確信的イナモラメント ゆきせり編

メイン

KP ポットラックパーティー企画 第七弾
クトゥルフ神話TRPG 第6版
【確信的イナモラメント】
 
自室で眠っていたあなたは、床の軋む音で目が覚める。
時刻は真夜中。
暗い室内には人影があった。

「鍵、勝手に開けてごめんね」

ベッドを見下ろすように立つのは体から幾本もの触手を生やした、裸足の彼だった。

「ただいま。帰ってきたよ」

あなたは彼と暮らしていない。

情報

KP 想定時間:ボイセ5~8時間、テキセ15時間
プレイ人数:1名(+KPC)
推奨PC:KPCをなんとかしてやりたいと思えるPC
推奨技能:なし
PC,KPCロスト可能性あり、KPC後遺症可能性あり

現代シナリオ 著しく倫理・道徳を欠いた描写あり
KPCのHOは「猫を飼っている」です。
元々飼っていない場合は、導入で猫を預かっていることになります。
猫の面倒を見て可愛がれるKPCだとよいでしょう。
PCとKPCの関係は問いません。
新規継続問わず、既知関係であれば参加可能です。
このシナリオで出会う新規の既知関係や
猫を飼っていなかったKPCで回す場合の前日譚を付属させています。
※猫は救えます

【特記事項】
KPCが酷い目に遭いますが、それらを目的としたシナリオではありません。
KPCからPCに対して何らかの固執があるといいかもしれません。無くても構いません。
PCとKPCが別の家で暮らしている想定で書かれていますが、同居している場合の改変はご自由にどうぞ。

【注意事項】
非倫理的・非道徳的な描写を含む。
人を選ぶ要素を多く含みます。
KPさんはPLさんの苦手要素をよく分かった上で回してください。
「KPCから触手が生える」のは公開情報ですので
立ち絵等をSNS上で公開してもネタバレ扱いにはなりません。


※KP、PL向け注意
シナリオのエンドをSNS等で呟く際は
エンドA生還、エンドEで両者ロスト、といった風に公開するようにしてください。
シナリオ本文、探索者のネタバレに関しては
ふせったー等のワンクッションをおいて投稿をお願いします。
キャラクターシートへの記入も
未通過者が見た際にネタバレが無いように記載していただければ幸いです。
公開されている概要部分に関しての絵は
ワンクッションなしの投稿をして構いません。
(例:PC、KPCが猫と過ごしている)

料金の発生しないリプレイ公開、動画、配信等への利用は
ご自由にどうぞ。
こちらもネタバレ防止の配慮をお願いします。
使用報告をしてくださると喜びます。
※本シナリオでは、神話生物や呪文の独自解釈が含まれます。

メイン

KP 【導入】

閃理

KP  

メイン

KP 4月の終わり頃、ゴールデンウィーク前の最後の剣道の稽古の日。
夜門由貴さん、あなたが通っている星守剣道場は、にわかに沸き立っていた。
というのも、あなたと共に剣道を学んでいる小学生たちが、捨て猫を拾ってきたためである。
生徒たちは皆、休み時間になるたびに代わる代わる、興味津々で猫の入った段ボール箱を覗いていた。
……あなたの幼馴染みにして恋人、そしてこの剣道場の一人息子である
星守閃理を除いて。

雑談

夜門 由貴 あっ… ネコ… ネコ苦手だもんね、閃理くん……

メイン

KP 彼は正確には猫が「嫌い」ではないことを、あなたはよく知っていた。
むしろ、可愛いと思っているがゆえに
傷付けることを過度に恐れているのだということも。

雑談

星守 閃理 うん……でも、きらいじゃないんだ……
かわいいとは 思ってるんだよ……

メイン

KP あなたと彼が生まれた時から、あるいは生まれる前から互いへの愛情を持ちながら
それでも「恋人」と公に言える関係になるまでに20年近い年月を必要としたのも
思い返してみれば彼の臆病さが一因となっていたと言えよう。
猫に関しては、特に根深く解決に至っていなかった。

捨て猫が道場にやってきたのは、好機かもしれない。
そう、あなたは思うだろう。

雑談

星守 閃理 CCB<=(16*5) 【POW】どきどき…… (1D100<=80) > 12 > スペシャル

夜門 由貴 わあ! スペシャル……
あれっ!???
というか、描写、描写……!!>< そんなことないもん!!
(閃理くんが臆病とかどうとか!!)

メイン

星守 閃理 「ゆ、由貴ちゃん……ねこ、……どう……?」
由貴ちゃんの背後からこわごわ覗く……? 

雑談

星守 閃理 え、そ、そうかな……(きょろきょろ……

メイン

夜門 由貴 「えっ? もちろんかわいいよ!」

雑談

星守 閃理 ねこをかわいがる由貴ちゃんがかわいい(いつもの)

メイン

夜門 由貴 「せっかくだからちょっとだけ、閃理くんも見てみない? かわいいよ」

雑談

夜門 由貴 ん? ふふふ……えへ

メイン

KP 猫は、こちらを認識すると不思議そうに小首をかしげる。
抱いてみると、猫は想像以上に軽かった。
しかし確かにそこに温度があり、心臓が動いていて
やわらかでふかふかとした毛としなやかな体が感じられた。
あなたのされるがままになっており、嫌がっている様子はない。

夜門 由貴 「ねー、小さい! 暖かくて可愛いよ!」
抱き上げた状態で閃理くんに近づく…?

雑談

夜門 由貴 私かわいいしか言ってない……

メイン

星守 閃理 「わ、わ、……」
若干腰が引けそうになるも、そのまま頑張って向かい合ってみる。 

雑談

夜門 由貴 じりじり……

メイン

KP 閃理もまた由貴さんたちの方へ歩み寄り、ふわふわと柔らかな毛並みを指先で撫でる。
猫は大人しく目を細め、あなたの腕の中でごろごろと喉を鳴らした。

夜門 由貴 「ふふ…… 喜んでるよ!」
「嬉しそうに鳴いてるもん、閃理くんが好きなのかも…?」

星守 閃理 「ええっ。そう、なんだ……。…………」
もふ……
「……ふふ、かわいいな」 

夜門 由貴 「うん!」

雑談

夜門 由貴 閃理くんも可愛いね……

メイン

星守 閃理 「でも、由貴ちゃんがだっこしてくれてるから怖くないっていうのもあるかも。
 かわいさが倍増する」 

夜門 由貴 「え? ふふ……なに言ってるの、閃理くん!」
ま、まんざらでもない……
「閃理くんが持っても、きっとかわいいよ!」てろん……

雑談

星守 閃理 かわいい…………

メイン

星守 閃理 「えっ、も、……持てるかな……」 

KP あなたがより近付いて促すと、腕の中のぬくもりが、するんと閃理の懐に飛び込む。
猫はしばらく良い位置を模索しつつ、ぬるぬると動きながら彼の服を噛んだ。

夜門 由貴 「あ! ふふふ……そっちに行っちゃった」
もぐもぐしてる…

星守 閃理 「わ、た、食べちゃダメだよ……
 いや、噛んでるだけか……」
「……上手く持ててるかな……」
ちょっと苦戦しつつ、腕の中におさめる。

KP 閃理の腕の中におさまって、ふわ、と猫はあくびをした。
くりくりとした大きな目が、とろんとしながら由貴さんを見つめている。

夜門 由貴 「えへへ、かわいい~! 閃理くんが持つの上手で(?)眠たくなっちゃったかな」
指で頭をなでながら……

ねこ 「なぁぅ……」

夜門 由貴 「鳴いた!」

KP 由貴さんが指で撫でると、心地よさそうに額をすりつけて甘えてくる。

夜門 由貴 「かわいいな~~ 家で飼えたらいいんだけど、
 でも、難しいかな……」
だから今のうちに、とばかりにいっぱいナデナデしてる

星守 閃理 「そうなの? ……そういえば、由貴ちゃんはねこ好きなのに
 飼ったところ見た事ないな」 

雑談

夜門 由貴 確かに…… 子供の頃は飼いたい~!! ってなってそう………

星守 閃理 どこかの僕は、飼ってたことがあるっぽいことをにおわせてたけど……
choice[僕もそうで、そこで何かあったからこわくなった,僕がねこをこわくなったのは違う要因だよ] (choice[僕もそうで、そこで何かあったからこわくなった,僕がねこをこわくなったのは違う要因だよ]) > 僕がねこをこわくなったのは違う要因だよ

夜門 由貴 みゅーん……

メイン

星守 閃理 「……父さんと母さんはねこ、好きなんだよな……。
 このまま、元の持ち主が見つからないなら、交渉……してみよう、かな……」 

夜門 由貴 「えっ! 飼うの…!?」ちょっと驚く声が嬉しそう…?

星守 閃理 「だってほかに誰も飼わない……みたいだろ。見てるだけでさ。
 保護してもらえばいいんだろうけど……」 
「それにいつか、……由貴ちゃんと結婚するなら
 この子もそのまま由貴ちゃんと一緒に家族になれるかな、って」てれ… 

夜門 由貴 「たしかに……そうかも。
 どこのお家もペットがダメだったり、お父さんお母さんが嫌がったりするかもね…… ……えっ…!」
「えっ、ええ…!? そ、そっか……
 猫ちゃんも長生きするもんね、そっか……う、うん! えへへ……」

雑談

夜門 由貴 ふふ……

メイン

星守 閃理 「ふふ。それまでは僕の家に遊びに来た時にさ、一緒に遊ぼうか。
 ……頑張って交渉してくるよ」

夜門 由貴 「わ……分かった!
 あの、私も協力するね! あの……キャットフード代とか……! あっ散歩にもつれてく!」??

星守 閃理 「わ……いいの? ありがとう。交渉材料にさせてもらうよ。
 お散歩は一緒にしようか。……なんだか楽しみになってきたな」 

夜門 由貴 「ほんと? やった、ね! 猫ちゃんも可愛いもんね!」

星守 閃理 「うん……。ずっとこわいって言ってたけど……
 かわいいのは、間違いない……」 

夜門 由貴 「ふふ……ゆっくり慣れていこうね」

星守 閃理 「うん……。由貴ちゃんが一緒にいてくれたら、大丈夫。……な気がする」 

夜門 由貴 「え? ふふふ……そんなに…?
 私なにかのオーラがでてるのかな……」
「でも、閃理くんとはずっと一緒だもんね!
 だから、それなら閃理くんは絶対ねこ、平気になるよ!」?

星守 閃理 「わあ、それはどんな予言や占いより頼もしいな。
 ……きみもそう思うだろ?」 

ねこ 「にゃ……にゃ……」

KP 閃理は抱えた猫ごと、あなたにくっついて微笑む。
二人分のぬくもりに挟まれて、猫はいよいようとうとと目を閉じるだろう。

星守 閃理 「……ふふ、寝ちゃった」 

夜門 由貴 「ほんとだ…… ふふふ、子猫はいっぱい寝るっていうもんね」?
毛先をちょんちょん……

KP しゅぴ……と鼻を鳴らして、安心しきった様子で眠っている。
 
その日の練習後、夕食時に閃理が両親に話を持ち掛ければ
交渉するまでもなく了承が得られるだろう。
あれよあれよという間に飼育のためのグッズやエサが取り揃えられ
猫にとってはこの上ない環境が整えられることとなる。

雑談

夜門 由貴 やったあ! ふふ……でも道場だから、アイドルになっちゃうかもね。ねこちゃん……

ねこ にゃん……?

メイン

星守 閃理 「……これはすぐに猫御殿になりそうだな……」
注文履歴を見ながら 

夜門 由貴 「いいことだよ!(?)
 やった~ いつでも会い放題だね、ねこちゃん!」
会いに来て膝の上に乗せてナデナデしてる。

ねこ 「ぴゃん!」

KP 猫は由貴さんがどこかしらに腰を落ち着けるだけで、ひょいと膝に乗ってくるだろう。
ふわふわとしたあたたかな重みは、会う度にわずかに増していくように感じるかもしれない。

星守 閃理 「ねこちゃん……。そういえば名前、決めてなかったなあ……」 

夜門 由貴 「大きくなったねえ、ねこちゃん……
 えっ、そうなの?」
「それじゃあ決めてあげなくちゃ! ……だけど、何がいいかなあ」

星守 閃理 「うーん……真っ白で……雪みたいだけど……。
 でもゆきちゃんは由貴ちゃん以外有り得ないから……」 

夜門 由貴 「え? ふふふ……ありがとう」
「うーん、白い 白……うどん……」

雑談

夜門 由貴 中の人が急にうどんを食べたくなっちゃった…
ぎゅうにゅう…… みるくせっけん……

星守 閃理 たしかにうどんは僕たちご縁がある……?(100万回をじっ)
ラインナップがかわいい……

夜門 由貴 たおる…? やっぱりうどんがいいかな…?

星守 閃理 choice[おす,めす] (choice[おす,めす]) > おす

メイン

星守 閃理 「うどんくん……?」
一番に連想するのがうどんなのかわいいなあ、と思って見てる。 

夜門 由貴 「えっ!! あ、き、聞こえてた…?」
「うん、えへ…… 閃理くんの言う通り白い毛並みがきれいだから、それにちなんだお名前がいいのかなって……」

星守 閃理 「なるほどね?
 確かにうどんみたいに白くて、もちもちだよな……」? 
「由貴ちゃんも僕もうどん好きだし、みんなが会いに来るのにも親しみやすくていいかも」

夜門 由貴 「そう、もちもちなの! え~……それじゃあ、うどんくんでいい?」
ねこちゃんに聞く…?

ねこ 「ゴロゴロゴロ……」

KP 猫は満足そうに喉を鳴らす。気に入ったようだ。

夜門 由貴 「気に入ったって!」?

雑談

星守 閃理 かわいいね…………かわいいなあ……(かみしめる

メイン

星守 閃理 「……え? ふふ、由貴ちゃん、ねこの言ってることが分かるの?」
「そっか……。じゃあきみは、うどんくんだな。
 ぴったりのいい名前だ」

夜門 由貴 「わかんないけど……なんとなく!」
「ね! よろしくね、うどんくん。
 元気に長生きしてね……!」もちもち……

うどん 「ふみゃ~」

KP うどんと名付けられた白猫は、由貴さんの膝の上でもちもちされながら
のんびりひと鳴きしてみせる。

雑談

夜門 由貴 ねこがかわいい/うどんがたべたい/おなかすいた(?)

星守 閃理 空腹に支配されつつある……!? うどん(食べ物)食べて……

夜門 由貴 みゃーん…!

メイン

夜門 由貴 「にゃ~ん!」マネッコして鳴いてる

雑談

星守 閃理 えっかわい…………

メイン

星守 閃理 「わあ、由貴ちゃんもねこちゃんになっちゃった。
 なでなでしないと……」
隣に座ってわちゃわちゃとし始める。

夜門 由貴 「はわっ…… えへ…… わたし、ねこじゃないよ……」
などと言いながら撫でられてデレ……としてる。
「……にゃ、にゃーん…?」

星守 閃理 「ふふ、かわいいなあ……。
 由貴ちゃんももちもちしてるし、やっぱりねこちゃんなのかも」
赤く染まってとろけそうなほっぺたを両手で軽くはさんでむにむにしてる。 

うどん 「にゃむ……」
耳が由貴ちゃんの声に反応して、時折ぴんっと震えるが
特に動かずに由貴ちゃんの膝の上でごろごろしている。

夜門 由貴 「ぅむ……… ね、ねこじゃないもん……」
でももちもちされるのは嬉しい…… 猫もかわいい……

星守 閃理 「そっか……?
 ねこじゃないのに、なでなでされて気持ち良さそうだね?」
わざとらしく言いながらあちこちなでなでしている……

雑談

夜門 由貴 あちこち いっぱい(なでなで…

星守 閃理 なでなで……もふもふ……ぎゅっぎゅっ……

うどん (うどんよりゆきちゃんをめでてるにゃー)まいぺーすにあくびしてる

メイン

夜門 由貴 「んん……? だってそれは…… えっと……
 ううん、くすぐったいもん……」
は……恥ずかしげに身を捩る…???

星守 閃理 「ええ? くすぐったいだけ……?」

KP 甘い雰囲気を漂わせるあなたたちに
うどんは白くふわふわの尻尾を立ててぺしぺしっと擦りつけながら、気まぐれに膝を降りていくことだろう。

星守 閃理 「わ。……うどんに呆れられちゃった」 

夜門 由貴 「あっ… ほ、ほんとだ……
 や……やめる?」

雑談

193 うどん………

メイン

星守 閃理 「……やめていいの?」 

夜門 由貴 「う……? な、なんでそんな事聞くの……」

星守 閃理 「由貴ちゃんが嫌なことは、したくないし……。
 でもほら、お膝にうどんの毛がいっぱいついてる……」
取ってあげながら、さすさす……? 

夜門 由貴 「……ん……っ!? う、うぅ……
 い、いやじゃないもん……?」…??
「………、……わ、私も触る!!」
手を伸ばして閃理くんにペタペタする…?

星守 閃理 「そっか、いやじゃな、……えっ?」 
「……ふふ、由貴ちゃんの肉球攻撃だ。負けないぞ……」
さわさわ…… 

夜門 由貴 「んん、ふふ…… よく見たら閃理くんもいっぱい毛が付いてる」
さわ…? んん…?

雑談

夜門 由貴 謎のイチャつき……

メイン

星守 閃理 「うん……。
 由貴ちゃんがうちに来る前、待ち遠しくて構い倒してたからかな……」?

雑談

星守 閃理 いちゃ……

メイン

夜門 由貴 「ふふ…!? 前よりも平気になったってこと…?
 よかった……」

星守 閃理 「うん……。とりあえず、うどんだけはね。
 あんな感じでマイペースだし、気性が穏やかだから……」 

夜門 由貴 「そっか…… 偶然だけど、閃理くんの平気そうな性格の子で良かったな、うどん……」
ぺたぺたをちょっと落ち着ける

雑談

夜門 由貴 私が猫だったら閃理くんには驚かれちゃってたかも……

星守 閃理 ゆきにゃんちゃんはかわいいよ(即答)

メイン

KP うどんは我関せずといった様子で、ラグの上に寝そべり毛づくろいをしている。

雑談

星守 閃理 別に性格の指定はないんだけど……
なんとなく飼い主に似てるのかもな(その方が動かしやすいというのもある)
うどんはマイペースで、ミケゴローくんはちょっぴりいたずらっ子、トルコちゃんはかまってちゃん(?)……

夜門 由貴 かまってちゃん……(隣のお部屋をジッ…

メイン

星守 閃理 「うん。……いい子なのに、捨て猫だったなんてね……。
 僕たちで、うんと可愛がってあげようね」 

夜門 由貴 「うん。……うどんくーん、こっちにおいで」
おいで、といいつつ近くによっていく。

うどん 「ふみゃ……?」
まえあしをぺろぺろした後、とてて……とじぶんも寄ってくる。

夜門 由貴 「よしよし…… いらっしゃい。
 一緒に閃理くんによしよししてもらおうね~」??
うどんくんをだっこしたまま閃理くんにより掛かる…?

うどん 「にゃーん……♪」

星守 閃理 「ふふ……? うん。順番こにね。……おいで」
由貴ちゃんがうどんを抱っこしているみたいに
僕も後ろから由貴ちゃんをうどんごと抱っこする。
うどんをもふもふ……由貴ちゃんをなでなで…… 

うどん 「くるるる……」
由貴ちゃんの腕の中で閃理に撫でられてしあわせそう

夜門 由貴 腕の中のふわふわちゃんと抱きしめてくれる閃理くんに挟まれてしあわせ…?

星守 閃理 僕もしあわせ……許される限りずっとこうしてたい……(?) 

雑談

夜門 由貴 ふふふ………

メイン

KP 猫のうどんは、その後すくすくと成長した。
剣道場ではすっかり人気者の看板猫として定着し
打ち合う音の中でも昼寝をしているマイペースさを愛されるだろう。
 
由貴さんから見ても、微笑ましいくらいに閃理は猫を可愛がり
あなたもまた、彼と共に猫を可愛がっていた。

雑談

夜門 由貴 うん! ほとんど毎日通ってたんだろうな……

星守 閃理 ふふ……剣道場も、うどん目当てに見に来る人が増えてるかもね。
かわいいし……(飼い主バカ)

メイン

KP これはそんな風に過ごしていた、ある時の出来事だ。

雑談

夜門 由貴 み……

メイン

KP  
 
。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*
    クトゥルフ神話TRPG
   「確信的イナモラメント」

KP:けみかえる
PL:藺草さん

PC:夜門由貴さん
KPC:星守閃理
猫:うどん(白猫♂)

B世界線にて、開始いたします。
次回よりよろしくお願いいたします。

。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*

閃理

KP  

メイン

KP 「確信的イナモラメント」 二日目

雑談

けみかえる 本日もよろしくお願いいたします!

193 よろしくお願いいたします…!(横に分身している

メイン

KP 【本編】

雑談

193 不穏…

メイン

KP 凍えた血が肌を濡らす。
氷点下の痛み。
『 』は今、一人だった。
 
 

雑談

193 いない………

メイン

KP 7月27日。
 
ここニヶ月ほど、星守閃理の姿を見ない。
あなたたちも独自に閃理行きそうな場所をあたったが、アルバイト帰りからの足取りは掴めず
警察への行方不明者届けが出てからも一向に見つからず
とうとうここまで時間が経った。

雑談

193 おおごと……

夜門 由貴 閃理くん……(めそ……
悲しい…………

193 そして諸事情から玄関横の宅配ボックスに目が行ってしまう…

けみかえる 宅配ボックス!? ふふふ……

メイン

KP 毎日のように閃理の帰りを確かめに行っていたかもしれないが
ちょうど本日、直感的に彼の家に向かわねば、と感じて改めて星守家を訪ねてみることになる。
 
しかし、彼の両親曰くやはり彼はまだ戻っておらず、あてが外れたのだろうかと思った。
虫の知らせのような気がしたのだ。

夜門 由貴 「……そうですか……まだ……」

KP 閃理の両親と別れ、落胆しつつ帰路へつくべく足を踏み出そうとした時。
膝下からにゃあ、と声がした。
 
あなたはこの猫に見覚えがあった。
閃理の飼い猫・うどんである。
閃理の失踪と同時に、うどんもまた姿を消していたことをあなたは知っているだろう。

夜門 由貴 「……!! うどん…閃理くん……!?」
うどんを抱きかかえて、閃理くんの姿を探します。

KP かなりの期間、家に戻っていなかっただけあって
しばらくぶりに会ったうどんの姿は薄汚れ、痩せている。
 
だが流石、元野生動物といったところだろうか。
家で食事にありつけなくても、どこかで食事を探し当てているようで
瞳は野生的な強さを持っていた。
しかし、普段は飼われている猫だ。
ずっとは持たないだろう。
 
【アイデア】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 66 > 成功

雑談

うどん えらいにゃ~!

メイン

KP 猫は飼い主の不在を訴えているような気がする。
また、閃理は飼い猫をとても可愛がっていたことも覚えている。

さらに、由貴さんはもし閃理の両親に、猫の帰還だけを今伝えたら
ショックが強すぎるかもしれないと感じる。

雑談

夜門 由貴 えっ!? ふふふ うどんちゃんにほめられちゃった…!
なるほどにゃ…?

メイン

夜門 由貴 「……やっぱり、いないよね。どうしよう、うどん………」

うどん 「ふみゃ、……」

KP うどんはあなたの腕の中で、うつらうつらと目を閉じそうになっている。
長い間、気を張って外で生活していたのだろう。

夜門 由貴 「……うどん。帰ろっか」
「閃理くんのおうちに預けても、閃理くんのお父さんもお母さんも今、大変だもんね ………」
「どこに行っちゃったのかなあ、閃理くん……」
うどんを腕に抱えて、とぼとぼ帰ります……。

KP あなたは閃理や彼の両親のかわりに、猫を預かることにした。
久しぶりに出会った親しいあなたに安心したのか
ゴロゴロと喉を鳴らし、やがて眠りについた。
 
【由貴さんの自宅】
猫をあなたの家に連れて帰ると、部屋を徘徊して匂いを熱心に嗅ぐ。
お風呂に入れたり、エサをやったりと、猫の世話ができるだろう。
特にやることがなければ就寝までスキップとなる。

雑談

夜門 由貴 コマンド………

メイン

夜門 由貴 どうなんだろう……疲れてるなら、先にご飯…?
スマホでこういう時どうすればいいのか調べてる……

KP おいしい猫缶を買い揃え、器に入れて出すと、猫ははぐはぐと食べる。
水で喉を潤し、満足するとあなたの手を舐めるだろう。

夜門 由貴 「ふふ……元気になった? よしよし……次はお風呂に入ろうね~」
お腹いっぱいになったみたいなら、お風呂に入れよう! お風呂っていうか洗面台でじゃばじゃば…?

うどん choice[おふろすき,おふろきらい] (choice[おふろすき,おふろきらい]) > おふろすき

KP 猫は綺麗好きのようで、洗われると喜ぶ。
心地よさそうに目を細め、大人しく洗われているだろう。
風呂から出してタオルで拭き、ドライヤーをかける場合は、熱風を嫌がるが
調節しながら頑張るならふわふわの毛づやのいい猫になる。

うどん 「なぁ~ん……」もふっ……

夜門 由貴 「ふふ……大人しくおふろにはいれたね~♪ えらい、えらい!」
もふもふを抱きしめてる……

うどん 「ゴロゴロゴロ……」
もふ、もち……

夜門 由貴 「うどんはあったかいなあ……」?
もちもちしてるうちに眠くなってくる…?

KP 【就寝】
猫はあなたのベッドに上がってくる。
あなたの頭の横で寝る猫の
スピスピという鼻音を聞きながら、目を閉じた。

雑談

夜門 由貴 枕元… ふふふ……

うどん Zzz……

メイン

夜門 由貴 「……おやすみ、うどん。また明日……」すや…

雑談

夜門 由貴 みっ…

メイン

KP …………
……

ざわざわと脳をめぐる血が囁きかける。
ここにいるのだと伝えてくる。
 
自室で眠っていたあなたは、床の軋む音で目覚めた。

夜門 由貴 「う、ん……?」うどんがおきた…? と思って目を開ける…?

KP 時刻は真夜中。
暗い室内には人影がある。
それはベッドに眠るあなたを見下ろすように立っていた。

夜門 由貴 「……? 誰……?」おかあさん…?

雑談

夜門 由貴 全然目を開けない…

けみかえる ふふ…

メイン

星守 閃理 「鍵、勝手に開けてごめんね」 

KP ぽつりと呟く声は、馴染みのある、落ち着いたやわらかなものだ。
星守閃理の声。
共にほんのりと花のような甘い香りがした。

夜門 由貴 「……! 閃理くん…!?」
バッと起き上がる。

KP 夜の闇でグレーがかった壁には太く長い
人間大の何かがゆらぐ影が映し出されている。
緑灰色の蛸のような触腕は、人の形から逸脱している。
しかしまぎれもなく、彼だ。
体から幾本もの触手を生やした、裸足の彼だった。

星守 閃理 「こわい?」 

KP 触手は彼の腰や背中から生えているようで、不定形のそれらは部屋を漂っている。
こちらに攻撃をしてくる様子はない。
彼の言葉に棘のようなものも、ない。

夜門 由貴 「………!! 閃理くん……??」
「ど……、えっ…… どうしたの、それ……」
「閃理くん……なの……?」

星守 閃理 「うん……」

KP あなたが問いかけると彼は膝を折り、あなたの膝元に頭をあずける。
撫でられるのを待つ子犬のように。

雑談

夜門 由貴 ログイン曲の…?

メイン

星守 閃理 「ただいま。帰ってきたよ」 

雑談

星守 閃理 うん……! ぴあのあれんじ……

メイン

KP あなたは彼と暮らしていない。
 
彼はあなたと猫を見て薄く微笑んだ。
そして、あなたのベッドに倒れ込む。

星守 閃理 「ごめん。今すごく疲れてて……
 あんまりもの考えられないや。寝かせてもらっていい?」 

雑談

夜門 由貴 ほわあ…… おしゃれだね……

メイン

KP 彼の服は血と粘液で濡れている。

夜門 由貴 「えっ……! う、うん……
 大丈夫…… あっ、どうしよう。洋服、汚れてるね…… 服だけ着替える…?」
「でも、お洋服… どうなってるんだろ……?」
後ろの触手をじっと見ながら

星守 閃理 「ありが、と……」

KP 彼はまぶたを下ろす。
しゅるしゅると音がして、その背にある触手が彼の体に戻っていく。

夜門 由貴 「わっ…!! 消えた……」
触手の消えた背中を触ってる…?

KP 服は相変わらず汚れているが、破れたような形跡はない。
一体どうなっているのかわからないが、閃理は安心した様子で寝息を立てているだろう。

夜門 由貴 「??? ……ど、どうしちゃったの? 閃理くん……」ベッドの傍らでじっ……

KP 眠る閃理を不安げに見つめていると、次第に眠気が立ち上ってくる。
ひとまずあなたも傍らで眠りにつくことになるだろう。

雑談

夜門 由貴 ぴす…… 私だけ鈍い……

メイン

夜門 由貴 「……閃理くん………」
ベッドに上半身だけのっけたまま眠ります……

雑談

星守 閃理 僕が起きたら……起きたらね……(別部屋の処理は基本……しないから……!)

メイン

KP
……
…………
【翌朝】

7月28日。
朝だ。窓から差し込む光が時刻を告げていた。
照りつける夏の日差しは温かい。暑いくらいだろう。

夜門 由貴 「………朝……」
「そうだ! 閃理くん!」
閃理くん…!!

星守 閃理 「……うん、おはよう、由貴ちゃん」 

KP 閃理は既に目覚めていたようで、あなたを眺めている。
あの異様な触手は影を潜め、人と変わりないように見えた。
 
にゃーんと声がした方を見ると、うどんも目を覚ましていた。
閃理に近寄って、興味深げににおいを嗅いでいる。
違和感があるのか、鼻を近づけては離すを繰り返す。

雑談

夜門 由貴 ほあわあ

メイン

夜門 由貴 「……!! おはよう、閃理くん……!!」
改めてギュッと抱きつく……?

星守 閃理 「わ。……へへ……」

夜門 由貴 「夢じゃなかった! ……帰ってきたんだね、閃理くん」
ぎゅ………ぎゅっ……

星守 閃理 「うん。……ただいま、由貴ちゃん」 
「……ごめんね、正直記憶は曖昧なんだけど」 
「実験に参加させられたみたい」
「閉じ込められててね。帰りたくても帰れなかったんだ」

夜門 由貴 「……実験……?」
「……ど、どういうこと…?
 監禁されてたの…?」

雑談

夜門 由貴 この世界の私もちゃんとはやったこと無いのに…!!><!!

メイン

星守 閃理 「うん。くちなしの丘ってところに居たんだ」 

雑談

星守 閃理 そ、そこ……!?!?

メイン

夜門 由貴 「くちなしの丘……」
「……実験ってどんなの? 怪我とかない?」
そういえばお洋服はそのまま?

KP 彼はあなたの言葉を聞くと、固まる。
次いで口元を押さえた。

雑談

夜門 由貴 み…

メイン

星守 閃理 「うっ、」 

KP 瞬間、堰を切ったように彼の口から吐瀉物が出る。
それはびちゃびちゃと永遠に床を汚した。

雑談

夜門 由貴 わーーーーっ どうして……… どうして……

メイン

KP 出てくるのは赤黒い肉と
黄色い脂肪と
桃色の臓腑と
細長い臓器と
肉と肉と胃液と肉だ。
腐ったような酷い悪臭が部屋に充満した。
正気度ロール1/1d2

夜門 由貴 「閃理くん…!?」
CCB<=82 【SANチェック】 (1D100<=82) > 32 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 82 → 81

夜門 由貴 「せ、閃理くん……閃理くん……!!」
どうしていいかわからずにオロオロしてる…… い、医学……!????

KP 【目星】または【生物学】を振ることができます。

雑談

夜門 由貴 せいぶつがく………

メイン

夜門 由貴 CCB<=1 【生物学】 (1D100<=1) > 50 > 失敗
CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 98 > 致命的失敗

雑談

夜門 由貴 ミィ

193 欲をかくから……(私が

けみかえる あわあ……

夜門 由貴 べそ…

メイン

KP 吐き出された肉や臓器をよく見る。
大半は溶けかけているが、それでも人間一人の胃袋に収まる量ではなかった。
一切れ一切れが大きいそれらは、動物で言うなら2mいかないほどのものだろう。

人肉、という単語が頭をよぎった。
正気度ロール0/1(ファンブル処理につき、さらに固定値+1)

夜門 由貴 CCB<=81 【SANチェック】 (1D100<=81) > 40 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 81 → 80

夜門 由貴 「……? ?? せ、閃理くん……どうしたの、それ……
 ううん、それより……大丈夫?」
まだ吐いてる……?

KP 彼は口元を拭って、床の掃除を始めていた。
汗が絶え間なく吹き出し、顔は青ざめ、呼吸も荒いが
手元を動かすのを止めることはない。

雑談

夜門 由貴 なんでじぶんでおそうじしてるの!!!

星守 閃理 きたないし……

メイン

夜門 由貴 「せ……閃理くんは座ってて、顔色悪いよ……!!」
お掃除する手を抑えてベッドに座らせる。

雑談

夜門 由貴 にゃーーーん!!!💢

メイン

KP あなたが止めるなら、おとなしくベッドに座る。
 
溶けかけの温かい肉と臓器は、耐え難い腐臭を放ちながらも
びくりびくりと動いており、脈動している。
まさか、まだ生命体として活動しているとでも言うのだろうか。
正気度ロール0/1

夜門 由貴 CCB<=80 【SANチェック】 (1D100<=80) > 81 > 失敗

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 80 → 79

雑談

星守 閃理 わあ……けずれてる……><

夜門 由貴 ぴす…

メイン

夜門 由貴 「………??(なんだろう、これ……)」
不気味に思いながらも、黒いゴミ袋を持ってきて片付けちゃおうね……

雑談

夜門 由貴 CCB<=(18*5) 【DEX】きゅっきゅっきゅっ! (1D100<=90) > 14 > スペシャル

メイン

夜門 由貴 さっときれいに片付けてから、お手々洗って戻ってきて閃理くんの隣に座ります。

KP あなたが片付け終えて部屋に戻ると、閃理はゆっくりと話し出す。

星守 閃理 「監禁されて被検体として扱われた結果、僕の体はこうなった。
 昨日は逃げ出すチャンスがあったから、実験に参加していた研究員達を全員殺して帰ってきた」 
「だからもう誰も追ってこない」
「安全だよ」

雑談

193 わ、わからないっぴ………

メイン

夜門 由貴 「………? ぜ、全員……? ……そっか……そうなんだ。
 うん、わかった」
「誰も、追ってこないのはわかった」
「他には……? 閃理くん、今、困ってることない?
 さっき吐いちゃったのもそうだけど、あの……触手とか……」
「そうだ、怪我とか!! 閃理くん、怪我は…?」

雑談

星守 閃理 ふふ、いっぱいきかれてる……。
これは次回答えようか。

夜門 由貴 うん…! わかった!! ありがとう!

閃理

KP  

メモ

KP 【ここまでの質問と回答】
・何があったのか
実験に参加させられたようだ

・今までどこにいたのか
くちなしの丘

・実験とは
監禁されて被験体として扱われた。
昨日は逃げ出すチャンスがあり、研究員たちを全員殺して帰ってきた

~未回答~
・困ったことはあるか、触手について
・怪我の有無

雑談

星守 閃理 こんばんは。
進捗具合はここがなぜか一番遅いから、ここから再開していくね。

メイン

星守 閃理 「困ってること……うーん、そうだね、触手はたしかに」 

雑談

夜門 由貴 はわ…… わたしがまごまごしてたからかも……

メイン

KP 彼の背中や腰からぬるりと触手が出てくる。
それらはあなたの腕を撫でたあと、しまわれた。

雑談

夜門 由貴 よろしくお願いします…! わあ…

メイン

星守 閃理 「困ることばかりじゃないんだけどね」

夜門 由貴 「……!!!」
「……そ、そうなの……?」

星守 閃理 「うん。鍵とか開けられるし……?」 
「でも、怪我……ってほどじゃないけど
 何だか背中が痛いかも。触手のせいなのかな……」

夜門 由貴 「鍵…… もしかしてそれって壁を貫通するの……?」

星守 閃理 「いいや。なんというか……隙間に入り込む、って感じかな」

KP 閃理は再度触手を出して、あなたたちが起きたままの布団の隙間に
それを細く侵入させてみせるだろう。

夜門 由貴 「わぁあ………」じっ……
なんかよくわからないけど震えている……
「……そっか……
 と、とりあえずその……それは横に置いとく!」
ちょっとキャパから溢れそうになった
「背中痛いって、どんな感じ?
 切り傷……? 痛いかも、なら擦り傷みたいな感じなのかな……」
ソワソワしながら近づく…?

星守 閃理 「わ、ごめん……」
こわがってるなら触手をしまうね 
「うーん、どうも死角になってる場所ばっかり痛むから見えなくてさ……」

夜門 由貴 こわいんじゃなくて…… 触手に対する知的探究心と閃理くんへの心配の気持ちが真反対だからこう……… ぶつかりあって混乱する…? のかな
「ううん……大丈夫。……そっか、じゃあ、私、見てあげる。
 背中側をこっちに向けて、上だけ脱いでみて」

星守 閃理 「わかった。お願い」 

KP 彼は上着を脱ぎ、シャツを脱ぐ。

背中には針で何度も刺されたかのような傷痕がある。
赤い穴が、幾つも幾つも幾つも、開いていた。
治ったものをまた再度刺したのだろう。
傷口は化膿して、爛れていた。
焼いたような箇所や、縫われた傷が治ったような箇所もある。
彼の死角になるような場所には全て
見るだけで同じ所が痛むような、生生しい傷痕があった。

何よりも目立ったのは、広い背中にある奇妙な文様だった。
三本の触手がうねり捻れたような印章が描かれている。
それを見ていると、文様が渦を巻き、身悶えするように動き出す。
視界を蹂躙し、毒のように全身を巡る。
頭痛と吐き気に思わず口を押さえた所で、印は収束し、肉体が解放された。
0/1D6の正気度ロール

雑談

夜門 由貴 ミミィ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=79 【SANチェック】 (1D100<=79) > 26 > 成功
「……!!」
息を呑む。……

雑談

星守 閃理 SANcえらい!

メイン

夜門 由貴 「せ、閃理くん…… ひどい怪我だよ……? どうして、こんな……」
模様も気になるけど~~!!! うぐ…

雑談

夜門 由貴 ミミッ……

メイン

夜門 由貴 「……救急箱取ってくる!!
 じゃなくて、お風呂はいらなくちゃ……化膿しちゃう…!」
もうしてる!!

雑談

夜門 由貴 お風呂っていうか 水で洗わなきゃっていうか

メイン

星守 閃理 「え、う、うん……?」 

夜門 由貴 「……こっち!」
閃理くんをお風呂に入れる……? 背中を流します……… お湯は痛いかも。お水で……

KP 閃理はあなたに促されるまま風呂場へ行き、ゆるやかな水のシャワーを受けるだろう。

星守 閃理 「ん……」 

KP 閃理は水が傷に触れると顔を顰めるが
膿んだ部分が洗い落とされて、先程よりは清潔に見えることだろう。

夜門 由貴 「……うん、いいかんじ。
 あとは化膿止めを塗って……」ぬり… ぬり………

雑談

夜門 由貴 怪我の治療みりしらしりーず…
湿潤法……

メイン

夜門 由貴 多分、それ用のガーゼとか絆創膏とかが必要なんだ。
なければ買ってくる! ぺたり……

KP 足りないものや、今後交換で必要になるかもしれない十分な量を補充して
あなたは丁寧に治療を施すだろう。
気分で【医学】を振ってみても構いません。

雑談

夜門 由貴 きゅっ きゅっ…

メイン

夜門 由貴 CCB<=73 【医学】 (1D100<=73) > 19 > 成功

雑談

夜門 由貴 ほっ…

星守 閃理 えらーい……!

メイン

星守 閃理 「……ありがとう。なんだか随分すっきりして、楽になった気がする」 

夜門 由貴 「……!! よかった…… しばらくはこうやってしておくのがいいと思う。
 また痛くなってきたら言ってね」

星守 閃理 「うん。ありがとう。
 由貴ちゃんは手際がいいね……」 
「頼るならやっぱり由貴ちゃんだと思ってさ
 昨日の晩もここに帰ってきたんだ」

夜門 由貴 「そっか…… うん。
 閃理くんが怪我してるのは、悲しいけど…… 帰ってきてくれて嬉しい」

星守 閃理 「うん、僕も。久しぶりの家は落ち着くな……」 

夜門 由貴 「久しぶりの家……?」
「……?? たしかに閃理くんの第二のお家(?)っていってもいいかもだけど…そんなに?」

星守 閃理 「……え?」 
「……僕の家じゃ、ない……?」
「うどんもいるのに?」

KP 【アイデア】をどうぞ。

雑談

夜門 由貴 ぴえ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 100 > 致命的失敗

雑談

星守 閃理 !?

夜門 由貴 ぴぃ…

メイン

KP では、困惑する閃理に、由貴さん自身もただただ困惑するしかなかった。
何とも形容しがたい、彼との奇妙な認識の食い違いに
心がかき乱されるような不安を覚える。
SAN-1

雑談

星守 閃理 よしよし……まだ序盤だから……大丈夫……(なでなで……

メイン

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 79 → 78

夜門 由貴 「……うん…… う、うどんはいるけど……
 もしかして、閃理くん あんまり……あの、色々認識できてなかったり、する……?」?

星守 閃理 「そう、かも……? 僕の家だとばっかり思ってたから……。
 じゃあ、僕の家って……どこだろう。……ううん……」
「記憶が混濁しているせいで、変なこと言ってごめんね」 

夜門 由貴 「ううん、大丈夫。私の方こそ……うまく説明できなくてごめんね」
閃理くんの片手を両手でぎゅっと握る……。

雑談

夜門 由貴 ぴぇ………(ぎゅっぎゅっ…
適宜メモを更新してもらってるけどなんというか、全員聞き方がちょっとずつ違うから何を聞いて何を聞いてないかちょっとだけ混乱してきちゃった、えへへ……

193 INT――

星守 閃理 ふふ……大体どこも情報は拾えてる、ってところかな

メイン

KP 閃理は眉を下げつつ、あなたを見つめて首を横に振った。

ここまで来て理解する。
彼の中で時間は停滞し、巻き戻し、また再生されている。
記憶の混濁だけではない。
彼自身の自覚する現在が、事実が、曖昧なのだ。

夜門 由貴 「………」
「もしかして……落ち着いたみたいに見えるけど、まだ混乱してるのかな……」
閃理くんの頭をなで……?
「もっと早く、その……くちなしの丘? そこに、閃理くんを探しに行けばよかった。ごめんね……」

星守 閃理 「え。どうして由貴ちゃんが謝るの?
 僕がどこに居たかなんて、分かりっこない、だろ……?」
撫でられながら、おろ…… 

夜門 由貴 「うん……」しょも…

星守 閃理 「大丈夫、いつだって由貴ちゃんがそばに居てくれるのが僕にとって何よりの治療だよ」 
「とはいえ、この体は何とかしないとな……。
 治せるなら治したいよ」
「……ほんと、なんでこんなことになっちゃったんだろうな。
 また頼ってもいい?」

夜門 由貴 「……また? それは……うん、もちろんだよ。
 いつも私のほうが閃理くんのお世話になってるもん」
「……そういえばさっきの触手……あれってその、手足とおんなじみたいに自由に動かせるの…?」

星守 閃理 「そ、そう……? ふふ、そこはお互い様、ってところかな……」 
「触手か……うーん、そうだな。
 僕の意識がはっきりしていればある程度は。不器用なりにね」 

夜門 由貴 「そうなんだ……… ずっと出してられるの? 感覚とかは?」

星守 閃理 「え、うん。
 そんなに長い間出してたことないから分からないけど」 
「感覚は……まあ、ものに触れたらその感覚はあるけど
 そこまで痛みとかは感じてないんじゃないかな。狭いところに入っても痛くないしね」

夜門 由貴 「そっかあ、触覚はあるけど痛覚はない……」
じっ……
「……ねえねえ、今出せる?」??

星守 閃理 「出せるけど……大丈夫?」 

KP しゅる、と花が開くように触手が広がって
あなたの前に伸びてくる。

夜門 由貴 「うん。わ…… ………触ってもいい?」
言う間に指先でツンツンしてそう

星守 閃理 「うん。……もしかして、意外と平気……?」 

夜門 由貴 「え?」きょん…

星守 閃理 「ううん。こわくないなら、良かった」

KP ひんやりとした触手に触れると
あなたの指先の形に軽く沈んでは元に戻るだろう。

夜門 由貴 「ほわ…… つめたい!」
……今度はきゅっと握ってみる?

雑談

夜門 由貴 あれ? 触手の根本を確認しようと思ってたんだけど楽しんでる…

メイン

KP 生蛸に触れたことがあるならば、それに近い感触で
ぐに、とした弾力を手のひらいっぱいに受けるだろう。

雑談

夜門 由貴 choice[ぎゅっとしたことがある,ない!] 生蛸 (choice[ぎゅっとしたことがある,ない!]) > ない!
新鮮!

メイン

夜門 由貴 「わーっ…… 生きてる……」?
「……じゃない! どこから生えてるのか確認しようと思ってたんだ。
 ちょっとごめんね」
触手の根本を追いかける…? もしかしてあのマークから生えてるのかな…

雑談

星守 閃理 なかった!
じゃあぐにゅぐにゅのひんやりした初めての感触が……

メイン

KP どうやら服を通り抜けて生えているようだが、服が破れている気配はない。
背中や腰のいたるところから、体をつきぬけるようにして生えてきているようだ。

雑談

星守 閃理 根本がどうなってるかはあんまり記載がなかったんだよね……。
でもたぶん、こんな感じ(ふわっ……

夜門 由貴 なるほど…! いろんなところから…

メイン

夜門 由貴 「あれ…? 予想と違った……」背中をペタペタ 生え際をぬるぬる…

星守 閃理 「? どんな予想してたの? っふふ、……」
生え際の皮膚のあたりはちょっとくすぐったいかも。

夜門 由貴 「あのね? 閃理くんの背中にマークがあって……だからそこから生えてると思ってたの…… ふふ、くすぐったい?」
「なんだかふしぎだね…… だって体の中から出てるなら普段はそれをしまうところがあるはずなのに……」
ぶにぶに、ぷにぷに……

星守 閃理 「うん、ちょっと。やっぱり触手の方が感覚は鈍いんだろうな」
「ああ、たしかに。どこに収まっているんだろうな……?」
そのうちの一本を収めようとしてみるけど、体の中にするするとおさまっていくのが見えると思う。

夜門 由貴 「……無くなっちゃった」
キョトン、として背中をペタペタ……

星守 閃理 「うーん、質量保存の法則を完全に無視しているな……?
 我ながら気味が悪いな……」 

夜門 由貴 「ふふ……もしかして生えてる? んじゃなくてでてくるときにここに」
触手が生えてたところをまあるくなぞる
「なんか……ワープゾーンみたいなのができてるのかもね」?

雑談

夜門 由貴 我ながら謎の会話をしてるね……

メイン

夜門 由貴 「それはそれで、どこからワープしてきてるのかわかんないけど」
うーん……
「……ふふふ、触手が生えててもかっこいいよ、閃理くん」??
「……でも、閃理くんはそのままだと困る……んだよね? どうにかしないとか……」

星守 閃理 「わーぷぞーん。ふふ……どこかから呼び出してるってことか」 
「え? か、かっこいいとか、そういう問題じゃ……」 
「うん……。やっぱりちょっと、このままだと怖いしさ……」

夜門 由貴 「こわい…? そっか、そうだよね」
触手をツン… としつつ
「私はやっぱり原因……というか、閃理くんの背中のマークがなにか悪さしてるんじゃないかと思う。なんか……変な感じがしたし……」
「つけられたとするなら、その実験? の施設? だよね。
 ……なんかちょっと怖いけど、行ってみたいな……」

雑談

夜門 由貴 もっといちゃいちゃしたほうがいいのかとおもいつつ 実際はそれどころじゃないよね… とおもいつつ(ぷにぷに…

星守 閃理 いちゃ……触手ですりすり……ぎゅっ……??(とてものんきな部屋)

夜門 由貴 ぎゅっ…? ふふ……くすぐったいね……(なでなで…?(呑気にはしていられない出目

メイン

星守 閃理 「そうなんだ。マークか……。
 ……うん、そうだな。タイミングがあるとしたら、くちなしの丘……でしかありえないと思う」 
「分かったよ。一緒に行こう。
 僕も何か思い出せることがあるかもしれない」 

KP ・くちなしの丘を調べる
【図書館】または【コンピューター】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 28 > 成功

雑談

夜門 由貴 としょかんがおとなげないすうちになってた…

星守 閃理 えらい!
大人げないというか、ふふ……優秀ってことだよ。

メイン

KP では、「くちなしの丘」について次のようなことがわかる。

情報

KP ◆くちなしの丘

各種福祉施設や医療機関の運営をしている社会福祉法人。
特に力を入れているのは、児童養護施設と病院運営である。

最近、理事の一人である重田敏行(しげたとしゆき)が「くちなしの丘」から辞任し
新規の社会法人「連翹会(れんぎょうかい)」を立ち上げ、プロジェクトを行っている。
社会福祉法人が大規模化したことにより、法人を分割したようだ。
彼が抱えていたらしい当時のプロジェクトメンバーは
同時期に「くちなしの丘」から「連翹会」に移っている。

「くちなしの丘」本部の住所は記載されている。

メイン

KP ・連翹会を調べる
【図書館】または【コンピューター】を振ることができます。

雑談

夜門 由貴 そ、そうかな? えへへ……(ぺらぺらぺら…

メイン

夜門 由貴 CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 79 > 成功

KP では連翹会についても、WEBページを見つけることができる。

情報

KP ◆連翹会

児童養護施設を運営している社会福祉法人。
保護者のない児童、被虐待児童など
環境上養護を要する児童を入所させて、養育している。
都内で運営している児童養護施設「やまぶき荘」では数十人の児童がいるようだ。
理事長である重田敏行も組合経営の先頭に立って仕事をしている。

「やまぶき荘」の住所もweb上に記載されている。

メイン

KP ネット等で調べられる情報は以上です。

あなたたちは、くちなしの丘へ向かうことになるだろう。

夜門 由貴 「……くちなしの丘、やまぶき荘、と連翹会かあ……
 うーん……」
「やっぱり、見てわかるようなところには何も書いてないよね。
 ……場所もわかったし、行ってみよっか、閃理くん」
お手々(触手)ぎゅっ…?

星守 閃理 「そうだね。怪しいことが分かったら、こんなのすぐ摘発されちゃうだろうし」 
「うん。くちなしの丘へ行ってみよう」
触手を握られている……?
握られている一本以外はしまって、みつからないようにしながら外へ……? 

雑談

夜門 由貴 え? うふふ、手でつなぎ直してもいいんだよ…!(???)

星守 閃理 気に入ってるなら、こっそり……?(てろん……?

メイン

KP あなた達は車を走らせ、くちなしの丘本部に向かう。
都心から離れ、一時間ほど経てば、小高い丘と山々が連なる場所に出る。
人の少ない郊外の一角に、本部となる施設があった。

雑談

夜門 由貴 やったあ…!? むにゅ……

星守 閃理 ふふ……かわいいな、由貴ちゃん……(ぐにゅぐにゅ……

メイン

夜門 由貴 「……ううーーん…… 車でも結構遠かったね……」伸びてる

星守 閃理 「うん……。そりゃ、歩いて帰ってきたら疲れるはずだよ」 

夜門 由貴 「そうだよね、何時間掛かるんだろう……」

雑談

夜門 由貴 一時間だと……6hくらいなのかな……(ぽわぽわ…

星守 閃理 かなあ……?
夕方くらいに出て……うん、着くのは深夜だね。

メイン

星守 閃理 「真夜中までかかったみたいだからな……」 

KP 【くちなしの丘】

美しいガラスの温室にすっぽりと覆われた、白く巨大な製造工場のようにも見える建築物。
それを囲むように生け垣があり
光沢のある長い楕円の葉の中で、薄緑の蕾が顔を出している。
蕾は柔らかなふくらみを持っており、開花の時を待っているようだった。
また、周囲にある高木には生け垣に生えたものと似たような形の葉を持つ黄色い花が咲いていた。
一面に黄の六つの弁花を咲かせて甘やかな香りを漂わせている。

【博物学】または【知識】を振ることができます(同情報)

夜門 由貴 CCB<=32 【博物学】 (1D100<=32) > 20 > 成功

雑談

夜門 由貴 !!(ぴょん!

星守 閃理 やった!!! とってもえらい!!(なでなでなでなで……

メイン

KP では由貴さんは、花について次のようなことを知っている。

雑談

夜門 由貴 やったあ! えへへ………

情報

KP ◆花について
どちらも梔子(クチナシ)の花であることがわかる。
まだ蕾のものは、白い花弁を持つ日本で一般的に見かけるものだ。
さらに、タイ、ラオスを中心に種の違う黄色い梔子が咲くことを知っている。
黄色いクチナシのタイ語名「カムモークルアン」、中国名は「大黄栀子」である。

二種類とも春半ば頃から真夏にかけて咲く。
丁度今咲く季節なのだろう。

雑談

星守 閃理 お花に詳しい由貴ちゃん かわいいなあ……

メイン

夜門 由貴 「……あっ、クチナシの花だ…!」

星守 閃理 「へえ……? さすが、詳しいね由貴ちゃん。
 だからくちなしの丘、ってこと?」 

KP 正面入り口は開いている。
館内は見えるが、真昼間と言うのに玄関には電灯一つ点いておらず、薄暗かった。

夜門 由貴 「そうかも!! でも、育ててるみたいだからくちなしの丘だからこんなにいっぱいあるのかも……」
「白いやつはもうすぐ咲きそうだね」
「……っと、あ……
 開いてる……」

星守 閃理 「名前が先ってことか。ふーん……?
 今でも良い匂いだから、白いのが咲いたらもっと香り高くなりそうだね」 
「あ……。入口か……
 僕が閉めてないんだったら……そう、なのかも」 
「……入ってみようか」
触手の一本を由貴ちゃんの腰に回して、ぐっと引き寄せる。

夜門 由貴 「わわっ… ふふ、うん。入ってみよ、一緒に」
ちょっとびっくりしたけど、引き寄せられるままに寄り添って入る…?

KP 【施設内】

中に踏み入ると、異臭が鼻をついた。
生臭い鉄錆の匂いの原因はすぐに理解できる。
壁、床、天井、廊下一面に血と肉片と臓物がぶちまけられている。
全て人の残骸である。

上半身だけになり、下腹部から骨と臓腑を露出させた死体が
逃げ惑うように地面に腹ばいになって絶命している。
胃腸が飛び散り、磔になって人の形を保てていない肉片や
血が擦り付けられた跡、壁面がこそげて肉がこびりついた跡が散見され
床には汚れ、破れた資料も散乱していた。

凄惨な殺戮現場を目撃したあなたは
正気度ロール1/1d5

夜門 由貴 CCB<=78 【SANチェック】 (1D100<=78) > 19 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 78 → 77

夜門 由貴 「………!!」

星守 閃理 「我ながら、……酷いな。
 ……大丈夫? 由貴ちゃん……」 

夜門 由貴 「う、うん……ちょっとだけ、びっくりしたけど大丈夫……
 暗くてよく見えないし…」?
「そっか、閃理くんがやっちゃった…んだよね。
 わあ……」

星守 閃理 「……うん……」
ぎゅっ……と所在なさげに引っ付いている。 

KP また、かろうじて読める資料の中には館内図が載っていた。

情報

KP 【探索箇所】
・管理室
・事務室
・研究資料室
・収容所
・処分場
・実験場

メイン

夜門 由貴 「わっ…… 大丈夫だよ、閃理くん。
 大丈夫……」
ひっついて落ち着かせるように腕を撫でてたら、館内図をふと見つける…?
「……あ、まだ読めるやつがある…… 館内図?」
「……実験室……」

星守 閃理 「……うん。多分、そこで僕はこんな体に……」 

夜門 由貴 「………」
触手に触れる……?
「実験場にすぐにでも行きたいけど、多分……それ以外の場所から見ていった方が道順的にもいいよね。実験場に解決方法があるとも限らないし」
なでなで……

星守 閃理 「そうだな、この図を見るに一番奥みたいだし……。
 近くから見てみようか」

夜門 由貴 「うん、わかった。
 ……それじゃあ、管理室からだね」
案内図を見ながら二人で行こう!

KP では、ここから本格的な探索パートとなります。
ここで補足をいたします。

情報

KP ※KP&PL用補足
くちなしの丘内部で探索することにより減るPCの正気度は、合計10までである。
しかしPLPCがそれ以上減らしたい場合は、減らしてもよい。


また、今後クリチケによるダイスロールの振り直しが
不可能となる場面が出てくる可能性がある。

今回のハウスルールとして、クリチケは振り直しのほかに
・特定の場面を除く、任意のタイミングで1d10のSAN回復
・???(必要時に開示)
に使用することが可能。
どのような場合でも、余ったクリチケは生還後成長に使用することができる。

メイン

KP 【管理室】

電気が点いたままの部屋では、モニターとパソコンが並んでいる。
モニターには監視カメラの置かれた場所の様子が映っているが
数箇所は現在故障しているらしく、砂嵐になっていた。

椅子に近づくと、それを眺めるように人が座っていた。
近づいてやっと気付いたのには理由がある、首から上がないのだ。
きれいに頭だけが体から抜かれて、椅子の前に落ちていた。
首の断面は赤く、背骨ごと頭部が引き抜かれていた。
正気度ロール 0/1d3

夜門 由貴 CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 44 > 成功
「………!!」油断して近づいてびっくりしてる
「わっ…… ………」ちょっと目をそらしてる

星守 閃理 「…………」 

KP 【目星】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 72 > 成功

KP 監視カメラには録音・録画機能があるようだ。
カメラの設置箇所を調べたところ、実験場内部のみ置かれていないことも分かる。
パソコンは動作中のまま画面が表示されているので
ここから過去の記録を辿ることも可能だろう。

夜門 由貴 「………あ、これ、監視カメラだね……。
 巻き戻せるみたい」
「……実験場のやつはなさそう……」
「でも、なにかヒントがあるかも。
 ちょっと戻してみるね」

KP では、閃理が行方不明になった二か月前にも遡ることができるだろう。

情報

KP ◆監視記録

[二ヶ月前]
某日、閃理が収容所の一室に連れられていく様子が記録されている。
多くの研究員達が連れ添っている為か、彼は大きな抵抗をしていない。
食事は毎日、定められた時間に扉についた小型の窓から渡される。
そして昼間と夜間に部屋から連れ出され、実験場方面へと向かい、数時間後に部屋に戻る。
これが繰り返されている。

研究員が彼と会話をしている様子は一切ない。
彼の呼びかけにも答えていない。
そのうち閃理も何も喋らなくなった。

彼以外にも同じような人物が数十人カメラに映っている。
彼らも閃理と同じように対応され、別の時間に実験場へと連れ出されている。

閃理は次第に憔悴していっているようだが、研究員達は対応を変えることはない。
日々のルーチンのように、同じ映像が二ヶ月分延々と続く。

…………

[昨日]
午前、午後と滞りなく業務が行われている。
そして20時に収容所廊下から閃理を連れ、数人の研究員が実験場方面へと向かった。
続いて別室にいた多くの研究員が、実験場へと向かう様子が分かる。

1時間程経過した頃だろうか、突如画面に乱れが生まれ始めた。
異常を感じるや否や、実験場の扉が内側から捻じ曲げられ破裂音と共に吹き飛んだ。
ゴン、という音が響き、同時に血の飛沫と共に千切られた人の首が廊下に投げ出される。
遅れて、肉体からうねる触手を生やした異形が扉から出てきた。
皮膚が灰緑色に膨れ上がり、胴はやせ細って四肢に骨はない。
巨大な蛸のなりそこないのような、人型の生物である。

それは周囲を見渡し、廊下を歩んでいく。
ただ機械的に、目の前のものを処理するように、彼は次々と人々を殺していく。
逃げ惑う人を触手で掴み引き裂いて、腕を食らう。
すると、触手の一本が人間の腕になった。
何やら唱えようとする人間の口に腕を捩じ込んで破裂させた。
足を触腕から生まれた穴で飲み込む。
すると、その触腕は地面にへばりつき、人の足になった。

数人がかりで武装した者の銃弾の雨は濁った緑玉の体に沈み、弾丸はぼろぼろと床に落ちる。
余った触手で人間の首を跳ね飛ばし、中の臓腑を啜った。
転がる首の一つを食らうと、蛸のメタファーは次第に人としての形を成していく。

“彼”が服を纏わない裸体に、腕を一度撫で付ければ、皮膚が裂け
それは白いTシャツと青緑のジャケット、紺のパンツへ変わっていった。

メイン

KP そこに立っているのは、閃理である。
目に人らしい感情の光は宿っていなかった。
彼は壁際に男を追い詰める。
 
男は手を上げ、懇願した。

「悪かった……もう実験は中止だ!
 安心して」
「ぷ」

触手で研究員の顔面が飛び散る。
血糊と眼球がカメラの液晶にこびりつく。
ドサ、と重い肉の塊が地面に倒れる音がして、静寂が訪れた。
 
彼は最後の人間を殺し終えると、ゆったりとした足取りで正面入り口に向かっていった。

殺戮の記録、怪物から人への変身を目撃したあなたは
正気度ロール 1/1d3

夜門 由貴 CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 24 > 成功

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 77 → 76
[ 星守 閃理 ] 減少SAN : 1 → 2

夜門 由貴 「あっ…… 出てっちゃった………」

星守 閃理 「これが、僕……なのか……」 

KP 管理室の情報は以上です。

夜門 由貴 「うん、なんだか……様子がいつもとちがったね……」
でも無理もないよね……

星守 閃理 「……客観的に見ても、正気じゃないな……」
僅かに後ずさっている。 

夜門 由貴 「………」
監視カメラのテレビを消しちゃう……

星守 閃理 「……ここじゃ映像くらいしか見られないみたいだし、次へ行こうか。
 一体何をさせられてたのか……」 

夜門 由貴 「……うん。次に行っちゃおう」
頷いて、いっしょに次の部屋に行くね…

KP 【事務室】

研究員・スタッフが書類を作成、管理していたようだ。
広い部屋には事務机と椅子、資料棚が置かれている。
現在それらは引き倒され、原型を成さないほどに破壊されていた。
ここにも同じように、数々の人間の死体が散乱していた。
正気度ロール 0/1d3

夜門 由貴 CCB<=76 【SANチェック】 (1D100<=76) > 82 > 失敗
1d3 (1D3) > 1

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 76 → 75
[ 星守 閃理 ] 減少SAN : 2 → 3

KP 【目星】【図書館】をそれぞれ振ることができます(別情報)

雑談

夜門 由貴 みんなここで失敗してる……

メイン

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 97 > 致命的失敗

雑談

星守 閃理 うん…… わああ

メイン

夜門 由貴 CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 56 > 成功

雑談

夜門 由貴 ぴぃ…

メイン

星守 閃理 CCB<=88 【目星】 (1D100<=88) > 38 > 成功

KP では、閃理がとある計画の立案書を見つける。

情報

KP ◆「α Tauri-アルファ・タウリ-計画」立案書
一年前に作成された立案書。
内容は以下に記載。

[現状]
「名付けざられしもの」と《名状し難い誓約》を結んだものは
ギフトを貰う代わりに凶暴化し
破壊の限りを尽くす怪物に成り果ててしまう。
憑依者は理性を失い、この変化は死んでも元に戻ることがないため
適切な方法を模索しなければならない。

[提案内容]
神の言葉を伝えられる人間が必要である。
人の半身である『器』を使用することで暴力性を薄めて
人工的に神の使徒、媒介者を作成する。

[具体的な手順]
被検体に神と《名状し難い誓約》を結ばせ
耐えうるものを『器』として再構築する。
『器』の作成に関しては別途資料に記載。

メイン

KP そして由貴さんは数々の資料から情報を整理して、次の内容を得られる。

情報

KP ◆児童養護施設の運営について

重田敏行(しげたとしゆき)を代表として行われている。
計画に必要な人間の育成として使われているようだ。
しかし、重田は「α Tauri-アルファ・タウリ-計画」の否定派であったようで
長らく肯定派と議論を交わしていた。

会議資料から見るに、『神の言葉を伝えられる使い捨ての人間が必要だ』とする肯定派と
『神に不完全な人間を与える事で制御すべきでない』という否定派に分かれていた。
重田はその後、運営する児童養護施設と研究員・スタッフ数十名とともに
「くちなしの丘」から「連翹会」に法人を分割している。

メイン

夜門 由貴 「……なんだか、よくわかんない資料……… でも、多分これ、閃理くんのこと……? だよね、被検体って書いてあるもん」

雑談

星守 閃理 ファンブル……うーん……どうしようかな……

夜門 由貴 あっ そうだった なんかよみよみしちゃってた

メイン

夜門 由貴 「この重田さんって人は……ここの人とは考えが違うんだね。
 会ってみて……何かいい解決方法とか教えてくれないかな……」

星守 閃理 「重田さんか……。そうだな、やまぶき荘に行く理由はできたかな。
 ……ほかの資料も探して、ある程度こちらも情報を掴んだ状態の方がいいかもね」 
「何にしたって、この……神ってやつを信じてるのには
 変わりないってことなんだろうからさ」 

夜門 由貴 「そっか。場合によっては……消されちゃう……こともあるかもしれないってことだよね……」
「……わかった! もうちょっと探してみよう!」

星守 閃理 「……うん、頑張ろう。
 次は研究資料室だったね」
意気込む由貴ちゃんを撫で……

KP 事務室の情報は以上です。
ファンブル処理は……次回の技能一回分、-10の補正でお願いいたします。

雑談

夜門 由貴 了解です…! 補正!

メイン

夜門 由貴 「うん、行ってみよう」
移動…

雑談

星守 閃理 よし……! 僕たちもなんとか追いついたね。
みんな次回は揃って研究資料室ということで。お疲れ様でした。

けみかえる 遅くまでありがとうございました…!

夜門 由貴 へへ…… 中の人が気まぐれでぷにぷにしてたから……
はい! 調整ありがとうございました。お疲れ様でした!

星守 閃理 ぷにぷに……かわいいね。マイペースでいいんだよ……(ふにゅ……

夜門 由貴 わ……(むにゅにゅ……
へへ…… うん、元気がなくなったら甘えに行くね……

193 こちらこそ時間を融通して頂いてありがとうございます…!!
一体……どうなっちゃうの…(ぴす……)としつつ来週も頑張るぞ! よろしくお願いいたします!
それでは本日のところは……失礼いたします!
おやすみなさいませ……!

けみかえる はい! お疲れ様でした!
おやすみなさいませ。

メイン

KP 【研究資料室】
研究時にまとめられた資料の数々だ。
パソコンも数台置いてある。

情報

KP 【探索箇所】
資料棚、パソコン

メイン

夜門 由貴 「…… わ、いっぱい。
 どれから見よう……」といいつつまずは扱いやすい(?)資料から…?

KP ・資料棚
【図書館】を計4回振ることができます。
探したい資料の宣言でも、自動開示される場合があります。

雑談

夜門 由貴 ミュッ…!?

星守 閃理 もし失敗しちゃっても、考えたら出てくるかも……というあれかな。
由貴ちゃんはファンブル以外は大丈夫だけど!

夜門 由貴 やったあ!!(ばんざい
じゃあ、ふってみちゃおうかな……

メイン

KP この場合、一回分の【図書館】を-10でお振りいただく形になります(前回のファンブル処理)

夜門 由貴 了解です…!! がんばるぞ……
CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 97 > 致命的失敗

雑談

夜門 由貴

星守 閃理 え???

夜門 由貴 みみ……(閃理くんの足元にうずくまる

メイン

夜門 由貴 CCB<=85 【図書館】 (1D100<=85) > 53 > 成功

雑談

星守 閃理 ゆ、由貴ちゃん……ねこちゃんになっちゃった……
次は成功! えらいよ!!

夜門 由貴 ひとまず全部分振っちゃったほうがいいかな…?

メイン

KP えっ ではもう一度分、-10で……?

雑談

夜門 由貴 了解です…!

星守 閃理 そうだね……! お願いします。

メイン

夜門 由貴 CCB<=85 【図書館】 (1D100<=85) > 38 > 成功
CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 36 > 成功

雑談

夜門 由貴 ミギューッ

星守 閃理 ほかは良い出目!! よしよし……
うーんどうかな……
振った順番じゃなくて、見つけられなかった分追加資料が出てこない、という形にするね(ややこしいから)

メイン

KP では由貴さんはまず、器について調べるだろう。
被検体と器の関係に関する資料を、二つ見つける。

雑談

夜門 由貴 わかった! ありがとう、よろしくね……

情報

KP ◆被検体の管理

被検体番号を足裏に記載。
被験体情報はデータベースで管理し、各部屋に一体ずつ隔離し、生命維持を行う。
健康維持の為に朝・昼・晩、食事を与え、睡眠を取らせる。
部屋内で排泄、入浴できる環境を提供する。
しかしそれ以外は何も与えないこと。
一切の外部情報、文献を遮断し、研究員は被検体からの対話に答えないこと。
これは『器』と『不純物』を分けやすくするためである。
実験時のみ部屋から出し、実験場に移動。

メイン

夜門 由貴 「足裏……」
記述を見て、閃理くんを見る。

閃理

KP  

メイン

星守 閃理 「足裏にそんなものが……?」 

KP 閃理はいそいそと靴を脱いで、足を上に返すように持ち上げる。
彼の足裏を見れば、No.108と刻まれていた。

情報

KP ◆器の作成

器は純粋な肉体のみで構築されなければいけない。
一人の人間から知識、欲、感情を全て取り除き
最も無垢なるものとしてあらねばならない。
器を生成する際には、被検体を実験場に移動し、『器』と『不純物』に分ける。
『不純物』は実験終了後、速やかに破棄すること。

メイン

夜門 由貴 「わ、ほんとにあった…… ……これ…… 入れ墨……?」
「とにかく、この2つのことは閃理くんの実験? に関することで間違いないんだよね。
 不純物…… 知識と欲と感情を取り除く……?」

星守 閃理 「うーん、焼き印っぽい……? どちらにしてもしばらく消えそうにないな。
 いつの間に……」 
「ふんわり思い出したことがあるんだけど……」
「被検体として使われた人は皆、名状し難い誓約を結ばされてる。
 僕も含めてね」
「………無垢なるものの意味は、思考能力のない木偶のことだ」 
「あらゆる感情を失わせるために痛めつけられる。
 そして、神の教えのみを身に受けるんだってさ」

夜門 由貴 「神の教え……」
「………そんなのおかしいよ……」
閃理くんの手を取ってギュッとしてる……。

星守 閃理 「資料を読むに、僕みたいなのを攫って
 使い捨てにしてたんだろうからね……」

KP 話しながら、由貴さんは名状し難い誓約について調べるだろう。
そして、契約に関する資料を見つける。

雑談

夜門 由貴 こんな組織潰れて当然だよ!! になってきちゃった 割と前からそう

情報

KP ◆《名状し難い誓約》について

「名付けざられしもの」と行われる《名状し難い誓約》は
人間が「名付けざられしもの」に従属を誓う代わりにギフトを得て、奉仕種族になることを指す。
この誓約を立てたものは非常に低い確率でその身と心に「名付けざられしもの」を降ろす。
肌はうろこ状に膨れ上がり、灰緑色に変化する。
四肢の骨は無くなり、触手が生え、「名付けざられしもの」と似た姿へ変化する。
そして、破壊に従属し、人を貪り食う。
毎晩十分な犠牲者を襲えない場合、日の出とともに分解する。
誓約を交わしたものの変化は死んでも元に戻ることはない。

メイン

夜門 由貴 「日の出とともに分解…? あっ、でも、そっか。
 昨日は食べたから…… あっ、でも今日は……」
「ど、どうしよう閃理くん。
 これによると、閃理くん、もしかしたら明日の朝には 分解? されちゃうかも…… ?? そうなのかな……」

星守 閃理 「どの道誰かを襲わないとダメってこと? ……やだな……」 

雑談

星守 閃理 そうだね……結果論だけど、潰れて良かったのはそう……。
四つ目の資料は……
ふふ、我部上さんのを待って開示しようか(右端のお部屋ちら……)

夜門 由貴 ミュッ りょうかいです…!

メイン

夜門 由貴 「……うん。この研究所の人はともかく(?)関係ない人を襲っちゃったら大変だもんね」

星守 閃理 「うん。それに……
 記述みたいになるのはずっとじゃないんだよな」

夜門 由貴 「そっか。……そうだよね、今は閃理くん、骨があるもんね」
腕とかをぺたぺた…
「色も緑色じゃないし……」
ほっぺたなでなで……??
「他に今の閃理くんの状態についての資料とか、ないのかな」

星守 閃理 「わへ、ふふ……」
いっぱいぺたぺたなでなでされてる…… 
「うん……。触手さえなければ、人間らしさが残ってる気がする。
 学んできた事も、やりたい事も、気持ちも……ちゃんと、あるよ」 
「僕の状態か……」 

夜門 由貴 「……あ、そうだ。
 データベースで管理されてるってあったよね」
「もしかしてパソコンに、なにか登録があるかな…?」じりじりじり…

KP ・パソコン
被検体の実験記録が纏められている。
全て被検体番号で管理されており、任意の番号で検索して見ることができる。

あなたがデータベースで検索すると、被検体No.108がヒットする。
書類と映像記録の閲覧が可能。

夜門 由貴 「……出てきた!」書類から見てみよう……

情報

KP ◆108実験記録-書類-
被検体No.108 - 星守閃理 年齢 - 22歳
身長 - 177cm 体重 - 67kg 血液型 - O型

×月×日[二ヶ月前]
対象を拘束。抵抗なし。


×月×日[実験初日]
私語を行わないように電気ショックを与える。
以降、電気による痛みへの強度実験。
抵抗をあまりしないのは、痛みの軽減を図る為だと推測できる。


×月×日[一週目]
水と火による強度実験。
目立った抵抗はなし。
このまま従属の姿勢を示すならば、無垢なるものとしての適正を高める作業に移行する。

~以降淡々と日々の実験記録の記載~


×月×日[三週目]
被検体が抵抗の意志を見せる。
隠し持っていた針で研究員への暴行。
※後に部屋のベッドのネジを尖らせたものと判明。

以降部屋の物品の強度を変更。
本日は従属のための施術に移行。
ステンレス針で100ヶ所背中を刺す。
追加でNo.108が最も抵抗を示した電流によるショックを与える。
これにより沈黙。


×月×日[五週目]
今までのストレスによる発狂。
言葉を発し暴れる。
舌に《黄の印》を刻み喉を焼いて沈静化。
対話は可能だが、以降栄養は点滴で摂取させる。


×月×日[六週目]
知能の低下。痛みを訴える。
実験を続けた弊害か。
教団員が《黄の印》を手に描き、No.108に舐めさせることで緩和。
舌に焼き付けた刻印に対応しているものと思われる。
これらは「おまじない」と称し、実験に耐えた褒美として設定する。


×月×日[七週目]
痛みを訴えること以外を行わなくなる。
抵抗の意志なし。
無垢なるものとしての適性が高い。


×月×日[八週目]
背中に《黄の印》を入れると喜びに咽び泣く。


×月×日[九週目]
最終調整終了。
明日、器として完成させたNo.108に
「名付けざられしもの」を憑依させる。

雑談

夜門 由貴 みゅぐぐぐ……

メイン

夜門 由貴 「……これ、…………」

雑談

星守 閃理 電気ショックはAだかも受けてたね……と思ってたよ(謎の千里眼)
こっちは苦痛多めだけど……

メイン

星守 閃理 「……忘れたというより、覚えておきたくなくて
 シャットアウトしたのもあるのかもね……」 

夜門 由貴 「………」
「閃理くん、べろ、大丈夫?」

星守 閃理 「うん、特に痛いってこともないかな。
 口の中はやっぱり、傷の治りが早いね……」 

夜門 由貴 「そうなんだ……」
じ………

星守 閃理 「……? 見てみる?」
んべ……? 傷にはなってないと思うよ。 

夜門 由貴 なってないんだ……
「なんにもない。……よかった!」
「……ふふ、もうしまっていいよ。ありがとう……」

星守 閃理 「どういたしまして」
わらってくれた……になってる 

雑談

星守 閃理 三週間経ってるし、喉も治ってるみたいだしね……?(とくに記述はないけど)

夜門 由貴 ふふ……喋れてるもんね!

星守 閃理 そうそう。声も変じゃないよ。あ~~♪(?)

夜門 由貴 !? ふふ……いいこえだね……

メイン

夜門 由貴 「……実験、閃理くんの背中の傷からなんとなく察してたけど、やっぱり酷いね……
 閃理くんが逃げ出してこれてよかった」
「もう一つは……映像みたい。実験の準備の…?」

KP 由貴さんは映像記録を見ようと、マウスを動かす。
すると閃理の手があなたの手を止め、首を横に振った。

星守 閃理 「見ないで」 
「記録は書類に書いてある通りだから……」 

KP 彼は短く告げた。

※どうしても見るという場合は見ることができる。

雑談

夜門 由貴 ふふ… セーブされた……

メイン

夜門 由貴 「……… そっか。……うん、わかった。見ないでおく」

雑談

星守 閃理 なんでかこれは、セーブするんだよね。ふふ……
(さらに先手を打ってセーブした森さんをちら見しながら

夜門 由貴 えへへ… SAN減少が大きい、とか…?

星守 閃理 うーん……そうでもないかな(メモに貼るね)
というかどの道10までしか減らないからな……

メイン

夜門 由貴 「………他にも見てみて、何にもなかったら次のお部屋に行こっか」
私の手を抑えてる閃理くんの手を握って次のお部屋に移動…?

星守 閃理 「……うん。もう、ここはこれくらいだと思う」
優しく握り直して、収容所へ向かおうか。 

メモ

KP ◆108実験記録-映像記録-

×月×日[実験初日]
画面に白い部屋が映る。
椅子に座っているのは白い手術着を着た閃理だ。
手足をベルトで固定されており、動かせるのは眼球と口のみだった。
彼の周囲には白衣に手袋を付け、白い布で顔を隠した研究員がいる。
幾許かして部屋に無機質な声の放送が流された。

『被検体番号、名前を』
閃理は沈黙し、周囲を見渡した。
彼が声を出す直前に彼の背にケーブルのようなものが押し付けられる。

「う゛っ」
彼は目を見開いて体を震わせ、俯く。

『被検体番号、名前を』
暫しの沈黙が流れて、彼が口を開く。

「108 星守閃理」
『×月×日 被検体番号108 本日の実験を開始します』

閃理の手術着は脱がされ、何も纏っていない上半身が露出する。
研究員たちは機械的に閃理の背に電気ショックを与える。
彼はそのたび肩を震わせた。
時折痛みに耐えるような声を上げるが、叫びはしなかった。
時間が経過するごとに両肩と背中の肉が生々しく腫れ上がる。
痛みに耐えかねた体が痙攣し、動きをやめた頃に機械音声が流れる。

『×月×日 被検体番号108 本日の実験を終了します』


×月×日[一週目]
白い部屋が映る。
唯一置かれた寝台には、両手を上げた状態で手と足を固定された閃理がいる。
彼の顔には布が被せられていた。
初日と同じく放送が流れた後、研究員達が閃理を取り囲んだ。
そして、彼の顔の真上から水を流し込んで窒息させる。
抵抗できない彼は、鼻や口から直接入ってくる水から逃げるように、四肢を震わせた。
次第に体が大きく揺れ、残った最後の酸素がなくなっていく。
水を吸った布は顔に張り付き、一切の視界と空気を遮断している。
彼はパニックを起こして声にならない声を上げた。
そうして意識を失うと、研究員達はまた別の器具を取り出す。
熱した鏝は小ぶりではあったが、本来人に使うものではないことは、あなたでも分かった。
先端を押し当てられた彼は痛みで覚醒し、部屋には絞り出すような声が響き渡る。

そのような映像が延々と続いた。
閃理は次第に衰弱し、ただ痛めつけられる日々の中での抵抗は暴力で捩じ伏せられた。
彼はここで人として扱われなかった。
正気度ロール1/1d3

雑談

夜門 由貴 はっ おんがく……(きょろ…

メイン

KP 【収容所】

長い長い廊下には、同じ形のドアが並んでいる。
それらは全て開いていた。

中には机、椅子、ベッド、風呂、トイレのみがあった。
全ての部屋が同じ内装である。
一部屋に一つずつ、破裂した肉の塊が落ちていた。

扉にはナンバープレートがかかっており
唯一、108の部屋だけが血で濡れていなかった。

雑談

星守 閃理 そう……思ったよりうるさいよね(?)
「神よ彼の魂を救いたまえ」……
タイトルと……もろもろで選んだみたい。

夜門 由貴 うるさい… ふふふ……

メイン

夜門 由貴 「………」閃理くんと手を繋いだまま恐る恐る歩いている。
「……閃理くんのいたお部屋だけ汚れてないね」
………ちょっとだけほっ…?

星守 閃理 「うん……。
 ほかのみんなは、死にたがっていたから殺してあげたんだ」 
「ここから出られたとしても、もう人としても生きていけなかったからね」
「生きている人間は皆、名状し難い誓約を結ばされる……
 って、さっきも言ったよね」

夜門 由貴 「………うん」

星守 閃理 「耐えきれなくて発狂したり、抵抗して四肢を失ったり……
 だからみんな、もう殆ど人の形を保っていなかった」
「望まれた以上。僕はそうした」 
「望まれなくたって、必要だったろうしね……」

夜門 由貴 「……そっか。大変、だったね。閃理くん……」
お手々をぎゅっとするしかできない……
「それで、ここが閃理くんのお部屋……ってことだよね。
 入って……みよっか」

星守 閃理 「うん。……僕は実験中に逃げ出したから、部屋は綺麗なままなんだ……」 

KP 【108の部屋】
机、椅子、ベッド、風呂、トイレのみがある部屋だ。
この部屋だけが汚れていない。

【目星】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 43 > 成功

雑談

夜門 由貴 ほっ…

星守 閃理 やったー! ふふ…

メイン

KP 部屋を注意深く観察すると、床に扉が付いているのを見つける。
開いてみると、本が一冊入っていた。
アーサー・コナン・ドイルによる短編小説
シャーロック・ホームズシリーズの一つである「最後の事件」だ。

情報

KP ◆「最後の事件」

名探偵ホームズと宿敵であるモリアーティー教授の最後の物語。
ホームズは逃避行を続けた果てに
最大の敵とともにライヘンバッハの滝に落ちて亡くなるという話だ。

メイン

KP さらに【知識】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=60 【知識】 (1D100<=60) > 43 > 成功

雑談

夜門 由貴 !!(ぴゃっ

星守 閃理 えらーい! 読書家由貴ちゃん……♪(なで……

メイン

KP では由貴さんは、さらに次のようなことを知っている。

雑談

夜門 由貴 えへへへ…

情報

KP ◆「最後の事件」について(補足)

作者であるコナン・ドイルはホームズを描くことに疲れ
この物語でホームズを葬り去る決意をした。
のちにドイルは
「僕がホームズを殺さなかったら、きっと彼が僕を殺していた」
と語っている。
しかし、ホームズの死後もファンの熱狂的な支持が続き
最後には「実はホームズは生きていた」という展開を、作者自らが描くことになった。

メイン

夜門 由貴 「……シャーロック・ホームズだ……」
「閃理くんのやつ? ……だよね。
 閃理くんが居た部屋にあったんだし……」

星守 閃理 「ああうん、……貰ったんだ。本、二冊……
 あれ、一冊しかないね」
「監視カメラが故障した時があって。
 その時に読んだ……気がする」

夜門 由貴 「……監視カメラが壊れたときに、誰か来たってこと…?」

星守 閃理 「うーん、どうだろう。あんまりよく覚えてないけど……。
 でもさ、資料によるなら知識を与えちゃダメなんだろ? その時しか読めなかったんだ」 

夜門 由貴 「壊れてる間……ってことだよね? むむ…」

雑談

夜門 由貴 むん…… だれ…… ここで考えてもわからないような気はするけど……

メイン

夜門 由貴 「でも、そっか。
 少しでも楽しみがあったなら、よかった……」
少しすぎるけど……

星守 閃理 「うん。シャーロックホームズシリーズは好きだし、ちょうど良かった」
「でも……そうだな、監視カメラが壊れてることが分かって、実験の内容もある程度把握してるってことは
 研究員の……たとえば、計画に反対派の人とかなんじゃないかな」 

雑談

星守 閃理 夜半の時もシャーロックホームズの話をかるーくしてたことを思い出したな……ふふ……(?)

閃理

KP ※重田が計画を破綻させる為にKPCに知識を与えていた。
 残りの一冊は「黄衣の王」である

雑談

夜門 由貴 ふふ…… ホームズ閃理くん再び…?
あれっ、私がホームズなんだっけ

メイン

夜門 由貴 「反対派の人…… 紛れ込んでたってこと? そっかあ……」

雑談

星守 閃理 そうだよ。由貴ちゃんがホームズで、僕がワトソンだよ。

夜門 由貴 むむっ なら頑張らなくちゃ……

星守 閃理 もう既にがんばってるよ……!(ぎゅぎゅ……

メイン

星守 閃理 「うん。……もう一冊は確か、よくわからない演劇の台本だったと思う。
 何でなくなっちゃったんだろ」

雑談

夜門 由貴 え? えへへへへ………
……………演劇……???

メイン

夜門 由貴 「そうなんだ……演劇? 台本かあ……」

雑談

夜門 由貴 なんかこう 両方の派閥から変なことされてるってこと??

星守 閃理 反対派は妨害したかっただけなんじゃないかな……?

夜門 由貴 妨害に発狂させたかったってこと…? ほむ…

メイン

夜門 由貴 「よくわからない……って言われると気になるけど、わかんないんだもんね」
「そっかあ……監視カメラが壊れてたなら確認のしようもないし。
 うーん!! ……次のお部屋見に行ってみよっか」

星守 閃理 「うん……。タイトルもあんまり覚えてないや。
 全然有名じゃないんだと思う」?

雑談

星守 閃理 ご明察の通り、その筋では有名だと思うけどね──(雑談欄コメント)

メイン

星守 閃理 「うん、次へ行こう」

KP 【処分場】

焼却装置と操作パネルがある。
装置を開くことができる。
開くと焦げた匂いがする。
焼けて小さくなった骨が僅かに残っていた。

星守 閃理 「ここは……思い出した。死んだ被験体を焼く場所だ」 
「処分する被検体もここに送られる」
「……これ以外に何もないよ。
 別の場所に行こうか」 

夜門 由貴 「………死んだ人が………」
「……そっか。わかった。
 行こう」
ちら、と見たけどそのまま閃理くんについていくよ。

閃理

KP 【実験場に行く前のイベント】

雑談

夜門 由貴 てくてく……

メイン

KP 実験場に向かうさなか、閃理が床に膝を付く。

雑談

夜門 由貴 みゃっ…!?!??

メイン

KP 足に力が入らないようで、肩が震えていた。
耳を塞ぎ、顔を床に伏せて屈む。

星守 閃理 「あ、うう……」 
「嫌だ、嫌だ嫌だ……ああっ、誰か」

夜門 由貴 「……、閃理くん…?」
立ち止まって、一緒にひざまずく… あっ……

星守 閃理 「痛いいたい痛い痛い」 

KP 彼が呟きながら顔を上げる。
嵌め込まれたガラスのような瞳が、意思を持たずにこちらを眺めていた。

星守 閃理 「くるしくないおまじない、して」 

夜門 由貴 「……閃理くん? ………!」

雑談

193 かわいいね…(???)

夜門 由貴 (ベチッ)
苦しくないおまじない ペン…?

メイン

夜門 由貴 えっ、で、でももうベロには《黄の印》がなくて…… でも、書いたら大丈夫になる…?

KP 事務室に行けば、ペンを取ってくることができるだろう。

夜門 由貴 えーん…… 走って取ってきます!

雑談

夜門 由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】ぱたたた… (1D100<=75) > 68 > 成功

メイン

夜門 由貴 「……閃理くん、ごめんね、一人にして
 えっと、黄色の印……… 閃理くん、ちょっと背中見せてね……」
背中の印を見ながらきゅっきゅ……

雑談

星守 閃理 えらい!! はやい!

夜門 由貴 えへへ……

閃理

KP ※PCが手に《黄の印》を描くことで悪影響は出ない。
 完全な印ではないからである。

メイン

夜門 由貴 「閃理くん、これ……」
恐る恐る手を差し出す…?

KP あなたは手に黄の印を描き、閃理に差し出す。
すると彼は膝を折り、頭を垂れた。

星守 閃理 「う……」

KP 伏せた瞳から涙をこぼしながら、あなたの手を舐める。
神聖なものに触れるように、一滴の水を掬い取るように
あなたの指先から手の平を舌でなぞった。
 
砂漠を歩く旅人が、やっと見つけた水を心の底から喜び
神に感謝する姿のようにも見えた。

夜門 由貴 「……?? 閃理くん……」

KP 幾度か繰り返して落ち着くと、彼は立ち上がる。

星守 閃理 「…………、…………、…………ありがとう」 

KP そこに先程見せた幼さを伴ったゆらぎはなく、理性的で冷静だった。
彼にとってはこれが『褒美』であったのだと、あなたは認識する。
精神的な安定、心の拠り所として設定されていた行為だったのだ。

共に移動することが可能となる。

夜門 由貴 「……? せ、閃理くん……?」

星守 閃理 「ごめんね、……もう大丈夫。
 ……助かったよ……」 

KP 閃理は自分の意思で、あなたを抱き締めるだろう。

雑談

夜門 由貴 ずっと戸惑ってる メインの私…

星守 閃理 そりゃ……戸惑うよね……

メイン

夜門 由貴 「う、うん……もう大丈夫……?」抱きしめ返しながら…?

星守 閃理 「うん……落ち着いた。
 変な印描かせちゃってごめんね……」
濡れた手をぬぐいながら、印をさすっている。

夜門 由貴 「え? ううん、大丈夫。全然、大丈夫……」ぎゅーっ

星守 閃理 「……ありがとう……」
強く抱き締められるなら、僕も暫くそのまま強く抱き締め返して、由貴ちゃんのぬくもりを感じている。

夜門 由貴 「えへ……… ………」私もあったかい!! 夏だけど……
「……閃理くん。もうちょっとして元気になったら、進んでみよっか」
ぎゅっぎゅっと抱きしめながら…。

星守 閃理 「うん……。本当に良くなったよ。大丈夫。
 由貴ちゃんのおかげだな……」 
「……行こう」

閃理

KP [PCが何もしない場合]
KPCは自発行動が不可能になる。
立ち上がったり、話したりする事もできない。
PCが気にして言葉を掛けたり、気遣ったりするのであれば頷いて大人しくしている。
実験場の探索はPCのみで行う。

メイン

夜門 由貴 「……うん」

KP 【実験場】
広い実験施設と、小部屋に分かれている。

雑談

夜門 由貴 しろいおへや・・・

情報

KP 【探索箇所】
・資料室
・実験施設

メイン

夜門 由貴 「…… 広い……」見上げてる
じ……実験施設を見てるかも……あ、いや
やっぱり資料室! って思い直します!

KP 【資料室】
研究資料室よりも一回り小さい部屋だ。
書籍と資料が置いてある。

【目星】または【図書館】を振ることができます(同情報)

雑談

夜門 由貴 私は閃理くんをここに閉じ込める!!

メイン

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 58 > 成功

雑談

夜門 由貴 実験施設とか見てたらまた苦しくなっちゃうかもだし…

星守 閃理 え? とじこめる!? びっくりしちゃった

夜門 由貴 施設の方見てる間ここにいてもらう…

星守 閃理 はわわ……

メイン

KP 部屋を見渡すと、本棚で目につく本があった。
ジョルジュバタイユ著の『ニーチェ論』という本の1ページに付箋が貼ってある。

情報

KP ◆ ジョルジュバタイユ著の『ニーチェ論』
 付箋のあるページ

窓が中庭に向かって開くように、私の狂おしい愛は死に向かって開いている。

メイン

KP また、資料棚からは『器と不純物の乖離』の資料を発見する。

情報

KP ◆器と不純物の乖離
人間を純粋な肉体のみにする呪文。
※PCは習得不可。

人体から精神を取り除き、二つの半身に分ける。
これは二元論に基づいて行われる呪文である。
エーテルのプールに不純物を放ち、破棄する。

メイン

夜門 由貴 「……本が……いっぱい…………」

KP 資料の内容は以上です。
気になる単語があれば追加で調べることができます。

夜門 由貴 「……閃理くん、読んでて!
 ちょっと私、あっちの方見てくる。絶対ここから出ちゃダメだよ…!!」
………離れようとする……?

星守 閃理 「え……? う、うん……?」
じゃあ……二元論とかエーテルとかってなんなんだろうなあと思いながら
本を探しておくね……?

雑談

星守 閃理 調べたことは、メモにはっておくね……(ぺた……)

メモ

KP ・二元論について調べる
◆二元論
二元論(にげんろん、dualism)とは、物事の根本的な原理として
それらは相反する二つの要素から構成される
または二つの区分に分けられるとする考えである。
一つの原理を説明するには、それらと背反するもう一つの原理を必要とする。
例えば、原理としては善と悪
要素としては精神と物体など。
二元論的な考え方は、それが語られる地域や時代に応じて多岐に渡っている。

・エーテルについて調べる
◆エーテルとは
大気の上層、雲や月の領域
あるいは神の支配する領域を意味する言葉として用いられた。
古代ギリシアの哲学者パルメニデスはエーテルを大気の上の炎
「穏やかかつ希薄で、一面に均一に広がるもの」と表現している。
また同時代の哲学者ピタゴラスは人が死んだ後に魂がたどり着く
永遠の汚れのない領域だとした。
後のアリストテレスの考えによって
エーテルは天界を満たしている物質として広く認知されることになった。

雑談

夜門 由貴 あっ…… ありがとう……!

193 みのがしてくれちゃ…
ほわぁ(きゃぱがいっぱいいっぱい

星守 閃理 技能判定必要ないし、多分単語の補足以上の意味はない……とおもう

メイン

夜門 由貴 「絶対出ちゃダメだからねーっ!!」
とててて…… 施設の方を調べよう!

星守 閃理 (ふふ、かわいいな……)?
ぺら、ぺら…… 

KP 【実験施設】
広い部屋には魔法陣が描かれている。
そして中央奥の壁に集まるように、数十人の人間が縋るようにへばりつき、死んでいた。
彼らは壁面で溶解し、形を成さない肉塊に成り果てていた。
正気度ロール 0/1d3

夜門 由貴 「……っ!」
CCB<=75 【SANチェック】 (1D100<=75) > 22 > 成功
「………こわくないこわくない!」ててててて………
探してみるけど、なんにもない…?

情報

KP 【探索箇所】
・死体
・部屋全体

雑談

星守 閃理 言い聞かせてる……うう、かわいい……
見たかったな……(雑談欄からみてる

メイン

夜門 由貴 ……まずはお部屋全体を見ます!

雑談

夜門 由貴 見…? ふふふ……閃理くんと一緒だったら怖くないもん

メイン

KP 【目星】または【聞き耳】を振ることができます(同情報)

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 26 > 成功

雑談

星守 閃理 よし、いい出目……!

メイン

KP カタン、と音がする。
振り返れば、血塗れの機械が三脚から落ちていた。ビデオカメラだ。
既に電源は切れているが、メモリーカードを取り出し
資料室にある再生機器で見ることは可能だ。

夜門 由貴 「………!!」
音にびっくりしてる。

雑談

夜門 由貴 だれもいないのに…… みゅ……

メイン

夜門 由貴 「あ、あれ……? ビデオカメラだ……
 いまなんで動いたんだろ……」恐る恐る近づいていってメモリーカードを持っていこうかな……

雑談

星守 閃理 はわ、おばけ……????(???)

メイン

星守 閃理 「おかえり。早かったね。
 ……それは……?」 

夜門 由貴 「ビデオカメラにささってたの。
 ちょっと見てみる………怖い映像が入ってるかもだから、見てなくても大丈夫だよ!」むん……

雑談

夜門 由貴 ふふ……(ぎゅ…

メイン

星守 閃理 「え、そうなんだ。……分かった。
 由貴ちゃんも、もしこわかったらすぐ止めてね……?」 

夜門 由貴 「うん。……分かった」
再生してみてみます……

情報

KP ◆昨日の映像記録

画面に白い部屋が映る。
魔法陣の上に蹲っているのは閃理だ。
彼は一糸も纏わぬ姿で、地に顔を伏せている。
体中には深い傷痕が生々しく残り、背中にはあの大きな文様が刻まれていた。
彼の周囲には白衣に手袋を付け、顔を隠した研究員がいる。
部屋に無機質な声の放送が流される。

『被検体番号、名前を』

暫しの沈黙が流れて、彼が呟いた。

「108 星守閃理」
『×月×日 被検体番号108 器と不純物の乖離、憑依を開始します』

研究員たちが呪文を唱え始める。
すると、魔法陣が光を放ち始めた。
彼の頭がめきめきと音を立て始め、頂点から垂直に、体が引き裂かれ始める。
痛みで体が痙攣して意識を失い、また痛みで覚醒する。
閃理の嗚咽と痛みを堪える声が流れ続ける。
唾液が喉に詰まって上手く声が出ないようで、えずきながら涙を溢す。
彼の頭からは脳が這いずり出て、骨と臓器は溶解する。
肉体の内容物が全て溶け出すと、それらは集合し
閃理の姿とよく似た真っ白の人の形と変化した。
飴のようにとろとろとした白い裸体は胎児の姿勢を取る。
研究員達は溶け出した臓器から生まれた人型を
指紋認証で開く壁の扉の向こうへと移動させた。
その間にも彼の体の変化は続く。
意識や痛覚が残ったまま、足の爪先まで真っ二つに割られた体は、臓器を無くして再度、繋がり始めた。
時間を掛けてまた頭の頂点まで接合されると、魔法陣の光が収束していく。

メイン

KP 地面に伏せる彼はあらゆる体液で汚れた顔を上げる。
怨嗟の籠もった目が画面を隔ててあなたを睨んだ。
正気度ロール 0/1

雑談

夜門 由貴 みゅ………💢

メイン

夜門 由貴 CCB<=75 【SANチェック】 (1D100<=75) > 55 > 成功
「……閃理くん……………」

KP その瞬間だった。
彼の体が急速に膨張し、緑灰色の異形へと変化を始める。
首がごきりと曲がり、太い触手が一本生えたかと思うと
近くに居た研究員を頭から地面にはたき落とし潰した。
胸からもう一本生えた触手が研究員3人を掴んで、捻り潰した。
彼の頭が膨れ上がり、破裂してそこから蛸のような頭が生まれる。
 
「実験は中止だ!」
 
誰かが叫んだが、遅かった。
数人の研究員達は部屋を逃げようとしてなぶり殺され
一人は廊下に向かって首を投げ飛ばされる。
部屋に残った研究員達は閉じた扉を開こうと液晶を叩くが、一向に反応を示さない。
 
「どうなってるんだ!」
「先程まで開いたはずだぞ!!
 誰か別のコードを試せ!!」
「書き換えられています!
 指紋も認証されません!」
「まさか、しげ……」
 
人の叫びがこだまして、扉の前で肉体は崩れていった。
触手の化け物は部屋を出ていく。
画面は大量の赤と死体を映して、暗転した。
正気度ロール 1/1d3

夜門 由貴 CCB<=75 【SANチェック】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

雑談

夜門 由貴 みゅ…??

メイン

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 75 → 74

雑談

星守 閃理 ほわ……!?

メイン

KP 1クリのクリチケをどうぞ!

雑談

星守 閃理 やった! 初クリチケだね……!(ぎゅっぎゅっ……

夜門 由貴 ぎゅってされてる…… やった~!!

メイン

system [ 夜門 由貴 ] 1CT : 0 → 1

KP 映像記録は以上です。

夜門 由貴 「……………」
ぎゅ、と服の裾を強く掴んだ状態で視聴を終えます。
「……閃理くん、終わったよ」
モニターはけしちゃおう。

system [ 星守 閃理 ] 減少SAN : 3 → 4

星守 閃理 「由貴ちゃん……
 ちょっと顔色が悪い……」
そっと指で頬に触れる……

夜門 由貴 「え? ……えへへ。そうかな……」
指にすりよる……?  ??

星守 閃理 「うん……」
しばらくすりすり撫でてる……
「……向こうはもう見終わった?
 僕は粗方、それっぽい本は読んだと思うけど……」 

夜門 由貴 「ううん、まだ見てないところがある。……と思う」
「本……なにかあった?」
という感じでじょうほうきょうゆうしてもらゆ…… ありがとう…

星守 閃理 「そっか……。
 ああうん、難しい単語を少しね。どこに僕の半身が捨てられてるのかの、ヒントになるかな、って思ったんだけど……」
「……まだ、ここに居た方がいいなら、後からでも見返せるように軽くまとめておくよ」

夜門 由貴 「はんしん………。わかった。もうすこし、見てくるね」
あの扉の向こうに、閃理くんがいる!!
見に行きます!

KP 死体には【目星】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=92 【目星】 (1D100<=92) > 40 > 成功

KP 研究員たちが集まって死亡している箇所をよく見ると、血に濡れたパネルがあるのが分かる。
壁面にはもう一枚ドアがあった。

さらに【アイデア】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 47 > 成功

KP 彼らは必死に液晶に手を伸ばしたのだろう。
しかし、扉は開かなかった。
だからここで集まって死んでいるのだ。
そう理解してしまう。

液晶を見るならば、指紋で開くロックであると分かる。
鍵マークのボタンを押すとヘルプが表示された。
有事の際は復元コードによりデータの復旧、または設定の修正ができるようだ。
【電気修理】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=10 【電気修理】 (1D100<=10) > 6 > 成功

雑談

夜門 由貴 !!!
!!!!!(ご褒美の抱っこを求める顔…?

星守 閃理 えっ!!! すごい!!!!!
すごいよ由貴ちゃん!!!!!(抱え上げてわーっ! とした後、そのまま受け止めてぎゅっ!!!

メイン

KP 復元コードは英数字を打つことが分かる。
回数制限はない。最大20桁である。
パスワード解析をするにしても、今日中に解錠することは不可能だ。

雑談

夜門 由貴 やったあ~!!!!(お祝いされて嬉しい!
なんでわかるんだろ………………

メイン

夜門 由貴 「…………記号がないから………
 でもきっと難しいだろうな。指で打たなくちゃだし……」

KP さらに【アイデア】を振ることができます。

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 60 > 成功

KP 「α Tauri-アルファ・タウリ-計画」に肯定派と否定派がいるのであれば
否定派が彼の憑依を解く方法も考えていたのではないかと思える。
重田のいるやまぶき荘を訪ねるのが良いだろう、と考えつく。
実験施設、ならびに実験場の情報は以上です。

夜門 由貴 了解です! 閃理くんのところに戻ろう…… とててて…

雑談

星守 閃理 ふふ、足音がかわいい……
CCB<=71 【聞き耳】 (1D100<=71) > 68 > 成功

メイン

星守 閃理 「……由貴ちゃん! おかえり」
足音が聞こえてきて、資料室の出入り口で出迎える 

雑談

夜門 由貴 えへへ…… 聞かれてた…

メイン

夜門 由貴 「わっ…!? ただいま、閃理くん!」
ぶつかりそうになってびっくりするもののそのままぎゅっと軽く抱きつく…?

星守 閃理 「へへ……びっくりさせちゃった」
「何か手掛かりは見つかった?
 ……あ、いや……もう日が暮れるし、帰りながら話そっか」 

夜門 由貴 「うん! じつは……あれ、もうそんな時間……?」

星守 閃理 「うん……。ここからまた車で一時間くらいかかるし
 あんまり遅くなると、今度は由貴ちゃんのご家族が心配されるからね」

夜門 由貴 「そうだね…… 夜は危ないよね。心配だけど……
 ひとまず、今日は帰ろっか……」
てをぎゅっ……

星守 閃理 「うん……」 

KP 外に出る。
恐ろしいくらいに静かだった。

星守 閃理 「今日は……泊めてくれる?」 
「安全でいられる場所にいると落ち着くから
 自分もコントロールしやすい気がするんだ」

夜門 由貴 「……えっ!! そ、そうなの? そうなんだ……」
「うん、それはもちろん! うん……!!」
「嬉しいな。……ずっと会いたかったから」

星守 閃理 「良かった……。ありがとう」 
「僕も由貴ちゃんにまた会えて良かった。
 ……それじゃあ、今晩はよろしくね」 

KP あなたは彼を連れて帰ることにした。
何事もなく帰宅できる。

夜門 由貴 「え? ……う、うん…… よろしく………」
一緒に帰宅する……

KP 【自宅】

閃理

KP ※KP用補足
KPCと帰宅し、夕食を作る。
猫はKPCが半分しかないことを本能的に察知しているので、KPCが本人かを確かめるように慎重に匂いを嗅ぐ。
猫は半身KPCが偽物でないことは分かるが、異変を察知して少しばかり探るような動き方をする。
KPCの体調は落ち着いているので二人で作ってもいいし、PCが作ってもいい。
料理が得意なKPCなら自分で作ると言うかもしれないが
料理を作れる事実でさえ忘れてしまっている場合もあるかもしれない。
KPの裁量でKPCの動き方や記憶の齟齬を描いて欲しい。

メイン

KP 帰宅すると、猫のうどんがのんびりとてとてとこちらまでやって来る。
最初に部屋に入ってきたあなたの匂いを嗅いで
続いて来た閃理の匂いを何度も嗅いだ。

星守 閃理 「ただいま」 

KP そううどんに言ってから、彼は手を洗う。
そして指先で猫の鼻をつついて撫でながらあなたを見て言った。

星守 閃理 「由貴ちゃんの作った料理が食べたいんだけど……いいかな」 
「普通の生活が思い出せなくて。
 お願い……できる?」 

夜門 由貴 「え……料理………?
 う、うん、もちろん…!」

雑談

夜門 由貴 はっ……そういえば、大変申し訳無いんだけどそろそろ眠くなってきてしまいまして……
うーっ メインがかわいいね……
他班(?)が研究所をでた当たりとかで一旦切ってもらえると…… 助かります…!

けみかえる はっ、了解です!

星守 閃理 じゃあこの部屋はここでストップしておこうね。
由貴ちゃんのごはん……楽しみにしてる。

夜門 由貴 うん……!! がんばるね…!
ありがとうございます……!

星守 閃理 遅くまでお疲れ様でした。ゆっくり寝てね……(ぎゅ……

夜門 由貴 はわ…… うん! おやすみなさい……(ぎゅっぎゅっ

193 ごろん…

けみかえる ぴょこっ

193 はっ… かわいいかえるちゃんが………… 今夜も遅くからありがとうございます…!

けみかえる いえいえとんでもない! お疲れ様です!

193 ピワーッ ありがとうございます! 今日はガンバッタ……

けみかえる いっぱいがんばった! よちよち……(ふかふか……

193 えーん……(ふかふか……もふ…

メイン

KP あなたが台所に向かうと、閃理はあなたを見送り
振りかえれば猫の様子をぼんやり眺めているだろう。

夜門 由貴 「………」
やっぱり、本調子じゃないのかな……。
そうだよね、あんなことがあって普通のままのほうが変だもんね。
「……よし! 頑張ってつくるから待っててね!」
腕まくりしてから… やるぞ~!! お母さんもいるかもだけど……

星守 閃理 「……うん。ありがとう」
由貴ちゃんのお母さんとも遭遇してる……よね、きっと。
お礼を言っていると思う。 

夜門 由貴 十中八九遭遇してると思う!! 閃理くんがいることは……秘密…?

星守 閃理 秘密にしろっていう方が無理……だよね……?
う、うーん、そのうち両親もやってきて再会はするかな……(シーンスキップ) 

夜門 由貴 ふふ……そっか、よかった!
そうだね、兄さんはともかくお父さんとお母さんは「連絡しなさい」っていうかも……
「お母さん、冷凍庫のシーフードミックス使っていい?」
などと聞きながらガチャガチャ……

雑談

夜門 由貴 けど……何作ろう……?
海鮮山盛りお好み焼き…?(夕方に中の人が食べたやつ

星守 閃理 わ、おいしそう! やった……

夜門 由貴 え? いいの?
ふふ……じゃあそれにしちゃおうかな

メイン

夜門 由貴 「これは袋に入れて……水に浸けて解凍しておいて……
 次はキャベツ!!」なんか……声に出そうとしてる。

雑談

星守 閃理 かわいい(お料理してるな……)

夜門 由貴 え? へへ……
CCB<=17 【芸術(料理)】 (1D100<=17) > 5 > 決定的成功
!? !!!!

星守 閃理 !?!?

KP 雑談欄のクリティカル……なんだったっけ
雑談欄クリチケ!(ゴネチケ)!

メイン

夜門 由貴 「えーっと、卵と……そうだ、小麦粉と……お出汁 山芋もちょっと入れちゃおうかな…?」
るんるん…

雑談

夜門 由貴 やった~!! !??

system [ 夜門 由貴 ] GT…? : 0 → 1

KP KPにゴネたり、余ったら好きな技能の成長判定ができたりするお得なチケットけろ……
好きな技能、すなわち初期値の技能でもいいけろ……

夜門 由貴 やった~!! すごくおとくだ…… !! しゅごい!! しゅごいちけっと……

KP ある意味クリチケよりお得かもけろ…………

193 けみかえるちゃんかわいいね…… ふふふふふ……

けみかえる !? 私がかわいがられちゃった…… へへ……?(?)
やまいもうれしい!! ふわふわだ!!

夜門 由貴 えへへ 入れるとおいしいって聞いて……

メイン

KP シーフードミックスを解凍し、酒や塩コショウと軽く炒めながら
お好み焼きそのもののタネを作っていく。
材料をさっくりと混ぜ合わせ、再度薄く油を引いたフライパンに丸く流し込んで、炒めたシーフードを乗せる。
そうして片面が焼き上がるのを待った後、ひっくり返すだろう。

雑談

夜門 由貴 おいしそう!

メイン

KP 慎重に、しかし手早く返せば、きれいな焼き目のついた面が顔を出した。
ほんのり膨らんで、もう片面も焼き上がったところで大皿に移し
ソースや青のり、踊るかつおぶしをかけて彩っていく。

夜門 由貴 「……やった! 綺麗にできた!」
「閃理くん、綺麗にできたよ!」??

星守 閃理 「わ。……本当だ。まんまる……!」??語彙力?? 

夜門 由貴 「ふふ……ね、おつきさまみたい」

雑談

夜門 由貴 マヨネーズでせんりくん おかえりってかこう……(?????)
その後すぐ鰹節かけちゃうけど…(???)

星守 閃理 !? ふふふ……!?
かわいい……

メイン

夜門 由貴 「あのね、中もうまく焼けたと思うの。
 あったかいうちに食べよう!」

星守 閃理 「うん。いい匂いがするからお腹すいてきちゃった。
 用意してくれてありがとう……」
「それじゃあ、いただきます」 

KP そう言って手を合わせてから、閃理は箸を使ってゆっくりと食べる。

夜門 由貴 「うん、どうぞ召し上がれ…!」
自分のターンは一旦待ってソワソワしながら見守ってる…

星守 閃理 「! おいしい……!! あ、えびが入ってる、……」 

KP はふはふと熱さを覚えながらも、彼はしばらく黙々と夢中で食べ進める。

夜門 由貴 「えへへ…… そうなの 海老がいっぱい入ってるの……」

星守 閃理 「嬉しいな。僕、えび……そうだ、好きなんだよ……」
「……なんだか、はじめてまともな食事をしたような感動だな」 

夜門 由貴 「……はじめて?」
「そっか、しばらく……美味しくないご飯だった?」

星守 閃理 「……そうかも。何が美味しくて、何が美味しくないかも分からないくらい……」 
「由貴ちゃんとこうしてご飯を食べるのも、
 ……僕がいなくなるまでの最近、あったんだっけ……?」

夜門 由貴 「あったよ。たくさん……」
たくさん…? あるもん!!
「ふふ……閃理くんは今みたいにエビを食べてることが多かったかも。
 あとお魚」

星守 閃理 「ふふ、そっか。……それは僕自身が覚えてなくても、食べたら思い出せちゃった。
 由貴ちゃんは、ずっと僕の事よく見てくれてたんだね……」
「……きっともう、時間間隔がおかしくなってるんだ。
 こんな風に、過去の記憶もちゃんと分からない」 
「このまま全部忘れたらどうしよう」
「……今こうして喋れてる事自体が、結構奇跡だとは思うんだけどね」 

夜門 由貴 「奇跡? ……そっか、だよね。
 あの研究所の記述的に……そんな感じしたもんね」
「閃理くんが忘れても、私が覚えてるよ。
 忘れちゃったら、教えてあげる」
お手々ぎゅっ…

雑談

夜門 由貴 でもわたしにもげんかいはありゅ… むぐぐ

メイン

星守 閃理 「ふふ、由貴ちゃんが僕の先生か。
 頼もしいな……」
手をぎゅっぎゅっとされたら、その上に空いている片手を重ねてぎゅっ…… 

夜門 由貴 「そう! 先生!
 ふふふ……閃理くん。何でもかんでも、イチから教えてあげますからね」
お手々が暖かくなった……
「だから、閃理くんは今日、思ったことも全部……教えて欲しいな。
 ……あっ、でも私に言うのがもし嫌だったら、ノートとかに書いてもいいよ!」
「確か、閃理くん……日記? 書いてたよね。
 それの続きに挟めるように、ルーズリーフあるよ」

星守 閃理 「教えるのは嫌じゃないけど……そうだな、記録をつけておくのは有効的かも。
 後から見返すこともできるしさ」 
「ありがとう。それじゃあ……」
ペンを取って、今日あった出来事やら何やらを書いていくかな。
思ったことは……大体、口に出していたと思うから、それを主に記録しておこう。

夜門 由貴 「うん、だと思う。
 いくら覚えてるっていっても時間が経つとどんどん薄れていっちゃうかもだしね……」
「………」閃理くんが文字を書いているさまを見守っている。

閃理

星守 閃理 CCB<=90 【アイデア】文字に気付く……? (1D100<=90) > 11 > スペシャル

メイン

星守 閃理 <7月28日
 由貴ちゃんにまた会えて嬉しかった。
 色々忘れていたけど、くちなしの丘に行って思い出せた事もあった。
 明日はやまぶき荘へ行く。由貴ちゃんに危険が及ばないようにしなければ。
 夜は由貴ちゃんがえびたっぷりの海鮮お好み焼きを作ってくれた。
 かつおぶしで隠れてしまったけど、マヨネーズで「せんりくん おかえり」と書いてくれていた。
 ありがとう>

雑談

夜門 由貴 みゅっ

メイン

夜門 由貴 「み……見てたの?」
「ちょっとベタかなと思ってすぐ消したのに……」
もじ…

雑談

星守 閃理 アイデアでスペシャルだしたからね……ばっちりだよ(?)

メイン

星守 閃理 「うん。ふつうにマヨネーズかけるような動作と違うように見えたから」 
「気付けてよかった。嬉しいよ」

雑談

夜門 由貴 スペシャル…?! はわわ……

メイン

夜門 由貴 「そ、そっか……ならいいんだけど……
 うん、喜んでもらえて嬉しい」
「……お好み焼きもいっぱい食べてくれて嬉しかった!」
「明日はもっと別のものが食べたいよね? なにがいいかな……」
ご飯もそうだけど、日記に書いてくれたことも嬉しかったのでニコニコしながらひっついている…

星守 閃理 「そうだな……明日は、由貴ちゃんが今好きな食べ物を作ってよ。
 教えてほしいし、一緒のものが食べたい」

夜門 由貴 「私の……好きなもの?
 ……そっか!! うん、分かった」
「ちょうど今いっぱい食べられる季節なの。楽しみにしててね」

星守 閃理 「今、って……えっと、7月末?
 夏にいっぱい食べられるもの……?」 
「なんだろう。楽しみだな。
 明日が待ち遠しいよ」 

夜門 由貴 「うん! そう!
 わたしも明日が楽しみ。………」
ぎゅーーっと抱きついてるね。
「……閃理くん、お風呂はいったら、今日はもうお休みしよっか」

星守 閃理 「ふふ、……
 ああ、そうだね。明日も予定があることだし」 

夜門 由貴 「うん! じゃあ、お風呂の準備するね」

星守 閃理 「ありがとう。
 ……まあ、夜門家の順番があるだろうから、僕は最後にいただくかな」

夜門 由貴 「……一緒に入らないの?」じ……(?

雑談

夜門 由貴 一緒に入るのが常なわけでもないと思うんだけどね…

メイン

星守 閃理 「えっ。い、一緒にお風呂にも入ってたの……?
 そ、そっか……」 
「じゃあ、うん……。入ろ、っか……」
無限にてれている…… 

雑談

夜門 由貴 照れてる……… はわ…

メイン

夜門 由貴 「……うん…」
閃理くんが照れてるので自分も照れてきた……。

雑談

星守 閃理 choice[付き合ってるという記憶はある,付き合ってるんだ、っけ……?] (choice[付き合ってるという記憶はある,付き合ってるんだ、っけ……?]) > 付き合ってるんだ、っけ……?
……うん……(てれ…………

夜門 由貴 はわわ…

メイン

星守 閃理 「……あ。そうだ。
 服……なんだけど……ちょっと……これも特殊なことになっているんだ」
「由貴ちゃんなら大丈夫だと思うけど……びっくりしないでね」 

夜門 由貴 「……? そうなの?
 うん、わかった」

KP 彼は浴室で服を着たまま、タオルで体の前側を覆う。
そして肩から、触手を出した。
収縮する触手で肌を撫でると、衣服が皮膚になり裸体に変わる。
事実上彼が身に纏っていたものは
玄関に置かれていた靴のみだったのだとここで気付くだろう。

夜門 由貴 「………!!」
「……あっ、ごめんね……
 ちょ、ちょっとびっくりしちゃった……」

星守 閃理 「わ、そっか……。じゃあ、伝えておいて良かったってことだ。
 言ってなかったら、きっともっとびっくりさせちゃってたと思うから……」 

夜門 由貴 「ふふ、そうかも……」
「それじゃあ、さっとはいろっか。閃理くん」
自分もさっとお洋服を脱いで手をつなぐ…?(?)

雑談

193 でも多分健全にいちゃいちゃして(…?)上がるんじゃろうな…

けみかえる 健全にいちゃいちゃ……ふふ……
閃理がずっと新鮮な反応をしてそうです

193 やった~!! 想像で補完しよう……

メイン

星守 閃理 「うん……」
手を繋いで入る……。きっとどきどきしっぱなしだ…… 

KP あなたはゆっくりと身を清め、湯に浸かることができる。
閃理は背中の傷を避けてか、浴槽のふちに腰掛け、足を主に浸けている時間が長いかもしれない。
思ったより蓄積していた一日の疲労も、共に洗い流されていく心地がするだろう。

雑談

星守 閃理 僕から触ったり……(?)は少ない……? かな……?
のぼせちゃったら大変だし……(急にまともなことを言い始める)
ということで、こちらも本日はこのあたりで。
次回は就寝前のシーンからだね。
遅くまでありがとうございました。

夜門 由貴 私の方から触る……っていうか、くっついてると思う!
嫌そうだったらやめちゃうかもだけど…

星守 閃理 いやじゃないよ

夜門 由貴 うん!! きょうもありがとうございました…!!
また次回、よろしくおねがいします!
今日のところはおやすみなさい、閃理くん…… ふふふ……ww そっか

星守 閃理 へへ……(てれ……
……うん、次回もよろしくね。
おやすみなさい、由貴ちゃん(ぎゅっ……

閃理

KP  
【夜間イベント】

メイン

KP あなたたちが寝支度を済ませると、閃理があなたの服の袖を掴む。

星守 閃理 「一緒に寝る……んだっけ。
 眠れないから、もうしばらく起きて、隣にいてもいいかな」 
「悪い夢を見てしまうのが怖くて」

夜門 由貴 「……えっ? ………あ、なるほど。
 ……」
「うん、もちろん大丈夫。
 ……一緒にゲームでもする?」
多分眠たいけど、一人で起きてるのは寂しいかも……? とおもって…?

星守 閃理 「ゲーム? ……いいね。気が紛れるかも。
 由貴ちゃんはどんなゲームするの? ……あ、いや、僕もきっと、してたんだよな……」 
「でも、由貴ちゃんが眠くなったら寝ても大丈夫だからね」

KP 了承されれば彼はあなたの側にいる。
ただ座っているだけで、何をするでもなく
誘われれば誘われるがままに共にゲームをするだろう。
以前やったことがあるゲームでも、操作を忘れているかもしれない。

雑談

夜門 由貴 えへへへ……ゲーム……

メイン

夜門 由貴 「うん、ちょっと前はね……ポケ◯ンのゲームとか良くしてたんだよ。
 ………ふふ、閃理くんは上手だったし強かったの」
寄り添って一緒に画面を覗き込みながらやる……?

雑談

夜門 由貴 1d915 … (1D915) > 831

星守 閃理 ゲットした数……?!
やさい……(?)

メイン

夜門 由貴 「あのね、私けんたてだとウールーが好きだったんだ」
フィールドに居るウールーを映す……(????)

雑談

夜門 由貴 え? えへへへ………

星守 閃理 あっ、好きなポケモンか

夜門 由貴 ゲットした数だと……すごいね……
中の人は図鑑埋める気持ちはたまにあるんだけど ……うん!

メイン

星守 閃理 「ポケ●ンか……。へえ、ウールーっていうんだ、可愛いね。
 昼間の由貴ちゃんの髪型に似てる」
今はお風呂から出ておろしてると思うけど……髪をひと房取って撫でてる 

雑談

星守 閃理 1d915 パッと見てすきな……? (1D915) > 198
えっ そうなんだ。けんたてにいるのかな……

夜門 由貴 えっ…!! かわいいね!
………くろいから…?(????)

メイン

夜門 由貴 「え? ふふふ……たしかにおんなじ三つ編み!」

雑談

夜門 由貴 ウールーの鳴き声をど忘れする中の人……

メイン

夜門 由貴 「……めぇー……? ふふ、なーんて」
?? わからない、ねむたいのかな……

雑談

星守 閃理 くろいから……!? ふふ、そっか、由貴ちゃんたちの色……?

メイン

星守 閃理 「えっ、……かわいい……」 
「……かわいいなあ……」
眠そうにしているなら、ふわふわ頭を撫でてる。 

KP そうして改めて気づくが、彼から人らしい気配、生気というものはすっかり抜け落ちていて
何処か得体の知れない生物に思えた。
彼は本当に、変わってしまったのだ。

雑談

夜門 由貴 うぬぼれゆきになっちゃっちゃ…

星守 閃理 えっ、うぬぼれていいんだよ……?
夜の色……運命かも……(?)

メイン

夜門 由貴 「……… えへ……」
ゲームのコントローラーは持ったままで、撫でる手ににこにこしてる。
せんりくんはせんりくんだもん……………

雑談

夜門 由貴 うんめい…! ふふふ、もしほんとにその理由だったとしたらちょっと照れちゃうね
でも進化したらかっこよくなるよ! ムン…

星守 閃理 ドンカラスじゃないのは
ヤミカラスの方が由貴ちゃんぽいからだよ……きっと……!

メイン

星守 閃理 「……こわくない?」 

KP 彼は昨日の夜と同じように問う。

夜門 由貴 「こわい……? ど……どうなんだろう。
 確かに昼間の映像のこととか思い出すと、ちょっとドキドキするけど……」
「……でも、閃理くんだもん。
 大好きだから……… 怖いドキドキより、だいすきなドキドキのほうが勝っちゃう……かも…?」??? ??

雑談

夜門 由貴 なるほど…! ポニーテールのときの私…!?(?
シュワ…

星守 閃理 なるほど! 天才!
ポニーテール由貴ちゃんも三つ編み由貴ちゃんもおさげ由貴ちゃんもおろした由貴ちゃんも、全部かわいいね……
というか目が赤いし……子どもかも……(??)(妄言)
あっ 由貴ちゃんがかき氷みたいに溶けちゃった……

メイン

星守 閃理 「だいすきなドキドキ……」 
「そっか……こんな風になっても……好きでいてくれて……
 由貴ちゃんはそんな風に言ってくれるんだね……」 

KP あなたの返事を聞き、閃理はすっきりしたような顔をする。
目尻に皺を寄せ、口の端を上げた。
笑ったのかもしれない。
 
瞬間、彼の顔面は埋没し、アイスクリームのように溶け出していく。
目と鼻と口が消えて、あなたに触れている手指も滴るように引き伸びて、ペースト状になっていた。

星守 閃理 「あ」 
「まずいな」

雑談

夜門 由貴 みゃ……

メイン

夜門 由貴 「……!? せ、んりくん……?!」

KP 顔を中心に、彼がゆっくりと溶けていく。
発声器官が潰れたせいか音がねじれ、低いような高いような独特の声音になる。
あなたの指先や足先に、溶けた彼が這って回る。

星守 閃理 「僕って元々、どんな形してたっけ……」

KP 彼は呟き顔を覆う。そうする内にも絶えず流動する彼が広がっていく。
あなたの上に、下に、彼が膨張して、収縮する。
押し寄せてくる。
それすらも優しい感覚であったが、彼が形を取り戻すことはない。

星守 閃理 「どうしよ……」

夜門 由貴 「せ、閃理くん? 閃理くん……!!」
「ど、どうしたらいいの……?
 大丈夫……なの???」
集めようとしているみたいな、留めようとするような行動に出る……?

KP ・閃理が元に戻る手伝いをする
由貴さんの任意の技能を、成功するまで振り続けることができる。
例)なだめるために【交渉技能】
抱きしめる【組み付き】
気合を入れるために【こぶし】など

雑談

夜門 由貴 みにゃ…?

メイン

夜門 由貴 だ……だきつく!! あつめる……… 閃理くん…!
CCB<=25 【組み付き】ぎゅ…… (1D100<=25) > 4 > 決定的成功/スペシャル

雑談

夜門 由貴
ぎゅ……??

星守 閃理 !?!?!?
愛……??

夜門 由貴 あ、あいはあるよ!!!! いっぱい!!!

メイン

KP 通常のクリチケをどうぞ。

夜門 由貴 ありがとうございます…!

system [ 夜門 由貴 ] CT : 0 → 1

夜門 由貴 「せんりくん…! こっちだよ、思い出して…!!」
抱きしめるような、かき集めるような動作で閃理くんを探す……!!

星守 閃理 「んん……」

KP 彼に触れると、ぶよぶよとした不定形の肉が迎えた。
大きな海の中で波に揉まれているようで、形容しがたい感覚だった。
探るように確かめれば、確かに彼の顔があって
首と、肩と、そこから伸びる腕があった。
 
どれだけ形が変わっても、彼は確かにここにいた。
あなたはそれを優しく、力強く、腕いっぱいにかき集めていく。
そうしてあなたが理解し、抱擁すると、目の前の異形は元の輪郭を描きなおした。
 
…………
 
数秒経てば、彼は人の姿に戻っていた。

雑談

夜門 由貴 音楽はわ……

メイン

星守 閃理 「……戻れ、た……?
 由貴ちゃんが、思い出させてくれたんだね……」 

夜門 由貴 「……! 閃理くん…!」
腕の中の閃理くんを驚いたように見つめてる

雑談

星守 閃理 はわわっちゃった……

夜門 由貴 はわわ…… えへへ アツいね…

メイン

星守 閃理 「うん。思い出せたよ、由貴ちゃん……
 助けてくれて、ありがとう」 

KP あなたの腕の中で、息を吐く彼の額には玉のような汗が滲んでいる。
戻る為にかなりの力を使ったのが分かるだろう。

星守 閃理 「は、……あのさ、由貴ちゃん……」 
「……君が覚えてる僕の形を教えて」
「何かあった時に思い出せるように」 

夜門 由貴 「……うん、どうしたの? 閃理くん…… ……えっ?」
「閃理くんのかたち……? 姿って、こと…?」

星守 閃理 「なんだろう……
 由貴ちゃんって、何があったら僕を僕だと判断できる?」 

夜門 由貴 「閃理くんを、閃理くんだと……?」
「……どうなんだろう、閃理くんのことを見つけるときははじめに閃理くんのきらきらの色をした髪を見つけるかも……」
「……それでね、閃理くん、って呼ぶと閃理くんが私の名前を読んでくれるの。
 ねえ、呼んで?」

KP あなたは記憶している閃理の形を教えた。
視界いっぱいに海の夕景の金がきらめき、夕陽の赤があなたを見つめる。

星守 閃理 「由貴ちゃん」 

KP そう呼ぶ声は今までと何ひとつ変わらない。
幼い頃から、あなたを呼び続けた声だ。

夜門 由貴 「……! ふふ…… そう、私、閃理くんの声も好きなの」
「それで、閃理くんが振り返ってくれたら、私の大好きなイチゴ色の……
 閃理くんの目が見えるよ」

星守 閃理 「……うん。僕も由貴ちゃんの目が一等好きなんだ。
 星のきらめく、吸い込まれそうな夜の帳の色……」
目を細めている。 

KP あなたは記憶している彼の形、そして内面から滲み出る仕草を教えた。
あなたが好ましく思う姿形を言葉でたどり
声を、あなたを愛おしむ彼の姿勢を、思いつくものをひとつひとつ挙げた。

彼の瞳が揺らいだのが分かる。

夜門 由貴 「……えっ!?
 わ、私のことは違うよ…!?」
「……ふふ、でも嬉しいな。
 閃理くん、いつも私の目のこと褒めてくれるね」

星守 閃理 「うん……大好きだから。
 由貴ちゃんを大好きだと思う僕も、僕を形作る大事な要素だなって……」 
「僕のことを容姿だけじゃなくって、性質でも判断しているんだね」

夜門 由貴 「うん……! あっ、それから…… ちょっと照れて赤くなってる顔も、かわいくて好き!」
閃理くんのほっぺたに手を添える…?

星守 閃理 「えっ、……僕、そんなに赤くなってる……?
 ……ゆ、由貴ちゃんだって……」
由貴ちゃんの、液体に触れていて少し冷えた指先と自分の頬の温度差から自覚する。 
ちょっとだけ誤魔化すように、僕だって由貴ちゃんのほんのり染まった頬を指で撫でてるよ。

夜門 由貴 「えっ…… だ、だってちょっとだけ恥ずかしかったから……
 んん……? ふふ……」

KP 閃理は照れながらも納得した様子で、あなたを抱き締める。

雑談

夜門 由貴 ほにゃ…… おへやにもどった!

星守 閃理 うん……戻ってきたからね。
部屋はべとべとしてるかもしれないけど……

夜門 由貴 せんりくんのいちぶがおへやに…?
はわ…(????????)

メイン

夜門 由貴 「……!! こうやって抱きしめられてるときも、閃理くんだなーって思うの」
せんりくんぽいんとがいっぱい…

雑談

星守 閃理 はわ……!?

メイン

星守 閃理 「ふふ、そっか……。
 ……うん。僕も由貴ちゃんとこうしてぎゅっとしていると、何だかとても安心するんだ……」 
「……あったかくて、由貴ちゃんのいい匂いがする……。
 ……ちゃんと眠れそう、かも……」
由貴ちゃんを抱き締める力、頭や背を撫でる手はそのままに、ふわふわと、声に眠気が混じってくる。

夜門 由貴 「……ほんと? 実は私も眠くなってきちゃった」
抱きしめられながらすりすりしてる……
「また明日、頑張らなくちゃ……
 お布団で一緒に寝よっか、閃理くん」

星守 閃理 「うん。……また明日だね。
 おやすみなさい、由貴ちゃん……」

夜門 由貴 「……うん、おやすみなさい。閃理くん
 ……悪い夢なんて見ませんように……」
閃理くんの額に魔除けのちゅー(???)をして眠る…?

雑談

夜門 由貴 ウールーのゆめとかみないかな…… かぞえるやつ……

星守 閃理 1d100 何匹で寝るかな…… (1D100) > 22
うーるーが21ぴき、うーるーが……にじゅうに……すや……

メイン

星守 閃理 「ふふ、ありがとう。
 ……由貴ちゃんも、いい夢が見られますように」
抱き締めて手を取って、指先に口づけたまま目を閉じるよ。

KP 汚れきった部屋であなた達は眠りにつく。
床には粘液が飛び散り、ベッドのシーツも汚れていたが、眠りは深かった。

雑談

夜門 由貴 はやい! すよよ……

メイン

KP
……
…………
【翌朝】
7月29日。
 
冷たいものが頬に押し付けられる。
これは触手ではなく肉球だ。

雑談

夜門 由貴 ぷにゅ…?

メイン

KP  
部屋は片付けられているようで、洗濯機の回っている音が聞こえる。
洗えるシーツは剥がされていた。

雑談

うどん (ぷにゅ)

夜門 由貴 わーっ うどん……!!

メイン

夜門 由貴 「ふあ……? うどん?」
起き上がってほわほわ……

うどん 「みゃー」

KP 閃理は既に起きているようだ。
うどんは由貴さんに応えるようにひと鳴きした後、マイペースにリビングへ歩き出す。
 
身支度を済ませてリビングへ向かうと、閃理が紅茶を飲んでいた。
朝食はすでに用意されている。

星守 閃理 「おはよう、由貴ちゃん」 
「早く起きたから紅茶だけ先にいただいちゃった。
 由貴ちゃんも一緒に朝ごはん食べよう」

夜門 由貴 「おはよう、閃理くん……!
 わっ……ごめんね、色々準備してもらっちゃって……」

雑談

193 すみません、切りが良いところでしめていただけると助かります…!
ちょっとだけうとうと……

メイン

夜門 由貴 (……もしかして、やっぱりあんまり眠れなかったのかな……)

雑談

けみかえる わー! 了解です!

メイン

KP あなたたちは朝食を囲んだ。
 

雑談

夜門 由貴 もちゃ…… すみません……

メイン

KP 食べ終わった時に、閃理の腹が鳴る。

星守 閃理 「由貴ちゃん、離れて!」 

夜門 由貴 「えっ…?」

KP 彼が焦った様な声を出す。
同時に彼の触手が伸ばされた。
 
肉の先端が口のように開き、うどんの体を包むと
吸い込むように一度大きく脈動する。

雑談

夜門 由貴 !??

メイン

KP  
気づいた時には遅かった。
猫は跡形もなく、彼の体に消えていった。
飲み下されたのだ。
正気度ロール 0/1

夜門 由貴 CCB<=74 【SANチェック】 (1D100<=74) > 16 > 成功
「……! 閃理くん、うどんが……!」おろ……

星守 閃理 「うう……」 
「……時間がないな」 
「うどんを体から出したら、人を襲うかもしれない」
「空腹だと意識が持たないんだ。
 食事でも満たされる感覚はあったけど」
「……今の僕には、体に入れた猫が無事でいられるかもわからない」
「やまぶき荘に急ごう」 

夜門 由貴 「う、うん…… そっか
 ………もしかしたら、うどんは無事かもしれない、ってことだよね」
「……わかった、がんばろう。
 閃理くんを取り戻すために、閃理くんが大切にしてたうどんをとりもどすために」

星守 閃理 「うん……!」

KP あなた達は急いで、連翹会の運営する児童養護施設「やまぶき荘」へ向かった。
車を走らせ、都心のはずれへ。

雑談

星守 閃理 といったところで〆ようか。
今日もお疲れ様でした。

夜門 由貴 うん……! お疲れ様でした!
ネコチャン…………… うどん………
ホワッ…

星守 閃理 うどん…………
ふふ、うん、ログイン画面に戻しちゃった。

閃理

KP  

メイン

KP 【やまぶき荘】

ミルクのような白さの、角の丸い平たい建物がやまぶき荘だった。
山吹の花が庭園に咲いており、子供が楽しそうに駆け回っている。
庭には職員数名が子供たちと会話をしていた。門は開いている。

職員 「こんにちは。本日面会予約等をされている方ですか?」

雑談

夜門 由貴 あれ……! 面会予約……(ぽわ……

星守 閃理 僕らはアポ取ろうとか言ってたっけ……?(ぽや……
瀬理香さんとか森さんとかは言ってた
僕は言ってない、な……

夜門 由貴 してないきがする…? 森さんのところは昨日終わる直前にアポが…… っていってるのをみたようなみてないような

星守 閃理 うん、二人は言ってるね……
瀬理香さんは「アポでも取ったら印象いいかも?」とは言ってるから取ったんじゃない……
choice[とってる,とってない] (choice[とってる,とってない]) > とってない
くっ……

夜門 由貴 ふふ……

星守 閃理 気が回らないKPCでごめんね……(じめ……

夜門 由貴 えっ……!? どうして……
私も思いついてなかったもん! 閃理くんはいいKPCだよ…!
いいこいいこ……(??

メイン

夜門 由貴 「こ、こんにちは!
 あの……ごめんなさい。アポとかは取ってないんですが……」

雑談

星守 閃理 ふぉ、フォローされちゃった……(ぎゅ……
由貴ちゃんこそ最高のPCだよ……!!!!

メイン

夜門 由貴 「その、こちらの代表の……重田敏行さんにお会いしたいんです。
 助けていただきたくて……」
体の前で指を組んでお話してる……かも

雑談

夜門 由貴 えへへ……
二人揃ったら最高のふたりだね……!(突然の映画タイトル(ジャンルがぜんぜん違う

星守 閃理 ふふふ……!?(中のかえるがわらってる

メイン

KP 職員は「少々お待ちください」と言って施設に入った。
しばらく時間が経過する。
 
待っていると、あなたの隣に50代ほどの男性が来る。
柔和そうな面持ちの人相だった。
彼はこちらを見て「こんにちは」と声を掛けてくる。

重田 敏行 「私が重田だ。
 よく来てくれたね。隣の彼も」

夜門 由貴 「……! こんにちは、はじめまして。
 突然の訪問にも関わらず、お時間を作っていただきありがとうございます…!」
ぺこ……
「……あの。今日は、重田さんにお願いしたいことがあって参りました。
 私たちは……くちなしの丘から来ました」
じっ……?

重田 敏行 「ちょうど時間が空いていて良かったよ。
 ……そうか……」
「君たち、場所を移そうか。
 ここには人が多すぎる」

KP 彼は物腰柔らかく、あなたを庭の見える部屋に案内する。
麗らかな日差しが部屋に満ちていた。
応接室ではなく、彼が個人で利用する私室のようだった。

夜門 由貴 「………」
案内されてソワソワしている。

重田 敏行 「ここは私個人が利用している部屋だよ。
 どうぞ楽にして」
「お茶を用意しよう。
 長い話になるだろうからね」

KP 彼は少しばかり待っていてくれと部屋を出る。
座り心地のいいソファにあなた達二人は残された。

部屋の本棚に【図書館】【アイデア】が振れます(同情報)

夜門 由貴 「……会ってくれてよかったね。
 なんだかすごいお部屋……」
ポショポショ喋りかけてる……。
CCB<=95 【図書館】 (1D100<=95) > 53 > 成功

KP あなたは長く複雑な文献にさっと目を通せる。
「虚構と真実」と「死と再生」という本だ。

情報

KP ◆虚構と真実
虚構は事実を越える。
芸術や文学が現実を先取りするように。
……
私達が目にしている現象は、必ずしも「真実」ではない。
人間の認識は不安定だ。
例えば、見たものを言語で完全に証明することも不可能であると言うこと一つ取ってもあきらかである。
私達は言語化することによって、ヒトやモノを認識しているのだ。
時間や暦も、存在しているものを意識的に切り分けて区別した虚構である。

とすれば、私達の「真実」は何処にあるのか。
それは、絶対的な存在によって証明される究極の真相である。
そういうものを辿っていくと、必ず神仏などの宗教的な思想にたどり着かざるを得ない。
近代科学は近代科学で
やはり「自然」を切り分ける文法の上で成り立っているのである。

「自然」や「超自然(宗教的な思弁)」はその点に於いて
虚構と真実を超越したものであると考えられる。
そこには物理学的・科学的法則を越えた究極の真相があり
その中では虚構も真実も存在し得ないとも言える。

閃理

KP  

情報

KP ◆死と再生
現実世界では、時間は前に進み、決して後戻りはしないと見なされる。
だが、生として活動をしている瞬間は、時間を時間として感じることはない。
それは瞬間でもあり、永遠でもある。
再生の神話においても、命は循環するものとされることが多い。
生まれなおす物語や、死んだものが自らの力で甦る物語もある。
死と再生のつながりは、時間は決して戻らないという現実法則を超越する。

メイン

KP 文献を読み終え、元に戻した所で重田が帰ってくる。
トレーを机に下ろし、紅茶のカップを三つ並べた。
ソファに腰を下ろし、彼は話し始める。

夜門 由貴 ハッとして顔を上げる……。

閃理

星守 閃理 CCB<=(16*5) 【POW】話せなくてびっくり……? (1D100<=80) > 40 > 成功
しない

メイン

星守 閃理 「…………」
由貴ちゃんの様子を見て、軽く頷いたりしていたが、姿勢を正す。 

重田 敏行 「改めて、私の名前は重田敏行だ」
「連翹会理事長であり、やまぶき荘の運営者でもある。
 よろしく頼むよ」
「さて、話の前に君の名前から伺おう」

雑談

夜門 由貴 名前……

メイン

夜門 由貴 「……、………夜門、由貴です。
 よろしくおねがいします」

雑談

重田 敏行 ふふ……名乗ったのがアラサー組だけだったからね

メイン

重田 敏行 「ありがとう、夜門さん。
 今回はお願いがあって来た、と言っていたね」
「君の要望を聞き……もし疑問があれば説明しよう。
 私にはその義務がある」

雑談

夜門 由貴 そう……ですね。我部上さんは”名前を知られても問題がない”と判断したみたいです。むぐぐ……

メイン

夜門 由貴 「はい。早速、なんですけど……重田さんは、アルファ・タウリ計画に関わっていた……んですよね。
 推進派じゃなかったとしても、その内容はご存知だった」
「むしろ反対派、だったんですよね。
 だったらお願いです。私と一緒にこの場所にいる彼は、その計画の被害者です。今、普通にしてますけど時々、様子がおかしくなってしまう……」
「……いままで、普通に生きていた生活に彼を戻してあげたい。
 ”実験”による体質の変化が、その……困るんです。どうにかできませんか」

重田 敏行 「君たちはくちなしの丘に行ってきたようだね」
「名状し難い憑依者の変容は永続的なもので、犠牲者は元に戻る事がない」
「『器』に待ち受けているのは破滅、死のみだ」
「『器』は人を喰らわずに生きることはできない。
 そして肉体はいつか、神の負荷に耐えきれなくなり、溶解する」

雑談

夜門 由貴 ぺちっ!!!!!!!!

メイン

重田 敏行 「しかし幸運なことに、彼は『器である半身』だ。
 だから残った『不純物である半身』を人として復活させれば、生きられるだろう」

雑談

重田 敏行 えっ 私がぺちっとされた……?(きょろ……

夜門 由貴 ぺちぺちぺち………ッ

重田 敏行 ひ、否定されない……(ぺちぺちされている……

メイン

夜門 由貴 「不純物である半身……あの、扉の向こう側に居るはずのせん…… 彼のことですか」

重田 敏行 「ああ、そうだね」

夜門 由貴 「……あの、もしかしてここにいる”彼”は助けられない って、こと、ですか」

重田 敏行 「『器』をそのままにしておけば、無論助かることはないだろう」

夜門 由貴 「……、………。
 それは………」
「ごめんなさい、よくわからなくて。
 ここにいる……あなたの言う”器”の彼と」
閃理くんの腕をきゅっと握る。
「あの扉の向こうにいる彼を……
 同時に助けられるってことで、いいんですか」
「あなたが知っている……知ってるんですよね?……方法で、生き返らせれば……」

重田 敏行 「いわば精神と肉体の接合だからね。
 どこまでを『助けられた』と解釈するかは君たち次第ではあるが……」
「まずは、α Tauri計画とは何かについて話す方が早そうだ」

夜門 由貴 「………、………」
震える唇をキュッと結んで説明されるのを待ちます……。

重田 敏行 「私たちは、私たちが信仰する神のことを『名付けざられしもの』と呼んでいる」
「元々α Tauri計画は神の精神を魂の無い人の体に降ろし
 安全に神託を受けることを目標としていた」
「なぜ『魂の無い人の体に降ろそう』としたのかというと
 普通の人間では肉体と精神が負荷に耐えきれず、怪物になるからだ」
「だから、神の言葉をそのまま話してくれる魂のない入れ物を作るべき……
 というものだった」
「計画として、核となる一人の人間を『器』と『不純物』に分けた。
 『器』は今、君の横にいるね」

夜門 由貴 「………」

重田 敏行 「だが、それは間違っていた。
 α Tauri計画は要するに、『魂のない不完全な人の肉体』を神に捧げるということなんだ」
「我らが神……黄衣の王は、人の精神や知識欲を食らうからね。
 それらがない肉体に押し込められて満足するわけがないだろう」
「彼の体に降りたのは、黄衣の王になりきらなかった何かだ」
「……しかも、見たところ、『器』はまるで人のように振る舞っている」
「心を持ってしまったんだろう。
 なら時間はない」
「私としては、早期に対処したい。
 今すぐ彼を引き渡して貰えたら、内々で方をつけるけれど、君はどうだろうか」

夜門 由貴 「内々で……って、どういうことですか。
 閃理くんを”もとに戻してくれる”ってことですか」

雑談

夜門 由貴 そうじゃない気がする…
いっぱいきいてしまう……

メイン

重田 敏行 「……いいや、ただ『器』を処理するだけとなるだろうね。
 復元には、それなりに危険を伴うものだから」

夜門 由貴 「……それじゃあ、ダメです。
 閃理くんのことはお任せできません」
首を振る……。
「私は……どうしても彼を助けたい、彼と今までのように生きていきたいんです。………」

KP 断言するあなたに対し、閃理は言葉を発さない。
喋ることができないのだ。
 
この部屋に入ってから、彼は一言たりとも喋っていない。
暴れることもしない。
一切の抵抗も、意見も、口にしなかった。

雑談

夜門 由貴 みゃん…………
ほんとだ……

メイン

夜門 由貴 「……閃理くん……?」

重田 敏行 「……ああ、ここにはちょっとした術式を掛けていてね。
 今、彼は動けないんだ。万が一にも子供たちを喰らったら大変だろう」
「ともあれ、君がそう言うなら……
 万が一に備えて僕らはコードを仕込んでおいたんだ」
「α Tauri計画が実行される日に、その扉だけロックが掛かるようにね。
 損壊を受けていなければ使えるだろう」

夜門 由貴 「そんな…… ……移動したのはそのためだったんですね」
「……でも、そうですね。
 きっと子どもたちに危害を加えるようなことになったら、彼も悲しんでしまう…… …………ありがとうございます」
ありがとうございますなんて言いたい気持ちじゃないけど
(あの映像も…… それが原因なんだ。………)
「その扉も、見つけました。」
「解除コードが必要だって書いてあって。
 それもご存知なんですね」

重田 敏行 「ああ、中には α Tauri計画中に切り捨てられた『不純物』を冷凍保存してある」
「復元コードは034841071043だ。
 紙面では渡せないから、君が記憶してくれ」
「明後日までに戻せなかったらこちら側で『器』を処理しよう。
 これ以上、無駄な犠牲は出したくないからね」

夜門 由貴 「冷凍保存……」
「明後日までに……
 時間が掛かる手段、ってことなんですね」

重田 敏行 「私たちも、実際に復元を試みたことがあるわけではないんだよ。
 原理こそ分かれど、言わば初の試みだ」
「多少長く見積もってはいるね。
 君たちが無事に戻ってこられる保証も、残念ながら断言はできない」

夜門 由貴 「………」閃理くんの服の袖をギュッと掴む
「……わかりました」
「ありがとうございます。
 もう分かれたとはいえ、もともと重田さんの組織だったんですから、そもそも重田さんにだって責任はあるって……私はそう思ってますけど」
「でも、彼をもとに戻せる手段を教えてくれて、短い間ですけど猶予をくださって。そこだけはお礼を言います」
他は……詳しい手段を聞いて、立ち去る…?
急がなくちゃだもんね。

重田 敏行 「……手順は冷凍室に紙面で残してある。
 それをよく読んで、実行してほしい」
「せめて、君たちの無事を願っているよ」

雑談

夜門 由貴 突然くっきんぐっぽく……

星守 閃理 !?!? 笑っちゃった……

メイン

KP あなた達は重田に見送られるだろう。
やまぶき荘から出た所で、閃理が息を吐く。

星守 閃理 「……ふう。もう大丈夫そうだ」 

夜門 由貴 「閃理くん…! ……よかった……」

星守 閃理 「喋れない事に気付いた時は、びっくりしたよ。
 ……ありがとう、由貴ちゃん、代わりに受け答えしてくれて……」

夜門 由貴 「ううん。……閃理くんがおしゃべりできる状態だったとしても、重田さんには私も喋っておかないといけなかったと思う」
「……おなかすいてない?
 途中で……コンビニとかによって、美味しいもの見つけて食べてから……くちなしの丘に急ごっか」

星守 閃理 「うん……。
 時間が掛かることなら、少しでもエネルギーを蓄えておかないとね」 

KP あなた達は車でコンビニに寄り、思い思いの昼食をとるだろう。

雑談

夜門 由貴 おにぎり……… ぱすた……?

星守 閃理 choice[おにぎりとおかず,お弁当,パスタ,うどん,そば] (choice[おにぎりとおかず,お弁当,パスタ,うどん,そば]) > パスタ

夜門 由貴 ぱすただ! おいしそう

星守 閃理 choice[ミートソース,ペペロンチーノ,カルボナーラ,和風,たらこ,パスタサラダ] コンビニのパスタのラインナップ……? (choice[ミートソース,ペペロンチーノ,カルボナーラ,和風,たらこ,パスタサラダ]) > ミートソース
安定だな(ちゅる……

夜門 由貴 ミートソースだ! おいしそう……
choice[おにぎり,パン,お弁当,パスタ,麺類,グラタン(?),その他……] (choice[おにぎり,パン,お弁当,パスタ,麺類,グラタン(?),その他……]) > 麺類
choice[おそうめん,うどん,そば] (choice[おそうめん,うどん,そば]) > うどん
…………………

星守 閃理 うどん……

夜門 由貴 うどん……(ちゅる……

星守 閃理 そのうどんは、確かにおいしいね。
うどんに罪はない……どっちのうどんにも……

夜門 由貴 うん。だいすきなものににてるから、その名前をつけたんだもん。
……… 早く食べて、もとに戻れるようにがんばろうね、閃理くん

星守 閃理 うん……。頑張るよ。

メイン

KP あなた達はくちなしの丘に向かう。
 
建物内の死体は消えていた。
重田が手を回したのだろう。

実験場でコードを打ち込むと、個室の扉が開く。
冷気があなたの頬を撫でた。
 
【冷凍室】
部屋を覆う程に巨大な機械が置いてあった。
中央には高い水槽のようなものがあり、水色の水面が波打っている。
水槽までは階段が付いていた。
卓上には数枚の書類が置いてある。
窓際には病院用ベッドが置いてあり、その上に巨大な白い繭が置いてあった。

夜門 由貴 「……きれいになってる……」
ちょっとだけ、む……………
「ここが……冷凍室。……もしかして、あのベッドの上にいるのが……」
「……いつ、何が起こるかわからないもんね」
先に書類を見ようかな……。

情報

KP 【探索箇所】
書類、機械、水槽、繭

メイン

星守 閃理 「僕の……半身……」

KP ・書類
書類は二枚ある。

情報

KP ◆「α Tauri計画」復元コード

1.器をプールに還す
2.プールと精神繭、精神繭と機械をコードで繋ぐ。装置起動。
3.精神と肉体の接合。
 対話可能な研究員一名が復元装置を被り、実験者の精神世界へ向かうこと。
4.生命の再構築処理
※注意:器の肉体、精神には名付けざられしものが入っている為、注意すること

メイン

KP 二枚目の書類は、五芒星形の印の横に、記載がある。

情報

KP ◆旧神の印

退魔効果を持つ護身の印。
形状は不安定に歪んだ五芒星形の内側に、炎の目、若しくは塔が描かれたもの。
「名付けざられしもの」とその配下は「燃える目」を嫌う。

閃理

KP ※KP注釈
PCが自身の肉体に描く、刻む等を行った場合
精神世界で半身KPCと戦う時に補正がかかる。
現時点で隣りにいる器KPCは体が拒否反応を示すため、まずこの印に近づけない。

メイン

夜門 由貴 「うん、閃理くんの……
 あっ、近づいても大丈夫そうかも」
「こっちは……五芒星?
 昨日手に書いたやつ……とは違うみたい」

雑談

夜門 由貴 ……ではない!

星守 閃理 ではないね……!

メイン

星守 閃理 「え? ……!」 
「……うん、それは、ちょっと……
 なんか、よく分からないけど、いやだ……」 

KP 閃理は書類から距離を取る。
体が拒否反応を起こしているようだ。

夜門 由貴 「え? あ、そっか……
 閃理くんの中にいる誰かが嫌がってるんだ」
「えっと……ひとまず隠して……
 あっ! とりあえず手に書いておこうかな」
昨日のマジックペンがまだ事務室とかにありそうなら手に書く……?
閃理くんの手には流石にかけないだろうな……閃理くんの気持ち的にも、閃理くんの肉体的にも……

KP マジックペンは問題なくインクの出るものが見つかるだろう。
あなたが利き手ではない方に描けば、閃理は露骨にあなたの利き手側に回る位置取りをする。

雑談

夜門 由貴 かわいい…(?)

星守 閃理 えっ……!?(びく……

メイン

夜門 由貴 「……怖い……?」じっ……

星守 閃理 「僕自身怖くはないけど……体が受け付けない……」 

夜門 由貴 「体が? ……そっか」
手のひらをギュッと結んで、ないないするね

星守 閃理 「うん……」
由貴ちゃんの右腕にひしっとしがみついている。

KP 書類の情報は以上です。

夜門 由貴 「……ふふ、あまえんぼさん? ……ってそれどころじゃないよね」
「……プール、か……
 見てみようかな。どんなところなのか……」
閃理くんに寄り添いながら水槽の方を見に行ってみようかな。

KP ・水槽
階段を上り、中の様子を見てみる。
ちゃぷちゃぷと揺れる水面は、静かで、中には何もいない。
水面を直接見ると、脳に痛みが走る。
すべてのものはここで溶けるのだと瞬時に理解してしまう。
それは物理や科学の道理を越えた超自然的な理解であり、あなたは本能で恐怖する。
これが「エーテルのプール」だ。
正気度ロール 1d3/1d6

星守 閃理 CCB<=86 【SANチェック】僕もなんだろな… (1D100<=86) > 11 > スペシャル

夜門 由貴 CCB<=74 【SANチェック】 (1D100<=74) > 76 > 失敗

星守 閃理 1d3 (1D3) > 1

system [ 星守 閃理 ] SAN : 86 → 85

雑談

夜門 由貴 み…

メイン

夜門 由貴 1d6 (1D6) > 3

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 74 → 71

雑談

星守 閃理 わ……出目逆だったらよかった……><

メイン

system [ 星守 閃理 ] 減少SAN : 4 → 7

雑談

夜門 由貴 ふへへ………

メイン

星守 閃理 「本来なら、ここに不純物とされる半身が廃棄されるんだよね。
 ……『器を還す』……ここに、僕が入ればいいのかな」

夜門 由貴 「……たぶん。きっとそう……なんだろうね」
「ごめんね、他の方法を私が思いつければ………」
右手で閃理くんの手をギュッとする……。

星守 閃理 「……由貴ちゃんが謝ることじゃないよ。本当に」 
「由貴ちゃんが居てくれなかったら、僕一人だったら
 ここにすら辿り着けなかっただろうから」 
「……ありがとう」
もう片方の手で、由貴ちゃんの右手を包む。 

夜門 由貴 「……ううん。私がまた、閃理くんと一緒にいたいだけなんだ。
 閃理くんと一緒に……また、色んなところに遊びに行きたい」
「だから……頑張る。
 閃理くんが……もしかしたらつらい間の時間をなるべく短くできるように頑張るね」
右手があったかいな……表情が緩んじゃう。

雑談

夜門 由貴 ゆるんではにゃい(表情…

メイン

夜門 由貴 「……えへへ……」
……機械の方も見ておこう、かな。

雑談

星守 閃理 もちもち……(?)

メイン

星守 閃理 「僕も……きっともう半分の僕も、同じ気持ちだ」 
「……どこまでだって行くし、何だってやる。
 一緒に頑張るよ」 

KP ・機械
起動ボタンがある。
横の張り紙には繋ぐべきコードが記載され『コードを繋いでから起動すること』と書かれている。
機械には耳に掛けるタイプの小型装置が繋がっている。
 
機械の情報は以上です。

夜門 由貴 「……わ……
 むずかしそう…… 頑張らないと……」
「…………………うん、よし……なんとか………」
むむ……
むつかしいかおをしながら、繭……閃理くんのほうにいこう。

KP ・繭
手で触れてみる、コンコンと分厚い感触がした。
見た目以上に強度があるようだ。
割ることは出来ない。

夜門 由貴 「……!! 硬い…… 柔らかいのかと思ってたけど」
「……閃理くん?」
なんとなく呼びかけてみる…?

KP 返事もなければ、反応すらない。

夜門 由貴 「……眠ってる、のかな」
「ねえ、こっちの閃理くん(?)にも五芒星……書いてみたほうがいいかな?」

星守 閃理 「えっ、どうかな……?
 そっちにも『名づけざられしもの』が入ってたら、少なくとも今は嫌がる……かも……?」 
「……戻ってきて、何か問題がありそうだったら
 描いてあげたらいいんじゃないかな」 

夜門 由貴 「そっか…? 精神側にも入ってる可能性、あるんだ……」
手のひらでぺた……
「わかった。忘れないようにするね」
なんとなくなでなで……

星守 閃理 「うん……」
「あのさ、この体が溶けてしまっても……できれば、うどんは助けてあげてほしいな。
 僕にも君にもなついていたみたいだし」
「今の僕が君にするお願いはこれだけ。あとは無事に戻っておいで。
 ……頼んだよ」 

夜門 由貴 「……うん、わかった。
 絶対助ける」
「うどんも、閃理くんも……絶対」

星守 閃理 「……由貴ちゃん自身も、きちんとね」
ぽふぽふ……頭を撫でてる。 

KP 彼は一頻りあなたを撫でた後、わりと軽い足取りでひとり階段を上った。

夜門 由貴 「……待って、閃理くん」
追いかけるように、近づいてってほっぺたに口づけたい……かも?

星守 閃理 「……え?」
振りかえる。

夜門 由貴 「………」
ぶつかるような勢いで近づいていくけど、そっと頬に触れて、離れる…?
「……… ……ひとりじゃないよ。……なんて、えへへ……
 待っててね」

星守 閃理 「由貴ちゃん……」 
「……ありがとう。待ってるよ」
遅れて揺れる由貴ちゃんの髪をそっと指先で遊ばせて、笑みを返す。 

夜門 由貴 「……うん!」

星守 閃理 「……実は靴はなくても良かったんだけど
 脱いだり履いたりするからこれだけあるんだよね」 
「帰る時も、これで大丈夫」

KP 閃理は靴を脱ぎ、踏板に置いた。
そうして一回呼吸を置いて、足を前に出す。
彼の足の先に靴下はなく、すでに皮膚へと変化していた。

夜門 由貴 「靴…… うん、帰るときに、忘れずに履いて帰ろうね」

星守 閃理 「もちろん。……それじゃあ、また後で、ね」 

KP 水の中につま先から、下りていく。
一気に飛び込むのではなく、ゆるやかに下降していく。
大きな音はない。
一人の人間の体が、水の中で入った場所から泡を立て、あぶくは上昇して、消えていく。

星守 閃理 「…………」

KP 彼の体が全て沈んだ時、あなたを見ていつものように笑った。
痛みも恐怖もないようだった。

夜門 由貴 「…………」

KP 泡だけになり、それが全て水面へと上って消えた頃、どぼん、と音がする。
何かが溶液に沈む。
それはちょうど腕に収まるくらいの小型とも中型とも言える生物。
彼の飼っている猫・うどんだ。
 
猫はエーテルの海に浸かり、奥へ奥へと沈んでいく。
ふさふさとした毛が揺れ、はらはらと分解していく。
このままだと溶けてしまうだろう。
【アイデア】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 39 > 成功

雑談

夜門 由貴 ばっ…!

メイン

KP 猫を助けるには飛び込むしかない。
しかし、飛び込めば今度は自分の身を危険に晒すことになるだろう。

夜門 由貴 助けます! 閃理くんと約束したもん……!
「うどん、うどんちゃん……!!」
手を伸ばして、飛び込む………

KP あなたは迷わず階段を駆け上がり、プールに飛び込んだ。
水の飛沫が大きく、頭上で上がった。
 
深く深く沈んでいく猫の首根っこを、やっとの思いで掴んだ、ところで、
意識は霧散した。

雑談

夜門 由貴 あっ……!! ミーン……

閃理

KP →【白い部屋】へ
※正しい手順で精神世界へ向かわないので
 後の【黄衣の王】の成功値は通常のままである。

雑談

星守 閃理 ……といったところで、本日はここまで。
お疲れ様でした。

夜門 由貴 ミーーーッ お疲れ様でした……
うどんくん……せんりくん………(ひしっ…

うどん なぁーん(すり……

星守 閃理 (ぎゅっ……

夜門 由貴 えへへ…… おやすみなさい……(ふわ……

星守 閃理 次回も一緒に頑張ろうね。
……おやすみなさい、由貴ちゃん、うどん、藺草さん……

メイン

KP 【白い部屋】

白い空間にいる。
どこを見渡しても白く、無地の平野が続いている。
あなたは白い扉の前に立っている。
鍵はかかっておらず、開けられそうだ。

夜門 由貴 「う……… ………ここは……?」きょろ………
(………そうだ、うどんちゃんを助けてから……
 …………)そわ……

由貴

夜門 由貴 もしかして………私、死んじゃった?
………わかんない、けど目の前にはドアがある。

メイン

夜門 由貴 「………」
ノックをしてみる……?

閃理

星守 閃理 CCB<=71 【聞き耳】…? (1D100<=71) > 81 > 失敗
わあ…

メイン

KP 返事はない。

雑談

星守 閃理 (聞こえなかっただけ──)

夜門 由貴 えっ…!?
そ、そうなんだ…… ふふふ

メイン

夜門 由貴 「………」
眉を下げながらちょっと考えて……
「……お邪魔します……」
そっとドアを押して開けてみる……

KP ノブを回すと扉が前に開かれる。
白い空間にぽつんとある白い机を挟むように、白い椅子が対面で置かれている。
天井は高く、奥行きも無限にある。

中心に男が座っている。
男の輪郭は遠目からでも分かる。
閃理だった。
彼のもとまで歩いていくと、彼は顔を上げた。

星守 閃理 「久しぶりだね。会いたかったよ、由貴ちゃん」 

由貴

夜門 由貴 きれいなおんがく……

メイン

星守 閃理 「……いや、さっきぶりかも」
「まずは座ってくれるかな」

夜門 由貴 「久しぶり……? …………」
パチパチ瞬きして閃理くんをじっと見てる……
「……うん」
言われるがままにとにかく、座ってみようかな。

KP 彼はあなたが席につくのを普段の様子で眺めている。

星守 閃理 「うん……久しぶり……だと思う」
「由貴ちゃんの世界だと、どれくらいの時間が経ったの?」
「僕が死んでから……だと言い方が正しくないか。
 施設に連れ去られてからの話ね」

夜門 由貴 「死んで……? ………やっぱり、死んじゃったんだ。
 ……そういう記憶があるんだね。………」
「閃理くんが、居なくなってから……」
「……ニヶ月、だよ。
 今日は……2022年の7月、29日」

雑談

夜門 由貴 ……だよね?(ぽわ…

星守 閃理 正解!(メインで聞いてる矛盾)

メイン

星守 閃理 「ああ、やっぱり大体二ヶ月か。
 たしかに久しぶりだし、さっきぶりくらいの距離感の時間だ」
「僕は……失敗したのかな。
 由貴ちゃんも実験に参加させられた?」 

雑談

夜門 由貴 えへへ……やった~!!

星守 閃理 今日も由貴ちゃんが優勝!(19年分毎日連続)

メイン

夜門 由貴 「……そうなの? ……さっきまで、のことは覚えてないんだね」
「……わからない。でも、きっと閃理くんが”成功”してたら私はもう閃理くんにはあえなかったのかも……」
「あのね、私は閃理くんに会いに来たの。
 閃理くんと一緒におうちに帰りたい」

星守 閃理 「そっか……。由貴ちゃんが無事ならそれで良いんだ」

夜門 由貴 「よくないよ……」

星守 閃理 「……起きてしまったことは仕方ないけど
 せめてそれ以上酷くならなければってことだよ」 

夜門 由貴 「分かってるもん………」むぐ……ゴニョゴニョ…

雑談

星守 閃理 ごにょごにょしてる……

メイン

星守 閃理 「ごめん……僕も、本当にずっと会いたかったし……一緒に帰りたいからさ。
 まずここの説明をするよ」 

夜門 由貴 「………うん」

星守 閃理 「それじゃ改めて……ここまで来てくれて本当にありがとう」
「僕は今、エーテルそのものになってる。
 ここにあるのは精神だけなんだ」 
「だからこの部屋で、僕の記憶する僕の形を取っているんだよ」
「僕に帰る場所はない。肉体を分割されているからね。
 ただ、由貴ちゃんがここに来たんだったら、何かしら手を打ってくれたってことだよね」 

夜門 由貴 「エーテル……そっか。あれ……?」

由貴

夜門 由貴 あれ…?? 繭って、あれは何なんだろう…?

メイン

夜門 由貴 「……??」
考え込んで首を傾げてる
「……うん、でも
 多分……準備は整ってるんだと思う。きちんとした手順は踏めなかったんだけど……」しょも……
「あのね、閃理くん……。
 閃理くんの体だけがね、私の家に来たの。覚えて……ないよね、そうだよね」

星守 閃理 「ああ、僕の体はまっぷたつになってしまったから……
 その半分か」 

夜門 由貴 「………うん」

星守 閃理 「ここには時間の概念が無くてね。僕にとっては一瞬で永遠だ。
 宇宙的な超自然的空間、というものだよ」
「今は白い部屋だけど、思い描けばだいたいのことは出来た」 
「だから君が来た時、最初は僕が生み出した幻覚かと思った」

KP 彼はあなたに触れる。

星守 閃理 「でも、ちゃんと由貴ちゃんだね」 
「僕の、僕の本当の世界の由貴ちゃんだって、会えば分かるものなんだ」 
「……なんてね」

夜門 由貴 「時間の、概念…… わ……」
「そ、そうなんだ。
 ……えっと、よかった……」触れられたところを意識して照れてる…?
「……もっと触ってもいいよ!」?

星守 閃理 「ん、ふふ……? ……じゃあ、僕の膝の上に来る?」
頬を撫でて一度離れた後、椅子に座り直して自分の膝を軽く叩いてみせる。 
「今度は由貴ちゃんが話してくれるかな。
 さっき、準備は整ってるんだと思う、って言ってたけど……」
「どうしてここに来られて、何ができるか、これから何をすべきか。
 勝機はあってもなくても構わない」

夜門 由貴 「……えっ、い、いいの…? じゃあ……」
おずおずと近づいていって、膝の上にそっと座る……?
えっと、横向きに!
「…………ふふ、閃理くんだ」
ちゅー……とまでは行かないけど、軽くほっぺたをくっつけたりしながら……

星守 閃理 「うん。僕の知ってる由貴ちゃんそのもの。
 ……何回も何回も幻覚で由貴ちゃんを作ってはみたけど……やっぱり君じゃないとね」 
包み込むように抱き締めて、ごくごく至近距離で微笑んでいるよ。

夜門 由貴 「ん……! ふふ…… そうなんだ。
 ……何が違うんだろうね」
ちょっとだけ照れるけど、すごく嬉しそうに見つめ返してるよ。
「……あのね、閃理くんがいなくなったあと、閃理くんの体が私の家に来たってお話はしたよね?」
「その閃理くんも、ちょっと記憶は曖昧だったけど……でも、色々覚えててくれたの。それで、くちなしの丘っていうところに行って、………」
閃理くんの服の袖ぎゅーっ
「……それで、重田さんっていう……くちなしの丘の関係者のひとのところに行ったの。閃理くんが参加させられた実験に、反対してた人なんだって」
「あんまり…… いい人かって言うとちょっと……わかんないけど、色々協力はしてくれて、それでここに来られたの。
 あのね、閃理くんのおうちの猫、いたでしょ? うどんちゃん」

星守 閃理 「ああ……重田さんか。そう……」 
「うん、うどん。もちろん覚えているよ」

夜門 由貴 「うーんと……詳細は省くんだけど(?)うどんちゃんを助けるためにエーテルのプールに入って、ここに来られたの。ちょっと、手順が前後してる気がするけど……多分、来られたから、帰れる……よね……?」もじ……

雑談

夜門 由貴 なんだか文字にしてまとめてたらすごい 行き当たりばったり感が出てきた…………

メイン

星守 閃理 「え! うどんを助けるために……!?」 

夜門 由貴 「あっ……!! もちろん、閃理くんを助けるためでもあるよ!」

星守 閃理 「えっ! それは分かってるよ! ふふ……」 
「そっか……。それで由貴ちゃんがここに居るんだ……」
「うーん、なるほど。
 その場合、由貴ちゃんの肉体に負荷が掛かるかもしれないな」 
「精神の強さも試されるかも」
「ここは神とやらの世界の一端だからね」

夜門 由貴 「にくたいのふか…… せいしんのつよさ……?」
「神の世界……」

星守 閃理 「うん……。どこから説明したものかな。
 まず僕が元に戻るなら、器としての資格を……
 契約した時の一切合切を失って、神が降りてこられないようにする必要があるね」
「僕はいわば、プログラムのようなものなんだ」
「僕は僕としてあるし、僕として由貴ちゃんと話してるけど、僕より大きな神の中に入っているんだ。
 ネットワークの中に漂う情報のように」 
「だから厳密に言うと、神が僕の中に入ってるんじゃなくて、僕が神の中に入っている」
「……というのは伝わるかな」

雑談

夜門 由貴 む……………

メイン

夜門 由貴 「……………………………………うん。大丈夫だよ」
むむ…………………

由貴

夜門 由貴 閃理くんは私のなのに……むむむ

雑談

星守 閃理 すごい……間があった……

夜門 由貴 むん……大丈夫だよ。わかるよ。

メイン

星守 閃理 「……うん。何となくで大丈夫だよ」 
「それで……
 由貴ちゃんも今、神の中に片足を突っ込んでる。いや、もう全身か」 

夜門 由貴 「………」

星守 閃理 「人体にウイルスが入ったらどうなるかというと……
 それはきっと由貴ちゃんの方が分かるよね」

夜門 由貴 「……そっか、えへへ…… あっ、うん。わかるよ!」

由貴

夜門 由貴 閃理くんと一緒のところにいるっていうのは分かってるけど えへへ……
(???)

メイン

星守 閃理 「よし、流石だ。
 ……でも、僕たちはここから抜け出さないといけない」
「僕はもう、いわば細胞だから、滅多なことで攻撃されない。
 でも由貴ちゃんは攻撃される」 
「僕は体のためにしか動けないようにプログラミングされているけど
 由貴ちゃんは違う」
「だから、由貴ちゃんに上手く抜け出す手伝いをして欲しいんだ」 
「さっき言ったように、攻撃される可能性もあって大変なんだけど……
 改めて、頼んでもいいかな」

夜門 由貴 「……そっか、閃理くんたちからみたら私はウイルスみたいなもの……」

星守 閃理 「そう。神とやらの体の一部になった僕を切り離して、一緒に抜け出す……
 少なくとも僕にとってはありがたい存在だよ」 
「神側はたまったもんじゃないかもしれないけどね。いい気味だ」? 

夜門 由貴 「…………、切り離しちゃうの?」
「それって、痛くない?
 ううん……えっと、閃理くんは大丈夫なの?」

星守 閃理 「由貴ちゃんが大丈夫なら、僕も大丈夫だと思うよ」 

夜門 由貴 「……………??」
ほんと????????!?
「………うん、わかった。
 最初っから答えは決まってるけど。……閃理くんと一緒に外にでる。
 そのお手伝いをする!」

星守 閃理 「ありがとう。由貴ちゃんが居てくれたら心強いよ」 

KP 彼は笑った。あなたをそのまま強く、優しく抱き締める。

夜門 由貴 「……! ………やった。頑張るね」
背中側に腕を回して、きゅっと抱きしめ返すね。

KP そのようにして、しばらくじっと抱き合っていたが
ふと彼が、顔を横に向けた。
遠くを眺めるが、そこには白だけだ。

星守 閃理 「まずい」 
「来る」

夜門 由貴 「えっ…」

KP 彼はあなたを抱えるようにして、立ち上がる。
そして、あなたの目を真っ直ぐ見つめて問うた。

星守 閃理 「上手くやれるね」 
「頼んだよ」

夜門 由貴 「……! うん、がんばる。任せて……!」

閃理

KP 【黄衣の王】

雑談

夜門 由貴 はわ、おつきさま…

メイン

KP あなたは湖の上に立っている。
視界一面に広がるのは果てのない天だ。
 
暗幕を下ろした空には二つの大きな月が並び、闇の中で星々が煌々と輝いている。
湖をとりまいているのは黒い建築物群。
遺跡のようなそれらは、ものもいわず遠くで不気味な稜線を描いている。
 
足元の水を打つと波紋が広がり、弧を描いた。
水面は鏡のように、全てを反射している。
同じ姿をした二つの世界が、あなたの足先一枚を隔てて存在していた。
 
開演のブザーが鳴るように、荘厳な音楽が流れ始める。
全てが舞台装置のように動きを止めている。
水面上にはハーモニーを奏でる何かの姿がある。
周囲を見渡そうとした時に、目の前から声が掛かった。

雑談

193 !??

メイン

星守 閃理 「踊るのを止めないで。僕だけを見て」

雑談

193 !????

メイン

KP 彼、があなたの手を取って踊っている。
 
ワルツのリズムで水の上を泳いでいる。
ここはあなたのいる世界ではない、ようだが、確認はしていない。
まだ何も見ていない。
周囲、或いは自分を見ますか、彼だけを見ますか。

夜門 由貴 「……!? えっ……?」
わ、わかんない…… 閃理くんが僕を見てっていったから閃理くんを見る!

雑談

けみかえる へへ……(??)

メイン

KP 彼の首に汗がにじむ。
慎重に言葉を選んであなたに伝えているようだった。
こちらだけを見たことに安堵し、言葉を続ける。

雑談

夜門 由貴 えへへ、ひとつむすびのみつあみでかわいくしてもらっちゃった……

星守 閃理 大人っぽく……でも由貴ちゃんらしさを損ねないようにという
かえるのこだわり……みたい(てれ…… ??

メイン

星守 閃理 「……よし、移動しよう。
 ここに居るといずれ由貴ちゃんの気が狂う」 

雑談

夜門 由貴 えへへ…… うれしい…!!
いつかこういう格好が似合う大人になりたいな……(てれてれ……

メイン

KP 【アイデア】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 91 > 失敗

雑談

夜門 由貴 ミュ…

メイン

夜門 由貴 「私の気が……?」

KP この踊りを止めてはいけない。
止めることは即ち、死を意味する。
そう直感する。

夜門 由貴 「……!! わかった!
 どこに行ったらいいのかわからないけど、閃理くんについてく……!」
手をギュッと握り返して、閃理くんの顔をじっと見るよ!

星守 閃理 「……ふふ、由貴ちゃんとこうしてダンスを踊るなんて
 王様に招かれたキノコの森の饗宴以来かも?」 
「うん、あれだけ踊れて基礎が分かるなら大丈夫。
 あとは僕と動きを合わせて」
「改めて……お手をどうぞ、由貴ちゃん」 

情報

KP ※PL情報
ここから先、クリチケによる以下の行動が不可能となる。
・ダイスロールの振り直し
・任意のタイミングで1d10のSAN回復

ただし、クリチケの消費で以下の行動が可能となる。
・任意のタイミングで、一時的にSIZ以外の任意の能力値ひとつに+1の補正。
 (1クリチケ消費の場合は+2、ゴネチケは使用不可)
※シナリオ終了時に、能力値補正は消滅する。

雑談

夜門 由貴 はわ……(ぷるぷる……

メイン

夜門 由貴 「たしかに……そうかも! ふふふ……きのこの王様に会いに行ったときの閃理くんも可愛かったな……」?
「……それじゃあ……よろしくね、閃理くん」
握られた手を握り直すよ…!

閃理

KP 【黄衣の王】
※KP補足
ここでPCは、全ての能力値ロールを行う。
また、ハスターを目撃するまでは発狂しない。
猫を助けるためにエーテルのプールに飛び込んだ場合、
8つの技能(計8回のロール)から4つ成功させて、正気度が0にならなければ【ライヘンバッハの滝】に移動。
猫を助けず正しい手順で精神世界に来ていた場合、
8つの技能(計8回のロール)から3つ成功させて、正気度が0にならなければ【ライヘンバッハの滝】に移動。

クリティカルした場合は、通常成功+ほかの失敗を一度分打ち消し成功に変え、
ファンブルした場合は、通常失敗+ほかの成功を一度分打ち消して失敗に変える。
どちらの場合でも、探索者が失敗した能力値のロールの中から
一番低い成功率のものを一度だけ振りなおすことができる。
振り直しが可能な際にKPから
「この技能のみ一度だけ振り直しが可能です。
ダイスロールをどうぞ」と伝えること。

【POW*5】に失敗してしまった場合でも、その後の正気度ロールに成功して、正気度が0にならなければ、成功カウントとなる。
ハスターを目撃して正気度が0になった場合でも、能力値ロールのクリア回数が
目的回数を達成していた場合、即時に1d50の正気度回復が発生する。
回復後に正気度1以上になっていれば【ライヘンバッハの滝】に移動する。

メイン

KP 【ワルツのステップ】
 
彼は笑ってあなたの手を引いた。
弧を描く現在地点から、決められた完璧な動きで、足を運んでいく。
あなたはワルツのステップを思い出す。

【EDU*5】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=(12*5) 【EDU】 (1D100<=60) > 51 > 成功

雑談

夜門 由貴 むむ…… ふうふう

星守 閃理 えらい!!

夜門 由貴 やった~!! 頭がぽかぽかする……

メイン

KP あなたは記憶する脳を働かせ、いつか見た踊り、共に楽しんだ踊りを思い出す。
自然に自分からステップを踏むことができる。

星守 閃理 「うん、上手」 

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 0 → 1

夜門 由貴 「……!! えへ……」

KP 一地点を移動し、見える空と星が変わる。
あなたのすぐ横で、白く美しい光を放つ何かが踊っている。
それは一体だけではない。
幾人も輪になって踊る中で、移動しなければいけない。

【DEX*5】をどうぞ。

夜門 由貴 「……!」
CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

雑談

夜門 由貴 ぴ…

星守 閃理 !!! えらい!!!!

メイン

KP クリチケをどうぞ。
また、クリティカル補正で
今後失敗した場合ひとつ打ち消すことが可能となります。

夜門 由貴 わ…… ありがとうございます!

system [ 夜門 由貴 ] CT : 1 → 2

夜門 由貴 「……あっ、なんだかちょっと分かってきた……かも?」

KP 非自然的な美しさを持つ彼らを、見てはいけないと強く思う。
頭を動かさずに済んだ。

星守 閃理 「流石由貴ちゃん。
 ……意識するのはリズムだけでいいから、このまま焦らずいこう」

夜門 由貴 「……! わかった!」

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 1 → 2

KP 背に回された手があなたを支える。

星守 閃理 「次は右に。そう、このまま」

KP あなたは指示に沿って動く。

【INT*5】をどうぞ。

雑談

夜門 由貴 いんと…

メイン

夜門 由貴 CCB<=(14*5) 【INT】 (1D100<=70) > 97 > 致命的失敗

雑談

夜門 由貴 ぴぇ…

星守 閃理 !?

メイン

KP そうですね……
ファンブルとクリティカルの効果を打ち消し合うので通常失敗となります。
 
頭が発した信号が、足に伝わらない。
思ったように動けない体を彼が支えてターンする。

星守 閃理 「大丈夫。リードは任せて」

夜門 由貴 「あれっ……? わわっ……!!」
「……! ありがとう、ふふ、助かっちゃった……」

KP ワルツは続く。
限りなく続く青の上を移動した。
 
踊りながら気付く。
巨大な何かが水面上を動いている。
足とも腕とも肉体とも言えぬものが、漂っている。

星守 閃理 「彼らの下を通るよ、少し身を屈めて」 

KP 【(22-SIZ)*5】をどうぞ。

雑談

夜門 由貴 けいさんしき……

星守 閃理 これ、ねー……ふふ……SIZだけ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=((22-13)*5) 【SIZ】 (1D100<=45) > 71 > 失敗

雑談

夜門 由貴 だめだった……

メイン

夜門 由貴 「わわっ……」

KP 軽く肌に何かが当たる。
それはおぞましいものであり、触れるべきでないものだ。
あなたのすぐ近くで何かがせせら笑う。
恐怖が皮膚を舐めてくるように思う。

星守 閃理 「勘違いだよ。迷わず真っ直ぐ。
 僕を信じて、姿勢を崩さないで」 

夜門 由貴 「……わ、わかった! ……でも今のはちょっと無茶だよ……?」

星守 閃理 「そ、そうかな……」
にこ…… 
「ね……今、楽しい?」 

夜門 由貴 「……うん、楽しい!」
「……このままずっと踊り続けてても、いいかも……」
閃理くんの目をじっと見つめる……
「なんてね」

星守 閃理 「そうだね……こうして、由貴ちゃんの笑顔をずっと見ていたいよ」 

KP 【APP*5】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=(15*5) 【APP】 (1D100<=75) > 9 > スペシャル

雑談

夜門 由貴 にこーーっ

星守 閃理 えらい!! かわいいー!!

メイン

夜門 由貴 「えっ? ふふ、もう 冗談だよ」
くるくる……

KP 彼の微笑みに返すように、あなたは笑った。

星守 閃理 「ふふ……いいターンだ。由貴ちゃんならできると思ってた。
 ……綺麗だよ」 

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 2 → 3

夜門 由貴 「ふふふ……任せて」
「閃理くんもかっこいいよ! ……王子様みたい」

星守 閃理 「そ、そう? ありがとう……
 それなら……僕は由貴ちゃんだけの王子様だ」 

夜門 由貴 「……やった。独り占めできるね」

KP 広い場所を永遠に近い感覚で、二人きり、踊っている。
彼の手を取る自分の腕が震える。

【STR*5】をどうぞ。

雑談

夜門 由貴 ミュッ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=(13*5) 【STR】 (1D100<=65) > 32 > 成功

雑談

夜門 由貴 バッ

星守 閃理 やったー!!

メイン

KP 彼が握る手を、あなたは強く繋ぎなおす。

星守 閃理 「! ……ありがとう。
 この手があるから、僕はいつだって由貴ちゃんの元に戻ってこられるんだ」 

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 3 → 4

夜門 由貴 「うん。えへへ…… 離れそうだったから掴んじゃった」
「……閃理くんと もうずっと離れたくないな」

星守 閃理 「……僕もだ。由貴ちゃんを離したくないよ」 

KP そうしていると、回り続けた足が強張った。
倒れてはいけない。

【CON*5】をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=(14*5) 【CON】 (1D100<=70) > 56 > 成功

KP 彼は限界に近いあなたの体を支え、あなたも自分の体を支える。

星守 閃理 「……よく耐えたね。由貴ちゃんはこの宇宙の誰よりも素敵だ」 

夜門 由貴 「え……! ふふ、お、大げさだよ……?」
「でも、ありがとう。
 うれしい……」

KP 目の前で黄の衣がたなびいている。
存在だけで体中の全てが、脳が、精神が、暴かれている。
認識してしまえば、あなたの心は永遠に、捉えられるだろう。

星守 閃理 「よかった……。そのまま、意識を手放さないでね」

KP 【POW*5】をどうぞ。

夜門 由貴 「……、うん」
CCB<=(14*5) 【POW】 (1D100<=70) > 37 > 成功

雑談

夜門 由貴 にゅ

メイン

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 4 → 5

KP さて……全ての能力値を振り終えましたが。
ここでおかわりタイムです。
【(22-SIZ)*5】、【INT*5】をそれぞれ1回ずつ、どうぞ。

雑談

夜門 由貴 ??? はわ…??

メイン

夜門 由貴 CCB<=((22-13)*5) 【SIZ】 (1D100<=45) > 57 > 失敗
CCB<=(14*5) 【INT】 (1D100<=70) > 26 > 成功

system [ 星守 閃理 ] 成功数 : 5 → 6

閃理

KP →成功失敗問わず

メイン

KP あなたはそれを目撃する。
あなたはそれを見る。
あなたはそれを認識する。
 
天まで届くかのような巨軀。
全身から生えた触手は絶えず蠢き、この空間を覆っている。
全てを見通すもののようでも、湖で眠るもののようにも
宇宙の主人のようにも捉えられた。
 
全て適切ではない、全てがあなたの理解を超越する存在だった。
宇宙の真実を今、ここで目撃したのだから。
 
名付けられざりしもの
──Him Who Is Not to be Named
 
星間宇宙の帝王、邪悪の皇太子
ハスターを目撃した探索者は
1d10/1d100の正気度ロール

雑談

夜門 由貴 きゅ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=71 【SANチェック】 (1D100<=71) > 89 > 失敗

雑談

夜門 由貴 あっ…… ぴぇ…… ごめんね……

メイン

夜門 由貴 1d100 (1D100) > 86

雑談

193 だめだ……

メイン

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 71 → -15

KP あなたは足を止めてしまう。
抱えきれない恐怖に、未知の存在に、この世の理を超えた絶対の前に。
あと数歩を踏み出したかったのに、体が心を裏切って、心が体を裏切った。
気付いてしまったあなたは、どうすることもできない。

星守 閃理 「……由貴ちゃん」 

KP と、声が聞こえる。
目の前の彼が手を差し出している。

閃理

KP [技能ロールの目的回数を達成したが、正気度が0以下になる]

メイン

夜門 由貴 「…………、」
手を、伸ばしたいけど………

星守 閃理 「まだだよ」 
「君はここで終わってはいけない」 
「歩みを止めないで」

由貴

夜門 由貴 ぴぃ……

メイン

星守 閃理 「僕の手を取って」 

夜門 由貴 「……、せ、んりくん……」
手を伸ばすよ。いっぱい…… できる限り遠くまで……

由貴

夜門 由貴 せんりくんがしんじゃったらどうしよう………(ぐじゅ……

メイン

KP あなたは手を伸ばす。
正気度1d50回復(クリチケによる振り直しも可能)

雑談

193 ぴぃ… ピィ……

メイン

夜門 由貴 1d50 SAN回復 (1D50) > 16

雑談

星守 閃理 がんばれ…… !!

夜門 由貴

星守 閃理 ど、……?

system [ 夜門 由貴 ] SAN : -15 → 1

星守 閃理 これでいい……?

夜門 由貴 え…!? ま、まだきたりする…?
うう、がんばる……

星守 閃理 よし……

メイン

夜門 由貴 それじゃあ、クリチケで振り直します……!

KP どうぞ。

system [ 夜門 由貴 ] CT : 2 → 1

夜門 由貴 1d50 SAN回復…! (1D50) > 42

雑談

星守 閃理 !!! えらい!!!

メイン

夜門 由貴  

雑談

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 1 → 29

193 計算がぐらぐら

閃理

KP ・正気度が1以上になった

雑談

星守 閃理 SANは……27かな?

夜門 由貴 27…! ありがとうございます!
あんざんはいけない――

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 29 → 27

けみかえる こまけえことを……

メイン

KP そして、彼の手を取った。
彼もまた、あなたの手を取った。

星守 閃理 「ありがとう」
「やっと僕の場所に来られたんだ。もう少し」 
「あとは君に任せるよ、由貴ちゃん」 

KP 彼の足元で広がる水面が割れる。
 
すると、
一瞬にして世界が反転した。

夜門 由貴 「――!? 閃理くん……!?」

閃理

KP →【ライヘンバッハの滝】へ

メイン

KP 【ライヘンバッハの滝】

ゴウゴウと空気の流れる音が聞こえる。
水煙が立ち上り、冷たい霧状の飛沫が頬に掛かった。
 
ここは切り立った崖の上だ。
見下ろせば下へと滝が流れ落ちている。
巨大な裂け目へと落ちていく水はほとばしり、溢れる。
多くの音があるが、静かだった。

目の前に居るのは彼である。

星守 閃理 「さて……ここまで来たら、僕がやることは決まっているんだ」 
「君には消えてもらわなきゃいけない」
「──僕と一緒に、ここで死んでくれ」 

KP 【戦闘開始】

雑談

193 みゃ……

メイン

夜門 由貴 「……!? 閃理くん……!?」

閃理

KP ここでKPCが取れる行動はPCへの攻撃行動のみ。

メイン

KP PCは、自ターンでKPCに対話、攻撃、その他行動が取れる。
その他行動に関しては提案による。

雑談

星守 閃理 ……といったところで、本日はセーブだね。
お疲れ様でした。

夜門 由貴 わーーっ お疲れ様でした…… どうしよう……

星守 閃理 ひとまずは、ワルツでたくさん成功して本当にえらかったよ。
SANcも……ヒヤッとしたけどよく乗り越えました。
また次回……滝で会おうね。

夜門 由貴 ぴぃ…… うん、うん……(ぎゅ……
今日もありがとうございました。次回も一緒に帰るために頑張るよ……

星守 閃理 こちらこそ遅くまでありがとうございました。
一緒に帰……死……帰ろう……!!!(かえるの腹話術)

夜門 由貴 ふおん……

星守 閃理 へへ……でも、本当にひとまずは大丈夫だよ……(ぎゅっぎゅっ……

メイン

KP 行動順
由貴さん→閃理

雑談

夜門 由貴 なにか行動って……………………
はっ……
んむむむむ……? ひとまず対話を試みてみる……?

メイン

KP 〜1R〜

雑談

夜門 由貴 はっ……
どうしてもどこか一班で探り探りになっちゃう気がする……
(書き書き……)

星守 閃理 さぐってる……

メイン

夜門 由貴 「……どういうこと?
 どうして私……私達、死ななくちゃなの?」
「私に任せるって――」
私は対話を試みるよ。

星守 閃理 「……言ったよね。僕は体のためにしか動けないんだ」 

雑談

夜門 由貴 ぺたぺた…

メイン

夜門 由貴 「うん。でも……」
でも、この場所は……? 一緒に、死……?

星守 閃理 Schoice[脇差をもっている,脇差はもっているがこぶし,脇差はもっていない] (choice[脇差をもっている,脇差はもっているがこぶし,脇差はもっていない]) > 脇差はもっているがこぶし

KP 閃理の腰には脇差が提げてあるのが見て取れる。
しかし閃理はそのまま、あなたに素手で殴りかかってくるだろう。

星守 閃理 CCB<=50 【こぶし】  (1D100<=50) > 35 > 成功

KP 回避をどうぞ。

雑談

夜門 由貴 にゃふ……

メイン

夜門 由貴 CCB<=46 【回避】 (1D100<=46) > 87 > 失敗

雑談

193 にゃ…

メイン

星守 閃理 S1d3+1d4 (1D3+1D4) > 1[1]+1[1] > 2

閃理

KP ※KP注釈
PCが旧神の印を自身の身に描く、刻んでいた場合
KPCからPCへの攻撃に成功して与えられるダメージは毎ラウンド1のみになる。

メイン

星守 閃理 「……!」 

KP 素手での格闘には慣れていないからか、はたまた由貴さんを半端に慮ったのか。
元より強いとは言えないこぶしがあなたの肩に当たる。
しかし、思っていた以上の衝撃はなかった。

あなたが書いていた印に、守られるような感覚がするだろう。
HP-1

雑談

夜門 由貴 はにゃ…… マークが……

メイン

system [ 夜門 由貴 ] HP : 14 → 13

夜門 由貴 「……! ……?」
思わず避けきれず、自分を庇うように腕を上げて……でも、痛くなくて閃理くんを見るよ。
「閃理くん……?」

星守 閃理 「……? 今のは……」
手ごたえの無さに首を捻っている。

雑談

夜門 由貴 きょと……ってしてる……

メイン

KP ~2R~

夜門 由貴 「……閃理くん! この場所って、何……!?
 どうして私を殺すのに、この場所を選んだの!」
私、私も答えは決まってきたけど、いまいちど閃理くんに問いかけると思う。

星守 閃理 「どうしてだろう。
 僕の意識の中で、イメージがしやすかったから、かな……」 

夜門 由貴 「閃理くんの……意識の中で?」
それって……もしかして、体と意識が……混じってる?
「……、閃理くん。閃理くんは私を消すって言った。
 でも、一緒に死んで、とも言ったよね。どうして?」
また攻撃されるかもしれないけど、閃理くんに近づいていくよ。

星守 閃理 Schoice[こぶしのまま,日本刀] (choice[こぶしのまま,日本刀]) > 日本刀

KP 閃理はゆっくりと脇差を抜き取って、あなたに再度対峙する。

星守 閃理 「……そうとしか、僕には言いようが無いんだ」 
脇差で由貴ちゃんに攻撃をするよ。
CCB<=87 【日本刀】 (1D100<=87) > 52 > 成功

KP 回避をどうぞ。

夜門 由貴 CCB<=46 【回避】 (1D100<=46) > 11 > 成功

雑談

けみかえる えらい!!!

夜門 由貴 (……ぴょん!!)

メイン

KP あなたは持ち前の剣道のセンスで、閃理の見慣れた動きを見切り
防具無しで避け切ってみせる。

~3R~

星守 閃理 「っ……流石は由貴ちゃんだね……」
空を切った脇差を振り、構え直している。 

雑談

夜門 由貴 剣道のセンス……(てれてれ…

星守 閃理 てれてる……かわいいね(雑談欄僕並感

メイン

夜門 由貴 「!! ………」
やっぱり、閃理くんだ……閃理くんなんだ。
「私は、閃理くんと一緒に帰りたい!」
私……どうしよう。組み付き? 閃理くんに手を伸ばすよ!

KP では、1d100をどうぞ。

夜門 由貴 1d100 !! (1D100) > 73
 

閃理

星守 閃理 必死な表情かわいいな……(それどころじゃないだろ)

雑談

193 なんか表情差分が混乱しちゃった

けみかえる !? ふふ……スッ……

夜門 由貴 うう…… なんどでもやるもん!

閃理

KP ・KPCと崖から落ちる
※PLPCの宣言のみで技能ロールなしで行える
(でもワンチャンあるかもだから1d100を振ってもらいました──)

メイン

KP あなたは、閃理に手を伸ばす。
不意を突いた接近に彼は狼狽え、得物を取り落とした。

星守 閃理 「……!」 

KP 閃理に、手が届く。
水流に転びそうになりながらも、彼にしがみつくことができる。
しがみついたまま、その勢いに任せて何かひとつ行動する事ができそうだ。

雑談

夜門 由貴 みんな落ちようとしてる……… どんな結果になろうと、私が一番最初に思いついたんだもん!(処理が一番最初だから……
みゅみゅ……!

星守 閃理 はっ…………ふふ、そうだね……(なで……
みゅみゅっとしててかわいいね……(とんがらせてる唇をつんつん…… ??

メイン

星守 閃理 「……由貴、ちゃん……」
しっかりとしがみつかれて、もう動けそうにないや……。 

雑談

夜門 由貴 ふふ…………メインタブ

星守 閃理 わらってる…… へへ……

メイン

夜門 由貴 「それは……どっちの閃理くんともおんなじ……だから……!」
強く強く抱きついて、私、ぶつかった勢いで閃理くんと一緒にそこから飛び降りたい!

KP あなたは彼と滝に落ちた。
高く高く風が頬を切る。
 
道連れへの意気か、縋りたかったのか、離すまいとしたのか、どうなのか。
……いや、どれも違うとあなたには分かる。
閃理は、あなたに応えたかったのだ。

そうして、閃理の腕が背に回り。
 
耳の奥まで水音が叩きつけられるが、そんなことはどうだって良かった。

……
…………
ごぼりごぼり。
口を大きく開いて、息を吸う。
勢いをつけて顔を上げると、水が天井まで飛び。
びしょぬれのあなたは、エーテルの海からその身を引き上げた。
 
あなたが掴んだ濡れそぼった猫……
うどんは、あなたの腕に抱かれて体温を取り戻していった。

由貴

夜門 由貴 !! …… 私一人……?
「……! …… よかった、うどん………」

メイン

KP  
あなたは手順を思い出し、改めてコードを繋ぐ。
すべて正しく。

由貴

夜門 由貴 そうだ、閃理くんを 助けないと………
あれ…!?!? 居なくなっちゃった……

メイン

KP 機械を起動すると、液晶に文字が表示された。
…………

system 『器、繭の接合を確認。
 このまま復旧可能』
『全て正常に接続されています。
 肉体の再構築を行いますか』

由貴

夜門 由貴 !? 音楽……??

雑談

193 !?!? 表示されてる…………

メイン

KP 画面にはYes Noが表示される。

雑談

193 げーむがめんだ…… わすれじのことのはだ………

けみかえる へへ…… そうなんです へへ……

193 ちゅごい!! どきっとした…… 背景が怖くてどきどきするけど……

メイン

夜門 由貴 「……もちろん。そのためにここに来たんだもん……」
「閃理くん。……戻ってきて。
 閃理くん……」………
……Yesを押すよ。

KP あなたはYesを押した。

system 『器の精神記録を繭へ引き継ぎますか』

由貴

夜門 由貴 器の精神記録……? ………

メイン

KP 画面にはYes Noが表示される。

由貴

夜門 由貴 ………本当は
閃理くんの心のために、引き継がないほうがいいのかも。
でも………
私は どっちの閃理くんも大好き。
どっちがどっちかってことじゃない。どの閃理くんにだって……いなくなってほしくない。

メイン

夜門 由貴 「……うん」
Yesを押すよ。……ごめんね、閃理くん。

KP あなたはYesを押した。
 
ピー、という電子音と共に、機械が停止する。

由貴

夜門 由貴 えっ……

メイン

KP  
窓を見やると、外が暗かった。
カーテンがなびく。
星々の中でひときわ大きく、一つの星が輝いた気がした。

由貴

夜門 由貴 えっ………

メイン

KP  
──繭がカチカチと、音を立てる。
繭、というよりも卵のように、上部から生まれた亀裂が全体に広がる。
 
開かれた繭の中から閃理の体が出てくる。
彼は裸だった。

由貴

夜門 由貴 !!! …………………

メイン

KP 白い粘性の液体に包まれた肢体はなめらかで、傷一つない。
ベッドに身を投げ出した彼は、しばらくすると手で体を支え、身を起こす。
 
月明かりに彼の髪が透けた。
彼は顔を上げてあなたを見つめる。

星守 閃理 「……ただいま」 
「生きてるよ」

夜門 由貴 「――あ、………せ、閃理くん……?」
「……閃理くん、閃理くん……!」
呆然とした顔から、次第に涙をためて、閃理くんのそばに歩み寄っていく。
「生きてる、ほんとに……?」
閃理くんのいるベッドのそばまで近づくと、閃理くんの髪と、瞳と、肩から手と足の先まで見て、また閃理くんの顔を見る。
その手をつかむよ。

星守 閃理 「うん……由貴ちゃん。
 生きてるよ」 

KP 閃理の手を掴めば、彼を包んでいた液体の粘度を覚えた後
彼自身の温度に到達する。

星守 閃理 「由貴ちゃんのおかげで、帰ってこられたんだ」 

夜門 由貴 「……、閃理くん……」
閃理くんの顔を穴が飽きそうなくらいじっと見つめていた瞳から涙がポロッと零れる。
「閃理くん、う、うう……~~~、会いたかった………
 閃理くん……!!」
温かい温度を求めて、今度は閃理くんにぎゅっと抱きつくよ。
もう二度と離れないくらい、ずっと強く…………。
「閃理くん、おかえり。おかえりなさい……」

星守 閃理 「……うん、……うん……! やっと会えたね、由貴ちゃん……!」
「ただいま。
 ……迎えに来てくれて、連れ戻してくれて、ありがとう……」
しっかりと抱き留めて、由貴ちゃんの濡れた頭をゆっくりと、確かめるように撫でている。

夜門 由貴 「ううん。戻ってきてくれて……ありがとう」
撫でられて、嬉しそうに首元にすり寄るとそう口にするよ。
ずっと、ぎゅっと、ぎゅーーっとしてると思う。……でも、閃理くんが風邪引いちゃう……?

星守 閃理 「ふふ……前にもこうやって、ずぶ濡れの由貴ちゃんを抱き締めたっけ。
 ……懐かしいな。もうすぐ2年……か」
肌寒さを覚えたらシーツを手繰り寄せて由貴ちゃんごと包み込む。
シーツがもたらすぬくもりと、由貴ちゃんと僕の体温と……
横で毛づくろいしてたうどんの体温も混ざって、寒くないよ。

由貴

夜門 由貴 ……! 閃理くん、記憶が……

メイン

夜門 由貴 「うん…… うん、そうなの。
 えへへ……」
その時のことを思い出して、今と比べちゃって、また涙が出る。
暖かくて、懐かしくて、優しくて嬉しい。ずっとこうしていたい。

星守 閃理 「ふふ……。あの時も、想いが通じ合って嬉しかったけど。
 ……今はもっと、もっと嬉しいな」
シーツで手に付いた液体を拭って、由貴ちゃんの頬を濡らす涙に触れる。 

夜門 由貴 「ん…… へへ……閃理くんの手だ」
拭われて嬉しそうに笑うと、そっと頬を手に寄せるよ。
「……本当に、閃理くんだ」

星守 閃理 「……うん。全部戻ってきたからね……」 

夜門 由貴 「うん、閃理くん……。閃理くんのこと、全部取り戻したかったの……」
「一つ残らず、全部……」

由貴

夜門 由貴 今はっとしたけど、今ならお守りの魔法陣かける……?(書く意味…?

メイン

夜門 由貴 抱きしめて、ずっとずっと……いちじかんくらい……?
そうしてたら、ふっと体を離して、閃理くんの目をじっと見つめる。

由貴

夜門 由貴 そっか……もしかして、まだおわってないんだな……

メイン

星守 閃理 「…………」
じっと由貴ちゃんの体温や匂いを感じて、幸せを噛みしめている。
ふと体を離して、僕を見つめるなら、僕が一等大好きな由貴ちゃんの目を見つめ返すよ。 

夜門 由貴 「……」
視線が合った、ってわかったら嬉しそうににこって笑って。
それから静かに「閃理くん、一緒に帰ろ」って、言うと思う。

星守 閃理 「うん……。
 ……あ、でもその前に、これだけは由貴ちゃんにだけは伝えておかないと……」
「僕の記憶、全部由貴ちゃんが残してくれただろ。
 肉体を再構築した時に、それで契約は一時的に消えた。でもまた来るかもしれないんだ」 

夜門 由貴 「うん。どうしても、閃理くんの記憶、置いて行きたくなかったから……
 ……! また……?」
「……神様…… あ、あの……
 あのマークは……? 閃理くんが嫌がってたやつ。覚えてる?」

星守 閃理 「なるほど、旧神の印か。……いいね」 
「それなら神も、当分の間は僕に触れられないと思う」

夜門 由貴 「ほんと!? やった……じゃあ、早速書いちゃおう!」

星守 閃理 「そっか、由貴ちゃん一回書いてたもんね。
 それじゃあ印は由貴ちゃん担当でお願いしようかな」 
「消えちゃったら、また描いて……ね?」 

夜門 由貴 「え! う、うん……もちろん……」
どうしてかちょっと照れている。
「もちろん何度でも! 書いてあげる。……えへへ……」
「……でも……どこがいいかな?
 手のひらだと……すぐ消えちゃいそう。あんまり触らないところ……?」

星守 閃理 「そうだね……あんまりすぐには消えなさそうで
 服を着たら目立たないところが良いかな……?」
自分の体を見下ろしてきょろきょろしている。

夜門 由貴 「服を着たら目立たないところ……」
むん……と悩んでる……
「……背中? それだと消え書けてたりしたらわからないか……
 うーん……どこがいい感じか、案外わからないね。………」
……なんとなくツルツルの閃理くんのお肌を撫でてみる?(?

雑談

星守 閃理 つるつる…… ふふ……

メイン

星守 閃理 「ふふ……? そっか、見える位置がいいよな。
 手足は擦れて、背中は見えないから……やっぱりお腹なのかな……」

夜門 由貴 「お腹…… ふふ、いいよ! 書いてあげる!」
やっぱりお腹が最適解なのかな…?
「じゃあ、閃理くん。……横になって?」?

星守 閃理 「え? う、うん……?」
横になる必要あるのかな……? と思いながら、ごろん……? 

夜門 由貴 「……ふふ!」
閃理くんは相変わらずだなあ! って思いながらニコニコして膝の上に乗る……?

星守 閃理 「ゆ、由貴ちゃん……?」
上に乗る必要あるのかな……? とも思いながらそれ以上何も言わずに見守っている

雑談

夜門 由貴 閃理くん、なんだか心配だなあ……

メイン

夜門 由貴 「………ふふふ!」
そこからズリズリ上に上がっていって、ギューっと抱きついてから閃理くんの胸の下辺りに書いてあげるね。
「………、……、………よし、かけたよ!
 ………」
最後にその上から、軽く唇を落としてみるとか……?

雑談

193 唇にマジック付きそう(????)

星守 閃理 !? ふふふ……!?
乾いてるか確かめてからちゅってしてね……(はらはら……

メイン

星守 閃理 「…………、…………ほんと? ……わひゃ、……」
くすぐったさに耐えていたところに、口づけされて声が漏れる。 
「……大胆だなあ、由貴ちゃんは……」
敵わない、と言った様子で頭を搔きながら、上体を起こしてもう一度抱き締めた。 

夜門 由貴 「えー……? ふふ、そんなことないよ!
 わっ…… えへへ……」

雑談

夜門 由貴 私にもどういうつもりかよくわからないの………(メインをじっと見て
閃理くんとスキンシップしたい!! っていう気持ち…?

星守 閃理 そ、そうなの……?
……うん。僕も随分と久しぶりだから……
でもほら、僕今裸だからね……いろいろと……ね……(??)

メイン

星守 閃理 「……とりあえず、続きは帰ってから、かな。
 お風呂に入って……一緒に寝ようか」
一頻り撫でてから、帰り支度をする。 

由貴

夜門 由貴 つづき…?

メイン

KP マイペースに毛づくろいをしていたうどんは、あなたたちが呼べばやって来る。
どれだけ探しても閃理の服はない。
彼は裸体にシーツを被り、自分で靴を履いて帰ることになるだろう。
由貴さんも濡れた服のままで帰ることになる。
 
虚構と真実。
科学と超自然。
死と再生。
それらを乗り越えて、あなた達は日常に帰還する。
 
外に出た閃理は空を見上げて呟く。

星守 閃理 「あ」 
「ちゃんと空見たの、久しぶりだ」

KP くちなしの丘では白い花が咲き乱れていた。
満天の星の下で咲いた白い梔子の花は
丁度一昨日、非日常を誘った日と同じ、初夏を思わせる香りを運んでいた。

夜門 由貴 「……! 確かに……そうかも」
きっと、そんなの余裕がちょっともなかった……のかも

KP 帰るころには日付が回り、7月30日。

星守 閃理 「……あ。由貴ちゃんのお誕生日だ……?」
「おめでとう!」 
「と言っても、この通り何も準備できてないや……」 

夜門 由貴 「……!! えへ……バレちゃった……」?
「お誕生日のお祝い、ありがとう。
 ううん、いいの。閃理くんが帰ってきてくれたのが一番のプレゼントだから……… ……なんちゃって……」
お祝いしてくれた閃理くんに抱きつく…?

星守 閃理 「わ。先越されちゃった。ふふ……」 
「そう……また一緒にお出かけして、由貴ちゃんのほしいものを買ったり
 したいことをたくさんしたりしよう」
「僕からあげられるプレゼントはもうちょっと先だけど……
 それまでは……由貴ちゃんが僕のこと好きにして良いんだよ、……ってことで」 
「……へへ……」

KP 彼の体に纏った花の香が、悪戯っぽくあなたの鼻をくすぐった。

由貴

夜門 由貴 にゃ…!?

雑談

夜門 由貴 ぴゃ……

星守 閃理 ぴゃ……!?

メイン

夜門 由貴 「……! ………ほんと?」
いい匂い…… なんだか照れちゃう……けど嬉しくて、ドキドキして、思わず上目遣いで閃理くんのことを見ちゃう。

星守 閃理 「ほんとだよ。
 今の僕にできることなら、なんでもしてあげる」 

夜門 由貴 「な、なんでも………じゃ、じゃあ……」
きゅ、っと手を体の前で結んで、何だかもじもじしてる。
「あ、あのね。閃理くん

 …………これからいっぱいいっぱい、キスしてほしいな」
すごく小さな声で、そんなことをお願いしてみる……?

雑談

193 何だかお家についたって勘違いしていたみたい いやお家についたのか…… つい (横揺れしている

メイン

星守 閃理 「ふふ、もちろんいいよ。
 ……誰よりも愛してる由貴ちゃんに、大好きって気持ちとお祝いの気持ちを全部込めて。……」
もじもじしている由貴ちゃんの頬を撫でて、髪を軽くよける。 

雑談

けみかえる おうちについてます……!

193 ついていた!! 帰る頃……りょうかいです!

メイン

星守 閃理 「…………」
目線を由貴ちゃんの照れた唇から瞳へと持ち上げて、愛おしそうにみつめる。
しばらくそうして慈しんで、もう片方の手をそっと肩に添えて…… 
「……お誕生日おめでとう。
 これからもずっと、愛してるよ、由貴ちゃん。……ん、……」
唇を指でなぞった後、軽く唇を触れ合わせて、何度か啄むように遊んで。
次第に深く口づけていく。 

夜門 由貴 「……!! ……! ありが、と、……ん、ふふ…… ふふ……」
ほんの少し、肩が緊張で揺れる。けど……目はちゃんと閃理くんを見て……
ありがとう、と言う前に唇が触れて、笑みが零れて、それで、私も口づけて答えてる。

星守 閃理 「……ん、……ああ……僕もずっとこうしたかったんだ……。
 ……由貴ちゃんの何もかも、今度はもう忘れないように……刻ませて……」
呼吸の合間に、吐息混じりの熱っぽい声がごく至近距離で囁かれる。

KP 閃理は何度も唇を重ねて、とうに覚えているはずのあなたの形を、匂いを、温度を
自分の身に移すように触れ合わせる。
引き継がれた記憶に、さらにしっかりと刻み込まれたあなたのことを
いつまでも覚えていられるように。

夜門 由貴 「……うん。……うん、私も……
 閃理くんのことが知りたい、一つ、残らず…… ……おしえて」
照れながら、唇が触れ合う間に私もそんな言葉をかける。
ぞわ、と震える身体を理解しながら、閃理くんにすがりついて全てを委ねるよ。すべて、教えてもらえるように。

星守 閃理 「いくらでも教えてあげる。……由貴ちゃんしか知らない僕のこと。
 僕しか知らない、……由貴ちゃんの、ことも……」

夜門 由貴 「うん……嬉しい。………」
きゅ、と閃理くんの手を握って、手のひらをくっつける。
唇が触れるたび、幸せそうに微笑んで見つめ返してる。何度も何度も……

雑談

夜門 由貴 てれてれ ぎゅっぎゅ…… すよ……(??)

星守 閃理 はっ、ねちゃった……可愛いね。 ……ちゅー……(もうちょっとだけいたずらしてる ??

けみかえる 寝ろ……

夜門 由貴 えへへ…… 私は元気(????)だけど中のネコモドキが……

193 にこ…… にこ………(微笑んでいる

星守 閃理 そうだよね……ふふ……実はもう終わりだったんだけど……
切りどころがあれしてるからちゃんと描写しておわるね……!!

夜門 由貴 きりどころがあれしてる、たしかに
へへへ……ごめんね……!

星守 閃理 ううん……エンド名を早く書けば良かったけど……
僕はこれで満足してるから……へへ……ありがとう……

メイン

KP あなたたちは飽きることなくお互いを教え合い、尽きることのない愛を刻み込んだ。

未来は不確かで、喜びも苦難もいつもたらされるものかは分からない。
ただ、あなたたちが恋をして、その愛を分け合って
今ここに生きていることは、言葉にせずとも確信できるだろう。
願わくば、いつまでも続くようにと星に祈りながら
何気ない日常へ戻るための、長い夜を過ごしていく。
 
 
 
。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*
    クトゥルフ神話TRPG
   「確信的イナモラメント」


KP:けみかえる
PL:藺草さん

PC:夜門由貴さん
KPC:星守閃理
猫:うどん(白猫♂)


エンドB「超自然的イナモラメント」
由貴さん、閃理、うどん
全生還でシナリオクリア

。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*。゚.o。*:.●。.:*

雑談

夜門 由貴 はわ………… 絵!!!! 曲が!!
うどんちゃん! あっ! 花びら………!!

メイン

夜門 由貴 !! ありがとうございました……!! みんな生きてる!
生きてるよ、閃理くん!(ギューっと抱きつきつつ

星守 閃理 お疲れ様でした……!
うん……! みんな生きてるよ……!
由貴ちゃんも僕も、もちろんうどんも…… 

うどん なぁーん(ふたりに気まぐれにすり寄って、ゆきちゃんのおうちのお気に入りのばしょですぴょ……

情報

KP 【エンドB】
・SAN報酬
生還した 2d10

・KPC後遺症:《名状し難き憑依者》
毎年2%の確率でハスターを降ろす。
「旧神の印」を身に刻んだ場合、その身は守られる。

メイン

夜門 由貴 ふふ…… うどんちゃん……ふわふわしてやわらかい……
あっ、寝ちゃった! ふふふ…
はわ…… 定期的に刻まないと……
2d10 えいえいっ! (2D10) > 13[4,9] > 13

system [ 夜門 由貴 ] SAN : 27 → 40

夜門 由貴 !!

星守 閃理 そうだね……シナリオのKPCセリフ例では「しっかり定着させるなら刺青とかかな……」とか言うんだけど
僕、まだプールも温泉も行きたいし……(?)

夜門 由貴 プール!! 私も行きたい!!

雑談

193 呑気…!

けみかえる ふふ……。かわいいね……。
まだメインでは夏休みはじまったばかりだから……いっぱいお行き……!

193 9月末頃までは自由に遊べるね…… 旅行にぷーるにうみにすいぞくかんに……

成長

KP ◆夜門由貴さん
組み付き1
回避1
医学1
図書館4
博物学1
目星4
電気修理1+初期値成功1d10確定成長

クリチケ1
1クリチケ1
ゴネチケ1(好きな技能成長が可能。0/1d10)

雑談

夜門 由貴 はわ…… ごねちけまで…… はわわ……

星守 閃理 ふふ、いっぱい成長できるね!
電気修理の初期値成功、あらためてえらすぎる……

夜門 由貴 ふふ……こっちも集計ありがとう……!
そうだね、びっくりしちゃった……(はわわ……

星守 閃理 そっち方面にくわしくなる由貴ちゃん……かわいいな……(?)

夜門 由貴 将来はこんぴゅーたーえんじにあ……?(むりだよ!

成長

夜門 由貴 1b100>25 【組み付き】 (1B100>25) > 36 > 成功数1
1b100>46 【回避】 (1B100>46) > 67 > 成功数1
1b100>73 【医学】 (1B100>73) > 94 > 成功数1
4b100>95 【図書館】 (4B100>95) > 27,20,42,28 > 成功数0
1b100>32 【博物学】 (1B100>32) > 12 > 成功数0
4b100>92 【目星】 (4B100>92) > 51,3,57,47 > 成功数0
1b100>10 【電気修理】 (1B100>10) > 60 > 成功数1

雑談

星守 閃理 大幅な進路変更……!?
ふふ、由貴ちゃんの夢ならなんでも応援するけど……
趣味で何かしらできる程度かな?
将来織姫ちゃんが壊しちゃったカメラをなおすとか……(?)

成長

夜門 由貴 1d10 くみつき! (1D10) > 7

雑談

けみかえる それは機械修理じゃないかなあ(野暮)

成長

夜門 由貴 1d10 かいひ! (1D10) > 4
1d10 いがく! (1D10) > 9
2d10 でんきしゅうり! (2D10) > 17[7,10] > 17
ぴゃ…

雑談

星守 閃理 !! 電気修理!!

成長

夜門 由貴 2d10 クリチケ! (2D10) > 9[7,2] > 9
1b100>37 ごねちけ…… (1B100>37) > 67 > 成功数1
!!

雑談

星守 閃理 成長にいきおいがあってかわいい……

成長

夜門 由貴 1d10 (1D10) > 2
しゅん…

雑談

星守 閃理 しゅんとしてる……ふふ……

成長

夜門 由貴 25 → 32 組み付き
46 → 50 回避
73 → 82 医学
10 → 27 電気修理
37 → 39 → 46 追跡
28 → 30 博物学
こんな感じ! えへへ……… 閃理くんがひどい目にあったのはおこ””!!!だけど、一緒に帰ってこられてほんとに嬉しいの。
……ありがとうございました!!(ててて……と閃理くんのもとに戻る

星守 閃理 お疲れ様でした! すごい、いっぱい成長したね……!(戻ってきた由貴ちゃんを両手で受け止める。
へへ、そう、中々ひどい目に遭っちゃったけど
由貴ちゃんが頑張ってくれたおかげでこうして一緒に帰ってこられたよ。
またいっぱい遊びに行こうね。……まずはSAN回復にでも行ってから……。

夜門 由貴 えへへ……(はんぶんへったSAN……
そっか、ふてい……(は……

星守 閃理 はっ、そうだね、不定だ……。
一回でぎゅんっと減ったからひとつかな……。
好きなのでも、1d10でも……。

夜門 由貴 …………(閃理くんをじーっ……
1d10 ヶ月! (1D10) > 3

星守 閃理 ふふ……。ちょうどハロウィーンくらいまでかな。

夜門 由貴 みゅ……っ いいもん…… 3ヶ月べったりだもん(ゴロゴロゴロ……

星守 閃理 うん。ずっと一緒なのは間違いないからね(なでなでなで……

夜門 由貴 えへへ…… そう!! いつも燃える目のマークを書かないとだもん!
きゅっきゅっきゅ…… はっ…… 水着着るときはお腹、ダメだね……

星守 閃理 そうだ……お腹くらいになら自分でも描けるよな、と思ったけど
僕に限っては……(魚っぽくなる旧神の印? をみつめる
あ、そっか。水着……うーん。その時は足の付け根あたりとか……?
……くすぐったそう……

夜門 由貴 かわいい…… えへへへへ…… 閃理くんが書くときはこれに書いてね!(ノートを取り出す
(?)

星守 閃理 ふふ、サイン帳みたいになってる……(きゅっきゅっ……

夜門 由貴 やったあ! えへへ……かわいい~!(?)

星守 閃理 1d100 今日の魚度 (1D100) > 82
さかなだなあ……

夜門 由貴 すごくお魚だ…… ふふふ
ふふ、水着のときも書いてあげるね(てれてれ……
うぉーたーぷるーふなペン……

星守 閃理 落ちにくいペンの研究が……はじまる……?

けみかえる 化粧品の方が肌にも良さそう。
アイライナーとか……

星守 閃理 くすぐったそう……

夜門 由貴 なるほどぉ……! お肌も気にしないと……
これはあとの二人のほうが重大だよ!!(ふんふん
ふふ、くすぐったがってる閃理くんもかわいいよ……(??)

星守 閃理 瀬理香さんは自力で気付きそう。
森さんはどうかな……まあお腹を出すお洋服着ることなんてそうそうないんじゃない(?)
む……由貴ちゃんだってかわいいよ。
今は要らなくてもまた何かに狙われるかもしれないから
由貴ちゃんにも描いといた方が良いよ(じり……
(大体のシナリオがはじまらなくなる……?

夜門 由貴 そうかも……!? つよつよの印を覚えてしまった……やったあ!
えへへ…… くすぐったい!(色んなところにおさかなさんを書かれる(???
森さん……のお腹……(例の人はよく見てるんだろうなあ…(?

けみかえる おさかなの印では意味が無いことに気付くのはまた別のお話……

森 小雪 ……?(剣道場に甥っ子を迎えに来て、由貴ちゃんの視線に気付いてにこっ……?

夜門 由貴 (にこーー!(?)

森 小雪 (かわいいですね……)

星守 閃理 かわいい(かわいい)

夜門 由貴 (褒められちゃった…!(???))
ふふん……お魚さんを書いてもらったら私、いっぱい強くなれるもん!

星守 閃理 (もうお魚さんって言われてる……ふふ……)
そっか……。それは心強いや。またいつか、何かあっても大丈夫だね(?)

けみかえる 確モラからの久遠……(つまりトロ川さんシツアー)
いいと思うんだけど、ちょっぴりにゃーってなるかも……

夜門 由貴 はっ……… にゃー……!? にゃー…………(ふるえてる
マモレナカッタ……?(概要を見る

星守 閃理 や……うーん、どうかな……将来の話があれそれで……(ごにょ……
あと事前に何個か聞いておきたいこともあるんだよね。

夜門 由貴 聞いておきたいこと…… 将来の話………… ……わかった!(こくり…!

星守 閃理 事前質問を読んで……行けそうな人たちに突っ込ませて
僕たちは想像で補完……でもありかもね……(突然の弱気な高みの見物
それこそ隣のえんでびゆき♂せり♀さんは割と考えやすいのかも。
質問のひとつとして、もう亡くなってしまったお世話になった人? 親しい人? についても聞くからさ……

夜門 由貴 事前質問……(ぷる……
そうだね、場合によっては…… お世話になった人………なるおど、たしかに……
私達もいないわけじゃないけど、そんなにはいないもんね……

星守 閃理 そうだね……想像しやすい方が助かるとは言ってたけど。
またまとめて、そのうち聞くね……(一年越しにお部屋をトンテンしながら
ひとまず今日は……かえるを眠らせようかな。
今日も遅くまで、そして長期間ありがとうございました。

夜門 由貴 たすかる……… そうだよね、NPC…… (ス……?
はっ! そうだね、明日………お昼から!
こちらこそ、遅くまでお付き合い&長い間ありがとうございました!
現時点ではきょうしょうさん? あぶないけど…… むむ……
それぞれのお部屋でかわいいが吸えて楽しかったです!
お時間があるときに、また遊ぼうね……閃理くん けみかえるさん……
それじゃあまた、……おやしみなさい…… すや……

星守 閃理 僕たちも3窓で楽しませていただいて……贅沢な時間をありがとうございました!
うん、また空いている時に……明晩は無理せずまた適当に……?
ひとまずゆっくり寝てね。おやすみなさい、由貴ちゃん、藺草さん……
ほかの部屋のみなさん……

真相

KP 【シナリオ真相】
カルト教団に連れ去られ、ハスター(基本p224,MMp235)と
《名状しがたい契約》を結び
名状し難きものの憑依体(MMp113)となってしまった星守閃理。
しかし、契約は不完全であり、ハスターの人格に
完全に乗っ取られなかったため、彼の人格は残っていた。
夜毎に契約が強くなり、人に戻れなくなる前に
夜門由貴さんは閃理がしてしまった
ハスターとの契約を破棄しなければならない。



【真相含むPC・NPC紹介】

PC 夜門由貴さん
何も知らなかった。


KPC 星守閃理
ハスターを信仰する教団「くちなしの丘」に連れ去られ
非人道的な実験に使われていた。
理性的になるべく抵抗せず、脱出機会を窺っていたが、遂に心が折れる。
由貴さんと幾度か神話的事象に巻き込まれた経験があるゆえに
『もしかしたら由貴ちゃんが助けてくれるのではないか』
という僅かな希望が芽生えていたかもしれない。
理由はKPCに依る。
拷問に溶けかけた脳で、PCを憎しみ愛したかもしれないし
こんな目に合うのがPCでなくて良かったと思うかもしれないし
またはPCのことなど全く考えていなかったかもしれない。
どのように考えていたかはKPに一任する。
(※補足:全窓、PCでなくて良かったと思っていたと思う)
由貴さんのいる家を帰る場所と認識し、助けを求めに行く。


重田(しげた)
元「くちなしの丘」教団員。
「α Tauri(アルファ・タウリ)計画」反対派だったゆえに、組織から脱退する。
計画実行日に内部壊滅するようにと仕込んだ張本人



【特殊処理】
KPCは拷問による防衛本能で知能が低下しており
また名状し難きものの憑依体となった為に記憶の混濁を起こしている。
言動をやや幼くしたり
普段よりも覚束ない様子に描写していいし、しなくてもいい。
時間経過により以下の記憶を忘れさせても良いし
PCが言えば思い出せはするが、靄がかかったように曖昧な記憶として扱ってもいい。
※筆者がKPをした際は、PCとKPCで意思確認できるよう
KPCの思考や口調は普段通りだが時折幼さが見える程度に留めている。
また、記憶もPCに言われればなるべく思い出せるように設定した

1.PCの名前を忘れる・間違える
2.PCとの関係性を忘れる・偽りの記憶が生まれる
3.KPC自身の名前を忘れる・間違える
4.PCと過去にあった出来事を忘れる
5.今なぜここに居るか忘れる
6.時間感覚がおかしくなる
7.PCの性格・顔立ちを忘れる

※閃理は由貴ちゃんが幼馴染みだとは覚えている……
 程度の記憶の残り具合でRPしていました。



【シナリオの流れ】
ハスターを憑依させた人間は、破壊の限りを尽くす怪物に成り果てる
ハスターを信仰する教団、「くちなしの丘」が
不純物を取り除いて神に近づいた人間を使うことで
化身の暴力性を薄める「α Tauri(アルファ・タウリ)計画」を考案
神のメッセンジャーを作ろうとする

「α Tauri(アルファ・タウリ)計画」肯定派と否定派で抗争が起きる
神の言葉を伝えられる使い捨ての人間が必要だという肯定派と
神に不完全な人間を与える事で制御すべきでないという否定派である

抗争は激化し教団が廃れる
残った肯定派のみが「α Tauri(アルファ・タウリ)計画」を実行
教団がKPCを連れ去り、不純物の精神と憑依体となるべき肉体で分離させる。
KPCの体は無理矢理半分に割かれ、ハスターと契約させられる
(半身KPCと憑依体KPCの誕生)

半身(精神)KPCは繭の中で眠る
不完全な儀式ゆえ、憑依体KPCは本来の暴力性が強い
「名状し難きものの憑依体」に近い状態で覚醒
教団員の全てを殺害し、屋外へ出る
次第に人としての理性を取り戻し、覚束ない意識でPCの家に向かう

導入
ここからPCはKPCの行いを辿り
教団本拠地で半身KPCと憑依体KPCを元に戻さなければならない



【KP向け補足】
このシナリオに推奨技能はない。
【黄衣の王】シーンで行う能力値ロールと正気度ロールがこのシナリオにおいて
生還・ロストを左右する重要なダイスロールである。
KPは探索フェーズで、探索者がシナリオに提示された技能に失敗した場合、代替技能を振らせてもよい。
ラストシーンの情景と展開を裏付ける情報を
なるべく得られるように調整してほしい。