193 みゃ
けみかえる
けろ……こんばんは、お疲れ様です!
大変お待たせいたしました…!
193
おつかれさまですこんばんはー!
いえいえ、フードファイトお疲れさまです!
あっ! 野良くんがお着替えしてる&身長差を再現している…?!
けみかえる
へへ…! お着替えしました…!
身長差も へへ……
193 かわいいね……だいしょうりやってぁ~!
KP
【星を喰む】
「喰べたものは消化される」
「きみの中に残るのは必要なものだけ」
「それをまたすり減らすかどうかは、<きみ>が決めることだよ」
KP
■シナリオ概要
【種類】SAN値回復CoCシナリオ
【時間】約30分~2時間(人数・RPによる)
【人数】ソロ・タイマン・複数人
【推奨技能】特になし
【ロスト】選ぶこともできる
【PL難易度】★☆☆☆☆
【KP難易度】★☆☆☆☆
※神話生物に対する独自解釈が含まれます
■こんなプレイヤーにおすすめ
・星を喰べてみたい
・星の道を歩いてみたい
・SAN値回復にある程度の理由付けがほしい
・親しい探索者同士、自陣でのんびりお話したい(初めまして同士でも可能)
KP
■あらすじ
まぶたをひらくと、星の上に立っていた。
くらやみの空がねむっている。
星がまたたいている。
「きみを月まで案内しよう」
「その間、星でも喰べているといい」
あなたは案内人<リード>を名乗る子どもに連れられ
星の道をたどり、星を喰む。
それは、とある軌跡の星。
これは、きみたちの物語。
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
「星を喰む」
KP:けみかえる
PL:藺草さん
PC
星至望さん
夜門由貴さん
KPC
野良九生楽
星守閃理
セッションを開始いたします。
よろしくお願いいたします。
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
星守 閃理 よろしくお願いします。
星 ああ、よろしく頼む。
野良 九生楽 よろしくお願いしますぞ~
193 はわ…
KP
【導入】
きらりと。
まぶたの奥が、またたいた気がして。
あなたは、あなたたちは、ゆっくりと目をひらく。
【星の道の上:夜】
あなたたち……
星至望さん、夜門由貴さん、野良九生楽、星守閃理の4人と黒猫のウィルは
星の上に立っていました。
辺りは一面、夜空に覆われています。
くらやみの空がねむっている。
そんな空の中で、星たちはくすくすと内緒話でもするかのようにまたたいている。
あなたたちはすぐ近くに立っていることに気がつくでしょう。
足元を見れば、自分が今立っている場所は「星」でした。
厳密にいえば、そこはたくさんの星屑が敷き詰められたかのような道でした。
黄色、白色、桃色、水色……
さまざまに輝く星々が、一本の道として続いています。
それを見て
「天の川」
という言葉があなたの脳裏によぎるかもしれない。
踏みしめる道の感触としては、海の浜辺に近いでしょう。
足を動かせば、自らの靴のつまさきが小さな星屑たちを蹴飛ばす。
それらはこぼれるように、ころころと転がっていく。
突然見知らぬ場所で目を覚ましたこと
そして自分が今、星の上に立っている事実に【SANc0/1】
夜門 由貴 CCB<=48 【SANチェック】 (1D100<=48) > 57 > 失敗
星 CCB<=10 【SANチェック】 (1D100<=10) > 45 > 失敗
system [ 星 ] SAN : 10 → 9
星守 閃理 CCB<=59 【SANチェック】 (1D100<=59) > 84 > 失敗
野良 九生楽 CCB<=79 【SANチェック】 (1D100<=79) > 59 > 成功
system
[ 夜門 由貴 ] SAN : 48 → 47
[ 星守 閃理 ] SAN : 59 → 58
夜門 由貴
「う……うーん……」
「……あれ… ……どこ?」
きょろ……と目をさますなり周囲を見回してるかも……。
星守 閃理
「ん、由貴ちゃんにウィル、……と、どなた……?
宇宙……? いや星の上……??」
夜門 由貴
「……閃理くん!」
近づいてってくっつく……
「あれ……他の人もいる…」じっ…
星守 閃理 「わ、由貴ちゃん。星が散ったよ。すごいな……」
夜門 由貴
「わっ…!? ほんとだ……星?」
一つつまんで手のひらに乗せてじっと見てる…
KP 探索できる箇所を提示しておきましょうね。
KP
【調べられる箇所】
・自分の体
・夜空
・星の道
・星の道の外
野良 九生楽
「んん……何やら騒がしいですなぁ……
おや、星殿まで」
星
「……? ああ……くう…?
なんだ、ここ……」 ぼんやりふんわり…
「それに……誰だ?」
見知らぬ二人の方を見つつ…?
「……?? にゃんことは一緒にでかけてきたんだったか?」
そうだっけ? という顔
野良 九生楽
「うーん……よく思い出せませんなぁ。
特に星殿へ用向きは無かったかと思うのですが。そもそも眠った覚えもにゃい」
星
「そうか……えっと……
ひとまずここは、どこだろうな」
とりあえずスマホで調べるというていで自分の体でも調べてみるか。
新手のプラネタリウムかな?
KP
<自分の体>
普段、自分が着ている服装をしています。
ただし所持品は全てありません。
【アイデア】を振ることができます。
星 CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 51 > 成功
野良 九生楽 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 49 > 成功
KP
あなたたちは今までも不可解な現象に見舞われながらも日常へ戻りましたが
そんなある日、くらりと貧血のような眩暈がして道端で倒れました。
記憶はそこで途切れています。
星
「……そういえば、道で倒れたような……気もする。
そういうのは無くなったと思ってたんだがな」
星 ※本編前時空で一度倒れている
野良 九生楽
「星殿も? 31も割とそんな感じですなぁ。
それで目が覚めたらこんな場所へ……」
星
「くうも? ……ただ事じゃなさそうだな……
どうも、持ち物もなさそうだし…」
野良 九生楽
「まあ、こんな何処とも知れない場所で電波が繋がるとも思えませんから
スマホがあったとて、無用の長物ではあったかもしれませんなぁ」
星 「それもそうか。……ひとまず、ここからでないと……」きょろ…もうひと組に話しかける…?
夜門 由貴
一方その頃……ぷにぷに ぎゅっぎゅっ……
星に何の変哲もないから……星の道を調べるのかな……
KP
<星の道>
幅は10メートルほどです。
1本の道が延々と続いており、自分の前と後ろ、どちらの方向も今いる場所から道の終わりは見えません。
道に敷き詰められた星屑は、先程由貴さんが拾ったように拾うことができます。
どれだけ拾っても道は再生成されるようで、道に穴が開くといったことはありません。
星守 閃理 「へえ。拾ったそばから星が増えてる」
夜門 由貴
「……! ほんとだ!」
ドンドン拾って閃理くんに載せたりしてみる…?
KP 載せたそばから、次第に閃理がきらきらしてくるでしょうね。
星守 閃理 (飾られてる……)
夜門 由貴 「わーい! 閃理くん、お星さまでいっぱいだね」
ウィル 前脚で星をつついている
星守 閃理
「いっぱいにされちゃった。
ふふ、ウィルも楽しそうだね」
ウィル
「みゃーーん!」
応えるように鳴いて、飛び跳ね始める
KP ウィルが飛び跳ねれば、星屑も一緒になって踊るように跳ねるでしょう。
夜門 由貴 「ふふ……なんだかいいところだね?」?
星守 閃理
「ね。綺麗だし……
どうして此処にいるのか、あそこにいる人たちもいるのかよく分からないけど」
夜門 由貴
「うん……初めて会う人たちだよね。
話し……かけてみる…?」
星守 閃理
「そうだね……?
僕たちも帰り方とか分からないし、悪い人じゃないなら一緒に居た方がいいのかも?」
夜門 由貴
「うん、それじゃあ…」
「すみませーん!
あの、私達ここに迷い込んじゃったみたいなんですけど…」
とことことこ…と閃理くんとウィルと一緒に近づいていって話しかける…?
野良 九生楽
「おお、黒猫もいたんですな。
どうも。貴殿らもどうやら31たちと同じ境遇のようで」
ウィル
とっとこと…
「みゃーーん!」
野良 九生楽 全員31より背が高い……(見上げ)
星
ほんとうだな……
基本的に身長が……(ぽふ
星 「……こんにちは」
野良 九生楽 ぽふられました
野良 九生楽
「ひひ、これは元気でよく慣れた黒猫殿ですなぁ。
ごろごろごろ……」
マイペースにしゃがんで眺めている
星守 閃理
「こんにちは。
同じ境遇……という事はお二人も気が付いたら此処にいらしたんですね」
ウィル 「にゃっ にゃっ にゃっ…」なにか話しかけている…
野良 九生楽
「にゃにゃ~?」
なでなで……ふわもふ
星
「ああ。道端で倒れた……ような気がするが、その後のことはわからない。
………」
お話の様子を見守っている。
ウィル 「なぅ~ん」目を細めて撫でられている…?
星守 閃理
「道端で……それは大変ですね。
じゃあこれは夢……? にしては妙な現実味があるけれど」
星
「わからない。
だとしたらくう……私の知り合いが出てくるのはわかるが、お前たちの存在がよくわからないし……」
星守 閃理
「何処かでお会いした事は……うーん、無さそうですね」
(こんな目立つ感じのお二人に会った事があればすぐ思い出せるはずだし……)
夜門 由貴 ふふふ……
星守 閃理
「お二人はお二人でお知り合い同士なんですね。
僕は星守閃理と申します」
星守 閃理 背が高い人と髪がもふもふの人……
星
「ああ。
そうか……星守。私は星という」ややこしいな……と思いつつ
夜門 由貴
「私は夜門由貴っていいます!
そっちの黒い子はウィルです」
野良 九生楽
「星守殿に夜門殿、そしてウィル殿ですか。良い名前ですなぁ。
……ああ、31の事は何とでも好きにお呼びいただいて。星殿からは最近『くう』とよく呼ばれますな」
夜門 由貴 「くう……さん?」
夜門 由貴
一度見たら忘れられそうにないね…?
たしかにすっごく目立つ… すっごく……
ウィル 「みゃ~?」
野良 九生楽
「みゃ~。そう。野良猫ゆえ、特にこだわりが無いんですな」
ウィル殿のおててをこつん、と軽く小突いている。
野良 九生楽 寧ろこだわりがありまくるから、滅多に名乗らないのだと思いますがな
星 「………」何も言わん顔
夜門 由貴 にゃるほど…?
ウィル
「にゃん!」
てしてし
野良 九生楽
「ひひっ、お可愛らしいことで」
「……それで、貴殿らはよくわからない場所で星を拾ってはイチャイチャしてたといったところですかな」
星守殿のきらきらを一瞥して
夜門 由貴
「なるほど……?
それじゃあ、くうさんってお呼びしますね!」
「いちゃいちゃ……み、みられてた…」
「えっと…その……いっぱいあるなあって思って……
あっ、でも発見もしたんですよ! 拾っても拾っても増えるんです、これ…」
星守 閃理
「そうなんです。
たくさん拾っても、道が壊れないようになってるのかな」
星屑をひとつ摘まんで由貴ちゃんの肩にも乗せる。
夜門 由貴
「わっ…? えへへ……」
載せられて嬉しそう
野良 九生楽
(言ったそばからイチャついて……)
生暖かい視線
星
「なるほど…?」
では私も1つつまんで……目の前に持ってきてじっと観察した後おもむろににゃんこの頭に載せ…?
野良 九生楽
「うわ。
……確かに31の頭はさぞかし乗せやすいでしょうな」
星
「ばれたか。そうだな。
髪の色にも映えるし……」ひょいひょいひょい…
野良 九生楽
でもちょっと立ち絵の毛量を抑えめにしたんですぞ
定期的な星殿の手入れの賜物……ということで
夜門 由貴 いっぱいのせてる…
星
ほうほう。
良い変化だ。ふふふ……
野良 九生楽 「いや……この中で一番髪色が夜空っぽい夜門殿の方が生えるではぁ?」
星守 閃理
「そうですね。
目も星みたいで綺麗だし……一番この空間に合ってる気がするよ」
控えめに飾る……? 地面だったものだしなあ、と思いながら
夜門 由貴
「え? うーん……でも、ツルッと滑って落ちちゃいそう…?
わ……えへへ…?」
自分の頭をさわさわ…してたら頭に飾られた……えへへ
星守 閃理
「そっか、由貴ちゃん髪さらさらだから……ふふ……
あ、ウィルの体に落っこちちゃった」
きらきらになったウィルの背中を見遣る
ウィル
「にゃ…!?」
背中にあたった感触が気になってくるくるしてる
くるくるくるくる…
野良 九生楽
「ひひ……ウィル殿。31とお揃いですぞ」
くるくるしてるのを眺めながらちょっと頭を傾け……ても、31の頭の星は落ちにゃい。
ウィル 「みゃ? にゃーーん!」
夜門 由貴
「それにしても、ここがどこだか、ここにいる誰もわからないんですね……。
それなら、ひとまず一緒に行動しませんか?
何かあった時対処しやすいかも……?」
星守 閃理 由貴ちゃんもウィルもめちゃくちゃにかわいいな……
夜門 由貴 ??? えへへ…?
ウィル ぷみゃ~?
野良 九生楽
「そう。倒れたきりというのも気がかりですし、帰り道なりなんなりを見つけなくては。
困った時は助け合い、というやつですな」
星守 閃理 なでなで…わしゃしゃ…
星
「なるほど……異論はないぞ。
何が起こるかわからないからな……」周囲を見渡して……不意に夜空を見つめてみるなどする…?
野良 九生楽
無限にかわいみを感じている星守殿と
ウィル殿にはともかくとしてもそれなりにゆきせり殿には呆れている31との乖離が激しくてですな……
ウィル にゃうにゃう ごろごろ……
星 なるほど…? たいへんそうだな… ふふふ
KP
<夜空>
夜だということはわかりますが、そのくらやみの色だけでは今が何時かわからないでしょう。
スマートフォンや腕時計など、時間を確認できるものはやはりどこにもありません。
空には星々が呼吸するように輝き続けています。
その星たちは数えきれないほど存在し、あなたの目と鼻の先で輝いているようにも見えます。
しかし手を伸ばしても届くことはなく、視覚で確認するより遠い距離にあることがわかるでしょう。
【アイデア】を振ることができます。
星
「……足元にある星々と比べてずいぶん遠くにあるな……」
CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 88 > 失敗
星 パタ…
星守 閃理 僕以外だと失敗する値ですね…これは仕方ない
星 後のみなで頼んだ……
星 空を見上げてぼーっとしているだろうな……
星守 閃理 ここはやっぱり……PCの由貴ちゃん……?(じ……
夜門 由貴 なる…ほど…?
夜門 由貴
「……?」
星……さんが空を見てる。つられて夜空を見上げる…?
野良 九生楽 31と星守殿は予備ダイス要員ということで
夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル
夜門 由貴 にゃ…
星守 閃理 えらい! かわいいなぁ…
夜門 由貴 やった~!! かわいい…?
KP 由貴さんはクリチケをどうぞ。
夜門 由貴 ありがとうございます…!
星守 閃理 いつでも可愛いけどクリティカルを出したらさらにかわいい。
system [ 夜門 由貴 ] CT : 0 → 1
夜門 由貴 ……? クリティカル効果【魅了】…?
KP では由貴さんは、あたりに星はたくさんあるものの、月が見えないことに気づきます。
星守 閃理 それは常時かかってるかな……(?)
夜門 由貴 「……あ。月がどこにもないですね」
星
「……? ああ、なるほど。
なにかひっかかる部分がある気がしたが、それか」
夜門 由貴 やったあ…? …えいっ…(うぃんく…?
星守 閃理 ずきゅん……やられた……(胸を押さえる
夜門 由貴
やった~! 閃理くんのハートをゲット!
……なんちゃって…(照れ始める
野良 九生楽
「にゃるほど……
星の上に立てる時点で妙ですが、やはり完璧な宇宙空間というわけでもにゃい、と」
野良 九生楽 (人前でよくやるにゃ~……のかお)
夜門 由貴
「無重力って感じでもないですよね」
星の道を踏みしめながら…
夜門 由貴 雑談欄はギリギリひとまえじゃ…ない…! かも…?(????)
野良 九生楽 二人だけの世界でしたか……それは失礼。ごゆっくり~
夜門 由貴
「……これ、はしっこのほうに行ってみたらどうなるんだろう……」
きになってそわそわ近づいていく…?
星守 閃理
「落ちたりしない? 気を付けて……」
はらはらしながらついていく
星 なんかおかしいと思ったが僕の喋り方だな(思い出してきた
KP
<星の道の外>
道の端まで行く、あなたは星の道、その下を見ることができます。
そこにあったのは、夜空でした。
あなたを覆っているくらやみと同じ色です。
そこにも数えきれないほどの星々が浮かんでおり、あなたの視線に気づいたかのようにきらめくでしょう。
まるで、夜空を身にまとった宇宙のような。
そんな不可思議な場所にいることを改めて実感し【SANc0/1】
野良 九生楽 あとでしれっと「僕」に変えときますかな…
夜門 由貴 CCB<=47 【SANチェック】 (1D100<=47) > 41 > 成功
野良 九生楽 もしくは他人に対してお仕事モードだったのやも…?
星守 閃理 CCB<=58 【SANチェック】 (1D100<=58) > 60 > 失敗
夜門 由貴
「わっ……真っ暗……かと思ったら、やっぱり星がいっぱい…」
あっ
system [ 星守 閃理 ] SAN : 58 → 57
星 なるほど……? 慣れない”私”語……
星守 閃理
「落ち……! ……るかと思った。ふう……」
由貴ちゃんが万が一にも落ちないように、しっかり腕を持っている。
夜門 由貴
「……!! ふふ、大丈夫だったよ。
ありがとう、閃理くん」
KP
さて、あなたたちがひとしきり辺りを見終えても、辺りは変わる様子もありません。
しかし突然、あなたの後ろから、誰かの声が聞こえてきます。
??? 「――探索は終わった?」
KP その声は中性的で、どこか幼さの残る音でした。
夜門 由貴 「……え?」
星
「……誰だ…?」
振り返る…?
KP 声の方へ振り返ると、そこにいたのは一人の子どもでした。
星 はわ…
KP
背丈は10歳ほどの高さで、顔立ちも幼い。
けれど明るい夜のような群青の瞳はとても静かで、達観したようにあなたを見ています。
野良 九生楽 星守殿が来る予定じゃなかった頃に描いた……いろんなキメラ……ですな
星 色んな要素を感じる…? 中の人はかわいい!! と言っている……
KP
どこか浮世離れした菫色がかった金色の髪の先は、うなじで揺れている。
小さな体は紺と黒で形成されたシルク生地のローブで覆われており、胸元には三日月と星のブローチをあしらわれている。
そんな子どもが、裸足で星の道に佇んでいました。
星 そうだったのか……
星守 閃理 容姿のベースはオオミヤさん? ってKPからは聞いてる
星
????? なるほど??????
たしかにそんなかんじはしたが いや ……??????
KP 子どもはどこか気だるげに、どこか生意気な口調であなたたちに向かって言います。
夜門 由貴 へへ……かわいいね…(星さんの動揺を無視
リード
「ああ、特に自己紹介はいらないよ。
きみたちの名前や状況はあらかた把握しているから」
「心配しなくても、すぐにきみたちが望む場所へ帰れるよ」
「さあ、きみたちを月まで案内しよう」
KP そう言って、子どもは一本道の先へ歩き出します。
夜門 由貴
「月……ですか?
あっ……」閃理くん達の方を見つつついていこうとする…?
星 「………??」なにかすごくいろんなことを疑問に思いながらも着いていくか……
夜門 由貴 すごい色んな気持ちになる……私の目の色だし、閃理くんの髪の色だし……
星守 閃理
「子ども……? さっきまで居なかったけど……。
とりあえずついて行ってみようか。行くよ、ウィル」
由貴ちゃんの腕にやんわり触れたままでいるので、ウィルに声をかけてそのままついていく
星 僕の髪色(端の方)だし例の誰かさんの容姿だしな……(ぐるぐるしているなかのひと
ウィル
「ぴゃーーん!」
呼びかけられてとことこついてくる
野良 九生楽
「いずれ月が見えてくる、と……?」
てってけ……こういう時はしんがりを務めるタイプですな
KP 子どもは歩き続けていますが、話しかけたり何か質問することもできます。
夜門 由貴
質問! うーん……まだお名前聞いてない… よね?
たぶん……
KP 名乗っていませんね。
夜門 由貴
了解です。
「ねえ、案内してくれてありがとう!
ところで私達のこと知ってるって言ってたけど、私達はキミのこと……なんて呼べばいいかな?」
リード 「僕は案内人 <リード>」
193 三日月に星は……ゆきせりちゃんをかんじるが……(じっ…
リード
「案内人でもリードでも、好きなように呼べばいい。
まあ、呼ぶ必要なんてどこにもないけど」
夜門 由貴 「えーっと……それじゃあ、リードくんって呼ぶね」
リード 服装は……付属している元のNPC立ち絵の流用だね
夜門 由貴
ぐうぜんだった! うんめい…?(…?)
でも閃理くんを月とするなら(?)私は太陽だから(?)ちょっとちがうのかなあ…
リード
「『くん』……
性別は僕には関係がないことだけど。好きにしたら」
夜門 由貴 「リード……ちゃん……?」
野良 九生楽
(31みたいな感じですかぁ……)
と思いつつ見ている
リード 「どちらでも」
夜門 由貴
「うーん……? それじゃあ、もしよければリードくんって呼ぶね」
「ねえねえ、月までいったら何があるの?
月には何をしに行くの?」
閃理くんと手をつないでぶんぶんしながらワクワク尋ねる
星 後ろからトコトコついていきながら会話を聞いているのかな……
リード
「何って、月だけど。
元の世界への道に案内するだけ」
夜門 由貴
「月が……帰り路なんだ?」
「てっきり……その、降りていくんだと思ってたな。
いつも星は見上げてるから」
星 夜門の喋りやすさが以上すぎてな…(そして僕はよく喋るやつがいると基本的に黙る――
野良 九生楽 ソロタイマン慣れの差……? 副音声……?
夜門 由貴
「……なんだかキミの髪の色って閃理くんににてるね?
ほら、おんなじ金色の髪!」
夜門 由貴 Xボタンを連打されている……?
リード
「きみたちを連れてきたのも、僕がこうなのも、雇用主が勝手にしただけ」
「ただまあ、今きみたちがそこを気にする必要はないよ」
星 雇用主……(KPの方を見る
夜門 由貴 「雇用主…? そっか……リードくんは誰かに雇われてるんだね」
けみかえる
えっ!? えへ…… 立ち絵を用意したのは私だけど
雇用主ではないですよ……へへ……
星 違った―― ふふ そうか
リード 「……きみには関係のないことだよ」
KP とむっすりした顔で言って、リードは詳しく話そうとはしません。
夜門 由貴
拗ねられちゃった…?
それじゃあ他のことを聞こうかな?
KP
(※リードはヒプノスに「案内役を引き受けてくれるなら、きみの好きな医師のそばにずっといられるよう手筈を整える」
と交換条件を出され、案内役を言い渡されました)
夜門 由貴
「ねえねえ、ここは一体どこなの?
この星屑みたいなのって、本当に星なのかな…?」星を一つ拾い上げながら…?
ウィル にゃ~~(たまに立ち止まったり、はっとしてたったかたーーと追いかけてきたりしている
野良 九生楽 ウィル殿……かわいい……
星守 閃理 かわいい(深い頷き)
ウィル にゃっ!
リード 「そうだよ。見てわかるだろう。星の道だよ」
KP
あなたたちはリードに案内され、星の道を歩く。
てくてくと慣れたように裸足で歩きながら、リードは更に口を開きます。
リード
「僕について来れば、おのずと月には辿り着く。
ただ、月まではそれなりに距離があってね。きみたちも暇を持て余すことだろう」
「――その間、辺りの星でも喰べているといい」
「ああでも、きみたちがさっきから遊んでる道になってる星は、石ころの味しかしないよ」
夜門 由貴 たべ…… いしころのあじ…
夜門 由貴
「食べる…? いしころの、あじ…?」
疑問符が乱舞――
KP あなたたちがぽかんとしていても、リードはすまし顔のままです。
リード 「たとえばほら、そこにある星とか」
KP
そう言ってリードが指さしたのは、通りかかった道の端でした。
そこには他のものたちよりも、ひと際輝いている星がひとつ、ふたつ、みっつ……
ちょうどよっつ、浮かんでいました。
KP (探索者が複数人の場合は人数分の星が現れます。以降の星も同様です)
夜門 由貴 「星が……浮いてる!」
星
「……?」
食べる、と聞いて首を傾げている。
星守 閃理 「ほかの星は道になっているの以外遠いけど、これは触れそう……だね?」
野良 九生楽
「星の食べ歩き、ですかな……?」
きょとん
星 「また妙な響きだな……」
KP 手を伸ばせば、それはたしかに他の星とちがい触れられる距離にあり、掴むことができます。
夜門 由貴
「喰べる……食べられるんだ…
た、たべてみる…? わ、まぶし…」一つ手にとって、じっと見てみる……
KP
<※「星」について>
・この喰べられる星は「肉体的ロストした探索者の精神を変形させたもの」です
・これを喰べると「精神に残っていた正気度」を体内に取り込む=探索者のSAN値を回復させることができます
・星を喰べたときに探索者が感じる「感情」は、星になった精神として残っていたものです。
ただしあくまで精神なので、残っているのは「正気」と「感情」だけであり、「記憶」「知識」はありません。
そして探索者の中に消化=取り込まれるのは、探索者に必要な「正気度」のみとなります。
そのため喰べた瞬間に感じた感情は探索者の体内に残りません
夜門 由貴 ぴかぴかしてる…><
星守 閃理 光が由貴ちゃんの目に反射してきれいだね……(星じゃなくて由貴ちゃんのおめめを見ている
夜門 由貴 あれぇ~…? ふふ、てれちゃうな
KP 【ひとつめの星/星の道の上:夜】
KP
それは自ら光を放ってさえいなければ、金平糖のように見えるかもしれません。
大きさは2センチほど。
綿菓子のように軽いその形はでこぼこで、星にもアスタリスクにも見えます。
薄い金色に輝いていて、ほのかな温かさを感じるような気がします。
夜門 由貴
お星さま、どれくらいのサイズだろう。
マグカップくらいかな…(?)
2cmだった
野良 九生楽 おしい。小さかったですな
KP リードはあなたたちを見やりながら言います。
リード
「喰べてみれば、それがどんなものかわかるさ」
「心配しなくても毒なんて入ってないし
喰べた途端に死んでしまう、なんてことはまるでない」
「こんなところで終わりだなんて、そんなつまらない話ないだろう?」
夜門 由貴
「そ……そっか?
それじゃあ、試しに食べてみようかな……」
あ、あーーん……(おそるおそる…
ぱくっ!
KP <星を喰べる>
KP
あなたは星を、自らの口に放り込む。
それを噛めば、かり、と軽い音が口内に響きます。
舌にまず伝わるのは、ほんのりとした甘さです。
なめらかで、どこかやわらかい。
砂糖菓子のように星は舌へ、口の中へ溶けていく。
ごくん、と呑みくだしたそのとき。
あなたの胸。
心の中が、泣きたくなるくらい温かくなった気がして。
けれど直後、それは錯覚のように胸から消えています。
あなたの心に残ったのは、凪のように穏やかな静けさだけでした。
【SAN値】回復1d10+10
KP
(※大切な人を守って死んだ探索者の精神です。
大切な人への愛の感情が形・味となっています)
夜門 由貴 いっぱいかいふくしゅゆ…
夜門 由貴 1d10+10 SAN回復 (1D10+10) > 4[4]+10 > 14
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 47 → 61
リード SAN回復シナリオだからね。
KP
リードも自分の近くにあった星を掴んであっさり喰べます。
かりかり、と喰べるその音はやはり金平糖のようです。
リード 「ほら、ほかのひとたちも喰べてみなよ。味も悪くないからさ」
夜門 由貴 もしゃ…
夜門 由貴
「……!
………???」飲み込んだ後、胸を抑えて微笑む…?
「うん……! 閃理くんも食べてみて
おいしいよ!」
星守 閃理
「そう? じゃあ、おひとついただきます……」
ぱく……
夜門 由貴 わくわく… って顔で見てる
星守 閃理
「ん、…………」
「うん、あまい。美味しいね……」
ほわ、と蕩けそうな笑みを浮かべる。
星守 閃理 僕にとっては、かつての由貴ちゃん……かもしれない。
夜門 由貴
「……! でしょ?」
その笑みを見て嬉しそうにする。
「ねえ、星さんも、くうさんも……よければどうですか?」
にこにこにこ…
星
「……星を……喰べる、か…」どこか難しい顔をしている。
※わけが分からなくなっているだけ
野良 九生楽 「ヒヒッ、星殿をいただくわけではありませんが……字面だけなら共食いですかな?」
星
「なるほど、共喰いか……僕はこんなきらきらしたものにはなれないが」
ちょい、とつまんで目の前に持ってくる。
「……む」
万が一に毒だったとしてもなんとかなる、という心づもりで口に運ぶだろう。
野良 九生楽
「ふひ、こんなに小さくもありませんなぁ」
指で感触を改めて確かめてから、口に放る。
星 もぐ……カリィ……ゴリィ……
野良 九生楽
「うぅん、まさに光る金平糖といったところですかな。
確かに良い味ですぞ」
KP 【SAN値】回復1d10+10をどうぞ。
星
かり、こり……と食べているだろう。
……ごくん。
「……ああ……
おいしいな」
1d10+10 SAN回復 (1D10+10) > 5[5]+10 > 15
星守 閃理 1d10+10 【SAN回復】 (1D10+10) > 5[5]+10 > 15
system [ 星 ] SAN : 9 → 24
野良 九生楽 1d10+10 【SAN回復】 (1D10+10) > 8[8]+10 > 18
system
[ 星守 閃理 ] SAN : 57 → 72
[ 野良 九生楽 ] SAN : 79 → 97
野良 九生楽
もし、31が死んだとしたらこのような経緯だろうから……でしょうかなぁ。
にしても回復しすぎではぁ?
ウィル 「にゃーーん」前脚で閃理くんの足をつんつんしてる
星守 閃理
「ん? ふふ、おいしいよ、ウィル。
ウィルも喰べ……喰べていいのかな……」
でも他におやつも何も持ってないしな……
ウィル 「にゃん!!」
リード
「ひとじゃなくても、喰べて問題ないと思うけど」
ぽりぽり……
星守 閃理
「そう? よし……待ってね。
ほら、ウィル」
気持ち小さめの星をつまんでしゃがむと、ウィルの口元に差し出す。
星守 閃理 たいせつなひとをまもって一度しんだ、黒猫のウィル……(ぎゅ……
ウィル
「にゃーん…!!」
むぐ…… ぬっ…… もぐ…… かりこりかりこり………
野良 九生楽
「おお、良い喰べっぷりですなぁ。
おそらくここでしか味わえにゃぁおやつですぞ~」
ウィル
ごりごりごり
「んゃうん!」
楽しそうに(?)食べている
しゃくっしゃくっしゃくっ……
そのうち全て食べ終わって満足気に
「にゃーーん!」
と鳴くだろう。
星守 閃理
「ウィルは食いしん坊さんだから……誰に似たんだかね。
よくたべました」
KP
あなたたちが星を呑み込み終えた頃
リードが静かな瞳であなたたちを見つめていることに気がつくでしょう。
夜門 由貴 ジッ……
リード じ……
夜門 由貴
「はっ……ごめん、またせちゃったね…!」
「遠いんだったっけ。
出発しないとね」
リード
「別に待ってはいないけど。
先へ進むよ」
夜門 由貴
「うん。
引き続き案内お願いします」
KP 【星の道の上:夜】
夜門 由貴 いっぱいたべる……いっぱいたべるとおもわれている…(ほっぺをもちもち…
KP
そうして、あなたたちはリードに案内されて星の道を歩く。
道はどこまでも、宇宙の果てまで続いているようにも見えるでしょう。
リードはそんなことを気にする様子もなく、裸足で星屑たちを踏みしめながら歩みを進めるだけです。
夜門 由貴
裸足かあ……健康になりそう……
いや、でも、砂浜みたいなんだっけ…
リード
「さっきみたいな星は、言葉の通り喰べられる星さ。
人間の心を癒す効果があるようだね」
リード
そのことをもし聞かれたら
「靴なんて窮屈なもの、履きたくないよ。
別に裸足で歩いてたって痛くないしね」
と答えるよ。
夜門 由貴
「そうなんだ。
たしかに、なんだかちょっとホッとしたかも……それに、おいしかったよ!」
夜門 由貴 はわ……答えがあった! ふふ、それじゃあどこかで聞いたのかもしれないね…
リード 「ふうん。よくわかんないけど、良かったね」
夜門 由貴 「うん! ……ってことは、リードくんは人間じゃないの…?」
夜門 由貴 気づいてはいけないことに気づいてしまい――
リード
「僕のことはどうでもいいだろう?
きみたちはここから出たい。だから月に行く。僕が案内人。それだけさ」
夜門 由貴
「そっか……
それもそう、なのかな…?」
リード
「案内人としての責務は果たしているよ」
「遠くに見える星の中には、きみたちも知ってる星座があるんじゃない。
ここでは季節関係なく、ふたご座・てんびん座・うお座……、いろんな星座があちこちで輝いてる」
夜門 由貴
「へえ……」
それなら自分の星座をさがしてみようかな…?
KP
線で繋がっているわけではないので……
【天文学】か【知識/2】……?
夜門 由貴
なるほど…? がんばってみよう!
CCB<=1 【天文学】 (1D100<=1) > 8 > 失敗
星守 閃理 おしい……!
夜門 由貴 うっ… もうむりだ……これ以上の出目はでない…
星守 閃理 わ、わからないよ……!!
夜門 由貴 CCB<=60/2 【知識】 (1D100<=30) > 49 > 失敗
夜門 由貴 ぺたーー…
星守 閃理 お、おしい…………!!
星守 閃理 「? 由貴ちゃん、何探してるんだ?」
夜門 由貴
「うーん……やっぱり、星座盤とかがないと難しいなあ……」
「あ、えっとね……星座が見えるんじゃないって言ってたから、しし座を探してたの」
星守 閃理
「星座か……。よく見る図みたいに繋がってないから、確かに難しいね」
CCB<=1 【天文学】 (1D100<=1) > 63 > 失敗
CCB<=75/2 【知識/2】 (1D100<=37) > 12 > 成功
夜門 由貴 !!!!!!!
星守 閃理
「あ、ほら、あそこじゃない?
獅子の心臓の一等星、レグルスがあれだと思う」
指さして教えようね
夜門 由貴
「えっ、どこ? どこ……?
あっ、みつけた!」
「閃理くんすごい! すぐ見つけちゃったね…!」
星守 閃理
「へへ……由貴ちゃんの星座だからかな」
てれてれ…
夜門 由貴 「え…! えへへ……そっか……うれしいな」
野良 九生楽 CCB<=99/2 【知識/2】うお座はあるって言われたから、ぼーっとうお座を探す (1D100<=49) > 77 > 失敗
野良 九生楽 みつかんにゃい……星守殿こわ……
星
怯えている…
1d12 星座 (1D12) > 8
星
CCB<=85/2 【知識】アンタレスを探している… (1D100<=42) > 99 > 致命的失敗
何も見えない。星座とかよくわからないな…
KP さそり座のあなたがオリオン座を見つけた途端、何故か星座に逃げられてしまいました。
星 星座に逃げられる…?
野良 九生楽
「え、今走ってったのってオリオン座ですかな……?
31もびっくりのスピードでしたが……」
星 「星座って動くのか……??」困惑している
ウィル
にゃー
(そいうこともあるにゃん)
星守 閃理
「あんな風に駆けてくのは初めてですね……。
何でだろう。さそり座でも近くに居たのかな」
野良 九生楽 ウィル殿が言うならそういう事もあるにゃ~
夜門 由貴 「………?」
星守 閃理
「これだけ一緒くたになってたらさ……?
ほら、オリオンってさそりが苦手だから……」
夜門 由貴
「そっか…?
お星さまも意思があるのかな」
リード
「有り得ないことは無いのかも。
ここは、そういう場所だから」
夜門 由貴 そういうばしょなんだ……
KP 星座を探しながら、リードとともに、あなたたちはゆっくりと星の道を歩いて行く。
KP 【ふたつめの星/星の道の上:夜】
KP
とつとつと言葉を交わしながら歩いている間も、夜の空には星たちがまたたいています。
そしてふいに、あなたたちの目の端に特別光る星が映ります。
夜門 由貴
「わっ……あ、見て
あの星、すごく光ってるよ」
「何の星だろう…?」
夜門 由貴 食べ…(ないふとふぉーく…
KP
近づけば、それは先ほど喰べた星のように触れられる距離にあることがわかるでしょう。
大きさは2センチほど。丸みを帯びたその星は翡翠色に光り、ところどころ凹んだような跡があります。
触れると、氷菓子のような冷たさを皮膚に感じることでしょう。
星守 閃理
「綺麗な緑……
わ。冷たいよ。アイスみたいだ」
星守 閃理 切って食べられるのかな……(ゴリゴリゴリ……
夜門 由貴 「アイス…! わ、食べてみたい!」
夜門 由貴 ノコギリみたいなナイフじゃないと難しいかなぁ…
星守 閃理 切るより砕く方が容易いかもね?
夜門 由貴 じゃあ、さっきよりもためらわずに指先でちょいっとつまんで、つめたーいってしながら……食べてみようかな?
夜門 由貴
かきごおり…!(ひらめき
かき……かきぼし…?(?)
星守 閃理
「うん。折角だから食べてみよう。
いただきます」
ずっと持っていると冷たいので、両手の指でちょちょいと転がしながら食べる。
星守 閃理 かきごおりぼし……??
KP <星を喰べる>
星
「これは……さっきのと同じような星か。
食べられる……か…?」
二人が食べ始めたのを見て自分も食べてみるか……
夜門 由貴 ぴかぴかひかっておいしそう……
野良 九生楽
「人間の心を癒すとのことでしたから……
星殿にとっても良い物なのではありませんかな。実食、ですぞ」
摘まんだ瞬間ひやっ、としながら急いで口に放る
星守 閃理
いんすたで人気爆発しそうだね。
今ここにスマホがないのが残念……
KP
あなたたちは星を、自らの口に放り込む。
それを噛めば、かり、と軽い音が口内に響きます。
夜門 由貴
心のスマホに…?(?)
CCB<=10 【写真術…?】 (1D100<=10) > 30 > 失敗
KP
舌に伝わるのは、カカオのような苦味でした。
かすかな冷たさと苦みが喉を通り、溶けていく。
夜門 由貴 心に残しておくね…
星守 閃理
おしいな……。
由貴ちゃんの目がカメラレンズなんじゃないかと思ってるのはこの僕じゃないから……(?)
KP
くちどけの瞬間、あなたの心はぴんと張りつめるような凍えを感じます。
世界の何もかもに呑み込まれるような。
果てしない何かに押しつぶされるような。
その冷たさに、あなたたちは既視感を覚えるかもしれない。
まるで、いつかあなたたちが感じた「恐怖」と呼ばれるようなもの。
けれど直後、それは錯覚のように胸から消えています。
あなたたちの心に残ったのは、凪のように穏やかな静けさだけでした。
【SAN値】回復1d5
夜門 由貴 どこかの閃理くんはそう思ってるってこと……!? ふふふ……
星 (そして僕はにゃんこに気を使われている……)
星 1d5 SAN回復 (1D5) > 3
system [ 星 ] SAN : 24 → 27
夜門 由貴 1d5 SAN回復 (1D5) > 1
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 61 → 62
星守 閃理
ええっと……B’かな……。
僕の敵……(大体敵──)
夜門 由貴
「………」
閃理くんの服の裾を少しつまんでぎゅっとするもの
野良 九生楽
別に気は遣ってにゃーですぞ。
CCB<=83 【精神分析】 (1D100<=83) > 86 > 失敗
ほら……わかってにゃーですもん
星 (もふ…もふ……)僕が勝手に癒やされるから大丈夫だ
KP
(※バッドエンドを迎えてロストした探索者の精神です。
SAN値をぎりぎりまですり減らした上で死んだため、星に残存している正気度も少なくなっています)
野良 九生楽 31に癒されるシナリオじゃにゃーですぞ……(初対面の頃より手触りの良いもふ……
星守 閃理
「ん、何か、これは……」
由貴ちゃんの手に気付いて、そっと寄り添う。
1d5 【SAN回復】 (1D5) > 3
野良 九生楽 1d5 【SAN回復】……?? (1D5) > 1
system [ 星守 閃理 ] SAN : 72 → 75
星 ふふ、1313と……不思議な組み合わせで揃ったな
system [ 野良 九生楽 ] SAN : 97 → 98
野良 九生楽 星同士と……にゃんだ?
193
ネコどう ( 'ω'⊂彡☆)Д´)パン!!
(#'ω'⊂彡☆)Д´)パン!!
野良 九生楽 ネコちがい……??? 二回たたいておられる……
星 あまりに許しがたい発言だったらしいな……
野良 九生楽 なぜ……31は猫だけどネコだとは思ってにゃ……(???)
星
あ、間違えたな……
間違えてはない まえちがえた……?
野良 九生楽 「先程とは打って変わって、オトナの味ですな」
星 まあ、ユキ(白)とにゃんこの白……なのかもな
夜門 由貴
「はい、ちょっと……怖くなっちゃいましたけど……
でも、コーヒーっぽ味は好きです」
野良 九生楽 ??? まちがえた川柳?
193 野良くんと閃理くんだとおもっててね……(それはそれで大問題
星守 閃理 僕……? にゃーん……??
夜門 由貴 かわいい……もしゃ…………
星守 閃理 星(守)を喰む……
野良 九生楽 「おぉ~、夜門殿は意外といける口ですな?」
夜門 由貴 (´~`)モグモグ 閃理くん おいしい……
野良 九生楽
「にしても、心を癒す星……という割には……一瞬湧き上がったこれは……
なんとも形容しがたいものでしたな」
星
「……ああ、そうだな。
美味しいと言えば美味しかったが……」
星守 閃理 癒されるならいくらでもおたべ……(にこ……
リード 「そういうものさ。先へ進むよ」
夜門 由貴 「うん! ………」とことことこ…
KP 【星の道の上:夜】
KP リードとともに、あなたたちは星の道を歩いて行く。
KP
リードが人間に興味を持って何か尋ねるかもしれない。
(※探索者が会話に困っているようなら、探索者についてリードが興味を持って話しかけてもいい)
リード
「ねえ。ユキとセンリは好き同士で一緒にいるんだろうけど。
きみたちは一言で言い表せないよね。びじねす仲間ってやつ?」
夜門 由貴 でもずっと食べてたらなくなっちゃうから…… えっ???
星 「……? 僕たちのことか」
リード
「そう」
ホシとノラを見やる。
星
「ビジネス……か……」
じーっとにゃんこの頭部を見つめるもの……
野良 九生楽
「確かに今はそれぞれ利害の一致で一緒に居るわけですが……」
星が残ってるつむじが見える……?
「何とも説明し難い、困難を共に乗り越えた人たちのひとり、でもありますかなぁ?」
星殿を見上げる
星
「そうだな……僕とくうは仲間だし……
今は大切なものをなくさないためにそばにいる」
見上げてきた顔を見返すかな。
「そんな感じだ」
野良 九生楽
「ひぇ……
恥ずかしげもなくそういう事言ってのける星殿。流石ですなぁ」
思わず眩しそうに目をそらしますぞ
星 「……?」
夜門 由貴 (つまり……なかよしってことでいい……んだよね…?)閃理くんにポショポショ
星守 閃理 (ふしぎな組み合わせではあるけど……信頼関係はありそうだね?)こしょ……
星 噂をされている……
野良 九生楽 ひひ、目の前で噂とは……
リード
「ふうん……。
やっぱり一緒にいるっていうのはそれだけで意味があることだよね」
KP 【みっつめの星/星の道の上:夜】
KP
星の道を歩く。
そして、またあなたの目の端に特別光る星が映ります。
近づけば、それはやはり先ほど喰べた星のように触れられる距離にあることがわかるでしょう。
大きさは同じ2センチほど。
今までの星よりもどこか刺々しく、真っ赤な色はザクロを連想させるかもしれません。
触れると、自分の体温よりもやや高い熱さを感じるでしょう。
夜門 由貴 たべたら大変なことになりそう…
夜門 由貴
「あっ… 今度は赤い星だ。
美味しそう……だけどちょっと、食べるの難しそうだね……」
星守 閃理
「今度はあったかい星か。
口の中で刺さらないようにしないとね」
野良 九生楽
「この様子だと、味も違うんでしょうなぁ」
持って温かさにほわ~としている。
星
「………赤い星、か……」
指にとってぐりぐり観察した後、ひょいぱくーとしてしまう。
舌がちくちくするかもしれないが、まあ刺さったとしてもわからないため……
夜門 由貴
「うん! じゃあ……いただきます…」
両手で星を手にして、慎重に口に運ぶ……
星守 閃理
「いただきます」
もぐ……
夜門 由貴 けど、温かい金平糖、かあ…?
KP <星を喰べる>
KP
あなたたちは星を、自らの口に放り込む。
それを噛めば、かり、と軽い音が口内に響き、ぴりりとした辛味が舌を刺激します。
193 辛いんだ…… 美味しそう…
KP
あなたたちが星を呑みくだした瞬間、かっと頭の奥が熱くなります。
それは何かにぶつけたいような激しい怒りで、地団駄を踏みたくなるような悔しさで
でもそうしたって、どうしようもないことだけはわかってしまって。
持て余した激情は、あなたたちの胸をひどくしめつける。
けれど直後、それは錯覚のように胸から消えています。
あなたたちの心に残ったのは、凪のように穏やかな静けさだけでした。
【SAN値】回復1d5+10
星
「…………! ………」露骨に顔をしかめている
1d5+10 SAN回復 (1D5+10) > 5[5]+10 > 15
system [ 星 ] SAN : 27 → 42
夜門 由貴
「………」閃理くんの服の袖をまたぎゅーーーっとしてる…
1d5+10 SAN回復 (1D5+10) > 4[4]+10 > 14
野良 九生楽
辛味って旨味を除いたら大部分が痛覚のような気がするのですが
星殿は辛味につよい……?
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 62 → 76
ウィル うろ…うろ……(食べたいが食べさせてもらえない雰囲気を感じている
星守 閃理
「ん、……由貴ちゃん……」
ぎゅっと腕を支えている。
星 そうだな……辛いものも熱いものも冷たいものもノーダメージという設定がある
夜門 由貴
「……ずっと いっしょだもん…」
もにょもにょ話してる
星守 閃理
ウィルに刺激物は……どうなのかなと考えちゃうな。害は無いんだろうけど。
最初の星をいっぱい持っておけばよかったね。
星守 閃理
「……うん。僕はここにいるよ」
由貴ちゃんにだけ聞こえるような小さな声で囁く。
KP
(※シナリオ半ばでロストした探索者の精神です。
生還するどころか真相を知ることもできず、理不尽な死に対する悔しさや怒りが星の形や味として残りました)
ウィル にゃっにゃっ…
星守 閃理 この僕も……そうって事かな
星守 閃理 なで……
夜門 由貴 「………うん」
星 「………ふぅ…… なるほど、こういう味わいのものもあるんだな」
ウィル な~ん……ごろごろ…
野良 九生楽
「感情を揺り動かされるような感覚……。
錯覚かと思いましたが、ずいぶんと荒療治になってきましたなぁ」
星 「その後に不思議と落ち着くのが……よくわからないな」
リード
「どんな味でも、癒す効果はあるって事だよ。
効果に多少差はあるみたいだけど」
KP リードは変わらず、あなたたちが星を喰べるのを見守ったあと
リード 「先へ進むよ」
KP
と言って再び歩き始めます。
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
といったところで、一日目はセーブといたしましょう。
長時間お疲れ様でした。
夜門 由貴 はい! 本日は急に……かつ、遅くまでありがとうございました!
193 閃理くんといちゃ……としたり、野良くんとなんかちょっとよそよそしかったりたのしいです! 星はもう少し踏み込むべきなのか…?(今の所ウィルのほうが野良くんと仲がいい
星守 閃理
こちらこそありがとうございました!
ウィル……ふふ……
ウィル みゃーーん!(ぴょいん
野良 九生楽
みゃっみゃ~~
31は……皆さんと満遍なく? それなりに喋ってますな。
星
僕は話しかけられないと喋らないからな……
夜門がちらちらこっちをみているのにはきづいているが…(?)
リード 進捗としては後半を過ぎているから、次回はゆっくり話をしてもいいかもね。
星
おや、そうなのか……たしかにきどあいらくてきなあれそれでいうと……そんなかんじが…?(メタ
うん、そしたら……続きはまたあさっての夜に。
今日はお疲れさまでした。
野良 九生楽 ええ、また。お疲れ様ですぞ~。
星 ああ。それじゃあおやすみなさい、にゃんこ……けみかえるさん。
夜門 由貴 おやすみなさい! 閃理くん! ミ(ぎゅっ!
野良 九生楽
にゃん…? ひひ。おやすみなさいませ、星殿、藺草殿。
それから夜門殿、星守殿にウィル殿も。(ウィル殿ひとなで…ふへ…
星守 閃理 わ、由貴ちゃん! ふふ……おやすみなさい、由貴ちゃん、みんな(まとめる)
ウィル みゃーーん! ごろごろ…(ひとしきりくつろいだかと思うとまるくなって眠り始める……
KP
193 ばっ…!
けみかえる ぱっ ぱっ ぱぱぱぱ……(ぶんしん)
193
わぁ! けみかえるさんが いっぱい…!
すみません、おまたせしました!
けみかえる
いえいえとんでもないです!
ゆっくり始めてまいりましょう~
193 はい! よろしくおねがいします……!
KP
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
「星を喰む」二日目
再開いたします。
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
前回は見知らぬ星の道で目覚め、案内役<リード>の導きで月を目指すかたわら
みっつめの星を喰べたところまででした。
KP 【星の道の上:夜】
星
ああ、そうだな。
星……星を食べてこういう気持ちになるものなのか、とおどろいた……
KP リードとともに、あなたたちは星の道を歩いて行く。
リード
「きみたちは、星の味によって色んな顔をするね。
普段の食事とは、違うものなのかな」
夜門 由貴
「えっ? えーっと……そうだなあ……」
「うん、いつもよりも……心揺さぶられるって感じかも…?
普段食べるような料理でそう思うこともなくはないけど……」
星 「……一粒食べるごとに全く違う感情に支配される、というのはあまりないものかもしれないな」
夜門 由貴 「! そうそう、そうです!」
夜門 由貴 はなしちゃった… ぱたぱた…(?)
星守 閃理 かわいい もっと会話してもいいんだよ……(にこ……
夜門 由貴
えっ! えへへ……
いっぱいはなにか…… そわそわした不思議な気持ちになるかも…
リード
「ふーん……。
何にせよ、今のきみたちには必要なものなんだろうね」
「それこそ人によるんだろうけど……
普段の食事なら、どんなものが好まれるんだろう」
夜門 由貴 「どんなもの……?」
リード わからない……これからそばにいる人のために聞くのかなって。
夜門 由貴
「……うーん…あったかいもの…?
でも、さっきみたいな冷たくて甘いものも好きだな……」
星守 閃理
「今まで食べてきた星と同じ、いやそれ以上にいろんな味のいろんな料理があるからね……
僕みたいに魚が好きな人もいれば、お肉料理が好きな人もいるかな」
夜門 由貴
「あっ! 私もお魚好き!
他には……あっ、いちごも好き。さっきみたいに赤いんだけど……酸っぱくて、甘い味なんだよ」
リード
「魚は星にもなってるからわかる。
いちご……赤くてすっぱくて、あまい……」
夜門 由貴 「うん! そっか、いちご座はないから……」?
リード 「知識としては知ってるけど、まだ食べた事はないからさ」
夜門 由貴
「そうなんだ……リードくんはその……地上? に降りてくることはあるの?
そうじゃなくても、もし機会があったら食べてみてほしいな」
リード
「…………」
「覚えておくよ」
野良 九生楽
「夜門殿のおっしゃる通りですなぁ。
肉も魚も果物もうみゃーですぞ」
野良 九生楽 ちゃんとしたもの滅多に食べないけど──
星
「……ああ、そうだな。
僕は……卵料理も好きだな。オムライスとか」
「知り合いは……カレーやハンバーグが好きだと言っていたが」
星
たべろ……お金がないわけじゃないだろうに。
しかしまあ、本編以降は皆で食事をする機会も多いのじゃないか
野良 九生楽
「ひひ、貴殿らチョイスがかわいらしいんですよな。
星型のにんじん……」
星 「あれは……ミヤの趣味だ」……そうなのか…?
夜門 由貴 お星さまの形のにんじん……じゅる……(※中の人はお腹が空いている
野良 九生楽
「へえ……? どちらでも31的には構わないのですが。
あれはある意味、とってもお手軽な星を食べる経験ですよなぁ」
夜門 由貴 しゃく……もぐ……
星守 閃理 星の型抜きを買うところから……? もぐもぐしてる ふふ……
夜門 由貴 型抜き…! クッキーを作ってみてもいいかもね!
星守 閃理
「星型のものか……。クッキーとかはよく見るよね。
にんじんもカレーとかに入ってたら結構可愛いかも」…?
星守 閃理
我ながらよく分からない発言だな…
choice[家にある,家にあった,家には無い] 星型 (choice[家にある,家にあった,家には無い]) > 家にある
夜門 由貴 「食事が楽しくなりそうだよね!」
星守 閃理 母さんが買ってる……のかな
夜門 由貴 シチューに入ってた…?
リード
「楽しい食事……。
味もだけど、見栄えもある程度は大事なのか……」
夜門 由貴
「うん! 美味しそうに見える盛り付けとか、あるとおもう」
「ほら、お星さまも転がっているやつよりは、こうやって浮かんでるやつのほうが…?」??
リード
「美味しそうに見える……?
星を喰べることに関しては僕には必要のないものだから、あまりピンと来ないな」
ふよふよしている星を不思議そうに流し見している。
夜門 由貴
「そっかあ……」
「リードくんはどうして星を食べてるの?
おいしい? から……?」
リード
「ううん。もともと喰べたい欲求はないね。
先んじて喰べたユキはともかく、きみたちがためらうなら、と思って試しに喰べてみせただけ」
「言うなれば毒見……?
いや、害が無いのはそもそも僕は知ってることだけど」
夜門 由貴 「毒味…!? そ、そうだったんだ……」
星 毒味か……
星 「……まあ、お前が示したとおり、毒のようなものではなかったな」
野良 九生楽 「まあ、仮に毒でも星殿なら平気そうですがなぁ」
星
「まあ、そうかもしれないな。
よほど変なものでなければ食べてしまえるだろう」
星 強毒性のある星なんていうのもどこかにあるんだろうか……
リード
どうだろう……探せばあるかもしれないね。
流石に止めるだろうけど。
リード 毒で死んだ探索者とか…?
星 止めるのか……なるほど…?
リード
おそらく毒にも勝てるであろうホシならともかく、ほかの人にはね。
こんなところで死ぬことほどつまらないことはないだろうから。
何より僕は案内役だから。
星
なるほど、その何恥じぬ働きをしようという……
案内役、か……
星守 閃理
「強い……。おふたりともお仕事でも関係があるって事でしたけど、普段は何をしてらっしゃるんですか?
あ、ええと、ちなみに僕たちは、うーん……ふつうの学生です」
夜門 由貴 にこ……
星守 閃理 に、にこ……
星守 閃理
この笑ったまま目をそらしてる表情差分ほんとうに「@にこ」なんだけど
由貴ちゃんがその位置にいるとしっかり由貴ちゃんを見てる感じがしていいな。にこ……
星
「普段……僕は……そうだな。
便利屋や運び屋のようなものをしている。文字通り何でもする仕事だな
流石にあまりにも危険な仕事は避けているが」
夜門 由貴
あっ! ほんとだ!
へへ…… わたしも左上を見る差分…?
野良 九生楽
「31の本職は学者……研究者なのですが、無駄にだだっ広い研究所の一角を星殿たちにもお貸ししたり
31にもできることであればお手伝いをしたりしてますなぁ」
星 「ああ。僕はあいにく知識の蓄えがないから……そういった方面ではにゃんこには世話になってるな」
野良 九生楽
「31も偏りがありますがな。星殿とて分野が違うだけではぁ?」
EDUを見ながら(?)
星
「僕は基本的に体を動かす以外のことは苦手だ。
受け身くらいなら教えられるだろうけど……」
野良 九生楽
「そうそう。此処では暴れる機会は無いでしょうが、星殿は本当にお強くて……ねえ……」
蘇るめくるめく戦闘のおもいで
星 にゃんこがいろいろ思い出している……
星守 閃理
「星さんは体が丈夫で体術の心得もあるんですか? すごいなぁ。
それでくうさんは知識面に特化していて……」
「確かに頼りがいのある便利屋さんですね」
星
「うん。他に……交渉担当だったり、色々やってくれるのがいるけど……
……そっちは割愛か。とにかく、まあそれなりにやっていこうとしてるよ」
「……お前たちの方も、なにも全く心得がないわけじゃなさそうだが」
※剣道のことを言っている
星守 閃理 ちら……(由貴ちゃんを見てる 杖もある……
夜門 由貴
えへ…… こっちは立ち回りを習ったとかじゃない……から…?
腕の筋肉はついてても良さそうだけど…(STRむにむに
星守 閃理
「星さんたちは僕たちより少し年上くらい……? で、きっとお若いですもんね。
駆け出しの便利屋さんか……」
「僕たちは護身術というよりは趣味……になるのかな。
剣道を少々嗜んでいる程度です。……ね、由貴ちゃん」
夜門 由貴
「うん! 閃理くんのお家が剣道の道場で……小さい頃から習ってます」
「……欲を言えば、もう少し強くなりたいんですけど……どうしたらいいかとかって、アドバイス……してもらえたりしますか?」?
星守 閃理 とてもかわいい。
星
「………??」
そう言われてもの顔
夜門 由貴 えへ……本当に教えてもらいたいのがちょっとと、お話弾むかなって思ったのと……
野良 九生楽
「んん、星殿がどうやって強くなったか、とかですかなぁ?
込み入った話となるとやや特殊でもあるかもしれませんが……星殿は何かトレーニングなどはされているので?」
星
「……か、身体の扱いを……覚える…?
そうだな、腕力やら瞬発力やらは生まれつきのものがあるだろうから、なんとも言えないが……」?
「手っ取り早いのは専用のトレーナーがいるジムか何かに行って、継続的にトレーニングすることだろうな……」??
野良 九生楽 ひひ、はてながいっぱいですな
星 ??…???(話しながら首を傾げている
野良 九生楽 「へえ~、星殿もジムに通っておいでだったのですか?」
星
「いや、僕は……普通に事務所で体を動かしてたりしたな。
学生だったし……ジムに通うほうが時間とお金を取られてしまうから……」
星 あとこう……ジムの機械類とそんなに相性がよくない気がして……(サイズとか)
野良 九生楽 にゃるほど……
野良 九生楽
「そもそもの素質で殴られて、参考にならにゃいやつですな……。
でもこう、貴殿らも幼い頃から継続しておいでなら、継続することそのものが素質のひとつなのやもしれませんなぁ?」てきとう
夜門 由貴
「そう……ですかね?
そうだったら嬉しいな……」
夜門 由貴 でも剣道、つづけてるの……閃理くん効果もあるからなあ……(じっ
星守 閃理 僕を好きでい続ける(?)才能……??
夜門 由貴
えーっ!!?
ふふ……じゃあその才能は私だけのものがいいなぁ……なんて……
星守 閃理
「確かに、興味を持ったものになら、情熱を注ぎ続けるのは割と得意かもしれません」
由貴ちゃん然り……
星 「……僕だって興味はあったぞ」むぃ…
星守 閃理 えっ……??
夜門 由貴 え? えへへへ……
星守 閃理 あ、いや、星さん……??
星
うん? いや、体を動かすことにだな。
あと僕はそんなに愛想が良くない(ヒント:APP)のでジムのトレーナーとも仲良くなれなさそうな気がしてきたな…
野良 九生楽
「興味へのアプローチの仕方と言いますかぁ……?
……いや何のフォローなのやら」
星 「……そうは言うがにゃんこもそれなりに心得があるだろうに」
野良 九生楽
あれっ APPそんな低かったでしたっけ(素)
無愛想極振り美女……
星 本編のときから低いぞ……。DEXがほしくて…………(DEXと交換しようと思ったが辞めたの意
野良 九生楽
「31は星殿らには再三申し上げました通り、野良猫仕込みのねこぱんち拳法ゆえ~。
やろうと思えばウィル殿でもできる」 徐にウィル殿へてしてし
ウィル 「ぅにゃん?」てしてしがえし
星 「そういうものか……?」
野良 九生楽
31より低いとは知らにゃんだ……その顔面はAPP詐欺ではぁ?
しかし、やはり最初に犠牲になるはAPP──
野良 九生楽
「そこまで興味は……いや護身程度にはあって困りはしませんが
星殿ほど体を動かしたりはしませんし、夜門殿や星守殿のように幼いころから続けている事と言えば……うーん……」
星 そうだな…… 交渉とか絶対向いてないなと思ったし……
野良 九生楽
「……ああでも、写真を撮ったり走ったりするのは人に言えることだし続けてますぞ。
31の副業にも大いに役立ってますなあ。この状況では何もできませんが」
星 「(人に言えることだし…?)そうだな、にゃんこの走りには目を瞠るものがある」
星守 閃理
「ねこはいざという時すばやいから……?」
てしてしし合ってるくうさんとウィルとを見比べる
ウィル 「うにゃん!」ぴょいん! 張り合うように動き始める…!
野良 九生楽 「にゃはは! 飼い猫でもやはりその本能には驚嘆させられますなぁ」
ウィル しゅびびび……
夜門 由貴
「そっか…(?)
そう考えてみるとウィルとくうさんって……似てる…? 猫…?」
ウィル ((=・ω・=三=・ω・=))
野良 九生楽
しゅしゅしゅ……負けませんぞ!
しかしかわいさではウィル殿の圧倒的優勝ですな。
星守 閃理
「えっ ねこ……?
いやいやにゃんこさんはあだ名なだけで、えっ、違いますよね……?」
星守 閃理 さっきから……僕は何を言ってるんだろう……
ウィル にゃーーん…?
夜門 由貴
「にたところがあるから、そう呼んでる……のかも?
思ってたんですけどあだ名で呼ぶなんて、なかよしなんですね」?
星 「なかよし………」にゃんこの方をジッ……
野良 九生楽 「星殿に問われてるのでは? 31は別にあだ名では呼んでないので……」
星
「そうか? じゃあ……うーん。そうだな
なかよしだ」
星守 閃理
「星さん、くうさんは仲間だとも言ってましたもんね。
なんとなく、僕たちとウィルみたいな……」
星守 閃理 えっ……メタ的に見たこの構図本当につらいな……帰った方が良いかな(INT18並感
星
「うん。そんな感じだな。
お前たちとその黒猫も”仲間”、か……」
ウィル 「ぴゃーーん!」
夜門 由貴 な……なんで……?(ぎゅっ…
星守 閃理
「そう。ウィルが加わったのは最近なんですけど
今ここに僕たちがこうしていられるのも、大部分はウィルが居てくれたお陰で……」
ウィル むふーーっ… としている
ウィル
記憶があるのか分からにゃんけど……
褒められてるって思ったにゃん!(意訳
野良 九生楽
いや……本編中前半の31のポジションは言うなればウィル殿だったのかな……
と思いまして……
星守 閃理
しゃ しゃべった……!
かわいい(おやばか)
星
なる……ほ…?
しかし、そうだな……僕たちのことをたくさん助けてくれたな、にゃんこは
野良 九生楽 目的やら信念やらの先に星殿たちがいらしただけですぞ……
星 ふふ……目的地がどんかぶり……
野良 九生楽 きしゃぁ……前編では要らぬ恐怖を覚えましたな……
野良 九生楽 「……そうでしたか。えらいですなぁ、ウィル殿は」
ウィル 「にゃーん? にゃっ!」
星
ちょっと話を整理しようとして……ただまあ人が居てもそこはいいだろうとは思ってな……(過去回想
とはいえそんなに思い悩むな………あれはしようもないことだった……
野良 九生楽
「ウィル殿におかれましては、良き飼い主たちの元で、幸せに天寿を全うしていただきたいものですな」
ひと撫でしてから、振り向いてじっと待っているであろうリード殿に再びついて行く。
ウィル
「にゃーん……ごろごろごろ……
にゃんっ!」てちてちてち……とあるき始める
夜門 由貴
「……! ありがとうございます、くうさん!
ウィルも。すっごく感謝してるよ」
野良 九生楽 31たちがいる2024年~も、少し大きくなったウィル殿がゆきせり殿たちと幸せに暮らしてるのかぁ……(ほこほこ……
ウィル とっとこと…… にゃーーん!!
夜門 由貴 長生きしてほしいね……
星守 閃理
長生きさせるぞ……一緒に長生きする……(スケールがちがう
や! でもTASを経た設定だからウィルも僕たちも実質無敵(?)
夜門 由貴 なるほど……? 死んだらまた、TASに挑むことに……
星守 閃理 絶対転生するニャンだから……(待機姿勢
ウィル にゃーん? シュビビビ(機敏かつ正確な動き
リード
「仲間と、大切な人と過ごす時間、か……」
呟いて、ついて来てる事を確認したらまた歩き始める。
星守 閃理 ふふ。僕たちもいつでも何度でもウィルを迎えるよ。
ウィル にゃうん!(もふもふ…ぬく…
KP 【よっつめの星/星の道の上:夜】
夜門 由貴
ふふ……
そしてメインではリードくんが何かを学んでいる……?
リード
学ぶというよりは、そうだな……
僕も早く案内役終わらせたいな……と思ってる。
この時間が嫌というわけではないけど。
僕もあの人に会いたくなった。少しだけ。
KP
星の道を歩く。
そして、またあなたたちの目の端に特別光る星が映ります。
近づけば、それは先ほど喰べた星のように触れられる距離にあることがわかるでしょう。
大きさはやはり、今までと同じ2センチほど。
けれど先程のような刺々しさはどこにもなく、でこぼこもないきれいな丸い形です。
ほのかに温かいその星は、海の底のような、深い青色に輝いています。
夜門 由貴 うみいろ! みなそこのいろ…
星守 閃理 水底の色……シナリオ通りなんだよね……
夜門 由貴 ほぁ……
夜門 由貴
「今度は……海の色? きれいな色!」
ひとつ手にとって、なんとなくかざすように下からじっくり見ている
星守 閃理 「うん。それも海の深いところみたいな色だね」
夜門 由貴
「どんな味がするんだろう……?
海の底の色の味……」
夜門 由貴 潮の味がしそう…… さわさわ…
夜門 由貴
「……いただきます!」
気になってきたのでぱくっと口に含むよ!
星守 閃理 「まんまるだね……ふふ、僕も。いただきます」
夜門 由貴
はっ…… まんまる……
うまれたばかりのちきゅう…?(?)
星守 閃理 現状4つもある……? それぞれのせかいせん……!?(???)
星
「……なるほど、海といえば海……なのか?
たべてみよう」指で摘んでコロコロしたかと思うと、口へぽい…
夜門 由貴
よ、四人とも違う世界線の人だった…?(?)
それとも私達…? うっ あたまが…
星守 閃理
えっ!? いや、ゆきせりの世界線別ってことかなあなんて……へへ……
やめよっか……
夜門 由貴 へへ…… ヒュン…
野良 九生楽
「綺麗な事にゃぁ間違いありませんな。
どれ、こちらも実食……」
KP <星を喰べる>
KP
あなたたちは星を、自らの口に放り込む。
それを噛めば、かり、と軽い音が口内に響き、塩のような味が舌に伝わるでしょう。
それを呑みくだした瞬間、あなたたちの目が熱くなる。
喉の奥が苦しくて、むしょうにさけびたくなる。
それは絶望にも似た無力感。視界がぼやける。
雫があふれそうになる。
心ぜんぶがはりさけそうで、喉には言葉がつっかえる。
握った拳は、誰の手も守れない。
そのことが、ただ、海に突き落とされたように悲しくて。
けれど直後、それは錯覚のように胸から消えています。
あなたたちの心に残ったのは、凪のように穏やかな静けさだけでした。
【SAN値】回復1d10+5
KP
(※仲間とともにロストした探索者の精神です。
大切な人を想う切なさ、守れなかった悲しみが星の形・味として残っています)
夜門 由貴 1d10+5 SAN回復 (1D10+5) > 2[2]+5 > 7
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 76 → 83
星 1d10+5 SAN回復 (1D10+5) > 9[9]+5 > 14
星守 閃理 1d10+5 【SAN回復】 (1D10+5) > 9[9]+5 > 14
system
[ 星 ] SAN : 42 → 56
[ 星守 閃理 ] SAN : 75 → 89
野良 九生楽 1d10+5 【SAN回復…??】 (1D10+5) > 1[1]+5 > 6
system [ 野良 九生楽 ] SAN : 98 → 104
野良 九生楽
「…………」
いつの間にか握りこんでいた手をぐーぱーしている
星
「…………」
一瞬胸の奥が傷んだような気がして、それが気のせいだと知って息を吐く……かな。僕は泣かないぞ。
強いので……
夜門 由貴 「……………」ぶわーーっ……(ぺしょ…
夜門 由貴 なきがおさぶんがなかったよ……
星守 閃理
「! ゆ、……」
名前を呼びかけて、でも他の人に見られるのも何かなと思い
そっと顔を隠すように抱き寄せる……?
夜門 由貴
静かに閃理くんに抱きついて涙を流してる……かな。
今側にいられることが嬉しいけど、寂しくて辛かったときのことも思い出して……
星守 閃理
「……うん、うん」
何を言うでもなく、頷きながら背中をさすって……落ち着いたらみんなの後ろをついて行くかな。
夜門 由貴 いのいちばんに食べたのに……へへ……(ぼたぼたぼた…
夜門 由貴
「……うん、ごめんね……
ありがとう、閃理くん……」小声でもしょもしょしてる
落ち着いたら、手をつないで一緒に行こうとすると思う。
星守 閃理
一番に食べたからこそじゃない?
最初にその味を知ってさ……(手で由貴ちゃんの涙をぬぐいながら……
星守 閃理
しっかり繋いで前を向こう。
傍らにいるウィルにも大丈夫だよと目線を投げかけて……進む。
ウィル
てちてちてち……
ゆきちゃんの足元にスリッ…としてから先導していく
星守 閃理 うーーんかわいい(おやばか)
夜門 由貴
「わ…… ふふ、今足にウィルが触ったよ」
にへ… と落ち込みながらも軽く笑って閃理くんの方を見る
星守 閃理
「ふふ……ウィルは僕たちにとって、今でも道を照らしてくれる灯だね」
眉尻を下げて微笑み返す。
KP リードはあなたたちが星を喰べ、落ち着くまでを見守ったあと
リード 「もうすこしだから。先へ進むよ」
KP と言って再び歩き始めます。
夜門 由貴
「うん! 最後まで……よろしくね」
トコトコついていきます
野良 九生楽
「少ししょっぱい、涙の味でしたなぁ……」
誰に言うでもなく呟いて、おそらく夜門殿や星守殿よりは前を歩いているのやも。
星 僕も……ゆっくりついていこう。
KP 【星の道の上:夜】
KP リードとともに、あなたたちは道を歩いて行く。
リード 「もうすぐだよ」
KP と、リードはこれまでと変わらない、静かな声で言います。
リード 「もうすぐ、月に着く」
KP
星屑を、星の道を踏みしめる音。
夜の空は輝きつづけている。
あなたたちを迎え入れるように、みちびくように、星たちはまたたいている。
リードは今まで以上に口数が少なくなっている気がするけれど
声を掛ければ返事はしてくれるでしょう。
共に歩く仲間と話を交わしてもいいかもしれない。
星 口数が少なく……?
夜門 由貴 もうすぐってきいて、さがしてみるけど……月は見えますか…?
リード
ホシと一緒のようなものだよ。僕は基本、話しかけられないと話さない。
なんか勝手に喋らされてるだけ。
夜門 由貴 勝手に喋らされてるだけ…… はわ……
KP 【月に到着/星の道の上:夜】
KP
あなたたちは歩く。
星の道を。夜空の中を。
そしてあなたは、見つける。
星よりもひと際輝くそれは、いつもあなたが見ているように上空にありました。
満月でもなく、半月でもなく、それは三日月。
リード 「着いたよ。ここが終着点だ」
夜門 由貴 「……着いた…! 三日月…」
夜門 由貴 今日…?・ω・
星守 閃理 確かに今日っぽい……??
リード
「そう。この月の光をあびながら、僕が呪文を唱える。
そうすれば、きみたちは元の世界に帰ることができる」
星
「この状態で、さらに月に行くというから……
触れるくらい近くに行くのかと思ったが、いつもどおりに遠くにあるんだな」
見上げている
野良 九生楽
「確かに……?
このように高い位置にあって、今まで見えなかったのが不思議なものですなぁ」
星
「ああ。けど……この中にあって、やっぱり月は一番眩しいんだな」
すこし目を細めるなど
星 まぶしい……食べられる…?(ピーン
野良 九生楽
手が届かにゃ……
いや、星殿なら……??(??)
星
ふふふ、冗談だ。
帰れなくなったら困るからな…
星守 閃理 「ここではどうか分からないけど、やっぱり太陽の光を受けて輝いているから、ですかね……」
KP めいめい月を見上げていると、リードが話しかけてくる。
リード
「……ねえ、この世界はどうだった? つまらなかった?
星は美味しかった?」
夜門 由貴
「最初はびっくりしたけど……楽しかったよ!
星も……いろんな味がしたけど、美味しかった」
星守 閃理
「うん。つまらないなんてとんでもない。由貴ちゃんやウィルは勿論、星さんやくうさんも良い人だったし……
星なんて滅多に食べられるものじゃないしね。珍しいし、美味しかった」
野良 九生楽
「確かに色々と興味深くはありましたなぁ。
この空間の全てを理解するには、時間も環境も足りませんが……楽しませていただきましたとも。星殿たちと一緒に、ですな」
星
「そうだな……僕も皆と一緒に楽しめた。
まず、星に触れる……という経験が稀有なものだからな。食べることになるとは……思わなかったが」
「どの星も……味わい深かった」
夜門 由貴 「ちょっとだけ悲しくなっちゃったけど……私はあの塩味のお星さまが好きだったな」
野良 九生楽
「最後の星は綺麗な星でしたな!
31は、強いて挙げるならやっぱり王道の甘いやつですかにゃぁ~」
ウィル 「にゃーん にゃーーん!!」何かを主張している……
野良 九生楽
「うん! ウィル殿にも安心して召し上がっていただけた味、ですぞ!」
勝手に解釈──
星守 閃理
「苦いのと辛いのは、冷たかったりあたたかったりしたのが面白かったね。
見た目は海色がダントツだけど、味は結構、辛いのもくせになったかも……」
星守 閃理 と、かつてのロスト理由になぞらえてみるなど……
夜門 由貴 ふふ……どれも気に入った…?
星守 閃理 うん。まあ、これにはいろいろと。
KP リードは明るい夜の瞳であなたたちそれぞれをじっと見つめたあと、小さく口を開きます。
リード
「……エジプトにいる聖職者は、月を『宇宙の母』と名付けたそうだね」
「『月は湿気を与え、妊娠させる光を持ち、生ける者の誕生と植物の結実を促進する』からだとか」
「でも同時にローマの宗教は、『正しい者の霊魂は月で浄化される』と啓示した」
「彼らの言葉は、正しくないようで正しい。
月には、きみたちが思っている以上の力がある」
「――たとえば『死んだ者の精神を【星】に変形させる力』とかね」
193 ひぇ…
KP
月の光が、あなたたちとリードを差す。
リードは、淡々と言葉を続けます。
リード
「ねえ。きみたちは『精神』と『魂』の違いを考えたことがある?」
「人間は天国だとか地獄だとか、輪廻転生だとか、そんなものを信じているみたいで、実際にそうしてきた人もいるみたいだけど……
そこに行くのは『魂』だけだよね」
「人間は死ぬと、『魂』がその身から離れる。
それじゃあ【精神】はどうなるか――」
KP リードは小さく、息を吸う。
リード
「精神はね、体に残るんだ」
「心臓が止まろうと、脳が機能しなかろうと、精神はその身に残存する。
ただ、ぴくりとも動かなくなるだけで」
「……たまに夢の世界へ飛ばされる精神もあるようだけれど。
それはまあ置いておいて」
「その機能しなくなった精神を、『生きている人間』に活かしたいと考えた神がいるんだ」
KP (※ヒプノスのことです)
リード
「かの神は、なんでもかんでも変形させる力を持っていてね。
更に月の光を利用して、『肉体が死んだ人間の精神を【星】に変形させる』ことに成功したんだ」
KP
そう言って、リードはそれらを指さします。
夜空にまたたく星。輝きを放つそれ。
あなたたちが口にし、噛みしめ、呑みくだしたもの。
リード
「この星を喰べて、体内に消化する」
「そうすることで、『きみたちは肉体的に死んだ人間の精神――
他人の正気を、自分の正気として消化することができたんだ』」
「星を喰べたあと、自分の精神が安定するような感覚があっただろう。
それは、きみたちの正気が取り戻されたからだよ」
夜門 由貴 自身から邪悪を感じる……
星守 閃理 邪悪……? 祓……?
KP
あなたたちがどんな反応を示そうと
リードは特別な表情を浮かべることもなく、商品を説明するように淡々と言葉を紡ぎます。
リード
「きみたちのように、不可思議な現象に巻き込まれ、正気を摩耗する人は案外たくさんいてね」
「死んだ体とともに火葬され、朽ちていくくらいなら――
精神を星にして、生きている人間の中に『消化』される方が、魂も救われるのではないか……」
「そう思って、かの神はこんな空間を作ったらしい。
『星喰み治療(ほしばみちりょう)』なんて名前を付けていたっけな……」
「まったく、暇な神もいるものだよね。
わざわざこの僕を案内役なんかにして」
夜門 由貴 「星喰み治療……」なんとなく、自分ののどを触る…
KP リードはひときわ輝いている月を見上げ、つぶやくように言います。
リード
「治療はここで終わり。
あとは覚醒世界に戻って、元の日常に戻るだけ」
「――だから」
KP
そう言って、明るい群青色の目が、月からあなたたちに移される。
小さな手の平を差し出したかと思うと、そこにふわりと何かがきらめきます。
それは星の輝きではなく、月の光。
あなたたちがひとつ瞬きしたあと、リードの手にあるのはいくつかの小瓶でした。
手の平サイズのそれは、夜明け前のように深く暗い、紺色のガラスでできています。
木のコルクで栓がされており、中には何も入っていないようです。
正確に数えるならば、よっつ。
ひとりにひとつずつ、小瓶をあなたたちに渡してきます。
夜門 由貴 「……? リードくん、これは…?」
リード
「これはただの蛇足で、おまけでしかない」
「でも、きみが、きみたちが望むなら」
「ここで、きみたち自身の正気を【星】に変えて、その小瓶に入れて、持って帰ることができるよ」
KP
明るい夜の瞳に、あなたたち自身が映る。
リードはどこか興味深そうに、あなたたちを見てそう言います。
夜門 由貴 ふえすぎたら、丁度いいくらいに減らして持ってかえるってこと……なのかな…?
KP
<星の生成について>
・ここで探索者は、任意で【自らのSAN値を好きなだけ消費することで星をひとつ生成することができる】
・たとえばSAN値50の探索者がSAN値を20消費して星を生成した場合、探索者はSAN値30となる。
星はSAN値1でも90でも生成できるが、できる星の数自体は1つである。
その1つの星に消費したSAN値が詰め込まれることになる
・SAN値を5以上消費した場合でも一時的発狂の判定は行わず、不定の狂気もなしとする
・これはアーティファクトとして持ち返れるものであり
【星を喰べることで生成の際に消費した分のSAN値の分だけ回復することができる】
自分が作ったものでも、他の誰かが作ったものを喰べても回復可能。
ただし【SAN値0になった探索者には効果がない】ものとする。
(正気が全て尽きた精神を回復させるほどの力はなく、ロスト救済にはなりえない)
・現在SAN値を全て【星】に変化させることもできる。
ただしその場合、SAN値0=ロストになる。
リード
「きみたちが自分の正気を星に変えたいというなら、月の光に小瓶をかざして、こう唱えればいい」
「――【星に昇華する】」
「……まあ、さっきも言ったけれど。これはどうしようもなく蛇足でおまけだ」
「僕が気まぐれで、きみたちに選択肢を与えているだけ」
「いらないなら、その小瓶も適当に投げ捨ててくれればいいよ」
夜門 由貴
「そっか……そんな事ができるんだね」
「……………! あ、じゃあ……閃理くん……」腕を掴んで端っこに連れて行ってこそこそ話をし始める……?
星守 閃理
「うん? どうかした、由貴ちゃん?」
こそこそ……?
夜門 由貴
「えっと……えっとね……
お星さま、作りたいなって……そしたら、閃理くんにあげるね」??
193 人の精神をむしゃむしゃした後に言うセリフではないVSでもあげたい……
けみかえる ざっくり言うと、ロストした人の精神ですから……ね?(?)
193
へへ……ですよね
でも思想は間違ってないから……多分表情が違うんだな…
星守 閃理
「……驚いた。同じ事を考えてたなんてね」
「僕も、僕の星は、由貴ちゃんにあげたいな」
夜門 由貴
「えっ…! ほんと…?
……やった」
「本当はこんなふうに喜んじゃいけないのかもだけど……でも、やっぱり嬉しいな」
星守 閃理 僕、今ちょうどぴったり上限なんだな……
夜門 由貴
は、はわ……そうなんだ……
ぜんぶつかわないでね…
星守 閃理 使わないよ。一緒に帰るんだから……(ぎゅ……
夜門 由貴 よかった…! ぎゅっぎゅ……
星 僕がここで全て使い切って星になったら上手いことになってしまうな……
野良 九生楽
…………(全部使って星殿にあげるのもありかにゃ~なんて考えてたこともありました、の顔)
でも何にせよ、いっぺんに104もいらにゃいな……
星 ジッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野良 九生楽
でも!! 一部はあげますからな!!! その為に同行したんですぞ!!
とりま20以上は減らさにゃいと……
星
そうなのか…?
なる……ほど……? じゃあ僕のもあげるか(?)
野良 九生楽 えっ……?? ええと、うん、1とかでいいですからな……??
星守 閃理 「僕も。僕の正気……意識の一部を、共有できる気がして、嬉しいよ」
夜門 由貴 「ん! ふふ……これで一心同体になれるかな?」
星守 閃理
「無い事を願うけど……いつか精神がいよいよ疲弊して喰べなくちゃってなる時まで、いつでも大切に持ち歩くよ。
由貴ちゃんの星」
野良 九生楽
「おふたりは、こそこそ何の話をしているんでしょうなあ」
少し呆れ気味に
星
「……さぁな
しかし、星を作る、か……」
はしゃいでいるのを横目に、自分も作ってみようかなと思い、空き瓶を見てみる……。
野良 九生楽
「……にゃ、にゃーにゃー、それより星殿……
最近星殿ったら随分お疲れのご様子ですから……」
星殿の服の裾をちょいちょいしつつ……
「み、31製の星でも喰べて、元気を出してはいかがですかな?
ほら、なんでしたか、旅行? も近いことですし……」
目線がうろ……うろ……
星
「……なるほど?
にゃんこの方からそんなことを言ってくるとは思わなかったな」
「……けど、そうだな。
僕も星を作ってみたいと思ってたんだ。交換して二人で食べよう」
野良 九生楽
「! いいの……?」
「……いや、うん。31は何となく有り余ってるからいいですが
星殿は削り過ぎには注意するんですぞ」
星
「もちろん。僕だって僕の限界はわかってるさ」
「……にゃんこが作った星ならきっと美味しいだろうな」
野良 九生楽
「ひぇ……また恥ずかしげもなく……。
31の正気の味とは……いや、深くは考えますまい」
「魔術の才はてんで無い31ですが、これくらいなら……!」
息まいて瓶に向き直る。
星 (はりきってるな……?)
KP <SAN値を一部消費して星を作る>
星
それじゃあ、僕も作ろう。
……… 。
KP
「星に昇華する」と、あなたたちは唱える。
月の光が、あなたたちに降り注ぐ。
ふいにあなたたちの瞳から、ぽろんと、何かがこぼれた。
それは雫。
それは、涙と呼ばれるもの。
そう思ったのに、きらりと小さな光を放つ。
その直後、あなたたちが今まで喰べたものと同じ星へと変化する。
その形は、その温度は、その味は。
あなたが思い描いたもの。
あなたから昇華された、ひとつの星。
それは夜の色をした小瓶に吸い込まれていきます。
小瓶を見れば、中で星がまたたいているのがわかるでしょう。
ここで、望んだ分のSAN値を消費させてください。
夜門 由貴 いくつにしよう……
星守 閃理 折角だから由貴ちゃんと同じにしようかな。なんとなく──
夜門 由貴
にじゅー……さんじゅー…? ふふ? ほんと?
choice[20,30] SAN値 (choice[20,30]) > 20
それじゃあ……20!
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 83 → 63
星守 閃理 ふふ、わかったよ。
星 僕は……せめて10…? 食いでがあったほうがいいだろうし……
system [ 星守 閃理 ] SAN : 89 → 69
野良 九生楽 ふんふん……? では35くらいは減らしても問題ありませんな。
星
えらい減らそうとしてるな……
ぼくはそもそも上限が69? くらいだからな
野良 九生楽 え? だって……SAN多いですし……
星
そうだな…あふれ…?
うん、まあにゃんこから貰える気持ちだと思ってありがたく食べるよ
system
[ 野良 九生楽 ] SAN : 104 → 69
[ 星 ] SAN : 56 → 46
KP
作った星の小瓶は、自分の好きなように扱えます。
自分で持ち返ったり、誰かに渡したり、帰ってから誰かに届けたり、あなたが好きなように決めてかまいません。
あなたが望むのであれば、小瓶から星を出して、この空間に留まらせることもできます。
……もう、決まってましたね。
KP あなたたちの様子を見ていたリードが、月を見上げます。
リード
「……それじゃあ、これで本当に最後だ」
「きみたちを、元の世界へ戻してあげよう」
KP
リードはそう言うと、月の光を浴びながら何やら呪文のようなものを唱え始めます。
すると、星の道から渦のように、何かが形成されていきます。
あなたたちが数回瞬きをしたあとに現れたのは
あなたたちの中で一番背の高い星さんでも、その背丈の倍ほどはある大きな門でした。
扉には星のマークが刻まれています。
リード
「この門をくぐれば、それぞれ元の世界に帰れる」
「ああ、もちろん僕もくぐるよ」
「これで案内役は終わりだからね。
……どうせ、またやらなきゃいけないんだろうけど」
KP
肩をすくめながら、リードは門の扉を開けます。
中は夜明けの日差しのように明るく、その先は真っ白で何も見えません。
夜門 由貴
「ここから……」
「それじゃあ、お別れなんだね……
リードくん、ここまで連れてきてくれてありがとう!
星さんやくうさんも、ご一緒できてよかった……」
「おふたりとも日本人……ですよね。
それなら、また会えたりするのかな」
「リードくんは……この姿にさせられてるってことは、本当はその姿じゃない……?」
リード
「そうだね。これは案内役の姿だから。
でも、見た目なんて些細なことさ」
KP リードは当然のように言ってのける。
野良 九生楽
「夜門殿に星守殿、そしてウィル殿。
こちらこそ世話になりましたな。道中のお喋りにふれあいに、中々楽しかったですぞ」
「そうですなあ……今まで貴殿らとお会いした事は無いでしょうが
こうしてここでご縁があったという事は、もしかしたらまたどこかで出会う可能性もあるのやもしれませんな」
野良 九生楽 31と星殿たちのように、にゃ
星
「そうだな……生きている限りはどこかで巡り合うこともあるだろう。
僕はよく色んな場所に行くから……その先であうこともあるかもしれない」
「……元気で。仲良くな」
ウィルをひとなでする。
ウィル 「にゃー」
星守 閃理
「ふふ、ありがとうございます。……星さんとくうさんも、どうかお元気で。
またお会いする事があれば、その時はよろしくお願いします」
夜門 由貴 「えへへ……それじゃあ、またいつか」
リード 「行くよ」
KP
リードはなんてことないように、あなたたちとともに門をくぐります。
そこには星も月もない。
夜明けを歩いていると、あなたたちの耳にはリードの声が響きます。
リード
「……本当、物好きな人間だね」
「散々へんてこな目に遭っているのに
それでもあんな世界に戻りたいなんて。生き続けたいなんて」
「きみたちのいる現実だって、誰かが見ている夢かもしれないのに」
「……それでも、それでもきみたちは生きていくんだね」
「だからこそ、僕も彼を愛してやまないのかもしれない」
KP (※とある医師のことです)
リード
「ああ、ごめんね。今のはひとりごと。
きみたちの物語には、何ひとつ関係のない話さ」
KP
声はどこか子守唄のようにも聞こえ、あなたたちは自身のまぶたが重くなるのを感じます。
夜明けを踏みしめる感触が、自分の肌の温度があいまいになる。
そして、再び子供の声が、あなたの鼓膜に小さく響く。
リード
「喰べたものは消化される」
「きみの中に残るのは必要なものだけ」
「――それをまたすり減らすかどうかは、<きみ>が決めることだよ」
KP
その言葉はまるで、自分に向けられたものではないようで。
けれどそれは自分に、自分の中の誰かに、投げかけられたような気もして。
星がまたたく。
夜がおわる。
あなたの意識は、暗転する。
…
……
…………
KP 【あさひ大学病院の病室:朝】
KP
まぶたに、光が差す。
あなたたちがまぶたを開くと、目の前に映るのは真っ白な天井。
そこはどうやら病院のようでした。
あなたたちは、それぞれの時代に戻り、やわらかなベッドの上に眠っていたようです。
ぼんやりとした寝起きの頭。
そのそばで、男性の声が聞こえてきます。
医師
「おはようございます。目を覚まされたようですね」
「ここは病院です。【あさひ大学病院】という名前でして」
「あなたたち、道端で倒れていたところを病院に搬送されたんですよ。
診察したところ、どうやら過労のようです」
「今日はゆっくりしてください。
午後から改めて検査をして、異常がなければ退院していただいてかまいませんので」
KP 男性は医師なのか白衣を着ており、そう話すと、あなたたちが声をかける暇もなく病室を出ていきます。
KP
(※ヒプノスです)
<【星】を作った場合>
夜門 由貴 過労…… はわわ…
KP
あなたたちがめいめいベッドの上で身じろぎすると、自身のこめかみに何かが当たります。
枕元に置かれていたそれは、あの月の下で作り互いに贈り合った、星の入っている小瓶でした。
夜の闇色をした小瓶の中で、ひとつの星がまたたき続けています。
その後やってきた看護師に話を聞くと、どうやらあなたたちが道端で倒れてから一晩が経過しているようでした。
星の小瓶について聞いても、誰も知らず心当たりがないと言われるでしょう。
星の道を歩いたあの時間が現実だったのか。
はたまた、ただの夢だったのか。
そんなことはさておき、時間は過ぎていきます。
言われた通り午後に検査を受けると、体に異常はなく疲労も回復しているため、あなたたちは無事に退院することになります。
【エピローグ:夜】
外に出れば日はすっかり沈み、夜の静けさが世界を包んでいました。
天気は晴れのようで、雲もそれなりにあるけれど、星もそれなりに見える。
そんな普通の空が、それぞれの時代で同じように、あなたたちを見降ろしています。
夜門 由貴
「……星だ……
ずいぶん遠くなっちゃったけど、やっぱり綺麗だな」
夜空を見上げながら
星守 閃理
「うん。星の道を歩いて、星を喰べて……
夢のようだったけど、由貴ちゃんたちと経験したって事実は変わらないね」
夜門 由貴
「うん! 楽しかったし……すっごくきれいだったね…!」
「ウィルは目が覚めたら居なかったけど……お留守番かな
早く帰らないと」
星守 閃理
「ふふ。ウィルは過労とか知らないくらい元気いっぱいだろうからね。
一緒だったのは嬉しかったけど、一晩経っちゃってるから……心配してるだろうな」
「でもまあ、お互いそれなりに疲れてたみたいだし……
急がずゆっくり帰ろう? しっかり手を繋いで、ね」
すでにつないでいる手を更にきゅっと握って微笑む。
夜門 由貴
「……! ……うん。ゆっくり……一緒にかえる!」
暖かさに包まれた手をぎゅっと握り返して、微笑み返すよ。
KP …………
野良 九生楽
「たまにゃ~こうして、のんびり歩いて帰るのも悪くないものですなあ」
多分バイクも無いし……?
星
あったとしても置いて帰ったりはしないぞ
「そうだな……。まさか病院で目をさますことになるとは そういえば倒れたんだった……」
「……星が……遠いな。夢みたいな……ほとんど夢のようなものだったが」
野良 九生楽
「ひひ。でもここに星ならまだありますぞ。
思い出としてしっかり写真に収めてからいただかねば……」
いただいた小瓶を振ってみせる。
星
「ああ……そうだったな。
ご飯を食べてから……研究所の方に行くか?」
懐から小瓶を取り出して眺めつつ……
野良 九生楽
「ええ、そうしましょう。
31たちはどうやら思っていた以上に疲れていたようですので。ごちそうでも食べて英気を養いましょうぞ」
星 「ごちそうか……何が食べたいんだ?」
星 焼き肉とか寿司とかか…?
野良 九生楽
「え! 別に31は食べられればいいのでこだわりはにゃぁですけども……
星殿のお好きなオムライスでも?」
星
「ごちそう……ごちそうといえばまあ、そうか。
それじゃあ行き先はコ◯スだな」
野良 九生楽
「ひひ、結局いつもの……ですな」
「ま、まあ~?
こういうのは何をいただくかも重要ですが、誰といただくかも重要ですから~?」
わざとらしく嘯きながら、少しだけ歩調を早める。
「にゃーんて、へへ……」
星
「……? ああ、そうだな。
くうとの晩ごはん、楽しみだよ」
「今日は変わったメニューでも頼んでみようかな」るん……としている
野良 九生楽
「お。いいですなぁ。
季節限定メニューなど狙い目かもしれませんぞ」
少し先を進んでいた状態からすっと再度横に並んで、いつもの場所への道を歩き始める。
KP 【エンディング】
KP
あのとき喰べた星の味や感触を。
これからも覚えているか、忘れていくのか。
それはあなたたち次第だけれど。
今、あなたの体の中、心のどこかで。
星が、きらりとまたたいて。
あなたは、あなたの道を歩いていく。
――この世界を、生きていく。
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
「星を喰む」エンドA
全生還でシナリオクリアです。
お疲れ様でした!
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
星
お疲れさまでした。
生きて帰ったな
野良 九生楽 お疲れ様ですぞ~。
夜門 由貴
えへ……お疲れさまでした!
おそろいのおみやげができてちょっとうれしい……
星守 閃理
ふふ、お疲れ様でした。
僕たちにとってはシナリオ上では初めてのおそろいのおみやげだね……
夜門 由貴
うん! いつか食べなきゃ(?)だけど……
しばらく……できればずっと持っておきたいな
KP
★シナリオクリア
・SAN値報酬
探索者として生還1d5
・アーティファクト【星の小瓶】(シナリオ内で星を作った場合のみ)
小瓶の中の星を喰べることで、生成の際に消費したSAN値の分だけ回復することができる。
(星は1つだけなので、SAN値を分割して回復させることはできないものとする)
星の形・色・味は探索者が好きに決めていい。
消費したSAN値は各自でメモしておくことをお勧めする。
これは自分が作ったものでも、他の誰かが作ったものを喰べても回復できる。
ただし【SAN値0になった探索者には効果がない】ものとする
(正気が全て尽きた精神を回復させるほどの力はなく、ロスト救済にはなりえない)
KP
KP
■真相・シナリオの経緯
神話的現象に見舞われ、正気をすり減らしてきた探索者たち。
他のシナリオ通過直後でも、しばらく経った後でも構わない。
精神が摩耗されたことによって疲労した探索者は、ふいに倒れて気絶してしまう。
そんな探索者が運び込まれたのは、なぜか神話生物がよく集っている「あさひ大学病院」という市立病院だった。
あさひ大学病院には、ヒプノスという神話生物が人間に擬態して滞在している。
ヒプノスは神話的現象に見舞われたことにより、死の末路を辿る探索者たちを多く目にしてきた。
その悲劇を憂い、「死」をくつがえすことはできなくとも、せめて【生きている探索者たちの正気を回復させる手段】がないか模索した。
そこでヒプノスは自身の魔力と月の光の魔力を合わせることで、【肉体的ロストした探索者に残存した正気度を【星】に【変形】させ
それを【喰べる】ことによって生存している探索者の正気度を回復させる治療方法「星喰み治療(ほしばみちりょう)」】を構築したのだ。
精神的疲労で倒れ、あさひ大学病院に搬送された探索者たち。
ヒプノスは、探索者たちの正気度が著しく減少していることを察知。
そして、探索者に「星喰み治療」を施すことに。
本シナリオで登場する「星の道」は覚醒世界とドリームランドの狭間に存在する空間である。
ヒプノスが管理している場所でもあり、そこへ探索者を送り込んだ。
そこで神話生物・コスは案内役<リード>を名乗り、星を喰べるよう促しながら、月の下まで探索者を誘導する。
ヒプノスの目的としては、【探索者が星を喰べることで正気度を回復させる】ことである。
月の下まで探索者を誘導させるのは、
「月の光」が探索者たちを覚醒世界へ戻す魔力の源となっているためだ。
そのため「星の小瓶」については、コスが勝手に作って探索者に差し出しているものである。
コスは人間に興味があり、【探索者が喰べた星の真実、そして「星を自ら生成できる」ことを知るとどのような選択をするか】を
見てみたいだけだ。それ以上も以下の理由もない。
ヒプノスはコスがそのような行為をしていることに気がついているが、ヒプノス自身、人間の思想や動向には大変興味がある。
彼らがどんな選択をするのか見届けているのは、ヒプノスも同様である。
星喰み治療について探索者は事前に知らさておらず、ヒプノスの独断によって行われているものである。
今後この治療方法がどのように活用されていくのか、探索者が知る手段はない。
■NPC
・案内人<リード>
10歳ぐらいに見える子ども。
正体は神話生物のコス。
性別は決まっておらず中性的な見た目。
(本来のNPCとしては)菫色の髪+群青色の目+紺と黒のローブ+裸足。
今回は菫色がかった金髪に星空色の目。
「リード」の由来は「Lead(導く・案内する)」及び「Read(読む)」。
案内人はあくまでこの物語の読み手であり、主人公は探索者たちであり、書き手はプレイヤーである。
■神話生物
・ヒプノス
探索者たちを夢の世界へいざなった張本人。普段は人間に擬態してあさひ大学病院に滞在している。
コスを案内人に指名し、子どもの姿へ変形させている。
・コス
案内人<リード>の正体。
あさひ大学病院のとある医師を気に入り、加護を与えている。
彼(とある医師)のそばに居座り続けられることを条件に、ヒプノスに命じられて案内人の仕事を命じられている。
そのせいで彼と一緒にいられる時間が減っているため大変不服。
■アーティファクト<星の小瓶>の意図
本シナリオは比較的多すぎるくらいSAN値回復できる設定にしています。
「もう少しSAN値低めの方が、今後別のシナリオに行くとき楽しいかも…」と思うPLがいるかもしれません。
その際「星の小瓶」という形でSAN値を<貯金>しておき、今後またSAN値が減ったときの回復用にしてもらえればと思います。
PLが星を作る理由がわからず「?」となってしまった場合、この意図を伝えてしまってもいいかもしれません。
また複数人で通過した場合は互いに作った星の小瓶を渡し合ったり、お土産として自分で作ったものを持ち返ったり……等
あくまでリードが用意した「蛇足でおまけ」の存在でもあります。
KP
KP
【成長】
◆夜門由貴さん
クリチケ 1