けみかる こんにちは、お疲れさまです!
193
こんにちは!!
おつかれさまです~~!!
星守 閃理 もうすぐ誕生日か……。
193 来て……しまいましたね、今日という日が…
けみかる
来ちゃいましたね……へへ……
え~~うれしい
お部屋がかわいい 由貴ちゃんがかわいい~~~!!
閃理よりはしゃいじゃう……
193
おめかしを……! お洋服もそうなんですが、髪型を…? ですね……!
へへ…… うれしい……
髪型……おさげがすきだっておっしゃってたので…?(おそらく秘めてのあの子の分
けみかる
そう! PLが好きなんですね~~
閃理は由貴ちゃんがどんな髪型しててもすきです
すきです……かわいい……
193 やったぁ…… では… ゆっくり始めていきましょうか! 緊張…
けみかる
はい!! RPアドバイスあればばんばんお願いいたします!!
本日もよろしくお願いいたします~~
193 はい! よろしくお願いいたします! ではでは……
KP
COCシナリオ
『100万回目のハッピーバースデー』
本日は変則的に、
星守閃理くん/藺草
夜門由貴/けみかえるさん
の4人でお送りしていきます!
よろしくお願いいたします!
【特記事項】
PLがKPCのキャラシを使いKPCのRPをして、KPがPCのキャラシを使いPCのRPをする特殊なシナリオです。
シナリオ中、PLの疑問をPCに反映してRPして構いません。
予めPCPL間が、お互いのPCが普段どのように話すか知った上でシナリオをプレイして下さい。
星守 閃理 よろしくおねがいします
夜門 由貴
どきどきするね。
よろしくおねがいします!
193 はずかしい うれしい
けみかる えへへ……新鮮……!!
KP
どうしてこうなった?
人々の叫び声と、倒れる座席、止まない耳鳴り。
彼らは皆、逃げ惑いながらも、四肢を歪めて溶けていく。
伸ばした手は指先からどろりと肉塊へと変わる。
赤く染まる目の前で、誰かがあなたの名前を呼んだ。
??? 「―――!」
けみかる らぶいずぶらいんど……
KP
着信の音で目が覚める。
12/19、深夜二時。
夜門由貴、あなたの自宅。
暗い室内でスマートフォンの液晶が白く光っている。
画面を見れば、星守閃理という文字が浮かんでいた。
夜門 由貴
「んぅ……せんりくん!?」
出ます!
星守 閃理
『もしもし、由貴ちゃん?』
『ごめんね、こんな時間に……もしかして寝てたかな…起こしちゃった……よね?』
夜門 由貴
「ううん、大丈夫!
閃理くんこそこんな時間に珍しいね。どうしたの?」
星守 閃理 『それが…… ううん、ちょっと説明がしづらいな…』
夜門 由貴 あたりさわりの無い事しか言えない……
星守 閃理
『えーっと、少し来て欲しいところがあるんだよね。今から出られる?』
『今車で向かってる。もう少ししたら着くんだけど』
夜門 由貴
「今から……」
「うん、分かった。着替えて待っておくね!」
星守 閃理 『うん、そう…… やっぱり… え? いいの?』
夜門 由貴 こんな夜中に閃理くんに会えるなんてうれしい!
星守 閃理 『よかった……うん、お出かけできる格好をしておいて』
夜門 由貴
「うん。だって閃理くんももう向かってくれてるんでしょ?」
「気を付けて来てね」
星守 閃理
『う、うん。まあそうなんだけど… でも、夜遅いし』
『ありがとう、じゃあ、また後で』
夜門 由貴 「うん……!」
KP プツ、ツー、ツー、ツーという音がして電話が切れる。
KP かぶっちゃったでござる
夜門 由貴 大丈夫だよ!
KP 電話が切れた後の画面を見るとメモ機能が開きっぱなしである事がわかる。
夜門 由貴 なんだろう、見てみようかな?
KP
はい、ではスマートフォンのカレンダーアプリとその日付に付けられるメモ機能には、
・明日、12月20日が星守閃理くんの誕生日であること
・閃理くんにプレゼントを渡す事
が書かれています。
アイデアどうぞ
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 64 > 成功
夜門 由貴 やった、成功したよ!
KP ではあなたは、プレゼントを渡す、とは書いてあるものの、何を渡すのか全く思い出せないことに気がつく。
星守 閃理 初ダイスやったね! 由貴ちゃん!
夜門 由貴
「そうだ、明日は閃理くんの誕生日だった! ……」
「あれ、でも私、何をあげようと思ってたんだろう……?」
夜門 由貴 ありがとう! 閃理くんに関することだからかな!
KP
考えても考えても、思い出せないだろう。
首をかしげながらその文面を見ていると、メールの画面も、別のタブで同じように開いていたことがわかる。
夜門 由貴
「うーん、うーん……あ、メールも開きっぱなしだ」
見てみるね
KP メールボックスには、昨日来たばかりのメールが入っています。
KP
(メール)
夜門 由貴 様
このたびはご予約いただき誠にありがとうございます。
家電量販店バベルです。
数ある店舗の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございます。
本商品は、12月19日入荷の予約販売商品となります。
以下の内容でご予約注文をお受けいたしましたのでご確認をお願いいたします。
<注文情報>
[受注番号] ○○○○○○○
[お支払方法]現金
[購入品]液晶テレビ
価格:40800(円)
ご予約いただきました商品は店頭にて受け取りとなります。どうぞよろしくお願いいたします。
家電量販店バベル
URL:http://www.***.co.jp
KP 既読である。また、URLはクリックできるようだ。
夜門 由貴 テレビ?
夜門 由貴
メールに覚えはあるのかな?
とりあえず、URL飛んでみようかな。
夜門 由貴 うーむ、つまりこのRPはお互いが相手にどう思われているか、というのを自覚しながらやっているとかそういうことだよね
KP お、ではアイデアをどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 58 > 成功
KP では、あなたはこのメールを読んだ覚えはまったくないことを確信します。
夜門 由貴 「こんなの頼んだっけ……」
KP
また、URLを開くと、ショッピングモールに入っている家電量販店のページに飛ぶ。特に怪しい点はない。
様々な電化製品を取り揃えていて、特にバベッジ・インコーポレイテッドという企業の製品を多く扱っているようだ。
夜門 由貴
ああーーっバベッジインコーポレイテッドー!!!
あ、あやしい……
ううん、なんでもない
KP バベッジ・インコーポレイテッドについて、<図書館かコンピューター>で調べることが出来ます
夜門 由貴
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 30 > 成功
KP
(バベッジ・インコーポレイテッド)
創設時期:1983年 (バベッジ・インコーポレイティッド)、1994年(バベッジジャパン)
活動拠点:本社はサンフランシスコ。日本法人であるバベッジジャパンは広島県広島市に本社を置く。
コンピューター業界のカリスマの一人、ブラッド W.トンプソンが立ち上げた企業。
電子機器の開発が主だが、関連会社が増え、最近は家電にも着手し始めた。
星守 閃理 すこぶる出目がいいね…! 最後までその調子で頑張って!
夜門 由貴 うん、閃理くんが応援してくれてるからはりきっちゃう!
KP ……と、ここまで調べたところで…
夜門 由貴 ひろしまけんひろしまし……
夜門 由貴 う、うん…… 閃理くんそろそろ来ちゃうかな?
星守 閃理 ふふ……
KP
はい、車の走行音がして、夜門家の前で静かに停車したのがわかります。
どうやら外で待っているようですね。
夜門 由貴 「! 閃理くんだ!」
星守 閃理 嬉しそう…
夜門 由貴 身だしなみが整ってるか最終チェックして、そろ……と家を出るね。
KP
ふふふ……では、あなたは玄関の扉を開ける。
真冬の夜だ。厚着をしたはずだが深夜二時過ぎということもあって、ひんやりとした空気が頬を撫でる。
夜門 由貴 だって閃理くんに会えるんだもん。嬉しいに決まってる!
KP ちょいちょいマーカーパネルがでる…… ミス…
KP 吐いた息が白く染まっているのが見えただろう。
夜門 由貴 「う、さむい……」
KP
家から出たところには星守閃理くんが立っていた。
彼は車の隣に立っており、それに乗って来たのだと分かる。
星守 閃理
「由貴ちゃん、こんばんは。
寒いよね…? 早く乗って」
夜門 由貴 「こんばんは閃理くん! おまたせ」
星守 閃理 「ううん、全然待ってないよ」
夜門 由貴
「本当? じゃあ、来てくれてありがとう、だね。
運転、今日もよろしくね」
星守 閃理
「うん、もちろん。
僕の都合で来てもらうわけだからね…」
「ごめんね、急に。……ちゃんと説明するから大丈夫だよ」
KP
扉を閉めれば、彼はハンドルを握り、車を発進させる。
時間帯もあって、道路には人がおらず、信号以外で停まるようなこともない。
車内は薄暗く、静かだった。
夜門 由貴
閃理くんの運転してる横顔、かっこいいな。
眺めてるの、すき……
KP 車内に目星が振れます。
夜門 由貴
私も、早く免許取って運転できるようになりたいけど
ずっと閃理くんが運転してるのも見ていたいかも。
迷うなあ
夜門 由貴
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 42 > 成功
KP 後部座席に黒く大きいロングバッグがある。見覚えのないものだ。
夜門 由貴 「あれ……閃理くん、こんなバッグ持ってたっけ?」
星守 閃理
「うん、ちょっとね…… 僕のかばんには入れたくなかったから……」
「実は……」
「変な生物に殺されそうになったんだ。
それで、思わず反撃しちゃって……」
夜門 由貴 いやなよかん…
星守 閃理
「それが入ってる」
「多分……死んでるはずだ」
夜門 由貴 「へんなせいぶつ……?」
星守 閃理 「うん、着いたら…かばんを開けて中身を見てもいいけど、やめたほうがいいかも」
夜門 由貴 「……って、閃理くん、大丈夫だったの!? 怪我はしてない!?」
星守 閃理
「え? ああ、大丈夫。どこも怪我してないよ」
「ありがとう、由貴ちゃん」
星守 閃理 照れくさい
KP だろうねえ
夜門 由貴 「よかった……さすが閃理くんだね」
星守 閃理
「えっ? い、いや……ううん、ありがとう…?」
「もしあいつが由貴ちゃんのところに出たりしてたら、大変だった。僕のところでよかったな…」
夜門 由貴
「そんな、いくら強いからって、閃理くんのところでもやっぱり危ないよ!」
「無事だったから良かったけど、そんな風に、言わないで……」
星守 閃理
「でも、やっぱり心配だから…
……ごめんね」
けみかる まあいつも私が言わせてるんだけどな……
193 ふふふ…
夜門 由貴
「うん、その気持ちは嬉しい……。
でも心配なのは私もおんなじだから。忘れないでね」
星守 閃理
「……ありがとう、由貴ちゃん」
「これから、国道沿いの森に行こうと思ってるんだ」
「明らかに人じゃない死体だけど、家の周りに埋めたり、捨てたりするのはちょっと怖いだろ?」
「だから、少し遠くに埋めに行こう」
夜門 由貴
「そうだね。どんな生き物かわからないけど……
見つけた仲間が、仕返しにきてもいけないもんね」
星守 閃理
「仲間? ……ああ、そうだね。そういう可能性もあったね」
「思いつかなかった…… やっぱり、由貴ちゃんを頼って正解だったな」
夜門 由貴 「本当? えへ、閃理くんに頼ってもらえて嬉しい……」
星守 閃理
「……いつでも頼りにしてるよ」
「この状況で頼れるの……由貴ちゃんしか思いつかなくて。十哉は遠くには連れていけないし」
「普通の相手に変な生物に襲われましたって言っても信じてもらえないだろ」
夜門 由貴
「そうだね、意見だけなら兄さんでも良かったかもしれないけど」
「私はいつでも閃理くんのこと信じてるから」
星守 閃理
「……ありがとう、由貴ちゃん」
「……もうすぐ着くかな」
KP
話しているうちに森に着く。
彼は適当な場所に車を停めたあとドアを開く。
黒いバッグを引き出し……
星守 閃理 「う、やっぱりちょっと重いな…」
夜門 由貴
「一緒に持つよ!」
支えに入る!
星守 閃理
「え? あ、ありがとう…」
「じゃあそっちの方を持ってくれるかな…」
夜門 由貴 「うん。一緒に持ったらちょっとは軽いね」
星守 閃理 「……そうだね、随分楽になったよ」
KP
そうして二人でゆっくりと、人気のない森の奥まで運び終えたあと、彼はスコップを二本持ってくる。
閃理くんは地面を掘り始める。
夜門 由貴 じゅんびがいい……
夜門 由貴 一緒に掘ろうかな……?
KP
はい、では……しばらく掘れば、それなりの深さになる。
隣の彼は額の汗を拭い、辺りを見渡したあと、生物の死体をかばんに入れたまま、土の中に入れる。
そういえばかばんの中身を見ようと思えば見れます。
(見なくても問題ないです)
夜門 由貴 閃理くんがやめたほうがいいかもって言ってたから見ないでおこうかな?
KP 了解です。
夜門 由貴 私らしくないかな……?
星守 閃理 ううん、大丈夫だよ
KP
そしてまた土を戻していった。
全てが終わる頃には空が白みはじめているだろう。
あなた達は車に戻り、帰ることになる。
星守 閃理 「……帰ろうか、由貴ちゃん。お家まで送っていくよ」
夜門 由貴 なるべく思い立ったら即行動!を心がけたいね!
夜門 由貴 「うん、お疲れ様閃理くん。帰りもよろしくね!」
星守 閃理
「うん。……由貴ちゃんが居てくれて本当に助かったよ」
「僕も帰ってから……シャワー浴びて適当に寝ようかな」
夜門 由貴 「そうだね、寒かったけど結構汗かいちゃった……」
星守 閃理 「……だよね。ごめんね」
夜門 由貴 「ううん、大丈夫! 閃理くんも風邪ひかないようにね」
星守 閃理 「ありがとう」
夜門 由貴 めいそうしてる……すぐお母さんみたいになっちゃう……
KP
そうして離しているうちに、夜門家の前にたどり着く。
閃理くんは貴方を車から降ろすと、
星守 閃理 「じゃあ、またね、由貴ちゃん。…といっても、数時間後にまた会うんだけど…買うのテレビだったっけ?」
夜門 由貴 「えっ、う、うん……?」
KP アイデアをどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 18 > 成功
KP あなたは星守閃理くんに家電を買うと話した覚えはない。
夜門 由貴 「閃理くん、どうしてそのこと知ってるの…?」
星守 閃理
「え? ……なんでだろう?
でも明日、ついでに取りに行くんじゃないの?」
夜門 由貴 「ついでに?」
星守 閃理 たしかにそうだ、僕は由貴ちゃんからテレビを買うなんて聞いた覚えは……
星守 閃理
「え?」
「ショッピングモールに一緒に行くっていう約束、してなかった?」
夜門 由貴 ?? 覚えあるかな
KP
では貴方が自宅の前で困惑しながら、閃理君と離していると、不意に登りかけた太陽が目に入る。
それを見ていると、ここ数日の記憶がおぼろげであることを感じる。
夜門 由貴 私が忘れてるだけ……?
KP 漠然とした不安を抱えていると、あなたの携帯が鳴った。
夜門 由貴 表示を見てみる……
KP 見ればメールが一通届いている。メールアドレスに見覚えはない。
夜門 由貴
メールかあ。じゃあ後でいいかな。
「ご、ごめんね、なんだか眠くてぼーっとしてるのかも……」
星守 閃理
「ごめんね、やっぱり……夜中に呼び出しちゃったからだね」
「……朝までゆっくり休んで。
ショッピングモールにはお昼から行こう」
夜門 由貴 「あ……」
星守 閃理 「…ん?」
夜門 由貴
「……ううん、閃理くんもゆっくり休んで!」
「また後でね」
星守 閃理
「……? そう…?」
「うん、後でね。おやすみなさい」
夜門 由貴
「うん、おやすみなさい!」
ぎゅーってしてから、ばいばいするね!
夜門 由貴 まってごいりょく
星守 閃理
「……!?」
「……あ、うん、……おやすみなさい」
KP では閃理くんは動揺した様子で由貴を抱き締め返した後、貴方に手を振って、車に乗って帰っていきました。
けみかる 藺草さんの動かす閃理かわいいな……
KP 特に何もすることがなければ、朝まで眠ることになります。
夜門 由貴 とりあえずさっき届いたメールをチェックした後、汗を流して着替えてから寝ようかな。
星守 閃理 と、とっさのことでどうしたらいいのかわからなかった…
KP はい、メールですね。
KP
【謎のメール】
件名:夜門由貴へ
きみはは今混乱しているんじゃないかと思う。
あるいは違和感など感じていないのかもしれないね。
どちらにせよ危険な状態だ。
こちらで手助けがしたい。
今日ショッピングモールに行くんでしょう?
着いたところで一度中央広場に来るように。
きっときみの助けになるよ。
夜門 由貴 「私の名前が……」
KP
メールなので、返信することが出来ます。
朝まで眠りますか?
夜門 由貴 うーん……いろいろ考えたけど、今は何もわからないから寝ようかな。
KP
了解です。
では、自宅に帰り、メールを確認したあなたは、眠りにつくことになります。
夜門 由貴 閃理くんに会う時に、元気いっぱいでいたいもんね!
KP
【朝】
あなたは目覚める。
少し寝心地は悪いかもしれない。
夜門 由貴 「う……んん……」
KP
時刻は…… 10時過ぎくらいですかね?
お昼ごろには閃理君とお出かけの予定です。
夜門 由貴 「準備しなくちゃ……」
193
あ! そうだ、お伝えするのを忘れていたんですが、本日は17:00ごろで一旦切らせていただきたいと思っております……
直前のお知らせですみません…!
けみかる 了解です! 大丈夫ですよ~!
193 ありがとうございます……! 夜の部は変わらず21時からで変わりありませんので…! よろしくおねがいします!
けみかる はーい!
KP ではショッピングモールに行く準備を始めたところで……ショッピングモールがどこにあるのか分からないことに気がつく。
夜門 由貴 え?
KP 図書館かコンピューターで場所を調べることが出来ます。
夜門 由貴
「あれ……ショッピングモールって、どこだったっけ……?」
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 53 > 成功
KP おお……ではショッピングモールのサイトを見つけます。
KP
【トキワショッピングモール】
ここから1時間弱で着くショッピングモール。
ファッション、家電、食品スーパー、ホームセンターなどが併設されている。
中でも有名店の立ち並ぶフードコートは特に評判で、年齢問わず様々な客が訪れる。
中央広場では音楽イベントが度々行われ、賑わいを見せているようだ。
夜門 由貴 「トキワショッピングモール、……ここかな!」
KP ですね! 場所はわかりました。
夜門 由貴
「閃理くんとご飯食べられるかな、あ、中央広場……」
「へんなメールだったけど……閃理くんにも、一緒に来てもらう……?」
「変に心配かけたくないなあ。何かイベントやってたらいいんだけど……」
「! そんなことより準備! しなくちゃ!」
KP はい、では閃理くんからSNSでメッセージが届きます。
星守 閃理 『おはよう、由貴ちゃん』
夜門 由貴 『閃理くん! おはよう!』
星守 閃理
『よく眠れたかな。
今日は車で迎えに行くね
準備ができたら連絡してくれる?』
夜門 由貴
『うん、おかげさまで!』
『準備、もうちょっとだけ待ってね。
できたらすぐ連絡するから!』
星守 閃理
『了解』
『待ってるね』
夜門 由貴 既読をつけたらすぐに準備に取り掛かろう!
夜門 由貴 閃理くんに早く会いたいけど、ちゃんとおめかしもしたい……!
KP
はい、では…… お出かけの準備はつつがなく終わります。
いつも持っているカバンを持てば、いつでも出かけられるでしょう。
星守 閃理 か、勝手に来てしまった
夜門 由貴
「よし……!」
閃理くんに連絡して来てもらおう!
夜門 由貴 ううん、ごめんね、おまたせ!
KP はい、では…… 閃理くんに連絡してしばらくすると、外から車の音が聞こえてきます。
夜門 由貴
「あ! 閃理くんだ!」
じゃあ、家族にいってきますの挨拶をして家を出るね。
夜門十哉 「おや……出かけるの? いってらっしゃい」
夜門 由貴 「うん、閃理くんと! いってきまーす!」
KP ではお兄さんを始めとした家族に見送られて扉を開けると、そこには閃理くんが立っています。
夜門 由貴 「おはよう!」
星守 閃理 「由貴ちゃん。 ……おはよう」
夜門 由貴 「さっきぶり、だね、閃理くん……!」ちょっぴり小声で
星守 閃理
「ふふ、そうだね。
……夜中に連れ出したことを言ったら、流石に怒られちゃうな」
夜門 由貴 「ばれてないから大丈夫! ……たぶん?」
夜門十哉
choice[起きてた,寝てた]
Cthulhu : (CHOICE[起きてた,寝てた]) > 寝てた
じゃあわかんないな
星守 閃理
「そう? ……でも、ああいうことはあまりないようにするね」
「じゃあ、由貴ちゃん。出かけようか」
夜門 由貴
「いつでも呼び出してくれていいのに……」ごにょごにょ……
「……うん! 行こ、閃理くん!」
KP では二人が車に乗り込むと、緩やかに発進します。
星守 閃理 「それで、今日は家電量販店…と… 他にどこか行きたいところとかあるの?」
KP 運転の合間に閃理くんが聞いてきます。
夜門 由貴
「ううんと、テレビは重いし最後で大丈夫だから……」
「まずは中央広場、行ってみたいかな。何かイベントやってるかも!」
「それからフードコートで閃理くんと一緒にご飯も食べたい!」
「……えへ、よくばりすぎ、かな」
星守 閃理
「ううん、大丈夫。
由貴ちゃんの行きたいところにいっぱい行こう」
夜門 由貴 「! うん!」
星守 閃理 「ショッピングモールは夜まで開いてるから、色んな所を回ってみよう」
KP
ではしばらくすると、ショッピングモールに着きます。
【トキワショッピングモール】
施設の規模や、休日であることも相まって、人が大勢いる。
調べた通り、ここでなら生活に必要な一通りのものが揃っているだろう。
KP
探索箇所
【中央広場、家電量販店、フードコート、イベント施設】
夜門 由貴
「わーっ、人がいっぱい!」
「閃理くん、はぐれないでね!」
ぎゅっと手をつなぎます!
星守 閃理
「そうだね…… 家族連れの人とか多……」
「……うん、由貴ちゃん。
はぐれないように手をつないでいこう」
しっかり握り返します
193 しんせん
けみかる 由貴ちゃんかわいいなあ……にこ……
夜門 由貴
「えへへ……!」
じゃあ、言ってたとおり中央広場に行くよ!
KP
はい、では中央広場へ。
【中央広場】
施設の中央は大きく開けている。
木造のステージには音楽機器が置かれ、今日のイベントポスターが壁に貼ってあった。
どうやら今日行われるのは野外ライブのようだ。
KP
探索箇所
【ポスター、ステージ】
星守 閃理 「準備中かな……? 今日もなにかあるみたいだね」
夜門 由貴
「わあ、野外ライブだって! ねえねえ、何があるのか見てみようよ!」
ポスターを見ます!
KP
【ポスター】
今日の野外ライブの告知のようだ。
12時〜14時、19時〜22時に行われるらしい。
昼の部と夜の部に分けての公演で、シンガーソングライターやバンドが参加しているようだった。
テレビやネットで見る名前がいくつか並んでいる。
星守 閃理 「うん、楽しみだね。由貴ちゃんのすきなアーティストさんの名前あった?」
夜門 由貴
「ええっと……」
「あ、ねえねえ閃理くん、シクスクがくるんだって!
シクスクのナーヤさんって、ミルラさんのいとこだよね!」
夜門 由貴 Sixteen Squares(しくすく)!
星守 閃理 噂の!!
夜門 由貴 ろっころの!
星守 閃理
「え? そうだね、懐かしいな…?」
s1d100<=90 アイデア
Cthulhu : (1D100<=90) > 68 > 成功
KP ではあなたはシクスクのことは知っているが、そのメンバーのナーヤさんのことはそれほど詳しく知らないことに気がつく。
KP ふむ……では由貴さんもアイデアをどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 81 > 失敗
KP 親戚なのに、なぜだろう…?
夜門 由貴 あわ…
KP おや…!
星守 閃理 …大丈夫だよ!
KP それでは、何も起こりませんでした。
夜門 由貴 え……??
星守 閃理 何かあったみたいだね…?
夜門 由貴 ? じゃあ、ステージを見てみようかな?
KP
はい、大型のステージでは、マイクのテストや機械の動作確認が行われている。
昼の部の準備は着々を進んでいるようだ。
人々が行き交い、忙しそうにしている。
ステージから、マスクを付けた女性がこちらへと向かってくる。
彼女はまっすぐにあなた達のところへとやって来た。
知識かアイデアをどうぞ!
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 15 > 成功
KP 彼女はあなたの前に来るとマスクを外す。
夜門 由貴 かわいい! だれ……?
KP
その顔を見て気付く。シンガーソングライターの常野トナリだ。
明るく透き通った声が評判で、最近は大手の音楽番組にも出演した。
10代から楽曲制作をはじめ、スカウトされレーベルに所属、今後が期待されている。
ふんわりとした金髪を踊らせた彼女は朗らかに笑う。
彼女はあなたを見ると、親しげに笑顔を向けて話し出す。
夜門 由貴 常野……? とわのん……?
常野トナリ 「由貴、わたしのこと覚えてない?」
KP 常野ですね…?
KP アイデアをどうぞ
夜門 由貴
「えっ」
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 75 > 失敗
夜門 由貴 わちゃーっ
KP
はわ… ではあなたは彼女のことがまったく思い出せない。
どこかで出会っただろうか…?
星守 閃理 アイデアが急に…大変になってきたね?
夜門 由貴 「ご、ごめんなさい、覚えてないかも……」
常野トナリ
「常野トナリだよー! 小学校で一緒だったじゃん」
「……そっかー、忘れちゃったか!」
「私は覚えてるよ、ゆきちゃん!
……久しぶり」
夜門 由貴
「う、うん、ごめんね、トナリちゃん……?」
「ひさしぶり……」
常野トナリ
「ううん、大丈夫!」
「それで……今日はここになにしに来たの?」
夜門 由貴 「んんとね、今日はショッピングモールにおでかけに来たんだよ!」
常野トナリ
「そうなんだ!
よかったらわたしのライブ見に来てよ。夜の部なんだけどね」
夜門 由貴 「! そうなんだ! うん、見に行くよ!」
常野トナリ
「よかったー!
久しぶりに聞いてくれる人がいるとちょっと緊張するな。頑張るね」
KP はにかんだ表情で彼女は昔よりは上手いから安心して、と続ける。
夜門 由貴
「ライブなんてすごいなあ。頑張ってね、トナリちゃん!
客席から応援して、……」
「あ、勝手に決めちゃった。いいかな、閃理くん……?」
星守 閃理 「うん? もちろん、いいよ、由貴ちゃん」
常野トナリ 「あっ、そうだ……気になってたんだけど…えっと、隣の方はお友達?」
夜門 由貴 「え!」
KP
彼女は確かにあなたの隣に立つ星守閃理くんを見て言った。
アイデアをどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 67 > 成功
KP
…こんなとき、自分はどう答えるのだろう。
何故か自分を俯瞰するように捉えてしまう。
夜門 由貴 同じ小学校ならしってるはず…?
KP
おかしい、考えたことを口に出すだけなのに、なぜ数瞬考えを巡らせるのだろうか。
普段通りの日常に感じた歪みが、違和感となってあなたを襲う。
正気度ロール 0/1
夜門 由貴
CCB<=64 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=64) > 30 > 成功
KP よかった!
夜門 由貴 よかった~!
夜門 由貴
「えっとね、こちらは星守閃理くん……。
私の幼馴染みで、その、かれし……なの」
星守 閃理
「……あ、えっと……」
「えっと、ご紹介に預かりました、星守閃理です」
けみかる てれてる~~ふう~~~!!
常野トナリ 「えっ、すごーい! 彼氏!? そういえば見かけたことあるような…?」
夜門 由貴 「う、うん。閃理くんの方がお兄さんだけど、小学校からずっと一緒だから、トナリちゃんも見たことあるかも……?」
常野トナリ
s3d6 INT決め
Cthulhu : (3D6) > 13[6,4,3] > 13
s1d100<=(13*5) INT*5
Cthulhu : (1D100<=65) > 32 > 成功
「うんうん、思い出した…!
昔から、ゆきちゃんが大好きだって言ってた人!」
星守 閃理 「えっ」
夜門 由貴 「はわ、」
常野トナリ
「ふふふ、両思いになったんだね……? よかったー!
……おっと、スタッフさんが呼んでる!」
「星守さんも是非、夜のライブ見に来てくださいね!」
「じゃあまた後でね、ゆきちゃん!」
夜門 由貴 「う、うん! また後で!」
KP
ひとしきり話したあと、彼女は去っていった。
その場にはあなた達が残される。隣の閃理くんは眉を顰めた。
夜門 由貴 うれしいけど、はずかしいな……
星守 閃理 「………?」
夜門 由貴 「閃理くん……どうかした?」
星守 閃理
「ああ、いや……妙な違和感があって」
「…どこかで見た覚えがあるんだよな…さっきの女の子… テレビの中とかじゃなくて」
「でも、由貴ちゃんの知り合いだしね。さっき言ってたみたいに、学校かどこかで会ったことがあるのかも」
夜門 由貴 「う、うん。私もトナリちゃんのことちゃんと思い出せなかったけど、きっとそう、だと思う……?」
星守 閃理
「そうだよね。
さて、シクスクも夜の部みたいだし……
また後で来ようか」
夜門 由貴 「うん! トナリちゃんに会えただけでもよかった」
星守 閃理 「ふふ、嬉しそうだね」
夜門 由貴
「うん。友達が頑張ってるんだもん。楽しみだなあ」
「閃理くんと一緒にライブ見られるのも嬉しい!」
星守 閃理
「ほんと? うん、僕も嬉しい。
夜が楽しみだね」
夜門 由貴 「うん!」
星守 閃理
「さて、次はどこに行く?
お昼時だから……ご飯でも食べない?」
夜門 由貴
「!」
「うん、そうしよう! フードコートいこ!」
夜門 由貴 閃理くんが自分からご飯食べようって言ってくれるのうれしい!
星守 閃理 「……? じゃあ、行こうか?」
夜門 由貴
「混んじゃう前に、早く行こう~!」
閃理くんの手を引いてるんるんで向かいます!
星守 閃理 「わっ……待って、由貴ちゃん…!」
KP
それでは、フードコートに向かいます。
【フードコート】
夜門 由貴 へいわなBGM!
KP
昼食を食べられる。
色々な店があるので、二人の趣味に合わせて描写します。
星守 閃理 「何を食べようかな…?」
星守 閃理
フードコートか……
うどん、ちゃんぽん、けんたっきー、すきや、たこやき、ラーメン、ミスド、マック、クレープ、アイスなんかがあるかな…?
夜門 由貴
「いっぱいあって迷っちゃうね。
寒いから、あったかいものがいいかなあ」
星守 閃理 「そうだね……あ、うどんでも食べる?」
夜門 由貴 きっと明日はパーティーだから軽めでいいかもね!
193 単純にうどんを啜っている二人を見たくなったのでした
夜門 由貴
「いいね、あったかそう!
ねえねえ、トッピングいろいろ選べるみたいだよ」
「私はとり天をトッピングしたうどんにしようかな!」
星守 閃理 「トッピングか……。僕は鱈の天ぷらがいいかな」
夜門 由貴 「ふふ。やっぱり閃理くんにお魚は外せないよね」
夜門 由貴 わーいうどん!
星守 閃理
「うん。美味しいよね」
「由貴ちゃんのとり天も気になるけど…… また今度でいいか」
夜門 由貴 「え、気になる? じゃ、じゃあ、……」
星守 閃理 「……え?」
夜門 由貴 「ううん! 来てから来てから!」
星守 閃理
「え、う、うん……」
「……あ、すみません、これでよろしくおねがいします。
ふたりともお会計一緒で」
店員
「はーい、XXX円でーす! はーいありがとうございます!
こちらお釣りでーす!」
夜門 由貴
「う、ありがとう、閃理くん……!」
出しかけた財布をしまいしまい……
夜門 由貴 スマートなお会計……!
星守 閃理 「? いいよ、気にしないで。テーブルに座ろうか」
けみかる
フードコートだよ。
きゅんとするには、うん……?
由貴ちゃんがしあわせならそれでいいや!!(INT2)
夜門 由貴 「うん……!」
KP それでは二人がうどんの乗ったトレーをもって、ウロウロしているとちょうど二人席が空いています。
夜門 由貴 「あ! 閃理くんあそこ! あそこの席、あいてるよ!」
星守 閃理 「そうみたい、よかった…… いこうか」
KP それでは問題なく座れます。
夜門 由貴 「はー、よかったー。うどん伸びちゃう前に座れたね」
星守 閃理
「ちょうどお昼時だから、座れるか心配だったけど……よかった。
うん、そうだね」
夜門 由貴 「それじゃあ、いただきます!」
星守 閃理 「いただきます」
夜門 由貴 元気よく手を合わせて、食べよう!
KP 二人はいつものように手を合わせて、箸を取り、うどんを食べ始める
夜門 由貴 ちゅる……もぐ……さく……
KP
先程まで野外の中央広場に居たからか、少し体が冷えていたのだろう。
温かなだしとうどんの麺があなたの体を温める。
とり天やたらの天ぷらは揚げたてだ。
歯を立てるとまず、衣のサクサクとした食感があり……そのあと、肉汁が口の中に広がった。
うどんの出汁にしみしみにしても美味しいぞ!
夜門 由貴
まずはさくさくした衣の食感を味わって……やわらかな歯ごたえの鶏肉とのハーモニーを楽しむ!
「はあー、あったまるね! うどんにして大正解!」
星守 閃理 「うん、温かくて美味しいね」
夜門 由貴
「とり天さっくさくだよ!
閃理くん、とり天も気になってるんだよね、……」
どんぶりの中でお箸を器用に操って、小さくして……
星守 閃理 「え…?」
夜門 由貴
「……はい。あ、あーん……?」
それをお箸でつまんで、閃理くんの口元に持っていく!
星守 閃理
「えっ…!?」
「えっと、あ、あーん……?」
ぱくり、と食いつきます。
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 75 > 成功
夜門 由貴 「! どう? おいし?」
KP
……おいしい!
何故かあなたはそれをよく食べ慣れているような感じがした。
星守 閃理
「……うん、すごく美味しい!
僕、とり天も大好きだったのかな…」
「じゃあ僕も……
とおもったけど、由貴ちゃん、鱈の天ぷら興味ある?」
夜門 由貴 「えへ、よかった! ……」
KP アイデアどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 60 > 成功
KP ではあなたは、「うどんのお店でたらの天ぷらなんて珍しいな…… すごく食べたい!」と思うだろう。
KP これでいいのかな……?
夜門 由貴
「……うん、食べたい!」
「えっとね、その……閃理くんにあーん、してもらいたい、な……? えへ…?」
星守 閃理
「ふふ、いいよ。それじゃあ……」
と皿の上で一口大に天ぷらを分けて…
「はい、由貴ちゃん。あーん」
夜門 由貴 「あー……ん、……んん~~!」
星守 閃理 「美味しい?」
夜門 由貴
「うん、とってもおいしい! 白身だからあっさりしてて、うどんのおだしとよく合うね!」
「閃理くんがあーんしてくれたから、もっとおいしい……」
星守 閃理
「ふふ、よかった。口にあったみたいだ…ね…」
「……そ、そっか。よかった」
夜門 由貴 「閃理くん、あーんされる時もする時もいっぱい照れてる……かわいい」
星守 閃理
「え? そ、そうかな……
いや、ゆきちゃんのほうがかわいいいよ」
夜門 由貴 「ありがとう! 閃理くんに可愛いって思ってもらえるのが一番うれしい」
星守 閃理
「そう? よかった…」
「ほ、ほら。伸びちゃうよ。
早く食べよう?」
夜門 由貴
「うん……!」
閃理くんの食べてる姿を眺めながら、うどんをすすろう……
KP ふふ…はい、ではフードコートですね。
KP
探索箇所
【店内】
夜門 由貴
店内!
じゃあ……あとでおやつに何か食べられるものあるかな? と思いながら、見渡してみようかな。
KP
おやつ! 了解です…!
ひとまず目星をどうぞ!
夜門 由貴 行動の理由づけだからなかったら大丈夫だよ!
夜門 由貴
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 40 > 成功
KP 了解です! ヤッター成功!
KP
では目星情報です。
店に貼ってあるチラシが目に入る。ここの施設で行われるセミナーのようだ。
KP
【ペアで受ける!人生相談会】
『本日限定!無料で受けられます』
お二人で来れるパートナーセミナーです。
友人、カップル、ビジネスパートナー…人生では相手との関係が重要な場面がありますよね。
喧嘩や意見のすれ違いが起こってしまったり、価値観の違いに悩むこともあるのではないでしょうか?
お二人の人生設計の目標の見直しやちょっとした悩みまで、無料で相談できる会ですので、奮ってご参加ください。当日参加も歓迎です。
最初に全員で受ける短時間講座、後半は個人相談となります。
KP また、その他に店内には、クレープやアイスクリーム、ドーナツなどのお店がある。
夜門 由貴
「人生相談会……」
あ、おやつ……! ありがとうございます!
星守 閃理 「え? ……ああ、あのチラシ…?」
KP いえ! そして聞き耳も出来ます!
夜門 由貴
CCB<=73 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=73) > 2 > 決定的成功/スペシャル
わーーっ! やった!
KP おめでとうございます…!? クリチケどうぞ…!?
KP クリチ家、どうするかねこれ
system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 0 → 1
KP そうだ、閃理くんも振っておこう。
けみかる いっぱい成長してね…!
星守 閃理
CCB<=93 【目星】
Cthulhu : (1D100<=93) > 50 > 成功
CCB<=71 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=71) > 8 > スペシャル
星守 閃理 そうだったんだよ、ゆきちゃんがせいちょうしちゃう…
けみかる それでいいんだよ
KP では二人がポスターを眺めるなどしていると、隣の席のカップルの会話が聞こえてくる。
??? 「あれ?リョウくんって炭酸苦手じゃなかったっけ?」
リョウ 「…あれ、そうだったな。俺なんで飲んでんだろ」
??? 「も〜忘れちゃったの?」
リョウ
「そういうユミもエビ食ってるじゃん。
俺は好きなのに、食べたくないから嫌って言うから海鮮系の店とか避けてたのに」
ユミ 「…ほんとだ。なんでだろ」
リョウ 「まぁいいか。好きなものが増えるのっていいことだしな」
KP アイデアをどうぞ。
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 14 > スペシャル
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 9 > スペシャル
星守 閃理 ふたりともスペシャルだ!
夜門 由貴
やった! ふたりともスペシャルだよ!
えへ……おんなじ
KP
その会話を聞いていると、言いようのない不安が襲ってくる。
彼らはなぜ齟齬に気付いても普通にしているのだろう。
正気度ロール 0/1
星守 閃理 ふふ、はからずも…
夜門 由貴
CCB<=64 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=64) > 98 > 致命的失敗
星守 閃理
CCB<=86 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=86) > 16 > スペシャル
夜門 由貴 わーっ!?
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 64 → 63
KP SANCのファンブルは何もおきません!
星守 閃理 ふふ、ちょっとびっくりしちゃった…
夜門 由貴 よ、よかった……
夜門 由貴 わたしも……SANcでよかった……
けみかる SAN削っちゃってごめんね由貴ちゃん~~~!!
193 由貴は気にしませんぞ~!
夜門 由貴 「う、うーん? 急にすきなものが変わっちゃうなんて、へんなかんじだね……」
星守 閃理 「そうだね……変な会話だったな」
けみかる
PLが気にする~~~!!
閃理責任取って~~~~
193 だめでーす!!(ガード
夜門 由貴 「きらいなものが好きになるのはいい事だとは思うけど、好きなものがきらいになったら、いやだな……」
けみかる ぶ~~~~!!!
星守 閃理
「……あ。
なるほど……そうだね」
「僕も、そんなことになるのはすごく嫌だな…」
星守 閃理 終止符のことを思い出して閉口してしまう……
KP
さて、しばらくすると食べ終わるでしょう。
二人は食器をお店に片付けて、身軽になりました。
うどん、美味しそうでしたね……!
夜門 由貴
うん、とってもおいしかった! ごちそうさまでした!
閃理くんがうどんにしようって言ってくれたおかげだね!
星守 閃理
え? いや、そんな……
ゆきちゃんと食べたから、すごく美味しかったけど
「じゃあ、次はどこに行こうか。
ライブを見に行くにしても……その前にテレビは車に運んでおきたいね」
「ほら、ライブが楽しくなってきたときに、荷物の受け取りがあるからって抜けるのはいやだろ?」
夜門 由貴
「はっ……そうだね、流石は閃理くん!」
「じゃあ、食後の運動ということで、早速受け取っておく?」
星守 閃理 「うん、そうしようか」
KP それでは、家電量販店に向かうということで…!
夜門 由貴 はい!
KP
家電量販店に向かおうとしたところでメールが届く。
昨晩のアドレスと同じだ。
夜門 由貴 「あ……メール……」
星守 閃理 「え? メール…?」
夜門 由貴 「うん。ちょっと確かめる……ごめんね、閃理くん!」
星守 閃理 「ううん、大丈夫」
KP
【謎のメール2】
件名:夜門由貴へ
無事広場に行けただろうか。
家電量販店に行くならば、店員の彼女の話を聞いて欲しい。
疑問点はなるべく彼女が解決してくれるだろう。
そして今日のイベント施設で行われるパートナーセミナーは参加するように。
P.S もし携帯のメールをすべて確認していないなら、見た方がいい。
夜門 由貴 (また、指示だ……)
KP 迷惑メールのフォルダを見れば、見た覚えのない既読のメールが一件入っていた。
夜門 由貴 すべて、だもんね。見てみます。
KP
【迷惑メール】
「星の教団」
件名:力を手に入れあなたも幸福に
あなたも星の教団に入り、電子の海の一員となりましょう!
URL:http://www.***.co.jp
夜門 由貴 わ~~っ、星の教団……
KP 1d100をどうぞ。
夜門 由貴
1d100
Cthulhu : (1D100) > 46
夜門 由貴
CCB<=(14*3) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=42) > 63 > 失敗
KP
気付いたときには既にページが開いていた。
あなたの体は宇宙空間にあった。
見渡せば多数の思念体が、あなたと同じように漂っているのが分かる。
彼らは───みな人のようだった。
あなたの体もまた、精神のみの塊となって、存在している。
だれもが吸い込まれるように、同じ一点へと進んでいる。
泳いだ先に見えたのは、大いなる存在だった。
きらめく緑色の姿。ローブに身を包んだその存在は、非常に大きく、彼の衣の内側には更に大きな宇宙が広がっていた。
あなたはそこを目指す。周囲の人々と共に。
そして、すべてのあなた達はひとつになった。
そこには真理があった。
あなたは見た。
あなたは知った。
あなたは聞いた。
正気度ロール1d3/1d10
夜門 由貴
CCB<=63 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=63) > 32 > 成功
1d3
Cthulhu : (1D3) > 2
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 63 → 61
KP ふむ…
夜門 由貴 な、なに……
KP
一瞬、何かが見えた気がした。
あなたの目の前には「お探しのページは見つかりませんでした」というメッセージが書かれたページが開かれていた。
なにか契約を結んだような気もするが、それも朧気だった。
夜門 由貴 えっ、ええーっ、なに……?! 罠!?
星守 閃理 どうだろう…?
星守 閃理 「由貴ちゃん……?」
夜門 由貴 「え、う、あれ……」
星守 閃理
「大丈夫? しばらく固まってたけど…」
「それになんだか、顔色が…?」
夜門 由貴 「だ、だいじょーぶ……」
星守 閃理
「ほんと…? 顔をよく見せて。
車で少し休む?」
夜門 由貴 「え! ううん、本当に大丈夫だよ!」
夜門 由貴 閃理くんにじーっと見られてる……!
星守 閃理 「そう……? 具合が悪くなったらすぐに言ってね?」
夜門 由貴
「うん! メール読んでたらぼーっとしちゃってたみたい。ごめんね、心配かけて」
「テレビ、受け取りにいこ?」
星守 閃理
「メール? 気になることでも…」
「あ、うん……?」
KP では行きしなに、星の教団について<図書館>か<コンピューター>で調べることが出来ます。
けみかる 由貴ちゃんならどうなのかな……共有、うーん
夜門 由貴
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 99 > 致命的失敗
KP おお…
夜門 由貴 わわーーーっ!?!?
けみかる わーーーーーっ!??!?!?
KP ふっふっふ…来ましたな
けみかる
わーーー!!!!!!
やだやだやだ~~~~!!!!
KP
では……あなたが閃理くんの後ろについて行きながら、スマホで調べ物をしていると、
足元の僅かな段差に気が付かなかったのでしょう。
ガクン、とバランスを崩してしまい、閃理くんの背中に飛びついてしまいます。
幸運ロールをどうぞ。
星守 閃理 そんなに危ないことは起きないよ…?
夜門 由貴
「ひゃ……っ!?」
CCB<=70 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=70) > 67 > 成功
KP
それでは、足はひねらずにすみました!
よかったですね!
夜門 由貴 よ、よかった……!
星守 閃理 「わっ……!?」
KP 急に背中側から衝撃を受けた閃理くんは驚きの声を上げます。
星守 閃理 「ゆ、ゆきちゃん? どうしたの…?」
夜門 由貴 「ご、ごめんね閃理くん! ちょっとよそ見してたらつまづきそうになっちゃって」
星守 閃理
「え? ふふ……そうなんだ。危ないよ、由貴ちゃん」
「なにか調べてたの?
そこにベンチがあるし……座って調べたら?」
夜門 由貴 「え。う、うん、そう……ちょっと気になる事があって……」
星守 閃理 「気になること?」
夜門 由貴 「うん……迷惑メールにね、『星の教団』っていうのがあったから、どんなのかちょっと調べようと思ったの……」
星守 閃理
「『星の教団』……? へえ、なんだか不思議な名前だね」
「そうか…」
僕も調べてみようかな?
夜門 由貴 き、きになるなら……?
星守 閃理
気になるよ……?
迷惑メールのことをわざわざ調べようとしてるし…?
CCB<=80 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=80) > 32 > 成功
「あ、これかな…?」
星守 閃理 ふう、よかった!
夜門 由貴 えらい!
KP
閃理くんは貴方に画面を見せてきます。
KP
【星の教団】
数ヶ月前にインターネットの掲示板に、現れたクラッカー。
黒いうわさの流れる企業や政治家のウェブサイトをクラッキングし、さながらヒーロー気取りの犯行を繰り返していた。
個人であるとも、団体であるともささやかれ、その正体はつかめない。
行動の悪質さから警察が動き、容疑者の家を特定したものの、家主は行方不明であった。
いくつかサイトを巡れば、その中の一つに不審な記述を見つける。
「容疑者と思しき男が行方をくらます直前、彼の自宅から奇妙なアメーバ状の物体が出て行くのを目撃した」という証言があった。
夜門 由貴 「わ、すごいね閃理くん。あっという間に見つけちゃったんだ」
星守 閃理
「うん、たまたまね」
「それにしても、なにか考えごとをしながら躓いちゃうなんて……」
星守 閃理 いつもの僕みたいだな
星守 閃理 「なんだかいつもの僕みたいだね」
星守 閃理 メタァ
夜門 由貴 めめたあ……
夜門 由貴
「えへ、そうかも……閃理くんに似てきたのかな、私」
「あぶないのはいやだけど、ちょっぴりうれしい、かも……」
「なんて……」
星守 閃理
「………僕も」
「なーんてね」
「……由貴ちゃんは由貴ちゃんのままでも、かわいいよ」
夜門 由貴
「う……」
「せ、閃理くんだって、そのままでかっこいいもん……」
星守 閃理
「え… あ、いや…
ありがとう、由貴ちゃんに言われるとすごくうれしいよ」
夜門 由貴
「さっきの調べ物もすごく手早くてすてきだった……」
「ありがとう、閃理くん!」
星守 閃理 「こちらこそ。ありがとう、由貴ちゃん」
KP また、星の教団について調べたときに出てきた【アメーバ状の物体に襲われる事件】についても調べることが出来ます。
夜門 由貴 え、そうなの……? 調べ……
KP <図書館>か<コンピューター>をどうぞ
夜門 由貴
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 88 > 失敗
わーーん!!
KP ほむほむほむ…
星守 閃理 ど、どんまい由貴ちゃん…!
星守 閃理
CCB<=80 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=80) > 41 > 成功
夜門 由貴 閃理くんのかっこいいところを浴びる会だね!
星守 閃理 よかった…!
KP
なるほど……?
ではニャちゃんねるという掲示板で行われたやりとりから、アメーバ状の物体に関する記述を見つける。
KP
【アメーバ事件】
ここ最近、徘徊するアメーバ状の物体や肉片らしきものを目撃する事が増えた。
匿名投稿者の不鮮明な写真には、肌色の人形のようなものがぼんやりと写っている。
これらは夜間に目撃されることが多く、どこかに逃げるように動いているという情報が多かった。
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 81 > 成功
これ、昨日僕の家に出た……?
夜門 由貴 ふんふん…… これも閃理くんが調べてくれたんだね。ありがとう!
星守 閃理
いえいえ……
ゆきちゃんのためだから…?
193 ……と、では家電量販店に向かう前の段階で、一旦セーブで…!
けみかる
はい! 承知いたしました!
21時からもよろしくお願いいたします~!
193
すみません……!
ではまた夜の9時から、はい! よろしくお願いいたします!
けみかる いえいえ! お疲れさまでした。
193 お疲れさまでしたー!!
けみかる こんばんは、お疲れさまです!
193
お疲れさまですー!!! こんばんは!
そういえばお昼頃はほぼリアルタイムだったんだなあと思ってました
けみかる
たしかに……すごい!リアタイ…うれしい……
おいしかったね、うどん……!
193
へへ……! やったぜ!
美味しそうでしたね!
天ぷらもあつあつ…!(幻五感
それでは!
ご準備できましたら始めさせていただきます~!
けみかる えーんまだまだたのしい…後半もよろしくお願いいたします!!
193 はい! よろしくお願いいたします!
KP
では、家電量販店に行く前に調べ物をしていた二人でしたが… どうしてこんなメールが?
由貴さんは疑問に思いながらも、閃理君と一緒に家電量販店に向かうのでした!
【家電量販店】
夜門 由貴 店員さんのお話を聞くんだったよね。
夜門 由貴 かわいいBGM!
KP
やったぁ!
ゲームのBGMなのです
KP 店舗に着くと小柄な女性があなた達を案内する。
女性 「テレビをご購入との事ですが、確かパソコンのご相談もされてましたよね? 少しお時間いただければ説明いたしますよ!」
星守 閃理 「そうなの? 由貴ちゃん」
夜門 由貴
そうだったっけ?
大学生になるからかな?
KP アイデアをどうぞ!
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 98 > 致命的失敗
KP !?
夜門 由貴 えーーー??!
KP にや…
KP
それでは……?
どうしよう…?
夜門 由貴 アイデアふぁんぶる……本当に閃理くんに似てきたかも……(なちゅらるなでぃす
星守 閃理 お揃いだね(震
KP では彼女の言葉を聞いても、貴方は何も思い出せなかった。
けみかる えーん出目……どうにかしたい……
夜門 由貴
10d100 おはらい…
Cthulhu : (10D100) > 423[11,16,95,31,17,25,17,72,51,88] > 423
KP
おかしい。
自分の過去の話なのに、そのすべてが曖昧に感じる。
記憶が欠落しているのか、はたまたうっかり忘れてしまっているのか、あなたには分からない。
これもここ数日の違和感と関係しているのだろうか……?
SANC 1/1d3
夜門 由貴 あぶない! でもまずまず…?
193 なんとかなりますよ!!
夜門 由貴
CCB<=61 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=61) > 63 > 失敗
1d3
Cthulhu : (1D3) > 2
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 61 → 59
193 ふわーぉ!
夜門 由貴 えーん……
夜門 由貴 「そう、だったっけ……」
星守 閃理 「ゆ、由貴ちゃん…? ごめん、変なこと聞いたかな…」
星守 閃理 大丈夫だよ! 元気だして…
女性 「大丈夫ですか……?」
夜門 由貴
「あ……ご、ごめんなさい。大丈夫です。
パソコンの話もついでに聞かせてもらいますね」
星守 閃理 「由貴ちゃん……」
夜門 由貴 「大丈夫だよ! ……たぶん」
星守 閃理 「そっか… 辛くなったら言ってね」
女性
「は、はーい。
では、できるだけ手短にご説明いたしますね!」
夜門 由貴 「お願いします」
KP
彼女はパソコン売り場にあなた達を案内し、簡潔に分かりやすく説明をしていく。
そして最後に一つの企業のスペースにやってきた。
女性
「最後に…こちらはバベッジ・インコーポレイティッドのものですね」
「現在はIDE20と呼ばれる規格に基づく通信機器が主力商品ですね。
旧規格のIDEじゃないですよ。バベッジ独自の新型です」
「IDE20規格でつなげられる情報端末は色々あります。パソコン、携帯電話、ゲーム機等々…ありとあらゆるものです」
「この企業はエイダ(ADA)というマークアップ言語…ええっとコンピュータで処理される人工言語を開発したのですが、これがまたHTMLと互換性を持ちながら表現力がさらに豊かでして…」
「でもですね、このバベッジのエイダ(ADA)を用いて作られたサイトにはいわくも多く、奇妙なうわさ話があったり、怪文書がメールとして届いたり…」
KP などとつらつら説明する。先ほどまでとは一変した熱の入りようから、この企業の製品のファンであるのが伝わる。
星守 閃理 「す…… すごい勢いだね(こそっ…」
夜門 由貴
「う、うん。
バベッジ・インコーポレイテッドってそんなにすごい会社なんだね……」こしょこしょ…
KP 彼女はひとしきり話した後に一言にまとめる。
女性
「要するに、当店イチオシの企業なんです」
「そして使った人には中毒者が多く、オカルティックでミステリアスな魅力に包まれた企業とも言えます!」
「…ハッ、いわくとか言わない方がよかったですね…」
夜門 由貴 「おかるてぃっく……」
女性 「と…とりあえず!この企業や電気製品全般のお悩みはお聞きください!お答えします!」
KP 女性にはバベッジ・インコーポレイディッドや機械関係のことが聞けるでしょう。
夜門 由貴
うーん……
「確かバベッジインコーポレイテッドって、日本にも本社があるんですよね。バベッジジャパン……?」
女性
「そう! そうなんですよ!
もともとはサンフランシスコでブラッド・W・トンプソンが立ち上げた会社なんですが、そこからメキメキ成長して、世界中に支社があるんです」
「そして日本法人であるバベッジジャパンが広島にありまして、うちもそこと取引を行わせていただいているって感じなんです。
イチオシですよ、イチオシ!」
夜門 由貴 ブラッド・W・トンプソンってそんなに有名な人なのかな?
KP ほむ…? コンピュータか、図書館、知識ですかね…?
夜門 由貴
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 69 > 成功
KP
とはいってもすでに出ている情報なんですが…
コンピューター業界ではかなり有名なようですね。
夜門 由貴 ふむふむ…! ありがとうございます!
KP おそらくジョ●ズ氏やビル・ゲ●ツ氏などと同じくらいなのではないでしょうか
夜門 由貴 きっとそんな感じですよね。了解です!
KP また、交渉技能に成功したり、RPをすることで、先程彼女が口をつぐんだバベッジ社のよりオカルティックなお話を聞くことが出来ます。
夜門 由貴 なるほど……?
KP また、先程のメールについても聞けるでしょう。(こちらは特に技能なし)
夜門 由貴
そうですね、それ聞こうとおもってた!
「そういえば、家電とはちょっと違うんですけど、最近変なメールがよくくるんですよね……」
女性
「変なメール、ですか……?」
「そうですねえ、うちにも何件か問い合わせがあったんですが」
「最近若い人たちの間で謎の紹介メッセージやURLが届くとことがあるらしいですね…
メールももちろん、ラインやSNSでも同じようです」
「星の教団って団体から届くんですよ。
『あなたも力を手に入れ幸福になりませんか』って」
夜門 由貴 「あ! 私に届いたのもおんなじ! です……」
女性
「うーん、こちらにつきましては、携帯会社が対応しているとは思うんですが…
一般的な対処法として、見知らぬメールは開かずに即削除、をおすすめしております」
「あ、それから! メールにURLなんかが書いてあってもクリックしちゃだめですよ…!」
夜門 由貴
「う」
「星の教団以外にも、私の名前が書いてあるメールとか届いたりしてて……ちょっとあぶない、かも、しれませんね……」
女性
「お客様の名前が…?」
「それは…… 個人宛には珍しいんですが、標的型攻撃というものかも知れませんね。
標的型攻撃というのは…」(以下詳細な説明
星守 閃理 「由貴ちゃん、そんなメールが届いてたの?」
夜門 由貴 「え! あ、うん、そう……なんだよね……」
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 6 > スペシャル
「……もしかして、さっき確認してたのもそれ?」
夜門 由貴
「うん……実は……」
「そこで、ここの店員のお姉さんのお話を聞くように、なんていうのも書かれてて……
ちょっと気味が悪いよね……えへ……」
女性 「え? 私ですか…?」首を傾げている
夜門 由貴 瀬理香ちゃんじみてきた??
夜門 由貴 「そう、だからちょっとおかるてぃっくかなあなんて思って!」
星守 閃理 「え? ふふ… そういえば、由貴ちゃんオカルトにはちょっとくわしいもんね?」
夜門 由貴
「そう、そうなの!
バベッジインコーポレイテッドのおかるてぃっくでみすてりあすな話も、ついでだからぜひ、うかがいたいです!!」
女性
「おや…? そうなんですか?
ほほう…… それでしたら」
「これは私の個人的な見解なんですが、実はそれらのメールとかってバベッジの通信機器や開発した言語と関係があるって噂もよくあるみたいなんです」
「私はですね…実はバベッジが作ったIDE20やエイダ(ADA)自体が過去や未来や、未知の世界に繋がるための扉なんじゃないかって思ってますね」
KP
バベッジ・インコーポレイティッドの製品が好きらしく、彼女は意気揚々と話している。
ときおり、こちらが分からない専門用語まで使ってくるが相当な熱が窺える。
夜門 由貴
「過去や未来、未知の世界……!」
分かる単語を拾って共感を示そう……!?
女性
「ふふふ……それでですね、彼らの作っているのはどこでもドアみたいなものなのではと考えていまして…」
「光は早く、情報を伝達するのには必要不可欠です。科学も発達すれば、タイムマシンもつくれると思っています」
「あるいは宇宙の外だって覗けるかもしれない」
「バベッジならそのようなことが可能なんじゃないかって…変なこと言ってたらごめんなさい」
夜門 由貴
「いえ! 私には難しい言葉もありましたが、とても興味深かったです!」
「タイムマシンに宇宙の外かあ。閃理くんと一緒ならどこへだって行ってみたいな」
星守 閃理 「宇宙の外? なんだか想像もつかないけど…… そうだな、由貴ちゃんと行けたなら素敵だね」
女性 「ふふ……いつかバベッジ社が宇宙船にも着手し始めれば、そのようなことも可能かもしれませんね!」
夜門 由貴
「すごいなあ。壮大なスケールですね」
「今日はお姉さんに担当していただけてよかったです」
女性
「ちょっと聞くだけではとんでもない! と思えるようなアイデアも叶えてくれそうなのがバベッジ・インコーポレイテッドですよ!」
「いいえ、こちらこそありがとうございました!
会社でこういったことを話せる人ってあんまり居なくて……。
また商品に関する疑問等がございましたら、ぜひ当店でご相談ください!」
夜門 由貴
「ありがとうございます!
そうだ、今回買ったテレビもバベッジ・インコーポレイテッド製……でしたっけ?」
女性
「そうですねえ……えーっと…… あ、こちらはSH●RP製のAQU○Sになりますね」
「バベッジ社のものももちろんございますよ!
……交換なさいますか…?(こそ…」
夜門 由貴 「えっ。ど、どうしよう……」
女性
「お買い上げになったテレビは、まだ発売したばかりの製品ですから、在庫になってもすぐはけるかなと。
こちらは気になさらないでくださいね。」
夜門 由貴 「次買い替える時にはバベッジインコーポレイテッド製のにしようかな……?」
女性
「そうですね、それがいいかもしれません!」
「オカルティックな噂はありませんが、SH○RP社の製品も…(以下丁寧な解説」
夜門 由貴 「わわ、ありがとうございます……!」
女性
「………あ、ごめんなさい!
テレビの方、ご準備できてます。
本日はお車でしょうか? よければ台車を出してお運びしますが…」
夜門 由貴 「はい、車です! 機械だし、運んでいただいた方が確実ですよね」
女性
「はい、かしこまりました!
ではこのままお持ちしますね」
夜門 由貴
「お願いします! 何から何までよくしていただいて……
いつか他の家電買う時も、お姉さんに相談させていただきますね」
女性 「ありがとうございます! その時は誠心誠意、ご対応させていただきますね」
星守 閃理 「本当に、ありがとうございます。車は立体駐車場の方に停めていて…」
KP ……という感じで、車までテレビを運んでいくと、女性は「ありがとうございました!」と告げて去っていきました。
星守 閃理 「なんというか…… 何かしらのパワーに満ち溢れた人だったね」
夜門 由貴 「うん。なんだかこっちまで元気になっちゃった」
星守 閃理
「本当? よかった……さっきから顔色が悪いことが多かったから」
「元気になってよかった」
夜門 由貴
「ありがとう……」
「変なメールを鵜呑みにしたわけじゃないけど、結果的にはよかったのかも……」
星守 閃理
「そうだ、メール……
今度来たら、すぐに消したほうがいいんじゃないかな…」
「今回は良かったみたいだけど… なんだかそれも心配だよ」
夜門 由貴 「うん……気を付けるね……」
星守 閃理
「ごめんね、落ち込ませたいわけじゃないんだ」
髪型を崩さないように優しく、あ、頭を撫でる……?
夜門 由貴
「え、ううん、落ち込んでないよ」
「閃理くんに心配かけさせたくはないけど、心配してもらえるのは嬉しいから」
星守 閃理
「そう? な、ならいいんだけど…」
勘違いしてしまった
「……うん、僕はいつも由貴ちゃんのことを気にかけてるよ」
夜門 由貴 「私も、暇さえあればずっと閃理くんのこと考えてる……」
星守 閃理 「そっか。じゃあ僕たち、おそろいだ」
夜門 由貴 「うん! 閃理くんとおそろい!」
星守 閃理 「はは、嬉しそう…」
夜門 由貴 「うん。おそろいのところも、違うところも、全部愛しいの」
星守 閃理
夜門 由貴
「な、なんて…」
「だからね、その……さっきフードコートで見かけた……」
星守 閃理
「……ありがとう、そうやって言葉にしてくれる由貴ちゃんが大好きだよ」
「フードコート…… ああ、人生相談会?」
夜門 由貴
「うん……ずっと一緒にいたから、これからも変わらないのは分かってるんだけど」
「閃理くんはあと一年で先生になるし、私はもうすぐ大学生になるから……」
「これを機に、一回まじめな話をするのもいいんじゃないかな……なんて……?」
星守 閃理
「うん……そうしよう、そういえばこの先はどうしていこう、とかお話したことあんまりなかったね」
「それが由貴ちゃんを不安にさせてたのかな…… よし、じゃあ行ってみようか」
夜門 由貴 「うん……!」
星守 閃理
「……もちろん、僕は由貴ちゃんと一生一緒にいるつもりだけど…」
じゃあ僕の方から、手をきゅっと握ります
夜門 由貴
「! 私も……」
ぎゅーっと握り返します!
星守 閃理 「ふふ……」
夜門 由貴 一生、なんかじゃなくて、死んでしまっても一緒がいいな……
KP
それではイベント施設へと向かいます・・・
イベント施設に向かう途中で、中央広場のライブの音楽が聞こえてくる。
男性ボーカルの声と楽器の音色。盛り上がっているようだ。
中央広場の音楽はこの施設全体に響くようになっているらしい。
あなた達は彼らの声を背に進んでいく。
【イベント施設】
「ペアで受ける!人生相談会」という看板が建てられている。
施設に入れば受付があり、案内の女性が立っていた。
案内の女性 「本日はご参加ありがとうございます。ご予約の方ですか?当日参加の方ですか?」
夜門 由貴 「こんにちは。えっと……当日参加です。まだ空きはありますか?」
案内の女性 「ええ、もちろん! 当日参加の方ですね。ではこのシートにご記入お願いします」
KP 名前、年齢、どういった二人で、どんな相談をしたいか…などを記入する用紙のようだ。
夜門 由貴 「はい!」
星守 閃理 「ありがとうございます。ええと、名前と、年齢か……」
案内の女性 「相談内容ですが、一言でもいいですし、難しければ空欄でも構いませんよ」
夜門 由貴
「わかりました!
相談内容……なんて書こう?」
「閃理くんは20歳最後の日だね」
星守 閃理 「うん、日付が変われば21歳になるね」
夜門 由貴
「こうやって20歳って紙に書くのも最後かも?
お誕生日を迎えたら、いっぱいいっぱいお祝いしようね」
星守 閃理
「こうやって書くことになるなんて不思議な気分だな」
「ありがとう、由貴ちゃん。楽しみにしてる」
「思えば18年間、由貴ちゃんと一緒に居たってことになるのか……」
夜門 由貴
「うん。私は生まれた時からずーっと閃理くんと一緒!」
「今までも、これからも……」
星守 閃理
「うん、そうだね。今までも……
できればこれから先もずっと一緒にいたいから……」
「……そんな感じのことを書こうか」
夜門 由貴 「うん……。なんだか文字にするのははずかしいけど、それが私たちの未来だもんね」
星守 閃理 「未来…… そうだね」
KP
記入を確認した女性は、会場内へとあなた達を案内する。
すでに50人ほど集まっており、これから開催される講義を待っているようだ。
星守 閃理 「わ……結構いっぱいいるね」
夜門 由貴
「本当!
みんなやっぱり、この先のことに興味があるんだろうね」
星守 閃理 「ふふ、そうかも。じゃあ座ろうか」
夜門 由貴 「うん」
KP
着席し、渡された資料を見ながら待てば前の照明が点き部屋が明るくなる。
スクリーンの近くには30代の男女が立っていた。二人で進行するようだ。
セミナーが始まると、主催者二人の来歴が話された。
この相談会は蓮見という女性と志田という男性が主催している。
彼らはバベッジジャパンの社員であり、大学卒業後に就職先で出会ってカップルになったそうだ。
職場でもプライベートでも信頼できるパートナーとして、日々切磋琢磨しているらしい。
趣味で哲学やネットワークの研究もしているようだ。
前半の講座では、お互いの欠点を補い合う方法や、喧嘩をした際の解決方法などを話した。
そして、相手と付き合う上で起こりやすい行動の一つとして、ミラーリング効果、というものを挙げた。
夜門 由貴 相手と同じ動作をするってやつかな!
KP
【ミラーリング効果】
行動分析学で使われる言葉で「同調効果」または「姿勢反響」とも言われる。
好意を持つ相手のしぐさ、表情あるいは動作を自分が無意識に真似てしまったり、または自分と同じような仕草や表情を行う相手に好感を抱く効果を指す。
同じ集団に属していると、使う言葉や行動が似てくるのと同じである。
夜門 由貴 ふぁんぶるは似なくてもいいかなあ
星守 閃理
僕と由貴ちゃんのことみたいだね……?
(ちょいちょいあるシンクロ)
ふふ……
夜門 由貴 ふふふ……
KP 心理学を交えた彼らの言葉は非常に論理的で、かつ分かりやすかった。
蓮見
「人の情報は大きく脳、体、精神に分類されます」
「どれ一つ、欠けてはいけないものです」
「しかし、相手を知る上では、精神の交歓が必要な時があります」
「脳や体と違い、精神は可変的かつ、柔軟性の高い情報だからです」
「ネットワーク環境の進歩により現代社会は大きく発展を遂げています」
志田 「インターネットはいまや社会基盤として市民生活に欠くことのできないものとなっています」
蓮見 「人どうしの関わりとネットは関係がないとお思いの方がいるでしょう。ですが、違うのです」
志田 「われわれは、ネットワークを通じれば完全に理解し合える。意識を拡大させ、他者と溶け合い一つになれる」
蓮見 「人間の意識の拡大を続ければ、それは宇宙に届くものになるでしょう」
志田 「意識の統合、拡散。肉体を捨て、すべての知性と文化を統合することで、一つの情報となるのです」
星守 閃理 「……ん?」
蓮見 「一つになりましょう。私たちは元々、一つであったのだから」
志田 「神と契約することで、あなたも電子の海の一員となりましょう」
夜門 由貴 「あ、あれ……」
蓮見 「まずは隣人を愛しましょう。そうして、言葉を唱えて、お互いに混ざり合い、一つになりましょう」
KP 1d100を振ってください
夜門 由貴
1d100
Cthulhu : (1D100) > 80
星守 閃理
1d100
Cthulhu : (1D100) > 26
KP
では由貴さんから
彼女の声を聞いていると、隣にいる人物に自分の持つ全ての愛情を捧げたくなる。
相手へ愛の言葉を口ずさみ、手を伸ばす。
夜門 由貴 「せんりくん……」
夜門 由貴 あわわ…
KP
彼女の声を聞いていると、本来感じていなかった異常なまでの愛情を隣にいる人物に捧げたくなってしまう。
それが理性で理解できた。
星守 閃理 「…… …? あれ、由貴ちゃん?」
KP
そこで、あなたの危険を知らせるように、携帯が鳴る。
メールが届いたようだった。
夜門 由貴
「すき、だいすき、あいしてる……」
「……!」
星守 閃理 「ま、まって、由貴ちゃん、落ち着いて…」
KP
落ち着いて辺りを確認する。
周囲のカップル達は、お互いに見つめ合い、囁き合っている。
それは愛の言葉にも、魂を侵す呪文のようにも聞こえる。
彼らの言葉によって、意識に介入されている。
異常な空気に包まれていた。あなた達以外は、盲目で、個の無い人々であった。
この状況であれば、会場から抜け出すのは可能だ。
星守 閃理
「なんだか、様子がおかしい。
由貴ちゃん、ここから抜け出そう……!」
夜門 由貴
「え、あれ、私、急にどうしちゃったんだろう……」
「うん……! 今のうちにいこ……」
閃理くんの手を不安そうにとります。
星守 閃理
「うん、離さないでね……!」
ギュッと握って、先導していきます。
KP
イベント施設の外にやってきました。
メールを確認することが出来ます。
夜門 由貴
閃理くんはすぐに消せって言ってたけど……
やっぱりちょっと気になる……
KP
【謎のメール3】
件名:夜門由貴へ
施設の裏の事務室を開けておきました。
今なら入れます。
KP
メールを確認した所で気がつく。
あなたは以前確かに、蓮見と志田の言葉を聞いたことがあったのだ。
この講座に来るのは二回目なのではないか、とふと感じるだろう。
夜門 由貴
「あれ、私、前にもさっきの話……」
「聞いたことが、あるような……」
星守 閃理 「え……?」
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 91 > 失敗
ええ?!?!??!?
せ、閃理くんの鉄壁のアイデアが!?
って、僕が星守閃理じゃないか…
星守 閃理
「そうなんだ…… 僕は上手く思い出せないけど…
そうなんだね」
夜門 由貴 「閃理くん、もしかしてここ最近のこと、あんまりよく覚えてない……?」
星守 閃理 「え? うん…… もしかして、由貴ちゃんも?」
夜門 由貴
「実はそうなの……。
ほら、ショッピングモール行くお約束してた話とか、パソコンも相談しようと思ってたこととか」
「本当に、覚えてなかったんだよね」
星守 閃理
「そうなんだ……」
「僕たち二人、何かあったのかな。
ここ数日の間に」
夜門 由貴
「そうかもしれない。
ちょっと危なかったけど、さっきのセミナーに行って、私はぼんやり思い出せた……」
「閃理くんは危ないって言ってくれたけど、これも、変なメールに書いてあったことなの」
星守 閃理 「今日のイベントのこと…?」
夜門 由貴
「うん。行きたかったのは本当だけど。
メールにも参加するようにって書いてあってね」
星守 閃理
「そうなんだ…… 相手って一体誰なんだろう?
由貴ちゃんのことを確実に知ってる誰かってことだよね」
夜門 由貴
「そうだと思う。最初から名前も知られてたし、さっきまたこんなメールが……」
閃理くんに3通目のメールを見せます
星守 閃理
「え…?」見てみます。
「本当だ……。事務所?」
夜門 由貴 「何の事だかよく分からないけど、入らなきゃいけない気がする」
星守 閃理
「そんなところに誘導して、一体何をさせようっていうんだろう」
「由貴ちゃん…… うん、そうだね。行ってみよう」
「一人じゃ危ないから、僕も一緒に行くよ。
一人じゃいかせない、絶対に」
夜門 由貴 「うん……一緒に来て。閃理くんと一緒なら、怖くないから」
星守 閃理 「もちろん」
夜門 由貴
は、はわ……藺草さんが動かす閃理くん本当にかっこいい……
私にとってはいつもかっこよくてかわいいよ!
(取ってつけたようになってしまうのはご愛嬌…)
KP それでは、事務室に向かいますか?
夜門 由貴 まるごし…… ううん、向かいます!
KP
はい、それでは……。
【事務室】
施設裏の事務室。扉が少し開いている。
中を覗けば、無人であることが分かる。
事務机と資料棚が並んでおり、整頓されていた。
KP
【探索箇所】
事務机、資料棚
星守 閃理 「誰も居ない…… とはいえ、やっぱり気が引けるな」
夜門 由貴
「うん……さっと調べて、早く出よう?」
事務机を見てみるね。
KP
事務机にはいくつか資料が置かれている。
目星をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 12 > スペシャル
星守 閃理 いい出目!!
星守 閃理
CCB<=93 【目星】
Cthulhu : (1D100<=93) > 84 > 成功
夜門 由貴 閃理くんも成功! よかった!
KP では主催者側が使用する資料を見つける。
星守 閃理 うん、よかった。
夜門 由貴 目を通してみる……
KP
【本日の資料1】
《精神交換》(基本p266)
呪文の使い手はほかの人間と精神を交換することができる。
呪文をかけるために1D3正気度ポイントを失い、MPは、最初に呪文をかけるときには対象のPOWと同じ値のMPを消費する。
それからあとは呪文をかけるたびに消費するMPは1ポイントずつ少なくなっていき、消費するMPが1ポイントになるまでそれが続く。
その次からは何度呪文をかけても、消費するMPは1ポイントである。
この呪文の対象となる者は、呪文の使い手を知っていて、愛しているとか強い好意を持っている者でなければならない。
この呪文には効果の範囲の制限はない。呪文をかけるたびに、使い手は対象とMP対MPの抵抗表に従った戦いに勝たなければならない。
呪文の使い手は最初は2、3分の間しか対象の体の中にとどまっていることはできないが、だんだん長い間とどまることができるようになっていく。
しまいにはいつまででも好きなだけとどまっていられるようになる。
この状況であれば、腹の底に力を入れて念じることで、精神の交換ができる。
《夢の映像》(基本290p)
呪文の使い手あるいは選ばれた対象に、未来を予告するような夢を見させてくれる。
呪文をかけるために3MPのコストがかかる。
【本日の資料2】
《セクメンケネップの言葉》(基本267p)
呪文の使い手は大勢の聞き手と深い結びつきを確立させる。呪文をかけるためには3MPと1d6正気度のコストがかかる。
それに加え、呪文が続いている間、10分ごとに追加の3MPをコストにしなければならない。
それから即興的に話をするのだが、心の底から話していると見えるようにして、聞き手の注意をそらさないように話さなければならない。
そうしている間の10分ごとに、呪文の使い手はKPが適切と思うような交流の技能(値切り、信用、言いくるめ、説得など)に成功しなければならない。失敗すればスピーチは不明瞭な形で終わって、わけがわからないことになる。
スピーチが成功すれば、聞き手は1d3日の間、そこで話されたことをすべて信じる。
KP
すべてを読み終わったあなたは全てを思い出す。
あなたは数日前に届いた迷惑メールのURLを、なにかに誘われるように開いてしまった。
そして、導かれるようにこのセミナーを受けたのだ。
夜門由貴と共に。
KP 星守閃理くんとともに。
KP …そう、間違いなく、あなたの隣にいたのは”夜門由貴だった”。
星守 閃理 ふふ……
KP …そう、間違いなく、あなたの隣にいたのは”星守閃理くんだった”。
星守 閃理 ぼ、僕が…… 私が…… 由貴……?
夜門 由貴 つまり私は 僕は
星守 閃理
僕は……
「…… 閃理くん?」
夜門 由貴 「由貴、ちゃん……?」
星守 閃理 「そうなんだ、今までずっとお話してたのは……閃理くんだったんだね」
夜門 由貴 「そうみたいだ。今思い出したよ……」
星守 閃理
「私も……どうして、こんなことに……
どうして私、自分のこと閃理くんだと思ってたんだろう」
夜門 由貴 「思い込まされてた、んだろうな」
星守 閃理
「そう、なんだ…… さっきの えーっと、精神交換?」
「ふふ、なんだか私の顔で閃理くんが喋ってると思うと、不思議な気分」
夜門 由貴
「うん……本当に。自分の顔とこうして対面することないからね」
「ここまで長期間交換できてるってことは、戻るのももう簡単なんだろうか」
星守 閃理
「え? あ、確かに… えーっと、資料には…」
「”腹の底に力を入れて念じることで、精神の交換ができる”…… やってみる?」
ぱっと手を差し出します。
夜門 由貴 「このままじゃ困……いや、そこまで困らないかもしれないけど、やっぱりそのうち困るだろうし」
星守 閃理
「ふふ、そうだね。ずっと一緒だし、どっちがどっちでも……
…なーんて…」
「……なんでもない! じゃ、始めようか!」
星守 閃理
僕って照れた時あんな顔するのか……
それとも中身が由貴ちゃんだから?
けみかる 中身どっちでも関係ないよ。立ち絵同じだから。
星守 閃理 あ、そう……
夜門 由貴 「うん」
KP
それではあなた達は手をつないで、試しにつよく念じてみる。
一瞬、視界が暗転した後に。
あなたは"星守閃理くんとして"目を覚ました。
星守 閃理 「ん……」
KP
PL情報
※ここからPLが使用するキャラシは夜門由貴から星守閃理くんのものになります!
夜門 由貴 「……!」
星守 閃理 了解です。ちょっとずっとコマが照れてるのはずかしいからしまおう……。
夜門 由貴
「閃理くん!」
ギューッと抱きつきます!
夜門 由貴
う、うん! どうぞ!
照れてる閃理くんも
かわいくて好きだけどね!
星守 閃理
ずっと照れてるのはおかしいだろ。
自分の照れた顔、改めて見るの嫌だったな……
星守 閃理 「わ。……ふふ、良かった。元通りみたいだね」
夜門 由貴 ふふふふ
星守 閃理
「おかえり、でいいのかな。
おかえりなさい、由貴ちゃん」
ぎゅっと抱き締め返します。
夜門 由貴
「うん、元通り!
ただいま、閃理くん!」
「………ふふー!」
嬉しくて一層強く抱き締めます
星守 閃理
「さて……一体全体どうなってるのか。
ほかにも資料を漁れば少しは分かるかな」
夜門 由貴
「うん、見てみよう!
棚の方にもあるみたいだね!」
星守 閃理 という事で資料棚を見てみるよ。
KP
棚には研究記録や計画書が纏められています。
図書館をどうぞ!
夜門 由貴
CCB<=85 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=85) > 32 > 成功
星守 閃理 まちがえた、待ってね。
夜門 由貴 おお… うん!
星守 閃理
CCB<=80 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=80) > 56 > 成功
夜門 由貴 よかった、成功!
KP 数枚の資料を見つける。
星守 閃理 チャットパレット由貴ちゃんの開きっぱなしにしてた弊害が出ちゃった。ごめんね。
KP
【計画書】
事前に二者の精神のみを交換することで、肉体・脳に蓄えられた情報と、他者の経験記憶・思考とを統合する。
本日21時、ショッピングモール内の放送室からアナウンスで呪文を放送する。
二者が強く癒着した状態で、我らが神ハスターと交信することで、
被験者達の持つ電化製品や情報端末に埋め込んだ制御チップに肉体・脳・精神の情報が移動する。
これにより被験者は元の肉体を捨て、肉片に変わる。
多数の被験者達が同時に、膨大な身体データを制御チップに移行する運動エネルギーにより、強力な電磁波が発生し、被験者達の思念の総合体が現れる。
それらを我らの神に捧げることで、かの神が求める人類の肉体を捨てた知性と文化の統合、究極の情報化はまた偉大なる歩みを進めるだろう。
夜門 由貴
え? ぜんぜん大丈夫だよ!
振ってくれてありがとう!
星守 閃理 いえいえ。二人とも成功したから良かったよ。
KP
【肉体負荷の解放】
今回の呪文は多数の被験者を同時に操る為、我らの精神エネルギーの消費が多い。
我らの脳に、自ら制御チップを埋め込み操ることで、肉体へのセーブを解放する。
これにより、通常の人間の何倍もの精神エネルギーを使用し、この儀式を完遂させる。
デメリットを挙げると、我らの脳のチップが何者かに破壊される、あるいは他者の呪文介入があった際、対処に時間が掛かる事だ。
呪文の逆転現象が起こった場合、我らの肉体が負荷に耐えきれず、破壊される可能性がある。
注意:前日に使った《夢の映像》では、予定通り儀式が完遂される夢を見た為、このまま順調に計画が進めば問題は発生しない。しかし当日は注意を払うこと
【制御チップ】
人の思考・肉体を操る制御チップ。
死者を操ることもできる。いずれの場合も、意のままに操ることは難しい。
命令はごく単純なものに限られる。
基本的には何らかの電化製品に組み込む。
生者を操る場合、チップ内蔵機器の数メートル圏内なら簡単な命令に従わせることができる。
生死を間わずチップを埋め込まれてしまった対象者は、単にこれを破壊するだけでは術者の操作から逃れることはできない。
すでに脳の命令系統が書き換えられてしまっているからだ。
効果が解消されるのは、術者が狂気に陥るか異世界に転送されるか、死亡した場合である。
夜門 由貴
「………なんだか、よくわからないけど……」
「この計画書? って紙、危なそうなことが書いてあるね」
星守 閃理 「本日21時……ライブの夜の部の真っ最中じゃないか」
夜門 由貴
「今、19時過ぎくらいだよ……
なんとかしなくちゃ」
星守 閃理 「そうだね。僕たちだけじゃなくて、多くの人たちが被害を受ける可能性が高い」
夜門 由貴
「うん、セミナーのお客さん、今日もいっぱい居たもんね……?
でも、どうしよう…」
夜門 由貴 私も照れた顔になってた…… 照れてる場合ではない
星守 閃理 ふふ。コマの顔が切り替わらないと違和感あるよね。
夜門 由貴 そうだね…… さっきの閃理くんの気持ちがわかったかも?
星守 閃理
「脳のチップを破壊……呪文介入……?
何の事やらさっぱりだな……」
KP それでは……アイデアをどうぞ!
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 72 > 成功
KP
それでは、先程の資料を見て、貴方はこのようなことを考える。
流れたアナウンスを聞くことにより、精神交換された人々は肉塊になってしまう。
もしこの事態を防ぐのなら、アナウンスより大きな音を響かせるか、同じく呪文で相殺すればいいと気づく。
中央広場の音ならこのショッピングモール全域に届く事も思い出せるだろう。
また、蓮見と志田を攻撃して無力化させるのも解決方法の一つだと思える。
星守 閃理 一番穏便なのは、中央広場でセクネンケネップの言葉を使わせてもらう……?
夜門 由貴 ありだと思うよ!
星守 閃理
攻撃するのはリスクが高そうだ。
由貴ちゃんを危険には晒したくない。
夜門 由貴 「閃理くん ……なにか、思いついた…?」
星守 閃理 「そうだな……さっきセミナーへ行く前、中央広場のライブの音がショッピングモール全体に響いていた事に気付いたんだ」
夜門 由貴
「確かに…… そうだね、結構大きな音だったかも」
「中央広場…… あっ」
星守 閃理
「うん。きっと、アナウンスより大きい音だと思う。
そこで、ハスター? と交信する呪文とは別の呪文で介入することができれば……」
夜門 由貴
「そうだね、そうだと思う…!
ねえねえ、トナリちゃんだよ!!」
星守 閃理 「え。常野トナリさん?」
夜門 由貴
「私がトナリちゃんに頼み込めば、閃理くんをステージに上げられるかも!」
「そう!」
星守 閃理
「……僕が上がるの?」
「……いや、呪文を使うならそうか……」
夜門 由貴
「え? わ、私に出来るかな…」
「あの…… 自慢じゃないけど、発表とかはあんまり得意じゃないよ…」
(交渉技能/Zero)
星守 閃理
「僕も物凄く得意ってわけではないけど。
とにかく、呪文を使うのは僕がやる。
由貴ちゃんは常野さんにお願い……頼めるかな」
夜門 由貴
「……うん! 大丈夫!
どういうふうにお願いしようかな……」
「アーティストとか、ミュージシャンとかって紹介したほうが、持ち時間をもらえるかも!」
「あんまり現実的じゃない方法だけど…… やってみるしかないよね」
「ねえねえ、閃理くんはどういうふうに紹介されたい?
閃理くんのことは、私の こ、 恋人だってことしか伝わってないから」
「今ならどんなふうにでも紹介できるよ!
閃理くんの得意分野の職業とかがいいかな…?」
星守 閃理
「どういう風に……? んん、そうだな……」
「舞台に上がるなら何かしら理由が必要だよな。
正直に高校教諭のタマゴ、っていうのじゃちょっと、ね……」
夜門 由貴
「ふふ…… それでもかっこいいけどね」
「そうだなあ…… あっ、歴史のことを面白く紹介する人とかは?
よくテレビで見るやつ!」
ただの提案です
星守 閃理
「コメンテーター? ああ、それなら何か聞かれた時にも対応できるかもね」
「どうしても怪しまれて仕方ないって時には、いざとなったらナーヤさんの名前挙げたらいいよ。
僕は血の繋がりはないけど……ミルラ兄の親戚なんだから嘘はついてない」
夜門 由貴 「ナーヤちゃん? そうだね…それも言って、お願いしてみようかな!」
星守 閃理
「うん。頼んだよ。
仲良しの由貴ちゃんの頼みなら、聞いてくれそうだな、常野さん」
浦石 奈礼 ナーヤの名前勝手に使うなし!?
星守 閃理 ごめんなさい……この埋め合わせはミルラ兄が必ず。
夜門 由貴
「えへへ、そうかな…… トナリちゃんとは小学校の頃に半年間だけ遊んだっきりだったんだけど。
覚えててくれて嬉しかったな…」
KP
ちなみにPL情報ですが……
ステージに立つ場合、パフォーマンスや演説を行い、そのパフォーマンスに合った交渉技能を振ることになります。
RPやその他の行動次第で+補正が付きます。
星守 閃理
パフォーマンスに合った交渉技能……
と言っても持ってるのは言いくるめくらいかな。
KP
言いくるめでもオッケーです!
やったぁ70もあるぞ!
星守 閃理 頑張って補正をもぎ取ろう。(強欲)
KP 大盤振る舞いするぞ~!! ではその前にですね……由貴が
夜門 由貴
「じゃあ…… 閃理くん、まずは着替えないとね!」
「そのままでももちろんすごくすごーくかっこいいけど……、専門家の人みたいな格好の方が説得力が出るかもよ?」
星守 閃理
「ああ、それもそうだね。
それっぽくスーツでも着た方がいいか」
夜門 由貴
「そうそう、さっきのセミナーのハスミさんとシダさん……?
もきっちりした格好してたしね!」
星守 閃理 「うん。形から入るのは大事だ。視覚情報は印象を大きく左右するからね」
夜門 由貴
「そう、それ!
……ふふ、やっぱり閃理くんの中の人は閃理くんがいいな!」
星守 閃理
「はは、それを言うなら由貴ちゃんだって」
「もちろん、どんな由貴ちゃんでも可愛いくて、愛しいことには変わりないけどね」
夜門 由貴
「……う、 へへ…… 恥ずかしいけど、うれしいな…」
「もう…ほら、行こ!」
KP 由貴は閃理くんの腕を引っ張って、ファッションフロアに行こうとします。
星守 閃理
「わかったわかった……わ、待って、そんなに引っ張らなくても行けるから」
ついでに呪文を写真に撮ってPDF化したのを印刷して資料っぽくしようかな…
KP
お! 了解です!
いずれ呪文習得チャレンジをしてもいいかも知れないですね…
星守 閃理 夢見る人の罠くらいで十分だよ(ブラックジョーク)
KP こら…… こら………🔪
星守 閃理 ふふ。冗談です。行きましょう、ファッションフロア。
夜門 由貴 うん、行こう!
KP
それでは閃理さんたちは、ファッションフロアに向かい、閃理さんに似合うスーツなどを探します。
メガネは? シャツはどうする?
などと話し合った後、スーツのサイズを図るため、あなたはしばしの間拘束されるでしょう。
星守 閃理 おお……本格的だ……
夜門 由貴 「あ! ……そうだ、ちょっと私、お手洗いに行ってくるね!」
星守 閃理 「え、ああうん。気を付けていっておいで」
夜門 由貴
「閃理くんはスーツの裾上げとか待たなくちゃでしょ? ここで待ってて!」
「うん、行ってきます!」
KP
では足早に由貴はその場を離れます! パタパタパタ……
アイデアどうぞ。
星守 閃理
かわいいな……と思いつつ見送ります。
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 54 > 成功
星守 閃理 野暮だから考えないようにはしたいが……
KP
では、由貴の背中を見送ったあと、お手洗いの看板が目に入ります。
あれ、由貴がいま走っていったの、逆方向じゃない……?
星守 閃理
「本当に……可愛いな、由貴ちゃんは」
何も言うまい。大人しく待っていよう。
KP ふふふ……では、5分後くらいに息を切らして戻ってきます。
夜門 由貴 「……! ご、ごめんね! ちょっと混んでたの!」
星守 閃理 「おかえり。……そうだね、今日は本当に人が多いから」
夜門 由貴 「ただいま! そ、そう、そうなんだよー」
星守 閃理
「特に女性用のお手洗いは混みそうだよね。
そんなに急いで戻ってこなくても、ちゃんとわかってるから大丈夫だよ?」
夜門 由貴 「そうだよね、あはは……」
星守 閃理 「まあ、あんまり長いと何かあったんじゃないかって心配になるけど……」
夜門 由貴
「あっ…… うん、ごめんね!」
「なんにもトラブルとかはなかったよ、大丈夫!」
星守 閃理 「それなら良かった」
KP
では挙動不審な由貴とお話していると、ちょうどスーツが出来上がったとの案内が来ます。
裾上げしてもらったスーツは貴方にピッタリです。
ともすると、一足早く社会人になったかのような感じかもしれません。
夜門 由貴 「! ! かっこいい…」
星守 閃理
「そ、そう……? ありがとう」
ちょっとそわそわするな……
夜門 由貴
「うん、本当に先生になったみたい!」
「いいなあ、私も高校で閃理くんの授業受けたかった…」
星守 閃理 「僕と一緒の大学行くのとどっちが良かった?」
夜門 由貴
「……閃理君と一緒の大学に行きたい!」
「えへへ……じゃあしょうがないか!」
星守 閃理
「ふふ。それにこれから呪文もだけど、歴史のお話もそれっぽくしなきゃいけないだろうし」
「簡易的な模擬授業……になる、かな?」
夜門 由貴
「なるほど…… じゃあ今から、授業、受けられるんだね!」
「そんな場合じゃないのは分かってるけど…… すごく楽しみ!」
KP
では……現在20時くらいです。
中央広場に向かいますか?
星守 閃理 そうだね、常野さんへの交渉もあるし、余裕を持って向かおう。
KP
はい、それでは……
広場に行く途中でメールが届く。
あなたの携帯にだ。
KP
【謎のメール4】
件名:星守閃理へ
元に戻れたようですね。
もうじき21時。君の健闘を祈っています。
星守 閃理 「ふ……言われなくても」
KP
もしも周囲を見渡してみるならば家族連れや友人、カップルばかりで、あなたを見つめるような人物はいない事に気が付きます。
では、中央広場へ……
【中央広場】
中央ステージは昼よりも多くの人々で賑わっている。
観客達はロック歌手の歌声には手を叩いたり、コールをしたり、バラードでは静かに手を振ったりと、楽しんでいる様子だ。
星守 閃理
どこから見ててもいいよ。
上手くやってやるさ。
KP 舞台の裏手を探せば、そこに常野の姿が見つけられる。
夜門 由貴 「あっ、トナリちゃん!」
KP 振り返った彼女は少し驚いて声を掛けてくる。
常野トナリ
「あ! ゆきちゃん!
来てくれたんだ〜ありがと!」
「あと2バンド後に私の番だから、座席の方で見ててよ」
夜門 由貴 「う、うん。そうする…… その前に、トナリちゃんに一つだけ、お願い事があるんだけど……いいかな」
常野トナリ 「え、どうしたの?」
夜門 由貴
「えーっと……バンドの入れ替えの時間とか、すこしだけかかるでしょう?
そこで彼に少しだけ時間を分けて欲しいの!」
常野トナリ 「星守さんに…?」
KP 由貴はあなたを手で示す。
夜門 由貴
「閃理くんは……」
「実は、歴史コメンテーターなの」
「Y○utubeなんかでも、講座を配信してて……
えっと、ネット上ではちょっとした有名人なんだよ」
星守 閃理 「そう……まだ駆け出しなんですけどね」
星守 閃理 は、話を盛りすぎじゃないか……?(そわそわ
夜門 由貴 「そ、そう! そうなの……!」
夜門 由貴 ちょっと大きく出たほうがいいんだよ…! 多分!
夜門 由貴 「それでね、数分間でちょっとしたパフォーマンスをしてくれるっていうんだけど…… どうかな?」
KP 常野は驚きつつも考える素振りを見せた。
常野トナリ
「えー!?
うーん。…本来はタイムスケジュール通りの進行じゃないといけないんだけど…」
「実はちょっと時間が余ってるんだよね…ゆきちゃんが紹介してくれた人ならアリかな?」
「星守さん、私の方からかけあってみますね」
星守 閃理 「無理を言って申し訳ない。何卒、よろしくお願いいたします」
常野トナリ 「はい!」
KP
そう言ってマネージャーや運営の方へと向かっていく。
数分後戻ってきた彼女は手で大きくマルの字をえがいた。
常野トナリ 「OKですって!10分すこしなんですけど大丈夫ですか?」
星守 閃理 「! 良かった。それだけあれば十分です」
常野トナリ 「よかった、頑張りましょうね!」
星守 閃理 「ええ、繋ぎはお任せください」
常野トナリ
「頼もしいです! 出番まで少しありますから、ここで待っていてくださいね」
「ゆきちゃんはどうする?
客席に行く? ここで見てても大丈夫だけど…」
夜門 由貴
「えっ…… ど、どうしようかな…?」
ちら、と閃理くんを見ます。
星守 閃理 「そばに居てくれててもいいし、お客さんになってくれててもいいよ」
夜門 由貴
「……じゃあ、そばにいるね」
「お客さんになるのもいいけど、閃理くんのこと、そばで応援したいな」
星守 閃理 「ありがとう。由貴ちゃんがそばにいてくれるだけで、心強いよ」
夜門 由貴 「えへへ…… 大したことは出来ませんが…」
KP
では二人は舞台裏で、静かに出番を待つ。
その時は刻一刻と近づいていた。
しばらくすると、再び常野が現れる。
あなたをみて、由貴をみて、頷いた。
常野トナリ 「そろそろステージに出る時間ですよ!行きましょう」
星守 閃理 「……はい!」
KP
【ステージ】
あなたがまずステージに立って気付いたのが、ここがとてつもなく明るく、眩しいということだった。
全方位からスポットライトで照らされており、光の熱を感じる。
そして人々の歓声。人の熱。
すべてががこちら側に向けられている。
〈POW*5〉をどうぞ。
星守 閃理
CCB<=(16*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=80) > 99 > 致命的失敗
wwwww
KP
!?
は、は、はわ…
夜門 由貴 がんばって~!!! 閃理くんん~~~!!
KP それでは、貴方に緊張が走る。鼓動が早くなり、意識しながら前へと進む。
星守 閃理 片手間に振るもんじゃないな……ダイス……
KP
すると、足がもつれて、転びそうになる……
DEX*5か、幸運をどうぞ!
夜門 由貴
えっ!?!?!?? ちょっとまって、おようふく!!
かっこいい~!!! きゃーーー!!!
星守 閃理 ちょっとまってだいぶアラがめだつ……
星守 閃理
CCB<=80 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗
夜門 由貴 !?
星守 閃理 ??????
KP は、は、はわわ…???
星守 閃理 これはひどいな……??
KP
ぐっ…… くそう……
それではあなたはその場でステン、と転んでしまう!
せっかく買ったスーツが少々汚れてしまった!!
SAN -1d2で…?
星守 閃理
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
system
[ 星守 閃理 ] MP : 16 → 16
[ 星守 閃理 ] SAN : 86 → 85
星守 閃理
KP ほっ……
星守 閃理
「……と、このように、かのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは6歳の頃宮殿で転倒し……」
「その時手を取った7歳のマリア・アントーニア……のちのマリー・アントワネットにプロポーズしたという逸話がございます」
KP
貴方のその機転に、客席からは笑い声が漏れる。
そうしておもむろに立ち上がり、ふと後ろを振り返ると、ステージ袖の由貴と目が合う。見守ってくれているようだ。
夜門 由貴 「……!」
星守 閃理 「……」こく、と小さく頷く
夜門 由貴 「……」 にっこりほほえむ
KP 最初にマイクを持った常野が声を上げる。
常野トナリ
「みなさーん!こんばんは!今日は来てくれてありがとうございます」
「はじめましての方ははじめまして!
常野トナリです。
これから私の演奏を聞いてもらうのです…が!」
「なんとスペシャルゲスト、歴史コメンテーターの星守さんに来ていただきました!」
星守 閃理
……だれ?ってなりそう
10d100
Cthulhu : (10D100) > 637[40,66,20,90,86,82,50,59,57,87] > 637
……ファンブルはしてない。が……
常野トナリ
「歴史についてのわかりやすくておもしろい授業なんかを主にしているパフォーマーさんです!
私の演奏の前にぜひ、楽しんで下さいね」
「ということで星守さん、よろしくおねがいしますね」
KP 彼女はあなたにマイクを手渡した。
星守 閃理 「はい、ありがとうございます。それでは……」
KP では、聞き耳をどうぞ。
星守 閃理
CCB<=71 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=71) > 14 > スペシャル
KP
ピンポンパンポーンとアナウンスの音が鳴る。
耳をすませていると、小さな呟きが一定の間隔でリズミカルに流れていることに気がつく。
おそらくこれは、蓮見と志田が行っている詠唱なのだろう。
星守 閃理 (! まずい……)
KP それでは、特殊ミニゲームを始めましょう!
星守 閃理
?!
はい
KP
先に挙げた《セクメンケネップの言葉》(基本267p)をここで閃理さんは使用することになります。
そのためには3MPと1d6正気度のコストがかかります。
さらに、観衆の注目を集めるために、魅力的なパフォーマンスや演説を即興で行わなければいけない。
このシナリオ中ではパフォーマンスの内容は問わない。
えーっと、どうしようかな?
3ターンの間、言いくるめを始めとしたなにかの技能でダイスを振り、その成功の数で、最後の呪文のためのダイスを振るときに補正が付きます!
星守 閃理 ふむふむ……。
KP
【ターン:1】
RPがあればどうぞ!
このターンに振る技能の成功率が上がります!
(ない場合はそのまま振っていただいて大丈夫です!)
夜門 由貴 歴史でも言いくるめでも、なんでもいいよ!
夜門 由貴
スーツですでに5、上がってるよね!
それで……最初のあの解説でも+5!
星守 閃理
「情報の伝達手段は日々進化を遂げていますね。
先ほど挙げたかの天才作曲家モーツァルトは、父親のレオポルトとのイタリア旅行の際に、バチカンの秘曲、アレグリ作『ミゼレレ』をシスティーナ礼拝堂で一度聴いて記憶し、宿に帰ってから譜面を書き上げたといわれる逸話も有名です」
星守 閃理 すごいモーツァルト好きな人みたいになってる 好きだけど
KP
なるほど……かっこいい!
任意の技能でダイスロールをどうぞ!
補正は+10です!
星守 閃理
とりあえず歴史……にしよう。嘘は言ってないし。
CCB<=(75+10) 【歴史+10】
Cthulhu : (1D100<=85) > 77 > 成功
星守 閃理 あぶない! 補正があってよかった…
KP
それでは貴方の演説に、客席は盛り上がる。
最後のダイスロールに+5の補正です!
星守 閃理 よし。ありがとうございます。
KP
いいえ! 閃理さんの演説の賜物です!
【ターン:2】
再び、RPがございましたらどうぞ!
夜門 由貴 ワクワクした顔で見ている。
星守 閃理
「今では録音機器も発達して、記譜もデジタル化。
それではコンピュータが登場したのはいつでしょう」
「今日のパソコンと原型と言える型のコンピューターが登場したのは、1977年。
マイクロプロセッサ……コンピューターに内蔵されるメモリーのようなもの自体が登場したのは1974年ですから、3年ほどの歳月がかかっているようですね」
KP へえー! と観客席から声が上がります。
星守 閃理 「今では1年ごとに新しい端末が発表されている。そのことを考えれば、目覚ましい成長ぶりと言えるでしょう」
KP
なるほど……! 勉強になる…!
ようし、再び任意の技能+15でどうぞ!
星守 閃理
CCB<=(75+15) 【歴史+15】
Cthulhu : (1D100<=90) > 54 > 成功
夜門 由貴 えらい! すごーい!!
星守 閃理 やった……
KP
では観客は更に盛り上がる。
貴方の話に耳を傾けているようだ。
貴方の問いかけにも、誰かがすぐに答えてくれる。
最後のダイスロールに+5の補正です!
【ターン:3】
最終フェーズです!
再び、RPがございましたらどうぞ!
星守 閃理 もうネタがない(大の字寝)
星守 閃理
「そうだな……
今やA○pleやMicr○softとも並び立つ、電子機器や家電を取り扱うメーカーを皆様ご存知でしょうか?」
夜門 由貴 がんばれー!! (ぱたぱた 旗を振るイメージ)
女性 ガタッ
星守 閃理 「そう、バベッジ・インコーポレイテッド。熱狂的なファンの方も中にはいらっしゃるのでは?」
女性
「はーい!!!」
遠くから声が聞こえたような気がする…
星守 閃理
「……ふふ、ありがとうございます。
コンピューター業界のカリスマの一人、ブラッド・W・トンプソンが立ち上げた、今や大企業です」
男性 「知ってる知ってる、俺も使ってまーす!」
女の子 「私も―!」
KP ちなみに、RPがよろしいところで、ダイスを振っていただいて大丈夫です!
星守 閃理
「では、バベッジ・インコーポレイテッドが創設された1983年の日本では、一体どんな出来事があったでしょう?」
「そうはいっても昭和時代。覚えておいでの方もいらっしゃるかもしれませんね」
男の子 「1983…? 俺、生まれてないや…」
意味ありげな視線の女性 「なんだったかしら…?」
ノリのいい男の子 「もったいぶってないで教えてー! せんせーい!」
星守 閃理
「なかなか、パッと思いだそうとすると難しいですよね。
『おしん』ブームにファ○コン発売、東京ディ○ニーランドが開演した年でもあります」
KP
会場内は「へえ~」「ああ~!!」と感嘆するような声にあふれる。
それでは……振る場合は、補正+20でどうぞ!
星守 閃理
CCB<=(75+20) 【歴史+20】
Cthulhu : (1D100<=95) > 74 > 成功
星守 閃理 ギリギリを攻めるなあ……
KP
それでは、観客は完全に貴方の演説に聞き入っていることがわかるだろう。
今ならあの呪文が効くかも知れない…!
それでは最終フェーズです。
【ターン:LAST】
まず、MPを-3、SANを-1d6してください!
system [ 星守 閃理 ] MP : 16 → 13
星守 閃理
1d6 SAN減少
Cthulhu : (1D6) > 4
system [ 星守 閃理 ] SAN : 85 → 81
KP
ヨシ! それでは……最後のダイスロール!
呪文のダイスロールを、+25の補正でどうぞ!(上限は95)
(パフォーマンスに合った、任意の技能を振ってください!)
星守 閃理
「ここまでお聞きくださって、誠にありがとうございました」
「しかし……いえこれは、バベッジ・インコーポレイテッド全体ではなくあくまで末端の問題かもしれませんが、妙な動きを見せている社員もいらっしゃるようでしてね……
実は私は、今回はそれを阻止しようと思って、こちらへ馳せ参じた次第でございます」
どうせ95上限なら、折角だから言いくるめで振ろう……
KP どうぞ!
星守 閃理
CCB<=(70+25) 【言いくるめ+25】
Cthulhu : (1D100<=95) > 98 > 致命的失敗
KP !?
星守 閃理 わー、やったな……
夜門 由貴 クリチケがあるよ!!!!
星守 閃理 え、でもあれは由貴ちゃんの……
夜門 由貴
使って~~!! お願い!
っていうかアレは閃理くんがGETしたやつだから!
星守 閃理 いや、僕の……? そうか……
system [ 星守 閃理 ] クリチケ : 1 → 0
KP それでは振り直し、どうぞ…!
星守 閃理
CCB<=(70+25) 【言いくるめ+25】
Cthulhu : (1D100<=95) > 66 > 成功
KP やったーーーー!
夜門 由貴 やったー! やった!!
星守 閃理 ほんと……こういうハラハラはいらない……
KP ふふふ……
KP
あなたは呪文を唱えると同時に、そう締めくくった。
場内は騒然とする――
目を閉じる。
あなたの頬を、一筋の汗が流れる。
成功しただろうか、
息を吐き、目を開いた。
そこには、彼らの姿がある。
拍手をして、歓声をあげている。
入れ替わり、戻った肉体だということを忘れるくらいに、彼らはあなたに熱狂していた。
そして、嵐のように拍手が響き渡った。
その嵐が止むまで、あなたは彼らの声に包まれる。
ゆるりと、彼らの動きがスローモーションのように流れていく。
明かりが一つ一つと消えていく。
彼らは呪文を使用した疲れか、地面に次々と倒れ伏していく。
深く眠ってしまったようだ。
星守 閃理 えっ 由貴ちゃん……?
KP
あなたは一人、暗くなった舞台に残される。
外の様子を眺めた所で、ちらほらと雪が降りはじめる。
星守 閃理 「……ゆき、だ……」
KP
冬の風物詩ともいわれるそれは、貴方の元へも舞い降りてきた。
舞台の照明だけが目覚めたように、パチパチと明かりを取り戻した。
そのとき、着信音が鳴る。
……非通知だ。
星守 閃理
……応答しよう。
「……はい。星守です」
「もしもし。事件は無事に解決できましたか?」
星守 閃理 「恐らく。最善は尽くしましたよ」
???
「それは良かった。協力が役に立ったなら何よりです」
「……そうだ。こちらは直接言ったほうが良いかもしれないと思って」
KP
ステージの中央、あなたの方へ、足音が近づいてくる。
フォーマルな衣装に身を包んだ女性は、黒髪を結い肩口に軽く流していた。
??? 「『折角なら手渡したくて』」
星守 閃理 ひえ……
KP
大きな赤い花束を持ったその姿は――紛れもなく由貴だった。
しかし、それは見慣れた彼女とは違う。
普段の彼女より大人びて、声も幾分低い。
歳を重ねているのだ。
星守 閃理 「由貴、ちゃん……? いや、……」
??? 「……バレてしまいましたか」
由貴 「……元気にしていますか?」
星守 閃理
「僕が由貴ちゃんを見間違う訳ありませんから」
「あ、はい。おかげさまで」
由貴
「…よかった、ならいいんです」
「今日が何日かご存知でしょうか?」
星守 閃理 「12月19日……ですね」
由貴 「うん、日付も……間違ってなさそうです」
KP 彼女は納得したように頷く。
由貴
「最初に全て伝えられたら良かったのですが、そうもいかなかったんです」
「あまり過去の人物に接触してはいけなくて。
回りくどい方法しか取れませんでした。
……ごめんなさい」
星守 閃理
「いいえ……そもそも、僕も自分の事を由貴ちゃんだと思っていましたからね」
「助けて下さって、ありがとうございます。
貴方のご助言がなければ、ここまでのことはできなかった」
由貴
「え? ……いいえ、貴方の機転や、行動のお陰ですよ」
「…残念ながらバベッジの製品は未来にもあるのです。
ですが…彼らの製作物を逆手に取って、次元の歪みを修復することも可能だった」
「ですがその弊害で今回の出来事が起こってしまった」
「例えるならば、時間の交通事故のようなものです」
「そこで過去の人工言語を使って、なるべく貴方の手で事件が解決できるようにと、メールを送りました」
「本来ならば、もう、帰らなくてはならないのですが」
「……でも最後に一回、貴方にお会いしたくて」
星守 閃理 「はは……光栄です。僕も貴方に会えてよかった」
KP
彼女は大きな花束をあなたに渡す。
ラン、バラ、カーネーション、リシアンサスなどが咲き乱れる赤く美しい花々が目の前に溢れた。
星守 閃理 「……! これは、僕に……?」
由貴
「…ええ、少し早いですが、誕生日おめでとう閃理くん」
「キミの歩む未来が明るく幸せなものでありますように」
KP 彼女とは、少しだけですがお話が出来ます。
星守 閃理 「ありがとう、由貴ちゃん……」
由貴 「………」
星守 閃理 「貴方の元いた時間でも、貴方が幸せな日々を送れますように……」
由貴
「……ええ、ありがとう」
「この場所の”私”とはどうですか?
……いいえ、聞くまでもないでしょうね」
星守 閃理
「はい。何かと慌ただしい日々ではありますが、上手くやっているつもりですよ」
「きっと、今の貴方には青臭く思えるかもしれませんが、振り返ればきっといい思い出でしょう?」
由貴
「それはよかった。
……決して、離れないで。
あなた方の未来のしあわせも、私は願っています」
「……ええ、そうですね。
貴方のその姿は、とても懐かしい…」
星守 閃理
「未来の僕は……いえ、聞くだけ野暮でした。
これはその時までのお楽しみ、ですね」
由貴
「ええ、私の存在する場所での、私と貴方がどうなっているか。それは教えられないのです」
「未来は過去に干渉してはいけない。それが大原則です。今回が特例と言えますね」
星守 閃理 「ええ、由貴ちゃんとの歴史を築いていけば、自ずと答えは見えてくるでしょう」
由貴
「ふふ、本当に歴史が好きなんですね」
「……私が、貴方のいる未来の由貴とは限りません」
「次元というものは重なったり離れたり、新たに生まれたりするものなのです」
星守 閃理
「そう……ですよね。
ええ、それは身をもって知っています」
「それも含めて、今後のお楽しみ……ということで」
由貴
「ええ」
「……私が今日ここで、あなたの誕生日を祝うことになるなんて」
「そろそろ戻らないといけません。面倒な追跡者に見つかっても困りますから」
星守 閃理
「そう……ですよね。貴方も危険を冒してここまで……」
「名残惜しいですが、どうぞお元気で」
KP 未来の由貴は一息ついてからこちらを見つめる。
由貴
「――未来は可変的です。貴方にはこれからも多くの困難があるでしょう」
「どうか、前に進むことを諦めないで。貴方の力になる存在はすぐそこに居ます」
「今日会ってくれてありがとう。私は……貴方に会えて幸せだよ」
「――閃理くん」
星守 閃理 「ああ、本当にありがとう、……由貴ちゃん」
KP
彼女は快活に、屈託ない笑顔をあなたに向けた。
瞬きをした瞬間、彼女の姿は消え、大きな花束と、散った花弁だけが残った。
星守 閃理 「……」
KP
KP
あ! すみません、大丈夫ですよ…!
間違ってEnter押しちゃった…
星守 閃理 え、いいですよ!
KP はわ…了解でs!
星守 閃理 お、おちついて
KP
眠っていた人々は次々に目覚め、起き上がる。
ステージ以外の照明はまだ点いていないが、騒ぎが起きることはない。
みな、降り始めた雪と、
――上空の花火に見とれているからである。
あなたがそのように周囲を見ていると、眠っていた由貴も目を覚ました。
星守 閃理 「由貴ちゃん!」
夜門 由貴
「う…… うん… あれ?」
「閃理くん……? 花火…?」
KP 彼女は呆けた顔で打ち上がる花火を見上げながら、あなたに視線を移す。
星守 閃理 「うん。雪に花火……とても、綺麗だね」
夜門 由貴
「うん、そうだね。
すごくきれい…」
「……私、気を失ってたの?」
星守 閃理
「うん。周りの観客たちも眠っていたようだよ」
「……寒くない?」
花が潰れないようによけながら、そっと抱き寄せる
夜門 由貴
「わ、えへへ…… ううん、閃理くんがいるからあったかいよ」
「……この様子からみると、閃理くん、成功したんだね」
星守 閃理
「そうみたい。実感は湧かないけど……
少なくとも、暫くはあいつらの好きにはできないだろう」
夜門 由貴 「そっか……よかった…」
KP 安心した表情で呟く彼女は、あなたのもつ花束を見て首を傾げる。
夜門 由貴 「あれ? そのお花… どうしたの?」
星守 閃理
「ああ、これはね……」
「言葉で説明するのは難しいな。うん、でも、そうだな、強いて言うなら……」
「貰ったんだよ。僕のファンに。……なんてね」
夜門 由貴
「そうなの? ファン…」
「………女の子?」
星守 閃理
「女の子……ではないかな。
女性ではあるけれど」
夜門 由貴 「……でも、女の人なんだ……」(ぽつり…)
星守 閃理
「はは、やきもちかな。可愛いね。
多分、今の僕は彼女にとって二番手かそれ以下だよ。
彼女にとっての……最愛の人は、別でいることを僕も知ってる」
「僕にとっての最愛の人が、今の君であるようにね。由貴ちゃん」
夜門 由貴
「……うん、ありがとう。閃理くん」
(あれ、でも、知ってる人だったの…?)
KP 暫く話をした彼女は、ふと思い至ったような顔をする。
夜門 由貴 「あ、そ、そうだ! 今……」
星守 閃理 「ん?」
KP
焦った様子で、由貴はスマートフォンを取り出して何かを確認する。
そうして、持っていた鞄の中を覗いて、何かを取り出した。
夜門 由貴
「もう、今日だね」
「誕生日、おめでとう。閃理くん」
KP 由貴はあなたにプレゼントを渡す。
星守 閃理 「ありがとう、由貴ちゃん。……開けてみても?」
夜門 由貴 「えっ!! う、うん… どうぞ…」
KP
貴方が受け取ったプレゼントの中身を見てみると、そこには……
ネクタイピン。
それから……紺色の、髪を結ぶための紐と思しき物が入っていた。
夜門 由貴 「あ、あの、どういうプレゼントがいいのかわからなくって、必要じゃなかったらぜんぜん、使わなくても大丈夫なんだけど、お部屋には置いておいてほしいなって…」
星守 閃理
「え? ふふ、どちらも使ってこそ意味のあるものだろ?
ネクタイピンは、まだもう少し先かもしれないけど……」
「髪紐は絶対に使うよ。ふふ、由貴ちゃんの色だね?」
夜門 由貴
「あ…… う、うん。そう…」
「………閃理くんに、着けてほしくて…」
星守 閃理 「うん。勿論。大事に使わせてもらうよ」
夜門 由貴
「……! うん!」
「大変なことがいっぱいあったけど……、今日、お祝いできてよかった」
星守 閃理
「うん。由貴ちゃんとこうして誕生日が迎えられて良かった」
「本当にありがとう、由貴ちゃん……。
何よりそれが……とても嬉しいよ」
再度しっかりと抱き締めて、花束で隠しながらそっとキスを落とします。
夜門 由貴
「……!」
「………」
KP
由貴は、貴方を抱き締め返して、応えるように彼女からもキスをしてくる。
今は誰も、ステージのあなた達を見てはいなかった。
未来は可変的である。
過去はいつか牙を剥き、こちらに襲いかかってくるかもしれない。
しかし、今、目の前にあるものは、確かに存在している。
この一連の出来事は、あなたにとってどのような思い出になるのだろうか。
それはきっと、未来の自分が知っている。
CoCシナリオ
【100万回目のハッピーバースデー】
エンドA「何度でもおめでとうをあなたに」
両者生還にてクリアです!
おつかれさまでした!!
星守 閃理
お疲れさまでした!
ありがとうございます!
夜門 由貴
お疲れさまでした!
おめでとうーー!! 閃理くん!
星守 閃理 ありがとう、ありがとう……!
夜門 由貴 えへへ……お祝いできてよかった…… たのしかった!
KP
【PC真相含むNPC紹介】
星守閃理くん(PC)
夜門由貴と精神が入れ替わってしまった。
ショックで一時的に記憶を失う。
脳と体は夜門由貴のものである上、夜門由貴とそれなりの期間過ごしていたため、彼女の口調や性格を知っており、それゆえ自分を夜門由貴と思ってしまう。
未来夜門由貴
並行世界の未来、あるいはその時空の未来の夜門由貴。
魔術師かも知れないし、たまたま探索者として過去に来ることになったのかも知れない。
所用により過去に戻り時空の歪みを直すことになる。内容については星守閃理くんに言わない。
その日は星守閃理くんの誕生日の前日だったため、最後に一言祝って帰っていく。
メールの文面は未来の夜門由貴が考えているため、適宜改変すること。
年齢に関しても現在の夜門由貴より年上なら好きに設定して構わない。
夜門由貴
PCと同上。しかしPC主体で事件を解決しなければいけないため、未来KPCから介入されず、よく分からないまま事件が終わる。
星守 閃理 本当に……素敵な20歳最後の日と21歳最初の日を、由貴ちゃんと過ごせて本当に良かった……
夜門 由貴 えへへへへ……
KP
【シナリオの流れ】
PCとKPCは入れ替わり、互いを本物であると思い込む
↓
KPC(PCの体に入っている)に頼まれ謎のクリーチャーの死体を埋めに行く
↓
メールを受けショッピングモールに一緒に行く
↓
中央広場で歌っている人がKPCの知り合いであり、話しかけてくる
↓
メールを受けセミナーを受講する
↓
セミナーを受講している最中既視感を覚える、蓮見と志田の企みを知る
↓
中央広場でパフォーマンスをすることで彼らの呪文を打ち消す/蓮見と志田と戦闘をする
↓
PCの呪文は観客に効きKPCにも効いてしまう、あるいは失敗しそうになる/蓮見と志田との戦闘に勝利する、あるいは敗北する
↓
未来KPC登場
【SAN報酬】
生還した 2d10
星守 閃理 わあ、SAN報酬……
夜門 由貴 いっぱいだね!!
星守 閃理
うん。誕生日だからかな。ありがとうございます!
そっか……、いいシナリオだったな……。
楽しかった……。
自分のことを由貴ちゃんと思い込んでる僕の演技はどうだったかな。
夜門 由貴
ふふふふ、つまりお互いの思ってるお互いのことをRPしてたってことだね
すっごくよかった!
私が閃理くんのこと大好きだって伝わってるんだね
KP
【成長チャレンジ可能な技能】
聞き耳2
図書館3
目星2
言いくるめ1
歴史3
星守 閃理
ふふ、そりゃあね。
自分で自分をべた褒めしてたかと思うとぞっとするけど……
夜門 由貴 ふふふ、私が閃理くんのどんなところが好きなのかも伝わってるってことだよ!
星守 閃理
由貴ちゃんも僕の演技するの上手だったな。
あのままでもバレなかったかもね。
いずれ気付くとしたら十哉くらいのもんじゃない?
夜門 由貴
そんなことないよ!
閃理くんみたいに賢くないし……
そうだね、兄さんにはバレそう…… 私はともかく、閃理くんのことは…
私はね……
私もやっぱり難しかったけど、私がいつも会ってる閃理くんをやってみようと思って頑張ったよ!
星守 閃理
やたらかっこよかったり可愛かったりはしたね。ふふ。
やっぱり由貴ちゃんの愛情が反映されてた…
夜門 由貴 え? えへへ……わ、私フィルターが…
星守 閃理
2d10 SAN報酬
Cthulhu : (2D10) > 7[6,1] > 7
system [ 星守 閃理 ] SAN : 81 → 88
夜門 由貴 い、意外にギリギリ黒字…
星守 閃理 確かに。まあ、元が高いからこれくらいでちょうどいいよ……
星守 閃理
CCB<=71 【聞き耳】1/2
Cthulhu : (1D100<=71) > 54 > 成功
CCB<=71 【聞き耳】2/2
Cthulhu : (1D100<=71) > 34 > 成功
CCB<=80 【図書館】1/3
Cthulhu : (1D100<=80) > 26 > 成功
CCB<=80 【図書館】2/3
Cthulhu : (1D100<=80) > 60 > 成功
CCB<=80 【図書館】3/3
Cthulhu : (1D100<=80) > 32 > 成功
CCB<=93 【目星】1/2
Cthulhu : (1D100<=93) > 95 > 失敗
CCB<=93 【目星】2/2
Cthulhu : (1D100<=93) > 52 > 成功
1d10
Cthulhu : (1D10) > 4
おっと……
95までにして残り2は何かに振ってもいいかな。
夜門 由貴 いいよ!
星守 閃理
目星 93 → 95
CCB<=70 【言いくるめ】
Cthulhu : (1D100<=70) > 51 > 成功
CCB<=75 【歴史】1/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 11 > スペシャル
CCB<=75 【歴史】2/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗
CCB<=75 【歴史】3/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 81 > 失敗
いやいや……もうファンブルはいいよ……
2d10
Cthulhu : (2D10) > 19[10,9] > 19
歴史 75 → 94
夜門 由貴
今日、すごくいっぱいファンブル出たね!
ちょっとびっくりしたよ!
星守 閃理 主にこのスーツに着替えてからがひどかったな……呪われてるのかもしれない……
夜門 由貴 そ、そんな……これからいっぱい着るのに不吉なことを言っちゃだめだよ…
星守 閃理
2d6 90超え技能
Cthulhu : (2D6) > 5[1,4] > 5
うーん、じゃあ、せっかくだからキリをよくしてしまおう。
心理学 83 → 85
言いくるめ 70 → 75
これでおしまい。ありがとうございました。
夜門 由貴 うん! おつかれさま!
星守 閃理 そうだね。ここで出し切って、厄払いできてたらいいんだけど……
夜門 由貴
うん、うん!
だいじょーぶ!
星守 閃理
ありがとう……
うん、でも歴史の成長ぶりは納得だな。
これだけできれば中々自信がついてきたよ。
夜門 由貴
うん! 歴史のプロだね!
本当にゆーちゅーぶで有名になれるかもよ?
星守 閃理 配信か……するとしても大学卒業するまでだな。
夜門 由貴
ふふ…… あ、でも、デートの時間とか減っちゃったりしたら…
ちょっとさびしいかも…
えへへ、なんてね!
修行だもんね!
星守 閃理
はは、ガラじゃないから多分やらないよ。
模擬授業と実習で十分。
由貴ちゃんと1対1でなら、いくらでも開講してあげよう。
夜門 由貴 ほんと? やったー!
星守 閃理 それじゃあ……今日も遅くまで頑張ってもらったから、今日は眠ろうか。
夜門 由貴
ふふ、うん!
今日も遅くまでありがとう!
またあした、話そうね!
星守 閃理
前日に呼び出した時間より遅くなっちゃったもんな……
うん、また明日。明日……は僕なんだったっけ。
夜門 由貴
いや、今日だった…
ふふ!
星守 閃理 瀬理香さんだったかな
夜門 由貴
どうしよう?
どこの世界線で行こうか
星守 閃理
せっかくなら瀬理香さんにしてあげたいかな……?
今幸せそうだし?
いや、KPのご無理のない範囲でいいんだけど……
KP 幸せそうだから式日と回帰へ… ええ、了解です!
星守 閃理 ふふ。苦難がある方が燃え上がるもんだろ?
夜門 由貴 ひえ……
KP
了解です! それでは明日(今日)は、瀬理香ちゃんと由貴でお会いしましょう!
それでは本日は本当に! 遅くまでお疲れさまでした!
けみかる はい!明日……今日も楽しみです!
KP
えへ…… ちょっとだけ開始が遅れるかもですが……
その時はアナウンスいたしますね!
けみかる
本当に今回もご準備等ありがとうございました!
大人由貴ちゃん……えーん……美しい……
開始時刻も承知いたしました!
由貴 え? …… へへ、照れますね
KP
ありがとうございます!
それではまた明日!
おやすみなさいませ!
けみかる
はい、本当にお疲れさまでした。
おやすみなさいませ!
夜門 由貴 よし! 振ってみようかな……?
KP
【成長チャレンジ可能な技能:由貴】
聞き耳1
目星3
図書館4
夜門 由貴
CCB<=73 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=73) > 10 > スペシャル
3b100>=82 目星
Cthulhu : (3B100>=82) > 33,91,39 > 成功数1
1d10 目星成長
Cthulhu : (1D10) > 8
4b100>=85 図書館
Cthulhu : (4B100>=85) > 77,62,73,71 > 成功数0
目星 82→90
2d6 技能値が90を超えたことによるSAN回復
Cthulhu : (2D6) > 9[5,4] > 9
これってSAN回復も振るのかな……?
閃理くんの誕生日なのに?
私もお祝いできて嬉しかったけど、1d10にしておこう!
1d10 生還報酬
Cthulhu : (1D10) > 9
ひぇ
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 59 → 77
夜門 由貴
お、おかしなことになったね…?
ふふ…… それじゃあこれでおしまい!
閃理くん、お誕生日おめでとう。これからもよろしくね!