【Another End】不辜のサァカス ナイフノモツレ ダヤンマック雑技団編

雑談

アルミラージ しゅた

アベラルド そいっ

ジャミル っと

ラハン・ドゥライミー しゅた

KP はい! それじゃあね
B→D→Aの順で……

品/PL らいおん…

ラハン・ドゥライミー ライオン手出した場合編

メイン

KP ◆ ◆ ◆ The Show Must Go On  ◆ ◆ ◆


★演目 「猛獣のショウ」
(1d3+1ラウンド経過後)

語り部 どこからか、馬の嘶きが聞こえる。
視界が遮られる。
砂埃のようなものが舞い上がり視界が覆われたかと思うと
次の瞬間にはテント内に荒々しく騎馬に跨った男が乱入してきた。

その男はブロンドの髪に瞳の無い銀の目を持ち、漆黒の肌の人間の姿をしていた。
きめ細やかな意匠の施された銀製の鎖よろいをつけ
空色の絹で織られた前の開いたローブを着て、黒オパールの付いた金の冠を被っている。
大層派手な身なりをしていたが、振舞いも引けを取らないものだった。

ナス=ホルタース 「私を呼ぶ者はここか!
 我が名はナス=ホルタース。セレファイスの神である!」

KP ※KP情報:ここでエンド分岐になる



一度もライオンを傷つけなかった → ナス=ホルタースの協力を得ることが出来る
今までに一度でもライオンを傷つけたことがある → エンドB前描写

雑談

たいぞう/PL ひゅ…

ラハン・ドゥライミー あぶあぶ

メイン

ナス=ホルタース 「貴様らか、私の子供たちを傷つけたのは!」
「彼(か)の足は我が足も同然。
 神の顔に泥を塗ったその責任、貴様の命一つでは到底足りぬ」

語り部 そう言うと、跨っている馬に強く鞭打つ。
馬は轟を上げながら前足を掲げた。

雑談

品/PL わぁんこわい…

メイン

ナス=ホルタース 「足りぬとはいえ無論、死をもって償え!」

雑談

川瀬/PL わぁ……

メイン

語り部 そういうとナス=ホルタースは天へと手を掲げる。

KP 戦 闘 開 始

※アスランは戦闘に参加しない。
(※黒いライオンはアスランの命令によってナス=ホルタースへも攻撃する。
 攻撃を受けながらもナスは「今目を覚まさせてやろう、我が子よ!」と果敢に立ち向かっていく。)
 
 
◆ ◆ ◆ The Show Must Go On  ◆ ◆ ◆

★演目 「猛獣のエサやり」

ナス=ホルタース―セレファイスの神
STR60 CON45 SIZ21 INT14 POW20 DEX24 APP18  HP33
SANcなし DB+4d6
装甲 15ポイント 鎖よろい 
(マレモンp196)
1d3 攻撃種類選択
CCB<=100 火の玉
1MPにつき1d10 ダメージ
CCB<=90 戦槌
3d6+4d6 ダメージ
CCB<=100 召喚*1
1……1d3体のライオンを召喚する。

<ナス=ホルタースのライオン>
STR19 CON11 SIZ17 POW13 DEX19 HP14 DB+2d6
装甲 2ポイントの皮膚
1d3 攻撃種類選択
CCB<=40 噛みつき
1d10 噛みつきダメージ
CCB<=60 かぎ爪
1d6+2d6 かぎ爪ダメージ
CCB<=80 引き裂き
2d6+2d6 引き裂きダメージ


と言う感じで、探索者たちが
黒いライオン+ナス=ホルタースに勝利する / 探索者たちが息絶える まで戦闘は続く。

雑談

たいぞう/PL だわっはっは!!

川瀬/PL つよいが???????

品/PL HP33 装甲15

情報

KP ■ ナスの攻撃が黒いライオンに向かった場合
「血塗られた舌……! 獅子を穢し土地を穢すこの悪魔め!」
「哀れな我が子。今、解放してやろう!」

そういってナス=ホルタースは黒いライオンへ向かって勢いよく駆けて行く。
※ここでKPは1d100を判定すること。
40以下が出た場合、以下のイベント【アスランの気まぐれ】が発生する。

★イベント アスランの気まぐれ

軽やかなフィンガースナップが、辺りに響き渡る。
すると、どこからともなくアサドの団員である黒い影が身を踊りだして、獅子の代わりにナス=ホルタースの攻撃を受ける。
 (※KPはここでダメージ算出を行う)

正面からナス=ホルタースの攻撃を受けた男は、ジャグラーが放るボールのように身体を宙へ浮かばせる。
長い滞空時間を経て、身が翻り、地面へと鞭打った。
骨が折れたのか頭が割れたのか、とにかくそういう類の、命が潰える音がした。
男の体はボールのように跳ね返ることはなく、そのままひしゃげた状態で静かになる。
それを一つの芸事だと見なすように、男が静かになったのを観客の拍手が包み込んだ。
SANc 0/1d3

(※HO4にはSANチェックは発生しない)
 
 
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


◆ エンドB 救済措置

【 戦闘を続行することをのぞむ場合 】

・HO3の《テイム》が<黒いライオン>に対して3回連続成功する
→ 
黒いライオンが1d10R大人しくなる。攻撃行動をしなくなるだけであり、既定のRが終わればまた攻撃をする。
(黒いライオンを倒した場合、HO3にはSANc 1d5/5d10)

・HO3の《信用》を<ナス=ホルタース>に対して3回連続成功させる
 → 
成功後<ナス=ホルタース>に全員で合計10点のPOW(永久喪失)を捧げることで、彼はしぶしぶ帰還する。
ナス=ホルタースが帰還するだけであるため、黒いライオン自体は物理で倒さなければ新の玉座は現れない。
黒いライオンと真っ向から戦う場合には、途中で装甲が剥げてもいい。《幸運》などで判定しても良いだろう。
黒いライオンと辛抱強く戦闘することを決意している時点でとても応援したくなるので
KPはPLからの提案はどんどん採用してあげてほしい。
万が一にもライオンに勝利した場合はシナリオを進めること。

雑談

ROZE/PL しぬしぬしぬ

たいぞう/PL 勝ち目がない勝ち目がない

品/PL わっはっは!

たいぞう/PL 黒いライオンを倒したときHO3にも精神ダメージが…

メイン

KP 探索者たちが全員息絶えた場合 → エンドB

語り部 あなたたちは最期まで抵抗し、戦い続けた。
それは、一人の人間としての矜持であり、一人のパフォーマーとして自ら舞台を降りないと言う誇りであった。
会場内はいつの間にか、割れんばかりの拍手で包まれている。
あなたたち勇気ある演者に贈られる賞賛の雨だ。
 
やがて、周囲が暗くなる。
陽が落ちたような感覚を覚えるが、ここは室内のはずだ。
 
見上げれば、大きな月が落ちてくる。
あなた達に向かって、神の雷(いかづち)のようにそれは振り下ろされる。
最期の瞬間、あなたたちは何を思うだろう。
何を思っても下された審判が覆ることは無い。

雑談

ROZE/PL 師匠の言うこと聞かなかったらこうなってた……あぶあぶ

メイン

語り部 視界が黒く染まる寸前
激しく切り替わる照明のような走馬灯を網膜の裏側で感じながら、あなたは理解する。
──いや、あれは獅子の、足だった。
 
あなたという命が、潰える音すらしない。
生命の尊さを嘲笑うように、人間の矮小さを示すように。
 
巨大な足が振り下ろされたことで、地面が揺れる。テントが揺れる。
あちこちで装飾が落ち、幕は破られた。
セレファイスの神は、蕃神の絡繰り箱の中で抵抗し続けるが、それすらエンターテインメントの域を出ない。
 
獅子の咆哮すらかき消すほどの拍手がテント内に充満する。
まるで鉛の雨が降っているかのような轟音が繰り返される。
アスランがステッキを一突きすれば、
こと切れていたパフォーマーたちはゆっくりと立ち上がる。

アスラン 「ここからが本番だ。
 観客は未だ君たちを待っている」

語り部 パフォーマーたちは続々と列をなして、ライオンの方へ向かって行く。
爪を立てられようが、何度踏みつけられ、頭がひしゃげようが、お構いなしだ。

雑談

ROZE/PL テイム三回と信用三回

ラハン・ドゥライミー 3d100 (95以下で成功) テイム (3D100) > 190[55,90,45] > 190
3d100 (80以下で成功) 信用 (3D100) > 104[20,46,38] > 104

川瀬/PL えらい!!

KP えらい!

たいぞう/PL あれ!いける!?

品/PL 行ける行ける

ROZE/PL でもこれは怖いから嫌だー!

KP 黒いライオンはいるわけだしね……

アベラルド うちの猛獣使いはとても優秀でね!!(どやどやどやー)

メイン

アスラン 「──続きまして、お次のプログラムは、猛獣のエサやりでございます」

語り部 恍惚とするような甘いテノールが、かしこまったように告げた。
 
幕は既にその役目を終え、サァカスの周囲では艶めく赤い舌が獲物を探してその身を踊るように捩っている。
パフォーマーは獅子の口内を目指し、辿り着いたものから自らの頭部や腕を捧げている。
口からぶら下がった胴体を、鬱陶しそうに引っ掻けば、頭部と胴体は別れを告げ、新しい門出を祝う。
何度もギロチンのように牙が振り下ろされ、体が縦に割ける。
赤い鮮血が咲き誇れば、美しい花に集る蝶のように、養分に群がる芋虫のように
千切れた腕や裂かれた腸(はらわた)が、その身を引きずって、肉体との逢瀬を試みた。
 
生命の冒涜。
尊厳の蹂躙。
疑いようもないほど絶対的な" 最高のエンターテインメント "。
既に最高潮に達している拍手が、再度津波のように押し寄せた。

雑談

品/PL ひゅーーーーっ!!

ROZE/PL グローい!!!!(口角上がっちゃった)

メイン

語り部/アスラン エンドB

パフォーマーからベイト(餌)へと
転向してしまっても
その最期が万雷の拍手に包まれているならば、
エンターテイナー冥利に尽きる、ってね♡


Bait End 「be convulsed with laughter」

探索者全員ロスト。
黒いライオンの腹の中でも、どうか仲良くね!

雑談

アベラルド ってね♡じゃないんだよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

品/PL 語り部さんが交替しちゃった

ROZE/PL にゃるらんめ

品/PL ニャルランって呼称いいな

ROZE/PL 可愛いよね

KP C以外は「こう」なるから最初から乗っ取られてたんだよね……

けみかえる ニャルランとアスランは別個で考えたいひとです

ROZE/PL ひーひー!!!(エンドCをぎゅっぎゅ)

たいぞう/PL あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!

語り部 はー……Cエンドでようやく戻ってこられました♡

品/PL エンドCで生還できてよかった CはサーカスのC!

メイン

KP ◆ ◆ ◆ The Show Must Go On  ◆ ◆ ◆
★演目 「猛獣のショウ」

■ ナス=ホルタースの登場
今までに一度でもライオンを傷つけたことがある → エンドB前描写
 
【 ロストRTA(安楽死)を望む場合 】
・HO4がアスランに助けを求める

雑談

品/PL ちょびっとけみさんたいぞーさんに回した例の2PLを思い出すなどした

ROZE/PL ああ~

たいぞう/PL (にこ……)(意味を理解した)

けみかえる そうなんですよね! 相性がよくって

ROZE/PL ロストRTA

川瀬/PL CはサァカスのC

けみかえる よくって~

品/PL わかりゅ…

メイン

アスラン 『本当に助けを求めるのかい?
 ……もう、キャンディだけの力ではどうにもできない?』
『足掻くのに疲れてしまったの?
 それしか能がないのにねえ……』

雑談

川瀬/PL ジャミルが助け乞うの解釈違いだけど、めちゃくちゃ興奮する。

メイン

アスラン 『分かったよ。
 なら、“最も愉快なショウ”として今ここで自殺してみせて』
『私はキャンディが自害するところが見てみたい。
 ……ああ、大丈夫。死んでしまったら私が生き返らせてあげよう。
 それくらいのこと、私には容易いんだ』

語り部 HO4が本当に自殺をしても、アスランは生き返らせない。
姿も見せることはない。
それどころか、どこからか腹を抱えて笑う、愉悦の滲んだ男の声が響くだけだった。

KP HO4 ― ロスト

雑談

たいぞう/PL っひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自害 そう…

川瀬/PL 遊ばれてる~~~~~~

ROZE/PL うぅ……

川瀬/PL 興奮する。

メイン

アスラン 『あーあ。なんて面白いんだろう。本当に馬鹿な子供』

語り部 未だおかしくってたまらない、という感情を声に滲ませた、
美しい顔をした男があなたたちの前に姿を見せる。

雑談

品/PL わぁわぁわぁ

メイン

語り部 そのまま靴でHO4の頭を踏み潰すと、柘榴のように潰れた頭部から溢れる脳漿を掬って舐める。
そして、アスランは指を立ててあなたたたちに提案してくれるだろう。

雑談

川瀬/PL わぁぁぁぁぁ

メイン

アスラン 『きみたちにも選ばせてあげるよ』

雑談

川瀬/PL 踏みつぶされた♡

メイン

アスラン 『私の用意したとっておきのショウと、猛獣のエサになるショウ。
 それから、お互いを殺し合う喜劇のショウさ』

雑談

たいぞう/PL ややややややー!?

メイン

アスラン 『どの演目で私を楽しませてくれるんだい?』

情報

語り部 ◆ エンド分岐

■ 私の用意したとっておきのショウ  → エンドA
『ああそうだね、私としても君たちのために精一杯用意したものを味わってくれると言うのは、報われる思いだ』
『ならば早く、幕に手を。終幕を望むんだろう?』

■ 猛獣のエサになるショウ  →  エンドB
『確かに、エサの気持ちが分かった方が、もっといいパフォーマンスが出来るようになるのかな』
『――なんて。エサは舞台には立たないよ』

可笑しそうに男は笑う。
あなたたちの眼前には生暖かい獣の吐息が近づいている。

■ お互いを殺し合う喜劇のショウ → エンドD

メイン

KP ■ お互いを殺し合う喜劇のショウ → エンドD

アスラン 『斬新な喜劇だ。嬉しいよ、特等席で観させてもらえるなんてさあ』
『どうか退屈させないでね?
 一生で一度きりのパフォーマンスなのだから』

KP (※どれでもほぼ全ロス確定。
 選ばないのであれば、アスランは消え失せ、死ぬまで続けられる【エンドB】の戦闘が再開される。
 アスランに【猛獣のエサになるショウ】を願うのであれば、戦闘シーンをすっ飛ばして
 全員ライオンの胃袋の中に入ったということにしてくれる)

雑談

ROZE/PL よっぽどシナリオ中PvPモードだったらこれかぁ

KP 黒いライオンにやられるくらいなら自分たちの手で終わらせたい、タイプでもDだね……

メイン

KP エンドD 全員自殺によるロスト描写

語り部 あなたたちは、誰に操られるわけでも、仕組まれたわけでもない、自分たちだけの公演を始める。
それは、一人の人間としての矜持であり
一人のパフォーマーとして自ら舞台を降りないと言う誇りであった。

KP (文字通り探索者として、パフォーマーとして最期の舞台になる。
 彼らの生き様をそのまま体現するような、素晴らしい舞台にすること。
 KPはそれを演出するために、自分の持てる全ての力を注ぎこむこと)

雑談

たいぞう/PL 生き様を体現するような舞台…ヒィ…

ROZE/PL わ、わ、わぁ……

KP 描写はないから、やりたいことをやらせて
散りたいように散らせてあげる! って感じだね……

そこからできあがったものがこちら

メイン

語り部 一人の人間の命が散っていく。
その命全てを賭して、演じ続ける。
舞台の上に立っているときだけが、自分が生きているということをどうしようもなく証明してくれる。
パフォーマーにとっての本望 “死ぬまで、舞台に立ち続ける”。
それを体現している。

雑談

ROZE/PL 「運命がカードを混ぜ、あなたが勝負する」……まじでライオンの扱いで全ロストさせるじゃん……ひぇ

品/PL わあ…

メイン

語り部 ──あなたたちにとってそれは、幸福なことだったのだろうか。

…………やがて誰も立っていない、舞台の上から照明が消える。


アスラン 『大変つまらないものをお見せして申し訳ございません』
『今のは、【ダヤンマック雑技団】による前座でございました』

雑談

品/PL 前座扱いにされるぅ!

メイン

アスラン 『さあさあこれからが本番──
 我らがアサドサァカスによる喜劇を、とくとご堪能あれ』

雑談

川瀬/PL ひえ

ROZE/PL ひぇええ

川瀬/PL 尊厳破壊だよこんなの

メイン

語り部 その言葉と同時に、いつものフィンガースナップの音が響き渡る。

雑談

たいぞう/PL わははは!命をかけた 生き様を体現したショーを前座扱い!!
SUKI…

メイン

語り部 舞台の上で横たわっていたあなたたちの死体がゆっくりと立ち上がり
ぼとぼとと中身を零しながら、不器用に踊り始める。
まるで子供が人形遊びをするかのような、たどたどしい動きだった。

アスラン 『演目に名前を付けるのであれば、“不辜のサァカス 内腑の縺れ”』
『──なんていうのはいかがでしょう?』

雑談

ROZE/PL わ~タイトル回収

メイン

語り部 くつくつとした低い笑い声が、耐え切れないと言ったように大きな物へと変わっていく。

雑談

たいぞう/PL タイトル回収!!

川瀬/PL タイトル回収!

メイン

語り部 …………
その中に一体だけ、起き上がらない死体があった。
アサドサァカス団の団長はその想定していなかった不覚さえも笑いに変えて
HO3の四肢を誰が早く引き千切ることが出来るか
──という演目に変えて見せる。
 

雑談

川瀬/PL ひぎい

メイン

語り部 生命の冒涜。
尊厳の蹂躙。
疑いようもないほど絶対的な" 最高のエンターテインメント "。
既に最高潮に達している拍手が、再度津波のように押し寄せた。

KP ★<秘匿 HO3>

アタハン 「……忘れないで、いつも、君の傍には私がいる」
「そう、伝えたのに……」
「君を救いたかった。君に生きていてほしかった。
 けれど、…………こんなことしかできなかった」

雑談

ROZE/PL うわぁ

たいぞう/PL わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

川瀬/PL 師匠……

メイン

アタハン 「結局私は、君の、何にも、何の力にも……、なれなくて……」

雑談

ROZE/PL 刺してくるじゃんんんん

メイン

語り部 顔を見なくても分かった。
師匠は、泣いているんだろう。
師匠が涙を流しているところなんて、初めて見た。

アタハン 「君に祝福を遺した。
 本当は、生きていてほしかったという願いだったけれど
 死者への冒涜からの保護としてしか、……機能できなかった」

語り部 どこからか、懐かしい匂いを感じる。
動物たちと同じあなたを落ち着ける匂い。
その中に混じる草木に似た青さと、少しの埃っぽさ。
いつもなら、匂いを捉えたそのすぐあとには、あなたの体温を感じ取ることが出来ていた、はずなのに。
 
あなたは彼を慰めようとするかもしれない。
あるいは、共に涙を流すかもしれないし、糾弾するかもしれない。
 
──しかし、その声は届くことはない。
直接出会うことも、抱きしめることも出来ない。
あなたにも彼にも、実体はない。
生命はもう、枯れ果ててしまった。

アタハン 「君を、守りたかったんだ」

語り部 ただ、最期に聞こえた声が、彼の物でよかったと──
あなたはそう、思うかもしれない。

語り部/アスラン エンドD



幕が閉じても悪夢は終わらない。
優秀なパフォーマーの皆様。
アサドサァカスへようこそ。

Determine End
「He was determined to do better work in the future.」

探索者全員ロスト。

雑談

ROZE/PL こっち行ったらHO3泣くわ

川瀬/PL うわぁぁぁぁ

メイン

KP HO3をのぞくPCは全員、アスランの舞台装置へなり果てる。

雑談

たいぞう/PL 守りたかった うう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
守れてよかった

品/PL わあ わぁあん…

ROZE/PL HO3を除く……
愛がさぁ……愛がさぁああ
ヴぇええん

KP 皮肉にも、直接的な師匠だけの愛を感じられるエンドなんですね……Dエンド……

川瀬/PL なんてこと……

ROZE/PL なんかなんかなんか、ずるい男ぉおおおお(だんだんだん)

品/PL ううっ ううぅーーーー

アルミラージ 私はあいつをどうすればいいのかわからない(アタハンを指さし
仇ではあるんだ、仇では…

ROZE/PL アルミラージは怒っていい

アタハン こそ……(HO2の印象に残らない程度には避けていたふしがある……?

アルミラージ お前やっぱり私のこと分かってて来たんだなこのダヤンマック雑技団に

アタハン ダヤンマック雑技団、およびその前身のサァカス団? に所属していたようだからね……
それだけではないのだけれど

KP あとはそうか……Aエンドに行く前に
HO2が黒い風になるエンドとか……
Cエンドに行く直前、HO4がアスランの前から退かなかったりなんだりしたルートとか……?

品/PL ほほう…?

たいぞう/PL そんなに分岐が…!?

ROZE/PL へー????

川瀬/PL 確かに途中ロストはある……

メイン

KP ◆ ◆ ◆ The Show Must Go On  ◆ ◆ ◆

★演目 回想 「何も持ち合わせていなかった頃」

ファルマコ 「きみはこのまま嵐となって全てを暴き、焼き尽くし、そして自我さえも手放してしまった方が楽なのかもしれない。
 きみがそうしたいと言うなら、私はそれを手伝おう」
「しかし、きみが全てを知っても尚、人であり続けると、戦い続けると言うなら、それも止めない」
「すべてはきみが決めることだ。
 きみは、どうしたい?」

アルミラージ 「……もう、つかれた」
「すべてどうでもいい」

雑談

たいぞう/PL んにゃーーーーーーーー…

ROZE/PL いぃん

メイン

アルミラージ 「なにもうまれず、なにもなかったころにもどりたい」

雑談

川瀬/PL あぁぁぁ

メイン

KP ・このまま地獄の嵐になる

雑談

品/PL ふふ…

メイン

ファルマコ 「…………それも、そのはずだ」
「きみのことだけを思うなら、合理的な結論だろう。それもいい」
「眠ってしまえばいい。
 もうきっと、辛く、恐ろしい夢なんてみないはずだから」
「……」
「………ただ、」
「ただ、私はきみのファンだからね」
「きみの演技をもう見れないのは、……少しだけ残念だ」
「おやすみ、アルミラージ」

雑談

品/PL ファルマコさん……

メイン

語り部 あなたは舞台を降りることにした。
観客席では、美しい光沢を放つ白蛇が、あなたを待っている。
 
ゆっくりと、視界が黒く染まっていく。
あなたを一人にさせないように、白い光はあなたへ寄り添って──
そしてその光さえも、あなたの黒が飲み込んでしまう。
 
遠くで男の笑い声が聞こえた。
愉快でたまらないようで、抑えようとして抑えきれない、耐えられないと言う様に笑い続けている。
しかしそんなことはもう、あなたには関係がない。
瞳を閉じれば、やがて声も遠のいて行った。
傍にあるのは微かに感じられる、温もりだけ。

雑談

ROZE/PL ファルマコさん…

メイン

KP HO2 ― ロスト

情報

KP ・このまま地獄の嵐になる → HO2 ロスト
以降このテント内には一人の人間の慟哭のような嵐が巻き起こり、
それは止むことがない。 

他PCの技能判定ごとに1d8のダメージが発生し続ける。
(※これはエネミーにも適用される)

雑談

川瀬/PL わぁぁぁあ

KP これでCエンドには行けなくなる……ということでね

川瀬/PL ;;;;;;;

たいぞう/PL うえーーーん!えーーーーーん!!!!

品/PL イヤーーーーーーーーッ HO2のメンタリティで先に脱落したらアカン

ROZE/PL 強かった…

KP あとはCエンド前の……
これは第一陣さんが進んだ分岐だね

メイン

KP ▼▲ The Show Must Go On ▼▲

★クライマックス 「道化師の道化」
演目 ― カラスが鳴いていた日

【 HO4の説得に成功する 】

到達条件 / HO4が《芸術:演奏》を成功させる前に、HO1、HO2、HO3が技能を成功させる。

雑談

川瀬/PL いぃぃぃぃぃ

たいぞう/PL ヒュッ……

ROZE/PL ひゅ

メイン

語り部 ◇   ◇   ◇

ここでジャミルは自由に行動することができる。
アスランの前から退くのか、それとも傍にいるのか。
選択するのはあなただ。

◇   ◇   ◇

KP ■ それでもHO4がアスランから退かない場合
(到達条件 / アスランへの忠誠を誓い続けた。アスランを守る意思を見せた)

雑談

品/PL そうなのね…

メイン

アスラン 「ジャミル、」

語り部 アスランはジャミルに向き直る。
彼の横顔からは誰も何も最早うかがえない。
 
それでも、アルミラージは構わなかった。
眼前に君臨する悪しき娯楽の狩人を、
このサーカスの名を冠した冒涜行為を終わらせるために、
どんな犠牲を払うことも厭わなかった。
 
ジャミルの目の前にトキのダガーの所有者──アルミラージが走って来る。
これで幕が下ろされる──、そう思った時だった。
 
ジャミル、あなたは誰かに強く腕を引かれた。
突然のことに体勢を大きく崩し、あなたはその場に転んでしまう。
見慣れた青紫の髪が扇のように宙へ広がる。
結っていた紐が解けたのだろうか。
あの時と同じ、ひきつった笑みが視界の端に映った。

雑談

川瀬/PL あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

メイン

語り部 舞台袖から飛び出してきたギョクハンはジャミルの腕を引いて退かせると
彼が居なくなったことで無防備になったアスランの身体を羽交い絞めにする。

雑談

川瀬/PL あぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ
嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

ROZE/PL ギョクハンン

メイン

ギョクハン 「ずっと借りがあると思ってたからよォ……。
 返したぜ、借り。これでチャラだ」
「悪かった」

語り部 ギョクハンはジャミルの方を見つめて、真摯な表情で告げる。
そしてすぐに視線をそらしてアルミラージを見とめると、大声で叫ぶ。

ギョクハン 「おい、ダヤンマック雑技団一の曲芸師……アルミラージ!
 やれ! 今だ! 早く!!」

語り部 ジャミルが起き上がって駆けていくよりも先に、ダガーはアスランへ到達した。

雑談

ROZE/PL ああ~ここでバトルしたアルミラージに…これは好きになる

メイン

KP ■ ダガーでアスランを刺す (※HO4が退かない場合 / ギョクハンが取り押さえた場合)

語り部 あなたはアスランの腹へダガーを突き刺した。
光沢をもった刃がアスランの纏う上等な布を引き裂いて、その柔らかい肌へと到達し
刃部分を全てのみ込んで柄元(えもと)まで深々と突き刺さる。
肉を貫く音が、辺りに響いた。

雑談

品/PL そうなのね…

メイン

アスラン 「ふふ、ふふふふ……」

語り部 アスランは自身の腹部を見つめ、笑った。
そして、じわじわと広がるその血だまりを愛おしそうに撫でる。

アスラン 「これが……最高のエンターテインメント……」

語り部 アスランは、既に柄元まで突き刺さっているそのダガーを更に奥へと突き立てた。
人ならざる者の力で、奥へ、奥へ奥へとぎりぎりと食い込ませていく。
柄元が奥へと押し込まれ、鳥の頭を模した柄ごと体内に突き刺さる。

雑談

川瀬/PL 曲芸師同士……いいライバルになれただろうなぁ

メイン

ギョクハン 「何……を……!」

語り部 慌ててギョクハンが彼の身体を離そうとした時には既に遅かった。
 
アスラン自身が食い込ませたそのダガーは
既にアスランの身体の中へその身すべてを食い込ませ、貫通し、
──ギョクハンへと辿り着いていた。

雑談

川瀬/PL いやぁぁぁぁぁぁぁぁ

メイン

ギョクハン 「ぐ…………ぁ……ッ!」

雑談

たいぞう/PL わ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

品/PL わ…!?

ROZE/PL あぎゃあああ

メイン

語り部 己の身ごと貫通し、アスランの血肉を引きずったまま、ギョクハンへダガーが突き立てられる。
アスランの腹部にはダガーの刃幅ほどの大きな孔が出来ていた。
 
しかしアスランは、まるで自身の体に向けたものではないかのように
何度も繰り返し自分の腹ごとギョクハンを突き刺す。
胸から腹にかけてずたずたに引き裂かれ穴だらけになったギョクハンが、
立っていることもかなわず遂に床に伏せる。
 
まるで駄々をこねている子供に言い聞かせるかのように優しく
恋人に蜜を紡ぐかのように甘さを含んだ声で、窘めるように、歌うようにアスランは告げる。

アスラン 「私の言いつけが聞けないのかい? ギョクハン」

語り部 長い睫毛が伏せられる。
少しの沈黙。
 
微笑をたたえていた芸術品は、三日月を描くかのように口角を歪め
下がり切った目尻の隙間からギョロリと瞳を覗かせた。
2、3度左右を見回したかと思うと、時計の針が重なり合うかのように、あなたたちに焦点を合わせた。

アスラン 「自分たちが本来持っているはずではない力を最早人間業を超えた力を図々しく利用してでも
 君たちは自分本位で身勝手なその願いを叶えたいのかい?」
 
「それが! 君たちが!
 もっとも忌むべきこの私から分け与えられた力だったとしても?」

語り部 今までになく早口で、興奮しているような調子だった。

アスラン 「ああ、ジャミル。フルートを演奏し切ってしまえば良かったのに」
「そうすれば恐ろしい思いなんてしなくて済んだのに。
 それとも君にとってはそれさえも至福の時間だろうか?」
「馬鹿な子供だね」
「しかし、私の傍を離れなかった君に、最期まで私と共にいる権利を与えよう────
 蟲のように飛び回るギョクハン、君もね」

語り部 その瞬間、アスランの腹部に空いた穴がその身長よりも遥かに大きく
まるで二人を捕食するかのようにばっくりと開かれた。
 
ジャミルとギョクハンは中から這い出る舌に絡めとられ、アスランの体内に取り込まれる。
抵抗、恐怖、驚愕、そういった感情が訪れるよりも先に、二人の男は姿を消してしまう。

KP (超常的な現象を目撃したあなたたちは SANc 1/1d10)

雑談

品/PL ひ~~~~

川瀬/PL ひぃぃぃぃぃ

ROZE/PL 食べられちゃった…

メイン

語り部 道化師にとってこの結末は相応しいものだったのだろうか。
最期まで仮面を外すことなく、忠誠を誓い続けた彼にとっては、
幸福で満ち溢れたものだったろうか。

雑談

品/PL ずっと一緒だね

川瀬/PL これもよかったなぁ…………

メイン

語り部 問うても答えるお道化者はいない。
ただ一人、彼が敬愛してやまなかった件の男だけが、
可笑しくてたまらないと言うように声を漏らした。

KP 道化師 HO4 ─  ロスト

雑談

たいぞう/PL ほよんちゃんからしたらこれもまた幸せだったかもしれない……?

川瀬/PL (発狂して自己正当化してたから立ち退いちゃった)

KP ここでロストしたら、最後の描写で居たいところに居てもらう感じですね(Cエンド)

川瀬/PL あぁぁぁぁぁぁぁ

たいぞう/PL !?でも居たいところに居られる…!?
自陣と過ごした記憶とかサァカスやってた記憶はなくても…ウッ

川瀬/PL え、だったらジャミル……親元離れなかったかも

ROZE/PL おぉん……

川瀬/PL 商人の息子として隣国で平和にやっていたような

KP どの陣も行かなかった分岐はHO4タブに投げとこうね……

HO4 道化師

語り部 ■ HO4がアスランを殺害しようとする場合 ※武器がトートの短剣の場合

あなたはアスランの腹へダガーを突き刺した。
光沢をもった刃がアスランの纏う上等な布を引き裂いて、その柔らかい肌へと到達し
刃部分を全てのみ込んで柄元(えもと)まで深々と突き刺さる。
肉を貫く音が、辺りに響いた。

「ジャミル、ジャミル~~…………!」
「あは、っはぁ………ぁあ゛…………。君が、ね………」
アスランは自身の腹部を見つめ、笑った。
そして、じわじわと広がるその血だまりを愛おしそうに撫でる。

「これが……最高のエンターテインメント……」
アスランは、腹部に突き刺したジャミルの手を上から包み込んだ。
そして、尋常ならざる力であなたの手ごとダガーを引き抜くと
刃先をジャミルの方へ反転させ、突き刺そうとする。


◆ 《STR14との対抗》

成功 →  
あなたはすんでの所で、そのダガーを押し返すことが出来た。
脂汗が滲み、頬を伝う。
あなたの顔を見たアスランは愉悦そうに口角を上げ、あなたの汗を舐め取った。

「そんなに生きて居たいのかい? ジャミル。
 私のためなら命だって惜しくないかと思っていたよ」

そう言うと、アスランはパッと手を離し、あなたを解放する。

「次のプログラムに行こう。
 馬鹿の一つ覚えみたいに同じ芸ばかり繰り返してちゃ退屈だ」

アスランはふわりと浮かび上がると、幕の傍まで飛び立った。
      
<秘匿 HO4>
《アイデア》 → 
あなたは、初めてアサドのサーカスを観に行った日の事をぼんやりと思い出した。
今よりも小汚く小さなテントで芸は皆粗削りなものばかりだったが
あなたは心から感動し、胸を打ち震わせた。

生き物と思えないほど美しい自分を抱いているこの男とは正反対に
冴えない男が団長をしていたが、身なりなんてものは関係なかった。

冴えない男はその場で、飛んで見せたのだ。
人間には不可能な技に思えた。
しかし、彼は魔法使いでも、神様でもなく、ただの人間だった。
あなたは理解した。理解したからこそ、胸が震えたのだ。

そのたった一つの単純な芸は「アスラン」という一人の男が
とてつもない勇気と絶え間ない努力を積み重ねたことで生み出された彼渾身の
「最高のエンターテインメント」だったのだ。


そしてアスランは幕に手を掛ける。


(※P236下部 イベント 「幕が上がる」へ移行する)


失敗 → 
あなたはそれを突き返そうと、あるいはどうにか留めようと抵抗する。
ぎりぎりと、ゆっくりと、ダガーはあなたの胸元に迫り、そして突き刺さる。
皮膚が裂け、肉が犯される。
夥しい量の血液が噴出し、アスランを真っ赤に染め上げた。
狂気的なほど血が似合うあなたの神様は、柄元まで完全にあなたの中にダガーを差し込むと
心底愛おしそうに、今も尚血を噴き出し続けているあなたの傷口にキスを落とした。
まるであなたとアスランが、一つの存在に生まれ変わったかのようだ。

「このダガーに殺された人間の魂は、一生呪縛から解かれることはないんだ」
「ねえ、ジャミル。地獄で私と、終わらないサァカスをしようじゃないか」
「そんなものはどこにもないのに――
 ああでも、だからこそなのかな。人間は“永遠”が好きだね」
「永遠の時を、私と共に」


※ジャミル ─ ロスト 
(即死ではないためRPをする時間は取れてよい)

雑談

たいぞう/PL ひゅひゅ…

ROZE/PL ひゅ~~~~

品/PL わぁ~~~ 永遠に一緒…

HO4 道化師

川瀬/PL あぁぁぁぁぁあ

雑談

ROZE/PL HO4メリバ担当じゃん……ええん

川瀬/PL 永遠だ……
メリバだ……

品/PL 永遠の愛だ…

川瀬/PL これでもよかったのでは……?

HO4 道化師

語り部 ■ HO4がアスランを殺害しようとする場合 ※武器がトートの短剣以外の場合
  (到達条件 / 武器で攻撃する、首をしめようとする等)
(※このルートは非常に自由度が高くKPのアドリブ力が試される。またエンディング前であるため、必要であればPLから時間を貰ってでも熟考し、慎重にそのセッションにふさわしい描写や結末を考えること)

トートの短剣でなければ、アスランを殺害することは出来ない。
腹心であるジャミルから攻撃を受けることは想定していないため、アスランには隙があるだろう。
あなたが攻撃をすれば、アスランの体はそれを受け止める。確かな手ごたえがあった。
そう思ったのも束の間、確かに手ごたえがあったはずの箇所は、みるみる間にふさがっていく。
SANc 0/1

あなたが瞬きをした次の瞬間には、患部はもう元通りの状態になっていた。

「ジャミル……」
「ジャミル、ジャミル、ジャミル~! ダメじゃあないか……」
「ええ? どうしたっていうんだい? 何が不満なのかな?
 それともそういう“ショウ”のつもり?」
「子供の劇みたいにお粗末な構成を考えるんだね、ジャミルは」

茫然としているあなたを、新しい玩具を買って貰った子供のようにはしゃぎながら
アスランは抱き抱えてその場でくるくると回った。

★<秘匿 ダガーを持っているPC>
今ここでダガーをアスランに突き刺さなければ
もう二度とアスランを仕留める機会は訪れないことを、あなたは直感的に理解する。
アスランが飛び立つ前に傍まで向かうことが出来るか、《DEX*3》で判定する。

分岐 : 《DEX*3》に 成功する / 失敗する



―――――――――――――――――― ◇DEX*3に成功 ―――――――――――――――――
 
 
あなたはジャミルを抱きかかえ、今にも飛び立とうとしているアスランへダガーを突き刺した。
光沢をもった刃がアスランの纏う上等な布を引き裂いて
その柔らかい肌へと到達し、刃部分を全てのみ込んで柄元(えもと)まで深々と突き刺さる
肉を貫く音が、辺りに響いた。

<秘匿 HO4>
あなたの神様は、腹部をその髪と同様に真っ赤に染め上げられた。
――本当に赤がよく似合う人だ。
世界で一番、赤が似合う人だと思った。
今も、思っている。
じわじわと上等なシルクの生地に滲んで浮かび上がる血模様が
あなたの複雑な胸中を示しているかのようだった。
SANc 0/1d3

「ふふ、ふふふふ……」
アスランは自身の腹部を見つめ、笑った。
そして、じわじわと広がるその血だまりを愛おしそうに撫でる。
「これが……最高のエンターテインメント……」

アスランは、既に柄元まで突き刺さっているそのダガーを更に奥へと突き立てた。
人ならざる者の力で、奥へ、奥へ奥へとぎりぎりと食い込ませていく。
柄元が奥へと押し込まれ、鳥の頭を模した柄ごと体内に突き刺さる。
何度も狂ったような若い声を上げて、繰り返し繰り返し自分に突き刺した。
それはまるで一種の神々しい儀式のようでもあったし
快楽を追い求めて本能のままに腰を振る動物のようでもあった。

そしてその視線は、傍で茫然としているジャミルに向けられる。

ジャミルのみ《回避》

成功 → 
アスランの傷口が大きく広がり、まるで人間の口のような形を形成し、その中から突き出された舌があなたを掠める。
しかし、間一髪あなたは避けることが出来た。
獲物を取り逃がした舌はあなたを揶揄うかの様にちろちろとその身を捩らせていた。 
SANc 1/1d4+1

失敗 → 
その瞬間、アスランの腹部に空いた穴がその身長よりも遥かに大きく
まるで彼(女)を捕食するかのようにばっくりと開かれた。
ジャミルは中から這い出る舌に絡めとられ、アスランの体内に取り込まれる。
抵抗、恐怖、驚愕、そういった感情が訪れるよりも先に、一人の男(女)は姿を消してしまう。
SANc 1/1d10
     
道化師にとってこの結末は相応しいものだったのだろうか。
最期まで忠誠を誓い続けた彼(女)には幸福で満ち溢れたものだったろうか。
問うても答えるピエロはいない。
ただ一人、彼(女)が敬愛してやまなかった件の男だけが
可笑しくてたまらないと言うように声を漏らした。

ジャミル ─ ロスト

雑談

アルミラージ じっ……

川瀬/PL (のこのこ生きて帰ってきたことを恥じたい気持ちもあるが、自分のエンドも人間らしくて好き)

ラハン・ドゥライミー お掃除まだ終わってない(じっ)

ジャミル ……ははは
とんだ鎖に巻かれちゃったなぁ

アベラルド ジャミル専用にヒヨコでも飼ってみるかい。
動物への情も湧くんじゃない?

KP 陣によって本当に関係性は千差万別だから面白いね!
ということで最後はAエンド……

メイン

KP ◆ ◆ ◆ The Show Must Go On  ◆ ◆ ◆


★前座 イベント 「永遠のサァカス」
■ 本題

雑談

ジャミル ヒヨコかぁ。
卵からか?

アベラルド 孵してみるかい?温めて

ラハン・ドゥライミー 卵から(こくり)

メイン

ウムト 「なあ、アベラルド」

語り部 呼ばれ慣れた声。
きっと彼は人生で一番、自分の名前を呼んだ人だろう。
パッと顔をあげたウムトは抱きしめる力を緩め、
新しいショウを思いついた時と同じ顔で、嬉しそうにあなたに告げる。

雑談

ラハン・ドゥライミー 食べちゃダメだよ

メイン

ウムト 「お前もサァカスを愛しているだろ?
 家族が大切で、無くしたくないだろ?」
「なら、永遠にサァカスを続けようじゃないか」
「俺も、いつか終わりが来るサァカスが嫌だった」

雑談

ジャミル 温めてみるかぁ。

メイン

ウムト 「幕が閉じたら、そこで終わっちまう。
 俺の世界が終わる。観客がいなくなる」
「ずっとサァカスをしていたいんだ。
 大好きな家族と、終わらない最高のエンターテインメントを」

雑談

ジャミル (よかった、産んでみる?から言われると思ったぜ)

メイン

ウムト 「なあ、アベラルド」
「俺と一緒に、終わらないサァカスをしよう」

語り部 ウムトは一歩後ろに下がると、腕を広げた。
了承するのであれば飛び込んで来い、──という意味なのだろう。

雑談

ラハン・ドゥライミー CCB<=73 心理学  (1D100<=73) > 94 > 失敗
何も察しなかった

KP おお……ふふ……

ジャミル こんなの察するなよ。

メイン

アベラルド 「お前がそう言ってくれるのを、ずっと待ってた」

雑談

KP ほよんへの教育が……

ジャミル まったくだな、ハハハハ。

品/PL ううっ うう…

ラハン・ドゥライミー 命を大事にしましょー(教育的指導)

メイン

アベラルド 「おかえり、ウムト。またお前の隣に立てることがうれしい。これからはずっと一緒だ、そうだろ?」そう言ってウムトの胸に飛び込もう

雑談

ROZE/PL 団長ぉおお

品/PL NTR(血涙

ROZE/PL HO1はHO1でぞっこんだもんな

川瀬/PL だんちょおおおおおお
NTRだ
NTR

メイン

語り部 あなたがウムトの腕の中に納まれば、彼は出会った頃と変わらない笑みを浮かべて、笑った。
そして自らもう一度強く、アベラルドを抱きしめ返す。

雑談

ROZE/PL NTR

川瀬/PL HO4以外にもNTR要員はいたぞ

アベラルド 殺すほど好きだったわけだからね

ROZE/PL アルミラージちゃん視点はBSSかも

品/PL あぁん

メイン

ウムト 「ああ、そうだ!
 良かった。これでお前らとずっとサァカスをしていられる」
「お前からもう何も奪わせない。無くすことだってない」

雑談

アルミラージ いやNTRだ アベラルドの一番は私だったんだぞ!(自称

メイン

ウムト 「永遠に、【ダヤンマック雑技団】を続けて居られるんだ」

雑談

ROZE/PL 確かに

アベラルド その通りだよ(強い頷き)

メイン

ウムト 「ただいま、アベラルド!」

雑談

KP それはそうだとおもう

メイン

アベラルド 「おかえり。愛してるよ、ウムト」

ウムト 「……さ、アベラルド、外の幕を捲ってくれ」
頷いて
「幕をめくれば、俺たちがずっと一緒にサァカスをしていられる世界
 最高のエンターテインメントが完成する世界がやってくるんだ」

語り部 そうして、ウムトはあなたに幕をめくるように促す。

雑談

アベラルド 危なかったな…でもこれ、3年前の事件を経ずにやってたら私何も考えずに頷いてたと思うもの(団長の自覚芽生えイベント…)

メイン

KP 《聞き耳》が可能です。

アベラルド CCB<=70+1 【聞き耳】 (1D100<=71) > 57 > 成功

ウムト 「これが俺にとっての愛なんだ」

語り部 幕へと向かいだしたあなたの耳に、
感情の読み取れないようなウムトの呟きが聞こえた。

KP (※HO1が幕を捲ろうとし、他PCがそれを阻止しようとする場合にはPvPになる。
 KPは双方にとって平等な処理を心がけること。
 ウムトは阻止しようとする家族に荒っぽい手段はとらない)

雑談

アベラルド ろくでもない香りがしてきたね

メイン

KP ◆ 幕をめくる

雑談

ROZE/PL 家族……

メイン

語り部 あなたは、サァカステントを囲んでいる幕に手を掛け、
妖しく揺らめいているそれを一気に捲った。
不安や疑問があなたの胸には残っているかもしれない。
 
だがそれでもいいのだ。

あなたにとってはこの世界が全てだから。

雑談

たいぞう/PL うう うう HOサブタイトル回収…

ROZE/PL このエンドのか……

メイン

語り部
そして、幕は、開かれる。


遠くで、狂ったように笑い続ける男の声と、鳴りやまない拍手が聞こえていた。

雑談

川瀬/PL あぁ……

メイン

KP ▼エンドA
達成条件 / HO4が《芸術:演奏》に成功してしまう
HO1がウムトの誘いに乗り幕を開けてしまう
HO4がアスランをトートの短剣以外で殺害しようとし、他PCが《DEX*3》 に失敗する

語り部 その向こうには何があるのか。
興奮が最高潮になった観客の熱気?
一度きりしかない舞台特有の緊張感?
その両方だ。
 
人生で一度きりしか、────
いや、一度だってその身をもって受け止めることは不可能な超常的な存在が待っている。
きみたちの常識を超えて、きみたちの肉体を超えて、きみたちの精神を超えて、

そうやって一度しかない「おわり」がやってくる。


それは、とても巨大だった。
洪大で絶大であり、至大であった。
 
人間を思わせるかのような四肢が存在するかのように見えたが、脚部には足の様な物が三本生えていた。
その三本の足が、幕を超えて「こちら側」へと侵入してくる。
まるで、あなたの意識に入り込むかのように。

KP ▼▲ The Show Must Go On ▼▲

★クライマックス 「最高のエンターテインメント」

血塗られた舌―月に吠えるもの
STR80 CON50 POW100 DEX19 SIZ90 INT86 HP70
DB+10d6
装甲 なし
マレモンp213

雑談

ROZE/PL うぎゃぁあ

メイン

KP 全員、SANc 1d10/1d100

雑談

たいぞう/PL わああ!

ROZE/PL d100だぁ

メイン

語り部 腕にはかぎ爪が生えており、その爪は現在幕にかけられている。
顔のあるべきところには大動脈のように太く赤々しく、血に塗れた舌のような触手が生えていた。
それは、あなたたちを手招きするかのように、妖しく波打っている。
あなたたちはその触手に、その化け物に、自分という存在ごと、幕の外側へと招かれているのだ。

雑談

ラハン・ドゥライミー 1d100 せっかくだから (1D100) > 49

アルミラージ CCB<=84 SANチェック (1D100<=84) > 97 > 致命的失敗

語り部 はわわ

アルミラージ 1d100 SAN減少… (1D100) > 52

ラハン・ドゥライミー アルミラージ!!!

アベラルド あわわわ
CCB<=56 【SANチェック】 記念SANc (1D100<=56) > 66 > 失敗

アルミラージ しゅん……

アベラルド 1D100 (1D100) > 33

ジャミル 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 43 > 成功

ラハン・ドゥライミー CCB<=85 SANチェック  (1D100<=85) > 19 > 成功

アベラルド あっ 生きてるなこれ…

ラハン・ドゥライミー 1d10 (1D10) > 5

ジャミル 1d10 正気度喪失 (1D10) > 4

メイン

KP ■ SAN値が0になる

語り部 あなたの意識もとい自我というものは、そこでぷつりと途切れてしまう。
肉体と精神の間に幕が落とされる。
しかしそれは、幸運なことなのかもしれない。
 
あなたは舞台を降りて、観客席に着く。
幕──つまりあなたの瞼が閉じられていく最中で、あなたは舞台の上に視線を向ける。
 
きっと、ショウはこれからも続いていくのだ。
舞台の上で踊り狂って死ぬか、観客席の方へと回るのか。
どちらがあなたにとって幸福かを尋ねる前に、あなたの幕は閉ざされる。
その答えはきっと、あなたの胸中に秘されるものなのだろう。
 
あなたは最期まで、その命すべてを燃やし尽くすほどの、エンターテイナーだった。

KP 探索者 ロスト ─ エンドA
 
■ SAN値が1以上残っている

雑談

KP みんななんだかんだ残ってるね……?

メイン

語り部 あなたは、肉体と精神が引き千切られそうになりながらも、
狂気の暴風に煽られる自分の正気を必死に掴んで離さなかった。
──しかしそれは、はたして幸運なことだったのだろうか。
 
あなたは意識をはっきりと保ったまま、その後の行く末──
世界の終焉を全て見守ることになる。
 
あなたもまた舞台に立っているエンターテイナーなのだ。
舞台から降りることは許されない。
ショウは続いていくのだから。
 
血塗られた舌は、幕の内側へと入り込んできた。
その場に存在する物は全てみな平等に、蹂躙されていく。
 
大きな黒い影が落とされ、世界が光を失ったかと思えば、次の瞬間に動物たちは檻ごと踏み潰される。
かぎ爪でテントを引き裂きながら、頭の触手で誰かれ構わず握りつぶしていく。
ボールのように転がる誰かの眼球。
テント内を彩るように飾られる誰かの大腸と小腸。
狂ったように自らの尻尾を噛みちぎろうとその場で廻り続ける動物たち。

雑談

アベラルド ふふふ 意外としぶといんだよ私たち

メイン

語り部 ふいに、あなたの足元に何かがぶつかった。
 
それは、ウムトの、あるいはファルマコの、あるいはアタハンの、あるいはギョクハンの頭部だった。

KP (※SANが残っているPCと親しいNPCのみ挙げる)

雑談

ラハン・ドゥライミー うえぇええん

川瀬/PL あぁぁぁぁぁぁぁ

品/PL イヤーーーーーッ

メイン

語り部 その頭は、白目をむいて目尻から涙を流していたが、
やがてギョロリと、あなたに焦点を合わせる。

ウムト 「俺の身体を返せ」

ファルマコ 「私の身体を返してくれ」

雑談

ROZE/PL 泣いちゃう

メイン

アタハン 「私の身体を返しなさい」

雑談

たいぞう/PL ひい ひい…

メイン

ギョクハン 「俺の身体を返せよ」

語り部 そう言うや否や身体に飢えた狂ったボールたちは、
頭部だけの状態であなたへと飛びかかってくる。

KP SANc 1d2/1d6

雑談

ラハン・ドゥライミー CCB<=85 SANチェック  (1D100<=85) > 66 > 成功
1d2 (1D2) > 2

メイン

KP ◇SAN値チェックの成否に関わらず《アイデア》をどうぞ。

雑談

アルミラージ CCB<=84 SANチェック (1D100<=84) > 19 > 成功

ラハン・ドゥライミー CCB<=80 アイデア   (1D100<=80) > 18 > 成功

アベラルド CCB<=23 【SANチェック】 (1D100<=23) > 82 > 失敗

アルミラージ CCB<=70 アイデア (1D100<=70) > 9 > スペシャル

アベラルド 1d6 (1D6) > 5
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 22 > 成功

メイン

KP 成功 →

語り部 あなたは、「身体を返してやらなくてはならない」と強く思うだろう。
あたりに落ちていたガラスの破片か、はたまた自分が持っていた武器か何かで、
あなたは自分の首を掻っ切って、彼ないし彼女に返してやろうとする。

雑談

アベラルド きゃーーー!

品/PL わぁあん わぁあああん…

メイン

KP 失敗 →

語り部 頭部があなたの首に噛みついてくる。
皮を引きちぎり、噴き出す血を飲み干し、ぐるりと残り全ての皮や肉を噛みちぎって
あなたの首を胴体から切り離し、その頂点へと鎮座しようとする。

KP (※まだ希望を捨てていない探索者がいれば、《アイデア》失敗時《回避》を振っても良い)

雑談

アベラルド ぎゃーーー!どっちにしろ救いがない!

ラハン・ドゥライミー でも師匠から言われたら……そうするかも

メイン

KP (※もしこの場、SAN値チェックでクリティカルを出したり
 SANが正気だと言い張れる程度に残っている探索者が存在し、PLがしたいことがあれば自由にさせて構わない。
 しかし血塗られた舌をかいくぐりこのテントから逃げ出したところで、既に召喚されていることに変わりはない。
 それでも逃げ出すと言うのであれば、《DEX*3》と《幸運》に成功すれば逃げ出すことは出来るだろう。
 失敗した場合、その場で死亡することになる)

(※その場合、扱いとしては【生還】扱いで良い)

語り部 どこまでが実際にあったことで、どこからが幻覚なのか。
 
サァカスのショウもまたそんな蜃気楼のような夢だ。
幕が下りて、テントから出てしまえば
どこまでが本当にあった出来事なのか、その境界線は曖昧になる。

雑談

川瀬/PL ええぇぇ

メイン

語り部 幕が下り切るまでの間、胴体と頭部がちぐはぐの、エンターテイナーたちが両手を繋いでお辞儀をし
観客のあなたを、幕の外で新たなエンターテイナーとなったあなたたちを、見送ってくれたのが見えた。

KP (※テキストセッションの場合
 次頁のエンディング名は“アスラン”が読み上げるようにすること。
 この舞台の団長はアスランなのだから)

アスラン エンドA



センキュー・フォー・カミング。
本日はご来場いただき誠にありがとうございました。
これにて終幕。

Audience End 「Thank you for coming.」

雑談

たいぞう/PL ひょひょ……

メイン

KP 探索者、(基本)全員ロスト

雑談

川瀬/PL おっほほほほ……

品/PL わあわあわあ…!
なんてこと…なんてこと

ROZE/PL にゃるらん~~~~

KP あ! HO4を殺害した場合の描写もあったね……HO4のとこになげとこ
これもAエンドに直行します。

川瀬/PL わぁぁぁぁ

HO4 道化師

語り部 ―――――――――――――――――― 特殊エンドA前描写 ―――――――――――――――――

達成条件 / 説得されずに他PCにHO4が殺害される

「ストップ」
乾いた手拍子の音が一度だけ、辺りに響き渡った。
それと同時に、あなたたちは身体を動かそうとしても、自由が利かなくなっていることに気が付く。

「あーあ……。壊れてしまったんだね。愛しのキャンディ。
 可哀そうに。でも君はよく頑張ってくれたよ」
アスランはジャミルの死体に近づくと、人差し指と中指を強引に瞼の裏側へと突っ込んだ。
そうして眼球を抉り出すと、繋がっている神経や筋を強引に引きちぎり自身の口の中へ放る。
子供が飴を舐めるかのように、舌で転がしているのが、頬のふくらみから察することが出来た。

「さて、君が死んだらフルートはどうなるんだろう?
 君の美しい音色を聞かせてほしかったものだけれど、君はもう自分の力で演奏できないようだからね」

しばらく悩むような様子を見せた後、閃いたような顔をして、懐からナイフを取り出す。
そして横たわるジャミルの体にゆっくりと縦に線を引いた。
一つの綻びもなく研がれたナイフの切れ味はすさまじい物で、衣装ごとジャミルの皮膚がぱっくりと裂けた。

「解体ショウのはじまりはじまり」
アスランがそういうと、どこからか楽し気な音楽が聞こえてくる。
黒い影がぞろぞろと集まり始め、それぞれ楽器を手にして演奏を奏でる。

「君たちはご存じないかもしれないね」
「私は普段、舞台に立つことはあれどこうやって芸事を披露することはないんだ」
「その小さな脳味噌で、理解できるかい?」
「君たちは今とても希少な体験をしているということだ」

「死ぬ前に最高のエンターテインメントを感じることができて、良かったじゃあないか」
「きっと死後、この貴重な体験を活かしてくれることだろう…………なんて」
「死後の世界なんて、存在するわけないんだけれど」

アスランは手始めに、皮膚を裂いて骨や内臓を露出させた。
次に、突然立ち上がり片目を瞑って、ステッキで照準を定めると、肋骨に向かって勢いよく突き落とし、骨を粉砕させた。
そして肋骨という殻を破られたことで、顔を出した肺や心臓たちを両手で掬っては体外へと取り除いていった。
何本もの血管を鬱陶しそうに引き千切り、綺麗にジャミルの中身を空にしていく。

「これでよし、と」
「本当はこんな風に面倒くさい手作業なんてする必要ないんだけどね。
 最期まで私に尽くしてくれたキャンディに愛と敬意を払っているんだ」

あなた達の方を振り返って、いつも通りの微笑を浮かべる。
そして内臓を全て摘出されたジャミルの体を満足そうに見つめると、自分が切開した部分を人差し指でゆっくりと撫でる。
指が触れたところから順につなぎ合わされ、体は縦に一線入っているものの眠っているかのように元通りになった。

「次にフルートを咥えてほしいんだけど、キャンディは死んでいるから、私が咥えさせてあげよう」
楽し気にフルートを手に取ると、咽頭部分にフルートをねじ込み固定する。
そして、上半身を曲の拍子に合わせて、リズムを取る様にステッキで叩きつける。
内臓を抜かれた上半身の中に含まれた空気が、ステッキが叩きつけられるごとにフルートへ吹き込まれ、奇妙で間抜けな音が辺りに響いた。
(※このままエンドAへ移行する)

雑談

ROZE/PL わああ

語り部 ……以上、エンド分岐でした♡

品/PL ひゅーーーーっ… あぶねえ

ROZE/PL あぶねーーーー!!!

たいぞう/PL わははは!あははは!!あぶな……

川瀬/PL わはー凌辱

KP 本当に、みんなでギリギリの綱渡りを生き延びてえらい!
実際のエンドはCエンド! お疲れさまでした。

品/PL お疲れ様でした…! わぁわぁわぁ そうだったのね

川瀬/PL おい、ジャミル、
「俺を殺さなくて良かったな」の顔するな。

アルミラージ ジト……

アベラルド みんなあ〜〜生きててくれてありがとう(抱きしめる)
ジャミル、ほら舞台の雑巾掛けがまだだよ

品/PL 奴隷のように使われている……
HO4はどえらい不憫だけれどもPLは好きだよ

ジャミル ハハハハ。俺が自由の身になれる日はまだまだ遠いな

アベラルド むしろ腫れ物のように扱われない方が気が楽だろ?

川瀬/PL 川瀬が握ってよかったのかこんなスケベ凌辱NTRHO

品/PL ここにはヤンキー、ヤンキー、怒髪天が揃っているから……

ジャミル ハハハ、ごもっとも。

ラハン・ドゥライミー どはつてん!

ファルマコ ……まずは治療からだ。特にその道化師とやらは重篤だからね。放っておいたら死ぬ。

ジャミル ご丁寧に解雇宣言されたってのに、俺に贖罪の機会を与えてくれるとはなぁ……なんと心の広い団長サンだ!(わざとらしく両手を広げて演技する)

KP いやあ、団のカラーが出るね~

ジャミル あー……(狂犬病、疫病持ち)

アベラルド 別に私はこのまま叩き出してもよかったんだぞ。
アルミラージとラハンが許すというから許すだけで。
あ、食料品のお使いも頼むよジャミル。
……私も治療してもらおうかな(そそ…)

ジャミル あぁ、はいはい。承知いたしました。我らが団長サン♪

ラハン・ドゥライミー 赦してないよ?その分命大事にして増やしてもらうからね?(労働労働)

ジャミル ハハハ、手厳しいなぁ。いや、殺されないだけ温情か?

アルミラージ ………
ゆ、ゆるしてないぞ(目を逸らす

ラハン・ドゥライミー イアンの末代の末代の末代の末代まで増やしてもらうから。あとシミアと~(命奪った分の動物の末代まで世話の刑)

アベラルド ふっふっふふww101匹わんちゃんの舞台になりそうだね

ジャミル CCB<=75+2 【心理学】アルミラージ先輩? (1D100<=77) > 18 > 成功

アルミラージ CCB<=41 心理学抵抗だ (1D100<=41) > 76 > 失敗
おい”

KP おお……

ジャミル おいおい、俺の残りの人生動物の世話係に雑用かぁ。
……で本当のところは?先輩?

アルミラージ choice 同情と憐憫 単なる目覚めの悪さ ………… (choice 同情と憐憫 単なる目覚めの悪さ …………) > 単なる目覚めの悪さ
単に目覚めが悪いからこれ以上の仕打ちをしたくないだけだ

ジャミル ッハ、ハハハハ。俺も恵まれたものだなぁ♪

アルミラージ それに…私のように閉ざされた記憶があってそれで本来そうはしないはずの殺しをしたのなら、その時は殺意があってもわざとじゃなかったことになる
…私だって団員を死なせたのはわざとじゃなかった

ジャミル ……

アルミラージ 私は聖人を信じないが、それと同じぐらい根っからの悪人というやつを信じない
そんなものの存在を信じるとすればそれは私ということになるからな
ちなみにトートの短剣で刺す用にこういう差分もあった

ラハン・ドゥライミー わ、悪い顔

KP わあ~! 差分!

アベラルド わびっくりした 良い顔するね

KP わろてる~~

ジャミル 悪い顔だな。

アルミラージ 三年前のアスランの笑い方を覚えているぞ。はは、ははは。
すんっ…

ラハン・ドゥライミー 俺もね、出し忘れてたけど

KP はっ……

ラハン・ドゥライミー 怒ってたらこうなってた 

KP わあ~~ おめめが

アベラルド わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!かっこいいね 目が綺麗だ

川瀬/PL 獰猛だ……

ラハン・ドゥライミー スン 

品/PL わぁあ~~~ 真っ赤なおめめ…

アベラルド 急に落ち着くじゃん二人とも

品/PL ニャルの依り代に相応しい

ラハン・ドゥライミー でもこれやったらね。みんな耳聞こえなくなっちゃうからやらなかったの

KP 咆哮差分か……

ラハン・ドゥライミー (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

アベラルド そんな隠し技があったんだ…

ラハン・ドゥライミー 永久に声聞こえなくなる

川瀬/PL 元から使ってた差分、PLの解釈違いでほとんど使わなかった
え、そんなぁ……

品/PL ダメージと耳が聞こえなくなるやつぅ

ラハン・ドゥライミー しかも全体技だし音波だから防ぎよう無い

アルミラージ でもラハンも私も取り返しのつかない悪党にならなくてよかった

川瀬/PL こわ……

アルミラージ ジャミルはこれから取り返していけ

川瀬/PL (全力土下座PL)

品/PL そんにゃ HOがやらせたことなのに

ジャミル おいおい、俺だって正真正銘の根っからの悪党じゃあないぞ?

KP 黒いライオン戦前のPOW失敗後強制咆哮だけ、実は治療ができる仕様になってはいるけどね……

川瀬/PL (PCの後頭部を叩く)

ラハン・ドゥライミー へ~~~~!

KP そう大体はニャルラトホテプとかいうのが悪いから……
長い目で見ればみんな大体被害者だから……

ラハン・ドゥライミー にゃるらんのせい!

ジャミル ほらな。
俺も長い目で見れば被害者だ。

ラハン・ドゥライミー それはそれとしておこ!

KP ふふふ……

川瀬/PL は、明日早いので川瀬はそろそろ……

品/PL ああっ 夜遅くまでお疲れ様でした…!

けみかえる ということで今日はお時間過ぎましたので、改めまして……
この度は長期間ありがとうございました!

色んなご質問ご提案でセッションを彩ってくださり
大変な面が無かったと言えばうそになりますが、それでもとても楽しかったです!
人権もお貸しくださりありがとうございました(?)

余った日程はお休みでもいいし……遊ばれてもいいし……
ひとまずお疲れさまでした!

たいぞう/PL お疲れ様でした!あああん サァカスの幕が降りるよお…

川瀬/PL 本当に皆さん、長期間同卓ありがとうございました。
けみさんも最後までKPしてくださりありがとうございました……どこまでも美しい描写……とても嬉しかったです。
スパイHOでド悪ムーブかましてましたが……皆さんの心が広かったため、最後まで楽しくやり切ることができました……。本当に良いセッションでした。終わらないサァカスを求めてしまうくらい…………

また遊んでください……。

ROZE/PL 20日間お疲れ様でした!ああんサーカス終わっちゃうう……自陣と回れてよかったですKPの演出も凄かったです。継続でも現コンでもまた行きたいです~~~~!

たいぞう/PL こちらこそこの度はありがとうございました!
このメンバーで このHOで けみかるさんに回して頂けて本当に本当に良かった、とっても豪華で楽しかったです……!
当分はカスモツに狂うと思うのでどうぞ引き続き皆様よろしくお願いします!

けみかえる 継続! 現コン! どちらでもこう、身内外で公言しない+シナリオ同梱立ち絵を流用しなければNPCたちをあれそれしていい(作者様利用規約)
との寛大な措置をいただいているのでお好きなように……
ですが状況やらなんやらがわかるとうれしいです!

川瀬/PL おぉ、寛大だ……了解いたしました。

ROZE/PL 寛大だぁ……ありがたい

川瀬/PL つまりは……HO4でヒルチョック行けるってコト!?

ROZE/PL 師匠とイチャコラしてもいいってこと……?

品/PL 最後の章が呼んでいる…
一カ月ありがとうございました! KPにおかれましてはたくさんの福利厚生と設定のキャッチをありがとうございました…!
popoさん寛大すぎるぅう……!!!!
せっかく全生還しましたので継続でも現コンでも…どうぞ仲良くしてくださいまし!
現コンのアルミラージはあんまりアルミラージから変わらない予定です。わはは!

けみかえる ヒルチョック

ROZE/PL ヒルチョック

たいぞう/PL ヒルチョック

品/PL HO4がおもちゃにされるぅ

たいぞう/PL ログはください

ROZE/PL ください

川瀬/PL (玩具にする気は満々)
(需要があった__)

ROZE/PL カスモツコンバで芋虫行った人たち居たな……

川瀬/PL ?????

けみかえる 知ってるシなどは見守るなりログなりを拝読したい……
わはは! 芋虫。!! はい

品/PL やるなら酷い目に遭ったうえ生還してテントの隅で震えてください

たいぞう/PL 芋虫 ??! ??!!!

品/PL よちよちします
どうして芋虫なんですか
どこに芋虫要素あるの

けみかえる (団長を見る)

ROZE/PL HO1とHO2が行ったってちょうどTLに

川瀬/PL 確かに芋虫行ける
え、HO1HO2で????

品/PL どうして!!!!!!

川瀬/PL ユラとHO4じゃなくて????

けみかえる 考えなくはない

アベラルド あっ、私が確定で手足無くなるからかぁ

品/PL どう どうして!!!!
あ”~~~~~~ん!!!

川瀬/PL ギイィィィ

品/PL あーん あーん いもむちで手足をもぎ取るつもりだ

ROZE/PL そゆことかぁ~~~~

川瀬/PL そんなぁ……
そんなことしなくてもぉ……

けみかえる ふふ……団のカラーも楽しみ方も千差万別!
(ずっと一人遊びをしているとちくるいKPより)

いつでもどこかで見守っております……

ROZE/PL 平和に風呂冷えとかでもいい気もする……ふふ

川瀬/PL 風呂冷え楽しそう。
(風呂洗う雑用係HO4)

たいぞう/PL 風呂冷え!ふふふ(いつも継続で話題だけ見るけど未通過PL)

アルミラージ 風呂を壊すのは誰だ

ジャミル アルミラージを指さす。

アルミラージ (その指を握って90度逆方向にへし折る)

けみかえる いたそう(他人事)

ROZE/PL ってことは団長が入ろうとして?

ジャミル いだだだだ

ラハン・ドゥライミー 俺ボタン押しただけ!!!

アベラルド こういう日もあるさ(冷えた風呂に浸かって震えている)

KP だ、団長~~!!

ジャミル 掃除しただけ

ラハン・ドゥライミー 風邪引くよ団長~~~~

アルミラージ わ、わ…… 私のせいじゃない!

ジャミル CCB<=75+2 【心理学】 (1D100<=77) > 57 > 成功

アルミラージ CCB<=41 心理学対抗 (1D100<=41) > 56 > 失敗

ラハン・ドゥライミー CCB<=73 心理学 (1D100<=73) > 92 > 失敗

アルミラージ チクショウ! チクショウチクショウ!!!

ジャミル さぁ、白状するんだな先輩?

けみかえる おお……対抗がことごとく……

アルミラージ ……すいっちをこわしました(正座

ジャミル 犯人はわかったな(アルミラージの首を掴んでぷらーん)

アルミラージ ふぐーーーーっ

アベラルド なるほど そんなことよりだれか あたたかいのみものともうふをくれないか

ジャミル CCB<=60+23 【目星】 (1D100<=83) > 59 > 成功
CCB<=60+23 【目星】 (1D100<=83) > 74 > 成功
飲み物

ラハン・ドゥライミー CCB<=86 目星  (1D100<=86) > 66 > 成功
毛布
&amp;胸圧体温

ジャミル 白湯でいいか。

アベラルド ありがとう ありがとう
なんかラッキーな飲み物と毛布とハグがもらえたよ

けみかえる ラッキーな飲み物 ふふ……

アルミラージ (ラハンと一緒に毛布に包み自分の身体であたためようとして何かがフラッシュバックし一瞬固まる)
…ふ、ふーーーん ふーーーん ラハンってそういうことするやつなのね
ふーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!

ジャミル 美味しい水で作った白湯だ。

ラハン・ドゥライミー ん?アルミラージもギュッギュする?(おいでのぽーず)

けみかえる ああ……阿羅漢だなあ…………(?)

アルミラージ ゔ~~~~~~~~~~…… 僧侶なんか嫌いだ嫌いっ!

ラハン・ドゥライミー えー!?何~~~!?

川瀬/PL (会話断ち切ってすみません……今度こそ、ベッドインするので……失礼します……本当にありがとうございました。おやすみなさい!)

アベラルド はっ 私が白湯を飲んでる間に修羅場が……!?

ROZE/PL はーい!おやすみなさいませ~!

けみかえる いちじはんすぎ!! ゆっくりやすまれて……!
おやすみなさいませ!!

たいぞう/PL おやすみなさいませ!遅くまでありがとうございました…!!

品/PL おやすみなさいまし! おやすみなさいまし…お疲れ様でした…!