです
noname 構いませんよ
高出竜二 入ってトイレが近いならトイレから見ます
noname 了解です。鳥谷部さんはどうされますか?
鳥谷部大樹 「俺昨日給料日でお金おろしたばっかりだし、財布盗られてないか確認してきていい?」
高出竜二 「あーいいよ行ってきな。俺は共用スペース見とくわ」
鳥谷部大樹 と、自室に戻りたがります
noname
了解しました。
ではまず水場から。トイレは普通のトイレですよ。綺麗に掃除されています、特に気になる点はありません。
noname お部屋はどこを見ますか?
高出竜二
(何も無くなってるものはない……?)
了解です~!じゃあ順番で風呂場へ行くので、次大樹くんのお部屋どうぞ!
鳥谷部大樹 じゃあデスク付近にほうり出してある仕事用の鞄を確認します。
noname 鳥谷部さんのお部屋は秘匿で進行させていただきますね!引き続き水場を調べていただいて結構ですよ!
noname
特に変わりはありません。
マップにあるものは自由に調べられますよ。
高出竜二 ありがとうございます!では風呂場→洗濯機→洗面台と確認していきます
鳥谷部大樹
「よかった、財布はある。スマホもなくなってなさそう」
ちかくにあるので、そのままpcとデスクを調べます
noname
では風呂場には昨晩張ったらしい薄緑色の湯がそのまま残っている。
洗い場には二人分の石鹸やシャンプー、その他普段風呂場で使用する道具が置かれている。
貴方はそういえば昨日新しい入浴剤を買って試したことを思い出す。疲労や腰痛によく効くらしく、近所の薬屋で特売だったのだ。そこそこ効いたような気がしている
高出竜二 おじいちゃんは自分だった
高出竜二 ここも特に何か無くなっている物は無い、と
noname PCは高出さんと同じメーカーのものです。卓上には充電中のスマホも置かれています。あとPCの上にスクラップブックがありますね。
noname まだ………まだ若いですよ…………!!
noname ですね
高出竜二
(この入浴剤良かったわー。今晩も使うか。……てか湯抜いてないじゃん)
とりあえずそのままにして洗濯機を見ます
鳥谷部大樹 スクラップブックがめちゃくちゃ気になりますが、とりあえず先にPCの電源つけてみます。誰かが触れた形跡がないか確認したいので。
noname 特にPCに変わりはありませんよ。
noname
割と最新型のドラム型洗濯機。
付近を確認すると、いつも使っている脱いだ衣類を放り込んでおくための洗濯かごが見当たらないことに気がつくだろう。
鳥谷部大樹 スマホも電源つけてみますが、同様ですか?
noname 問題なく付きますが圏外になっていますよ。
高出竜二 そこに脱いでいた衣類ごと……ですかね?
noname ですね。
高出竜二
「うええ、服まで無くなってる……」
それ以外に気になるところがなければ洗面台を見ます
鳥谷部大樹 「ええ…圏外…壊れたかな」
noname
スキン・ヘア・オーラル/ケアなどのアイテムが2人分転がっている。あなたたちは歯磨き粉や洗顔剤を共有していないため、割とごちゃごちゃアイテムが多い。
鏡は磨き上げられ、ぴかぴかと輝いているだろう。
noname そういえば自分の歯磨き粉が減っていたなということを思い出すだろう。あとで買いに行かなければならないかもしれない。
鳥谷部大樹 スマホは後で竜二さんに見せることにして、スクラップブックを手に取ります。見覚えのあるものですか?
noname 見覚えはありません。
高出竜二 (危ない危ない。買っとかなきゃな)
高出竜二 大樹くんのはわからないとおもいますが、自分の物で無くなっているものはなさそうです?
鳥谷部大樹 開いてみます。
noname そうだ、鏡に目星が振れますよ。
高出竜二
お、ふります
CCB<=70 【目星】
Cthulhu : (1D100<=70) > 31 > 成功
noname
中身はどれもこれも行方不明事件に関する記事を切り取ったもの。
記事自体は大層古く、もう何年も前のもののようだとわかるだろう。
noname では鏡に映った自分の顔、額と髪の生え際あたりに小さな見慣れぬ傷跡を発見する。傷跡はずいぶん昔のもののようで、今ではすっかり桃色の肉に覆われ少しだけ盛り上がっている。
noname 内容送りますね
高出竜二
あっすごく見つけやすそうな髪型
昔の傷跡かー……怖いな? 自分は自分なのか??(哲学)
noname
昨日未明、〇〇県××区(貴方達の故郷)に住む10歳の児童2名「鳥谷部 大輝くん・高出 竜二くん」が行方不明となった。
彼らは2人で外出した後行方が分からなくなっている。
2人が訪れたとみられる山には、何者かの血液が残されており、警察では誘拐・殺人事件の両面で捜査を進めている。
noname 洗面台でなくなっているものはありません。
高出竜二 PC的には「こんな傷あったっけ?」 と思うくらいですね
高出竜二 了解です! ひとまずダイニングルームに戻り、大樹くんが戻っていないなら自室へ行きたいです!
noname なるほど!実際それくらいの小さな傷だったりします(((
鳥谷部大樹 こ、これは…大樹にこのことについて心当たりはありますか?
noname 残念ながら思い出せません。
高出竜二 了解です! よく見つけたな……見つけやすい髪型とはいえ……
noname そうですね、貴方は自身の記憶がとても曖昧な事に気がついていいでしょう。
鳥谷部大樹 「あ、竜二」
高出竜二 「お?」
鳥谷部大樹 ちらっと部屋のドアから顔出して、財布あったわって顔してまたドア閉めます
noname 目星力………ですかね!注意力が高め…………
高出竜二
「それだけかーい」
ちょっとぷんすこしつつ自室へ行きます!
noname 了解です
高出竜二 大樹くんにも似たようなのが無いか確認したいところではあるが……自室から出てこないんじゃ仕方ないな!
noname そうですね……。それでは部屋の探索になりますが何処から確認されますか?
鳥谷部大樹
「なに…これ。俺…こんなの知らない……」
たとえば、名前の他に写真とか、自分たちだと明確にわかるものは載っていますか?
高出竜二 そうですね、あまり金目の物は置いてなさそうですが、一応パソコンがあるのでデスクから確認します!
noname 写真はありません。しかし載っている住所は確かに自分達の住んでいた家の近くですし、山も親に「行くな」と注意された山だと分かりますよ。
noname PCは鳥谷部さんと同じメーカーのものが置いてあります。他にも卓上には充電中のスマホがありますよ。
高出竜二 通知がきてないか確認しつつ、今何時か確認したいです
鳥谷部大樹
なるほど…スクラップブックに入ってるのはその記事だけですか?
見つかった、とかそういう記事はあったりしますかね。
noname 通知はなにも来ておらず、電波は圏外になっています。そして日付は貴方が最後に記憶している日から動いていません。時間は夜になっていますよ。
noname 見当たりません。
高出竜二
(時間止まってる……?)
PCを立ち上げて、何かファイル等なくなっていないか確認したいです
鳥谷部大樹 じゃあとりあえず閉じて小脇に抱えておきます。
noname 特に変わりはありませんよ。
鳥谷部大樹 「竜二なら…覚えてるかな…」
noname 他はなにか見られますか?
高出竜二 うむむ、了解です。ハイベッドはあがるの面倒なので先に衣類棚を見ます!
noname 貴方が普段着用する衣類が収まっている。しかし本来中に入っているはずの衣類が半分ほどなくなっていることに気がつくだろう。そこにどんな服が入っていたかは覚えていない。
高出竜二 (げ。ここでも服かよ……)
鳥谷部大樹 窓はカーテン閉まってますか?念のため鍵がかかっているかと、鍵が開くか、と外の様子が見たいです。
noname カーテンが閉まっています。開けると外は夜ですね、鍵はかかっています。
高出竜二 無くなってるのが衣類だけなら、まあいいかという感じで本棚を探索します
鳥谷部大樹 「夜じゃん。俺完全に朝のつもりだったのに」
noname 本棚は貴方の読む本が詰まっています。しかし棚には何冊分か抜けがある。そこに何の本があったかは思い出す事ができないだろう。
鳥谷部大樹 ベランダには出られます?
高出竜二 (ううん……。何か無いってことがわかった!)
noname 窓は鍵を開けても開きません。
高出竜二 マップ上には記載ないですが、棚等に入れていないであろうものは無くなってなさそうです?(裁縫道具や折りたたみテーブル、ソファなど)
鳥谷部大樹 窓に向かってキック振ってもいいですか?
noname それらはなくなってません。無事ですよ。
noname ど、どうぞ??
鳥谷部大樹
CCB<=85 【キック】
Cthulhu : (1D100<=85) > 20 > 成功
高出竜二 じゃあハイベッドのはしごをのぼって見ます
noname いつも通りのオフトゥンが広がっています。
鳥谷部大樹
1D6+1d4
Cthulhu : (1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5
高出竜二
スヤァ……してる場合じゃない
ベランダの外はどうなっています?
noname 本来なら割れるくらいのダメージですがガラスはびくともしません。
高出竜二 窓の外ですね、失礼しました
鳥谷部大樹 「ッ、マジで……」
noname 大丈夫ですよ。夜の景色が広がっています。
高出竜二
特に違和感なければベランダに出てみます
…出られるなら
noname どれだけ力を込めても窓は空きません。
高出竜二 「!? 窓が……」
鳥谷部大樹 しばらく窓の前で呆然としたあとで、とりあえずカーテン開けたままベッドに移動します。
noname いつも通りふかふかのオフトゥンですよ。
高出竜二 そういえば部屋の中のゴミ箱はどうなってます??
noname 特に変わりありません。最後に見た記憶のままそこにあります。
鳥谷部大樹 おもむろにベッドで跳躍します
noname
????????????
どうぞ……?
鳥谷部大樹
CCB<=65 【跳躍】
Cthulhu : (1D100<=65) > 50 > 成功
高出竜二 ここのは無くなってないんですね……? 謎
noname では成功した貴方には天井に頭をぶつけた事によるたんこぶを進呈します。1ダメージをどうぞ。
system [ 鳥谷部大樹 ] HP : 12 → 11
noname そうですね、このタイミングで高出さんは部屋の外から「「ゴンッッッ!」」という音が聞こえていいですよ…………
鳥谷部大樹 「いってえ……」
高出竜二
「えっ何!??」
「ちょっと大樹!! さっきから何!??」
noname ああ、部屋を出られるなら少しお待ち下さいね。
鳥谷部大樹 「26の男がベッドではしゃぐものじゃないな」
高出竜二
noname そうだ、漏れがありました。本棚にはアルバムがあります、失礼しました。
noname (本当ですよ????)
高出竜二
アルバム!! 見なきゃ
じゃあその、さっきのメインのセリフは扉を開けて大声で聞きたいです
高出竜二 ↑扉を開けて大声で文句を言います
noname
アルバムには幼い時分に両親が貴方を撮影した写真が収められている。
ほかには家族の収められた家族アルバムだ。時折、鳥谷部さんと2人で写っているものや貴方達2人のの家族が集まって写っている写真もある。
アルバムの最後には貴方達が2人で写っている写真が貼られており、その下には母親のものと思わしき「竜二と大輝10歳・夏の思い出」と書かれている。その写真はリビングにも飾られていることを貴方は思い出すだろう。
それ以降アルバムは空欄になっており、更新されていない。
noname
了解しました
盛大な文句が聞こえますが、鳥谷部さんはどうされますか?
鳥谷部大樹
じゃあ、扉越しに「天井で頭打った。上の人から苦情来るかも…」とちょっと不本意そうな声で返します
「コブできた…」
高出竜二 「何をどうしたらコブできるくらい頭打つの…ハイベッド使ってる俺でも滅多に頭打たないよ!? もー、苦情来ても対処しないかんな!?」
高出竜二 (おー、懐かしいな。こういうのってつい見ちゃうんだよね)
noname さて、どうされます?
高出竜二 ざっと見た感じで他に気になりそうなものありますかね?
noname 特にありません
鳥谷部大樹 とりあえずふとんめくってみます
noname 別部屋に凸ったり部屋で過ごしたりしていただいて大丈夫ですよ〜
noname 何もないですが貴方が暴れた分シーツはシワシワになってます。
高出竜二 ふむふむ…。とりあえず、自分がおかしいのか? と思いながら、この状況を何かに記録しておきますね。スマホのメモ帳とかに
鳥谷部大樹 ベッドの下覗きますが何もないですか?
高出竜二 窓が開かない、物が無くなってる、変なメモがあった…など
noname 真面目だ……………………
noname 下にナニか置いているならありますよ。
高出竜二 カウンセラーなので自分の精神状態には気を遣いそう……
鳥谷部大樹 「うわ。先週買ったヤキソバパンこんなところに……」
noname とてもちゃんとしている………どうして同居してるんでしょうね…………(遠い目)
鳥谷部大樹 見なかったことにします。
高出竜二 大樹くん、しょっちゅう頭打ってるなら毛糸の帽子でも作るか……ファンシーなデザインのやつ(いやがらせ)
noname 私も知りたくなかったです…………
鳥谷部大樹 じゃあタンスを見ます。
高出竜二 芸術(ハンドメイド)…??
noname 貴方の服がタンスに半分ほど詰まっている。残りのスペースに何が入っていたかは思い出す事ができないだろう。
鳥谷部大樹 「すごく大事なことを忘れてる気がするんだよな……何か……」
noname
とても母性を感じる、どうして同居してるんですかね………(n回目)
ママだからか(自己解決)
鳥谷部大樹 じゃあどう考えても怪しい本棚を見ます。
高出竜二
俺が……ママ……??
料理だけが壊滅的にできないママだった……??
noname では本棚にはアルバムと貴方が読む本が数冊だけ入っている。しかしそれなりにサイズのある本棚なのに他は何も入っていない、入っている本よりも空いているスペースの方が多いだろう。空いているスペースにあったものについては思い出せない。
高出竜二 それ以外に特になさそうなら、ベランダの件を踏まえ、重しになりそうなものをドアの前に置いて部屋を出たいです
noname 了解です。それではしばしお待ち下さい。
鳥谷部大樹
「んん…?なんだっけ。何かあった気はするのに…」
アルバムを手に取ります。
noname
アルバムには幼い時分に両親が貴方を撮影した写真が収められている。
ほかには家族の収められた家族アルバムだ。時折、高出さんと2人で写っているものや貴方達2人のの家族が集まって写っている写真もある。
アルバムの最後には貴方達が2人で写っている写真が貼られており、その下には母親のものと思わしき「大輝と竜二10歳・夏の思い出」と書かれている。その写真はリビングにも飾られていることを貴方は思い出すだろう。
それ以降アルバムは空欄になっており、更新されていない。
鳥谷部大樹
「実は俺達まだ10歳なのでは」
「じゃあ、これも一応持っていこうかな。なんか懐かしくなったから、後で竜二に見せよう」
「……さっきのスクラップブックといっしょに」
それはそうとベッドで寝たいんですけど、判定何か必要ですか?
noname あまりの唐突さにKPにSAN値が入る事以外判定はありませんよ
鳥谷部大樹 ではお先にKPのSANチェックどうぞ。
noname えっと、竜二さん。貴方は部屋で大人しくしていましたが大輝くんがあまりにも部屋から出てこない事に疑問を抱きます抱いてください大輝くん寝てしまわれました…………
noname
1d100<30
Cthulhu : (1D100<30) > 94 > 失敗
高出竜二 !??
noname
1d3
Cthulhu : (1D3) > 1
KPの残りSAN値29です。
高出竜二 個別チャットで宣言した状態で部屋を出て、大樹くんの部屋の扉をノックします
noname ドウゾ…………
高出竜二 「大樹~? 他に荒らされてるモン無かったー?」
鳥谷部大樹 じゃあスクラップブックとアルバムを抱えてベッドに横になります。なんかもうわからない。ふて寝します。
鳥谷部大樹 大樹はふて寝してます。頭も痛いし。
noname 部屋の鍵は空いてますよ!!!!!!!
高出竜二 「寝てんのかな……入るぞ?」(開けます
noname 中に入ると大輝くんがぐぅぐぅ寝ているのが見えますよ
高出竜二 そっ閉じしたい……………
noname 起こしてくださいお願いしますから
高出竜二
バインダー持って特攻します
「なーに寝てんだ、よっ!」
バインダーべちん!
鳥谷部大樹 「っ……!!?」
高出竜二
一日目 メモ
俺か、大樹のどちらか
あるいは両方がおかしくなったのか?
不可解な点が多すぎるので
記録としてメモに残しておく。
美紅(姉)、理久(弟)
あるいは新菜ちゃん(大樹の妹)あたりが
これを見つけた時、俺たちは一体
どうなっているんだろう。
二人とも無事であることを祈るよ。
◆なくなってたもの
共用スペース
・キッチンのゴミ箱
・2人分のコップとカレー皿
・救急箱の中身の一部
・洗濯カゴとその中の衣類
自室
・いくつかの服
・いくつかの蔵書
◆残ってたもの
・カレー
・昨日の風呂の残り湯
◆増えてたもの
・食卓:走り書きのメモ
「生き残りたければ、もう一人を殺せ」
・飾り棚:見覚えの無い金庫
◆疑問点など
・メモの意味
・電波が届かない
・日付が昨日の夜のまま
・ベランダに行けない。窓が開かない。
・少なくとも、俺の自室の上記以外の物は手つかず
・無くなってるものの規則性がわからない。
・昔にできたらしい、見覚えのない頭の小さな傷
・大樹は一体部屋で何をしていたのか(???)
◆やりたいこと
・大樹の行動を確認
・大樹の部屋では何が無くなっていたのか確認
・大樹にも俺と同様の傷が無いか確認
・歯磨き粉の補充、その他買い出し
・そもそも外に出られるのか?
▼ てすてす、送れてるかのテストです!
noname
点呼ォ!
>>早い<<
お揃いになりましたらご連絡ください!
けみかる おつかれさまです!
鳥谷部大樹 はいどーもー!
noname
あ゛、通話入るの忘れてたのだわ…!
それでは本日もよろしくお願いします!
鳥谷部大樹 じゃあ目を覚まして、竜二さんに組み付き振っていいですか?
noname
…………(呆然)
ドウゾ
鳥谷部大樹
CCB<=85 【組み付き】
Cthulhu : (1D100<=85) > 85 > 成功
noname えっと………竜二さん受け流しはどうされますか…?
noname そうですね!組みつきは組みつきで受け流せます
高出竜二
では一応振ってみます
CCB<=40 【組み付き・受け流し】
Cthulhu : (1D100<=40) > 11 > 成功
noname では無事組みついてきた鳥谷部さんをいなすことができますよ(?)
高出竜二 「! 目覚めはばっちりみたいだ、なっ!」(バインダーでぺちん
鳥谷部大樹 「いたい。……ちぇ。うまくいくと思ったんだけど」
高出竜二 「何するつもりだったんだ……。つーかデカい音したと思ったら寝てるし、何? 部屋で何があったわけ?」
noname 何がうまくいくと思ったのだ…?
鳥谷部大樹 「(なんか、ベッドで思いっきり跳んだら頭打った。頭は痛いし腹は減るし、なんかめんどくさくなって寝た、という顔)」
高出竜二 タイミング見計らって、大樹くんにも自分の頭と同じ傷が無いか確認したいのですが技能必要ですか?
noname 特に技能必要ではないですよ〜!
高出竜二
「まず何で跳ぼうと思うかな!? あーもう、コブになってないか頭見せてみ?」
と言って大樹くんの頭を見たいです!
noname 頭頂部にタンコブが出来ているかもしれませんが、ほかに傷は見当たりませんよ。
高出竜二 「あーあ、やっぱりコブになってら……冷やすもんあったかな」
鳥谷部大樹 「むしゃくしゃしてやった。反省はしている」
高出竜二
メモ:・大樹には俺と同じような傷がなかった。
・大樹は食べた物の味がしなかったらしい。
鳥谷部大樹 じゃあ冷やすもの取りにリビングの方にでも出ます?
高出竜二 「はいはい、続きは署でゆっくり聞かせてもらいますからね~~。 ……と、それはともかく、お前の部屋、財布は無事として何か無くなってるものはなかった?」
鳥谷部大樹 「無くなってほしいものはそのままなのに、なんか…タンスの中?とか、本棚とか…妙に減ってる気がする。金品狙いの犯行じゃない」
高出竜二
「無くなってほしいもの…?」
「……いや、まあ、そっか、俺の部屋も同じような感じだった。何が無くなったかはわからないんだけどさ……」
鳥谷部大樹 「いよいよ三人目がここに住んでる説が濃厚になってきたな」
高出竜二 「ええ…こわ……家賃払って……」
鳥谷部大樹 「三人目、といえばなんだけど。竜二、カレー作れたっけ?」
高出竜二 「? いや、作れないけど。あのカレーのことか? あれはレトルトだよ」
鳥谷部大樹
「レトルト……」
「なあ、竜二。ニュースで見たんだけど、新型コロナの症状に味覚障害ってあったよな?……俺、感染してるかもしれない……」
高出竜二
「え。味がしなかったってこと?!」
「ね、ねねね熱は!?」
鳥谷部大樹 「うん。何も……だからもしかしたら竜二が作ったトンチキ料理かと思ったけど、レトルトって言うし……なんか体も熱いような……」
noname
そうだ、自覚症状として熱はないですよ。吐き気とかもないです、カレーは無味ですが。
適当言うなぁ!!!!!!!!
鳥谷部大樹 あとで熱計って「平熱じゃねーか!」やりたいのでこのままいきます()()
高出竜二 「そういうのは早く言えって! 起こして悪かったよ、寝てな寝てな??」
noname ?????????
noname えっと、薬箱に体温計ありますよ。
高出竜二 じゃあタンコブ冷やすものと体温計取りに行きますか…
鳥谷部大樹 じゃあついていきます。水も飲みたいし。
noname
それでは
貴方達が再びダイニングルームに戻ると、何かが腐ったような異臭を感じる。
新築のようにまっさらだった室内は、一瞬で数年の時が経ってしまったかのように色あせ、至る所が劣化しているだろう。
鳥谷部大樹 「……コロナって目と鼻もおかしくなるんだ……」
高出竜二 「そうだとしたら、俺もコロナだわ……」
鳥谷部大樹
「まあ一緒に住んでるし、濃厚接触者だよな。ていうかこの臭い……何か……腐った……」
「ベッドの下のヤキソバパン?」
高出竜二 「なあんだ焼きそばパンかー」
noname 貴方の部屋から臭ってるわけではないですよ!
高出竜二 「……ってんなわけあるか! どんだけ焼きそばパン溜めてもこのニオイにはならねーだろ!」
鳥谷部大樹 「なんだ違うのか……じゃあいいんだけど。とりあえず熱測らないと」
noname 熱ですか?思いっきり平熱ですよ???
鳥谷部大樹 「35度だ」
高出竜二
「いっそ清々しいくらい平熱だな……。保冷材あったかなー」
冷蔵庫見ます
キッチン
先程に比べて比べていくらか汚れの目立つキッチン。
ダイニングに入った瞬間感じた異臭の元はどうやらキッチンのようだ。さっきまではなかったゴミ箱がある事に貴方達は気がつくだろう。
高出竜二 保冷材あるか探してから、ゴミ箱見ます
鳥谷部大樹 臭いので換気扇つけていいですか?
noname 保冷剤は冷凍庫を漁ればすぐ見つかりますよ。換気扇も付けていただいて大丈夫です。
高出竜二 「……あれ、ゴミ箱戻ってきてる。散歩か?」(覗きます
蓋付のゴミ箱
先ほどまでは何故か見当たらなかった普段から使用しているゴミ箱。異臭はここから漂っているようで、生ゴミが腐ったような匂いがする。
蓋を開けると、中には調理済みの食材がそのまま捨てられていた。オムライスやハンバーグ、スパゲッティなど、そのほとんどが腐り始めているため原型は崩れてしまっているが、それらはここ数日貴方達が食べていた献立である。
全て丁度一人分の料理が皿をそのままひっくり返したかのような形で捨てられている。異臭の元はそれらの料理であった。
蓋を開けると 貴方はそれらの料理に見覚えがあるはずだが、幾つかの料理は食べた記憶がないことを思い出すだろう。だが確かに、ここ数日の献立はそこに捨てられているもので間違いはない。しかし口にした記憶がないのだ。
noname そうだ、冷蔵庫1つ情報を出し忘れていました
冷蔵庫 鳥谷部さんが好んで常備している食品が傷み始めているのに気がつくだろう。よく見れば賞味・消費期限が数日前に切れている。
高出竜二 ここ数日の献立でないものに関して、口にした記憶が無いということでよろしいですか?
noname いえ、ゴミ箱内の料理はここ数日この家で作られたものに違いないのですが、何点か口にした記憶がない。といった感じです。
鳥谷部大樹 「あんパンもクリームパンもジャムパンも期限切れてるじゃん……」
高出竜二 ほうほう、ありがとうございます!
noname まあ、奇妙な感覚ですね!
高出竜二 「溜めこみすぎってことだろ。というかさっき見た時はたしか期限切れてなかった、よな……?」
noname そうですね。部屋がいきなり劣化してから見ると期限切れになっていたような感じです。
鳥谷部大樹 「だって明日仕事に持っていくつもりで買ったはずだし……頭打って一週間気絶してたのかな」
高出竜二
「じゃあ何か? 俺は何もしてないのに一週間気絶してたってことかよ?」
「つーかゴミ箱の中も出前頼んだけど食った覚えのない物あるし……一体何が起こってんだ……」
鳥谷部大樹 「そういえば窓とかドアとか、開けてみた?」
高出竜二 「……あー、やってみたよ。少なくともベランダは開かなかったわ」
鳥谷部大樹 「俺も窓に跳び蹴りしてみたけど、開かないどころか割れもしなかったよ」
高出竜二
「蹴ったの!? こればっかりは割れなくてよかった……」
「こんなんじゃ外出られるのかも怪しいな?」
玄関開けられるか確かめたいです
noname 玄関は押しても引いても開きません。
高出竜二 「……あー、だめだこりゃ」
鳥谷部大樹 金庫?ってまだあります?
noname 金庫ありますよ
見慣れぬ金庫 近づいて見ると中から微かな音が聞こえることに気がつく。聞き耳が振れますよ。
鳥谷部大樹
CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) > 92 > 失敗
何も聞こえない
「竜二、なんかこの金庫から変な音がする…気がする。換気扇の音に紛れてわかんない」
高出竜二
「変な音? さっきのゴロゴロした音じゃなく?」(聞き耳ふります!
CCB<=70 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=70) > 33 > 成功
聞き耳
それは何か、質の悪いスピーカーを通したような人間の声だ。何を言っているかまではわからない。
時折ゴポゴポと、口から泡を吹くような、水が泡立つような音が混じっている。
高出竜二
溺れてる……?
夏の思い出…………
鳥谷部大樹 思い出したように、部屋出てからずっと抱えてたアルバムとスクラップブックを食卓に置きます。さすがに邪魔。
noname ずっと持ってたんです????それでは食卓の情報も出しますね
食卓
先ほど片付けたはずのその場所には2枚のカレー皿と水の入ったコップ、そしてばら撒かれた錠剤が増えている。
また、ただの紙切れであったはずの紙には何やら文字が増えていようだ。
ちぐさ
静かに観戦失礼します…!!!!
通話は聞いてるだけになりますのでどうぞよろしくお願いします〜…!!!!
観戦初っ端の通話で爆笑wwwww
か、考えてたの………?!?!?!?!
あ、というか、ここの雑談枠使っちゃって大丈夫でした…?!?!?!?!コメント枠作ってよろしいか………?!
了解しました〜!!
観戦者ひび
高出竜二 「なんか……何言ってるか分かんないけど、溺れてるみたいな人の声がしてる……」
鳥谷部大樹 ブルンゲルの鳴き声的な?
高出竜二 竜二は諸事情あってピンク激推しです>ブルンゲル
鳥谷部大樹 じゃあ、音も聞いたことですわけですし、金庫を玄関のドアに投げつけていいですか?
noname
馬鹿野郎
間違えました。やるならSTR23との対抗ロール&投擲半分で振っていただきますが?
鳥谷部大樹 よし、やりましょう
noname
は????????????????
対抗ロール10%ですね。
鳥谷部大樹
CCB<=10 【金庫ぶん投げる】
Cthulhu : (1D100<=10) > 75 > 失敗
ちぇっ
noname 大人しく他を探索なさってください
鳥谷部大樹 じゃあ、投げようかと持ち上げてみたら意外と重かったので無言で金庫を下ろします
高出竜二
「……ちょっと、今何しようとした!? やめろお! というかやめて!」
錠剤に見覚えあるか見てみたいです
錠剤 白い錠剤が卓上にばら撒かれている。よく見れば椅子に錠剤の箱が落ちている。市販の頭痛薬のようだ。
▼ 貴方はここ数日途方もない頭痛に悩まされていたことを思い出すだろう。そういえば昨晩も突然頭が痛くなり、頭痛薬を求めたのだった。
高出竜二 なるほど~???
noname そうですね、頭痛薬の箱は救急箱の空きスペースにちょうどはまりそうです。
高出竜二 「……これか。片づけとかないとな」
鳥谷部大樹 「竜二、飲んだの?これ」
高出竜二 「……うーん、うん、飲んだよ」
鳥谷部大樹 「……そっか。頭痛いの?竜二こそ体調悪いなら座ってていいよ」
高出竜二
「あーいや、今は大丈夫。忘れてたくらいだし? でも心当たりはあるんだよな……」
傷を見せたいです
noname では生え際に小さな傷がある事が分かりますよ
鳥谷部大樹 小さな傷っていうと、古傷とかですか?
noname そうですね。あたらしいものではないです。
鳥谷部大樹 「そんなとこ怪我してたんだ。じゃ今までちょいちょい痛んでたの?……まあ、無理しないで座ってなよ」
高出竜二
「んーどうなんだろ。まあしんどくなったら座るからさ。お前も頭打ってるし。……それよか部屋に何か変わったとこないか見ないとだろ」
それでもって、紙を見ます
紙
何も書かれていなかったはずの場所に枠のようなものが出現している。近づいて確認すればそれは病院で用いられる「カルテ」のようだ。
先ほどのメモはその備考欄にあたる位置に書かれている。
noname カルテには高出竜二の名前と昨日の日付が記載されているのみで、他の項目には何も書かれていない
鳥谷部大樹 「…………そんなに調子悪かったんだ。やっぱ座っててよ。俺奥見てくるから」
高出竜二 「積極的だな!? まーこの傷の通院か何かだろ。備考欄は意味わかんねーけど」
鳥谷部大樹 じゃあとりあえず水場の方向かいます
高出竜二 やっぱり夏の思い出で何かあったかな……?
水場 貴方が水場に足を進めようとすると、突然ガシャーン!と何かが割れるような音がするだろう
noname 扉、開けますか?
鳥谷部大樹 躊躇なく開けます
noname 中に入ると洗面台の鏡が粉々に砕けている。覗き込めばかろうじて残った鏡面に自分の姿が映り込むが、ひどく歪んだ輪郭は貴方に得体の知れぬ恐怖感を与えるだろう。
△ 貴方が鏡に姿を写すと、一寸、自分の姿が高出竜二の姿になっている。それは瞬きの間に自分の姿へと戻っているだろう。貴方は酷い頭痛を覚える。
noname 貴方は突然、額にぬるりとした生暖かい感触を覚えるだろう。鏡面に映る歪んだ貴方の額からは真っ赤な血液が滴っているのがわかる。指先でそこを触ってみれば、身に覚えのない傷から血液が流れていることに気がつく。正気度ロール<0/1>
鳥谷部大樹
CCB<={SAN値} 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100) > 87
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN : 79 → 78
鳥谷部大樹
「なんか破片でデコ切ったんだけど」
といって振り返ります
noname
君本当に適当言うな?!?!
破片では切ってないです!いきなり!!!流血!!!!した!!!!!!
高出竜二
「は!? 何言ってんの??」
とりあえず覗きます…
鳥谷部大樹 だって、急に流血したらなんで?って思うじゃないですか…
noname わかるけどね…………
noname 額から血がダバーっとしているのが分かりますよ
高出竜二 あ、切れてた
鳥谷部大樹 「痛い」
高出竜二 「きゅ、救急箱!」
noname
救急箱には一式手当て道具が入っています。
手当てするなら問題なく止血できますよ
高出竜二 手当てします
noname 綺麗に止血できました!
高出竜二 とりあえず何か割れてるなら片付けたい…片付けられます?
noname 構いませんよ。破片は片付けられました!
高出竜二 足元無事か確認しつつ、風呂場にも異常がないかみたいです
風呂 薄汚れた緑色の湯が張られたままになっている。真新しかったタイルにはわずかにカビが生え、汚いと言うほどではないが、随分と使用感のある様子に変貌している。浴槽の湯はちょっぴりぬめぬめしているだろう。
高出竜二 「うへえ……湯抜いとこ」
noname お湯はサヨナラしました。次は何か見られますか?
鳥谷部大樹 じゃあおもむろにトイレ開けます
noname トイレはちょい使用感が増してるだけで特に気になる事はないです。
鳥谷部大樹 洗濯機に何か変わったところはあります?
洗濯機
洗濯機自体に変化はないが、先ほどはなかったはずの洗濯かごが戻っている。
中には高出さんが昨晩着用していた服だけが脱ぎ捨てられている。
高出竜二 じゃあダイニングルームに戻って飾り棚でも見ますか
鳥谷部大樹 おとなしくついていきます
noname 飾り棚はあまり変わりはありませんが写真立てに変化があります
写真立て 中に収められていた写真がなぜかくしゃくしゃになっている。シワを伸ばして無理やり写真立てに収めたような具合だ。また、写真の端にはうっすら血液のようなものが滲んでいる。
鳥谷部大樹 「うわ。何これ……」
高出竜二 見なかったことにしてテレビをつけてみます
鳥谷部大樹 写真立ての中の写真自体は変わってないんですよね?
noname 写っているものは変わりませんが、劣化はしています。
テレビ 何故か液晶画面が割られており電源を入れても見るに耐えぬ乱れた映像が映るばかりだ。ザザっ、ザザーっというノイズの隙間から、かろうじてニュースの音声が聞こえている。聞き耳が振れますよ。
高出竜二
CCB<=70 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=70) > 6 > スペシャル
noname 貴方はそれが行方不明事件のニュースであることがわかるだろう。読み上げられている名前や、事件の詳細についてはノイズが邪魔でうまく聞き取れない。
▼ 貴方は突然指先に痛みを感じるだろう。 手を確認してみると、指の背や手の甲にいくつもの裂傷が入っており、傷口からポタポタと鮮血が垂れている。
高出竜二 「いっ……うわっわわわ!?」(自分の手を見ます
高出竜二 ひえーーなんでだ トラップだ!?
鳥谷部大樹 振り返ります、何事です?
noname では見ると彼の手にいくつもの裂傷が走り、出血しているのが分かりますよ。
鳥谷部大樹
「は……??」
「え、なに?誰にやられたの?なんか触った?」
高出竜二 「ど、どうしよ、わかんない、急に切れたんだけど……!」
鳥谷部大樹 とりあえず傷を押さえたいんですけど、救急箱にまだガーゼあります?無ければタオルか何か持ってきますけど
noname 救急箱の中身でちゃんと手当てできますよ。
高出竜二 「あ、ありがと……さっきから俺たち謎のケガしてばっかだな」
鳥谷部大樹
じゃあ手当てして包帯巻いときますね
「本当。俺さっき頭のこれも急に切れて……破片か何かかと思ってたけどなんか違う気がするんだよな……」
救急箱を食卓に置きます。食卓で他に何か見るものあります?
noname
お皿くらいかな
2枚のカレー皿が向かい合うようにして置かれている。
うち一つはカレーを食べた痕跡が残されているのみで中身はカラだが、もう一方にはカレーが盛られたままになっている。
しかし卓上に並べられてから随分と経過しているようで、ルーや米の表面は乾き、やや異臭が漂っているだろう。
同様に、水の入ったコップもにも若干の差がある。カラのカレー皿側に置かれているコップは中の水が半分程度になっているが、カレーが入ったままの皿側に置かれているコップは水がなみなみと入っている。
鳥谷部大樹
「なあ、気になってたんだけど、さっき俺達これ片付けなかったっけ」
といってカレー皿を指します
高出竜二
「しかもご飯じゃなくてパンに乗っけて食ったよな…」
これ、普段どっちがどっちに座ってるな~とかは分かったりしませんか?
noname そうですね………席を決めているなら?
鳥谷部大樹 まあ決まってるんじゃないですか?
noname ダヨネー
noname では鳥谷部さんの座る側の皿にカレーが残っているのがわかりますよ。
高出竜二
ふむ……
これもう殺してたりする…?
高出竜二 「……これさ、残ってんの、いつもお前が座ってる方じゃん」
鳥谷部大樹
「……そっか。なんかそんな気はしてたけど」
食卓に来たついでに、竜二さんに持ってきたスクラップブック見せていいですか?
noname いいですよ。情報に送りました。
スクラップブック
中身はどれもこれも行方不明事件に関する記事を切り取ったもの。
記事自体は大層古く、もう何年も前のもののようだとわかるだろう。
昨日未明、〇〇県××区(貴方達の故郷)に住む10歳の児童2名「鳥谷部 大輝くん・高出 竜二くん」が行方不明となった。
彼らは2人で外出した後行方が分からなくなっている。
2人が訪れたとみられる山には、何者かの血液が残されており、警察では誘拐・殺人事件の両面で捜査を進めている。
高出竜二 「あー……? だから10歳の夏までの写真しかアルバムに無いのか」
鳥谷部大樹 「なんか俺、これ覚えてない……んだよな」
高出竜二 自分も覚えてないですよね? アルバム見た時の感じだと
noname 覚えてませんね。行方不明になった記憶はないです。
高出竜二 了解です!
高出竜二
「俺も覚えてない……何事も無く普通に生きてた気がしたんだけど」
「とにかく部屋の様子が変わってるし、他に手掛かりになるものが無いか探してみるしかなさそうだな」
自分の部屋を改めて見たいです!
noname 構いませんよ。鳥谷部さんはどうします?
鳥谷部大樹 同じくですね。二手に別れてもいいんですけど、まあ一緒の方が楽そうなので一緒に行きます。
noname ではお部屋へ
高出竜二の部屋 部屋の中は薄暗く、先ほどに比べて随分と狭くなったような印象を覚えるだろう。
noname 入りますか?
高出竜二 入ります
鳥谷部大樹 入ります!
noname
部屋の間取りに違いはないが、高出さんの部屋にあった家具や趣味のアイテムに加え、先ほどまで鳥谷部さんの部屋にあったはずのダンベルや本などが何故かこちらに移動している。そのため、室内がものであふれかえっているのだ。
加えて、先ほどは開いていたはずのベランダへ続く窓に備えられたカーテンが閉まりきっている。
鳥谷部大樹 「やべ。これさっきのヤキソバパンもこっちの部屋にあるんじゃ」
高出竜二
「は!? 何で部屋にそんなもの置いてんだよ」
電気つけられるならつけてカーテンも開けたいです
鳥谷部大樹 「先週買って、なんか無くなったと思ってたんだけどさっきベッドの下から出てきたんだよ」
高出竜二 「あ~散歩したのねはいはい」
鳥谷部大樹 「そうだな。ごみ箱と一緒」
noname
貴方がカーテンを開けようと近寄ると、隙間から赤い光が差し込んでいるのがわかる。
それは切なくなるような夕焼けの光だった。
カーテンを開けると窓の外にはいつもの見慣れた街並みではなく、どこか山の上のような景色であった。空は薄暗く、日が落ち始めている。
開けた草むらの上に、子供が二人座っている。二人は何か会話をしながら地面に穴を掘って、クッキーの缶を埋めようとしているようであった。
耳をすませても、ガラス向こうの音が聞こえる事はない。
貴方達はこの二人に見覚えがあるだろう。それは10歳の頃の貴方達二人だ。缶を埋める直前、幼い鳥谷部がポケットからなにやら小さな石を取り出して缶の中に入れる。そうして二人でそれを土の中へと埋めた。
程なく、二人の背後から一人の老紳士が歩み寄ってくる。定年も過ぎた白髪交じりの男だ。
男はぎこちない歩みで幼い二人に声をかけ、ポケットから一つの石を取り出す。2人は男と二言三言交わしたのち、男の後を追って山の中へと姿を消してしまった。
窓の外の光景に目星が振れますよ
高出竜二
CCB<=70 【目星】
Cthulhu : (1D100<=70) > 90 > 失敗
鳥谷部大樹
CCB<=80 【目星】
CCB<=80 【目星】
CCB<=80 【目星】
Cthulhu : (1D100<=80) > 96 > 致命的失敗
noname うむ、何も見えなかった。
高出竜二 ふぁ、ふぁんぶる~~!!
鳥谷部大樹 「まぶしい」
noname
貴方達は窓の外で繰り広げられた光景に見覚えがあることを思い出す。
どうしてか今の今まで忘れていたが、そういえば写真を撮ったあの日、二人で裏山にタイムカプセルを埋めにいったのだった。そのために山を登る途中で綺麗な石を拾った。
高出さんはその石を持ち帰り、鳥谷部さんはその石をタイムカプセルに入れて、大人になってそれを掘り出した時揃いのアクセサリーを作ろう、なんて話をしていたはずだ。
その時、あの妙な老人に出会った。彼は、「そういう綺麗な石が向こうにたくさんあったよ、案内してあげよう」と言い、幼い自分たちは喜んで着いていってしまったのだ。
そのあと、何があったのか、どうやって家に帰ったのか全く思い出すことができない。考えれば考えるほどに、貴方は頭痛に苛まれるだろう。正気度ロール<0/1>
高出竜二
CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) > 22 > 成功
noname アイデアが振れますよ
鳥谷部大樹
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 18 > 成功
高出竜二
CCB<=65 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=65) > 55 > 成功
よし成功!
noname では最近、あの老人をどこかで見たような気がする。どこだったかまでは思い出すことができない。
高出竜二
「……あのおじいちゃん、最近どっかで見たことある気がするんだよな……」
そう呟いてデスクを見たいです
高出竜二 どこだ……
PC/PCデスク
机の上には先ほど見た1冊のスクラップブック、そして高出さんのスマホに加えて鳥谷部さんのスマホも充電器に繋がれた状態で置かれている。
またきれいな石の欠片、病院の診察券がそれぞれ増えている。
高出竜二 病院とか……?
鳥谷部大樹 「あれ?これ、さっき向こうに置いてきた……いや、これだけ変なこと起こってるんだから今更か」
高出竜二 とりあえずスマホのメモ帳に前回と同じくメモを残しておきますね……
noname 構いませんよ
高出竜二 「まあた散歩か……何か様子が変わってたりする……?」
鳥谷部大樹 スクラップブック開いてみますけど何か変わってます?
高出竜二 同じく、なので、次に診察券がどこの病院か見たいです
noname スクラップブックに変わりはありません。
診察券 近所にある総合病院の診察券。名前欄には高出竜二の名前が記載されている。
▼
これを見た貴方は、近頃ひどい頭痛が続いていたので昨日病院に行ったことを思い出すだろう。その日は内科で診察を受けたはずだが、なぜかその後別の科に診察を回された記憶がある。
そこであなたは気づくだろう。
この不可解な空間に始まったことでなく、貴方は近頃の生活において、度々記憶が飛んでしまうことがあった。
頭痛に合わせ、この症状についても病院で告げたのである。別の科に回されたのは、どうもそのあとのことだったはずだが…。診察の結果がどうだったのかについて思い出すことはできない。貴方は再び軽い頭痛に苛まれる。
鳥谷部大樹 スマホは電源つきます?
スマホ 2人分のスマートフォンが充電器に繋がれている。どちらも指紋認証によるロックがかけられているが、どちらのスマホも自らの指で開錠することができるだろう。
noname 電源は問題なく付きますよ
noname
ちなみにSNSを確認すると連絡が届いていますよ。
「おい鳥谷部!休むなら連絡を入れろよ、大丈夫か?」
鳥谷部大樹 じゃあおもむろに二人とものスマホのロック解除を試みます
高出竜二 ??
noname
「体調が優れないそうだが大丈夫か?来れそうなら連絡をください」
などですね。
noname 開きますよ。2つとも鳥谷部さんの指で開きます。
高出竜二 「へ……!? なんで俺のも開けら、れ……??」
鳥谷部大樹 「俺もわかんない。なんで…?」
noname 鳥谷部さんのスマホ、自分の指で開けられるか試しますか?
高出竜二 試してみます…!
noname なら問題なく開きますよ
鳥谷部大樹 気になったんですけど、窓開きます?
noname
そうだ、メモしてらっしゃるときに気付いていそうですがメッセージが届いてますよ。
SNSなどを確認すると同僚や友人から貴方へあてたメッセージが何件か増えている。どれもこれも貴方の体調を心配するような内容だ。
noname 力を込めても開かないですね
高出竜二 ふむふむ……体調悪いのは周りにも知らせてたんですね。返せるなら返しておきます
鳥谷部大樹 じゃあ、せっかくこっちに移動してきてることですし、ダンベル投擲していいですか?
noname
「昨日病院行くって言ってたけど大丈夫?体調崩したなら無理しないでね」
「昨日はずいぶんぼーっとしてたな?頭痛いって言ってたけど、具合が悪いなら無理するなよ」
と言った感じです。返信は電波が無いので出来ないですね…………
noname
どうして????
ど、どうぞ
鳥谷部大樹
CCB<=85 【投擲】
Cthulhu : (1D100<=85) > 13 > スペシャル
高出竜二 やっぱりできないかー、了解です! メモに通知が来てたこと、感謝してることも残しておきます
noname
では美しい放物線を描いてダンベルは飛んでいき、窓に当たって跳ね返ります。
お二人、幸運をどうぞ
鳥谷部大樹
CCB<=80 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=80) > 14 > スペシャル
高出竜二
CCB<=60 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=60) > 45 > 成功
noname ではダンベルは二人に当たらず、部屋のどっかに飛んで行きました。
高出竜二 「は、えっ、な……!?」
鳥谷部大樹 「強化ガラスか。これなら泥棒も入ってこれないな。いい部屋だ」
高出竜二 「それ確かめるためにダンベル投げる奴があるか! ……ここに居たわ……」
鳥谷部大樹 目星でダンベル探せます?
noname 目星無しで見つけていいよ(五体投地)
高出竜二 あそうだ、綺麗な石の欠片も見てみたいです(目そらしつつ
石のかけら 薄緑色の鉱石。部分によっては透き通っていたり、鮮やかな紫のラインが入っている。
▼
これを見つけた貴方は思い出す。
それはリビングにある写真を撮影したその日、山で見つけて持ち帰った石であった。
どうしてか今の今までそのことをすっかり忘れていたし、この石をどこに保存していたのか全く覚えていない。
鳥谷部大樹 本棚のそばに転がってるのを見つけました。そのまま本棚見てもいいですか?
本棚 先ほどすっぽり抜けていたはずの場所に、鳥谷部さんが所持している本が詰められている。
高出竜二 フローライトみたいな感じかな…??記憶力……
noname 一応博物学振れます
高出竜二
10パー! 振ってみます
CCB<=10 【博物学】
Cthulhu : (1D100<=10) > 18 > 失敗
うわーーおしい
鳥谷部大樹 「あー。さっき抜けてたところはそういうことか。ってことは……」
noname 惜しい、では石の種類を断定する事はできませんね
鳥谷部大樹 「タンス見てみていい?」
高出竜二
「これ、山で見つけた石だ。俺が持って帰ったやつ」
「お、おー、じゃあ一緒に見るか」
衣装棚 半分抜けていたはずの場所に鳥谷部さんの衣類がぴったり収まっている。
鳥谷部大樹 「やっぱり。本棚と一緒だ」
高出竜二 「本棚にも大樹のが入ってたのか…」
noname 見ますか?
高出竜二 衣装棚にそれ以上の情報がなければ見ます!
noname
見ると先ほどはなかったはずのアルバムが1冊か増えている。貴方の家族アルバムだ。
2人で撮った写真を最後に更新が途絶えていたが、それ以降1年の間をおいて写真が何枚か追加されている。
だが、それも1年足らずで更新が終わってしまったようだ。2人で撮った写真以降は貴方が1人で写っている写真しか貼られていない。
1番最後に貼られているのは貴方が小学校を卒業する時の写真であり、写真の下には母親のものと思わしき乱れた文字が残されている。
「この子は、一体だれなの?」 と。
▼ 貴方はこの写真が更新されていない1年間の記憶が全くないことに気がつくだろう。
高出竜二 小5の間の記憶がなくて、小6の時~卒業の写真が追加されてて、その時マイマザーが自分のことを誰かわからなくなってるってことかな(これはPLメモです)
noname そうなりますね(KP返答)
高出竜二 「俺……小5の時何してたんだろ……」(アルバムを見せます
noname 聞かれても貴方は答えられません。何せ覚えてないですからね。
noname それは高出さんの家族アルバムだ。10歳の時二人で撮った写真を最後に更新が途絶えていたが、1年間をおいて何枚か写真が追加されている。1番下の写真には震えた字で「この子は、一体だれなの?」と書かれている。
高出竜二 「これが小学校の卒業式の写真なんだけど……マイマザーが書いたっぽいんだよな、この字」(最後の写真を指さします
鳥谷部大樹 じゃあしばらく写真を眺めたあとでぽつっと呟きます
高出竜二 (一体だれ、と来たか~…)
鳥谷部大樹
「……ごめん。覚えてないや。俺、なんか……10歳くらい?の記憶とかも全部曖昧で。卒業式のことも覚えてないし」
「でも俺が覚えてないのはともかく、竜二のお母さんのこれは何だろうな……なんかホラーじみてきたな」
ベッドとかは何かあります?
高出竜二 「まー、みんな記憶がモヤモヤしてんだな。そゆことにしとこ…」(ベッドを見に行く大樹くんを見送りつつ
noname
ナニモナイヨ
強いて言うならベッドが二つある事くらいですかね
鳥谷部大樹 自分のベッドの枕手に取ります
noname はい(?)
鳥谷部大樹 これ、においは自分のにおいなんですかね?
noname 聞き耳(匂い)振りますか?
鳥谷部大樹 振らせてもらえるなら振ります
noname では………半分で
鳥谷部大樹
CCB<=40 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=40) > 19 > 成功
noname では貴方の使っているシャンプーの匂いがしますよ。あと少しほこりっぽい匂いも。
鳥谷部大樹
「あとで洗濯しよ」
おもむろに竜二さんに向けてそれを放ります
磯野!枕投げしようぜ
高出竜二
「わっぷ!?」
大樹くんにマクラを返し、自分のハイベッドの上に逃げます
布団をかぶって、隠れてる兵士みたいにします そして頃合いを見て自分のマクラを上から投げます
「いつもの仕返しじゃい」
鳥谷部大樹 「んぶ」
高出竜二 「さーって大樹の部屋はどうなってるかな~」
鳥谷部大樹 じゃあおとなしく食らって、竜二さんの枕抱えたまま部屋出ます
高出竜二 スマホと石って持って出られるのかな、自分の部屋を出ます
noname
部屋を出ると貴方達が持っていたものは手元から無くなっている。
お帰りなさい、ダイニングへ。さて、次はどうされますか?
鳥谷部大樹 「あれ?枕がない」
高出竜二 「散歩……??」
鳥谷部大樹 「竜二の部屋に取りに戻るか」
高出竜二 「持っていくなってことなのかな……」
鳥谷部大樹 「じゃあ……仕方ないから俺の部屋見に行くか」
高出竜二 ダイニングルームに変化が無ければ大樹くんの部屋へいきます
noname 変化は特にありません。それでは鳥谷部さんの部屋に2人で行かれるということで
高出竜二 はい!
鳥谷部大樹 そうします
noname
では
貴方達が部屋に入ると、そこは子供部屋になっていた。
そこは鳥谷部さん、貴方がが幼い頃使っていた子供部屋とまるきり同じ内装だ。大きくとられた窓からは朝の柔らかい光が燦々と差し込み、心地のよい暖かさに包まれている。
部屋の真ん中には丸いラグが敷かれており、その上には2人の子どもの姿があった。
その子どもは幼い頃の貴方達2人だ
彼らはラグの上に座ってなにやら雑談をしている。近づいても貴方達に反応することはなく、触れることもできない。どうやら彼らに貴方達は見えていないらしい。
好きに動いていただいて大丈夫ですよ。
鳥谷部大樹 ざっと部屋の家具とか知りたいです。目星必要ですか?
noname 目星は必要ありません。大きくカーテンの開かれた窓と子供用の勉強机があります。
高出竜二 では窓の外を見てみたいです
鳥谷部大樹 じゃあ一緒に見に行きます
noname
では窓。
窓の外では心地いい夏の日差しが燦々と輝いている。眼下に広がる町は貴方達が幼い頃眺めた懐かしい街並みだ。そしてやはり、この窓も開けることはできない。
鳥谷部大樹 「夜になったり夕方になったり昼になったり忙しいな今日の空」
高出竜二
「確実に今日じゃないだろここは……はあ、ここもやっぱり開かないか」
じゃあ勉強机を見ますかね!
鳥谷部大樹
「そういえばあったな、勉強机。ちいせえ」
勉強机見てみます
勉強机
卓上に夏休みの絵日記が広がっている。
最後に書かれているのは8/14の絵日記だ。
竜二と遊んだという内容が綴られており、「明日はお母さんたちに内緒で、2人で山へタイムカプセルを埋めに行く」と締めくくられている。
鳥谷部大樹 「自分の字ながら全然読めない。竜二これなんて書いてある?」
noname 君はミミズがのたくったような字を書くフレンズなんだね…………
高出竜二 「絵的に……俺とお前で山へ行くのを想像してるっぽい?」
鳥谷部大樹
書いてる最中に紙がどんどんズレていくフレンズです。
「まあそうだろうな。このあんパンみたいな絵はタイムカプセルかな」
高出竜二 「多分な。あんパン山に埋めに行かないからな流石に。8月15日か……」
鳥谷部大樹 「ナポレオンの誕生日だな」
高出竜二 「よく覚えてんな、知らんかったわナポレオンの誕生日とか」
鳥谷部大樹 「ちょうど昨日学校で話題になったから覚えてた。先輩がナポレオンって誰?とかいうからなんか印象に残ってて……」
高出竜二
「先輩、ねえ……」
では子どもたちの声に耳を傾けたいです!
鳥谷部大樹 子供達のそばにしゃがみこんでとりあえず目の前で手とか振りながら話を聞きます
noname 子供時代の貴方達は、至極他愛のない会話をしていた。
大樹 「昨日の晩御飯、家族でレストランに行ったんだ。ハンバーグすごく美味しかったよ」
竜二 「うん」
大樹 「でね、この間テストで100点だったからデザートもつけてもらったの、いいでしょ」
竜二 「うん」
大樹 「あ、そうだ、今度一緒に宿題しよ、算数でねわからないところがあって」
竜二 「うん」
noname
といったような具合だ。会話を聞いていればすぐに、幼い高出竜二は相槌を打っているだけでほとんど喋っていないことに気がつくだろう。貴方達はその会話に、得体の知れない違和感を感じる。
貴方達が子ども達の会話に耳を傾けていると、突然男性の声が聞こえる。それはニュースキャスターの声だった。先ほど貴方達が入ってきた扉の外、居間のテレビからニュースが聞こえてくる。
ニュースキャスター
先週起きた行方不明事件。
児童1名の安全は確認されたものの、もう1人の行方は未だにわかっておりません。警察では引き続き目撃情報を募集しております。行方不明になった児童の「鳥谷部大樹」くん10歳。お心当たりのある方は警察までご連絡を…繰り返します。
noname それは、鳥谷部さんが行方不明になっていることを告げるニュースであった。そのニュースを聞いた貴方達はSAN値チェック<0/1>
鳥谷部大樹
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 27 > 成功
高出竜二
CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) > 18 > 成功
noname
ニュースの音声が一巡し、繰り返し始めると同時に、室内が激しい縦揺れを起こす。貴方達は思わずその場に倒れてしまうだろう。
壁はミシミシと軋みをあげ、天井からはパラパラと破片が床へ落ちてゆく。揺れは激しかったがわずか数秒で収まるだろう。
揺れが収まり、貴方達が身を起こすと室内の様子が一変している。
暖かい印象を受けた室内は今や薄暗く、大きく開かれていた窓にはダンボールとガムテープによって目張りがされている。床や家具などはまるで物取りでも入ったかのように荒れ、散らかり放題だ。
日差しも差し込まず、明かりも付いていない部屋の真ん中には子供が一人、へたりこむようにして床へ座っている。
彼の頭には包帯がぐるぐると巻かれており、額部分はわずかに血が滲んでいるだろう。
その子どもの目の前には無機質な金属の箱が一つ、ポツンと佇んでいた。
それは先ほどリビングダイニングで目撃したあの金庫によく似ている。
彼は、まるでうわごとのように何かを呟く。
時折力なく、楽しげに笑いながら、まるで親しい友人と会話をするかのように、目前の箱に向かって話しかけている。
胡乱な目をしたその子供は、幼い高出竜二だった。
痩せこけ、虚ろな表情をした幼い竜二が呟く言葉は、先ほどここで幼い2人が交わしていた会話と全く同じ内容だ。ただ、相槌を打つものはいない。
貴方達がが耳をすますと、時折、箱の中から何か呻き声のようなものが聞こえることに気がつくだろう。
聞き耳が振れますよ
鳥谷部大樹
CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) > 60 > 成功
高出竜二
CCB<=70 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=70) > 5 > 決定的成功/スペシャル
noname
では貴方達は箱の中から聞こえてくる声が「開けて」「苦しい」「助けて」「おうちにかえりたい」という、苦しげに助けを求める声だということに気がつく。
それは何か、質の悪いスピーカーを通したような幼い子供の声だ。時折ゴポゴポと、口から泡を吹くような、水が泡立つような音が混じっている。
noname そして貴方はこれが、幼い自分の声だということに気づいてしまうだろう。正気度ロール<1/1d3>
高出竜二
ん???自分の声が聞こえる箱に向かって自分が喋りかけてる感じですか?
とりあえず振ります
CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) > 55 > 成功
noname そうなりますね……?
system [ 高出竜二 ] SAN : 60 → 59
noname
貴方はその光景に見覚えがある。この部屋で、あの会話をしたのは自分のはずだ。最初、この部屋で目撃した通り、あの会話をしたのは自分で、相槌を打っていたのが竜二のはずだ。
貴方は、床にへたりこむ幼い竜二に対して「これは自分なんじゃないだろうか」という疑念を抱くだろう。
noname
貴方はその光景に見覚えがない。大樹の家で遊ぶことは多々あったはずだが、箱に向かって語りかけるようなことなど、ましてやあんな大怪我をして彼の家に遊びに来た記憶など、ない。
あそこに座っているのは、本当に自分だろうか?という得体の知れない恐怖感を覚えるだろう。
鳥谷部大樹 「なあ。俺、行方不明らしいんだけど」
高出竜二
「……そう、みたいだな」
「でもさ、あの箱から聞こえてくる声、俺のなんだわ」
鳥谷部大樹
「…………そうなんだ。やっぱりか。……俺も、俺の記憶の中ではこの話してたのやっぱり俺の方だったよなって思ってたんだよな」
この箱はやっぱり開けられない?
noname
では
貴方達が金庫に目を向けると、箱の蓋がキィ…と音を立てながらわずかに開く。幼い竜二は意にも介さず話し続けており、金属製の重苦しい蓋はキィキィとわずかに揺れているばかりだ。
高出竜二
「う、動いてる…!」
開けます!
鳥谷部大樹 開けます。中に竜二がいるなら助けなきゃ。
noname
貴方達が箱に近づくと、まるで弾かれたように金属製の蓋が勢いよく開くだろう。
中から一つの影が飛び出す。それは大きな虫のような何かであった。
甲殻で覆われた桃色の体から、関節肢をもつ幾つかの足が生えている。両腕と思わしき関節肢の先端には蟹のハサミによく似た形状の手が生え、生物であれば本来頭部があるべき場所は桃色の渦巻く触手で覆われていた。
その背に生えている虫の羽によく似た膜状の双翼を羽ばたかせ、その生き物は貴方達に向かって飛びかかってくるだろう。
しかし、その生き物は貴方達の体を通り抜け、いつの間にか開いていた扉の外へと飛び立っていった。
SAN値チェックです<0/1d6>
鳥谷部大樹
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 73 > 成功
高出竜二
CCB<=59 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=59) > 48 > 成功
noname
扉の揺れる金庫の中から、ゴトンと大きな音を立てて何かが落下する音がする。
それは、円筒状の金属物質であった。床に落ちた円筒体は、コロコロと転がって鳥谷部さんの足元で止まるだろう。そこから、声が聞こえる。
それは幼い高出竜二の声だ。質の悪いスピーカーを通したような泡混じりの声が、円筒体から発せられている。
竜二 「苦しい」「出して」「助けて」「誰か」
noname
そんな声を聞いているうちに、貴方達の意識はブラックアウトする。
次に目覚めるとそこは相変わらず子供部屋の中であった。
だが、そこには幼い竜二の姿も、金庫も、あの奇妙な円筒状の物体も存在しない。何もない廃墟のような伽藍堂な部屋があるだけとなっていた。
高出竜二 「何もなくなっちまったな……。戻る、か」
鳥谷部大樹
「竜二。俺ら夢でも見てんのかな。なんかもうわかんないや」
「戻ろうか。なんかここ、気持ち悪い」
高出竜二 「夢なら早く醒めてほしい……」 戻ります!
鳥谷部大樹 同じくです。
noname
貴方達が居間に戻ると部屋の内部がさらに変貌している。
薄汚れている程度の印象であった室内は、今や廃屋のように至る所が劣化し、壁や天井には薄いヒビが走っている。貴方達が床を踏むたび、乾いたフローリングはギチギチとたわみ、ともすれば崩壊してしまいそうな印象を受けるだろう。
室内の崩壊は貴方達が部屋を調べる内にも進んでいく。ヒビは増え、天井からはパラパラとかけらが降ってくるようになるだろう。
鳥谷部大樹
「……………」
冷蔵庫見に行っていいですか。俺のパンがどうなってるか知りたい。
高出竜二 そうですね、食卓の上の物を見てから順繰りに見に行きたいです
noname キッチンには悪臭が立ち込めている。
鳥谷部大樹 「おえ…」
noname 充満する腐敗臭の中冷蔵庫を開ければ、パンはすっかり腐ってるしまっているだろう。
noname 卓上には先ほど同様カルテが一枚と、それに添えられるようにして万能包丁が一本置かれている。
高出竜二 カルテの中身は変わりないですかね? 殺せってことなんだろうなあ
noname カルテは先程見た時より記載が増えている。
カルテ
「担当医:能生 泰成(のうき やすなり)」
「症状:頭痛・記憶の混濁/解離性同一性障害(多重人格障害)の疑いあり」
「脳に甚大な損傷の疑いあり・後日精密検査を行う」
鳥谷部大樹 冷蔵庫の中目星か何か振った方がいいです?とくになければキッチン回りを見たいです。
カルテ
noname
目星は必要ありません。
コンロの上に置かれていたカレー鍋は中身が腐りきってしまっているだろう。蛇口をひねると赤錆混じりの水が少し出た後、水は出なくなってしまう。
同様に、コンロも火がつかなくなっている。
シンクの下も見るのなら、包丁がなくなっているのが分かりますよ。
高出竜二 ふむふむ……やはり……
鳥谷部大樹 包丁はその辺見渡しても見つからないです?
noname キッチンにはありません。ここであと見れるとしたらゴミ箱くらいですかね。
noname 順繰りに見て回られる、というのは飾り棚→テレビといった感じで大丈夫でしょうか?
鳥谷部大樹
さっきの虫を捌くシナリオになってしまう…?
恐る恐るごみ箱開けます
高出竜二 はい! その後キッチンですね
蓋付きのゴミ箱 中にはカレーが皿ごと捨てられている。その他捨てられた様々な料理もすっかり腐りきってしまい、ひどい悪臭を放っているだろう。
noname さて、どうされますか?
noname では飾り棚から
鳥谷部大樹 ほかにキッチンで見る場所はもうない?
noname ないですね
鳥谷部大樹 じゃあ換気扇つけて、水場を見に行きたいです
noname 飾り棚には変わらず写真立てと見慣れぬ金庫が置いてあるだろう。
鳥谷部大樹 竜二さんに一声かけてもいいですか?
高出竜二 写真立ての様子がどうなっているか見ます
noname
換気扇は残念ながら動きません。水場ですね、わかりました。
一声、構いませんよ
写真立て 写真の端に滲んでいた血痕が広がり、貴方達2人の顔を覆っている。くしゃくしゃに折れ曲がった表面は紙が劣化し、茶色く黄ばんでいる。そこに写っていたはずの2人の顔がどんな笑顔だったか、思い出すことができない。
高出竜二 ふむ……。金庫の様子を見ます。
noname 貴方は不思議な喪失感を覚えるだろう。まるでこの部屋の崩壊に合わせて、貴方の記憶すらもかけてゆくような、そんな喪失感だ。正気度ロール<0/1>
鳥谷部大樹 「おえっ、吐きそう。竜二、キッチン来ない方がいいよ。ひどいにおいだ。換気扇も動かないし……」
高出竜二
オオワ
CCB<=59 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=59) > 67 > 失敗
system [ 高出竜二 ] SAN : 59 → 58
noname 失礼、打ちそびれていました。SAN値減少後、金庫の情報を出しますね。
高出竜二 「まじかあ……さっきみたいにさ、ほかに気になるもん無かった?」
高出竜二 はい!
見慣れぬ金庫 もう音は聞こえない。相変わらず鍵は開いていない。
鳥谷部大樹 「こっちには特には。本当に腐ったゴミばっかり」
高出竜二 音の源が出てきた からかな
鳥谷部大樹
「あ、逆に包丁がなくなってた。どっか転がってるかもしれないから、気をつけて」
「そっちはどう?」
高出竜二 大樹くんに心理学振りたいですね……(PvPしないで)
noname
傾けたりするなら、中からちゃぽんという音がしますよ
????
心理学どうぞ?
高出竜二 え、自分が振るんですか??心理学??
noname
いえ!ちょいおまちを!
心理学おいくつかしら
高出竜二 心理学80です!
noname
ありがとうございます!
s1d100<80
Cthulhu : (1D100<80) > 10 > 成功
そうですね、大樹さんは嘘をついたりはしていない事が分かりますよ。事実キッチンは臭いです。
高出竜二 ありがとうございます!
noname ちなみに包丁は先程書いた通り、机の上に置いてありますよ。
高出竜二 「あー、包丁なら……そこ、机の上にあったよ」(食卓指さし
鳥谷部大樹 「こわ。なんで……」
高出竜二 テレビは壊れてるかな テレビ何も無さそうならキッチンを無視して水場のドアを開きます
鳥谷部大樹 「……今から水場見に行くけど、一緒に来る?」
noname テレビですね。相変わらず画面は割れている。すでに電源もつかなくなってしまった。
高出竜二 「メモの通りにしろ、って事なんじゃねえの……」
高出竜二 ありがとうございます! では水場行きます
高出竜二 「おう、一緒行くよ」
鳥谷部大樹 じゃあ水場に向かいます
noname
では
貴方達が水場に足を踏み入れようとすると、突然ばきっ、という何かが割れるような音の後にガラガラと瓦礫が崩れるような音が聞こえてくる。
水場のドア、開けますか?
鳥谷部大樹 「竜二ちょっとさがってて。一気に開けるから危ないかも」
高出竜二 「ひえ、危なそう……って開けんの!?」
鳥谷部大樹
「開ける。ここまで来たらもう何が来ても驚かないし」
一思いに行きます!
高出竜二 「お前さっき頭打ったのに……気を付けろよ」
noname 貴方が水場を覗き込めば、洗面台から先の天井や壁が崩落し瓦礫の山と化してしまっているだろう。通路は瓦礫の山に塞がれ先には進めそうにない。未だ無事である洗面台付近の壁や天井にも薄いヒビがほとばしり、程なく崩れ落ちてしまいそうだ。
鳥谷部大樹
水場で見られるものは鏡くらいですかね?
「うわびっくりした」
noname そうですね
noname 鏡みますか?
高出竜二 「公約どうした?」
鳥谷部大樹 見ます。
noname
そのほとんどが割れ崩れてしまったが、未だにわずかな鏡面が残されている。
貴方が鏡を覗き込むと、そこにうつされた自分の顔はまるでもやがかかっているかのようにぼやけている。
鳥谷部大樹 「いや思った以上にひどかったから。これ今日シャワーどうしような」
noname
貴方は、自分の顔がわからなくなる。今までここに写っていたのは、本当に自分の顔だったのだろうか…?
正気度ロール<0/1>
鳥谷部大樹
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 90 > 失敗
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN値 : 78 → 77
鳥谷部大樹 「お前は誰だ?」
noname 鏡は答えませんよ。鏡ですから。
高出竜二
「心配するのはシャワーだけじゃないなこれ……。こっから出ないと寝られる気もしねえよ……」
鏡か~~~~~~ はい
鳥谷部大樹
「そうだな。部屋中くさいし、食い物もないし…圏外だから出前も取れないし」
「なあ、こう聞くのもあれなんだけど。竜二には、鏡越しに俺はどう見えてる?」
「なんか俺、自分で自分がわからなくなってきた……」
noname 鏡はほとんど割れていますが、僅かに残った部分に映る彼はいつも通りの鳥谷部大樹に見えますよ。
高出竜二 「? どうって……ちょっとそこ立っててみ」(並ぶように鏡の前へ立ちたいです
高出竜二 おっけーです!
鳥谷部大樹 身長差は変わるんですかこれ
高出竜二 「質問に質問で返すようで悪いんだけどさ、お前には自分がどう見えてるんだ?」
鳥谷部大樹 「んん……なんか顔がぼやけて……もやがかかってる?っていうのか。判別できない」
高出竜二 自分自身はどう映ってますか?
高出竜二 「鏡のせいじゃねえの? まともそうなとこで見たら普通に映ってんよ。いつもの大樹だ」
noname 自分自身も普通に見えます!
鳥谷部大樹
「うーん……さっきの部屋の記憶違いといい、カレーの件といい、なんか自分の存在に自信が持てなくなってきた気がする」
「竜二、そこにいるんだよな?で、俺はここにいるんだよな?間違いないよな?」
高出竜二
「それは……ごめん、確かな事は俺にも言えなくなってきた」
「俺どうも、解離性同一障害、いわゆる多重人格の疑いがあるらしいんだわ」
「さっきのカルテの記述が増えててさ、そこに書いてあった」
鳥谷部大樹
「多重人格…………」
「いつから?とか……まあわかんないよな」
noname まあわかんないですね
高出竜二 「それは分かんない、かな」
鳥谷部大樹
「……そっか。大丈夫?ストレス……とかかな」
「ちょっと休もう。リビングの方他見終わってるの?」
ここで見られるのはこれくらいですか?他何か見れます?トイレ開けるとか瓦礫漁るとか
高出竜二
「俺の心配してる場合かよ。カウンセリングに来る生徒みたいな事言ってんぞ、大樹」
「……ま、俺もカウンセラーやるには致命的におかしくなってるみたいだけど! おう、飾り棚の金庫からは声が聞こえなくなってたし写真はもっとボロッちくなってた。そんぐらいかね」
noname 水場は危ないので入らない方がいいでしょう。なんなら探索もお早めに、部屋はどんどん崩れていますよ。
鳥谷部大樹
「そっか。それくらいじゃもう驚かなくなってる自分がいっそ怖いな」
「とか、言ってる場合じゃないな。一旦出よう、なんかここ崩れてきてやばい。やっぱり戻ろうよ」
高出竜二 「ここにはもう近づかない方がいいな。戻ってこっから出る方法を考えよう」
鳥谷部大樹 じゃあ戻りましょうかね
noname では戻って………調べられるのは各自のお部屋と玄関くらいか
高出竜二 戻って……玄関が開かないなら自分の部屋に行きたいです
noname
玄関は相変わらず開かない。
端々に付着した赤錆が扉全体に広がっている。
貴方が見る間にもその赤錆は扉の正面を覆いつくそうと侵食を広げてゆくだろう。
高出竜二 「だめだ、錆が半端ないし開かない。ちょっと部屋に戻るわ……」
鳥谷部大樹 「大丈夫?介護いる?」
高出竜二 「おじいちゃんじゃねえんだわ。大樹も行くなら一緒に行こう」
鳥谷部大樹 「一緒に行く。こんなとこに一人で置いていかないで」
高出竜二 「置いていくかよ。行こう行こう」
noname ではどちらのお部屋に行かれますか?
高出竜二 「物は俺の部屋の方にありそうだし、俺の部屋から行くか……」
鳥谷部大樹 「それはそれで怖い。ダンベルあるかな」
noname では竜二さんのお部屋へ、ドアを開けますか?
高出竜二 開けます!
noname 貴方が竜二さんの部屋を見ると、そこには底無しの闇が広がっていた。
noname では貴方が部屋を開けると、そこは病院の診察室のような部屋になっていた。
高出竜二 !?
鳥谷部大樹 「…………は?」
高出竜二
「……」
「俺の部屋、どこ行った」
noname 診察室みたいな部屋です。間違いなく病院の部屋ですね、貴方の部屋感はないです。
鳥谷部大樹 「ここ、入る気?なんか……何もないけど」
高出竜二 「……ちょ、ちょっと一回落ち着こう。大樹の部屋がどうなってるか開けて見てからにしてい?」
鳥谷部大樹 「あ、よかった。同じもん見えてるよな。俺だけじゃないよな。……一旦見なかったことにして俺の部屋行こう」
高出竜二 「行くって言うか……確かめてから、行きたい」
noname では大樹くんのお部屋ですかね。
鳥谷部大樹 そうですね。恐る恐るドア開けます
noname 貴方が鳥谷部さんの部屋を覗くと、そこには底無しの闇が広がっている。
noname 扉を開けると、中は見覚えのない無機質な部屋になっていた。足元に敷き詰められた緑色のタイル以外は、部屋に立ち込める異様な闇のせいで入り口から室内すべてを視認することができない。
高出竜二 「ひ……!」
鳥谷部大樹 「……まあ、俺の部屋の方が入れそうな気がするけど、何これ」
高出竜二 「嘘だ。やめろ、行くな、いかないで」
鳥谷部大樹
「…………?」
「竜二。お前の目にはこの部屋、どう見えてる?」
高出竜二 「……俺も聞きたかったよ、大樹。お前の部屋、俺には何も見えない、何もない、真っ暗闇だ…!」
鳥谷部大樹
「……そか。俺にもなんかこう、緑のタイルの床しか見えないよ。あとは薄暗い?闇?というか……」
「まいったな。どっちに入るのも怖い」
高出竜二 「……あのさ、俺の部屋も、俺とお前じゃ見えてるモンが違うんだ、俺には病院に見えた。何もないなんてことはなかったんだよ……」
noname 貴方には大樹くんの言う緑のタイルも見えないですね。床があるようにも見えません。
鳥谷部大樹
「……なるほど、ね。変な話だよな。こうして隣にいるのに、見えるものがこんなにも違うなんて」
その辺に瓦礫落ちてます?一旦両方の部屋に投げ込んでみて様子を見たい。壁はあるのか、床はあるのか。
noname そうですね、放り投げても構いませんよ。
鳥谷部大樹
「瓦礫瓦礫……あ、そうか。食器があった」
「食器どれかなくなっても良さそうな安いやつあったっけ?」
高出竜二
「百均で買った小皿が一番安物かな」
「え、何すんの」
鳥谷部大樹
「じゃあ小皿二枚持っていくよ」
おもむろに竜二さんの部屋に一枚投げ込みます。投擲振ります?
noname 適当に投げ込むだけなら技能は要りません。
鳥谷部大樹 じゃあ普通なら壁に当たるくらいの力加減で放ります。ぽーい
高出竜二 「え!? 何……!??」
noname 皿を部屋に投げ入れてもなんの音も聞こえないだろう。皿は闇の中に消え、貴方の耳には床にぶつかったような音も反響音も聞こえない。
noname 貴方は投げ込まれた小皿がリノリウムの床にゴンっとぶつかる音が聞こえるでしょう
高出竜二 割れなかった……
noname わかる、何ってなるよね(五体投地)
鳥谷部大樹 「いや、俺にはこう、足場もない真っ暗闇に見えるから。中に空間があるのか確かめたくて。何か音聞こえた?」
noname 100均の小皿はリノリウムの床よりも強かったようですね。
高出竜二 「なあんだ、それならそうって言ってから投げてよね? 普通に、病院の床に落ちる音がしたけど……」
鳥谷部大樹 「……そうか。俺には何も聞こえなかったよ。まるでどこかに消えちゃうような……」
高出竜二 「じゃあ、大樹はこっちの部屋には入んない方がいいみたいだな……」
鳥谷部大樹 同様に自分の部屋にも投げ込みます
高出竜二 今度は挙動がわかってきたので見守ります
鳥谷部大樹 「まあ、お互いの部屋に入れないようになってるんだろうな。どういう仕組みか知らないけど」
noname 皿が部屋に投げ入れられてもなんの音も聞こえないだろう。皿は闇の中に消え、貴方の耳には床にぶつかったような音も反響音も届かない。
noname 皿を投げ込むとガシャン!と音がする。硬いタイルとぶつかって割れてしまったようだ。
高出竜二 「……うん、やっぱり聞こえない」
鳥谷部大樹
「うん。普通に割れた」
「…………(え?本当に行く?って顔)」
高出竜二 「え? そっち何かやばかったの?」
鳥谷部大樹
「いや。別れるの怖い。一歩間違えたら今生の別れになりそうで」
「俺に何かあったら、棺には爆竹とロケット花火入れて火葬してくれ」
高出竜二 「縁起でもない事言うなよ。そんなに怖いなら、おてて繋いで一緒に行きますう? ……なんてな」
鳥谷部大樹 「もうそんな歳でもないだろ。……行くか」
高出竜二 「冗談よじょーだん。お互い、ちゃんと戻ってこような」
鳥谷部大樹
「そうだな。またあとで」
自分の部屋のドア開けます
高出竜二 ではそれぞれ自室だったものへ、かな?
noname では竜二さんの方から進行させていただきます。
noname
扉を開けると、そこはいつか君が訪れた総合病院の診察室になっていた。貴方の部屋の扉は丁度、病院の待合室から診察室へと入室するための扉に置き換わっているようだ。
こじんまりとした診察室の中には貴方が座るべき丸椅子と、そして医者が座る椅子が向かい合わせに置かれている。周囲の器具や壁に触れることができず、まるで幽霊のように通り抜けてしまうだろう。
高出竜二 何にも触れないし椅子にも座れないですかね?
noname 椅子には座れますよ
高出竜二 では座ります
noname
貴方がが丸椅子に座ると、程なく同じ扉から白衣を着た医者らしき男が現れるだろう。
それは間違いなく貴方が以前診察を受けた医者なのだが、その顔にはなにかモヤのようなものがかかり、しっかり見ることができない。写真の顔を思い出せなかったのと同じように、貴方の記憶から抜け落ちてしまったようだ。
医者は入室すると貴方の向かい側に腰掛け、話し始める。
医師 「高出さん、診察の結果が出ました。驚かずに聞いてくださいね。あなたには、解離性同一性障害、いわゆる多重人格症の疑いがあります。」
noname 貴方はその一言で、それが先日訪れた診察室での追体験であることに気がつくだろう。目前の医者は変わらず淡々と貴方に向かって話しを続ける。
医師
「あなたがお話してくださったお友達の大樹さんですが、彼はすでになくなっておられます。あなた方が10歳の頃、行方不明になってから戻られていないのです」
「恐らく、あなたはそのショックから、大樹さんの人格を、あなたの中に作り上げてしまったのでしょう」
「あなたは、あなたたちはそのことに気づかないまま、今日まで互いが互いを存在しているものであると認識して生きてきたのでしょう。そのせいで、あなたの脳には甚大な負担がかかってしまっているようなのです」
「おっしゃっていた、頭痛ですとか、記憶の混濁ですとか、そういった症状は、恐らく今日まで二人分の人生を処理してきた脳に限界がきてしまった為に現れた症状でしょう。そのまま放っておけば症状は進み、あなたという人格は消えて無くなってしまうかもしれません」
「これ以上、そのお体で2人分の人生を処理することは不可能です。大変申し上げにくいことですが、どちらかの人格を…消さなければ、あなたも、彼もどちらも消えてしまうことになるでしょう」
「近く、あなたは潜在意識の中で大樹さんに会う事があるかもしれません。その時が、話し合う最後になるかもしれない。あなたが、あなたとして生き続けたいのであれば…無慈悲なことを申し上げますが、あなたの中の大樹さんを、殺してしまう他ないでしょう。」
noname
貴方はこの時、医者に向かってなんといったのか、思い出すことはできない。
怒ったのか、泣いたのか、叫んだのか、その記憶は定かでないが、今貴方が感じている感情と、おおよそ同じようなことを考えていたにちがいない。
医師
「あなたが…あなたがそれでも、あなたと大樹さんがどちらも消えてしまうことがわかっていても、それでも2人で生きたいというのであれば…すべての事実を伝え、双方が納得することが大切です。相互に理解をすることで、脳への負担はわずかですが軽減されるでしょう。」
「ですが忘れないでください。二人で生きつづければ、あなたたちは間違いなく、遠からず、二人とも、消えてしまいます。これは、決して避けられない事実です。」
「私からお伝えできることは以上です。もう少し早く、訪れてくださっていれば、処置のしようもあったのですが……誠に、申し訳ございません。」
医者はそう言って深く頭をさげると、椅子から立ち上がり扉の外へと消えていった。
自分たちの境遇について、真実を知ってしまった貴方は正気度ロール<1d3/1d6>
高出竜二
CCB<=58 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=58) > 52 > 成功
1d3
Cthulhu : (1D3) > 2
system [ 高出竜二 ] SAN : 58 → 56
高出竜二
(一人漫才してたのか、俺……)
他にできることなさそうですか
noname アイデアを半分で振ることができますよ。
高出竜二
ン~~~~
CCB<=(65/2) 【アイデアの半分】
Cthulhu : (1D100<=32) > 44 > 失敗
だーめだ
noname 残念、それでは何も思い出せないでしょう。
高出竜二 「とにかく話し合おう。話し合うのは俺同士みたいだけど。いきなり殺すわけにもそのまま生かし続けるのも、ね……」
noname それでは続きまして鳥谷部さんの方を回していきましょう。
noname
では貴方がが室内に一歩足を踏み入れた瞬間、意識は暗転しその場に倒れてしまうだろう。遠くで部屋の扉が閉まる音だけが貴方の耳に届いた。
程なく、双眸を射す眩い光で貴方は目を覚ます。
貴方は見慣れぬ手術台に横たわっており、目を射した光は手術台についた照明のようだ。周囲には生臭く、鉄臭い、湿気を帯びた嫌な臭気が漂っている。
貴方はその身を起こしたところで気がつくだろう。
自分の体が幼い子供の体に縮んでしまっていることに。
手術代の脇に置かれた金属製のワゴンに映り込む貴方の姿は、幼い高出竜二の姿になっていた。割れるような頭痛に頭を触れば、その指先にはぬるりと赤い血液が付着する。
貴方は、この光景に見覚えがある。
貴方は、幼いころこの光景を目撃したことがあるはずなのだ。
そして貴方は気づくだろう、これは幼い日の追体験であることに。
幼い高出竜二の姿をした貴方はその体の自由が利かず、ただその体の中からかつての記憶を目撃しているにすぎないようであった。
周囲を見渡せば貴方が横たわる手術台の横に、もう一台手術台置かれている。
そこにもう一人、誰かが眠っている。
恐る恐る近寄れば、それは、幼い日の貴方であった。
力なくだらりと垂れた腕、見開かれた目、血の気の引いた皮膚。そして、ぽっかりと穴の開いた、頭部。幼い貴方の頭蓋は、無残にもわり開かれ、その内側にあったはずの脳髄は、すっかり取り除かれていた。
確認するまでもなく、貴方は気づいてしまうだろう。そこにいる幼い自分が、もうすでに生きてはいないことに。幼い自分の無残な死体を目撃した貴方は正気度ロール<1d3/1d10>
鳥谷部大樹
CCB<=77 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=77) > 95 > 失敗
1d10
Cthulhu : (1D10) > 2
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN値 : 77 → 75
noname
程なく、手術室の奥から幾つかの足音と、虫が羽ばたく羽の音が聞こえてくるだろう。男のしゃがれた、ひどく不明瞭な声が聞こえる。
「ああ、片方は死んでしまった。矢張り体が幼すぎたか?」
「一人生き残ってる。それで充分だろう。」
「いや、それより、現れたのは脳の人格なんだろう?実験はそれで充分じゃないのか」
「今はそうだが、成長によって変化が起こるかもしれない、まだまだ観察せねばならないのだよ。成体では意味がないだろう」
男は誰かと会話をしながら、貴方の方へと歩み寄る。
そこに現れたのは、白衣をまとい、不愉快な笑みを浮かべた一人の老紳士であった。彼は貴方が起き上がっていることを確認すると、愉悦の笑みを浮かべながら語りかけるだろう。
??
「やあ、おはよう鳥谷部 大樹くん。君が無事でなによりだ」
「安心しなさい、君はちゃんとおうちに返してあげるからね」
「ああ、そうだ、友人も返してあげよう。入れる予定だった体が死んでしまったから、代わりの入れ物にいれておいてあげたよ。会話ぐらいは出来るだろう。」
noname
そういって男は貴方に向かって金属製の大きな円筒を差し出した。円筒状の物体からは、ごぽごぽと泡立つような水の音に合わせて人のうめき声のようなものが聞こえる。
それは、「苦しい」「助けて」「出して」と哀願する、幼い高出竜二の声だった。
その後、貴方は気づけばあのタイムカプセルを埋めに訪れた裏山に立ちすくんでいた。どうやってそこまで戻ってきたのかは定かでないが、その後すぐさま周囲を捜索していた警察に発見され、保護されるに至る。
その手に、銀色の円筒体を抱えて。
幼い日の貴方は、自らの身に起きた出来事を理解することができず、またそのあまりに残酷な現実を直視することもできず、その記憶を封印してしまっていたようだ。
家に帰った貴方は、持たされた円筒体そのものを高出竜二だと思い込むようになった。そこに彼が存在していると思い込むようにしていたのだ。
毎日、毎日、その円筒体と会話をしていた貴方だったが、日が経つにつれその円筒体から発せられる声は弱々しいものとなっていった。
その頃、貴方の中には高出竜二の人格が形成され始めていた。
幼い貴方は、自らの中に生まれた友人の人格を、本物の友人だと錯覚するようになる。
そうして友人の代替品であったあの円筒体を、その全ての記憶とともに家にあった金庫へと閉じ込め、鍵をかけた。
気がつけば、貴方は暗い診察室の椅子に座っている。
そこは最近訪れたことがあるような、見覚えのある診察室であった。目前には、白衣を纏った老紳士が一人向かい合うようにして腰掛けている。それは、あの日、あの手術室で貴方に笑いかけたあの、男であった。
??
「やあ、久しぶりだね大樹くん。元気そうで何よりだ」
「君たちのおかげで私の研究は一歩前進したよ、協力してくれて、ありがとう」
「私は、私たちはね、人の心について研究をしているのだ。それは長らく、人の脳に宿るものだと考えられていたが、実際のところはそれが事実かどうかは判明していなくてね」
「だから、試すことにしたんだ。人間2人の脳を入れ替えて、その体に現れる人格がどちらになるのかを」
「結果、その体に現れたのは君の人格だったわけだが…時間とともに変化することもあるかと思ってね、しばらく様子を見させてもらったんだよ」
「するとどうだ。君の中には失われたはずの高出竜二くんの人格が生まれた。それがその体に宿った記憶から生まれたものなのか、それとも君が作り出してしまった偽物の人格かどうかについては結局わからずじまいだが…だがこれはすごい発見なのだよ」
「これで次の実験に進むことができる。いや、君には感謝しているよ大樹くん。ああ、いや竜二くんなのかな?最近はもう、竜二くんとしての人格が強くなっているようだね。」
「長く持った方だったが、もうその脳も限界のようだ」
「人間の矮小な脳では、2人分の人生を処理しきれなかったようだね。損傷が激しい。程なく君たちの人格は二つとも、消えてしまうだろう」
「回避するには、どちらかの人格を殺してしまう他はないだろうね…勿体無い話だけれど。そのまま二人分の人格をその入れ物に入れておくことはできない」
「近く、君たちの脳が崩壊する直前に、その潜在意識の中で竜二くんと会うことができるかもしれない。そこで話し合うといい、君と、彼、どちらが残るのか」
「全てが崩壊する前に、竜二を殺してしまうといいだろうね。それはもともと君の脳なんだから。君が生き残るべきだと私は思うよ」
「高出竜二を殺したいのならば、刃はいらない。ただ現実をつきつけてやればいい。」
noname そう言って男は、おもむろに一本の鍵を取り出して貴方に差し出した。
??
「君の封じられた記憶を取り戻す鍵だ。あの金庫をあけ、その中にある本物の高出竜二を見せてあげればいいのだよ。そうすれば、君の中にあるあの子の人格も、すべて思い出すことが出来るだろう」
「自分が偽物だと知れば彼の人格は、君が手を下すまでもなく消滅させることができる」
「ああ、それでも、二人で生きていたいのであれば、よく話し合うことだ。そのままの生活を続ければ、間違いなく君たちは二人とも消えてしまうけれど、それでも互いがそれに同意するのであれば、僅かながら崩壊の速度は抑えられるだろう」
「でも、そうするのなら決して今日思い出したことを彼に言ってはいけないよ。知れば竜二くんは消えてしまうからね」
「さあ、好きな未来を選ぶといい。安心しなさい。今後、君がどうなろうと私はもう関与しない。存分に残りの人生を謳歌するといいだろう」
noname そう言って男は盛大に笑い声をあげると椅子から立ち上がり、背後にあった扉へと向かうだろう。
鳥谷部大樹
「お前、お前…………」
キック判定いいですか?
noname お好きにどうぞ。しかしどれだけ男を攻撃しても貴方の腕は男の体をすり抜けてしまうだろう。
鳥谷部大樹
ではとりあえず振ります。このまま黙って見送れるほど、大人しくはないので。
CCB<=85 【キック】
Cthulhu : (1D100<=85) > 8 > スペシャル
noname では人間なら動けなくなるような位置に良い蹴りが入るが、それは男の体をすり抜ける。
?? 「………無駄だよ。どれだけ暴れても君の満足のいく結果にはならん」
noname その様子を見て男は冷笑するだろう。
鳥谷部大樹
「くそ…………こんなふざけたことがあるかよ」
とにかく何回でも何回でもつかみ掛かって蹴りも入れます。どうせ効かないと分かってても、抑えられない。
「本物の竜二を返せよ。本物の俺を返せよ。何が実験だよ。ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな!」
noname 返せと貴方が怒鳴れば、男は失笑を向ける。
??
「無理だよ。あの日余った体は処分してしまったし、それに君が持ち帰った竜二くんの脳はとうの昔に死んでしまっているだろう。あれは我らの手元にない限り長くは持たないんだ」
「不可視の心を分けることなど、我らにはまだ無理な話だ。これから研究が進めば、可能かもしれないがね」
noname そう言う男の目は冷たい。人ならざる者の、無感動な目線が貴方に注がれていた。
鳥谷部大樹
「そうか。そうかよ。生きた俺の体も生きた竜二の脳も返せないなら、とっととどっかに消えてくれないか。もう干渉しないんだろ。俺がどんな選択をしようが、関係ないんだろ。……だから、」
「消えろよ!!!」
?? 「言われずとも、もう行くさ。はは、よい決断を………」
noname
男はそのままするりと扉の向こうに消えてゆくだろう。
そこには、貴方だけがポツリと取り残されてしまった。
全ての真実を思い出してしまった貴方は、
正気度ロール<1d3/1d6>
鳥谷部大樹
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 62 > 成功
1d3
Cthulhu : (1D3) > 3
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN値 : 75 → 73
system [ 鳥谷部大樹 ] SAN値 : 73 → 72
noname では貴方の眼前がくらりと暗転する。目眩に抗えず、貴方は意識を手放すだろう。
noname では貴方の眼前がくらりと暗転する。目眩に抗えず、貴方は意識を手放すだろう。
高出竜二 「ぅあ……」
noname
貴方達が目を覚ますと、そこはダイニングルームだった。
再び戻った室内は先ほどよりもより崩壊が進んでおり、天井からはパラパラと粉が降ってくるだろう。
周囲の壁にほとばしったヒビは亀裂となって、今にも割れてしまいそうな雰囲気だ。
身を起こすと貴方達は食卓に向かい合って座っている。食卓の上の鋭利な包丁に、崩壊する壁が反射して映り込んでいた。
さぁ、お好きに話し合っていただいて大丈夫ですよ。部屋が崩壊するまで、時間は余りなさそうですが。
鳥谷部大樹 「おはよう。気分どう、竜二」
高出竜二 「おう、おはようさん。約束通り戻ってこられて良かったよ、大樹」
鳥谷部大樹
「そうだな。帰ってこれて、……帰ってきてくれてよかった」
「(部屋はこの有様だけどまあそれはそれって顔)」
高出竜二 「そもそも俺らがこうしてる事自体おかしいみたいだからなあ、今更気にしてらんないよ」
鳥谷部大樹
「……確かに。そう考えたら大抵のことは許せる気がする」
「気のせいだった」
高出竜二 「気のせい、か。ホントに全部、気のせいだったら良かったなあ」
鳥谷部大樹 「……うん。全部、夢だったら良かったのに」
高出竜二
「さあて、お互いそこまで分かってるならどうするかね。お医者様は、このままじゃ二人とも、近いうちに消えちゃうってさ」
「たぶん、この部屋の崩壊と一緒に……ってことなんだと思うけど」
鳥谷部大樹
「そっか。二人ではもうこの部屋に住んでられないんだ。いい部屋だったんだけどな」
「で、どっちかがいなくならないといけないってことなのか」
高出竜二
「うんうん、いい部屋だった。何でもありだったんだよ。大樹と俺の秘密基地みたいな、さ」
「……手放すのがホント、惜しいや」
「なんて、泣くにはまだ早いよな。うんと、どうしよう。お前はあっちで何を見てきた?」
鳥谷部大樹
「俺の方は別に。俺がお前の体で目覚める瞬間的なやつ。と、自分の死体」
「あと胡散臭い……白衣着た男。蹴り入れたけど効かなかった。ムカつく」
高出竜二 「ああ~、対応したくなかったのね、はいはい」
高出竜二 (……俺の体で目覚める瞬間?)
けみかる 多分竜二は気付いてないっぽいのですが気付いた事にしてもいいのでしょうか…?
noname ふむ、何に気付かれた感じでしょうか?
けみかる
現在の竜二の状況として、おそらく、医者の話を聞いて「自分の中に大樹を作ったんだな。それを殺さないといけないと言われてしまった」と思っていた、になると思います。
PL的には、竜二が竜二の声のするアレに話し掛けてる時点で、「竜二の体に大樹さんがいる状態で、大樹さんが竜二を創り上げたのかな」と考えているのですが…それを気づいたことにしても?
noname 確かにそうなるでしょうね。大丈夫ですよ、好きに考え行動してください。この段階でKPから何か言うことは特にありません。
けみかる 了解です!!
高出竜二
「大樹が…俺の体で目覚める? ってことは…」
「変な筒みたいなのから幼い俺の声がして、それに幼い俺が話しかけてたあの光景……。中身は大樹だった、ってことか」
鳥谷部大樹
「まあ……そうなるのかな。だめだ、こんがらがってきた」
「そもそも結局頭が追いついてないんだよな。喉渇いてきた。竜二、カルピス持ってない?」
高出竜二
「カルピスぅ? この期におよんで贅沢だな! 絶対この状況、腐ったのしか見つからないって」
「その、お前はそのムカつく男に何て言われたんだよ。俺を殺せって?」
鳥谷部大樹
「うん。だから、ムカついた。せめてアバラ骨の一本でも折ってやろうと思ったけど効かなかった。ムカつく」
「お前の方は?オイシャサマ以外になんか面白いもの見た?」
「カルピスは諦めるけど、もう口の中が完全にカルピスなんだよな」
高出竜二
「カルピスは想像でお楽しみください」
「いや、病院の光景だけだった。多分俺が診察に行った時の回想、その時と同じこと言われたんだと思うよ」
「だから何も言い返せなかったよ。『大樹は10歳の時に亡くなってる』『俺の中の大樹を殺せ』って、物凄いこと言われてんのにさあ、ずるいよな」
鳥谷部大樹
「……なんだ。俺もそっちに行きたかったな。そうしたら、そいつに蹴り入れてやれたのに」
「どうせそっちの奴にも当たらないんだろうけど」
高出竜二 「そうそう。やるだけ無駄だって。やった分だけ空しくなりそうだから、やめた」
鳥谷部大樹 「えらい」
高出竜二
「今の状態が脳に負担かかってるみたいでさ。二人で生きたいなら、全部伝えてお互いが理解すれば、ちょっとは軽くなるみたい……」
「まあ、それだってその場しのぎの延命にしかならないみたいだけどさ」
「そうやって事を先延ばしにするくらいなら、今ここで選ばないといけないと思うんだよね」
「選びたくはないけど」
鳥谷部大樹
「そうだな。そうだよ。俺もそう思う。だから……」
「竜二、お前は生きてよ」
「そっちで聞いたんだろ。俺はもう死んでるんだよ。これは、生きてる、竜二のための体だ」
包丁に手を伸ばします
高出竜二
「何言ってんの!? 違うだろ! お前と見たあの光景、要はお前が 俺…?に話し掛けてた、ってことだろ!?」
「何でかは知らんけど、外身は俺なのに、中身はお前なんだよ! 俺も俺がお前を頭ん中で作ったと思ってたけど、お前が俺を……」
鳥谷部大樹
「どっちが作ったとかもうそんなんどっちでもいい。結局、こうして竜二は今竜二の外見で、竜二の中身で、竜二として生きてる」
「完璧じゃん。そうしたら、後は要らなくなったものを取り除けばいいだけ」
「俺、間違ったことは言ってないと思うけど」
高出竜二
「大樹が死んだら、作られた俺も消えちゃうよ。他の誰にも、俺を再現できやしない! あの時から、俺の体はもう、お前の体だったんだ」
「マイマザーだってそれに気付いてたんだ。中に居るのが俺じゃないってことに」
鳥谷部大樹
「まあ竜二が急に俺みたいになったら竜二のお母さんだってびっくりしただろうな」
「お前も向こうで俺を殺せって言われたんだろ。俺が消えても問題ないと思うよ。たぶん」
「まあ、たぶんどこまでいっても平行線だと思うよ。俺は竜二を死なせたくない。竜二もそう思ってくれてるんだろ」
高出竜二
「問題あるって! 本当の俺はあの変な物体だし!? 俺は二人も要らないって! お前の心さえ生きていれば、俺は…俺たちだって……」
「お前の心で、俺の体で、本当の俺たちを探しに行ってやれないかな……何処に居るのか、今も残ってるのか、わかんないけどさ」
「もしもそれが叶った時、俺は二人も要らない。俺の目だけど、俺の心でお前の死体なんて……見たくないよ、大樹……」
鳥谷部大樹
「…………」
「ずるいな。そんな風に言われたら反論しようがないだろ。俺はどうしたいもこうしたいもなく、ただ竜二を死なせたくないだけなんだから」
高出竜二 「俺の体は生きてるんだからさあ、お前の好きに使ってよ。大樹ならいいよ。ベッドで飛び跳ねて頭打っても、何にでも蹴り入れようとしたって」
鳥谷部大樹
「……なあ竜二、二人を探しに行くとかそんな危険なこと忘れて俺を置いて日常に戻れよ。ただただ幸せに生きろよ。それじゃ駄目なの?」
「俺は……生きていけないよ、竜二」
高出竜二
「……生きていけないから、心の中に俺を作ったんだもんな」
「ホント、お前の発想にはいつもあっと言わされてばっかりだよ。俺が同じ状況なら思いつきもしなかった」
鳥谷部大樹 「…………」
高出竜二 「俺の中に大樹を作るなんて思いつかず、やがて忘れて…夏が来る度、ああそうだったと思い出す。そうなってしまってた、と思うよ」
鳥谷部大樹 「……そうだったら平和に終わってただろうに。よりによって俺の方なんだもんな」
高出竜二
「平和なもんか。それだけ薄情者ってことだよ。だから、それは改める」
「…大樹の勝ち。だから、さあ、全部知った今なら忘れないよ。お前に負けないくらい、もう一度お前を作り上げる勢いで、お前のこと何度も思い出してやる」
鳥谷部大樹
「……それ聞いて安心したよ、竜二」
「そうしたらまた会えるもんな。お前の想像力と、俺への愛情に期待してるよ」
「えっと……こういうときどうしていいかわかんないんだけど」
高出竜二
「俺にもわかんない。目の前で人が死ぬのも、……殺すのも、はじめてだし」
「あのさ、これは俺の最後のワガママなんだけど……お前一人じゃ逝かせないから。その包丁、貸して」
鳥谷部大樹
「……うん。うん、あげる」
竜二さんに包丁を渡します
「竜二。俺こそわがままでごめん。竜二において逝かれたくないって、わがまま聞き入れくれてありがとう」
高出竜二 「どういたしまして。言い残した事、もう無い?」
鳥谷部大樹
「そうだな。まず、新菜にちゃんと誕生日とクリスマスにプレゼント贈っといてっていうのと、」
「美紅さんとりっくんによろしく。で、お前には……」
「『またあとで』」
高出竜二
「はーー、無欲だなあ。全部言われなくたって、当然やるつもりだったって」
「安心して。美紅も理久も、もちろん新菜ちゃんも交えて、定期的に大樹大会開いてやるから」
「誰が大樹のこと一番よく知ってるか大会だ。こうなったら、優勝は新菜ちゃんにも譲れないなあ」
鳥谷部大樹
「そっか。それは結果を楽しみにしてるよ。なんか皆俺でも知らないこと知ってそうだし」
「お前が一番俺と一緒にいたはずなんだから、簡単に負けるなよ」
高出竜二
「まーそういうもんよ人間って。『ジョハリの4つの窓』ってやつ? 自分でも知り得ない自分が誰にだってあるから。そこを突いてく作戦で行こうと思う。任せて」
「……と、いつまでもこうしてたいけど、あまり時間ないみたいだな」
鳥谷部大樹 「うん。チャッチャと済ませようか。死に場所選んだ方がいいのかな。トイレとか玄関とか」
高出竜二
「トイレだけは無い。やだよ俺、お前と二人でトイレ入るの」
「そこはまあ、大樹が選んでよ」
「トイレは入れなさそうだけど。大樹が良いと思うところで」
鳥谷部大樹
「じゃあ……そうだな。俺の部屋とかでいいかな。何となく1番安心できる気がする」
「安心するも何もないけど。っていうか部屋元に戻ってるかも知らないけど。さっきみたいな状態だったら食卓の上でいい」
高出竜二
「わかった。見るだけ見てみよ」
大樹くんの部屋を覗きます
noname 中はほとんど崩れ落ちて瓦礫の山になっている。が、入り口の方には少しスペースがあっても良いでしょう。
高出竜二 「……こんなんなってるけど、それでもいい?」
鳥谷部大樹
「いいよ。ほら、ちょっとだけ空いてる。まあ、死ぬくらいなら問題なさそうだし」
「……いつも嫌な役ばっかり押し付けてる気がする。大丈夫か」
高出竜二
「大丈夫。もちろんすっごい嫌だし、嫌だって言ってしまうのは簡単だけどさ」
「俺の最後のワガママ、もう言っちゃったから」
「じゃあ、大樹」
意を決して、包丁を構えます
鳥谷部大樹
「うん。よろしく、竜二」
「おやすみ。またな」
高出竜二
「うん。……また、あとで、大樹」
刺します。せめて苦しまずに逝けるように。
noname
それでは
貴方が包丁を大樹の身体に突き立てると、そこから真っ赤な鮮血が溢れ出す。それは床へ滴り、瓦礫を赤く染めていく。
貴方の目前で、友人の体は地面へと倒れてゆく。血の海の中で彼の体は徐々に熱を失っていく。
すると、貴方の背後で“かちり”と扉の鍵が開く音がした。
玄関へ向かわれますか?
高出竜二
「だい、き……!! っう、ぅう……っ!!」
泣きながら向かいます
noname
ドアへ向かえば、向こうからさす眩い光に貴方の体は飲み込まれてゆくだろう。
そうして体が飲まれるのと同時に、貴方の意識はホワイトアウトした。
次に目を覚ますと、そこはベッドの上だ。
どこかの病院らしい。
傍に立っていた見慣れぬ若い医者が、目を覚ました貴方を見てひどく安堵した表情を浮かべるだろう。
医師 「ご無事で何よりです」
高出竜二 「大樹は……。あの、鳥谷部大樹は、やはりもう……?」
医師 「………どうか落ち着いて聞いてください。お話させていただきますので」
noname
医者の話によると、貴方は診察に訪れたその日院内で昏睡状態に陥ってから目が覚めなかったのだという。脳に残された甚大な障害から、もう目がさめることはないかもしれないと思われていたのだそうだ。
そして貴方が、死んでしまった彼のことについて尋ねれば医者は黙って首を横に振るだろう。
医師 「あなたがこうして目覚められたということは、もう1人の人格は、完全に消えてしまったと考えられます」
高出竜二
「……そう、ですか。まあ、そうですよね。俺の手で殺したんですから」
「ご説明、感謝します。ところで俺の担当医の方は、本日はお休み、ですか…?」
「一言お礼を、と思ったのですが」
医師 「担当医……?あなたを診察したのは自分ですよ、他に担当した医師はいないはず…………」
高出竜二 「あ、そうですか。記憶違いかな。じゃあ、ありがとうございました、先生」
医師 「いえ。そしてそんなに思いつめないでくださいね。2人ではもうきっと、長くは持たなかったでしょうから………」
noname
医者はそう告げると頭を下げ、貴方の今後の治療について簡単な説明を始めるだろう。しばらくの間はカウンセリングとして通院してもらうことになるが、今日はこのまま退院しても良いということだ。
こうして貴方は、無事生還することができた。
医者が部屋を去った後、ふと気がつけば貴方の手には一つの小さな鉱石が握られていた。
それはあの日あの山で見つけた、緑色の石だ。
ずっと貴方のそばに居たはずの友人は、もう存在しない。
語りかけても、もう答えてくれることはない。
それでも貴方は、友人と過ごしたかけがえない日々を忘れることはないだろう。
この先もずっと。貴方の記憶の中で、彼は生き続けている。
キルキルイキル/探索者1名生還、1名永久ロスト
Aエンド【イキキル】にてクリアとなります。高出さん、生還おめでとうございます。お疲れ様でした。
高出竜二
えーーーん! お疲れさまです!!ありがとうございます!
では、あの山へ思い出を探しに行きましょうか。大樹大会、優勝しないといけないですからね。
《生還報酬》 ロストした探索者が所有していた技能の中から、生き残った探索者が所持していない技能を受け継ぐことができる。もし全ての技能が被っている場合は、生き残った探索者よりも高い数値の技能を受け継ぐことができる。
noname あと、もう少し動くことができますよ。山に行ったり。行かれますか?
高出竜二 行きます!
noname
では山で記憶にある場所を掘り返せば、すっかり錆びたクッキー缶が一つ出てくるだろう。
中には、あの日入れた鉱石の欠片と、幼い日に二人で撮影した笑顔の写真。そして2人を模して作ったフェルトの人形が入っている。それは幼い自分たちが拙い技術でお互いを作りあった人形だ。
《生還報酬》 AF 思い出の人形:使用するとただちに1d10の正気度回復を行うことができる。この効果は1度しか得られない。