KP
CoC TRPG 6th
【チェンバーナイトで会いましょう】
KP
【概要】
もうすぐあなた──ジュアンセの誕生日。
ギョクハンには「ケーキを買って祝おう」と子供っぽい約束をされ、
あなたは当日までの日々を過ごすことになる……はずだった。
呪いをかけられたギョクハンを一週間、魔の手から守り抜け!
賑やかでちょっと危険な、誕生日にまつわるショートショート。
黒幕はリリスです。
想定時間:ボイセ6時間、テキセ15時間
プレイ人数:1名(+KPC)
推奨技能:なし
推奨KPC:PCに対して愛あるいは信頼がある。種類は問わない
推奨PC:酒場で会った人の相談に乗ってあげられる(話半分でいい)
PCとKPCが「誕生日を祝いあえる仲」ならどんな関係でも構わない。
ただ、怪しい女性にワンナイトを希望されたら断るPCが好ましい。
黒幕はリリスですが、お祭りシナリオです。
※PCが自発的に、展示された美術品に触れるシーンが発生します。
展開上そのように描写すべきと判断して書いたものですが、
苦手な場合は改変して構いません
【おしながき】
一日目, はじまり、はじまり
二日目, 物語はいつだって唐突
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 I
三日目, おいしい袋小路
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 Ⅱ
四日目, パニック・ルーム
五日目, レムナント・オブ・シー
六日目, パーティーの夜に
【こんな人におすすめ】
・楽しい誕生日にしたい
・明るいシナリオがやりたい
・沢山の怪異に出会いたい
・色々な技能を振ってみたい
・恐怖や高揚でドキドキしたい
・不可抗力でPCとKPCに一週間一緒に過ごしてほしい
・PCとKPCでパーティーに行ってほしい
・夜会服の差分が書きたい
KP/Nikah
よっ! ひやか……賑やかしと間を持たせるために今回も俺がKPをしにきたよ!
結局本だのなんだのを照らし合わせた結果
こっちのジュアンセは12/2生まれの方がいいってなったんだな?
Juanse Algaba
(ひやかし……)
ハイ、それが一番ズレが少なくてしっくりくるとの事です♡
KP/Nikah
なんか……技能全然伸びてないけどジュアンセがPCでいいの?
というかギョクハンの安定感がやばいな
Gökhan Qamar
男PCは散々見ただろって、……何の話だ?
そもそも俺はジュアンセにケーキを買いそうだけど
ジュアンセは俺にケーキを買うかっていうと ?
Juanse Algaba
誕生日プレゼントくらいは、気が向いたら買うだろうけど……
choice[プレゼントだけ,ケーキも買う,ケーキはたまに,メッセージだけでプレゼントすらたまに(?)] (choice[プレゼントだけ,ケーキも買う,ケーキはたまに,メッセージだけでプレゼントすらたまに(?)]) > プレゼントだけ
KP/Nikah
毎年買ってんだ へえ~
Juanse Algaba
当日に予定を合わせるのはお互い大変だし
ギョクハンのお母様たちに預けることもあるのかもしれませんねぇ
KP/Nikah
一日目は11/27から。
ってことは2022年がいいかぁ。
おお、日曜日スタート……
まあお前ら不定休だろうしいい感じにしてね。
それじゃあよろしく!
KP/Nikah
「チェンバーナイトで会いましょう」
KP
ニカ
KPC
ギョクハン・カマル
PC
ジュアンセ・アルガーバ・ナジュム・ファーレス
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
2022年11月27日
一日目, はじまり、はじまり
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
Gökhan Qamar
よろしくな。
Juanse Algaba
よろしくお願いいたします♡
KP/Nikah
季節はもうすぐ冬に差し掛かろうかという、秋の終わり。
11月27日、日曜日。
ジュアンセ──君の誕生日の五日前だ。
君は普段どおりの日常を過ごしていた。
Juanse Algaba
choice[仕事,休日] (choice[仕事,休日]) > 仕事
KP/Nikah
ロンドン警察は日夜休みなく市民の安全を守っている。
君は出勤の日だった。
昼休み中に、ギョクハンから電話がかかってくる。
出れば、聞き慣れた彼の声が聞こえた。
Juanse Algaba
わざわざ電話を……
Gökhan Qamar
2d100 電話,メッセージ 連絡をとるときまず…… (2D100) > 161[92,69] > 161
Juanse Algaba
めちゃくちゃかけてくる
2d100 電話,メッセージ (2D100) > 161[66,95] > 161
KP/Nikah
>>真逆<<
Gökhan Qamar
「どうもジュアンセ。
予定を聞こうと思って電話したんだけど今いいか?」
Juanse Algaba
「ギョクハン……あのね、今日はお昼休みで出られたけど、いつもまずはメッセージにしてって言ってるでしょ。
……それで何、予定って」
Gökhan Qamar
「あ? 電話の方が手っ取り早いだろ。まあいいか。
何って、お前の誕生日だよ。今年は当日空いてるから祝いたくてさ」
「場所は今んとこいつも通りうちの実家でさ。
ジュアンセはどうだ? 空いてるか?」
KP/Nikah
日曜日働いたなら金曜日は休みだろ(不可抗力の圧
Juanse Algaba
「……空いてる」
Gökhan Qamar
「良かった。じゃあ決まりだな」
「いつも料理もお菓子も母さん任せだけどさ
たまには良いケーキを買って、普通に祝うのも良いんじゃないかと思ってんだ」
「ちょっと奮発して、専門店に頼むのも悪くないだろ」
Juanse Algaba
「ケーキ……」
「おいしいケーキは、正直食べたい……」
くやしいような恥ずかしいような
Gökhan Qamar
「だろ? 好きだもんな。
どんなケーキがいいんだ?」
Juanse Algaba
6d100 ショート、チョコ、季節のフルーツ、チーズ、ミニシューのってる、アイス (6D100) > 317[72,59,3,82,22,79] > 317
Juanse Algaba
「え、でも、……いいの?
えっと……チーズケーキか……アイスケーキか……いちごのショートケーキ……」
Gökhan Qamar
「はは、迷ってんな……。
……お、いちごの乗ったベイクドチーズタルトなんてのがあるぞ。食べ応えありそう」
Juanse Algaba
「ほんと? じゃあそれがいい」
Gökhan Qamar
「分かった。じゃあ日が近くなったら連絡するな」
Juanse Algaba
「……うん、ありがと……」
Gökhan Qamar
「昼休み中ってこた出勤日か。悪かったな。
ま、これを楽しみに頑張れよ。じゃあな」
Juanse Algaba
「うん……ギョクハンこそ。……またね」
KP/Nikah
約束に若干浮き足立ちつつも、君は滞り無く午後の業務を終えた。
今夜は特に予定もない。
少し飲みたくなった君は、近くのバーに立ち寄ることにした。
Juanse Algaba
浮き足……まあ立ってますね。ケーキは楽しみですから
Juanse Algaba
サミア先輩もお誘いしたんですけど
今日は上がりと同時にドライブに出られるとのことでフラれてしまいましたぁ。
ひとりで飲みます♡
KP/Nikah
それでいつもはついでに男を引っかけてんのか……
Juanse Algaba
choice[減った,増えた,変わらない] クトゥマスを経て…? (choice[減った,増えた,変わらない]) > 減った
KP/Nikah
にこ……えらいな~~
Juanse Algaba
1d100 元が100%として… (1D100) > 57
4割減くらいですね……
KP/Nikah
リアル……
Gökhan Qamar
お前なあ……
KP/Nikah
【バーにて】
最近オープンしたバーは、適度な暗さが心地のいい場所だった。
カウンター席につき、グラスを傾ければ、甘やかな酒の味が喉を潤す。
店内に流れている軽快なジャズも、どこかで聞き覚えのある懐かしいものだ。
〈知識1/2〉〈音楽技能〉〈英語〉
Juanse Algaba
CCB<=85 【母国語(英語)】 (1D100<=85) > 77 > 成功
KP/Nikah
流れている曲はルイ・アームストロングが歌う、フレッド・アステアの「Cheek to Cheek」だ。
1935年の曲で、当時の映画にも使われた。
『私と頬を寄せ合って踊ろう』といった意味の歌詞である。
Juanse Algaba
「……♪」
踊ろう……か。
舞踏会とフランス遠征を経てから、少しは自分の身を顧みるようになったようですね。
KP/Nikah
考えながら、適当に頼んだあてをつまんでいると、声を掛けられる。
女性
「隣、いいかしら?」
KP/Nikah
そう話しかけてきたのは美しい女性だった。
背中の開いたワイン色のドレスがよく似合っており
すこしの色気を感じさせつつも、品のある佇まいだった。
Juanse Algaba
「あら……こんばんは。ワタシで良ければどうぞ♡」
KP/Nikah
君が了承すれば、「ありがとう」と返事をして席につく。
そのまま暫く飲んでいると、彼女が話しかけてくる。
女性
「ねぇ……私、悩んでいることがあるの。
話半分でいいから、相談に乗ってくれない?」
Juanse Algaba
「まあ。お悩みですか。
もちろん……聞くだけでしたらいくらでも」
女性
「ありがとう、心置きなく話せそうだわ」
「あのね、最近すごく心を惹かれた方がいたの」
「けれど彼、私がどうアプローチしても振り向いてくれなくて……
どうしたらいいかしら」
Juanse Algaba
「まあ……!
アナタみたいな素敵な女性を放っておく人がいらっしゃるなんて……」
「彼、ということは男性ですか。……
えっと、その方とはどういうご関係で……?」
女性
「ええと、そうね、もちろん未婚の男性よ。
特にお仕事で関係があるわけじゃなくて、プライベートで昔知り合って以来なの」
「熱心にお芝居と向き合っていて、元から魅力的なのに
いつもストイックに輝き続けるための努力をし続けてる姿勢が素敵だったわ」
Juanse Algaba
「ああ、お芝居……ということは役者さん……なんですね。
そうですかぁ……」
KP/Nikah
まあここまでだったらまだアスランかギョクハンか、って感じになるよな(?)
Juanse Algaba
あら、ここまでならニカさんだって当てはまりますよ♡
KP/Nikah
いや俺はヨウルがいるからだめだよ。未婚かどうかはだいぶグレーだよ。
Juanse Algaba
でもまだですよね♡
KP/Nikah
うぐ……
Juanse Algaba
「有名な方なら……ワタシも知人に役者さんが何名かいらっしゃるのでお力になれるかも……
でも、スキャンダルになったらと思うと尻込みしませんか?」
女性
「……ふふ、それはあるかもね。自分だけならまだしも、相手に迷惑がかかるかもって思ってしまうこともある。
でも、一度好きになった相手は簡単には手放せないものよ?」
Juanse Algaba
「そ、そうですか……
うーん……どう振り向いてくれないかにもよりますけど、ほかにその方に浮いた話があるとかでもないんですよね」
女性
「いいえ。そうね……彼の新しい相手は分かってるの」
「強引に迫ってみるべきかしら。それとも」
「彼が好きな子にちょっかいをかけて、彼がイヤでもこっちを向くようにするのがいいかしら」
KP/Nikah
また、このように続ける。
女性
「昔、一度だけ結婚したことがあったのよ。
その時の夫と似てるようで、でも違った」
「昔の夫はね、リードするのが大好きで
私が好きに振る舞うのが許せなかったみたい」
「……積極的な女性って引かれちゃうのかしら?」
「……でも、大切な相手に求められたい、繋がりたい
って思ってしまうのは、悪いことじゃないでしょう?」
「絶対に欲しい相手がいたらどう動くのが賢明かしら」
Juanse Algaba
これ……ふふ、ギョクハンも大概負けず嫌いでプライド高いと思いますけどねぇ……
KP/Nikah
でもジュアンセが好きに振る舞っても小言を言うくらいだろ
Juanse Algaba
どうしてワタシが出てくるんですか……
Juanse Algaba
「ワタシは……どちらかというと奔放に生きてますからねぇ……。
……でも……本当に大切な人のことは、きちんと大切にしたいと思ってもいます……」
「その方の嫌がりそうなことをするのはよろしくないのでは、と思いますねぇ……
どうしても諦めきれないなら、きちんと想いは伝えて、その時の反応次第、でしょうか♡」
KP/Nikah
君の言葉を聞くと、彼女は少し頬を緩ませた。
女性
「ふふ、もしかして経験則に基づいたものだったのかしら。
親身なアドバイスをありがとう」
Juanse Algaba
「え!? い、いえ、あはは……
かく言うワタシは全然偉そうなこと言える立場でもないんですよ……」
女性
「あら、いいのよ。
聞いてくれたお礼にいいお酒、一杯だけ飲みましょう。この店で一番高いものを」
「勿論お代は私が出すわ」
KP/Nikah
彼女は店で一番値の張る、年代物のワインを頼んでバーテンダーに注がせる。
Juanse Algaba
「あらあらそんな、……わ、ありがとうございます」
KP/Nikah
お互いグラスを受け取ると、彼女は言った。
女性
「優しいあなたに感謝を。乾杯」
KP/Nikah
そこからの記憶はない。
…
……
…………
【暗い部屋】
不明瞭な浅い眠りだった。
判然としない意識の中、君は瞼を開ける。
慣れた感触……これは自宅のベッドだ。
待って、帰った時の記憶は無い。
はっとしたのもつかの間、君の目の前で長い髪が帳となって落ちた。
先程バーで会った彼女の顔が、すぐ近くにある。
長い睫毛に縁取られた瞳は大きく、悩ましげに潤んでいる。
幸か不幸か、まだ事には及んでいないようだ。
シースルーの下着を身に纏った彼女の肢体は艶めかしく、
君の髪を撫でるその手の温度に、知らずと身を預けそうになる。
Juanse Algaba
「ん、……アナタは、バーの……?」
女性
「しないの?」
「私達、合うと思ったんだけどな」
KP/Nikah
彼女は首を傾げて、どこか楽しそうに笑う。
Juanse Algaba
「え、ワタシ……?
あの、男性の役者さん……がお好きなんですよね……? アプローチのお話は……?」
女性
「その話はいいの。今はあなた」
Juanse Algaba
「えっと……すみませんが、ワタシ自身は異性愛者なので……」
女性
「男性ならいいの?」
KP/Nikah
そういうや否や、目の前の人物は魅力的な男性に変化する。
君も『最初からこのような姿だったかもしれない』などと思ってしまうだろう。
Juanse Algaba
「?? あ、れ……?」
KP/Nikah
彼女……ないし彼に手を引かれ、あなたはベッドに戻される。
男性?
「私に口づけできたら、襲わないであげる」
「言うことに逆らったら、あなたの大事な人、貰っていっちゃうから」
KP/Nikah
ここで君は各技能を一つにつき一度だけ振れる。
二つ並んでいる場合は、二つのどちらかが成功すれば情報が開示される。
〈目星〉
〈歴史〉〈知識1/2〉
〈オカルト〉〈知識1/3〉〈クトゥルフ神話〉
〈アイデア〉〈心理学〉
Juanse Algaba
「大事な人……」
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 83 > 失敗
CCB<=50 【歴史】 (1D100<=50) > 33 > 成功
CCB<=20 【オカルト】 (1D100<=20) > 32 > 失敗
CCB<=85/3 【知識】 (1D100<=28) > 76 > 失敗
CCB<=5 【クトゥルフ神話】 (1D100<=5) > 77 > 失敗
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 77 > 成功
KP/Nikah
おー……出目高いな……
KP/Nikah
〈歴史〉〈知識1/2〉
彼女の発言を思い出す。
「前の夫と別れた」「彼は私がリードするのを許さなかった」
どこかで聞き覚えがある。
「私はあなたの下になりたくない」とアダムに性的立場の平等さを求めたが
彼に認められずにエデンから去った人物がいた。
アダムの最初の妻、リリス。原初の女。
彼女そのものなのではないかと思う。
〈アイデア〉〈心理学〉
彼女の「キスだけでも許してあげる」は本心だ。
キスさえすれば、それ以上のことはしてこないだろうと思える。
KP/Nikah
【選択肢】
・キスだけする
・飲み物を渡す(何を渡すか指定すること)
・とにかく拒む
Juanse Algaba
「……リリス……さん?」
そう言われたら……キスをする……?
KP/Nikah
あなたは彼女と、彼と口付けを交わす。
唇が軽く触れ合うと、彼女は満足したのか体を離し、こちらに向けて微笑んだ。
その時には既に、また元の女性の姿に戻っていた。
女性
「ありがとう。おかげで満足したわ」
Juanse Algaba
「えっ、あれ……」
リリス
「実はね、さっきもう彼に会って呪いをかけてきたの」
Juanse Algaba
「彼……」
リリス
「そう、あなたの幼馴染だったかしら。彼よ」
Juanse Algaba
「えっ、…… ……呪いをかけたって、そんな、」
リリス
「チャームの呪いって言ってね。これがとっても面白いのよ」
「誰から見てもおいしくて魅力的な獲物になっちゃうの!
これで古今東西から悪魔や神が集まって入れ食い状態になるわね」
「だから彼をほっといたら骨も残らないかも」
「あ! このこと彼に言っちゃダメよ? 言ったら殺すから」
「もう一度私を見つけて口づけできたら、彼の呪いを解いてあげるわ」
Juanse Algaba
「リリスさんを見つけて……ですか?
どうしてまたそんな……」
リリス
「なんでって……その方が面白いからよ」
「私あなたも欲しいわ」
「そんなふうに言っても、あなたは私に会いに来る。来なければいけないの」
「じゃあね、ジュアンセちゃん」
KP/Nikah
彼女は霞となって消えていった。
Juanse Algaba
「あ、ワタシの名前……どうして。
……ギョクハン……?」
メッセージを送ってみます。
少し待って返答が無ければ電話も……
KP/Nikah
ギョクハンに連絡すれど、彼は出ることはない。
眠ってしまったのだろう。
Juanse Algaba
あ……アスランさんか、ニカさんにご連絡は……(?)
KP/Nikah
え、びっくりした。俺……?
choice2[つく,つく,つかない,つかない] 連絡 (choice2[つく,つく,つかない,つかない]) > つかない, つく
じゃあ俺には連絡がつくよ……?
KP/Nikah
てかアスランはなんで連絡つかないんだよ
Aslan
choice[寝てた,仕事してた,プライベートで出かけてた,スマホの充電切れ] (choice[寝てた,仕事してた,プライベートで出かけてた,スマホの充電切れ]) > 寝てた
KP/Nikah
アサド組が早寝! ユラは!?(?)
Yula
ユラには連絡来てないのに!(きーっ)
choice[つく,つかない] 連絡 (choice[つく,つかない]) > つかない
……はあ? ジュアンセからの連絡に気付けないとかなんで!?
choice[寝てた,仕事してた,プライベートで出かけてた,スマホの充電切れ] (choice[寝てた,仕事してた,プライベートで出かけてた,スマホの充電切れ]) > スマホの充電切れ
…………
KP/Nikah
そういう日もある
Yula
くやしい……
Juanse Algaba
ではすこし掻い摘んで
『ギョクハンと連絡がつかないんですけど大丈夫そうですか』
とメッセージを……
KP/Nikah
choice[23-26] (choice[23,24,25,26]) > 26
遅……
Nikah
『もう2時だし寝てるんだろ。
俺が言えることじゃないけどジュアンセも早く寝なよ』
Juanse Algaba
『しかし、リリスという方に目をつけられているみたいで。
私が様子を見に行くか、見に行っていただくことは難しいですか』
Nikah
『今? うーん、まってね』
KP/Nikah
てか合鍵持ってないのジュアンセ
Juanse Algaba
choice[はい……?,持ってますね……] (choice[はい……?,持ってますね……]) > 持ってますね……
Nikah
『いやまってねじゃない、ジュアンセ合鍵持ってんだろ。
それ使ったらいいじゃん』
KP/Nikah
にこ……
Juanse Algaba
『そうでした。すみません、気が動転していて。
でも一応ニカさんとアスランさんにはご連絡をと思って、アスランさんにもメッセージ入れてます。お返事はないようですが』
Nikah
『まあ寝てるんだろうねふつうはね。
様子見に行ってくれるのはありがたいけど、あんまり無理しないように。おやすみ』
KP/Nikah
合鍵なんで持ってんの? いつから?
Juanse Algaba
持ってないのか聞いてきたと思ったら何故だのいつだの……
choice[フランス遠征後,遠征前] (choice[フランス遠征後,遠征前]) > フランス遠征後
choice[アスランさんに言われて,ギョクハンから] (choice[アスランさんに言われて,ギョクハンから]) > ギョクハンから
……ですって。どうして?
Gökhan Qamar
3d100 気軽に遊びにきてほしかった,また仕事を頼むかと,…… (3D100) > 193[79,26,88] > 193
けみかえる
合計で193さんになるのちょっとわらっちゃった
Gökhan Qamar
「遠慮せずいつでも遊びに来いよ」
って渡したのかもな……
KP/Nikah
ジュアンセは渡してないの?
Juanse Algaba
choice[はい……?,そういわれたら…] (choice[はい……?,そういわれたら…]) > そういわれたら…
KP/Nikah
なんだこのふたりは
Juanse Algaba
「……そういう事なら、ワタシだけもらうのはフェアじゃないし預かり切れないから、信用のためにも渡しておいてあげるけど
ちゃんと連絡入れてからにしてよね。こっちだって都合があるし……」
3d100 フェアじゃないから(本心),ひとりもてあますのがいや,…… (3D100) > 88[64,21,3] > 88
KP/Nikah
ドライだな……
え~? うん うわあ
Juanse Algaba
かえるちゃんの眠気に伴い語彙が消えていらっしゃる……
Juanse Algaba
『はい、遅くに失礼いたしました。おやすみなさい』
急いでギョクハンの家に行きます。
KP/Nikah
choice[徒歩圏内,車ですぐ,車でそこそこ] (choice[徒歩圏内,車ですぐ,車でそこそこ]) > 徒歩圏内
近 いいとこ住んでるんだな
KP/Nikah
君は深夜の街中、焦る気持ちをおさえつつ
ギョクハンが一人で暮らしている自宅へ向かう。
Gökhan Qamar
1d100 生活感 (1D100) > 74
結構あるな
Juanse Algaba
1d100 生活感……? (1D100) > 57
ふつう
KP/Nikah
そうか ギョクハンは下着が多いんだっけ……
Gökhan Qamar
choice[流石に今日はなんか着て寝た,変わらない] (choice[流石に今日はなんか着て寝た,変わらない]) > 変わらない
まあまさか来るとは思ってないからな……
KP/Nikah
合鍵を使ってマンションの一室に入れば、君の自宅よりは生活感の濃い部屋が君を出迎える。
いくつか部屋があるが既にどの部屋も灯りが落ちており、彼の寝室も例外ではなかった。
広いベッドの上には下着姿で眠るギョクハンの姿があるだろう。
Juanse Algaba
「……良かった」
あの口ぶりならすぐにはやられはしないと分かってはいても
実際にきちんと眠っているのを見るとひどく安堵する。
KP/Nikah
1d5 (1D5) > 2
CON*2かな……
Juanse Algaba
CCB<=(18*2) 【CON】 (1D100<=36) > 8 > 成功
KP/Nikah
元気か 早く寝なよ
Juanse Algaba
choice[泊まる,帰る] (choice[泊まる,帰る]) > 泊まる
KP/Nikah
アクティブか
Juanse Algaba
choice[客間で勝手に寝る,リビングのソファで寝る,寝室…?] (choice[客間で勝手に寝る,リビングのソファで寝る,寝室…?]) > 寝室…?
…………
choice[結構遊びに言ってる,遊びに行ったことが何度かある,そういえば自分からは初めてかも] (choice[結構遊びに言ってる,遊びに行ったことが何度かある,そういえば自分からは初めてかも]) > 遊びに行ったことが何度かある
1d20+5 (1D20+5) > 14[14]+5 > 19
KP/Nikah
結構遊びに行ってるな……仲良しか?
Juanse Algaba
1d19 (1D19) > 5
KP/Nikah
もう5回も泊まってるのか
Juanse Algaba
choice[寝室で寝た事ある,それはない] (choice[寝室で寝た事ある,それはない]) > 寝室で寝た事ある
…
5d2 客間,寝室 (5D2) > 8[2,1,2,2,1] > 8
KP/Nikah
仲良しだな…… いや、ギョクハン……(憐れみの目
まあでも仲良くするのはフランス遠征中まで、とか言ってた割には仲良くしててよかった……のか……?
Juanse Algaba
勝手はだいぶ分かっているので、少し片づけて明日の朝の準備を軽く済ませてから
隣に潜り込みます。
Juanse Algaba
近くに住んでいたならよく家を行き来していたのでは……
KP/Nikah
でかいちびっ子たちだな……
流石に服は着てるよな……?
Juanse Algaba
choice[流石に,そんなに派手じゃありません,いつも通り] (choice[流石に,そんなに派手じゃありません,いつも通り]) > そんなに派手じゃありません
KP/Nikah
ジュアンセも下着かよ……
それはギョクハンが驚くだろ
KP/Nikah
君はいつもよりは華美でない下着姿になってギョクハンのベッドに潜り込み
横に彼の気配を感じながら眠りにつく。
全く、散々な夜であったが、慣れ親しんだ変わらない彼の温度や匂いは
君の意識を優しく溶かしていくだろう。
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月27日
一日目, はじまり、はじまり
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
KP/Nikah
<生還報酬>
キスだけした ?10%
system
[ KP/Nikah ] ? : 0 → 10
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月28日
二, 物語はいつだって唐突 二日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
Gökhan Qamar
CCB<=(15*5) 【CON】 (1D100<=75) > 56 > 成功
Juanse Algaba
CCB<=(18*5) 【CON】 (1D100<=90) > 44 > 成功
KP/Nikah
よし、ギョクハンが起きる前に服を着ような。
KP/Nikah
翌朝。
ジュアンセは目を覚ます。
隣ではまだギョクハンが眠りについており、その横で着替えを済ませるだろう。
昨日いくつか準備しておいたもので朝食を作る。
そろそろ起こしに行こうか、とリビングダイニングの壁掛け時計を見遣っていると
インターホンが鳴った。
Juanse Algaba
「ギョクハン、今日は仕事なんだっけ、……?」
インターホン……モニターを見てみます。
KP/Nikah
来客はアスランだった。
君が応対するなら少し驚くものの、君のメッセージを受けてギョクハンの様子を見に来たと言う。
Juanse Algaba
「あ、アスランさん……!?
ごめんなさい、昨日は夜分遅くに失礼いたしました」
わあ、どうしましょう。
Aslan
「ああ……構わないさ。それだけ急を要していたんだろう?
ニカから少し詳しい事を聞いて、こちらでも気になる事があって……と、ギョクハンはまだ寝ているのか」
Juanse Algaba
「ハイ、ワタシよりも早く寝ていたんですけど……
ちょうど起こそうと思っていたところで、どうぞ、上がっていってください」
KP/Nikah
アスランも家に上がり、寝室をノックすればギョクハンにしては間延びした応答がある。
君たちは顔を見合わせて寝室に入るだろう。
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 17 → 1
KP/Nikah
どうにか自分で、部屋着に着替えこそしてはいるものの
着こなし方が明らかによれっとしたままになっている。
ギョクハンは目に見えて疲弊していた。
Juanse Algaba
「おはよう、ギョクハン……
どうしたの、具合悪い?」
Gökhan Qamar
「あれ、ジュアンセ……にアスランも……」
「でもちょうど良かった、ジュアンセ……
悪い、ちょっと手貸してくれ」
Juanse Algaba
「手? 起き上がりたいってこと?」
Gökhan Qamar
「いや……ここ座って、両手……」
Juanse Algaba
「?」
不思議そうにしつつも横に座って両手を差し出す……?
KP/Nikah
彼は君が差し出した両手を握ると、俯いて静かになった。
Juanse Algaba
「何……?」
Gökhan Qamar
「…………」
「……すまん、正直、今喋るのもしんどくて。
そのまま、……」
Aslan
「ふむ、そうだね。
そのまま彼の方へ力を動かすイメージをしてみてごらん、ジュアンセ」
Juanse Algaba
「えっ!? えっと、こう……ですか?」
KP/Nikah
君がアスランに言われた通り念じれば
自分から彼へと、何かが移動していくのが感じられる。
君たちが星屑の舞踏会で経験した魔力の消費を思い出すだろう。
ジュアンセはMPを1減少させ、ギョクハンはMPを1回復させる。
system
[ Juanse Algaba ] MP : 15 → 14
[ Gökhan Qamar ] MP : 1 → 2
Gökhan Qamar
「……悪い、助かった」
Juanse Algaba
「……ホントに大丈夫?」
Gökhan Qamar
「……いや、しばらくこのままで、話を聞いてくれ」
KP/Nikah
ギョクハンは昨夜、自分の身に起こったことについて話す。
Gökhan Qamar
「昨夜、見知らぬ女性に声を掛けられ、気付けば寝込みを襲われてた」
「俺はギリギリで意識を取り戻して断ったんだが、それが彼女の逆鱗に触れたらしい」
「あの女性は……おそらく人じゃねえ。
あいつが靄となって消えた後も、俺は夜の間ずっと精神力を吸われ続けた」
Aslan
「なるほど、それがリリス、ということか」
Gökhan Qamar
「何かは分かんねえけど、人目に触れずに俺をここまで連れ帰って
ましてや中に入るなんて普通の人間じゃできねえだろ」
「あいつは『心のエネルギーは体から生まれる』と言ってた。『人と人の触れ合いで活性化する』ともな。
今のがそれだ」
Juanse Algaba
「あ……両手を握っておくっていう?」
Aslan
「実践してみたわけだ。
どうやら見知った相手、とりわけ勝手をよく知っている間柄だと精神力……いわば魔力は回復しやすいようだよ」
「と言っても、私がここまで述べたのはアタハンからの受け売りだけどね。
早朝君のメッセージに気付いて、彼からいくつか助言を貰ってきたのさ」
Gökhan Qamar
「うお、師匠まで、わりいな……
そうだ、ジュアンセもいつから此処に?」
Juanse Algaba
「昨晩、ギョクハンが眠ってから。
……ワタシもリリスさんにお会いして、アナタについて気になる事を言われたものだから」
Gökhan Qamar
「えっ、夜のうちから? わり、全然気付かなかった……」
Aslan
「ジュアンセが早めに駆けつけてくれたお陰で、吸い尽くされずに済んだのかもしれないよ」
Gökhan Qamar
「そうなのか? ありがとな……
夜遅くに出歩いて危なくなかったか?」
Juanse Algaba
「はー……ワタシを何歳の何者だと思ってるの。
それどころじゃなかったよ」
Gökhan Qamar
「……はは、それもそうか。いや助かったよ」
Juanse Algaba
「どーいたしまして。何はともあれ生きてて何より」
「……それで、アスランさん、お師匠さんから聞かれてきた助言……
というのはほかにもあるんですか?」
Aslan
「もちろん。リリスについて色々と聞いてきたよ。
彼にも彼の生活があるから、急に連れ出すことはできなかったけども、頭に叩き込んできたさ」
Juanse Algaba
「ふふ、ありがとうございます」
Aslan
「さて、それでリリスはだね……現代でこそ性的な悪魔とされているが、貴重な魔術を使える、高位の存在だそうだ。
君たちの前に現れたのは彼女の本体ではなくとも、おそらく彼女の一部ではあるだろう」
「そのまま魔力を吸われ続けたら、彼は今夜の間に死ぬだろうと」
Juanse Algaba
「えっ、今夜……!?」
Aslan
「ああ。だが回避する方法もあるそうでね」
「所謂スクブスやインクブスの全てが、性的接触で魔力を得るわけではない。
基本的に、人と人から発生する命のエネルギーが彼らの活力だ」
「ギョクハンが寝ている間に、隣に君がいてくれれば、彼は魔力を回復できる。
それと……余分に夢魔が来づらくなると思われる。流石にこれは推測の域ではあるとアタハンは言っていたかな」
「だからジュアンセ……暫くの間、ギョクハンの家に泊まってくれないか?
夜の間だけでいい。君のところの上にはまた話をつけておくから、夜には上がれる仕事配分にしてもらえるはずさ」
Juanse Algaba
「え、っと、ハイ、それは勿論そうしたいですが、大丈夫……なんですか?
前回はフランスでしたからともかく、このままで……?」
Gökhan Qamar
「ジュアンセお前、何回かもう遊びに来たり泊まりに来たりしてるだろ。
気にしすぎだって」
「……というか、俺からも頼む。寝ている間しばらくキツかったけど
何時間か経ってからふっと楽になったタイミングがあって……あれが多分お前が来てくれた頃なんじゃないかと思うんだ」
「もちろん落ち着かねえならお前ん家でもいいし、場所は好きにしてくれや」
Juanse Algaba
「また決まっているようなもんじゃない……。
……分かりましたアスランさん。そこまでご配慮いただけることに感謝いたします」
「疲れているのはアナタの方でしょう、ギョクハンがそれでいいならアナタの家に暫く泊まらせてもらうから。
ワタシはどこでも眠れるし」
Gökhan Qamar
「ありがとな、ジュアンセ……」
Aslan
「ありがとうジュアンセ。今回も後々、きちんとお礼をさせていただくよ。
そしてギョクハン、ひとまず今日はゆっくり休んで気力の回復に努めることだね」
「お大事にするんだよ。
それでは私はこの辺りで」
Juanse Algaba
「あっ、ありがとうございました!」
お見送り……
「……ワタシもそろそろ朝ごはんを食べて出かける準備をしなくちゃ。
ギョクハンの分も、準備はしてあるから好きな時にゆっくり食べて」
Gökhan Qamar
「おう、ありがとな。後でいただくぜ」
KP/Nikah
その後ジュアンセは出かけていき滞りなく一日の業務を済ませ
いつもより早く退勤することができるだろう。
夕食を二人して外で囲み、帰宅する。
Gökhan Qamar
「明日は流石に、稽古くらいには出られっかな。
ともあれ早く休むとするぜ」
Juanse Algaba
「ワタシも……流石に昨日は遅かったから……」
Gökhan Qamar
「はは……そりゃそうだ。寝よう寝よう。
電気消すぞ」
Juanse Algaba
「うん。……おやすみなさい、ギョクハン」
Gökhan Qamar
「ああ、……おやすみ、ジュアンセ」
KP/Nikah
君たちはひとつ屋根の下、シャワーをそれぞれ浴びた後に眠ることになる……
のだが、そう簡単に行くはずもないのだった。
【夜更けの訪問】
????
『もし、いいかね』
KP/Nikah
誰かの呼びかけで、あなたは意識を取り戻す。
寝室には陰鬱な空気が流れていた。
どこからともなく風が吹き、あなたの体を冷やす。
異質な存在が、あなたの寝ているベッドの前に佇んでいた。
Juanse Algaba
「ん、……え、どちらさま、ですか……」
身震いしつつ、ゆっくり目を開きます。
KP/Nikah
声の主は、黒い馬に乗った骸骨の男だ。
骸骨の男は、黒い外套を纏った騎士の風体で、その手に持った金の秤が、不気味に光を発している。
Juanse Algaba
「!」
姿を確かめて息を呑む。
KP/Nikah
威厳に満ちた声で、彼は続けた。
骸骨騎士
『お前の隣で眠っている男は、今度行われる夜会の供物である』
『仲間達は食に目がない。この者の肉なら飢えも満たされようぞ』
『そこから退くがいい。男を回収したら我は去る』
『其奴には魔女の付札があるではないか。断れるわけがあるまい』
Juanse Algaba
「魔女……リリスさんの……
し、しかし、」
骸骨騎士
『魔女の付札は、我々には共通の印だ。
近づいた今、其の者の芳醇な香りもよく分かる。晩餐にも適しているだろう』
KP/Nikah
命の危機に瀕しているというのに、隣のギョクハンは眠りこけている。
相当疲弊していたのだろう。
君に身を寄せたまま、目覚める様子は一向にない。
決して広くない室内に、馬一頭が入ることなど不可能である。
騎手も異形、ならば相手は人の理から外れた者であろう。
さて、どうしようか。
各技能を一つにつき一度だけ振れる。
横にいくつか並んでいる場合は、その中の一つでも成功すれば情報が開示される。
〈アイデア〉
〈聞き耳〉
〈歴史〉〈宗教学〉〈知識1/3〉
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 60 > 成功
CCB<=45 【聞き耳】 (1D100<=45) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP/Nikah
!?
KP/Nikah
あ、っと……ここでは古来からのサァカスの習わしに従おうか。
10Pをどうぞ。
ついでに1/1d10成長だ。
Juanse Algaba
CCB<=45 【聞き耳】 (1D100<=45) > 90 > 失敗
1d10 (1D10) > 7
system
[ Juanse Algaba ] CP : 0 → 10
Juanse Algaba
CCB<=50 【歴史】 (1D100<=50) > 42 > 成功
KP/Nikah
成長で乱数調整した……
KP/Nikah
〈アイデア〉
相手の威厳ある存在感に頭が下がる。
付け焼き刃の対応では良くない気がする。
〈聞き耳〉
闇の狭間から、
「小麦一マスは一デナリ。大麦三マスも一デナリ。
オリブ油とぶどう酒とを、そこなうな」
という声が聞こえる。
1デナリは、聖書の中では、労働者の1日分の賃金を指している。
彼は人の生活と食を制限する、悪魔とも死神とも天使ともつかぬ、異質な存在なのだろう。
怪異にこちらから要求するにはまず、話を聞いてもらうための供物が必要だと、どこかで聞いたことがある。
そして、夜会のメインディッシュとなる肉の代替を探してもらうなら、
相当な価値のある物を渡さなければいけない。
小麦を使ったものなら、キッチンにパンがあったはずだ。
家にあったパンを「願いを聞いてもらうための供物」とした上で
「価値の高い金貨」を彼に渡せば、見逃してくれるのではないかと思える。
確か、君は希少なアンティークの金貨を持っていた。
いつも持ち歩いているので、使うことができる。
〈歴史〉〈宗教学〉〈知識1/3〉
黒い馬に乗った騎士に覚えがある。
新約聖書の第六章、ヨハネの黙示録で描かれる『黙示録の四騎士』の一人。
「飢餓」を司る、第三の騎士Black Rider(ブラック・ライダー)。
彼こそ、その存在の体現であろう。
確か、その手に持つ天秤は「食料を制限するためのもの」だった気がする。
KP/Nikah
【選択肢】
・秤の上にパンと金貨を置いて、丁寧に断る
・冷蔵庫の高級肉を渡して、丁寧に断る
・リリスの呪いでそう見えているだけだと告げ、丁寧に断る
・代わりに高級な食材を渡す約束をして、丁寧に断る
Juanse Algaba
「ブラック・ライダー様、お待ちください。
お話するための対価となるものと、彼の代わりとなる価値あるものをお捧げ致します」
ブラック・ライダー
『ふむ、我の名を知るか。あいわかった。
疾く用意するが良い』
Juanse Algaba
「恐れながら、彼はワタシからすればこの金貨では足りないほどの価値がある者です。
ですが皆様の飢えを満たすには、こちらにも十分な値打ちがございます」
「どうかお引き取りを、お願いいたします」
秤の上にパンと金貨を置き、跪きます。
ブラック・ライダー
『純金の金貨か。これは精霊や悪魔が取引するときにも使っているものだな』
『ならば代わりに受け取ろう。
これほどの額なら、幻獣の肉と交換も可能であろう』
『では、失礼する』
KP/Nikah
髑髏の騎士は、パンと金貨を受け取ると、黒い霧となって消えていった。
Juanse Algaba
「……良かった……。
あんな風にやってくるのか……」
「ギョクハン……」
様子を見て布団を軽くかけ直す
Gökhan Qamar
choice[流石に今日はなんか着て寝た,変わらない] (choice[流石に今日はなんか着て寝た,変わらない]) > 変わらない
Juanse Algaba
choice[流石に着た,着せられた,そんなに派手じゃありません,いつも通り] (choice[流石に着た,着せられた,そんなに派手じゃありません,いつも通り]) > いつも通り
KP/Nikah
なんで悪化するんだよ 布面積…………
いや下着姿でブラックライダーに対応したの? なんでだよ……
なんか……下着であることは変わらなさそうだな、お前ら……
Juanse Algaba
寧ろそれで慣れているから……?
Gökhan Qamar
2d100 平気,実は… (2D100) > 95[44,51] > 95
KP/Nikah
ちょっと葛藤してるんじゃん……
Juanse Algaba
2d100 平気,実は… ワタシも振るんですか……? (2D100) > 111[20,91] > 111
KP/Nikah
だめだこいつら 言いなよそれくらい……
Gökhan Qamar
普通なのかと思ってよ……
Juanse Algaba
なるべく過ごしやすくしてほしいじゃないですかぁ
KP/Nikah
別ルートに行かなくてよかったね……
意地の聞き耳1クリだ
KP/Nikah
君は未だ疲れで目覚めぬギョクハンの隣で、また眠りにつくのだった。
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月28日
二, 物語はいつだって唐突 二日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
KP/Nikah
<生還報酬>
秤の上にパンとアンティークの金貨を置いて、丁寧に断る ?15%
system
[ KP/Nikah ] ? : 10 → 25
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
そしてそのまま
11月29日
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 I 三日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
ギョクハンはMPを-1したうえで、MP1d3回復
(回復値はジュアンセがロールすること)
以後、ジュアンセと眠ることでギョクハンはMPを回復するが
ジュアンセ自身のMPは減少しない
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 2 → 1
Juanse Algaba
1d3 (1D3) > 2
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 1 → 3
Gökhan Qamar
CCB<=(15*5) 【CON】早起きは… (1D100<=75) > 88 > 失敗
Juanse Algaba
CCB<=(18*5) 【CON】まったく… (1D100<=90) > 52 > 成功
KP/Nikah
まあ……そうなるよな。
KP/Nikah
翌朝。
ジュアンセが目を覚ました時、まだギョクハンは穏やかな眠りの中にあった。
君はいつも通りとも言うべきか、朝食を用意した後彼を起こすことだろう。
Juanse Algaba
「起きて、ギョクハン。今日は稽古に行くんでしょう」
Gökhan Qamar
「んー……そうだな……」
Juanse Algaba
「疲れてるなら無理しない方が良いと思うけど。
朝ごはん、できてるから良い時に食べて」
Gökhan Qamar
「いや、大丈夫。……起こしてもらって助かったぜ」
Juanse Algaba
「まったく……。
アナタね、いつもそうだって噂で聞いてるけど、その内痛い目見るよ」
Gökhan Qamar
choice[いつもこんな感じ,誰かがいるとぽや…] (choice[いつもこんな感じ,誰かがいるとぽや…]) > いつもこんな感じ
Gökhan Qamar
「わりわり。でも今はお前が居るだろ?」
Juanse Algaba
「今だけだからね」
鼻を鳴らしてる。
KP/Nikah
食卓にはトーストとスクランブルエッグとサラダが並んでおり、君たちはそれを食べる。
Gökhan Qamar
「……だよな。いや、感謝してるって。
朝メシもありがとな。いただきます」
KP/Nikah
テレビからはニュースが流れていた。
昨日から開催された美術展についての特集だ。
昔行われた企画の、リバイバル展示らしい。
ギョクハンがそれを眺めて、何かを思い出したように呟く。
Gökhan Qamar
「……これだ」
Juanse Algaba
「それじゃあワタシも、いただきます。
……? 美術展がどうかしたの?」
Gökhan Qamar
choice[ジュアンセも行ったはず,ジュアンセも居たはず,ジュアンセは居なかった] (choice[ジュアンセも行ったはず,ジュアンセも居たはず,ジュアンセは居なかった]) > ジュアンセも行ったはず
Gökhan Qamar
「いや、ガキの頃に……ってお前も確か別日にご家族で行ってたろ。
その時見た展覧会で、凄く印象的な絵画があったんだ」
「印象だけが先行していて、絵の内容はあまり覚えてねえから
もう二度と見れないものだと思ってたんだが」
「おそらくこの展示だった……はずだぜ」
Juanse Algaba
1d5 (1D5) > 3
CCB<=(17*3) 【INT】 (1D100<=51) > 70 > 失敗
覚えてない……
Gökhan Qamar
choice[5-12] くらいか? (choice[5,6,7,8,9,10,11,12]) > 10
てこたあ、ジュアンセは8歳か。まあ無理もねえだろ。
KP/Nikah
おお……大体入団試験もそれくらいだったりしてね(突然の)
けみかえる
アサド歴 15年……(本史)
Juanse Algaba
「ふーん……?」
KP/Nikah
近場にある美術館で行われるようで
彼から共有された特設サイトには企画展の詳細も記載してあった。
KP/Nikah
◆狂騒の絵画展
美術館で行われる企画展。
1920年代に活躍した画家の作品を集めて展示するそうだ。
脚光を浴びた画家の名もあるが、知らない画家の名の方が多く連ねられている。
時代に埋もれた作品も集めて展示し、現代で見つめ直すのがコンセプトらしい。
Juanse Algaba
「うーん、全然覚えてない……」
Gökhan Qamar
「はは、まあ俺でも10歳くらいの頃だから
ジュアンセなんてもっとガキだろ。連れてこられた、ってな感じに近いんじゃねえか」
Juanse Algaba
「うーん……でも、ギョクハンの初舞台もそれくらいでしょう。
それは覚えてる」
Gökhan Qamar
「そ、そうか……。
おう、俺も勿論、そっちも覚えてるぞ!」
「あのさ、ジュアンセ。お前もこの美術展行ってみないか?」
「20時までやっているようだし、夕方行ってもいいだろ」
「明日は元々早く稽古が終わる予定だったし、お前の予定も合うならどうだ?」
KP/Nikah
明日は、というより明日も、と言うべきか。
アスランの根回しによって君も仕事が早く終わる予定だ。
ジュアンセはギョクハンの誘いに乗っても乗らなくてもよい。
Juanse Algaba
「本調子じゃないし、あんまりうろつかない方がいいんじゃない……?
どうしてもって言うなら、仕方ないから一緒に行ってあげる」
Gökhan Qamar
choice[絵画,ジュアンセ] … (choice[絵画,ジュアンセ]) > ジュアンセ
Gökhan Qamar
「どうしてもジュアンセと観てえんだよ。頼んだぜ」
Juanse Algaba
「あはは、何それ……大げさ。
分かったってば」
KP/Nikah
その後、各々の職場に向かうことになるだろう。
KP/Nikah
同僚かあ……男の警察官、ってのがまず英国探索者にいねえよな。
けみかえる
男性警察官、和組でもああいうこと言いそうなのが光満十蔵くらいしかおらんよ
Juanse Algaba
でもジュズウは……警察ではありませんしねえ……
やっぱりサミア先輩でしょうか?
Sami'a Layl
ふふ、随分好色そうな者をお望みだな。
私なりに合わせてやってやろう。
KP/Nikah
職場で昼休みを過ごしている最中、君の先輩であるサミアが声を掛けてくる。
彼女は噂とオカルトが好きな……君ほどではないが変わった人物だ。
君に合わせられるくらいなのだから当然とも言えるかもしれない。
Juanse Algaba
なんでワタシの方がおかしいことになってるんですかぁ……?
KP/Nikah
サミアは出自が出自だからさ……
師匠よりセンシティブなんだよ
Sami'a Layl
「ジュアンセ、暇か? 面白い話があるから聞いてくれ」
Juanse Algaba
「あら、サミア先輩♡ お疲れ様です。
ええ、ちょうどお昼ですからサミア先輩もどうぞご一緒に」
Sami'a Layl
「ありがとう。それでは遠慮なく。
時にジュアンセ、近くの美術館で展示やっているのは知っているか」
Juanse Algaba
「まあ。狂騒の絵画展、ですよね。今朝ニュースで拝見しました!
ちょうど明日行こう、……と思っていたところだったんですよぉ」
Sami'a Layl
「はは、流石は耳が早いな。
ではあの噂は知ってるか? 人を喰う絵画!」
Juanse Algaba
「えっ」
KP/Nikah
今更だけど食屍鬼の血も流れてるサミアにこの話させるのって……
Sami'a Layl
面白いだろう
KP/Nikah
おー……サミアがそう思うならいっか! 面白い!
大体ウムトたちの4つ下くらいなのか、サミア……
Sami'a Layl
「絵画からな、夜な夜な怪物が抜け出して、人を食って帰るそうでな」
「その絵を見て虜になった人物を、絵は狙うんだと」
「帰り道に後ろから恐ろしい怪物がバクッ……なんて!
どうだ、恐ろしいだろう」
Juanse Algaba
「絵を見て虜になった人物…………。
あの、それって、昔に好きになった、でも適用されるのでしょうか」
Sami'a Layl
「お? どうした、いつもなら『きゃあ、先輩こわぁい♡(裏声)』
なんて言いながらも、余裕そうな素振りを見せるくせに」
Sami'a Layl
choice[前の展示もみにいった,前は行ってない] (choice[前の展示もみにいった,前は行ってない]) > 前の展示もみにいった
1d5 (1D5) > 1
CCB<=(16*1) 【INT】さては思い出す気がないな……? (1D100<=16) > 61 > 失敗
Sami'a Layl
「昔にか……それはどうだろうな?
私も19年前だかの当時の展示を観に行った覚えはあるが、まあ何にも覚えてなかったからな、その条件には合わんということだ」
Juanse Algaba
「そんなぁ……だってワタシ、明日観に行くんですよぉ。
その、何かは知りませんけど、昔その展示の中の絵のひとつが好きだったという方と」
Sami'a Layl
CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 76 > 成功
Sami'a Layl
「──へえ、ギョクハンが? それはそれは」
Juanse Algaba
choice[話したっけ……?,話したから……] (choice[話したっけ……?,話したから……]) > 話したから……
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 39 > 成功
Juanse Algaba
「あはは、そうです。流石先輩よくお分かりで♡」
Sami'a Layl
「何……アスランの無茶ぶりは今回に限った話ではないからな。
随分お前が彼らに気に入られていると見た私は、ひたすらに上手いこと帳尻を合わせるのみよ」
「しかし……そうであるならば、ギョクハンの護衛たるお前は
敵をよく知っておく必要があるだろうな。詳しく話してやろう」
Juanse Algaba
「先輩……! 助かります♡」
Sami'a Layl
「はは、可愛い後輩に、その後輩と良い仲の者のためとあらば、な」
Juanse Algaba
「……ん? えっとぉ……」
Sami'a Layl
「いいか、よく聞け。
その絵はな、誰もいない部屋の絵なんだ」
「しかし、ソファに置かれたシーツの皺、カーテンの揺らぐ様子、部屋にあふれる光……
そういったものが、"目の前に居る存在しない誰か"を感じさせるんだ」
Sami'a Layl
choice[気に入った,別に] 私は確かに軽いノリを見せる事もあるが…… (choice[気に入った,別に]) > 気に入った
Juanse Algaba
サミア先輩って……ブレませんね♡
Sami'a Layl
お前にだけは言われたくないな。
私はお互いが気持ちよく過ごせるような言葉を掛ける程度で、手は出さないぞ。
ましてや意中の相手がいるというのに……(くどくど……)
Juanse Algaba
わ、わぁ~ お説教はやめてください♡
意中の相手は誤解です♡(メインでは言えなかったこと)
KP/Nikah
サミアとニホンにいる名前が似た人とは結局別人ってことだけど
サミアにも居んの? 一番気に掛けたいバーテンダー
Sami'a Layl
choice[もしや冒頭の…?,冒頭のではないがまあ…?,いや…?]確かに両性愛者ではあろうが (choice[もしや冒頭の…?,冒頭のではないがまあ…?,いや…?]) > いや…?
KP/Nikah
はっ もしかしてそれ以上……ってことか?
Sami'a Layl
お前はそういう話が好きだな。
choice[そうだ,ちがう] (choice[そうだ,ちがう]) > そうだ
……まあ、これ以上は私だけで決める事でもないだろう。
心に決めたひとが居るには居るというわけだ。
KP/Nikah
はええ……NTR警察24時に行けるかもってことじゃん。
HO1ジュアンセ、HO2サミア。
Sami'a Layl
何か言ってるな。
……いろいろと確認が必要だし、今はこれに集中することだ、ニカよ。
Sami'a Layl
「あたかも、大写しになったソファの上に誰かがいて
それを画家が描いたように思える……」
「──と、スタッフのレディが教えてくれてな」
KP/Nikah
彼女は両手で作った円を目元に置き、『眼鏡のポーズ』のまま笑った。
Sami'a Layl
「大きな眼鏡をかけた若いレディさ。はにかんだ顔が愛らしくてね」
Juanse Algaba
「まあ♡ サミア先輩ったら相変わらずのレディキラーですねぇ♡」
Sami'a Layl
「はは……そうでもないぞ。『人を喰う絵画』という噂は耳にしていたから
昨日その美術展に行ってね」
「普通に綺麗な絵画だったが、無論私はこの通り喰われていない。
まあそもそも、私は喰われる側ではないからな」
「だが煙があれば火もある──Where there's smoke, there's fire.──と言うだろう。
絵画が人を選ぶのかもしれんぞ。ジュアンセたちも試してみるといい」
Juanse Algaba
「そんな、嫌ですよぉ……。
先程は敵を知れっておっしゃってたじゃないですかぁ」
Sami'a Layl
「はは、だからこそだよ。
お前たちならたとえ危機に瀕しても乗り越えられるだろうと見越しての事さ」
「なに、我々にできることなぞ少ないが
だからこそ応援くらいはしてやりたいと思っているんだよ、私もな」
KP/Nikah
サミアは広げていた食事の後のものを片付けて先に立ち上がり、君の頭を雑に撫でる。
Juanse Algaba
「サミア先輩……」
一部何か誤解をされているようですが、お心遣いはとてもありがたい……
Sami'a Layl
「……それじゃあお先、一服ついでに車を出してくる。
遅れるなよ、ジュアンセ」
Juanse Algaba
「はいっ、サミア先輩! また後ほど♡」
KP/Nikah
君はサミアを見送ってから、時間内にランチを済ませることだろう。
……なぜか、嫌な予感がする。
ギョクハンを絶対に一人で美術展へ行かせてはいけない。
そう直感する。
そして仕事帰り、君はギョクハンの家に向かう最中で、奇妙な出来事に立ち会う。
Sami'a Layl
はは……こんな所で私の深堀りとやらをされるとはね。
何だかんだで上手いこと折り合いつけてやっている、ということなんだろう。
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月29日
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 I 三日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
Juanse Algaba
サミア先輩がお元気で幸せなら、ワタシがついて行くだけですよぉ
Sami'a Layl
それもそうだな。プライベートでは何してくれてもいいが
職務上では期待を裏切ってくれるなよ(ぽふぽふ……
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月29日
三, おいしい袋小路 三日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
時刻は17時半。
仕事の帰り道、たまたまスーパーで特売がやっていた。
どうやら、肉が安く買えるらしい。
これ幸い、と君は立ち寄ることにした。
さて、どの肉を買おうか。
ジュアンセはここで、好きな肉を買うことができる。
Juanse Algaba
どうでしたっけぇ……
ワタシとギョクハンの好みが割れていたのはぼんやり覚えてるのですが
KP/Nikah
ギョクハン:牛豚鶏羊馬 > 300[94,13,42,55,96]
ジュアンセ :牛豚鶏羊馬> 279[1,89,73,90,26]
こうだな!
Juanse Algaba
ワタシが羊、豚、鶏で
ギョクハンが馬、牛、羊……
KP/Nikah
辛うじて羊が上位3位までに食い込んでるってとこか。バラバラだな……
KP/Nikah
【安く買える物リスト】
・牛肉
・豚肉
・鶏肉
・羊肉
・馬肉
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 80 > 成功
Juanse Algaba
「あら、お肉がお安い♡」
ニカさんに教えてあげなくちゃ、なんて思いながら
羊肉多めに全種類買うでしょうか。
Juanse Algaba
4d3 羊肉を3とした場合の牛豚鶏馬の割合 (4D3) > 8[2,2,3,1] > 8
Juanse Algaba
(鶏肉も……まあ嫌いじゃなかったかな)
むむ……としつつ選んでいる
KP/Nikah
ギョクハンは馬肉が一番なのにそんなには買わないんだな
Juanse Algaba
なんででしょう……?
ワタシだって牛肉よりかはまだ馬肉が好きなはずなんですけどねぇ。
特売といってもほかのお肉と比べたらあまり……だったのでしょうか。
KP/Nikah
あなたは買い物を終え、スーパーから出る。
さあギョクハンの家へと向かおうか、と思った所で、路地裏から動物の鳴き声が聞こえた。
ちらりと覗けば、羊の頭部を持つ異形と、犬の頭を持つ異形が会話している。
続いてその会話内容を聞いて、耳を疑った。
異形たち
「もうじきギョクハンの肉が届くな」
「相当に美味だと聞く。
少しでも手に入ったのは幸運だ」
「人間の商人は信用ならんが、なんでも奴は殺しの名手らしい。
しかも、恐ろしく仕事が早いと評判だ。
あの引く手数多のギョクハンの肉も、やつなら手に入れられる」
「19時に駅の裏路地で待ち合わせだったか。
大丈夫か? 会ったことのない人間なんだろう」
「問題ない。今日夕方にギョクハンを殺して
解体した一部を挽き肉に加工して持ってくると言っていた」
「ふむ。それならいいな」
「18時半には到着して周囲を視察する予定だ。
人に化けているから問題あるまい」
「勿論商人との合言葉は決めている。
『ニクニクウマウマ』だ」
「ハンバーグにするのが楽しみだ」
「ああ、楽しみだ」
KP/Nikah
なんてことだ。
このままだとギョクハンが挽き肉ハンバーグになる。
正気度ロール 0/1
Juanse Algaba
CCB<=78 【SANチェック】 (1D100<=78) > 96 > 致命的失敗
KP/Nikah
そんなにショックだった……?
ジュアンセ、君…………
前世で人の大事な人食っておきながら、そりゃないんじゃねえか…………?
Juanse Algaba
前世の話じゃないですかぁ……
system
[ Juanse Algaba ] SAN : 78 → 77
KP/Nikah
えっと……3Pと、初期値でない好きな技能を1d6成長どうぞ。
(今回からファンブルの確定成長度を緩和することにしたよ)
system
[ Juanse Algaba ] CP : 10 → 13
Juanse Algaba
1d6 聞き耳に (1D6) > 5
聞き耳 52→57
KP/Nikah
各技能を一つにつき一度だけ振れる。
横にいくつか並んでいる場合は、その中の一つでも成功すれば情報が開示される。
〈聞き耳〉
〈図書館〉〈生物学〉〈アイデア1/2〉
Juanse Algaba
CCB<=45+7 【聞き耳】 (1D100<=52) > 25 > 成功
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 90 > 失敗
CCB<=85/2 【アイデア】 (1D100<=42) > 11 > 成功
KP/Nikah
ではまず、次のような会話の続きを聞くことができる。
異形たち
「ギョクハンの肉はどのような味なのだ?」
「それはもう香りから豊かだそうだ。
ならば、風味の強い牛肉に近いのだろうな」
「ふむ、なるほど…では判断する際に嗅いでみるか」
KP/Nikah
そして君は、人間の肉の風味は、羊と豚に近いという記事を見たことがある。
KP/Nikah
羊、豚(ジュアンセの好き度合いを見)(ジュアンセを見)
>蛇肉の味は鶏肉に近い。
(ジュアンセを見)
Juanse Algaba
…………
Juanse Algaba
(今日はこのパターン……)
KP/Nikah
あなたは時計を見る。
もうじきギョクハンが家に帰る時刻だ。
となると、殺し屋はすでに彼の家の中で待ち伏せしているのではないか?
彼の家に急がなければいけない。
追加の買い物をしたい場合は〈幸運〉〈DEX*5〉のどちらかに成功すれば、可能である。
失敗すれば、時間がないので急いで家に帰ることになる。
Juanse Algaba
(今日はチキンソテーかな)
なんて考えつつ……特に追加で買い物は不要です。
KP/Nikah
家に到着したところで、〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 83 > 成功
KP/Nikah
もし、自分が殺人鬼なら。
家に入った瞬間を狙う気がする。
では、先に殴ればいいのでは?
Juanse Algaba
ふふ、発想……
Juanse Algaba
(相手の裏をかくのは戦場でも基本♡)
KP/Nikah
なんでちょっと嬉しそうなの
KP/Nikah
さらに〈目星〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 24 > 成功
KP/Nikah
マンション前のゴミ捨て場には運良く、Gretsch(グレッチ)のギターが廃棄されていた。
これで殴れる気がする。
勢い良く振り抜けば、一瞬で気絶する気がする。
ジュアンセはここで〈こぶし〉の技能値を一度だけ99にして
相手を殴りつけることが可能になる。
※他の任意の鈍器や戦闘技能などを振っても良い。
君はそのまま、ギョクハンの家の扉を開ける。
Juanse Algaba
あらあら……廃棄されているとはいえ物を壊すのは好みません♡
……MA+キックで♡
KP/Nikah
MA乗せるんだ……
Juanse Algaba
サミア先輩ほど高くはありませんから♡
Juanse Algaba
CBRB(80,41) 【キック+MA】 (1d100<=80,41) > 25[成功,成功] > 成功
KP/Nikah
当ててくし
Juanse Algaba
2d6+1d6 【ダメージ】ちなみにダメージは…… (2D6+1D6) > 7[5,2]+3[3] > 10
KP/Nikah
うん! 大抵の人間はショックロールかな。
KP/Nikah
静かに入り、待ち構えていた大柄の男の顔面を一思いに蹴り飛ばした。
そう、パンプスの底面をめり込ませるほど強く蹴り上げた。
かなり重めの打撃音。
男のサングラスがカチ割れて、美しく宙を舞う。
そして、吹き出す鼻血の放物線を描きながら、スローモーションでその体は後ろに倒れていった。
まるで、映画のワンシーンのようだ。
そして──「殺しの名手」はあっけなく、地に体を伏せて、気絶したのだった。
Juanse Algaba
「あはっ、脆いですねぇ~♡
殺る事しか能が無いんでしょうか♡」
とりあえず通報ですねぇ
KP/Nikah
数分後、警察よりも先にギョクハンが帰宅して、伸された暗殺者を目撃する。
Gökhan Qamar
「ただいま、……って誰だこいつ」
「ジュアンセ、何があった? ケガしてねえか?」
KP/Nikah
そうギョクハンが言っているが、現在時刻は18時20分。
怪物たちの約束の時間まであと少ししかない。
自分が「殺しの名手」に成り代わって怪物たちに会いに行くとして、渡す肉がないと話にならない。
Juanse Algaba
「あ、ギョクハン、おかえりなさい……と、話は後。
そのうち警察が来たら適当に話つけておいてくれたらいいから」
Gökhan Qamar
「お、おい……?」
Juanse Algaba
「ワタシちょっと忙しいの。今話しかけないで」
KP/Nikah
あなたはギョクハンをあしらい、急いで挽き肉を作ることになる。
さて、どの肉を使おうか。
KP/Nikah
【選択肢】
・牛肉
・羊肉と豚肉
・牛肉と羊肉と豚肉
・それ以外
※そのままか、あるいは何を混ぜるかを決める。
しかし、ジュアンセが買ってきた肉から決めること。
Juanse Algaba
「絶対こんな匂いじゃないと思うけど……」
と言いつつ、牛、羊、豚を混ぜますね。
KP/Nikah
作り終えた挽き肉を包み、あなたは大急ぎで駅に向かった。
駅前に到着し、暫く周囲の様子を窺っていると、裏路地でソワソワしてる犬っぽい男を見かける。
犬っぽい男はあなたを見つけると、顔をぱっと輝かせる。
犬っぽい男
「あっ…!! もしかしてあなたが"殺しの名手"さんですか!!!!」
Juanse Algaba
(そのまんまな名前……)
「……ええ♡ こうして対面するのはハジメテ、ですね♡」
犬っぽい男
「かっけー! 握手してもらっていいですか」
Juanse Algaba
「あはっ……どうぞ♡」
人間に化けていても指紋が取れて追跡できるのかは知りませんが……
犬っぽい男
「ありがとうございま──
いや、ま、まった。合言葉! 忘れてないですよね?」
Juanse Algaba
「ああ、そうでした。勿論忘れてなどおりません♡
"ニクニクウマウマ"……でしょう♡」
犬っぽい男
「そう! 『ニクニクウマウマ』! 正解っス」
「じゃあこれ! 貰いますね!」
Juanse Algaba
「どうぞどうぞ~」
KP/Nikah
彼は包装された肉の匂いを嗅いで、首を傾げる。
犬っぽい男
「……あれ? なんか牛肉と羊肉と豚肉を混ぜたっぽい匂いだな……」
「なんか、もっと香り立つような摩訶不思議でドラッグな魅惑の芳醇さ!
だと思ってたんですけど……」
KP/Nikah
彼の目が、あなたをじっと見据える。
試されている。
〈交渉技能〉あるいは、男を納得させるRPなどをどうぞ。
Juanse Algaba
「まあ。……ワタシを疑うなんて」
スッと真顔になります。
CCB<=76 【説得】 (1D100<=76) > 32 > 成功
「ええ、ええ、別に構いませんよ。
ご不満ということならば、ワタシがいただくだけです」
「はあ……悲しいですねぇ、一仕事終えた後にこんな仕打ちを受けるなんて……」
犬っぽい男
「え、あ!? な、なんかすっスミマセン!!!?」
「俺の鼻がまだ未熟なのかもしれないですね!
うーん学びがいがあるなぁ」
「とにかくこれ、ありがとうございました! それじゃ!」
KP/Nikah
彼は犬のように駆けて帰っていく。
急ぎ足の彼のズボンからは少しだけ犬の尻尾が見えていた。
Juanse Algaba
「ふん……化けるのまでヘタだなんて」
KP/Nikah
その後、あなたはギョクハンの家に帰宅する。
あなたが帰宅して、もう暫く経ってからギョクハンも帰宅した。
どうやら、殺し屋を警察に引き渡していたようだ。
Juanse Algaba
「あら、おかえりなさいギョクハン。
その様子だと聴取に時間をとらせたみたいね、ありがとう」
ワタシが先に帰った段階で、ギョクハンの好きな肉中心の料理をするでしょうか……。
Gökhan Qamar
「はぁ……ただいま。
適当に理由はつけておいたぞ」
「不法侵入した事しか分からなかったけどよ
現場の状況からして、正当防衛なのは確かだし。これでいいだろ」
「それで、何があったんだ?」
Juanse Algaba
「さあ? ワタシが先に帰宅したらあの人が待ち伏せしていただけ」
Gökhan Qamar
「知り合い……とかじゃないんだな?」
Juanse Algaba
「勿論。知人なら蹴り飛ばすなんて真似しない。
向こうの殺気を感じたから、やられる前にやっただけ」
「先ほど気にしてたけど、怪我も全然無いから大丈夫」
Gökhan Qamar
「そっか。……はぁ…………お前が強くて助かったけどよ
あんま無茶すんなよ」
Juanse Algaba
「分かってる。ギョクハンこそ普段から気を付けててよね」
KP/Nikah
そういった話をした所で気付く。
まだ夕食を食べていない。
あなた達の腹は、ぐう、と鳴った。
Gökhan Qamar
「美味そうな匂いが共用廊下通ってた時からしてたんだよ。
なんだ~? 俺の好きな肉ばっかじゃねえか」
Juanse Algaba
「あは……そうでしょう。特売で安かったからたくさん買ったの。
明日はワタシの好みに付き合ってね」
Gökhan Qamar
「仕方ねえなあ。ありがとよ」
KP/Nikah
安く仕入れたとて肉は肉だ。
適切に調理されたそれらは君たちの口に合う味だろう。
そうして夕食で腹を満たして、今日も共に眠りについた。
Juanse Algaba
「このペースだと今夜はゆっくり眠れるかな……」
Gökhan Qamar
「……え? ゆっくり眠れてないのかよ?」
Juanse Algaba
「ん? いいえ。最近まで忙しかったから。
ここ数日はゆっくりできて有難いよ」
「ギョクハンこそ少しは調子戻ってきた?
明日は帰りも出かけるし、万全を期してよね」
Gökhan Qamar
「おう、お前といると格段に良くなってきたのを感じるよ。
俺こそ感謝してる。明日だってヘバるこたねえよ」
「まあでも早めに休んで損はないってことだ。
お前もさ、摂生できるから案外この暮らしも悪かないだろ?」
Juanse Algaba
「……まあ、それは。仕事の一環だって周りには伝えてるし……」
「お互い様ってとこかな。
……おやすみなさい、ギョクハン」
Gökhan Qamar
「ああ、おやすみジュアンセ」
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月29日
三, おいしい袋小路 三日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
KP/Nikah
<生還報酬>
牛肉と羊肉と豚肉の挽き肉を渡した ?15%
system
[ KP/Nikah ] ? : 25 → 40
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月30日
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 Ⅱ 四日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
ギョクハンはMPを-1したうえで、MP1d3回復。
回復値はジュアンセがロールすること。
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 3 → 2
Juanse Algaba
1d3 (1D3) > 3
KP/Nikah
お、えらい!
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 2 → 5
KP/Nikah
翌朝目覚めたギョクハンは、出会った初日よりも幾分体調が良さそうに見えた。
Juanse Algaba
CCB<=(18*5) 【CON】では、どちらが先に起きるか…… (1D100<=90) > 70 > 成功
Gökhan Qamar
CCB<=(15*5) 【CON】 (1D100<=75) > 33 > 成功
KP/Nikah
お、珍しい!
Gökhan Qamar
「……ジュアンセ」
つっても遅刻するほど遅起きって程でもないんだろ。
軽く声をかけたら目覚めるか?
Juanse Algaba
「ん……あら、ギョクハン、今日はお早い」
目を瞬かせて、顔色が良いのを見てとって安堵する。
Gökhan Qamar
choice[作った,買ってきた] (choice[作った,買ってきた]) > 作った
Gökhan Qamar
「おう! おはよう。今日は大分調子良くてな。
メシも作ったから食ってけよ」
Juanse Algaba
「あらあら……はりきっちゃって。
とはいえありがとう。いただきます」
Gökhan Qamar
「召し上がれ。俺も食おうっと。
……と、そうだ。今日のチケット先に渡しとくな」
KP/Nikah
君はギョクハンからチケットを受け取るだろう。
Juanse Algaba
1d100 どちらが先に仕事が終わるか……? (1D100) > 93
わ……
Gökhan Qamar
1d100 (1D100) > 36
それはそうだろうな。こっちはスケジュール大体決まってるだろうし。
KP/Nikah
仕事帰りに駅前で待ち合わせて、美術館へ向かう。
白い壁に大きなガラスがはめ込まれた建物は、次第に暮れていく景色の中でもよく目立った。
Juanse Algaba
「お待たせ。ごめんなさい、今日に限って少し遅くなってしまって」
やや小走りで、すでにギョクハンのいる待ち合わせ場所へ
Gökhan Qamar
「ああいや、忙しいのに連絡寄越してもらって悪かったな。
お疲れ」
KP/Nikah
にしてもギョクハンとジュアンセの二人で美術館デート、目立つだろうな……
師匠とアルヴァも大概だったろうけどさ
Juanse Algaba
3d100 デート……,デートじゃありません!(ムキ),デートなんですか?(きょと) (3D100) > 229[68,90,71] > 229
Gökhan Qamar
3d100 デート……,で、デートじゃねえ……!(ムキ),デートなのか?(きょと) (3D100) > 96[1,63,32] > 96
KP/Nikah
>>1<<
なんでこの期に及んでムキになってんだよ
KP/Nikah
ちらほらといる人々とすれ違いながら、君たちは作品を鑑賞する。
企画展の展示は絵画だけでなく、イラストレーションも多かった。
当時活動した商業アート作家も取り上げられているからだろう。
〈アイデア〉〈POW*5〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 91 > 失敗
CCB<=(15*5) 【POW】えっ…… (1D100<=75) > 65 > 成功
KP/Nikah
展示スペースに入った際、異質な空気が身を包んだ。
周囲を見渡せば、作品に描かれた人や獣が、皆こちらを向いていることに気付く。
『おいで。密室の夜で会おう』
誰とも知れぬ声が耳元でしたかと思うと、全ての景色はもとに戻っていた。
Juanse Algaba
「えっ……?」
Gökhan Qamar
「お? どうかしたか?」
Juanse Algaba
「あ、ううん……。ギョクハンは何も聞こえなかった?
だとしたら空耳か何かかも」
というより、ギョクハンに伝えてはいけないものなのかもしれない。
Gökhan Qamar
「? ああ、そうだな。お前が声を上げるまでは特には。
……大丈夫か? 疲れたら休憩スペース行こうな」
Juanse Algaba
「あはは……ワタシはそこまでヤワじゃないって」
KP/Nikah
<鑑賞できる箇所>
・パネル
・絵画作品-夜会(Banquet)
・イラストレーション-密やかな楽しみ(A secret meeting)
・絵画作品-日の当たる部屋(A room with soft sunlight)
Juanse Algaba
「……ほら、アナタは目当ての絵画探すんでしょう?
見つけたら教えてよね」
順番に見ていきましょうねぇ
KP/Nikah
・パネル
1920年代の解説パネルが並んでいる。
じっくり読めば、知見も深まりそうだ。
〈目星〉〈図書館〉〈母国語〉等を振ることができます。
Juanse Algaba
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 57 > 成功
KP/Nikah
では熟読し、次の内容が理解できる。
KP/Nikah
◆狂騒の20年代とは
1920年代アメリカ。
それは『狂騒の20年代』と評される通り、急速な産業、文化の発展と、
古きと新しき価値観が入り乱れ、拮抗し合う時代である。
戦争の特需により都市化が進み、
技術革新で自動車やラジオも普及したことで、人々の現代性を加速させた。
文化面では、ファッション、音楽、映画、文学などの芸術が花開いた。
アメリカ合衆国の憲法19条では、女性は社会的に平等とされたことも相まって、
様々な性の権利に対する世間の目に変化が起こった。
フラッパーと呼ばれる、ショートヘアやショートスカートを履き、
強い酒や煙草、ジャズにダンス、自由な恋愛を楽しむような、経済的、性的に自由になった女性が現れたのも特色だ。
ペッティング・パーティーといった、肉体的接触を目的とした秘密の会が娯楽として開かれることもあった。
フェミニストを含めて性的倒錯者などと非難が出る一方、
これに対抗して同性愛者のコミュニティも多く出現した。
しかしそれらの活動・文化は、
ウォール街の株価大暴落から始まった世界恐慌で幕を閉じることになる。
1930年代、保守的な時勢に戻った時に、
あらゆる前衛的な活動は瞬く間に規制されていった。
だが、自由を求める人々の意識は根強く残り、
1960年代より行われた公民権運動によって、再度、新たな権利の獲得に至る。
KP/Nikah
アサド組はこう 好きそうだなこういう題材
2d4 アスラン/ユラ 1:前も行ったことがあり今回も行った 2:前だけ 3:今回だけ 4:行ったことない (2D4) > 5[2,3] > 5
おっ、ユラ来てんじゃん。今日?
Yula
choice[そう,そうだけどニアミス,ちがう] (choice[そう,そうだけどニアミス,ちがう]) > そうだけどニアミス
ちっ………… いや二人と会ってもいやな気持ちになるだけだけどさあ
KP/Nikah
・絵画作品-夜会(Banquet)
作:Nolan Rod(ノーラン・ロッド)
大邸宅で行われる、華やかな宴会の様子が描かれた絵画。
燕尾服の男性や現代的なドレスを着た女性が、
酒を酌み交わしたり、楽器隊の音楽に合わせて踊っている。
ソファーで身を寄せ合う若者達は、何かを囁き合っていて、
異性同性問わず危なげな様子だ。
絢爛でありながら、どこか退廃的で淫靡な雰囲気である。
〈目星〉〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル
KP/Nikah
おっいいね! 5Pと1/1d10の成長をどうぞ。
system
[ Juanse Algaba ] CP : 13 → 18
Juanse Algaba
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 14 > スペシャル
Juanse Algaba
目星80→81
KP/Nikah
非常に分かりづらいが、絵画の中に文字が書いてある事に気づく。
『I'll see you at chamber night!(チェンバーナイトで会いましょう!)』
さらに〈英語〉〈知識〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【母国語】 (1D100<=85) > 46 > 成功
KP/Nikah
chamber nightは英語としては存在しない言葉である。
チェンバーは寝室、応接室、会議場などを指す語だ。
直訳すれば「密室の夜」と言ったところだろうか。
Juanse Algaba
「"chamber night"……?
……密室の夜……」
先程の声を思い起こしている
KP/Nikah
さらに〈歴史〉〈知識〉〈アイデア〉を振ることができます。
Juanse Algaba
CCB<=50 【歴史】 (1D100<=50) > 16 > 成功
KP/Nikah
では「夜会(Banquet)」は密室空間で行われる、人々の危険な楽しみを描いた絵画。
ジャズ・パーティーとペッティング・パーティーを兼ねた秘密の会だったのでは、と思う。
Juanse Algaba
1d100 鑑賞スピード (1D100) > 37
Gökhan Qamar
1d100 (1D100) > 50
KP/Nikah
そこそこ早い
1d100 美術館か~ そんな行くかな (1D100) > 69
まあまあゆっくり……
Juanse Algaba
(まあ、この絵ではないだろうな)
後ろでワタシよりはいくらかじっくり鑑賞しているギョクハンを横目に
先へ進みましょう。
KP/Nikah
・イラストレーション-密やかな楽しみ(A secret meeting)
作:Jim Cesar Lovato(ジム・シーザー・ロヴァート)
紳士服の広告として使われたイラスト。
大きな扉の前で、夜会服を着た紳士二人が煙草を吸っている。
視線を交わし合っている彼らは、催しから抜け出したようだ。
〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 69 > 成功
KP/Nikah
白い扉の前に、黒い服で立つ、その構図のコントラストで
衣服が強調されており、広告として魅力的である。
服に視点が集まるように描かれているが、
彼らの交わし合う視線から含みを感じる。
Juanse Algaba
「……あらあら、まあ♡ それで密やかな楽しみ……と」
他人の恋愛絡みの話題には敏感です♡
Gökhan Qamar
(楽しそうだな……)
KP/Nikah
・絵画作品-日の当たる部屋(A room with soft sunlight)
作:Chelsea Clark(チェルシー・クラーク)
日の当たる窓辺の部屋の様子が描かれた絵画。
中央に置かれたソファの上に、白い布が掛けられており、その周辺にはキャンバスや画材が並んでいる。
窓は開いていて、カーテンが揺れていた。
ソファに直接日は差していないものの、部屋全体は明るく描かれている。
風や空気を感じる絵だった。
〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 100 > 致命的失敗
KP/Nikah
??? 10Pと初期値でない任意の技能を1d6成長あげる。
ファンブル隠しは無いから…… ああ、アルヴァたちの時に倣ってFBPをあげようね。
system
[ Juanse Algaba ] CP : 18 → 28
Juanse Algaba
1d6 (1D6) > 6
折角なのでマーシャルアーツでも。
Juanse Algaba
聞き耳45→52(以前)
MA41→47
system
[ Juanse Algaba ] FBP : 0 → 1
Gökhan Qamar
SCCB<=65 【アイデア】? (1D100<=65) > 97 > 致命的失敗
KP/Nikah
?? お前ら何してんの……?? もう何も分かんないよ
KP/Nikah
仲良死め……
KP/Nikah
いいから〈目星〉を振ってね
Juanse Algaba
CCB<=80+1 【目星】 (1D100<=81) > 78 > 成功
KP/Nikah
絵画の縁に「with you」と書かれている。
作者が書き込んだようだ。
KP/Nikah
※KP注釈
この絵画の本当の題は「A room with soft sunlight, with you」
「柔らかな日の当たる部屋、あなたと」です。
Juanse Algaba
「"あなたと"……」
KP/Nikah
[イベント:スタッフとの会話]
「日の当たる部屋」を熱心に見つめているスタッフがいた。
大きな眼鏡をかけた女性だ。
彼女がサミアの言っていたスタッフなのだろう。
サミアの話に依ると、曰くのある危険な絵画……ではあるが、噂だけだと判断できない。
彼女であれば、この作品や作者に関して詳しく知っているのではないか、と思う。
Juanse Algaba
「こんばんは。スタッフの方ですよね。
この絵画、お好きなんですか?」
眼鏡のスタッフ
「こんばんは。……ええ、そうですね。どれも素晴らしい展示の中でも特に気に入っております。
もし気になる点があれば質問にお答えしますよ」
「作者に関して、あるいは作品の詳細についてなどですね」
Juanse Algaba
「ありがとうございます♡
では……どちらも順番にお聞かせ願えますか?」
眼鏡のスタッフ
・作者について
「チェルシー・クラークは商業画家です。
元々絵画作品を多く描いていたのですが、あまり売れず、
商業のイラストレーションを手がけるようになりました」
「それまで彼女は風景画を主としていたのですが、
彼女の本分は人物画で発揮されたようです。
女性雑誌や広告などで人物画を描き始めてから、注目を浴びるようになりました」
「イギリスではあまり有名ではないですが、アメリカでは根強いファンが今でもいます。
彼女の描く人々は活気に満ち溢れていて、魅力的ですから。
モデルの女性の美貌を引き出すのにも秀でていたのでしょうね」
・作品について
「この絵画は晩年に描かれました。
現存する数少ない室内風景の絵画かつ、彼女の私生活、プライベートの場の絵です」
「彼女は生涯独身で絵を描き続けました。
チェルシーの編集者からも、彼女は仕事一筋だったと言われています」
「ですが、秘密主義な面もあって。
彼女はアトリエに人を入れたがらなかったそうです」
「だから、この絵は彼女にとっても貴重な作品なのだと思います」
Juanse Algaba
「へえ……! では絵画を通してアトリエの一部を見学しているようなものなんですねぇ」
「……あはは、実は知人からアナタのお話をうかがっていて。流石のご解説です♡
知人は、"目の前に居る存在しない誰か"を感じさせる絵画だと解説していただいたと聞き及びました。具体的にはどのあたりがそうなのでしょう?」
眼鏡のスタッフ
「……! そうだったんですね。
話題に挙がるほどだなんて、嬉しいような恥ずかしいような……」
KP/Nikah
彼女は驚いた表情を浮かべ照れ笑いしたあとに、こう言った。
眼鏡のスタッフ
「私は、『誰かを待っている部屋』だと思いました」
「この絵画の中央には、誰かがいた。
そんな風に描写されているのは確かです」
「けれど、それは描かれないものだった。
描いてはいけないものだったのかもしれません」
「説明が難しいのですが……彼女はこの部屋の"何か"を描いた。
優しいタッチで、それを証明した。
描かずとして、描ききった。
そのような絵なのではないか、と思います」
「……彼女は何を描いたんでしょうね」
Juanse Algaba
「誰かを待っている部屋……ですか。
……そうですね、何を描いたのかまでは分かりませんが、待ちわびた人に会えていると……いいと思いますね」
KP/Nikah
彼女の話を聞き終わり、周囲を見渡す。
ギョクハンが『日の当たる部屋』の前で、立ち尽くしていた。
彼は一心に、その絵を見つめている。
Juanse Algaba
「あら……ギョクハン? これが例の絵?」
KP/Nikah
話しかけると、彼は振り返った。
Gökhan Qamar
「ん、ああ……いや」
「この絵……前見た時と何かが違う気がしてな」
Juanse Algaba
「違うって……何が?」
Gökhan Qamar
「それが思い出せなくてよ……違和感だけがあるからずっと見てた」
「絵に欠けがあるような……いや、気の所為かもしれない」
「なにせ、前見たのはもう20年近く前のことだしよ」
Juanse Algaba
「確かに……ワタシも改めて観ても全然覚えてなかった。
その分新鮮な気持ちで観られはしたんだけど」
「でも……そう、この絵でもないんだ」
Gökhan Qamar
「おう。俺が探していたあの絵は無かったな。
見れば分かると思ってたんだが」
「残念。もう一度会いたかったぜ」
Juanse Algaba
「うーん、比較しようがないけど、展示の縮小がなされているのかな。
……会いたかった、か……」
Gökhan Qamar
「……ま、無いもんは仕方ねえよ。
ジュアンセは大体見て回れたか?」
Juanse Algaba
「ええ。サミア先輩からお話をうかがっていたスタッフさんともお話できたよ。
あれが人食い絵画だとはどうにも思えなかったけどね」
Gökhan Qamar
「ああ、先輩さんはオカルトな話が結構好きなんだったな。
そりゃ良かった」
「俺も一通りは見たよ。細かくは見きれなかったが、楽しいもんだな。
美術館に来たのも久しぶりだ」
「元々そこまで美術に詳しくなかったっつか、今もそこまでだけどよ……
あの絵を見た時に感じた記憶だけは、ずっと覚えてたんだ」
Juanse Algaba
「あはっ、なあに? そんな風に何かに未練がましくなるなんて
アナタにしては珍しい」
Gökhan Qamar
「未練がましいって……そうか?」
Juanse Algaba
「うん。普段そうでないから、なおさらそう感じるのかも」
Gökhan Qamar
「そんな事ないって。絵に限らず大事なことは、たとえ昔でもちゃんと覚えてるっての。
たとえばほら、……────」
Juanse Algaba
「たとえば……何?」
Gökhan Qamar
「……いや。何でも……。
ともあれそうだ、また機会があれば会えるかもしれないし。気長に構えておくよ」
「……そろそろ閉館だな。帰ろうぜ」
Juanse Algaba
「え? ええ……」
露骨に誤魔化したな……と思いつつ……
KP/Nikah
[帰路]
帰り道。
暗くなった道路に、ぽつぽつと街頭の灯りが並んでいる。
その周辺で、何かが飛び回っていた。
〈目星〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=80+1 【目星】 (1D100<=81) > 5 > 決定的成功/スペシャル
KP/Nikah
おお……!? 5Pと1/1d10成長!
system
[ Juanse Algaba ] CP : 28 → 33
Juanse Algaba
CCB<=80+1 【目星】 (1D100<=81) > 98 > 致命的失敗
1d10 (1D10) > 4
KP/Nikah
どういう出目だよ……
成長おめでとう……??
Juanse Algaba
目星81→85
KP/Nikah
翼を広げて飛び回っているのは、蝙蝠ではない。
体長は15cmほどしかないが、女性の姿形を取っていた。
深紫の蝙蝠の羽を背から生やす彼女は、美しい妖精のようで、
あなたの視線に気付けばにこりと微笑んだ。
思わず見とれたその一瞬、勢いをつけて彼女が急降下してくる。
避ける間もなく、それはあなたの首に牙を立てて噛み付いた。
痛みを感じた直後、影は飛び去って消えてしまった。
正気度ロール0/1
Juanse Algaba
CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 27 > 成功
「いたっ……!?」
Gökhan Qamar
「!? ジュアンセ! どうした……!?」
Juanse Algaba
「な、何かに急に首を噛まれて……?
ねえ、ちょっとこれどうなってる……?」
Gökhan Qamar
「噛まれただあ……!? ちょっと見せてみろ」
Juanse Algaba
「うん……」
街灯の灯りがより明るいところに立って、首筋を向ける……?
Gökhan Qamar
「……? いや、傷なんてないぞ」
Juanse Algaba
「え……? でも、何か……
何と言ったらいいのか、コウモリの羽を生やした小さい妖精さんが、」
「……うわ、言葉にすると我ながらドラッグ中毒みたい。
でも本当に……」
しかもギョクハンじゃなくて私狙いってどういうことですか……!?
Juanse Algaba
コウモリ(ニカさんをジッ……
KP/Nikah
あれは妖精なんてもんじゃねえ
コウモリの姿をした何かもっと恐ろしいもんだよ……
Gökhan Qamar
「妖精ねえ……。この辺には蝶くらいしか飛んでないけど
見間違えたんじゃないか?」
KP/Nikah
ギョクハンにつられる形で視線を戻す。
街頭の周辺を飛び回っているのは、クロアゲハだった。
Juanse Algaba
「うー、ん……?
そうかもしれないけど……」
Gökhan Qamar
「ああ、でもよく見たらちょっと皮が剥けてるな。日焼けでもしたか?
帰ったら手当してやるから心配すんなって」
Juanse Algaba
「……分かった」
Gökhan Qamar
「ほら、遅くなったし美味いもんでも食って帰ろうぜ。
今日はジュアンセの食いたいもん、だったろ? 何でもいいぞ」
Juanse Algaba
「ふふ、……ありがと。
それじゃあ……」
Juanse Algaba
5d100 牛豚鶏羊馬> 279[1,89,73,90,26] (5D100) > 246[91,36,6,61,52] > 246
Juanse Algaba
「今日は鶏肉の気分♡」
Gökhan Qamar
「おし。任せろ!」
KP/Nikah
君たちは近くの店でお腹いっぱい鶏肉料理を楽しむことだろう。
仕事後にも歩き回ったお陰か、心地よい疲労感と共に満足感に浸りつつ帰路に就く。
めいめいがシャワーを浴びた後、ギョクハンは先程言った通り君の手当をしてくれるだろう。
皮の剥けた部分を清潔に保ち、よく保湿をする程度のものだが
首に覚えた特有のひりつきはそれだけでもかなり軽減された。
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月30日
閑話休題 美術館、幻朧の絵画 Ⅱ 四日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
Juanse Algaba
CCB<=(15*5) 【POW】くすぐった…… (1D100<=75) > 65 > 成功
くない(すん……)
KP/Nikah
(いつぞやの自分の出目を思い起こしてアルカイックスマイル)
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月30日
四, パニック・ルーム 四日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
君たちは今日もベッドにつく。
Gökhan Qamar
「今日は付き合ってくれてありがとな。
それじゃおやすみ、ジュアンセ」
KP/Nikah
そのように言って隣で眠ろうとするギョクハンを見て、ふと思う。
彼の唇を奪いたい。
それ以上に、今すぐ彼と交わって喰らいたくなる。
全く前後関係のない感情が突如湧き上がってきた。
正気度ロール0/1
Juanse Algaba
CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 35 > 成功
「ギョクハン、……? ???」
脈絡が なさすぎます……!?
KP/Nikah
(ここでふと二人の寝る時の恰好を思い出す)
(目を逸らす)
Gökhan Qamar
「ん……? どうした?」
Juanse Algaba
「ううん……何でもない、なんでもない、……んだけど……
そのはず、なんだけどぉ…………」
「……どうしよう、抑えられないなんてこと、無かったのに……
あはっ、ギョクハン、……アナタのこと、"食べ"てしまいたい……♡」
KP/Nikah
君が無意識に舌なめずりをしつつ、すぅ、と顔を寄せた時
ギョクハンはばっと手で君の顔を覆った。
Gökhan Qamar
「な、なんだ急に……!?」
Juanse Algaba
「んむ、……」
Gökhan Qamar
「疲れてハイになってんのか? 今日は寝ろって」
KP/Nikah
言葉は普通に喋れるが、欲求は全然収まらない。
むしろ拒まれたところで何かが一層燃え上がった気がする。
KP/Nikah
※KP注釈
キスをしたい等言っても「キスは特に駄目だ」と言われる。
【真相】に記載している制約によるものである。
また、その理由を聞いても「とにかくできない」「今は言えない」「気分ではない」など
制約に触れない程度の言い方で断ること
KP/Nikah
この「今日は」って、今日じゃなかったら
Gökhan Qamar
(ぎろ……)
KP/Nikah
おーこわいこわい
Juanse Algaba
「あははっ……このまま眠れるはずないでしょう……?
思えば数日間、こうして夜を過ごして……日中も発散する場なんてなくてぇ……」
「アナタもワタシも溜まってる。……そうでしょう?」
Gökhan Qamar
「お、お前な……!」
KP/Nikah
各技能を一つにつき一度だけ振れる。
横にいくつか並んでいる場合は、その中の一つでも成功すれば情報が開示される。
〈アイデア〉〈医学〉
〈心理学〉〈精神分析〉
〈オカルト〉〈図書館〉
Gökhan Qamar
「そ、んなことは、ない。
現に今までだって何も無かっただろうが……」
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 65 > 成功
CCB<=80 【心理学】 (1D100<=80) > 74 > 成功
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 30 > 成功
KP/Nikah
俺ジュアンセの思考回路の器用さよくわかんない
KP/Nikah
〈アイデア〉〈医学〉
異常なまでに脳内麻薬が分泌されているようだ。
もしや自分は何かに憑かれているのではないか?
本能のままに行動してはいけないような気がする。
〈心理学〉〈精神分析〉
血だ! 彼の血が異常に見たいのだ!!
血を見たら最後、自分が抑えられなくなるだろう。
〈オカルト〉〈図書館〉
エンプーサという悪魔を思い出す。
蝙蝠の翼を持つ女性の夢魔で、男性を誘惑し、
その血を啜り最後に殺す存在である。
先程襲ってきた蝙蝠は、もしやエンプーサだったのではないか。
悪口に弱く、罵られると悲鳴を上げて逃げるとどこかの文献に書いてあった。
KP/Nikah
【選択肢】
・ギョクハンに罵ってもらう
・ギョクハンに水を掛けてもらう
・自分を傷つける
・諦めて襲うし食べる
Juanse Algaba
「…………。…………」
Gökhan Qamar
「……あ? 今度は何だよ……」
Juanse Algaba
「……今は違う。ここは戦場でもない。……あの妖精さんは……?」
ぶつぶつ
「……ああでも、どうして……?
ギョクハン……ワタシはアナタとだって……」
Gökhan Qamar
「ぐ、……
……単純に、気分じゃねえんだよ。悪いな。自分でどうにか……しな……」
Juanse Algaba
「…………わかった……。
でも、ひとつだけ……」
「あの、あのね、ワタシが抑えられなくなってるのは、やっぱり帰り道で遭った妖精さん……
いえ、悪魔に取り憑かれてるせい……だと思うの……」
Gökhan Qamar
「悪魔」
流れ変わったなという顔
Juanse Algaba
「う、うん、だから、そのぉ、ヘンな事言うようだけどぉ……
ワタシのこと、罵って、ギョクハン……!」
Gökhan Qamar
「あ?? 待て、悪魔までは分かったとして、罵るだ……?」
Juanse Algaba
「それでどうにかならなかったら、自分でどうにかするから……お願い……。
……それも、ダメ……?」
Gökhan Qamar
「っいちいち……!
とにかくやりゃ良いんだな!?」
Juanse Algaba
「うん、……ギョクハン、はやく……」
Gökhan Qamar
「分かった分かった! もう黙れ! 気が散る!」
Juanse Algaba
「……!」
手で口を覆ってこくこく頷いている
Gökhan Qamar
深呼吸して、やけに熱い顔を少しでも冷ましてから顔を引き締める。
「……はあ……。……今までは噂程度にしか聞いちゃいなかったが。
お前、今みたいにしていつも男引っかけてんだな」
Juanse Algaba
「…………」
間違いないのもあり黙っている
Gökhan Qamar
「男が目の前にいて、その気になったら本当に誰でも良いんだな。
見境なく襲えって従軍時代にでも習ったのか? ……んなわけないよな」
「んで……そうやって夜ごと遊びまわってっから、日中周りにも迷惑かけることあんだろ。
よくそんな生半可な気持ちで警察官になろうと思ったよ」
Juanse Algaba
「………………」
しょぼ…… 罵倒というか説教されてます? ワタシ
Gökhan Qamar
「未だに自分の血見たらハイになるし、今も何でか急に暴走し始めるし、自制ってもんがないのかね。
怠惰で欲深くて、本能のままに生きてるとか、ケダモノ、いやケダモノ以下に成り下がってんだろ」
「……なんでか妙な集まりでは、野郎の友人だかも多いしよ……
そいつらのことも何だかんだでつまみ食いしてたりしてな」
Juanse Algaba
「……! それは!」
流石に抗議しますけど……!?
「絶対有り得ない。そんなんじゃない……!」
Gökhan Qamar
「本質は真偽じゃねえ。……まだ分からねえか? そこまで思わせる原因がお前にあるって事だよ。
どうあっても戦場を求める変態で阿婆擦れとか、救いようがねえよな」
Juanse Algaba
「…………」
Juanse Algaba
1d5 (1D5) > 5
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 90 > 失敗
Juanse Algaba
「……………………」
Gökhan Qamar
「…………」
まだか……? と思っている
KP/Nikah
彼は思い浮かんだ君への罵倒の文句を言うだろう。
すると、頭の中で何かが暴れるような感覚がした。
『ギャッ』という声が聞こえたかと思うと、頭上から何かが出てきて、飛び去っていくのが見えた。
それは蝙蝠の羽を持つ、女性の妖精……のように見えた。
君は自分の脳にかかった霧が晴れていくのを感じる。
あのおかしな衝動は消え去ったようだ。
Gökhan Qamar
「うわっ、なんだ!? ……ああ、これだったって事か……」
Juanse Algaba
「…………」
Gökhan Qamar
「あー……その、ジュアンセ? お前の言ってた悪魔……? っての?
どっか行ったぞ?」
Juanse Algaba
「……そうみたい。
変な衝動は無くなったし。自分でどうにかするまでもなさそう」
Gökhan Qamar
「そ……そうか、そりゃ良かった。
あのまんまだと根本的な解決はしてやれそうになかったからな。状態が戻ったなら……それで」
Juanse Algaba
「…………」
Gökhan Qamar
「……すまん。いくらお前に頼まれた事だからって……言い過ぎた」
Juanse Algaba
「言い過ぎた……? ……はっ、咄嗟に出てきた言葉なら、ある程度は平生から思っている事なんでしょう。
別に、それならそれで? アナタが謝ることなんて無いんじゃない」
Gökhan Qamar
「違う。確かに平生から心配してはいる事だけどよ、それをダシに酷い事を言った自覚はある。
……悪かった」
「そうは言ってもお前の言う通り、言葉としてぶつけちまったんだ。
許してくれとは言わない」
「……でもあんな事言ったのは、流石に頼まれたからってだけだぜ?
そこだけは信じてもらえたら……ありがたいよ」
「お前の事はいつも応援してんだからさ、ジュアンセ……」
Juanse Algaba
「…………」
「……ごめんなさい。今は冷静に考えられそうにない。
……助けてくれたのは、もちろんありがとう。……」
Gökhan Qamar
「分かった。……そうだな、色々あってお前が一番混乱してんだもんな。
……せめてゆっくり寝てくれ」
Juanse Algaba
「そうする。……おやすみなさい」
Gökhan Qamar
「ああ……おやすみ、ジュアンセ」
KP/Nikah
君たちは再度、眠りにつく。
翌日。
目覚めた君はおかしな衝動などもなく、いたって元気だった。
おかしな出来事はあったが、こうして無事、君は朝を迎えられたのだった。
KP/Nikah
無事…………? 無事か……?
Juanse Algaba
……ぐすん
KP/Nikah
お、おー……
(君の素行のせいもあるだろ~……とは言えないふんいき)
けみかえる
無意識の立ち回り方が前世と変わらなくておもろ……
(自分が元凶の部分もあるのに被害者ヅラをするところ)
KP/Nikah
(蛙はつぶしておく)
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
11月30日
四, パニック・ルーム 四日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
KP/Nikah
<生還報酬>
KPCに罵ってもらう ?15%
system
[ KP/Nikah ] ? : 40 → 55
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
12月1日
五, レムナント・オブ・シー 五日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
ギョクハンはMPを-1したうえで、MP1d3回復
(回復値はジュアンセがロールすること)
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 5 → 4
Juanse Algaba
1d3 (1D3) > 2
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 4 → 6
KP/Nikah
えらいな……
KP/Nikah
今日も目覚める。
同じく隣で目覚めた人物は、ベッドの上から動かず、
目覚めてからもぼんやりと呆けていた。
視点が定まっていないような、そんな雰囲気だ。
Juanse Algaba
「…………」
Gökhan Qamar
「…………」
Juanse Algaba
「……ギョクハン?」
KP/Nikah
話しかけると数拍置いて彼が応える。
Gökhan Qamar
「……ん、ああすまん。ぼんやりしてた。
……おはよう、ジュアンセ」
Juanse Algaba
「おはよう……。……」
「……今日は……体調良くなさそう?」
Gökhan Qamar
「いや、そんなことは無いぜ。
寧ろ寝覚めは良いはずなんだがな……」
KP/Nikah
彼は普段よりものろのろと支度を始める。
このまま仕事に行くようだ。
Juanse Algaba
「ギョクハン、あの、ワタシ……」
Gökhan Qamar
「ん、何か話か? すまん、今日は少し早く出ようと思ってよ。
帰ってからでも……良いか」
Juanse Algaba
「分かった……」
「……でも、ぼんやりするなら何か食べた方が良いと思う。
いってらっしゃい」
サンドウィッチでも作って持たせてあげましょう
Gökhan Qamar
「ああ、わり。ありがとな。
いってきます」
KP/Nikah
彼はそう言って、早めに家を出ていった。
Juanse Algaba
「…………」
一人で朝食を取ることなんて、今まで何とも思っていなかったんですけどね
KP/Nikah
いつもと変わらないはずなのに、どこか味気ない朝食を終え
君はギョクハンより少し後にいつも通り出勤する。
業務は滞りなく行えるだろうが
珍しく終始物憂げにしている君に、周囲がどうしたものかと気遣ってくれるかもしれない。
KP/Nikah
特にサミアなんかハラハラだろうな。
Juanse Algaba
また……センパイにご迷惑をかけている……
Sami'a Layl
なんだなんだ……(おろ……
KP/Nikah
夕方、君は今日もギョクハンの家に来ていた。
まだ彼は帰ってきていないようだ。
ここ最近、ギョクハンを危険から回避させるために走り回った甲斐もあって、
彼の魔力は少しずつ回復している。
おかしな事象に巻き込まれてばかりだったが、
良くも悪くも慣れてしまったのだろう。
異形も前よりも上手くあしらえるようになったし、
彼の魔力の痕跡をなんとなく感じられるようにもなった。
とは言え、リリスはまだ発見できておらず、
呪いを解く手立ても見つかっていない。
Juanse Algaba
「密室の夜で……会えるのかな……」
KP/Nikah
思案しているとギョクハンの家のインターホンが鳴る。
モニターにはユラの姿があった。
Juanse Algaba
「あら……ユラさん」
応対しましょうか。
Yula
『あれ、ジュアンセ? 今ひとり?』
Juanse Algaba
「ええ。すみません、ギョクハンはまだ帰っていないんです。
何かご用でもありました?」
Yula
『ううん、それなら逆に好都合かも。
ジュアンセ、ちょっと出かけない? ずっとギョクハンのお守りも大変でしょ』
『僕もアスランたちから事情聞いてるし、ちょっとは力になれると思うけど』
KP/Nikah
ユラにそう誘いかけられる。
確かに出がけついでに、リリスに関してもう少し調べてみてもいいかも知れない。
Juanse Algaba
「ああ……ありがとうございます。
では少し調べものに付き合っていただいても?」
Yula
『ん。もちろん』
KP/Nikah
君たちはマンションのロビーで合流する。
Yula
「まったく、アスランも人使いちょっと荒いよねえ。
明日はジュアンセのお誕生日なのに……わかってるのかな」
「で、調べものつっても図書館閉まってるけどどうする?
図書館ほどではないけど、うちの実家の書庫は結構いろいろ文献あると思うからおいでよ」
Juanse Algaba
「あはは……良いんですよ。誕生日だろうと仕事は仕事……ですから」
「あら……本当ですか?
ではお言葉に甘えてそちらで調べさせて、……」
「……あ、……でも……」
Yula
「……ねえ、今日は私から来てって誘ってんだけど?
それに、こんな時にシようとするほどユラは無神経じゃないよ」
KP/Nikah
ユラが……まともだ……!
Yula
失礼な
Juanse Algaba
「ユラさん……」
Yula
「それに! 仕事とはいえギョクハンなんかがジュアンセを独占しっぱなしなんて許せないもんね。
……ね、ちょっとくらい一緒にいて?」
Juanse Algaba
「あはは……分かりました。ありがとうございます」
Yula
「やったあ」
KP/Nikah
君はユラに連れられて、彼の実家である大きな屋敷に招かれる。
書庫は確かに、小さな図書館と言っても差し支えないほどの大きさだった。
ここでなら十分に調べものができそうだ。
KP/Nikah
<調べられること>
リリスについて、サキュバスについて、リリスや怪物の対策法
Juanse Algaba
では順番に調べていきましょう。
KP/Nikah
・リリスについて調べる
〈図書館〉〈コンピューター〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 97 > 致命的失敗
KP/Nikah
おお……可哀想に。FBP+1、CP+3、即時成長1d6だな。
system
[ Juanse Algaba ] FBP : 1 → 2
[ Juanse Algaba ] CP : 33 → 36
Juanse Algaba
1d6 図書館成長 (1D6) > 3
Juanse Algaba
図書館69→72
Juanse Algaba
CCB<=1 【コンピュータ】 (1D100<=1) > 26 > 失敗
KP/Nikah
おしい……
KP/Nikah
君は自分が思っている以上に落ち込んでいたのかもしれない。
事情をある程度知っているユラを前に、緊張の糸がほどけてしまう。
Juanse Algaba
「……ユラさん。
ワタシ、自分の身から出た錆だという事は分かっているんです」
「ギョクハンに迷惑が掛からないように、
ギョクハンのファンたちに余計な憶測でワタシを目の敵にされないように」
「……ずっと仕向け続けてきたのはワタシ」
「ですから、ギョクハンに苦言を呈されるのは寧ろ、それが上手く行っている証拠で
喜ばしいことのはず、なのに……」
「……ごめんなさい、ユラさんにするお話ではありませんでしたね」
Yula
「……ううん。そんなの、ギョクハンにはもっと言えない事じゃん?
今の内に話しといたらいいよ。……ユラしか聞いてないし、誰にも言わないよ」
けみかえる
ユラぴの立場を考えたらつらくなってきた……(愚か)
現コンだと22歳……シルヴィアさんと同い年かあ。
Juanse Algaba
「……ありがとうございます」
「それで……あえて強い言葉で、と頼んだとはいえ……
きっと本音混じりの言葉をギョクハンからぶつけられて……」
「きっとワタシ、傷ついた顔をしてしまったんだと思います」
Yula
「ええ? そこは別に隠す事じゃないじゃん? 事実なんだもん」
「寧ろそれなのにまだギョクハンの為にこうして頑張ろうってしてんの……
俺からしたらちょっと妬けちゃうくらい」
Juanse Algaba
「それは……。
……その、ユラさんは、ユラさんこそ、ワタシの様々な部分を知りながら……こうして良くしてくださいますよね」
Yula
「当然でしょ。ユラにとってはジュアンセが一番だもん。
いつも見てるし、困ってたら力になりたいよ」
「……なんでかな、ジュアンセがそれを許してくれるのが、それだけでも僕は嬉しいんだよね。
俺を求めてくれて、遊んでくれるのが嬉しい……って言ったら、ギョクハンにはどやされそうだけど」
「…………ちょっとくらい花を持たせてもらったって、いいよね」
KP/Nikah
俯いたユラの小さな呟きは、はたして君には聞こえなかったかもしれない。
Juanse Algaba
「……え?」
Yula
「ううん……。
とにかくさあ、落ち込んでるなんてジュアンセらしくないよってこと」
「もっと開き直ったっていいじゃん。……そりゃ、ほかの男も引っかけてんのは俺としても気になるけど……(ぼそ……)
それでもまだ気になることがあるなら、そうなった時また考えるでも」
「ユラはまだ、ジュアンセと一緒にいたいよ」
「……なんてね。ただでさえ困ってんのに、ちょっと困らせたくなっちゃった」
Juanse Algaba
「ふ……」
Yula
「軍人の時のイッちゃってたジュアンセもよかったし
巡査になってからもたまにブッ飛んじゃうジュアンセもいいよ」
「一貫して、道化を演じ続けようとするおろかなジュアンセもね。
ユラはだいすき」
けみかえる
つらい 誰かユラぴと幸せになってくれんか……
POWの低い上遠野君影って感じなんよね 手触り……
いや君影がPOWの高いユラぴか…………順序的に
Juanse Algaba
「ユラさん……。……ありがとうございます。
……そうですよね、ここでめげてなどいられません」
「折角調べる場を設けていただいたことですし……
もう少し頑張ってみます。ですからユラさん……」
Yula
「……ん。それ以上言わないで。おしゃべりなジュアンセは好きだけど
今はまだ、……聞きたくない」
Juanse Algaba
「……はい」
Yula
「んー、分類はちゃんとしてるんだけど
まあ検索機とかは流石にないからちょっと探しにくかったかもね」
「でも、来てくれてありがと。私も手伝えることがあったら手伝うよ」
Juanse Algaba
「いえいえそんな、十分ですよ。
本当にありがとうございます、ユラさん」
調べものに戻りましょう。
KP/Nikah
・サキュバスに関して調べる
〈図書館〉〈コンピューター〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 18 > 成功
KP/Nikah
サキュバスに関して、次の知識を得る。
KP/Nikah
◆サキュバスについて
サキュバスとは、男性を誘惑し、夢を通じて性行為を行う超自然的存在である。
実体がないために、天使でも悪魔でもない「夢魔」とされているが
肉体を持つ存在として描写されることも多々ある。
そのため、悪魔と書かれることもある。
容貌は性的魅力を兼ね備えた美しい女性であると言われるが
これは「幻影や魅了でそう思わせているだけで、実体は醜い」とも言われている。
女性を襲う男性の夢魔はインキュパスと呼ばれる。
一説の中には
「サキュバスとインキュバスは同一存在であり、
サキュバスとして人間の男性から得た精液を、
インキュバスとして人間の女性に放出して子を生ませる」
というのもある。
その場合は、彼ら自身には生殖能力がないということになる。
けみかえる
バクバクバクも思い出しちゃった……オオ~~……BSS……いやWSS……
まあユランセちゃんはBSSですらないんじゃが……
KP/Nikah
・リリスの対策法について調べる
〈図書館1/2〉〈コンピューター〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=69/2 【図書館】 (1D100<=34) > 14 > 成功
KP/Nikah
すごい ユラのカウンセリングが効いてる
カウンセリング……??
けみかえる
どう考えてもどっちもカウンセリングが必要だろがい!
グロテスクだよお……ヤングケアラーのにおいがする(すぐそういう)
KP/Nikah
◆リリスの対処法
ララバイは「子守唄」を指す英語である。
この単語は、子供の命を奪うと信じられたリリスを追い払うヘブライ語、
「Lilith - abei(リリス-アベイ/リリスよ去れ)」を意味しているのではないかと言われている。
ヘブライ語で発音することで、言霊としての効力を得ることができそうだ。
KP/Nikah
・リリスについて調べる
〈図書館〉〈コンピューター〉
様々な文献を総合して、次のような知見を得る。
◆リリスの歴史
その昔、リリスはアダムに対等さを求めた。
リリスは『私は下に横たわりたくない』と言い、
アダムは『私はきみの下になりたくない、上位にしかいたくない。
きみは下位にしかいてはならないが、
私はきみより上位にいるべきだ』と言った。
口論の末にエデンから飛び出したリリスは、紅海湾岸に住むようになるが、
アダムが彼女を取り戻そうと神に願った結果、3人の天使が彼女のもとに遣わされた。
天使の名は、それぞれ、セノイ(Senoy)、サンセノイ(Sansenoy)、セマンゲロフ(Semangelof)。
天使達は『エデンに戻らなければ、毎日お前の子供を100人殺す』と言ったが、リリスはこれを拒否した。
天使がリリスを海に沈めようとした時、彼女は『わたしは生まれてくる子供を苦しめる者だ。
しかし、[三人の天使の名を刻んだ護符]を目にした時は、子供に危害を加えないでやろう』と約束したという。
その後、神はアダムの肋骨から新たなる女、イヴを創造する。
アダムとイヴはエデンで不自由なく暮らすのだが、
蛇に唆され知恵の実を食べる、という「原初の罪」を犯し、エデンから追放されるのであった。
アダムはエデンの外で亡霊や男の悪霊、そして女の悪霊をつくり、
イヴとの間で兄弟をもうけるが、130年間は「自分と生き写しの息子/完全な人」を作らなかった。
兄弟であるカインがアベルを殺したのち、アダムはイヴとふたたび寝た。
その時にイヴはセツという、アダムと生き写しの子を身籠った。
セツが生まれたのが、アダムが130歳の時である。
この話は「タルムード」のエルビン篇では、以下のように認識されている。
『(完全な息子/長男として認識されるセツを「実子」として認識するなら)、
アダムは130年の間断食し、130年の間イヴとの関係を断ち、130年の間イチジクの衣を着ていた。』
この点から、リリスは「自由、愛や快楽、肉欲、多産、死」といった
穢れを象徴する存在である為に、アダムから避けられたと認識できる。
リリスは、アダムと別れた後も悪霊たちを生み出し続けた。
「夜の女王にして悪霊たちの女王」や「サキュバス」としても扱われ、
彼女は後世にも名を残している。
Juanse Algaba
「……こんなものかな。
ユラさん、いろいろ調べることができました。今日はそろそろ御暇しようかと思います」
Yula
「ん……ほんとだ。流石にギョクハンももう帰ってくる時間だよね……
俺も今住んでる方の家帰るし、送ってく」
KP/Nikah
君はユラに送られて、ギョクハンの自宅に戻ることだろう。
Yula
「……ちょっと早いけど、明日会えるかわかんないし先言っとくね」
「お誕生日おめでとう。ユラからも、またお祝いさせてね」
KP/Nikah
ユラはラッパスイセンの小さなブーケを君に贈る。
Juanse Algaba
「まあ。こんなに早くお祝いしていただけるなんて。
ありがとうございます♡」
Yula
「えへ……。
それじゃあ……またね、ジュアンセ」
KP/Nikah
ユラは照れた顔を隠すようにすぐ背を向けて、立ち去って行った。
けみかえる
ユラちゃん……(ぎゅ……
Yula
は? キモ……ジュアンセでもないのに気安く触んないで(ぺし
KP/Nikah
[イベント:不在]
ユラを見送り、合鍵で部屋に入る。
もうギョクハンが帰宅する時間なのに、帰ってきていない。
電話も通じず、メッセージにも既読はつかなかった。
Juanse Algaba
「ただいま。……って、あら……?」
KP/Nikah
〈アイデア〉等をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 65 > 成功
KP/Nikah
では君は昨日行った美術展で、
ギョクハンが何かに囚われたように絵画を見つめていたことを思い出す。
彼は美術館に向かったのではないか、と直感するだろう。
Juanse Algaba
「まさか……」
すぐに行きましょう。
KP/Nikah
閉館間近の美術館に入り、展示会場を見渡す。
彼はどこにいるのだろうか。
KP/Nikah
<探索箇所>
・絵画作品-夜会(Banquet)
・イラストレーション-密やかな楽しみ(A secret meeting)
・絵画作品-隠れ家(Lair)
KP/Nikah
※KP注釈
絵画の情報は、前回出なかったものを再度調べ直しても構わない。
「隠れ家(Lair)」は今回初めて探索箇所として開示される絵画である。
Juanse Algaba
閉館間近ですし……
じっくり見て回っている場合でもないのですが……
日の当たる部屋(A room with soft sunlight)……は何故か探索箇所に無い、と。
そちらへ向かいつつ、まだ途中を歩いているかも、と思って順番に見ていきましょう。
KP/Nikah
・絵画作品-夜会(Banquet)
作:Nolan Rod(ノーラン・ロッド)
大邸宅での宴会の様子が描かれた絵画。
昨日見た時と同じく、酒と音楽を楽しむ人の声が聞こえてきそうな華やかな作品だ。
・イラストレーション-密やかな楽しみ(A secret meeting)
作:Jim Cesar Lovato(ジム・シーザー・ロヴァート)
紳士服の広告として使われたイラスト。
白く大きな扉の前、煙草を吸いながら微笑み合う紳士達は変わらずそこにいる。
〈アイデア〉〈図書館〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 33 > 成功
KP/Nikah
昨日は気に留めなかったが、改めて見ると、
ノーラン・ロッドの絵は、ジム・シーザー・ロヴァートの絵と、雰囲気がよく似ている。
調べてみると、ノーランはジムの絵の熱烈的なファンであり、
彼の作風を取り入れて多くの作品を残したそうだ。
彼らの作品が通じ合って見えるのにも納得がいくだろう。
Juanse Algaba
(ファン。……)
KP/Nikah
・絵画作品-隠れ家(Lair)
作:Nolan Rod(ノーラン・ロッド)
酒場で過ごす人々の絵だ。
茶や黒の暗色を基調としているが、画面の密度と色彩の数に圧倒される。
よく見るならば、絵画の中にある、人の肌の色合いがそう感じさせるのだ、と気づく。
有色人種、白人や黒人といった様々な人種が、酒を飲み交わし、話したり歌ったりしている。
〈歴史〉〈知識〉〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=50 【歴史】 (1D100<=50) > 66 > 失敗
CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 27 > 成功
KP/Nikah
◆禁酒法について
アメリカでは1920年~1933年の間、禁酒法が施行されていた。
禁酒法とは、アルコールの製造、販売、輸送を禁止する法律である。
しかし『手元に置いてある酒を飲むのは構わない』という内容だった。
その為、酒を密輸する犯罪組織が後を立たず、
禁酒法のさなかでも、酒の取引は規模の大きいビジネスになった。
こういった時期に盛況した無許可バーは「speakeasy(スピークイージー)」と呼ばれている。
語源は諸説あるが、
「警察からの捜査を防ぐために、入店の際に、
扉の裏にいるドアマンに合言葉を言う風習」
がバーそのものを指す名称になったのでは、とされている。
KP/Nikah
〈聞き耳〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=45+7 【聞き耳】 (1D100<=52) > 22 > 成功
KP/Nikah
近くで聞き慣れた声が響いた気がした。
視線を移すと、一つの絵画があった。
Juanse Algaba
「……ギョクハン?」
KP/Nikah
・絵画作品-日の当たる部屋(A room with soft sunlight)
作:Chelsea Clark(チェルシー・クラーク)
日の当たる窓辺の部屋の様子が描かれた絵画。
誰も居ないアトリエのはずが、その絵画の中で二者の影が蠢いている。
一人はギョクハン、もう一人は女の形を取った黒い靄であった。
Juanse Algaba
「えっ……」
絶句……
KP/Nikah
黒い靄は、床に倒れるギョクハンに近寄って、こう言った。
黒い靄
『ねぇ、どうして私をこの場所にしか呼んでくれないの』
『私に触れないの』
『どんな時や場所でも、深く愛し合うことができるのに』
『ねぇ、だからあなたの望みを言って』
『私を求めて』
けみかえる
う~~
チェル→←リリ→?→ギョク→←アンセ←ユラ…………
KP/Nikah
彼女はするりとギョクハンに手を伸ばす。
Gökhan Qamar
「……!」
KP/Nikah
彼は彼女から遠ざかろうとするが、狭い部屋に逃げ場はなく、ただ後ずさることしかできない。
ギョクハンがあなたに気付くと、驚いた顔をした。
Gökhan Qamar
「ジュアンセ!? どうしてここに……」
Juanse Algaba
「そっくりそのままお返しするけど……
ワタシは何となく。アナタの帰りが遅いから……」
Gökhan Qamar
「そうか……いや、来てくれて良かった」
「俺は気付いたらここにいて、絵の中に引き込まれてよ。
この通り絵画から出られねえんだ」
「どうにかそっちから何かできねえか!? 対処法みたいなの、思いついたら……
……っ、おい服はやめろ!」
KP/Nikah
そう言っている間にもギョクハンは服を剥かれそうになっている。
Juanse Algaba
「わあ……大変そう……。
……じゃなくて、そう、とにかくそこから出さないとね」
「分かった」
KP/Nikah
各技能を一つにつき一度だけ振れる。
横にいくつか並んでいる場合は、その中の一つでも成功すれば情報が開示される。
〈心理学〉〈精神分析〉
〈目星〉〈アイデア〉
Juanse Algaba
CCB<=80 【心理学】 (1D100<=80) > 67 > 成功
CCB<=80+5 【目星】 (1D100<=85) > 65 > 成功
KP/Nikah
〈心理学〉〈精神分析〉
この黒い靄に意思があるようには見えない。
ギョクハンは、絵画の残留思念に襲われているのだろう。
であるとすれば、この絵画を描いた人物の追体験をしているのかもしれない。
当人が当時した行動をなぞっても、解放されるのではないかと思う。
〈目星〉〈アイデア〉
「日の当たる部屋」の絵画の中に、文字が浮き上がっている。
本来絵画に書かれていた「with you」の筆致と同じだ。
「あなたは私の秘密。だから簡単なことじゃないの。
触れては駄目。口を付けても駄目。
目を逸らさないで、ただ黙って見つめていて。」
KP/Nikah
【選択肢】
・黒い靄を黙って見つめるように指示する
・紙に文字を書いて、絵画の中に投げ込む(何を書くか指定する)
・ギョクハンに何らかの言葉を言うように指示をする(何を言うか指定する)
・絵画に手を突っ込っこんでギョクハンを引き戻そうとする
Juanse Algaba
「"あなたは私の秘密。だから簡単なことじゃないの。
触れては駄目。口を付けても駄目。
目を逸らさないで、ただ黙って見つめていて。"……」
Gökhan Qamar
「え!? 何だって?」
Juanse Algaba
「……恐らくだけど、アナタはその絵画の中でもあくまで役者って事なんじゃないかと思う。
かつてアナタが役をしている人物がしたのと同じように……その靄から目を逸らさずに黙って見つめるの」
「これはきっと、言わば回想シーン。
役になりきって、ギョクハン!」
Gökhan Qamar
「!」
KP/Nikah
ギョクハンは靄の女の方を向いた。
彼は黙って彼女を見つめる。
靄は彼の視線を受けると、動きを止めて、黙った。
そうして、しばらくの間、時が過ぎる。
黒い靄
『……私とあなたって違うのね』
『でもそれがあなただわ』
『枷があるから生きていける人もいるのね』
KP/Nikah
その声を最後に、絵画の中の二人は消えていた。
同時に、あなたの前にどかっとギョクハンが降ってくる。
Gökhan Qamar
「うわっ」
Juanse Algaba
「わ……! ……だ、大丈夫……?」
屈んで手を差し伸べます。
Gökhan Qamar
「あ、……」
「……すまん」
KP/Nikah
ああ……まるでかの天才音楽家の初恋のような……ってことだろうけど
そうだね
KP/Nikah
ギョクハンは君の手を借りつつ身を起こすと、周囲を見渡した。
Gökhan Qamar
「本当に助かった。ありがとな」
Juanse Algaba
「どういたしまして。……無事でよかった……」
Gökhan Qamar
「すまんな、心配かけさせて……」
「帰り道で意識が朦朧として……美術館に来ていた。
そこであの絵の中から手が伸びて、部屋の中にいたんだよ」
「本当、よく俺がここに居るって分かったな」
Juanse Algaba
「あはは、だから、何となくだって……」
「……ワタシ、アナタのご指摘通り、本能のままに生きているから」
Gökhan Qamar
「はは……だから悪かったって……。
おまけに迷惑かけ通しでよ……」
Juanse Algaba
「いいの。
……その点においては、別に誰彼構わず振り回されても良いってわけじゃないから」
Gökhan Qamar
「え?」
Juanse Algaba
「でも、ワタシにだって一応ワタシの考えがあるし……
ご縁あるお友達はあくまでお友達。かの人たちまで貶めるような事を言われたら流石に怒るから」
「それで……昨日ギョクハンが助けてくれたのと、今日ワタシが助けたのとで貸し借り無しってことで。
……わかった?」
Gökhan Qamar
「ははっ……んだよ、急に仕切り役か?
……ああ、でも、分かったよ。……ありがとな」
Juanse Algaba
「ううん……。
朝言いそびれたけど、ワタシもアナタに頼んだことなのに、昨日は突然フキゲンになってしまってごめんなさい」
Gökhan Qamar
「ああ……それこそ気にすんなって。キレられても仕方ない事言ったのは俺の方なんだしよ……」
「……と、やべ、もう閉館時間だ。ひとまず出ようぜ」
ジュアンセに借りっぱなしの手を握ったままなら……そのまま引っ張っていく。
Juanse Algaba
「わ。……ふふ、うん」
特に振りほどいたりはしません。
今日はもう大丈夫とみなしますが、それでもこれ以上
ギョクハンが狙われることのないように寧ろ握り返すでしょう。
KP/Nikah
君たちは手を引き、あるいは手を引かれながら美術館を出る。
Gökhan Qamar
「……? あれ、ジュアンセ、そんな手紙さっき持ってたっけか」
KP/Nikah
ギョクハンの視線と言葉に気付いて見れば
君が彼とつないでいない方の手には、赤い封蝋がされた手紙が握られていた。
Juanse Algaba
「え? ……ううん。いつの間に……?」
KP/Nikah
封を切ると、中からメッセージカードが出てくる。
そこには美しい文字でこう書かれていた。
KP/Nikah
◆メッセージカード
「12月2日の夜、秘密の恋人たちの背後の扉を叩いて合言葉を言って。
私はそこで待っているわ」
裏には、赤い口紅のキスマークと以下の文字が続いていた。
「Take a chance, your lover is mine forever!
(チャンスを逃せば、あなたの恋人は永遠に私の物!)」
KP/Nikah
※KP情報
リリスはPCとKPCの関係性を問わず、「lover」と表現する
Juanse Algaba
「"Take a chance, your lover is mine forever."……」
KP/Nikah
ギョクハンはそれを見て訝しげな顔をした。
Gökhan Qamar
「明日来い……? どこにだ?」
Juanse Algaba
「……恐らく、またここに」
Gökhan Qamar
「え? また?
うーん、行かなきゃいけないんだろうけど……明日はお前の誕生日だろ」
Juanse Algaba
「ええ。……でもチャンスは逃せないから。
大勝負でもなんでも、受けて立つつもり」
Gökhan Qamar
「そうか。確かに勝負なら受けるっきゃないよな。
……早く解決できるように努力するか」
KP/Nikah
言い回しでうまくギョクハンを転がしてら……
Juanse Algaba
「ええ。燃えてきたでしょう?」
KP/Nikah
悪戯を思いついた幼子のように笑い合いながら、君たちは帰宅する。
夕食の時間もとうに過ぎていた。
今日はデリバリーを取って食べた後、また二人で眠りにつくことになるだろう。
Gökhan Qamar
「お? なんか花が増えてら。どうしたんだこれ」
Juanse Algaba
「ああこれ、アナタが帰ってくる前にユラさんがお越しになって
少し早いけど誕生日だからってワタシにくださったの」
「ラッパスイセンですって、綺麗でしょう」
Gökhan Qamar
「へえ……? あいつ来てたのか。
そりゃ助か……いや、良かったな、花も」
Gökhan Qamar
CCB<=55 【知識】花を贈るとは…… (1D100<=55) > 74 > 失敗
わかんねえ。何か意味あんのか?
CCB<=86 【図書館】 (1D100<=86) > 47 > 成功
Gökhan Qamar
「……ユラ……」
ぽちぽち調べて、ほんの少しの用事を果たした様子で呟く。
Juanse Algaba
「? どうかした?」
Gökhan Qamar
「ああいや、何でもねえよ。
明日は俺も、できる限りお前の要望構えてやんねえとだな」
Juanse Algaba
「? ええ。
それじゃあ、今日のところはおやすみなさい、ギョクハン」
Gökhan Qamar
「……ああ、おやすみ、ジュアンセ」
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
12月1日
五, レムナント・オブ・シー 五日目
END
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
KP/Nikah
<生還報酬>
黒い靄を黙って見つめるように指示した ?15%
system
[ KP/Nikah ] ? : 55 → 70
KP/Nikah
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
12月2日
六, パーティーの夜に 六日目
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
朝。
その日は小雨が降っていた。
ぱたぱたと頬を濡らす雫の音と、触れる水の生ぬるさがどうにも居心地が悪かった。
瞼を開く時に思う。
室内に雨は降らない。
ではこの水は?
Juanse Algaba
「ん……」
KP/Nikah
望まない災厄が形となった。
目覚めた君の横には、首のないギョクハンがいた。
冗談みたいに綺麗な切断面からは赤い血液が流れ続けている。
ベッドの上は血のプールになっていて、これがただの映像なら、よくできた演出だと思えただろう。
自分が隣にいようがいまいが、死神の鎌は唐突に振るわれて、命を刈り取っていくのだ。
正気度ロール1d3/1d6
Juanse Algaba
CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 80 > 失敗
1d6 (1D6) > 5
system
[ Juanse Algaba ] SAN : 77 → 72
KP/Nikah
じゅ、ジュアンセーッ!!
Juanse Algaba
「あ、……そんな、ギョクハン……!」
Gökhan Qamar
「──……ジュアンセ?」
KP/Nikah
彼に揺すられて意識を取り戻す。
ギョクハンは普段と変わらずそこにいて、心配そうに君を見ていた。
Juanse Algaba
「ギョク……ハン……?」
Gökhan Qamar
「おう、おはよう。酷くうなされてたけど大丈夫かよ」
Juanse Algaba
「生きてる……?」
ギョクハンの顔やら首やらをぺたぺた……
Gökhan Qamar
「あ? なん……? 見りゃ分かるだろ。
夢の中でも勝手に殺すなって」
KP/Nikah
外ではしとしとと雨が降っている。
先程の光景は、覚醒しきらない脳が見せた幻覚だったようだ。
Juanse Algaba
「あはは、……ごめんなさい……。
やけにリアリティがあって……焦っちゃった」
KP/Nikah
ギョクハンはMPを-1したうえで、MP1d3回復。
回復値はジュアンセがロールすること。
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 6 → 5
Juanse Algaba
1d3 (1D3) > 2
system
[ Gökhan Qamar ] MP : 5 → 7
Gökhan Qamar
「はは、そんな簡単にくたばってたまるかよ。
この通り今日はかなり元気だぜ。ジュアンセがここまで居てくれたおかげだな」
Juanse Algaba
「そう……良かった」
Gökhan Qamar
「ああ。そんでさ、さっきケーキの店から電話が来たんだ」
「頼んだ限定品を日中に受け取る予定だったんだが、
アクシデントが起こったらしくてよ。遅れが出てるらしい」
「閉店間際でよければ渡せるっつってた。
美術館の帰りに寄って帰ろうぜ」
Juanse Algaba
「あらあら……ケーキ屋さんも大変ね。
美術館へ行くの、逆に都合が良かったのかな。分かった」
KP/Nikah
さて、夕方までは時間がある。
ギョクハンと傘を持ってどこかに出かけてもいいし
特にやりたい事がなければ夕方美術館にいくフェーズまでスキップすることができる。
Juanse Algaba
冬の雨の日のお出かけ……ですかぁ。
choice[水族館,ショッピングモール,屋内スケート] (choice[水族館,ショッピングモール,屋内スケート]) > 水族館
KP/Nikah
水族館(流れているBGMを聴きながら)
海…………
Juanse Algaba
1d100 (1D100) > 37
Gökhan Qamar
1d100 (1D100) > 73
Juanse Algaba
「ねえギョクハン、美術館に行くまで時間があるから……
水族館にでも行かない?」
Gökhan Qamar
「水族館? 俺と?」
Juanse Algaba
「そう。今日はアナタも一日お休みなんでしょう?
折角だしどこか出かけたいじゃない。……それで、水族館なら雨でも楽しめるかなって」
Gökhan Qamar
「お、お~? どうした、前は『パパラッチに巻き込まれたくない』だの
『もしバレたらファンがうるさい』だの言ってたのに」
「いいぜ! 行こう!
部屋ん中でじっとしてんのも勿体ないしな」
Juanse Algaba
「あは……まあね、アナタのパパラッチやファンは確かに面倒臭いけど……」
「それよりも、ワタシが行きたいって思ったから……
これくらい楽しんだって、いいでしょう?」
Gökhan Qamar
「おう、その意気だ。楽しい一日にしようぜ。
……にしてもそうか、俺が一緒でもいいかー……」
KP/Nikah
じわじわ喜んでいるギョクハン……
Juanse Algaba
「…………」
Juanse Algaba
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 72 > 成功
Juanse Algaba
「……一緒でもいい、じゃなくて。
一緒が良いから誘ったんだけど」
Gökhan Qamar
CCB<=65 【アイデア】…? (1D100<=65) > 14 > 成功
Gökhan Qamar
「え。……お、おう……? へへ……俺も、…………」
「……そうか、うん、ありがとな」
Juanse Algaba
「……? うん」
KP/Nikah
君たちはシーライフ・ロンドン水族館に二人で足を運ぶだろう。
そうだな……
ジュアンセの【APP*5】【交渉技能】【目星】それぞれ成功ごとに
ギョクハンの【変装】に+15ずつってのはどうだ?
Juanse Algaba
CCB<=(12*5) 【APP】物は試しですね♡ (1D100<=60) > 5 > 決定的成功/スペシャル
CCB<=76 【説得】 (1D100<=76) > 55 > 成功
CCB<=80+5 【目星】 (1D100<=85) > 67 > 成功
KP/Nikah
なんだ……??? 5CPと初期値でない任意の技能1/1d10成長をどうぞ……?
Juanse Algaba
CCB<=20 【オカルト】 (1D100<=20) > 71 > 失敗
1d10 (1D10) > 9
Juanse Algaba
オカルト20→29
system
[ Juanse Algaba ] CP : 36 → 41
KP/Nikah
choice[10,15] (choice[10,15]) > 15
じゃあ【APP*5】成功分は2倍ってことでいいよ。
変装+60だな。
Gökhan Qamar
CCB<=30+60 【変装】 (1D100<=90) > 73 > 成功
KP/Nikah
では余程のファンでない限りはギョクハンの変装を見抜く事はできないだろう。
何ならジュアンセの方が目立っているくらいかもしれない。
何せ今日は君が主役の誕生日なのだから。
道行く人に好意的な視線を向けられたり良い事を囁き合われたり
水族館のスタッフがやたら優しくて、誕生日であることを話の流れで伝えれば盛大に祝ってもらえる。
Gökhan Qamar
「うし、上手い事紛れられてる……
というか、お前の方こそ何か注目浴びてんな?」
Juanse Algaba
「あはは……? どうしてでしょう。
良い目くらましになれてるなら良いんだけど……少しくすぐったい」
KP/Nikah
館内では海洋生物を観るだけでなく、いくつかの生き物には実際に触れることができる。
特にシュノーケリングでサメの水槽に入ってエサやり体験をしたり、
ペンギンと会えるアイス・アドベンチャーなどが人気だろう。
KP/Nikah
どっちも冬には寒そうだな……
Juanse Algaba
4d100 ヒトデ、エビ、カニ、ナマコ (4D100) > 252[57,89,66,40] > 252
Gökhan Qamar
4d100 ヒトデ、エビ、カニ、ナマコ (4D100) > 172[100,7,41,24] > 172
KP/Nikah
ヒトデ!?!?
Juanse Algaba
「あは……おっきいエビ。ちょっとおいしそう……」?
うじゃら……
Gökhan Qamar
「…………」
無言でヒトデを両手に ざぱ……
Juanse Algaba
「え……何……? どういう感情……?」
Gökhan Qamar
「やわらけ……形も良いよな、ヒトデって」
Juanse Algaba
「ヒトデに取り憑かれてる……」
「でも、あはは……確かにお星さまみたいでかわいい♡」
両手に乗ってるヒトデをつん……
KP/Nikah
ギョクハンの手の上でぐてっとしているヒトデは
ジュアンセにつつかれてわずかに縮こまるも、またその内溶けたように広がっていくだろう。
Juanse Algaba
「あはっ、動いた♡」
Gökhan Qamar
「な、可愛いだろ」
Juanse Algaba
CCB<=(15*5) 【POW】サメさん (1D100<=75) > 50 > 成功
Gökhan Qamar
CCB<=(17*5) 【POW】サメ…? (1D100<=85) > 55 > 成功
Juanse Algaba
(……サメさんが……ワタシのあげたエサを食べてる……♡)
じっ……
KP/Nikah
やたら水槽越しの客たちが、君たちに注目しているかもしれないね。
Gökhan Qamar
カメラでも向けてくるか? いつもの癖でポーズを取るだろうな。
ジュアンセも巻き込んで。
Juanse Algaba
(わ…… ……あは……)にこ……
KP/Nikah
染みついたファンサ精神だ
というか変装解けないかこれ……?
まあ大丈夫か ジュアンセの方が目立ってるし……
Gökhan Qamar
CCB<=(16*5) 【APP】まあ流石にな (1D100<=80) > 9 > スペシャル
KP/Nikah
いや……それでもなかなか……目立つなお前ら……
2d100 男女(ジュアンセ) (2D100) > 127[50,77] > 127
1d50+50 女(ギョクハン) (1D50+50) > 19[19]+50 > 69
1d100 男(ギョクハン) (1D100) > 49
女性客に人気……
Juanse Algaba
「ふわあ……南極観測隊のゾーンは流石に外より寒い……」
防寒着でもこもこ……
「……あっ、ペンギンちゃん!」
Gökhan Qamar
「はは、ぺたぺた歩いてんな……」
「お、水ん中入るか、はい、……はい……った……!
……ひゅう、水中では早いな」
Juanse Algaba
「んふふ、陸ではヨチヨチ歩きでこんなに愛らしいのに……♡
海の中では颯爽と泳いでかっこいい……♡」
KP/Nikah
君たちは周囲の目も忘れて、水族館の中でふたりして
子供にも負けないほど無邪気にはしゃぐことだろう。
旧ロンドン市庁舎内にあるレストランで、軽く昼食を済ませる間も
館内で見聞きし触れたものに関する話題で持ち切りになるに違いない。
Juanse Algaba
1d100 (1D100) > 11
Gökhan Qamar
1d100 (1D100) > 14
KP/Nikah
なんだその出目……
Juanse Algaba
「はー、楽しかった!」
「ねえ、まだ少し時間があるし……
せっかくだからロンドン・アイにも乗っていかない?」
Gökhan Qamar
「ああ、俺も言おうかと思ってたんだが今日はジュアンセに先越されちまったな!
もちろん、本日の主役の仰せのままに」
KP/Nikah
なんか……どうしたの……?
ジュアンセの不自然なデレに胸騒ぎがするんだけど……
KP/Nikah
ロンドン・アイとは旧ロンドン市庁舎カウンティーホールにほど近い場所に構える
世界4位、ヨーロッパでは1位の大きさを誇る巨大観覧車である。
一周には約30分かかり、ゆったりとした空の旅のひとときを楽しめるだろう。
お世辞にも晴れているわけではないが、ゴンドラの窓についた水滴もまた乙なものである。
Juanse Algaba
「今日はかなり上手く変装できているし
ここならパパラッチもファンも追っかけてこられないでしょう?」
Gökhan Qamar
「そうだな。
家の中もそうっちゃそうだが、屋外でも落ち着ける場ってのがいい」
「何よりジュアンセが、……」
Juanse Algaba
「? ワタシが?」
Gökhan Qamar
「……いや……その、今日は珍しく俺の前でもはしゃいでるような気がしてよ。
……ほかのダチとかと遊ぶ時は、いつもそんな感じなんだろ」
「負けたくねえ、とは何となく思ってたけど、そうは言っても最後はお前の気持ち次第だからさ。
……楽しめてるか?」
Juanse Algaba
「あら……ワタシってそんなに分かりづらい?」
Gökhan Qamar
「んー……そうだな。分かりやすそうに見えるからこそ
お前が本当に考えていることは分かりづらいかも」
Juanse Algaba
「私の、本心……」
Gökhan Qamar
「おう。俺や……並大抵の俳優がお前の役をやるとしたら
表面をなぞる事は簡単だと思う。だからこそ、役に入りこむ、なりきるのは難しいだろうなって」
Juanse Algaba
「それは……褒められているの?」
Gökhan Qamar
「褒めてはいるよ。手放しで喜んでばかりもいられねえけどさ。
でも、それがジュアンセって奴だからよ」
Juanse Algaba
「確かに……月はそこにあって月である事にはずっと変わりないけど
夜空を見上げて見えるのは、いつも違う姿……だから?」
「ギョクハン……アナタ自身はずっと変わらないけど
アナタだってアナタが思う以上に、単純なようでいて複雑だと思う」
「役作りもそうだし、人柄だって……ああ、いいヒトなのには変わりないけど
ワタシみたいに何年もの付き合いを続けていても、新たな一面を見せてくれるでしょう」
「そんなアナタを認めてくれる人が世に数えきれないほどいるのは……
ああ、その渦中に巻き込まれるのは勘弁だけど、いつだって誇らしいの」
Gökhan Qamar
「そ、んな風に思ってたのか? いや嬉しいけどよ……!
なんだよ。今日はやけにその……言葉を尽くしてくれるな?」
Juanse Algaba
「いつも応援……してくれてるんでしょう?
ファンサービス、です♡」
「……なんてね。リップサービスではないから。
これはずっとワタシが思ってること」
「いつもは……意地だとか、人の目だとかを気にして言えないけど……」
「ワタシも、アナタの事をいつも、…………応援してる。
こうして近くにいて同じことを一緒にしていても、離れてまったく違うことをしていたって」
「アナタが元気に、楽しく好きなことをしながら……その為には苦労もつきものだとは思うけれど
そうやって生きてくれるなら、その為にワタシの力が必要なら……」
「また、いつだって援けになるから。
今目の前にある問題はまだ何も解決してないけど……その事は、覚えていて」
Gökhan Qamar
「ジュアンセ……」
「ああ……すまん……その、折角いろいろ言ってくれたのに、
……上手く言葉にできねえんだ。何て言ったらいいか……」
Juanse Algaba
「何か言って、なんてワタシはアナタに言ってないもの。
いいの」
Gökhan Qamar
「ああ。……ありがとな……。
じゃあそうだな、またいつか……今度は俺が声を掛けるから、その時は、……」
Juanse Algaba
「あは……ロンドン・アイに一緒に乗ってくれるって?」
Gökhan Qamar
「あっおい、……あー、いや、そうだな……」
「……お前の言う通りだよ、ジュアンセ」
KP/Nikah
これは上手いかもしれない。幼馴染みならでは感
KP/Nikah
少しずつ夜のヴェールに覆われていく空を追いかけるように
君たちを乗せたゴンドラは、ゆっくりと地上へ降りていく。
誰も君たちを邪魔できない空間からは、いずれ出ることとなっても
君たちの間に確かに築かれてきた二人の時間を邪魔する者は、少なくとも今此処には居ないだろう。
だからこそ、この好機を逃す訳にはいかなかった。
KP/Nikah
そりゃあギョクハンは言われっぱなしだからリベンジしたいわなー。
ギョクハンの性格的にもなー……
KP/Nikah
【美術館】
小雨の降る夕暮れの美術館。
道はもう覚えているので、問題なく到着する。
展示内容に変わりはないが、好きな作品を見ることが出来るだろう。
Gökhan Qamar
「それで、どこに行けばいいんだ?
何かメッセージカードには小難しい事が書いてあったけどよ」
Juanse Algaba
「"秘密の恋人たちの背後の扉"……といったら、きっと此処のこと」
"密やかな楽しみ(A secret meeting) "の前に行きます
KP/Nikah
・イラストレーション-密やかな楽しみ(A secret meeting)
作:Jim Cesar Lovato(ジム・シーザー・ロヴァート)
紳士服の広告として使われたイラスト。
白く大きな扉の前、煙草を吸いながら微笑み合う紳士達は変わらずそこにいる。
Juanse Algaba
「流石に美術品に触れるわけにはいかないけど……
見立て、ということかな」
手の甲を絵の前で小刻みに二回、打ち付けるような動作をしてみせて……
Gökhan Qamar
「……合言葉は分かるのか?」
Juanse Algaba
「ええ、もちろん」
「"I'll see you at chamber night!"」
KP/Nikah
絵画に描かれた白い扉を叩くような素振りをすると、コンコン、と硬い音がする。
そして合言葉を口にすると、ガチャリ、と音がした。
その瞬間、君の視界は白く塗りつぶされた。
…………
……
…
【見知らぬ邸宅】
君たちは広い邸宅の玄関ホールに立っていた。
白を基調とした空間。
迫力のある高い天井に、二階へと向かう大理石の階段。
アールデコ様式のこの建物は、照明の光を受けて輝いている。
身動きをする際に違和感を覚え、自分の服装を見てみれば、着ている服は夜会服に変わっていた。
体に沿うように作られた衣装は、質のいい生地で出来ている。
メインホールへ続く扉の向こうからは、様々な人の話し声が聞こえた。
Juanse Algaba
「……まあ。ドレスコードまで揃えていただいて」
Gökhan Qamar
「うお、いつの間に……」
KP/Nikah
反応がPCとKPCで逆だろ
KP/Nikah
〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 76 > 成功
KP/Nikah
リリスは『もう一度私を見つけて口づけできたら、彼の呪いを解いてあげるわ』
と言った。彼女を探すべきだろうと思う。
また、〈POW*5〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 76 > 失敗
Juanse Algaba
あっ
KP/Nikah
はい
KP/Nikah
隣りにいるギョクハンからとてもいい香りがする事に気付く。
彼が傍目から見ても魅力的に見えるだろう。
言いようのない感情が湧く。
食欲とも支配欲ともつかない、独占的な感情が湧くのだ。
KP/Nikah
<PL公開情報>
以降、PCが〈POW*5〉に失敗した場合
【特殊行動表(1d10)】を振り、それに見合った行動をすること。
行動は強制ではないので、RPに自由に反映させて構わない。
〈POW*5〉の倍数を下げることで、ファンブルポイントを消費することもできる。
KP/Nikah
【特殊行動表(1d10)】
PCがシナリオで指定された〈POW*5〉に失敗した場合、
ロールを行い、それに見合った行動をする。
行動は強制ではないので、RPに自由に反映させて構わない。
KPCはPCと粘膜接触ができないので、
代替となる行動を提案したり、手伝うことになる。
1:相手の唇が美味しそうだと思う
2:相手の耳が美味しそうだと思う
3:相手の喉や首が美味しそうだと思う
4:相手の指が美味しそうだと思う
5:相手の腕や足が美味しそうだと思う
6:相手に触れていたい/あるいは触れられたいと思う
7:相手に噛みつきたいと思う
8:相手の体から血が流れているのを見たいと思う
9:相手の意識を自分に向けていたいと思う
10:相手が自分のものだという証明が欲しいと思う
KP/Nikah
では、はい。早速1d10を張り切って振ってもらって。
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 10
Juanse Algaba
…………
KP/Nikah
…………
KP/Nikah
10:相手が自分のものだという証明が欲しいと思う
Juanse Algaba
「ねえ、ギョクハン……
アナタ、いつもそんなにいい香りさせていた……?」
首筋の辺りに鼻を寄せて、すう……っと吸い込む
Gökhan Qamar
「うおっ、なんだ急に……!?」
Juanse Algaba
「……ううん、アナタって……
ワタシが思っている以上に、周囲に魅力を振り撒いていて……」
「でも、……ギョクハン……
アナタは……やっぱりワタシの、……」
しばらく体の前で手を彷徨わせて、ギョクハンの手を取る。
Gökhan Qamar
「え……ど、どうした……?」
Juanse Algaba
「アナタは……ワタシのもの……そうでしょう?
でも、どうやったらそれを証明できるというの?」
Gökhan Qamar
「え、……ん?
"アナタはワタシの"……? 俺がお前の……? ……!?」
「何言ってんだ……? 具合でも悪いのか?
なんというか、……冗談のキレが……悪いぞ」
Juanse Algaba
「冗談なんかじゃない……」
「ほしいの……ギョクハン……」
「証が、ほしいの……!」
握る手に力がこもって、まっすぐギョクハンを見つめている。
Gökhan Qamar
「…………」
目が逸らせず、しかし愕然としている
Juanse Algaba
「……ごめんなさい。
こんなのきっと、厄介なファンと変わりない……分かってる。けど」
「止められないの。
アナタを独り占めしたくて……堪らない……」
Gökhan Qamar
「……謝るところは、そこじゃねえだろ……」
Juanse Algaba
「え?」
Gökhan Qamar
「……何でもねえ。
とにかくお前それ、覚えてろよ……色々と……」
「今はその……くれてやるもんが無いから
諸々……帰ってからにしてもらえるか」
Juanse Algaba
choice[ある,たしかに…] (choice[ある,たしかに…]) > たしかに…
choice[でも,(自分の口をふさぐ)] (choice[でも,(自分の口をふさぐ)]) > (自分の口をふさぐ)
Juanse Algaba
「……ここでだってあると思うけど、……分かった。
……でも、忘れなくて、いいの?」
「こんな気持ちになるのは……
……いいえ、正確には、こんな気持ちになって抑えきれないのは、ハジメテで……どうしたらいいかわからないの」
Gökhan Qamar
「……忘れちまったら、その時はその時だ。
今はともあれ、勘弁してくれ」
Juanse Algaba
「うん、わかった……。先に進んで、会いに行かないとだもの……
じゃあ、とりあえず……
……こうしていても、良い?」
ギョクハンの腕に腕を絡めて身を寄せる。
Gökhan Qamar
「…………、…………」
「……お前が歩きづらいんでないならな」
Juanse Algaba
「……うん」
KP/Nikah
<探索箇所>
メインホール、庭園(メインホールから向かえる)、図書室、サロン
Juanse Algaba
一番近いのはメインホール、でしょうか。
行ってみましょう。
KP/Nikah
【メインホール】
シャンデリアのある巨大なホール。
様々な異形がタキシードや燕尾服、可憐なドレスに身を包み、歓談を楽しんでいる。
西洋の怪物だけでなく、東洋の妖怪もいた。
姿形、大きさもそれぞれだ。
中央に置かれたビュッフェテーブルの上にはオードブルが並んでおり、
自由につまめるように一口大にされて皿の上に乗っていた。
その一口大、というのも様々で、
小指の先ほどの肉に串が刺さっているものもあれば、
人の腕ほどの長さの肉に太い串が刺さっているものもあった。
カクテルテーブルの周りを囲むようにソファが置いてあり
座って身を寄せながら何かを囁きあう者もいた。
この光景は、まさしく「夜会(Banquet)」のものだった。
Juanse Algaba
「すごい……お料理がおいしそう♡
異形たちの夜会ね」
Gökhan Qamar
「食っていいもんなのか……?」
KP/Nikah
やっぱ反応がPCとKPCで逆だろ
KP/Nikah
どうするかと考えている時に、こちらに話しかけて来た人物がいた。
燕尾服の黒と、腰までの長い黒髪がよく似合っている。
三十代ほどに見える彼は、にこやかにこう言った。
長い黒髪の男性
「おや、ここに来るのは初めてかな」
Juanse Algaba
「ハイ、今回ご招待を受けまして、ハジメテです♡ こんばんは」
長い黒髪の男性
「ああ、こんばんは。
それはそれは、楽しんで」
KP/Nikah
《聞き耳》をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=45+7 【聞き耳】 (1D100<=52) > 72 > 失敗
Gökhan Qamar
CCB<=72 【聞き耳】? (1D100<=72) > 54 > 成功
長い黒髪の男性
「晩餐として踊り食い用の食物を持ち寄る者もいるのだな……
次回はそれもいいかもしれない」
KP/Nikah
と彼が小声で言ったのが聞こえる。
Gökhan Qamar
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 60 > 成功
Gökhan Qamar
「…………」
ジュアンセにくっつかれている方の腕を軽く引いて下がらせようとするが……
力が足りないかもな
Juanse Algaba
「……?」
ギョクハンの方を見遣りつつ……
男性の方もみます。
Gökhan Qamar
RESB(12-17) … (1d100<=25) > 49 > 失敗
無理だな……
長い黒髪の男性
「説明するとね、ここはアストラル界の一角にある、通称『女王の庭園』だよ」
「招待された、ということは、招待状を持っているのだろうね」
Juanse Algaba
「アス……女王の庭園ですかぁ。
ええ、招待状はばっちりと♡」
長い黒髪の男性
「おお、そうすると、君は彼女の知り合いか。それは興味深いな」
「このパーティーに来るものは、招待状などなくても勝手に入るからね」
「そのかわり、パーティーを盛り上げるための食物や、彼女への貢物を持ってくるのさ」
「確かに、君がこの場所を知らなくても、招待状があれば来れるだろう」
「私は招かれないと入れぬ身でね。彼女の親戚に呼ばれてきたんだ」
Juanse Algaba
「まあ。あの方にご親戚がいらっしゃるんですか」
(子孫……ということ……?)
KP/Nikah
君の反応に、彼は意味を聞かれるのがおかしくてたまらない、という風に笑った。
少し酔っているようだ。
長い黒髪の男性
「リリスは原初の人、夜のものの女王だ。
この世の大体の血の源流が彼女さ」
KP/Nikah
※KP注釈
彼は吸血鬼なので、誰にでも呼ばれればこの場所に入れます。
Juanse Algaba
「ふうん、そういう考え方もあるんですねぇ……。
あの、リリス様ってどちらにいらっしゃるか分かりますか? ご挨拶にうかがいたいのですけど」
長い黒髪の男性
「はは……どこだろうな」
「私は彼女にお目にかかったことはなくてね。彼女はどんな姿なんだ?」
「君が会ったことがあるなら知りたいものだ」
Juanse Algaba
「ん……。女性だったり……男性だったり……ですねぇ……。
アナタが彼女、とおっしゃるからには元は女性なのでしょうが」
長い黒髪の男性
「そうか……まぁ、会場にいる誰かは知っているんじゃないか?
出会った他の人にも聞いてみるといい」
Juanse Algaba
「ええ、そうします。ありがとうございました♡」
KP/Nikah
別れ際、男性は君を引き止めて言う。
長い黒髪の男性
「それより君、隣の彼は知り合いかな? よければ賞味したいのだが……」
Juanse Algaba
「……はい?」
長い黒髪の男性
「私は上質な血に目がなくてね」
「勿論少しだけだ。殺しはしないよ」
KP/Nikah
と、ギョクハンの方を見て言う。
Gökhan Qamar
「…………」
KP/Nikah
一方、彼は何も言わない。
君の返事次第なようだ。
KP/Nikah
※リリスの制約により、「PC以外の誘いを断れない」。
しかし、それをPCに伝えることはできない
Juanse Algaba
「……ダメです♡
んふふ……彼はワタシのモノなので」
長い黒髪の男性
「ああ! それは失礼した。では」
KP/Nikah
そう言って燕尾服の男性は去っていった。
Juanse Algaba
「……ギョクハン? 喋れる?」
Gökhan Qamar
「……ああ、この通りだ。悪いなジュアンセ」
Juanse Algaba
「いいえ……
ああいうの、いつものアナタならやんわききっぱりお断りするはずだから……」
Gökhan Qamar
「…………」
KP/Nikah
<ホール 探索箇所>
ビュッフェテーブルに向かう、ホームバーに行く
Juanse Algaba
「あ。ここにあるもの食べてもヘイキなのか聞くの忘れちゃった。
でも、もしかしたら人間だってバレない方がいいのかも……?」
ビュッフェテーブルに行って、それとなく聞ける人がいないか探しましょう
KP/Nikah
[ビュッフェテーブルに向かう]
テーブルの上に置かれたオードブルは、あなた達の知る料理もあれば、
未知の料理、食材もある。
これは何の動物だろうか、とローストされた大きな肉を見ていると、
隣にいる人物が話しかけてくる。
KP/Nikah
《二, 物語はいつだって唐突」でパンと金貨を渡していた場合》
ブラック・ライダー
「ユニコーンのローストだよ、君」
KP/Nikah
側に立っているのは、いつかベッドに現れた骸骨の騎士だった。
3メートル近い巨体の彼は、今宵は暗黒の外套ではなく、タキシードに身を包んでいる。
Juanse Algaba
「わ。……って、ブラック・ライダー様! こんばんは。
今宵の装いは雰囲気が違ってまた一段とステキですね♡」
ブラック・ライダー
「成程、お主達も呼ばれていたか。……うむ」
Gökhan Qamar
「"ブラック・ライダー様"……?」
Juanse Algaba
「……あは、そう、ちょっとしたご縁があって……」
「それにしてもユニコーンですかぁ。
これってワタシたちが食べても大丈夫なんですか?」
ブラック・ライダー
「それは存ぜぬが……我らの感覚では美味だ。それにユニコーンの肉は珍しい。
あれから金貨を使って手に入れたのだ。食べてみるか」
KP/Nikah
ジュアンセはこれを食べてもいいし、食べなくてもいい。
Juanse Algaba
「物は試し……ですね♡
いただいてもよろしいのでしたら、ぜひ!」
「……ね、ギョクハンもいただくでしょう?」
「馬肉、好きじゃない」
Gökhan Qamar
「お、おう……? 馬肉は好きだけどよ、馬肉と同じ味なのか……?」
Juanse Algaba
「んもう……変なところで臆病なんだから。
仕方が無いからワタシが毒見してあげる」
Gökhan Qamar
「……む、そう言われるとな……。
いいぜ、食ってやるよ」
「えーと、ブラック・ライダー……様?
そちらは俺もいただいても良いものでしょうか」
ブラック・ライダー
「構わぬ。お主達で切り分けて食べるが良い」
Juanse Algaba
「ありがとうございます♡」
KP/Nikah
食べると、口の中で、甘い脂を含んだ柔らかな肉の旨味が広がる。
SIZを除いた能力値の中からランダムで1つ選び、その能力値を1上昇させられる。
えっと……ジュアンセの場合は既に最大値のCONも除くかな。
Juanse Algaba
「ん、あまくて蕩けますねぇ……。
やわらかくて、おいしい……♡」
choice[STR,POW,DEX,APP,INT,EDU] (choice[STR,POW,DEX,APP,INT,EDU]) > APP
Gökhan Qamar
choice[STR,CON,POW,DEX,APP,INT,EDU] (choice[STR,CON,POW,DEX,APP,INT,EDU]) > STR
KP/Nikah
APP。STR。
Juanse Algaba
お互いの、相手の方がなんとなーく高いなぁと思う能力値が……?
Juanse Algaba
APP12→13
Gökhan Qamar
STR12→13
Gökhan Qamar
「……ん。確かにうまいなこれ。
それになんというか、力が漲ってくるような……?」
Juanse Algaba
「あらあら、それは良かった♡」
Gökhan Qamar
「? ……??」
微笑むジュアンセを見て、目を白黒させる……が、何も言えねえ
Juanse Algaba
「? なあに?」
Gökhan Qamar
「何でも……ない! ……なんなんだよ……」
ぼそっと悪態をついている
Juanse Algaba
「……?」
首を傾げつつ……
「ブラック・ライダー様、ワタシたちにとっても美味なるものを分けてくださってありがとうございました♡
あの、つかぬ事をうかがいますが、リリス様の所在はご存知ですか?」
ブラック・ライダー
「彼女はどこにでも居る」
「天にもいれば地にもいて、君の側にもいるだろう」
「探さねば現れぬ。彼女はそういう存在だ」
「この館を全て見て、聞いて、君自身で判断するといい」
Juanse Algaba
「ううん、結構探しているんですけどねぇ……。
ですが、ありがとうございます♡」
KP/Nikah
・この夜会はどういったものなのか
「彼女は現代的なものが好きだからな。定期的に夜会を開いているのだ」
「この夜会に正式な招待を受けてくる者は少ないだろう」
「しかし、どのような者でも寛容な彼女は受け入れる。夜とはそういうものだ」
「彼女もそうだが、我らは昼の世界では生きていけないからね」
「昼の世界で生きる者でも、日の当たる場所に居場所が無いものは多いだろう。夜は全ての受け皿だ」
KP/Nikah
ある程度話すと、騎士は「では失礼する」と軽く一礼して去る。
近くには多くの異形達がいる。
彼らにリリスについて聞いてもいいだろう。
〈交渉技能〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=76 【説得】 (1D100<=76) > 71 > 成功
KP/Nikah
※以下、成功失敗問わず同じ描写
KP/Nikah
では、君がリリスについて尋ねると、
異形たち
「女王の噂か?」
「それなら知っているものがある」
KP/Nikah
などと、わらわら噂好きの怪物が集まってくる。
Juanse Algaba
「あら、本当ですかぁ?
……ええと、ですが噂ではなくて所在をうかがいたいのですが……」
異形たち
「真っ赤な癖毛の、魔的な美貌の持ち主だと聞くよ」
「いいえ違うわ。真っ直ぐの黒髪で知的な女性だって言っていたわ」
「そうだったか? 彼女は表向きは女として現れているが、
実際は長身の貴公子のような男だったそうじゃないか」
「混沌の神の妻なら何にでもなれるだろう。何せ夜の女王だ」
「現在は独り身では?」
「サタンの妻になったのではなかったか」
Juanse Algaba
「あ、あら~……」
KP/Nikah
怪物たちの波に揉まれながら、ふと見渡す。
──ギョクハンがいない。
Juanse Algaba
「……え。ギョクハン……?」
KP/Nikah
〈目星〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=80+5 【目星】 (1D100<=85) > 81 > 成功
KP/Nikah
緑色のドレスを着た婦女がギョクハンの腕を引いて、
ホールを去っていく姿を目撃する。
Juanse Algaba
「なっ……! ギョクハン!?
なんですかあれは!」
追いかけます……!
異形たち
「あれはお楽しみじゃないか?」「美味しそうだからな」
「仕方ないな。先を越されたか」「ここはそういうパーティーだ」
KP/Nikah
[廊下に向かう]
あなたは噂好きたちの囁き合う声を背に、走った。
廊下の影にはギョクハンと緑色のドレスを着た婦女が立っていた。
彼に話しかけている女の頭は兎のものだった。
彼女は乱れた髪をまとめ上げており、極端に長い耳と大きな目、長い鼻を持っていた。
そして、ギョクハンに詰め寄ってこう囁きかけている。
緑のドレスの婦女
「あなた、とてもいい香りね。お相手はいないのかしら?
なら私と楽しみましょう」
Gökhan Qamar
「何? ……それは……」
KP/Nikah
ギョクハンはなぜか、強く断れないようだった。
しきりに言葉を濁している。
緑のドレスの婦女
「何ってあなた、ペアリングがないじゃない。お手つきじゃない証拠だわ」
「ならいいでしょう? いいわよね。断らない姿も素敵だわ」
「ああ今すぐここで食べてしまおうかしら」
KP/Nikah
そしてギョクハンの衣服に手をかけた。
Juanse Algaba
「こら! ダメですよ!
勝手に決めないでください!」
緑のドレスの婦女
「あら、何の用? お楽しみの邪魔をしないでくれないかしら」
「ポットラックよ? みんなで楽しみましょう。ああ、あなたも混ざる?」
Juanse Algaba
「まあ……っ! 勝手に奪っておいていけしゃあしゃあと!
リリス様の方がまだお行儀がよろしいものですねぇ」
KP/Nikah
〈交渉技能〉等が可能です。
Juanse Algaba
CCB<=76 【説得】 (1D100<=76) > 93 > 失敗
う……振り直します……
……補正ありで!
system
[ Juanse Algaba ] CP : 41 → 31
Juanse Algaba
CCB<=76+15 【説得】 (1D100<=91) > 41 > 成功
緑のドレスの婦女
「女王の方が……ということは、彼女もこの子を待っているということかしら」
Juanse Algaba
「待っている、……まあそのようなものです!
一片たりともあげられません!」
緑のドレスの婦女
「……まぁ、それは残念ね」
「じゃあね! 女王の貢物ならちゃんと持ってなきゃダメよ!
つままれちゃうから!」
KP/Nikah
兎の彼女は跳びながら去っていった。
KP/Nikah
・ペアリングとは何かを聞く
「彼を味見させてくれないのに言えないわ」
「親切な方を探して聞いてね」
Juanse Algaba
「持ってたんですけどねぇ……! あっ、んもう……」
「……ギョクハン、大丈夫……?」
KP/Nikah
[緑の婦女と別れた]
ギョクハンはため息をついて襟を正している。
Gökhan Qamar
「………はぁ」
「ああいやすまん。大丈夫だぜ。でもこれでやっと言える」
Juanse Algaba
「え……?」
Gökhan Qamar
「あのな、俺には出来ないことが3つあるんだ。
彼女との約束で、その内容までは言えないけどさ」
「彼女には『パーティーに着いたら、制約を交わしたことだけ言っても良い』
と言われてたが、こういう事だったんだな」
Juanse Algaba
「制約……」
Gökhan Qamar
「……制約に関わる事象以外は普通に過ごすことが出来んだ。
つっても、毎日この調子だと、まともに生きていくことはできそうにねえ」
「それにこの呪いは、お前でないと解けないらしい」
「協力……してくれるか?」
Juanse Algaba
「その為にここに来たんでしょう。
今更降りることなんてしないから」
「心配しないで?」
Gökhan Qamar
「迷惑かけっぱなしで悪いな、ありがとよ」
Juanse Algaba
「ううん。でも呪いだってギョクハンも知ってたのね。なーんだ……」
KP/Nikah
ジュアンセは〈POW*5〉をどうぞ。
Juanse Algaba
FBPを減らしておきますかぁ……
system
[ Juanse Algaba ] FBP : 2 → 1
Juanse Algaba
CCB<=(15*4) 【POW】 (1D100<=60) > 48 > 成功
「……大丈夫。今度は離さないから」
逆にこっぱずかしい気持ちになるでしょうか?
照れたようにギョクハンの腕を取って……
「……ねえ、今度はあそこのバーで聞き込みしてみない?」
ちょっぴりリードしてもらいたい気分。
とでも言いたげに、肩に頭を凭れさせかけてみます。
KP/Nikah
今度は離さない、かあ…………
Gökhan Qamar
「! ……ああ、あっちだな。行くか!」
先導するようにホームバーへ……?
KP/Nikah
[ホームバーに行く]
ギョクハンにエスコートされ、メインホールに設置されたバーに向かう。
チーク木材でできたバーカウンターは赤みがかったオレンジ色で、
その前には同じ素材でしつらえた四本脚のスツールが行儀良く並んでいる。
椅子の脚を良く見れば、木目がゆらゆらと蠢いており、彼らにも意思があるらしいことが窺えた。
Juanse Algaba
「あら、こんばんは。座らせていただきますね♡」
一言断ってから座りましょう。
Gökhan Qamar
「おー、俺よりでかい化け物も居る事だし大丈夫だろうけど
重かったらすまんね」
ジュアンセが声を掛けてるならなんとなく声を掛けるかね
KP/Nikah
君たちが席に着くと
山羊頭のバーテンダーは、「カクテルをどうぞ」と金色の酒を出してくる。
飲んでもいいし、断ってもいい。
Juanse Algaba
「まあ。サービスありがとうございます♡
綺麗なお酒ですねぇ……ベースはなんのお酒なのでしょうか」
山羊頭のバーテンダー
「蜂蜜酒でございます」
Juanse Algaba
「あら素敵! 甘いお酒なんですねぇ……」
「……とと、いただく前にうかがいたい事があるのですが
バーテンダーさんはリリス様の所在はご存知ですか?」
山羊頭のバーテンダー
「いえ……私は存じておりません。
もし探すようにと言われているなら、彼女を見つけるのは至難の業かもしれません」
「彼女はまれに、ここに呼び込んだお客様と隠れんぼをなさいます」
「その時は、自ら姿を現すことはなさいませんね」
「申し訳ありませんが、お客様自らが探してくださればと思います」
Juanse Algaba
「まあ。それは本当に……大層遊び心がある方でいらっしゃいますねぇ……」
Gökhan Qamar
「待ってる、って書いときながらそりゃねえよ……」
Juanse Algaba
「……フェアではないのはそう。
だけど彼女にワタシたちの常識も通じないんでしょうね」
「……ありがとうございます♡
どうしてもお会いしないといけないので、ホンキを出さなくては、ですね♡」
Gökhan Qamar
「本気を出すのに酒は飲むのかよ」
グラスを手に取っているのを見て
Juanse Algaba
「あら、ワタシは一杯くらいならどうってことないもの。
アナタと違ってね」
Gökhan Qamar
「む……俺だって別に弱かねえよ」
Gökhan Qamar
CCB<=(15*5) 【CON】CONだって15あんだよ (1D100<=75) > 52 > 成功
KP/Nikah
それ昔出してほしかったよね
Juanse Algaba
CCB<=(18*5) 【CON】 (1D100<=90) > 62 > 成功
Gökhan Qamar
CCB<=(15*4) 【CON】 (1D100<=60) > 58 > 成功
Juanse Algaba
CCB<=(18*4) 【CON】 (1D100<=72) > 72 > 成功
わっあぶない♡
Gökhan Qamar
CCB<=(15*3) 【CON】 (1D100<=45) > 31 > 成功
Juanse Algaba
CCB<=(18*3) 【CON】 (1D100<=54) > 96 > 致命的失敗
あっ……
KP/Nikah
へえ
いや……ジュアンセと勝負、になった時のギョクハンの出目の良さよ
Gökhan Qamar
へへ、俺の勝ち
RESB(13-16) 早速上がったSTRで… (1d100<=35) > 80 > 失敗
ぐぬ……
KP/Nikah
あ、そうか。雑談欄は一日1回限定でポイントおまけしてるから
ジュアンセは2Pどうぞ。
system
[ Juanse Algaba ] CP : 31 → 33
Juanse Algaba
あ、ありがとうございます……♡
Gökhan Qamar
choice[起きるまで待つ,タクシーを呼んで手伝ってもらう] (choice[起きるまで待つ,タクシーを呼んで手伝ってもらう]) > タクシーを呼んで手伝ってもらう
choice[ジュアンセの家,自分の家] (choice[ジュアンセの家,自分の家]) > 自分の家
KP/Nikah
それは……大丈夫なのか?
Juanse Algaba
(まあ……夜ですし遠目に見ればワタシは男性に見えなくも……)きゅう……
KP/Nikah
いやそれもだけどさー……
Gökhan Qamar
choice[ベッドを貸して寝かしとく,自分もベッドで寝る] (choice[ベッドを貸して寝かしとく,自分もベッドで寝る]) > ベッドを貸して寝かしとく
choice[起きるまで放っておく,しばらく寝顔を見てる,…?] (choice[起きるまで放っておく,しばらく寝顔を見てる,…?]) > …?
Juanse Algaba
…?
KP/Nikah
…?
Gökhan Qamar
Schoice[介抱,いや…] (choice[介抱,いや…]) > 介抱
S7d100 背中さする(介抱),頭撫でるくらい,こわごわ触る,唇以外の顔にキス,唇にキス,みぬき…(?),す……(??) 願望……? (7D100) > 445[99,33,89,21,90,71,42] > 445
KP/Nikah
かわいめ
Gökhan Qamar
世話焼きかもしんねえな
KP/Nikah
かもじゃなくてそうだよ
Juanse Algaba
…?
Gökhan Qamar
7d100 (7D100) > 417[4,95,22,62,56,86,92] > 417
KP/Nikah
あははははww
Juanse Algaba
ははあなるほど……? えっとても介抱されている
KP/Nikah
介抱のプロ
Gökhan Qamar
介抱に関する出目が荒れすぎてるな!
KP/Nikah
苦しそうならまず介抱してやって、でも楽になってきたと思ったらちょっと欲が出てきて
ジュアンセの体躯の細さを手で感じつつ、それでも起きないと分かったらこっそりキスしたことが……あるんだな……(結果をまとめた)
Gökhan Qamar
んなもん描写すんな!
KP/Nikah
直接的なエロがないのがギョクハンらしい クリーンだなあ
Juanse Algaba
介抱だけに留まっていない時点でクリーンも何も無いと思うのですが……?
まあワタシは表では知らないていでいましょう……
KP/Nikah
ジュアンセにクリーンかどうかとか判別されたくないよね……(ひそ……
Juanse Algaba
……聞こえてますよ♡
Juanse Algaba
「ああ……そういえば以前、珍しくワタシがアナタより先に酔いつぶれた時は
かなり丁寧に介抱してくださったようで」
Gökhan Qamar
「あれはお前……酷かったな。
連れて帰っても結構苦しそうだったしよ、」
「…………」
何かを思い出して照れてる
Juanse Algaba
「……なあに? 急に黙って」
Gökhan Qamar
「いや……ああいうのは気を付けろよ。本当に」
Juanse Algaba
「もう……大丈夫だって。あれだって数杯目だったでしょう?
そんなに言うならギョクハンも一緒に飲めばいいじゃない」
Gökhan Qamar
choice[飲む,飲まない] (choice[飲む,飲まない]) > 飲む
「……だ、だな。一杯くらいならいけるだろ」
Juanse Algaba
「ええ。アナタと過ごすチェンバーナイトに乾杯♡」
カチン、とグラスを触れ合わせてから、ぐい……
Gökhan Qamar
「乾杯!」
KP/Nikah
グラスに注がれているのは、ほんの少量だった。
しかし、君がその酒を口にした時、肉体に衝撃が疾った。
火のようであり、眠気を催すような、人智を超えた味だった。
これは普通の酒ではない、と思ったが遅く、アルコールが体を回り始める。
理性が溶けていくような、甘美で危険な感覚だ。
以後、パーティー中の探索者のPOW対抗は〈POW*5〉から〈POW*3〉になる。
Juanse Algaba
1d100 どちらが (1D100) > 38
Gökhan Qamar
1d100 酔いが酷いかって……? (1D100) > 91
KP/Nikah
だめじゃん CON的にもさあ
Juanse Algaba
「……あはっ♡ 蕩けてしまいそう……♡」
なんでしょう、理性は溶けてもそこまでフラつくわけではないのかも
Gökhan Qamar
「はは、……意外と、……キツいな、こぇ……」
ぽや
Juanse Algaba
「あらあら~酔っぱらったのぉ……?
早速呂律が回ってないけど……♡」
Gökhan Qamar
「お……おまえだって……なんか、ハイになってるらろぉ……?」
Juanse Algaba
「あは、かわいい♡ んふふ……ハイなのはそうかも♡
ギョクハン、歩ける? しっかりワタシにつかまっててね♡」
Gökhan Qamar
「またそんなこと……いいやがってえ……!
ガキじゃねんだぞ……」
Juanse Algaba
「……あら♡ ギョクハン♡
それならオトナの触れ方、する……?♡」
Gökhan Qamar
「う、うるせえ……! しねえからさっさと探しに行こうぜ」
Juanse Algaba
「んもう、つれない……♡」
ギョクハンの火照ったほっぺたをつんつん♡
「ねえ、ギョクハン……暑くて仕方ないならぁ……
外の風にでも当たらない? ……あはっ、さてはそれが狙いねぇ……♡」
庭園に行きましょうか~
Gökhan Qamar
「おれはなんも……言ってねえ~~……」
けどついて行くしなんだかんだジュアンセに支えられてんのかもな……
KP/Nikah
【庭園】
青い芝の庭園ではジャズバンドが演奏をしている。
軽快な曲の音に合わせて、怪物達が手を取って踊っていた。
可憐にステップを踏む者もいれば、音に合わせて体を揺らすだけの者もいた。
踊れる、踊れないは関係ないようだ。
彼らは好きなように楽しんでいた。
視線を周囲に移す。この邸宅は高い丘の上にあるらしい。
庭を囲む白い柵の外には、灰色の海が広がっていた。
KP/Nikah
<庭園 探索箇所>
海を眺める、ジャズバンドの演奏を聞く、周囲を見る
Juanse Algaba
「まあ……なんだか不思議な色の海……」
なんとなく、ギョクハンのことを一層強くぎゅっとしつつ……
海を見ます
KP/Nikah
・海を眺める
灰色の海を一望する。
波の少ない静かな水面の上に、霧が立ち込めていた。
〈目星〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=80+5 【目星】 (1D100<=85) > 99 > 致命的失敗
KP/Nikah
え??
ここアルヴァもファンブルしてたとこだよ
なに??
KP/Nikah
3Pと目星1d6成長で……
system
[ Juanse Algaba ] CP : 33 → 36
Juanse Algaba
CCB<=80+5 【目星】 (1D100<=85) > 81 > 成功
あっちがいましたぁ
1d6 (1D6) > 6
……あら♡
KP/Nikah
2d6のSAN回復か技能成長だね……?
Juanse Algaba
2d6 (2D6) > 9[4,5] > 9
Juanse Algaba
目星85→90
歴史50→60
KP/Nikah
では君は、ギョクハンがこのまま海に攫われてしまうのではないかと恐怖する。
要はPOW*3失敗扱いってこと……1d10をどうぞ。
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 4
KP/Nikah
指引くね……
KP/Nikah
4:相手の指が美味しそうだと思う
Juanse Algaba
「ギョクハン……どこにも行かないで……」
くっついたまま左手を取って持ち上げる
Gökhan Qamar
「ん? 急にどうしたんだよ」
Juanse Algaba
「この海を見ていると、……なんだか怖いの。
アナタと遠く引き離されてしまう気がして……」
Gökhan Qamar
「引き離されるだあ? 殺すな殺すな!
大丈夫だよジュアンセ。霧がかってるが穏やかな海じゃねえか」
Juanse Algaba
「でもぉ……居なくならないって、確証はないでしょう……
あー……」
おもむろに持ち上げた手の指を口に含もうとします
Gökhan Qamar
「!? っにやってんだ!?」
よ、避けるが……?
KP/Nikah
DEX対抗か回避かな……回避が高いね
Gökhan Qamar
CCB<=71 【回避】 (1D100<=71) > 50 > 成功
Juanse Algaba
「……だめ?」
「指輪も何も、ここには無いから……
噛んだらいいんじゃないかって、思ったんだけど……」
Gökhan Qamar
「良くねえよ」
Juanse Algaba
「……いじわる」
ちろ、と舌を出して指先だけでも舐めようとしている
Gökhan Qamar
「なんで俺が悪いみたいになってんだよ……」
Juanse Algaba
「だって……こんなに美味しそうなのに、お預けしてくるんだもの」
「……ね、舐めるのもだめ? 歯は立てないからぁ……」
焦がれるように指と、ギョクハンのレモンイエローの瞳とを見つめてる
KP/Nikah
出たよ ジュアンセの特技(?)
けみかえる
意味深にも取れる発言 だーいすき!
Gökhan Qamar
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 16 > 成功
くっ……
KP/Nikah
わあ、いい出目だね(他人事)
Gökhan Qamar
「~~っ! だから、そういうのやめろって……!」
Juanse Algaba
「あはっ……そういうのって、何が……?♡」
RESB(17-13) 力で…… (1d100<=70) > 65 > 成功
「ん、ふ……」
掴んだ手を離すまいとしっかり握り込んで、引き寄せて
どこか甘い香りすらするようなそれを熱っぽく眺めた後、その視線をギョクハンの目に移す。
彼を見つめたまま、真ん中の三本指を咥えこんで、歯を立てないようにしつつゆっくりと舐めてみせた。
Gökhan Qamar
「! お前……!」
KP/Nikah
独特な味が口の中に広がる。
薄甘く、それでいて舌触りのいいその風味は、
あなたが今まで味わったことのないものだった。
まだ足りない。
彼の唇の甘さも知りたい。服の下に隠れた素肌に噛みつきたい。
そう思ってしまうほどだった。
Juanse Algaba
「ああ……♡ もっと……♡」
Gökhan Qamar
choice[ぺち,これで終わり] (choice[ぺち,これで終わり]) > これで終わり
「……ジュアンセ、これ以上はだめだからな」
暫く、許した範囲で好きにはさせているが
頃合いを見てやめさせるつもりだ。
Juanse Algaba
「……♡」
時折物足りなさそうにはしているけど
うっとりと目を閉じてギョクハンの一部を味わっている。
Gökhan Qamar
「…………」
目を逸らしてもジュアンセの立てる音がよ……なんなんだ!
Juanse Algaba
「っは……ごちそうさまでした♡」
「今はコレで……がまんしてあげる」
Gökhan Qamar
「……だから。なんで俺が許される立場なんだよ」
Juanse Algaba
「じゃあ……ガマン、してね♡」
Gökhan Qamar
「我慢するのも許しを請うのもお前の方だよ。
……ったく」
ぺしっと軽く小突く。
Juanse Algaba
「あはっ……乱暴はやめて♡」
全然困っていない様子で……周りを見ましょうか
KP/Nikah
・周囲を見る
〈目星〉〈聞き耳〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=45+7 【聞き耳】 (1D100<=52) > 36 > 成功
KP/Nikah
猫頭の淑女と、体中から触手の生えた淑女が近くのベンチで絡まりながら話している。
猫頭の淑女
「これで私達もペアリングね」
触手の淑女
「女王も面白いシステムを考えたものだわ。
でもこの証明があれば、他の輩に手出しされなくなるのはいいわね」
猫頭の淑女
「今までみたいに遊べなくなっちゃうのは考えものだけど」
触手の淑女
「まぁ、またおしおきされたいのかしら」
猫頭の淑女
「せいぜい私に逃げられないようにね」
KP/Nikah
彼女達に更に〈目星〉が可能。
Juanse Algaba
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 77 > 成功
KP/Nikah
彼女達は、手に指輪をしているようには見えない。
「ペアリング」とは何か別のものなのではないか、と思う。
Juanse Algaba
「ほかの人から手出しされなくなる証明……」
KP/Nikah
あなたがベンチに近づくと、猫頭の女が顔を上げる。
猫頭の淑女
「あら、かわいいお嬢さん。どうしたの?」
Juanse Algaba
「こんばんは♡ そのう、お話が聞こえてきてしまったのですが
お二人のペアリングというのはどういったものなのでしょう?」
猫頭の淑女
「まぁ! 知らないの?
うぶなのね。ここ初めて?」
「教えてあげるからもっとこっち、おいでよ」
KP/Nikah
近づく場合〈回避〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=43 【回避】 (1D100<=43) > 41 > 成功
KP/Nikah
お、えらい!
KP/Nikah
君が女に近付くと、彼女の腕が伸びてあなたを捕えようとした。
あやうく引っかかれるところで、避けることができる。
Juanse Algaba
「あらあら……おさわりは厳禁です♡」
猫頭の淑女
「ふふ……知らない人をそう簡単に信用しちゃダメよ?
とくにこの場所ではね」
「本当はもっと優しくしてあげたいのよ。あなた私のタイプだし。
毛がふわふわで、柔らかそうだもの」
Juanse Algaba
「ふわふわ……ですか」
確かに癖毛気味ではあるけれど……
その条件ならギョクハンも当てはまるのでは? と思いながら見比べている。
猫頭の淑女
「でも今は怒られちゃうから……ええ、内容は勿論教えるわ!」
「ペアリングはね、お互いのことを思い合って、二人で噛み跡をつけるのよ。
キスみたいに。牙がないなら吸い跡とか、傷跡とかでもいいの」
「二人に、信頼や信用、あるいは愛や欲望があれば証明が生まれる。
目には見えない彼女の力で守られるの」
「これでだいたいわかったかしら?」
Juanse Algaba
「お互いのことを、思い合って。…………」
「……ああでも、その条件なら……?
ええ、わかりました。ありがとうございます」
「それから……お二人はリリス様はお見掛けになっていらっしゃいません……よね」
ダメ元でうかがってみましょう
KP/Nikah
あなたの問いに、触手の女が答える。
触手の淑女
「私達の中にはすでに彼女はいるのよ」
「彼女は欲望なの」
「すべての人を見ているわ」
「彼女に会いたいなら、自分の欲望を知りなさい」
Juanse Algaba
「私たちの中……すべての人……」
KP/Nikah
そこまで言うと、触手の女は、猫頭の女を引き寄せる。
触手の淑女
「……さっさとこっちに来なさい。あなたは人型に目移りしすぎだわ」
KP/Nikah
猫頭の女は考えてから、ジュアンセを見てこう言った。
猫頭の淑女
「お嬢さん、あなたは混ざってもいいのよ?
それなら彼女も許してくれる」
「隣の彼もステキだけど……魔性はタイプじゃないの。
だって誰にでも同じ顔するんだもの」
「ねえお兄さん。……可愛い子、借りていいわよね?」
Juanse Algaba
(ファンに真摯であることが、得てして
"誰にでも同じ顔"と評されることはあるんですねえ……)
Gökhan Qamar
「え、……」
KP/Nikah
聞かれたギョクハンは躊躇して、答えあぐねている。
KP/Nikah
※制約のせいで断れない
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 8 > スペシャル
KP/Nikah
雑談欄だから1P!
system
[ Juanse Algaba ] CP : 36 → 37
Juanse Algaba
「……ワタシが声を掛けられるのにも、何も言えないの?」
「……って、答えられるわけもないか」
「ごめんなさい、ワタシ自身は異性愛者なので、お姉さま方に混ざることができなくて♡
ワタシが男性だったら、きっと良かったんでしょうけど……」
猫頭の淑女
「あら残念! クチラの触手すごいのに。じゃあね」
Juanse Algaba
「あはは、素敵な夜を♡」
KP/Nikah
そうして彼女達と別れる。
Juanse Algaba
「ワタシがやろうとしてた事、強ち間違いでもなかったみたい。
……ねえ、ワタシが噛んだら、アナタは……」
Gökhan Qamar
「すまん、俺はできない」
Juanse Algaba
「……うん、わかってる」
Gökhan Qamar
「したいけど、できないとしか言いようがなくてよ」
Juanse Algaba
「え」
「……したいの?」
Gökhan Qamar
「他の奴が手出しできなくなるってのが本当なら、そりゃな」
「彼女の力ってことは、このパーティーの中でだけだろうが……それでも」
Juanse Algaba
「……そう……」
Gökhan Qamar
「何か急に大人しくなったな! どうした?」
Juanse Algaba
「……いいえ、少し考え事してて……」
演奏を聴きましょう
Juanse Algaba
ギョクハン自身が手出しされないようにと思っているのか
私が手出しされないようにと思っているのか……と
KP/Nikah
・ジャズバンドの演奏を聞く
ジャズバンドで演奏しているのは虫であった。
キリギリスやバッタ、テントウムシに蟻や蜘蛛。
人ほどの大きさの彼らは、器用に何本かの足を使って楽器を奏でている。
楽器もバイオリンやオーボエ、トロンボーンなど様々なものがあり、
ピアノにおいても電子ピアノからグランドピアノまで揃っていた。
彼らは怪物達に合わせて、曲調を変えつつ、場を盛り上げている。
黒いドレスを着たケバエの女が、マイクを握って、深みのある声音でジャズソングを歌い上げていた。
〈POW*5〉をどうぞ。
Juanse Algaba
FBPの清算をしておきましょうかぁ……
system
[ Juanse Algaba ] FBP : 1 → 0
Juanse Algaba
CCB<=(15*4) 【POW】 (1D100<=60) > 73 > 失敗
Juanse Algaba
ああ、下げていなかったら……! ふふ……
KP/Nikah
あられもない欲望ばかりが浮かんでは、消えることなく頭に残り続ける。
【特殊行動表(1d10)】を振り、それに見合った行動を行うこと。
Juanse Algaba
「あ、……」
1d10 (1D10) > 10
KP/Nikah
そうなんだ…… ジュアンセ……
KP/Nikah
10:相手が自分のものだという証明が欲しいと思う
Gökhan Qamar
「……うん?」
Juanse Algaba
「したいけど、できないなら……
したくて、できるワタシだけでも、……だめ?」
Gökhan Qamar
「っ……やめ、といた方がいい」
つい、と目をそらす……
Juanse Algaba
「やだ……どうしてそんな事言うの?
……どうしてワタシだけのものになってくれないの……」
Gökhan Qamar
「どうしてもこうしても、今はダメだ。
さっきもこれ以上はだめだって言ったろ?」
「大体お前……いつもそんな事言わねえじゃねえか」
Juanse Algaba
「そんなの、
こんな時じゃないと、言えないんだもの……」
ぴったり体をくっつけて
ギョクハンの目と襟から覗く首筋とに視線を忙しなく往復させている。
「……信じてもらえないのも仕方ないって分かってる。
でも、どうしようもないくらい、アナタがほしいの……どうしたらいいか、わからないの……!」
KP/Nikah
〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 51 > 成功
KP/Nikah
この欲望を晴らすには……踊るしか無い。
Gökhan Qamar
「ジュアンセ……」
Juanse Algaba
「ギョクハン、……また、ワタシと踊って。
何もしないから、ううん、何もしでかさない為に……」
Gökhan Qamar
「踊、えっ……?」
Juanse Algaba
「早く……!」
KP/Nikah
[踊る場合]
手を取り、怪物たちに混ざる。
身を寄せ合う彼らに続いてギョクハンをエスコートするように引っ張っていけば、
彼も困りつつも君に導かれ足を運んだ。
近くなった彼の匂いに惑わされながら、場に浮かされて踊った。
〈DEX*5〉または〈芸術:ダンス〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=73 【芸術(ダンス)】 (1D100<=73) > 80 > 失敗
う……10Pで振りなおします……
system
[ Juanse Algaba ] CP : 37 → 27
Juanse Algaba
(1D100<=88) > 49 > 成功
Juanse Algaba
CCB<=73+15 【芸術(ダンス)】 (1D100<=88) > 37 > 成功
Gökhan Qamar
CCB<=84 【芸術(ダンス)】 (1D100<=84) > 99 > 致命的失敗
KP/Nikah
え? 珍しい……
雑談欄は2Pだね……
system
[ Gökhan Qamar ] CP : 0 → 2
Gökhan Qamar
不名誉だな……
KP/Nikah
→成功
周りに溶け込むように、自然に踊れる。
ギョクハンは不意の君の動きについて行けず、珍しくふらついたステップになるが
それをさらって力業でふたりのダンスを作り上げていくだろう。
その高揚感で心地よい汗をかき、欲望が紛れた。
〈芸術:ダンス〉を1d20成長
Gökhan Qamar
「わ、と、引っ張るなって……!」
Juanse Algaba
「あはっ……♡ 楽しい……」
1d20 (1D20) > 14
Juanse Algaba
芸術(ダンス)73→87
KP/Nikah
ギョクハンも1d6成長しとく……?
Gökhan Qamar
1d6 (1D6) > 4
KP/Nikah
! ちょうど1だけ上……
プライド……
Gökhan Qamar
芸術(ダンス)84→88
Gökhan Qamar
「……はは、そうだな……」
迫られたら迫られたで困る状況ではあるが
すぐに切り替えられちまうのも、何だか内心負けた気になるんだよな
KP/Nikah
庭園の情報は以上です。
Juanse Algaba
「……ギョクハン?」
Gökhan Qamar
「何でもねえ! ……大方酔いも醒めてきただろ?
そろそろ中戻ろうぜ」
Juanse Algaba
「うん……?」
うなずいて、図書室へ……?
KP/Nikah
【図書室】
階段を上って二階にたどり着く。
図書室はステンドグラスの窓がはめ込まれた、ゴシックなつくりだった。
世界中から本が集められたようで、言語も様々だが、
手に取って読むと不思議と内容が理解できた。
本は宗教学や人類学関連のものが特に豊富だ。
見つけたい書籍があれば探すこともできる。
〈目星〉〈図書館〉等をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 81 > 失敗
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 86 > 成功
Juanse Algaba
わわあ……出目が高いですねぇ……
KP/Nikah
「欲望の心理学/宗教と集団心理による魔の考察」「神事と芸能」
という本を見つける。
各本を読んだ時、「欲望とは」「神事における芸能」という項が気になった。
KP/Nikah
◆欲望とは
欲望のない人間などいない。
食、睡眠といったものは特に不可欠であり、怠れば死に至る。
また、性欲や知識欲、名声欲といった欲もある。
これらは生命に関わらぬ欲望であるが、
種の保存や文化、社会の発展の横には、常にこの欲望が寄り添ってきた。
「人に取り付く魔」は様々な宗教の歴史に共通して現れている。
欲望を魔とするのなら、誰もが胸の中に魔を飼っている
と言っても過言ではないのかもしれない。
◆神事における芸能
古来から人は、神事で芸能を行っていた。
これは「神意を伺う」「神を喜ばせる、または鎮める」為の物であった。
芸能は、楽器の演奏や歌唱、舞踏、曲芸、演劇、武闘など多岐にわたる。
日本文化なら神楽や舞楽、競馬や流鏑馬、相撲などが挙げられるだろう。
KP/Nikah
神を喜ばせる芸能か……改めて、なぁ……
Juanse Algaba
「"私たちの中に、すでに彼女はいる"……」
なんとなく、胸に手を当てている。
KP/Nikah
〈POW*5〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 95 > 失敗
KP/Nikah
え?
Juanse Algaba
あは……♡ どう足掻いても、ですねえ……♡
KP/Nikah
失敗した場合、【特殊行動表(1d10)】を振り、
それに見合った行動を行うこと。
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 1
KP/Nikah
ああ、ついに……
KP/Nikah
1:相手の唇が美味しそうだと思う
Gökhan Qamar
「っんと、今んところ何処にも居ないよな……」
Juanse Algaba
「うん、……早く口づけしないといけないのに、……あっ」
「ねえ、ギョクハン? ワタシはワタシ自身にキスできないけど
アナタにならキス……できるから……」
Gökhan Qamar
「……は? え、急にどうした……?」
Juanse Algaba
「アナタの中にリリス様がいるとしたら、アナタにキスすれば……
それは……リリス様に口づけしたことに……ならない……?」
口ではそれらしい御託を並べているが、結局それを大義名分として
彼の唇を奪いたいだけなのかもしれない。
Gökhan Qamar
「いや、流石にそれは、無理があるんじゃねえか、なあ……!?」
椅子に座って並んで本を読んでいたなら
嫌な予感がして立ち上がろうとする。
Juanse Algaba
「どうして? 試してみないと正解かなんて分からないでしょう?
それにほら、ギョクハンの唇、こんなにおいしそう……」
吸い寄せられるように手を引いて、アナタの匂いを辿るように顔を寄せる。
Gökhan Qamar
「や、やめろよ、此処は図書室だぜ?」
Juanse Algaba
「あら、その背徳感がイイのに……♡」
Gökhan Qamar
「良くねえよ……! 本当に今は勘弁してくれ……」
KP/Nikah
ふーん……ギョクハンの方は寝てる間にキスした事があるってのに……
Gökhan Qamar
どっちの味方だよ!
Gökhan Qamar
「そ、んなにしたいなら、全部どうにかしてからにしろって!」
なんか、ジュアンセの唇を見てるだけでもダメだ。
隠すように手でジュアンセの口元を覆う。
Juanse Algaba
「んむ、…………」
「……ん~……」
不満そうにギョクハンの手のひらに吸い付いて、食んで
口づけを交わしているみたいに舌先で舐めたり指の隙間にねじ込んだりしようとする。
Gökhan Qamar
「っ……はっ……それで収まるんならずっとやってるか?」
Juanse Algaba
「……ううん、ちゃんと、きす、したい……
でも、どうにかする前に、ワタシがどうにかなっちゃいそう……」
Gökhan Qamar
「……もういい! もう、お前のそういう事を喋るな!
分かったから……それでもここに居たってどうにもなんねえだろ?」
Juanse Algaba
「そういう事って、なに……?」
Gökhan Qamar
「…………キス、したい、とか。軽々しく言うなって……」
Juanse Algaba
「ペアリングは、したいって言った。
……キスは? したくない……?」
Gökhan Qamar
「だから! 喋るな……っ!」
Juanse Algaba
「んう……答えになってない……」
半べそをかきながら、サロンへ向かうことにします……
KP/Nikah
【サロン】
大きなソファとテーブルがある談話室。
入って左手の壁は一面が鏡になっており、こちらの姿を反射している。
部屋に入った際に〈アイデア〉
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 31 > 成功
KP/Nikah
視線を感じる。
しかし、君たち以外、この部屋には誰もいなかった。
KP/Nikah
<サロン 探索箇所>
鏡、棚
Juanse Algaba
「なんだか、見られているような……?」
Gökhan Qamar
「何でちょっと嬉しそうなんだよ」
Juanse Algaba
「あはっ……♡
……鏡のせい?」
鏡を見ます。
KP/Nikah
・鏡
壁の一面が鏡になっている。
〈アイデア〉
〈目星〉〈知識〉
それぞれ可能です(並列する技能は同情報)
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 100 > 致命的失敗
KP/Nikah
えっ……!?
KP/Nikah
じゅ、10Pと初期値でない任意の技能1d6成長……
system
[ Juanse Algaba ] CP : 27 → 37
Juanse Algaba
1d6 (1D6) > 4
Juanse Algaba
聞き耳52→56
Juanse Algaba
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 6 > スペシャル
KP/Nikah
なに? 2P!
system
[ Juanse Algaba ] CP : 37 → 39
KP/Nikah
この鏡に向かって右手を上げると、鏡の中の自分も右手を上げる。
正面から見れば、ちょうど逆の手を上げているように見えるのだ。
いわゆる「左右反転鏡」、「正しい自分の姿が見える鏡」なのだと気づける。
ファンブルは……1d10をどうぞ。
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 7
KP/Nikah
7:相手に噛みつきたいと思う
Juanse Algaba
「は、ぁ……ギョクハン……
噛むだけ……噛むだけだからぁ……ちょっぴり、味見させてほしいよぉ……」
Gökhan Qamar
「だーめーだ。我慢しろって」
Juanse Algaba
「ひどい……」
いよいよ本格的に鼻の奥がつんとしてくるのを感じながら
棚を見ます……
KP/Nikah
・棚
腰ほどの高さの棚。
棚の上に乗ったミニラックには本がしまってあり、
引き出しの中には小物や煙草入れが入っている。
〈目星〉〈図書館〉をどうぞ(同情報)
Juanse Algaba
CCB<=69 【図書館】 (1D100<=69) > 96 > 致命的失敗
KP/Nikah
え……? 何? 3P……?
あと……図書館の即時1d6成長だね……
system
[ Juanse Algaba ] CP : 39 → 42
Juanse Algaba
1d6 (1D6) > 1
Juanse Algaba
図書館72→73
Juanse Algaba
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 25 > 成功
KP/Nikah
ミニラックには小さな絵本がしまってある。
取り出してみれば、ボーモン版「美女と野獣」の豆本だった。
KP/Nikah
◆「美女と野獣」あらすじ
あるところに、裕福な商人がいた。
彼には息子と娘が3人ずついたが、姉妹のうちの2人はひどく傲慢だった。
姉2人は末娘のベルを嘲っていたが、ベルは善良で正直な少女であった。
突然、財産を失ってしまった彼らは田舎町に引っ越すが、
そこで父は大きな城に住む野獣の怒りを買ってしまう。
『娘を城によこすか、お前が責任を取って死ぬか選べ』と、野獣は言った。
父は責任を取ってひとり、死のうと考えたが、
娘のベルが「かわりに私が城へ向かいます」と言ってきかなかった。
ベルは野獣と共に暮らすことになるのだが、求婚する野獣に、ベルは応じなかった。
しかし、交流を深めていくうちに、
互いの善良さや優しさに触れ、ふたりは変わってゆくのだった。
父が病気になった時、ベルは一週間で戻る約束をして実家に帰る。
裕福な暮らしをしている彼女に嫉妬した姉たちは、
野獣との約束を反故にさせようと、彼女を引き止めた。
もう暫く実家に留まることにしたベルは、同時に強い罪の意識を感じ始める。
『自分にとって彼は大切な存在なのだ』
と気付き、彼女は野獣のいる城に戻った。
野獣は城の中庭で倒れていた。
ベルを失ったと思った彼は、食を断ち、孤独に死のうと決意したのだ。
野獣の鼓動がまだあることに気付き、ベルは彼にこう言った。
『結婚しましょう。私はあなたなしでは生きていけない』
その瞬間、野獣の姿は光に包まれる。
彼の姿は美しい王子となった。
彼は昔、『真実の愛を貰わない限り、元の姿には戻れまい』と、
魔法使いに呪いをかけられていたのだ。
王子とベルは婚約し、その後幸せに暮らしたという。
KP/Nikah
さらに〈知識〉〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 29 > 成功
KP/Nikah
では、次の内容を思い出す。
KP/Nikah
◆童話における愛
「美女と野獣」は「真実の愛」で王子の呪いが解けた物語である。
これはベルが「偽りのない自分の心」に気付き、
王子もまた「真実の愛で己を律した」ことで、変化が訪れたのだ。
「悪意や呪い」を打ち消すほどの力が「愛」にはある、と解釈できる。
Juanse Algaba
愛……
KP/Nikah
そうだね……
ファンブル処理だね……
KP/Nikah
うん……1d10をどうぞ。
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 9
KP/Nikah
9:相手の意識を自分に向けていたいと思う
Juanse Algaba
「ギョクハン……」
Gökhan Qamar
「なんだよ、……どうした?」
KP/Nikah
こう……邪険に扱おうとしてもちょっと兄貴っぽいところが出るね
Juanse Algaba
「今だけで良いから、ワタシだけ見てよ……
何もしないから……」
Gökhan Qamar
「お前がそれを言うかよ……」
KP/Nikah
【すべての場所を探索し終えた】
〈目星〉〈アイデア〉
Juanse Algaba
「え?」
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 87 > 失敗
あっ……
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 68 > 成功
KP/Nikah
見れる場所はすべて回ったが、リリスの影も見当たらない。
それどころか、彼女の姿を正しく知っているものはこの邸宅にはいなかった。
リリスとは何で、どこにいるのだろう。
『もう一度私を見つけて口づけできたら、彼の呪いを解いてあげるわ』と、彼女は言った。
君は今まで見て聞いて得た情報から、彼女のもとへ辿り着かなければいけない。
Juanse Algaba
「…………。
……じゃあ、触れなかったらいいの?」
鏡の中のギョクハンに寄って行く。
Gökhan Qamar
「え?」
KP/Nikah
※KP注釈
ここからPCは簡単な推理をする。
・リリスはどこにでもいる
・すべての人の中にリリスはいる
・PC自身が見つけなければ、リリスは現れない
・リリスにキスをしないとKPCの呪いは解けない
以上の内容から、
「鏡に映った自分自身にキスをする」ことでリリスが現れる/呪いが解けると推察できる。
これは「鏡に映ったKPCにキスをする」でも満たされる条件である。
PLが深く悩んだ場合、上記の内容をKPが共有しても構わない。
Juanse Algaba
「本当のギョクハンじゃなければ、……
キス、してもいいの……?」
ちっともあたたくない頬を撫でて、唇を寄せて、口づける。
Gökhan Qamar
「ジュアンセ、」
KP/Nikah
【PCが鏡に映ったKPCに口づける】
君は鏡に映るギョクハンに口づける。
ひやりとした氷のような感触だった。
唇を離し、鏡を見れば、その中のギョクハンと目が合う。
すると、相手の顔の輪郭が揺らいだ。
全く同じはずだったその表情は消え、唇が三日月のように弧を描く。
鏡の中の彼は悦びの表情をたたえてこう言った。
Gökhan Qamar
『よく見つけたな』
『俺は欲望。全てを包む夜』
『誰の中にでもいて、誰でも受け入れる。動かず、静かに』
『なぜならお前は俺だから────ああ、』
『お前にとっての愛とは何だ?』
KP/Nikah
時は止まったように静かで、周囲は暗闇だった。
ここにはあなたと鏡の彼しかいなかった。
静寂と暗黒だけの空間には、光も喧騒もない。
豪奢な邸宅も何処にもなかった。
Juanse Algaba
「こ、こは……」
「ギョクハンは……?」
Gökhan?
『大丈夫だ。お前は試練を突破したからな』
『答えを聞いたら返してやるし、彼の呪いも解いてやるよ』
Juanse Algaba
「ワタシにとっての、愛……」
「これは……普遍的な意見に近いかもしれませんが」
「愛というものは……触れ方によって様々な形や輝きになるもの、だと思っています。
宝石と呼ばれるものの原石と同じですね」
KP/Nikah
君にとっての愛とは何かを伝えると、彼はこう言う。
Lilith
『素敵な解釈だな。ただ宝石に喩えるんじゃなく
歪な状態の原石であっても肯定しているのがいいじゃねえか』
『ちなみに、俺が制約した3つのうちの2つは分かったか?
残り1つはお前が分からなくても仕方ねえから、気にしなくていいぜ』
Juanse Algaba
「制約……そうですねぇ。まず、どこからがダメだったかを考えると……
キスはもってのほか、噛むのもダメ、でも手を繋いだり、ワタシが指を舐めたりする程度であれば許容されていましたねぇ……」
Juanse Algaba
CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 58 > 成功
Juanse Algaba
「……あは、濡れた部分が触れ合うとダメ、ですかぁ?
なーんて♡ 粘膜同士の触れ合い、といったところでしょうか♡」
Gökhan Qamar
『へえ、それで一つ目になるな。もう一つはどうだ?』
Juanse Algaba
「もうひとつは……ワタシの誘惑は断れましたけどぉ……
ほかの方の誘惑や、ワタシへの誘惑をギョクハンは断れていませんでしたね」
「ワタシ以外の他者を拒絶できない、といったところでしょうか?
ひとつ目とはまた違った意味で……いやらしい♡」
Lilith
『ははっ、大体正解だな』
『さて、と。あとは、彼をお前に返すだけだ。
あとはここから上手く帰らないとな。頑張ってくれ』
『彼の生も死も、握っているのはお前だ。
選択する権利はお前にあるんだからな』
KP/Nikah
リリスは微笑むと姿を消した。
部屋に明かりが灯る。
周囲の景色は邸宅のサロンに戻っていた。
Juanse Algaba
「は、……」
KP/Nikah
この部屋にいるのはギョクハンと、君のみだ。
Juanse Algaba
「生死を握っている……?」
振り返ろうとする
KP/Nikah
すると、背後からカタン、と音がする。
振り返れば、棚の上に3つの硝子の小瓶が並んでいた。
中にはそれぞれ
薔薇(ばら/明るい赤)
真紅(しんく/濃い赤)
薄紅(うすべに/桃色に近い赤)……の色に染まった液体が入っていた。
隣にはメモが置いてある。
KP/Nikah
◆メモ
美しい文字でこう書いてある。
「薔薇と真紅と薄紅。
3つの薬から1つ選んで、彼の毒を消してあげて」
KP/Nikah
各技能を一つにつき一度だけ振れる。
横にいくつか並んでいる場合は、
その中の一つでも成功すれば情報が開示される。
〈目星〉〈アイデア〉、その他適切な技能
〈知識1/2〉〈歴史〉
〈知識1/2〉〈聞き耳〉
〈知識1/2〉〈生物学〉〈医学〉
KP/Nikah
※KPC注釈
選択するのはPCなので、KPCは調査ダイスを振れない
(振ってもいいが、内容をPCに教えることはできない)
【選択肢】
・薔薇の瓶
・真紅の瓶
・薄紅の瓶
※KP情報 良い選択肢
薔薇の瓶>薄紅の瓶>真紅の瓶
Juanse Algaba
CCB<=80+6 【目星】 (1D100<=86) > 54 > 成功
KP/Nikah
メモの裏には「どの色も、愛で染めればすべてが同じ」と書いてある。
薬としての効能の差はありそうだが、「ギョクハンに飲ませた上」で
君が何らかの「愛や信用を示す行動」をとれば、毒は消えるのだろうと思える。
Juanse Algaba
CCB<=50+10 【歴史】 (1D100<=60) > 24 > 成功
KP/Nikah
「薔薇は赤く、菫は青い。砂糖は甘く、そしてあなたも。」という詩を思い出す。
エドマンド・スペンサーの叙事詩『妖精の女王』が起源のこの詩は、
愛を伝えるための言葉だそうだ。
リリスが「愛を見たい」と言うならば、薔薇の瓶、これが正解の薬だろう。
Juanse Algaba
CCB<=45+11 【聞き耳】 (1D100<=56) > 61 > 失敗
CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 60 > 失敗
KP/Nikah
〈知識1/2〉〈聞き耳〉
紅は禁断の色。
日本では紅花をふんだんに使った高貴な色とされ、
「禁色(きんじき)」とまで言われたのが真紅である。
香りを確かめると、柘榴のような酸味と甘さを感じた。
柘榴もまた、禁断の果実だ。
真紅の瓶は所謂「劇薬」、毒なのではないかと思う。
Juanse Algaba
CCB<=5 【医学】 (1D100<=5) > 90 > 失敗
CCB<=1 【生物学】 (1D100<=1) > 35 > 失敗
CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 5 > 決定的成功/スペシャル
KP/Nikah
おお……5Pだ。
医学の初期値成功1d10と1/1d10成長を振っていいよ。
system
[ Juanse Algaba ] CP : 42 → 47
Juanse Algaba
1d10 (1D10) > 1
CCB<=5+1 【医学】 (1D100<=6) > 11 > 失敗
1d10 (1D10) > 10
Juanse Algaba
医学5→16
KP/Nikah
薄紅の瓶の中身はほのかに甘い香りがする。
これは桃の香りだろうか。
桃は多くの実をつけることから、生命力が強く、
邪気を祓う神聖な木とされている。
また桃の花言葉は「私はあなたのとりこ」である。
この薬を飲んだ者は、とても魅力的になるのではないかと思う。
Gökhan Qamar
「ぼうっとしてたと思ったら、……なんだ? その瓶」
Juanse Algaba
「あ、……ええ、鏡の中のアナタにキスをしたら、リリス様には無事会えたんだけど……
今度は、どれかひとつをアナタに飲ませてって」
Gökhan Qamar
「おー……じゃあお前の説も間違ってなかったんだな。
それで、どれかひとつだぁ? どれを飲めばいいんだ?」
Juanse Algaba
「うーん……真紅の瓶のことはよく分からなかったから
薔薇か薄紅、といったところかな」
Juanse Algaba
S2d100 薔薇,薄紅 (2D100) > 86[75,11] > 86
Juanse Algaba
「リリス様から見た正解はきっと薔薇。
薄紅は……この薬を飲んだら、とても魅力的になるみたい」
「でも、ギョクハンは十分魅力的だし、むしろワタシがもっと魅力的に……なりたいくらいで。
アナタにこれ以上魅力的なんかになられたら、……もっと離れていってしまう、から」
「これ以上何も望まない。
ただ大人しく、薔薇の瓶の薬を飲んで、ギョクハン」
Gökhan Qamar
「…………」
「……分かった」
差し出された瓶を受け取って飲む。
KP/Nikah
[薔薇の瓶を選ぶ]
彼は薔薇色の液体を飲み干す。
そうしてまばたきを一つすると、彼にまとわりついていた香りが霧散していく。
時を同じくして、あなたが邸宅に来た時に感じた、彼への逸脱した感覚が消えた。
Juanse Algaba
「あ、」(香りが……)
「……ギョクハン、なんともない?」
KP/Nikah
※ここでKPCの呪いが解ける
Gökhan Qamar
「……おう、この通りだ!」
Juanse Algaba
「よかった……」
Gökhan Qamar
「ジュアンセこそ大丈夫かよ、妙な気分は収まったか?」
「ずっと様子おかしかったろ、心配してたんだけどよ……。
それも何というか……制約で、上手く言えないようにされててさ」
Juanse Algaba
「あ、三つ目の制約……」
「妙な気分。……!」
じわじわと、此処に来てからの発言の数々を思い起こして赤くなったり青くなったり。
「だ、大丈夫だけど、……大丈夫じゃ、ない…………」
Gökhan Qamar
「……だよな! お互い災難だったな。
そういう事もある! 幸か不幸か誰もこっちに関心無さそうだったし、俺も言いふらしたりしねえからよ」
Juanse Algaba
「……違う、言うつもりなかったのに、あんなこと……
だから大丈夫じゃないの……!」
Gökhan Qamar
「え」
Juanse Algaba
「……あ、いや、その、」
「……なーんて、冗談…………」
Gökhan Qamar
「……へえ。
冗談だけど、覚えちゃいるんだろ?」
Juanse Algaba
「まあ、それは……覚えて、ます」
Gökhan Qamar
「はは、なんだよそんな畏まって!
……ま、ここから帰ったら、って事だったしな」
「"ウソばっかりじゃ信用してもらえないもの。
どれかはホントかもしれないし、全部ホントかもしれないよ"……だっけか? お前の冗談!」
わざとらしくジュアンセの声音や口調を真似て
あの舞踏会で言われたことを諳んじている
Juanse Algaba
「よ、よく覚えてたね、そんなこと……」
Gökhan Qamar
「だろ? ジュアンセが俺のこと応援してくれてんのと同じくらい
俺だってお前のこと結構見てるんだぜ」
Juanse Algaba
「…………」
「……ふ、お説教できるくらいには?」
言い逃げすることにします
Gökhan Qamar
「あっ! お前……!」
Gökhan Qamar
RESB(15-13) … (1d100<=60) > 39 > 成功
Gökhan Qamar
駆け出して、振り戻された腕を掴んで引き寄せる。
どうせこのくらい、お前なら痛くも何ともないだろ?
Juanse Algaba
「……わっ!? なに……?」
Gökhan Qamar
抱きとめて、一瞬だけ抱きしめて
お互いの残り香も移らないうちに離してから、腕に腕を絡める。
「こうしてても、歩きづらくねえんだろ?
……最後までエスコートしてやるよ。俺たちをまともに知ってる奴なんか此処には居ねえんだからよ」
Juanse Algaba
「あは、……もう、リードしたいの?
……いいよ。ワタシも今は、そういう気分だから」
仕様がないと言わんばかりにぴったりくっついて、先を促す。
ほんの少しだけ、満更でもなさそうだとわかる……かも?
KP/Nikah
<生還報酬>
薔薇の瓶を選ぶ ?15%
system
[ KP/Nikah ] ? : 70 → 85
KP/Nikah
【ホールに戻る】
君たちは階段を下りる。
メインホールに入った時に、どっと光が押し寄せた。
Juanse Algaba
「きゃっ、眩し、……何ですかぁ……!?」
KP/Nikah
眩しいのは照明のせいではない。
目、目、目、目、目。
多くの瞳がいっせいにこちらを向いたのだ。
動物が、怪物が、悪霊が、妖怪が、虫が、悪魔が、死神が。
ありとあらゆる生き物たちが、口をそろえて叫んだ。
異形たち
「人間だ!」「人間だ!」「人間だ!」「人間だ!」
「今日の晩餐には生きた人間が出るとは、本当だったのか!」
KP/Nikah
爛々とした、喜びに満ちた、獲物を前に嘲りと悪意の入り混じった彼らの目よ。
呪いを解き、自らを騙らぬ(かたらぬ)ことの、恥ずかしさよ。
それは純粋さであり、真実であり、
そして時に非常に無防備で、危険な行いなのだ。
君はここで任意の行動を取れる。
探索者よ、この神々の宴で行うべきことは何だ?
周囲には、虫の楽団がいて、骸骨の騎士がいて、吸血鬼の紳士がいて、
猫と触手の淑女や、兎の婦女がいる。
彼らも同じく、あなたがどう行動するかを見据えていることだろう。
〈アイデア〉をどうぞ。
Juanse Algaba
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 76 > 成功
KP/Nikah
今ここで招待客の証明である手紙を見せて、
[神々を喜ばせる「芸能」を行う]か、
[招待客でないギョクハンとのペアリングを「証明」する]か、
どちらかを行えばいいのではと思う。
Juanse Algaba
S2d100 ダンス,ペアリング (2D100) > 85[84,1] > 85
KP/Nikah
いやあの
Juanse Algaba
ハイ
Gökhan Qamar
「どうすりゃここを切り抜けられる? 俺にできることはあるか?」
Juanse Algaba
「ええ。神を喜ばせ、あるいは鎮めるのは……
芸能!」
「……ね、ワタシにもできるコト。
誘ってよ、ギョクハンから」
Gökhan Qamar
「はっ、こりゃまた突飛な舞台だな」
Juanse Algaba
「せっかく、主催から招待を受けたんだもの。
これくらいは爪痕残していきましょ♡」
招待状を取り出してさりげなく掲げる。
Gökhan Qamar
「ああ……ジュアンセ。
俺と一緒に踊っていただけますか」
Juanse Algaba
「喜んで、ギョクハン」
KP/Nikah
[神々を喜ばせる「芸能」を行う]
ジュアンセは任意の技能を「芸能」として一度だけ振ることができる。
これは能力値の倍数ロールでも構わない。
KP/Nikah
※KP注釈
【図書室】情報である「芸能」に類するもの、また、それに近いものであればよい。
KPはPLの提案に乗って、好きなように描写するといいだろう。
提案による補正は+15%まで可能である。
◆神事における芸能
…芸能は、楽器の演奏や歌唱、舞踏、曲芸、演劇、武闘など多岐にわたる。
日本文化なら神楽や舞楽、競馬や流鏑馬、相撲などが挙げられるだろう。
Juanse Algaba
CCB<=73+14 【芸術(ダンス)】 (1D100<=87) > 97 > 致命的失敗
KP/Nikah
??
Juanse Algaba
えっとぉ……
Juanse Algaba
あのぉ……ポイントは……使……
KP/Nikah
あのさあ……ペアリングで1出さないでくれる?
Juanse Algaba
ハイ……
KP/Nikah
はあ……これで成長されるのもギョクハンは癪だろうし……
一回だけだよ
system
[ Juanse Algaba ] CP : 47 → 39
Juanse Algaba
CCB<=73+14 【芸術(ダンス)】 (1D100<=87) > 80 > 成功
KP/Nikah
君たちが手を取り合っていると
虫の楽団にいる、紳士風のキリギリスが声を掛ける。
キリギリスの紳士
「どんな曲がお望みですか」
Juanse Algaba
「どんな曲……」
「そうですねぇ。
では……"Fly Me to the Moon"を♡」
キリギリスの紳士
「承知しました」
Gökhan Qamar
CCB<=84+4 【芸術(ダンス)】 (1D100<=88) > 88 > 成功
KP/Nikah
君らなんでそんなぎりぎりなの
Gökhan Qamar
選曲で緊張した……?
KP/Nikah
これで好きじゃないって方が詐欺だもんな……
KP/Nikah
ジャズバンドは示し合わせ、曲の演奏を始める。
曲に合わせてシンガーが歌い、流れるのは"Fly Me to the Moon"だ。
静かに語りかけるような冒頭から、
思わずリズムに乗りたくなるジャズ調のポップスに切り替わっていく。
お互い代わる代わるリードを譲り合う呼吸の取り方は
流石はあの星屑の舞踏会を越えて、共に生き延びた者たちだろうか。
曲に覚えがある怪物たちが続けて踊り出し、
それを楽しむように他の客もまた歓談しながら手を取り揺れる。
Gökhan Qamar
「……いい選曲だな。
お前にしちゃ随分情熱的なチョイスなことで」
歌詞を思い起こして、戸惑っているのかもな。
あるいは場の雰囲気やら何やらに酔ってくらつきそうになると、決まって支えてもらっている。
Juanse Algaba
2d100 単純に好きな曲,恣意的 (2D100) > 84[75,9] > 84
KP/Nikah
小悪魔! いや悪魔!
Juanse Algaba
月ですけどぉ……?
Juanse Algaba
「そう? この曲好きなの。
生演奏で踊れるなんてシアワセね」
Gökhan Qamar
「えっ……わざとじゃなくてか?」
Juanse Algaba
「え? 何が?」
Gökhan Qamar
「はは、何だよ……そういう思わせぶりなことするから
隙が多く見られるんだぞ?」
片手をほどいて、顎下から口元をぎゅっと掴む。
Juanse Algaba
「んぎゅ、……ぬぁ、ぬぁにすゆのぉ……?」
Gökhan Qamar
「んー? 可愛いからもっと可愛い顔にしてやってる」
ひとしきり口元をピヨピヨさせてから離して
何事もなかったかのようにまた手を取って踊る。
Juanse Algaba
「……悪趣味」
困ったように笑ってる。
KP/Nikah
この密室の夜は無礼講。
噂好きの彼らは、楽しめれば他に興味が移りゆく。
そのうち、彼らの欲望の火は、ほかへほかへと乗り移り、
あたりはすっかりパーティーらしい騒がしさに戻っていた。
君はその喧騒を抜けるように彼を引き連れ、出口の扉を開くことができるだろう。
KP/Nikah
可愛いってさらっと言われてるけど、そこはスルーすんのな……
Juanse Algaba
「ギョクハン、今のうちに行きましょ」
Gökhan Qamar
「おう。何だかんだ楽しかったな!」
KP/Nikah
【美術館】
君たちは、「密やかな楽しみ」の前に立っていた。
ここは美術館だ。
狂騒の絵画展はあと少しで終わりを告げる。
閉館間近の展示室には、もう誰もいなかった。
夜会服だけそのままな様子を見ていると、先程の出来事は夢ではなかったらしい。
Gökhan Qamar
「戻れたみたいだな」
Juanse Algaba
「良かった……
って、でも、どうして服装はそのままなんだろう……?」
Gökhan Qamar
「パーティーっぽいと言や、そうか?
折角お前の誕生日だし……あ」
「そうだ! ケーキ取りに行かねえと」
KP/Nikah
君たちは急いで美術館を出た。
その間際でギョクハンが振り返り、「日の当たる部屋」を見て
僅かに笑んだことには、君は気づかなかっただろう。
Juanse Algaba
「確かに、夜はユニコーンしかいただいていないからお腹すいちゃった。
ケーキ……♡」
楽しみでそれどころではなかったのかもしれませんね
KP/Nikah
タクシーを呼び、ケーキ屋に向かう。
「結婚式帰りですか?」と愉快そうに聞く運転手に、適切そうな返事をしつつ、
無事に店に到着し、君たちは車を下りた。
ケーキ屋では君の希望していたいちごの乗ったベイクドチーズケーキのほか、
お詫びに小さなホールのショートケーキも貰うことができるだろう。
Gökhan Qamar
「ありがとうございます。
今日は彼女の誕生日なんだ」
店員
「そうだったんですね、おめでとうございます!
では蝋燭もお付けしますね」
KP/Nikah
ギョクハンの言葉に、若い新人の店員は嬉しそうにそう言って
蝋燭を5本付けてくれた。
Juanse Algaba
「まあ。んふふ……たくさんサービスありがとうございます♡」
KP/Nikah
ケーキを受け取り、再度タクシーに乗って、ギョクハンのマンションに向かう。
Gökhan Qamar
「ああ、そうだ……何時になるか分からなかったし、メシはいくつか持ってきてもらってるから。
母さんたちが後日ちゃんとお祝いさせてねってさ」
Juanse Algaba
「あらあら……雨なのにお気遣いいただいてしまって。
分かった。取り急ぎメッセージしておく」
KP/Nikah
小さな雨粒が窓にあたり、流れていく。
濡れた町並みの中には都会の明かりが滲んでいた。
諸々を終え帰宅した頃には、時刻は21時だった。
あれだけ色々なことがあったのに、
あの絵画の中で過ごした時間は1時間ほどだったらしい。
彼らの間に流れる時間と、人の間に流れる時間は速さが違うのかもしれない。
Juanse Algaba
「まだ21時なんだ。あわただしかったけど、なんだか得した気分かも……」
Gökhan Qamar
「はは、惜しむらくは俺たちが正常に戻ってからは
踊ってばっかであんまりゆっくり出来なかったことだな」
Juanse Algaba
「…………確かに……」
諸々の奇行を思い出してにわかに照れる
KP/Nikah
ジュアンセが自分の奇行を省みて照れるなんてことあるんだ……
Juanse Algaba
ニカさんって……たまにワタシにものすごくシツレイですよねぇ……
Gökhan Qamar
「なんだよ。……ほら、無事に解決して帰ってきたぞ?
本日の主役は何がお望みなんだったか?」
KP/Nikah
夜会服を掛け、普通の服に着替えたギョクハンは悪戯っぽく微笑む。
Gökhan Qamar
「食事も揃ったし、気を取り直して心置きなく誕生日が祝えるぜ、ジュアンセ?」
Juanse Algaba
「も、もう……! 折角おばさまたちが届けてくださったんだから
食事にしましょうよぉ……!」
Gökhan Qamar
「分かった分かった、ムキになるなって」
KP/Nikah
ギョクハンは小さい子供をあやすように
君の頭を軽く撫でてなだめ食卓を整えていく。
最後に彼は部屋の照明を少し落とした後、ケーキに蝋燭を立てて灯りをつけた。
Gökhan Qamar
「祝うなら……」
KP/Nikah
と、考えてからこのように言う。
Gökhan Qamar
「遅くなったが、ジュアンセ、誕生日おめでとう」
「お前が今日一日を過ごすのに、俺を選んでくれたことがどれだけ嬉しかったか!
ガキの頃みたいにはしゃいで、大人になったからこその言葉を尽くしてくれてさ。
ここ数日間、お前が居てくれて本当に助かったし、何より楽しかった」
「これからも、お前の日々が素晴らしいものになるように……」
「祈ってる……
し、叶うなら少しでも近くで見ていられたら、と思う」
Juanse Algaba
「え……?」
Gökhan Qamar
「俺は、……お前が望む限り、俺から離れていくなんてことはしないからよ。
今回は助けられてばかりだったが、お前の力になれる事なら……俺だってできる限り何でもしてやりたいんだ」
「……勿論、"これ以上何も望まない"。どうするかはお前次第だ。
お前の未来だから……俺は、お前が幸せでいてくれるなら、……」
「幸せそうにしているのを、これからも知ることができれば……と思う」
KP/Nikah
勝負好きが、唯一なかなか勝負に出ない事か……
Gökhan Qamar
「さあ、ケーキの火を消してくれ、ジュアンセ」
Juanse Algaba
「ふふ……アナタからそんな言葉を貰いたいひとが、きっとごまんと居るのに
よりによってワタシに言うなんて」
「あのね……ワタシを、ワタシたちを支えて応援してくれる方がたくさん居るってこと、ワタシも改めて知ることができたよ。
アナタが一等、強く思ってくれていることも」
「……ありがとう、ギョクハン。
願いを込めて……火を消すね」
揺れる炎を暫し見つめて、万感の思いを込める。
この願いは、正真正銘ワタシだけのもの。
いつかもし、叶うなら、……
KP/Nikah
二人きりの静かな空間で、君だけの願いを込めて、炎は一息に吹き消される。
立ち上る細い煙は、今日は見えなくともそこに在る月まで届くことだろう。
Gökhan Qamar
「……そうだ、勿論プレゼントもあるぜ。
お前の期待に添えるかは分からねえけど……まあ開けてみな」
KP/Nikah
そう言ってギョクハンから差し出された包みを開けば
暖かそうなパジャマが二着入っていた。
Juanse Algaba
「まあ! 可愛くて暖かそう♡
……二着も……?」
Gökhan Qamar
「その……お前ん家用と、遊びに来た時用」
「説教するつもりは無いんだぜ? でもさ……
一人の時はいいとしても、何処でも構わず下着で寝てんのかと思ったら
……ちょっと気になったからよ」
咳払いをしている
Juanse Algaba
「あらあら……気にしていたの?」
Gökhan Qamar
「当たり前だろ!」
Juanse Algaba
「アナタは下着で寝ているのに?」
Gökhan Qamar
「だから、俺もお前がいる時は何か着るし……
お前はもうちょっと気にしろ」
「ついでに男遊びももっと控える事だな。
努力はしてるんだろうけどさ」
Juanse Algaba
「まあ……ご注文の多い」
「なんて……ふふ、分かった。
それなら早速、今晩から着ようかな」
Gökhan Qamar
「ふ……良かった」
Juanse Algaba
「あら、気に入らないかと思った?
アナタのセンス、昔から良いでしょう?」
Gökhan Qamar
「いや……何だかんだ、フランスから帰っても仲良くしてくれてるよな、って」
Juanse Algaba
「あ……」
Gökhan Qamar
「はは、その調子でさ、周りの目なんか気にするなよ。
俺だけじゃなくて、支えてくれる人が居るって、気付いたんだろ?」
Juanse Algaba
「そうね。……今回の一件があったからこそ、かも。
慌ただしかったけど……悪いことばかりじゃなかったかな」
KP/Nikah
君の言葉に、彼は幸福そうに笑った。
その表情は眩しそうで、君はその意味を知っていた。
狂騒の絵画展は大盛況で幕を閉じたそうだ。
その中でも注目されたのが、「日の当たる部屋」だった。
「日の当たる部屋」の絵画の中には、美しい女がいる。
彼女はこちらを向いて、眩しそうに目を細め、笑みを浮かべているのだった。
今日、12月2日は君の誕生日。
目を合わせて。
そう。ケーキを買って祝おう。
君の誕生日を祝おう。
今日は幸福な雨が降っていた。
生誕を祝う拍手のように柔らかに、その日の夜は一晩中雨が振っていた。
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
「チェンバーナイトで会いましょう」
KP
ニカ
KPC
ギョクハン・カマル
PC
ジュアンセ・アルガーバ・ナジュム・ファーレス
エンドA「朝と夜の間に」
*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○
両生還でシナリオクリア。
KP/Nikah
<SAN報酬>
生還した 2d10
クトゥルフ神話技能 +4%
Juanse Algaba
2d10 (2D10) > 10[6,4] > 10
では……初期SANまでに戻して、残りの7は技能に。
system
[ Juanse Algaba ] SAN : 72 → 75
Juanse Algaba
医学16→20
オカルト29→32
KP/Nikah
CPはルールに従って消費してもいいし
10までなら次回に持ち越してもいいよ。
Juanse Algaba
なるほど……では30CP消費して、10CPずつ成長にあてましょうか。
system
[ Juanse Algaba ] CP : 39 → 9
Juanse Algaba
3d10+9 (3D10+9) > 10[2,2,6]+9 > 19
聞き耳56→60
回避43→49
運転29→32
MA47→50
オカルト32→35
クトゥルフ神話5→9
KP/Nikah
【真相】
ギョクハンは幼少期、美術館を訪れた際に
「リリスが描かれた絵画(日の当たる部屋)」を目撃し、
その美しさに心を奪われた。
しかし、長い年月をかけてその事実を忘れてしまい、
それを悲しんだリリスがギョクハン(とその近くにいるジュアンセ)に
ちょっかいをかける所から、このシナリオは始まる。
リリスは再会したギョクハンに夜の誘いを断られたことで立腹し、
チャーム(魅了)の呪いをかける。
チャームの呪いに掛かったギョクハンは、
いわば目印を付けられた美味しい食事であり、
彼は古今東西の様々な怪物や神々に
その体や心を求められることになってしまう。
ジュアンセは己の誕生日までギョクハンを守り抜き、
彼の呪いを解かなければいけない。
そして、リリスは呪いをかけている間、
ギョクハンに対して以下の制約を課している。
・ジュアンセ以外の誘い(人外の願い)を拒否できない
・ジュアンセとの粘膜接触ができない(キス、性行為NG)
・ジュアンセに愛の言葉を言えない
ギョクハンがこの制約をジュアンセに言うと、お互い死ぬ、と伝えている。
(リリスから見ると)ギョクハンとジュアンセが親しく見えたので、やっかみかもしれないし、
あるいは二者を燃え上がらせるためのスパイスかもしれない。
解釈は自由である。
【各シナリオの流れ】
一日目、呪いをかけられるギョクハン。
二日目、ギョクハンの肉を奪いにくる怪異を止めるジュアンセ。
三日目、ギョクハンの肉を買いにくる怪異を欺くジュアンセ。
四日目、ギョクハンを色々な意味で食べたくなるジュアンセ。
五日目、ギョクハンが絵画の中の影に捕らわれたのを助けるジュアンセ。
六日目、ギョクハンと共に夜会に招待されるジュアンセ。
ギョクハンの呪いを解いてあげるジュアンセ。
ギョクハンに誕生日を祝われるジュアンセ。