KP
CoC「だから嫌いなあんたでいてくれよ。
(だからきらいなあんたでいてくれよ)」
『……貴方のこと、大っ嫌いです』
KP
推奨技能:回避、目星
想定時間:ボイセで2~3時間程度(RPで増減)
人数:1人+KPCとのタイマン
傾向:KPCと派手に喧嘩しながら走り回るシティ系
備考:後遺症の可能性有
※注意事項
確定でKPCからPCへ暴力がふるわれます。PCからKPCへの暴力は任意です。
KP
◆あらすじ
我部上恭介さんはほんの些細な出来事から
あるいは譲れない理由から森小雪と喧嘩してしまう。
喧嘩別れした後味の悪さを抱えながら、自らの用事のため街に出る。
街の喧騒。雑踏。
人の声はどこか遠く、水に溶かし込んで薄められたように感じた。
やがて貴方の前に姿を現したのは小雪だ。
彼女を認識したのと同時。向けられる敵意。
小雪の顔に浮かんでいたのは、内から湧き上がって全てを焼き焦がさんばかりの憤怒だ。
激情を抑えるどころか身を任せて、小雪は貴方に言い放つ。
「全部ぜんぶ、貴方が悪いんだ」
「貴方のせいで私は、ああ」
「そう。誰よりも、私よりも、貴方だけは」
二の句を継ごうとして口は言葉を形づくるが、思うような言葉が出ない。
頭を掻き毟ってひとつ、強く言った。
「……貴方のこと、大っ嫌いです」
KP
KP
「だから嫌いなあんたでいてくれよ。」
セッションを開始いたします。
KP:けみかえる
PL:藺草さん
P C:我部上恭介さん
KPC:森小雪
よろしくお願いいたします。
我部上 恭介
……突然過ぎてわけがわからない予感がすごいが……
よろしくお願いします…?
森 小雪
実は私にも訳が分かりません。(?)
よろしくお願いいたします……。
193 かわいいね…
けみかえる にこ……かわいいね……
KP
【導入:喧嘩】
怪しい宗教団体のチラシによって見せられた夢から一夜。
我部上恭介さんは、弟である我部上静雅先生の診察を終えて帰宅する森小雪とばったり出くわし
些細なことから、あるいは譲れない理由から彼女と喧嘩をしてしまう。
森 小雪
「あら、……こんばんは、我部上さん。ちょうど良かった。
昨日のこと、覚えていらっしゃいます……?」
我部上 恭介
「………昨日」
様子をうかがっている
我部上 恭介 choice[夢だと思っている,確信が持てないので様子を見ている] (choice[夢だと思っている,確信が持てないので様子を見ている]) > 確信が持てないので様子を見ている
森 小雪
「もしかして、ご存知ない……?
ではあれは、本当にただの夢……?」
森 小雪 だとしたら……それはそれでとんでもない夢だな……
我部上 恭介 「……一応聞くが、どんな夢ですか」
我部上 恭介
はっきりいって悪夢だったからな……
森さん殺したり、森さんが大変な目にあったり……
森 小雪
「えっ。……いえ、覚えておいででないなら結構です。
貴方にみっともない姿を晒して情けない事を口走ったので、なるべく早く忘れていただきたかっただけで……」
我部上 恭介 「………」思考を巡らせている………??
我部上 恭介
だめだ喧嘩を回避してしまう
「覚えてないし、知りません」←いいそうになっている言葉
森 小雪
「えっと……私だけが見ていた夢だったとしたら、それはそれで恥ずかしいので確認をいたしますが。
怪しい宗教団体のチラシをいただいて、そのせいで夢の中で戦わせられる? ハメになった……というのは……」
森 小雪 その場合は心理学を振るしかなさそうですね……(出目をにらむ
我部上 恭介
「……変な夢を見たんですね。疲れてるんじゃないですか」
露骨に嫌そうな顔をしている。
「とっとと帰って、眠って、忘れたほうがいい」
我部上 恭介 いいそうにないので振っても大丈夫ですよ…
森 小雪
SCCB<=80 【心理学】 (1D100<=80) > 65 > 成功
「…………」
じっ……と嫌悪を突然露わにした顔を見つめている
我部上 恭介 見られている…
我部上 恭介
「……なんですか」
顔を背ける。
森 小雪
「……やはり思い過ごしでは無さそうですね。
貴方、覚えていて誤魔化そうとしていらっしゃるでしょう」
我部上 恭介
「誤魔化す……? ………」
「はぁ……あなたが忘れてほしそうだったのでそれに合わせただけです」
「実際ろくに覚えてない。
思い出したくもない……」
「そんなに覚えているかどうか確認したかったんですか」???
我部上 恭介 なんだ…??(メインの自分の様子に首を傾げる
193 何…?
森 小雪
「そんな言い方……」
「……ええ、しかしそうです。
どちらかハッキリさせておかないと、人にどこまで情報を握られているか分からない状態というものは恐ろしいので」
193 ごめん……
けみかえる 私だったら怒らないなぁ~としている(森をこねこね……
193 心が広い…… 私だったら階段から突き落とします
けみかえる ヒュッ……(110……
我部上 恭介
「……同じ夢を見たのかどうかはなんとも言えないと思いますが、心配しなくてもあなたがどんな目にあったかなんて誰にも言いません。
俺だって誰にも言えない行いをしましたから」
森 小雪
「それは、……同じ夢であるならば、結果論ですが体は無事でしたから別に。
無論私も何処かへこのような事を言いふらすつもりはございません」
193 大人なので喧嘩をしない……喧嘩をしろ……我部上……
森 小雪
「詳細に覚えておいででないなら、それはそれで好都合です。
どこまでご存知かは知りませんが、私が夢の中で申し上げた事のほとんどは……その場しのぎの事だと捉えていただけましたら」
我部上 恭介 「その場しのぎねえ……」何かを思い出している……?
森 小雪 どちらも30↑ですからね……(大人なのかどうかはわからない
我部上 恭介
「分かった。そう思うことにします。
……話はそれだけですか?」
193 POWとSANをごりごりすればイケると思うが……………(にじり寄る神話的恐怖
森 小雪
「な、なんですか。その顔は……」
たじろぐ……?
我部上 恭介
「いいえ、別に……?」
なんだかふと手足の確認がしたくなって肩とか足の付根とかその辺見てる。
我部上 恭介 しかし色々詳細な? 話を聞いたり弱々しい感じの声聞いてたら思い出さずにはいられないのでは?(猫を膝の上に乗せる
森 小雪
「別にと言いながら、先程から人の手足をご覧になってるじゃありませんか。
ご覧の通り五体満足ですよ。おかげさまで」
193 くっくっくっ……
我部上 恭介
「……これは失礼。
けどあなたがそうやって無事なのはひとえに、あなたの調査能力と機転の賜物でしょう。いちいち俺に恩を感じなくてよろしい」
皮肉か何かわからないがこのように返す
我部上 恭介 ログみても中の人が「かわいいねえ」しか言わねえ……役に立たねえ……
森 小雪
「しかし、貴方がいなければ私は、……」
「……いえ、違います。何でもありません」
我部上 恭介
「俺でなければ殺されずに、あるいは嬲られずに済んだでしょう。
運が悪かったですね」
森 小雪
「っ、……そうですね……」
「……妙な事に巻き込まれなければ、夢とはいえ貴方も手を汚さずに済みました。
あるいは知り合いでなければ、ただの夢と思い込むことだってできたかもしれない」
「出まかせを言ったって、ただ通りすがっただけの人……と私も思えたでしょうね」
我部上 恭介
「……そうですね、こうして根掘り葉掘り聞かれて詳細を思い出さずに済みました」
「はぁ……まさかもう一度腹でも刺されたいんですか?
それとも蹴り殺されたいんですか。夢の中では妙に体がよく動きましたがこちらの俺はどうでしょうね」
威圧するように一歩近づく…?
我部上 恭介 刑事…?
193 刑事がこんなこといってええんか……?
森 小雪
「は……っ!? そ、そんなこと一言も……!
現実では暴行罪ですよ……!? 刑事さんならご存知でしょう!」
一歩下がる
我部上 恭介
「さあどうですかね。
今は勤務時間外ですから」めちゃくちゃ適当
我部上 恭介 こうやって脅すのもなんかしらの罪に問われそう
森 小雪
「勤務時間内外関係あります……!?」
「……と、ともかく貴方に殺されたいだなんて思っていません。
私はまだ現実でも死にたくありません」
「夢の中では勝ち越したからって、思い上がらないでください」
我部上 恭介
「わかった! ……わかりました。
……俺だってリスクを負ってまで……仮にノーリスクでも貴方をどうこうするつもりはありません。そんな理由も価値もない」
「……もう医者には掛かったんでしょう。
繰り返しますが俺から貴方に何をするつもりもありません。あなたが行かないなら俺が去りましょうかね」
我部上 恭介 すごいわかれたがる
我部上 恭介 何をいっても脅しても立ち去らないようなら踵を返して家に帰りますが……(ペチってして無理やり返すのもあれだし……)
森 小雪
「……いいえ。もう帰ります。貴方の顔は暫く見たくありません。
刑事と……貴方と関わると大抵ロクな事が起こらない……」
193 ふふふ……
我部上 恭介 「……あ?」
我部上 恭介 だめだ…… だめだ…………
森 小雪
「そうやっていつも誤魔化して、誰かを殺しても……
そして現実で起こったそれを隠匿しても平気なんでしょうね。ああ恐ろしい」
我部上 恭介 煽ってくる………
森 小雪 先輩のことを思い出して……(情緒不安定
我部上 恭介 情緒不安定なやつしかいないよこの場に
けみかえる たしかに……(おめめぐるぐる
我部上 恭介
「……そうやって人の神経逆なでするようなことばっかり言ってるから変なことに巻き込まれるんじゃないか?」
「その挙げ句惨めったらしく人間かどうかもわからない相手に通じるかどうかわからない命乞いをすることになるわけだ。
ざまあないな」
森 小雪
「失礼な。少なくとも貴方は、いくらかは話の通じる人間でしょう。
……でも、助けを乞うたのがそもそも間違いだったようですね」
我部上 恭介
「……俺に命乞いしたって結果は変わんねぇよ」
「……埒が明かない。そっちに付き合ってまたくだらない事件に巻き込まれたくない。
じゃあな。俺だってツラも見たくねぇよ」
193
おくちがわるい
(素でこうなわけじゃなく、イライラしてるので若干荒いだけです……)
森 小雪
「その点は意見が一致する事すら悔しいですね。
出任せに委ねて、貴方のものになんかならなくて本当に良かった! ……失礼します」
193 森さんはかわいい……
KP いつものように、あるいはいつも以上に珍しく怒りをあらわにした小雪は貴方の前から姿を消す。
193 かわいい~
我部上 恭介
(巻き込まれて疲弊している顔)
何だったんだ一体……(メインも雑談も――
KP
貴方はどのように感じるだろうか。
失望、落胆、悲嘆、あるいは憤怒……。
いかなる感情を抱えたとて、小雪は目の前に居ない。
そうしようとしていたように、貴方も踵を返して自宅へ戻るだろう。
我部上 恭介
わからん……もしかして何らかのケアを求められていたのか……?
と思いながら家に帰る。
KP
恭介さんはいつも通り、自宅にて残りの一日を過ごす。
しかしふとしたとき、妙な違和感を覚えた。
言葉には言い表せない。けれど何かがおかしいのだ。
【聞き耳】をどうぞ。
我部上 恭介
(……何だ…?)
CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 69 > 成功
けみかえる えらい!
193 ヤッタァ! 嫌な予感がするが……
KP
では、貴方はインターホンと、やけに耳につく断続的な笛の音を聞いた気がした。
しかし、見渡しても何もない。
我部上 恭介
誰だ……? そして何の音だ……??
多分いつもは家族が出るが、今日に限って誰も出ない。
……仕方なく自分で出るだろう。
「………」(インターホンを見れるなら見るし、出たほうがいいなら出る。
KP
インターホンのモニターを見ても何も映っていない。
玄関へ出ても、誰も居ないだろう。
沢山いる家族も、何事も無かったかのようにめいめい過ごしている。
我部上 恭介 外に出てもいない……??
我部上 恭介 いたずらか? ……家に戻るが
我部上 恭介 幻聴か…??
KP
次第に違和感は薄れて消えていく。
自分は疲れているのかもしれないと思うだろう。
KP
※KP解説
恭介さんの自宅を訪問した落水によって、《記憶を曇らせる》呪文をかけられた。
「落水と出会ったこと」「夢のクリスタライザーを見たこと」は忘れている。
また現実の恭介さんと小雪は、恭介さん宅で眠らされている。(どういうこと? これは違う気がする)
ここからは夢の中の出来事となる。
我部上 恭介 間違いないな……昨夜あの夢を見たというなら……
我部上 保景
「……? 恭介兄さん、何かあったの」
テレビから視線を外して玄関から戻ってきた貴方を見遣る
我部上 恭介 !?
我部上 保景 驚かれた……
我部上 恭介
なん…… 俺はこの子のことなんて読んでたっけ(大混乱
いや驚くよ
我部上 アカネ
アカネもいるよ!
けどいつもアカネだとあれかなーってお兄ちゃんが話してくれたんだー
我部上 恭介 そうか…… サービス精神………
我部上 保景 圭樹兄さんはヤスって呼んでる……のかな(夜葬ログを見ているかお
我部上 恭介
「……保景、いや
インターフォンがなったから出ようと思ったんだが」
「誰もいなかったから戻ってきた。
……鳴ったよな?」
我部上 保景 「え。インターホン? 鳴ってないと思うけど……」
我部上 恭介
「……は?」
「………鳴ってない?」ちょっと考え込む
我部上 保景
「なんか……今朝あたりから思ってたけど、疲れてるんじゃない。
早めに休んだら」
我部上 恭介
「そうか、空耳……? いや、たしかに……」
「そんなに疲れた顔に見えるか」
我部上 保景
「まあ、それなりに。
……わかんない。いつもこんなもんだっけ」
我部上 恭介
まあ…………1年経ってるかどうかくらいだからな。
圭は……そうかもな。何かと気安いところがある
我部上 アカネ 「つかれてても、そうじゃなくても、はやねはやおきが大事だよ!」
193 かわいいのがどんどんくる
我部上 保景 「……まあたしかに、寝てないと何かとイライラするかもね」
我部上 恭介
「あかねまで……寝てないわけじゃないはずなんだが」
「……一応聞いとくが、笛の音も聞こえなかったか?」
我部上 保景
「何それ……聞いてないよ」
大丈夫かなこの人、の顔をしている
我部上 アカネ 「アカネもリコーダーの練習はしてないよー」
我部上 恭介
「……そうか」あかねさんの頭なでなで
「……耳かどっかイカれたか?
静雅が帰ってきたら軽く診てもらうか……」
我部上 アカネ
「?? えへへ……?(なでられた……)
お耳へんな感じなの? だったらシズカお兄さんにみてもらうのが一番だね」
我部上 保景
「……お大事に」
テレビに視線を戻している
我部上 恭介
「ああ。とはいってもあいつもいつ帰ってくるか分からないし……寝る。
お前らも早めに寝ろよ」今が何時か知らないが……
我部上 恭介
>> 寝る <<
寝させられた
我部上 アカネ 「はーい。おやすみなさい!」
193 小学生でも最近はもうちょっとおきてる
我部上 保景 「…………分かってるよ」
KP
なお、仮に静雅さんが帰宅してから診てもらっても
特に異常は見られない、と言われることだろう。
我部上 恭介 なるほど……だろうな
我部上 アカネ
choice[22時,22時半,23時] (choice[22時,22時半,23時]) > 22時半
じうじはん! になったら すよ……
193 かわいい! よしよし……ゆっくりねんねしてね…
KP
寝支度を整えていても、日中の喧嘩が思い起こされたかもしれない。
それでもベッドに潜り込んだ貴方の意識は、深い深い眠りに沈んだ。
我部上 保景 choice[23時半,0時,1時,……] (choice[23時半,0時,1時,……]) > 1時
我部上 恭介 おい
我部上 保景 ち……寝たんじゃなかったのかよ
我部上 恭介
せめて0時には寝ろ。日中体調悪くするだろうが(親に昔言われたことをそのまま言ってる
それに夜中に何するんだ……なにもないだろ……
夜ふかしするなら早起きをだな……(??????
193 誰…? 何…???
我部上 保景
うるさ……別にいいじゃん……
CCB<=9*5 しかしCONが低い (1D100<=45) > 98 > 致命的失敗
我部上 恭介
まあ俺より母親のほうが絶対にうるさいがな……
???
我部上 保景
しんだ……
……おやすみ(不貞寝
我部上 恭介
夜ふかししようとして床に転がって寝て(気絶して)そうなんだが…
………真夜中に起きてきてベッドに寝かせて布団かけるか……
我部上 保景 くかー……
KP
一方小雪は、恭介さんと喧嘩別れした帰り道。
誰かが地に落ちる、その瞬間。
……自殺を運悪く目の前で見てしまう。
頭上から落ちてきた人間が目の前でひしゃげ、脳漿をぶち撒けながら血を撒き散らして死んだ様を。
至極当然のこと。
貴方は突如降りかかった自殺現場に驚愕し、恐れ、本能的にショックを受けた。
表情は強い感情を滲ませて歪む。
恐怖、呆然、萎縮、あるいは嫌悪感。
感情に飲み込まれていく貴方をよそに周囲は動く。
救急車を呼んだりはたまた野次馬として、自殺の現場を取り囲み始めた。
貴方は、取り残されたように立ち尽くしていた。
※KP側処理
PLには伏せて、シークレットで処理しておくこと。
小雪の正気度を5点減少させておく。
これは小雪が恭介さんと別れたあとに火原の自殺現場を目撃したことによる減少処理だ。
以降、小雪は「フェティッシュ(特定のものへの執着)」という長期の一時的狂気を抱える。
対象は「恭介さんへの"怒り"」とする。
森 小雪 SAN50→45
KP
…
……
…………
【起床】
意識の浮上。貴方は目を覚ます。
頭は少し重たい。
今日も仕事だ。
色々と気がかりは頭の片隅にあるが自分の生活もこなさなければ。
気持ちとは裏腹に、晴れ渡った空が天に広がっていた。
我部上 恭介
疲れてるときにやたら天気がいいとより疲労が際立って感じるな……
取り敢えず通勤する(車)
我部上 恭介 choice[車,徒歩(電車)] (choice[車,徒歩(電車)]) > 車
KP
では貴方はいつも通り車で登庁し、捜査か何かか
ともかく街へ出ることになるだろう。
横断歩道の信号待ち。
目の前を行き交う車は残像となって通り過ぎる。
街の喧騒。雑踏。
人の声はどこか遠く、水に溶かし込んで薄められたように感じた。
目の前の信号が青に変わった。
我部上 恭介 なるほど……じゃあ、目的地に向かってあるきだすかな。
KP
貴方は、交差点を渡ろうと足を踏み出す。
だが、それは阻まれた。
貴方の前に、ひとりの人間が立っていたのだ。
森 小雪 「…………」
KP ──それは森小雪だ。
我部上 恭介
「……森さん?」
なんでここに? って疑問と……それから昨日のことを思い出して顔が強ばるかな…
KP
彼女を認識したのと同時。
貴方は距離を詰められ、殴りかかられていた。
頬を鈍く、強く、殴打される。
我部上 恭介 「――ッ!?」えっ…
我部上 恭介 何故……
KP
脳が揺れて二重にも三重にもなる視界が捉えたのは、小雪の表情。
その顔に浮かんでいたのは、焼き焦がす憤怒。
激情を抑えるどころか身を任せて、小雪は貴方に言い放つ。
森 小雪
「……我部上恭介さん」
「全部ぜんぶ、貴方が悪いんだ」
「貴方のせいで私は、ああ」
「そう。誰よりも、私よりも、貴方だけは」
KP
二の句を継ごうとして口は言葉を形づくるが、思うような言葉が出ない。
どうやら彼女は手にナイフを握っていたらしい。
道理で拳も痛い筈だと、やけに冷静に試行してしまう。
彼女は頭を掻き毟ってひとつ、強く言った。
我部上 恭介 ナイフ??? いや…え?
森 小雪 「……貴方のこと、大っ嫌いです」
KP ……小雪は貴方にナイフの切っ先を向けていた。
我部上 恭介 「……は? あぁ…? おい、それよりそのナイフ……!」??
我部上 恭介 じゅ、銃刀法 軽犯罪法……
KP
ここから、街を舞台に恭介さんと小雪の奇妙な追いかけっこがはじまる。
【追いかけっこ:対峙か逃走か】
恭介さんは突然の憤怒を向けてくる小雪に対して、どのように動くだろうか。
森 小雪
シナリオ想定では拳銃が挙げられていましたが
流石に入手経路が謎だったので……(?)
我部上 恭介
だな……それに初期値が……?
こんなところで大捕物して誰かに見られたらいくら俺でも庇いきれないんだが……それとも刺されるのを覚悟で止めるか……?
KP
想定されている行動としては
「立ち向かう」か「逃げる」かのいずれかになります。
我部上 恭介
choice[逃げて路地に誘い込む(?),ここで食い止める] (choice[逃げて路地に誘い込む(?),ここで食い止める]) > ここで食い止める
我部上 恭介
……ここで止める。
このままその辺走り回って通報されても面倒だ
「おい、どういうつもりか知らないが……
捕まりたいのか…!?」
KP 貴方が逃げずに小雪に対峙すれば、小雪は怒りのなかにわずかながらの嘲笑を浮かべる。
森 小雪
「あら、やっと自分の愚かさを自覚したんですか? 我部上さん。
捕まえるのは私の方ですよ」
我部上 恭介 なんでや……
我部上 恭介 「……!?」
KP
恭介さんの呼びかけに、小雪は手すら震わせない。
鋭利なナイフの先は、相変わらず貴方の方を向いていた。
先程で小雪は一度攻撃を繰り出しているため
反撃することは可能だろう。
どうしますか?
我部上 恭介 蹴るほうが確率は高いんだが……
我部上 恭介
……組み付く。
武器を奪う。
KP どうぞ。
我部上 恭介
CCB<=64 【組み付き】 (1D100<=64) > 10 > スペシャル
「ふざけたこと言ってんなよ……!」
とりあえず取り押さえなければ……!
我部上 恭介 まともな人みたいな言動してる
193 ほんまに
KP それでも貴方は小雪を食い止めようと、彼女に飛び掛かる。
森 小雪 「…………」
KP
目の前で手を掲げ、ぐっと力を込める小雪。
確保は必至、そのはずだった。
193 はわ…
KP
◇小雪の《被害をそらす》
MP1点、SAN値1点をコストにする
KP
しかし、貴方の体は物理法則を無視して躱されてしまったようだ。
小雪は無駄だと言わんばかりに笑った。
193 物理法則を…!?
我部上 恭介 「な、に……!?」
森 小雪
「あはっ、これすごい……。
……だから言ったでしょう?」
193
えっ? かわいいね……
うわーーーーーーっかわいい!(狂
我部上 恭介 「……何のことだ」
森 小雪 えっ…………??
193 かわいいね、小雪ちゃん……(もっもっ…
森 小雪
「……いいえ?」
ナイフを構え直してせせら笑っている。
森 小雪 たべられている……(もぐ……
KP
物理攻撃が効かないのであれば、貴方は小雪に抵抗する術を持たないと早々に悟るだろう。
恭介さんは、逃走を余儀なくされる。
我部上 恭介
「ああ、くそ……わけが分からんが……」
じり……じり……と後退するしか無い……
……仕方ない、逃げる。
どこに逃げれば大丈夫なのか皆目見当がつかないが
KP ではここで、【追いかけっこルール】を開示します。
KP
●追いかけっこルール
追いかけられている間は、ラウンド制での処理となる。
恭介さん側から処理を行い、次は小雪、その次は恭介さん……
と順番に行動順序を回していく。
特殊行動ルールに則って、追いかけっこは進行していく。
恭介さん、小雪ともに、1ラウンドにつき1行動が基本原則となる。
我部上 恭介 ルール……
KP
●特殊行動ルール
恭介さんが可能な行動は以下となる。
◆回避
小雪の【攻撃】が成功した場合、<回避>判定をする。
通常の戦闘ルールに則り、技能に成功すれば回避できるだろう。
◆攻撃
小雪に対して任意の戦闘技能で【攻撃】を行う。
判定に成功した場合、小雪は何らかの回避行動を行なうかもしれない。
◆探索
探索可能な場所にいるとき、ラウンドを消費して<目星>等で探索行為が行える。
◆逃走
小雪との<DEX対抗>を行い、成功すれば次のラウンド中は小雪を撒くことができる。
失敗すると逃げ切れない。
望むのであれば、同じラウンド中に続けて【隠密】判定をする。
◇◇隠密
<隠れる>や<忍び歩き>、<幸運>など、隠れるにふさわしい技能を用いて成功すれば次の2ラウンド間は隠れ続けることができる。
失敗すると探された場合にそのまま見つかる。
隠れながら【移動】や【探索】は可能。
◇◇移動
場所を移動するための行動。
「移動する」という宣言のみで、一番近い場所に移動できる。
既に訪れたことがある場所なら、指定をしても良い。
KP
また、逃走中、ラウンド消費でいつでも可能な行動としては
・小雪に【目星】もしくは【聞き耳】(別情報)です。
我部上 恭介 聞き耳…??
KP
【交差点】
小雪と遭遇した場所だ。
時刻は午前中。
当然人間も周囲には居るわけで。
行き交う人々は貴方たちが追いかけっこを始めれば、何事かと驚いた顔で見てくる。
好奇の視線やスマホを向けてくるものもいるかもしれない。
探索箇所は特にありません。
~1R~
恭介さんの行動
我部上 恭介 俺一人がドタバタしてる可能性もあるしな……
我部上 恭介 ……取り敢えず逃げる! 【逃走】だ
KP
では小雪とのDEX13との対抗ロールをどうぞ。
RESB(10-13) ですね
我部上 恭介 RESB(10-13) 逃走 (1d100<=35) > 55 > 失敗
KP では貴方は、小雪の執拗な追跡から逃れることが難しかったようだ。
我部上 恭介 すごく着いてくる……
KP
【小雪の行動】
小雪は「恭介さんへの"怒り"に執着する」狂気にとらわれているため、恭介さんへの攻撃を行い、見失った場合は捜索をする。
◆攻撃
小雪の持つ戦闘技能がふさわしい。
またPOW、MPが一時的に上昇しているため恭介さんが死なない程度のものであれば、これまで取得した呪文を使用しても良い。
小雪が戦闘技能を持たないのであれば、呪文をさらに追加で1つ使えることにしてもよい。
例として《幽体の剃刀》を用意している。(0-1.KP向け資料に記載)
追いかけっこパートではロストを前提にしていないため
恭介さんを追い立て程よく傷つけ困らせるためのプロレス的演出として上手く利用してほしい。
◆捜索
恭介さんの【逃走】が成功すると見失ってしまい、小雪は探し始める。
<目星>や<追跡>など、探すにふさわしい技能を用いて恭介さんを探すことができる。
恭介さんが前の行動で【隠密】に成功していると、【捜索】に成功しても2ラウンド間は見つけることができない。
我部上 恭介 「……っ」流石にすばしっこいな、という顔
KP 小雪の行動。
森 小雪
「……そう簡単には逃がしませんよ」
Schoice[ナイフ,こぶし] (choice[ナイフ,こぶし]) > こぶし
SCCB<=57 【こぶし】 (1D100<=57) > 55 > 成功
KP
人通りが多いからか、小雪はナイフを握ったまま再度こぶしを振りかざしてくる。
恭介さんは【回避】をどうぞ。
我部上 恭介
CCB<=62 【回避】 (1D100<=62) > 55 > 成功
「くそっ……」
なんとか避けた……!
森 小雪 「あーあ、残念……」
KP
~2R~
恭介さんの行動。
我部上 恭介
「正気か? お前……捕まりたい願望でもあるのか…!?」
わからん、とりあえず逃走を諦めて距離を取りつつ森小雪に目星を。
KP 【目星】どうぞ。
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 62 > 成功
KP
では、恭介さんは小雪の胸元に見慣れないペンダントがあることに気付く。
きらりと輝くそれには、直径5cmほどの黄色い卵型チャームがついていた。
我部上 恭介
はぇ………聞くべきか…?
それとも奪い取るべき…?
我部上 恭介 「……ペンダント…?」眉をひそめてそれを見ている……
森 小雪
「どちらかと言えば、貴方を捕まえたい、という事になるのでしょうか?
……いいえ、それだけではこの怒りは収まりそうにもない……」
ぶつぶつ……
KP 小雪の行動。
森 小雪
Schoice[ナイフ,こぶし] (choice[ナイフ,こぶし]) > こぶし
SCCB<=57 【こぶし】 (1D100<=57) > 48 > 成功
KP
小雪は動きを読もうとされているのではないかと勘繰り、更にこぶしを貴方に叩き込もうとしてくる。
恭介さんは【回避】をどうぞ。
我部上 恭介
何故……
CCB<=62 【回避】 (1D100<=62) > 88 > 失敗
我部上 恭介 死を感じるが……
森 小雪 ずっとこぶしをチョイスして、当てていくんですよね……(こぶしをじっと見る
KP ではダメージロール。
森 小雪 1d3+1d4 【こぶしダメージ】 (1D3+1D4) > 2[2]+2[2] > 4
system [ 我部上 恭介 ] HP : 14 → 10
森 小雪
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 44 > 成功
1d3 (1D3) > 3
我部上 恭介 なにか……なんだ…?
KP
では、小雪はターン終了後
CONロールを振って成功したら1d3、失敗したら1d3+2の一時的DEX減少を行いましょう。
また、成功した場合は累積せずターンごとにリセット
失敗した場合は効果が累積します。
ということで現在一時的にDEXが10です。
193 はわぇ…?? 温情措置を感じる
KP
~3R~
恭介さんの行動。
攻撃、探索(小雪の【聞き耳】)、逃走、移動を選択可能です。
我部上 恭介 choice[逃走,移動,探索] (choice[逃走,移動,探索]) > 探索
我部上 恭介 ……なら続けて聞き耳を
KP 【聞き耳】どうぞ。
我部上 恭介 CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 21 > 成功
KP
かすかにだが周期的に、奇妙な断続的な笛の音が聞こえる。
それはどうやら小雪のつけているペンダントからのようだ。
なお、ペンダントには続けて【クトゥルフ神話】を振ることができます。
我部上 恭介
CCB<=10 【クトゥルフ神話】 (1D100<=10) > 33 > 失敗
(あの……ペンダント……?)
KP
では何かのアーティファクトではないかという事は分かるが
それが何に当てはまるのかまでは思い浮かばなかった。
(ラウンド消費で振り直し可能)
小雪の行動。
森 小雪
Schoice[ナイフ,こぶし] (choice[ナイフ,こぶし]) > こぶし
SCCB<=57 【こぶし】 (1D100<=57) > 89 > 失敗
KP
では、いつまでもペンダントを見られていることが気になったのか
彼女の動きがやや鈍ったように思えた。
森 小雪
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 84 > 失敗
1d3+2 (1D3+2) > 1[1]+2 > 3
KP
CONロールに失敗したため、効果は累積され一時的に小雪のDEXが7になりました。
~4R~
恭介さんの行動。
攻撃、探索(【神話技能】?)、逃走、移動を選択可能です。
我部上 恭介
どう見てもペンダントが原因っぽいが……………
今のままだと避けられる気がするので……逃走する。
KP ではRESB(10-7)をどうぞ。
我部上 恭介 RESB(10-7) 逃走判定 (1d100<=65) > 51 > 成功
けみかえる えらーい!!
我部上 恭介 やったあ
我部上 恭介 「っくそ、付き合ってられるか…!」すたた…
KP
では、同じラウンド中に続けて【隠密】判定をすることができます。
<隠れる>や<忍び歩き>、<幸運>など
隠れるにふさわしい技能を用いて成功すれば次の2ラウンド間は隠れ続けることができる。
我部上 恭介
その中だと幸運になるんだが……
可能か?
KP 【幸運】どうぞ。
我部上 恭介 CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 3 > 決定的成功/スペシャル
我部上 恭介 えぁ…?
けみかえる えら~~~~~!!!
KP ひとまずクリチケをどうぞ。
system [ 我部上 恭介 ] CT : 0 → 1
我部上 恭介 ありがとうございます……
KP
ではクリティカル特典で、次の3Rは隠れて移動や探索を行う事ができるでしょう。
貴方は小雪が息を切らしている隙を見て、その場から逃げ出す。
我部上 恭介
息を切らしてるのが心配だが……?
しかし特典がありがたい……
森 小雪
「っは、……逃げ……!?」
素早さに驚いている
KP
未だ状況は飲み込めないながらも人の多い交差点を抜けると
見えてくるのは繁華街だ。
我部上 恭介 森さんが遅くなってるんだよ…………(温情素早さ
我部上 恭介 また人が多いところ……刃物持ったのに追いかけられながら………
森 小雪 CONロールに失敗して貧血でも起こしてるんでしょうね……(ぐで……
KP
【繁華街】
次に貴方が逃げ込んだ先は、ビルの立ち並んだ繁華街だった。
昼間であるため、活気は夜ほどではない。
KP
◆繁華街:探索箇所
通行人、ビル
我部上 恭介 たいへんすぎる……
KP 3Rは隠れて探索、もしくは移動が可能です。
我部上 恭介 ありがとうございます……探索……
森 小雪 それでも我部上さんを追いかける理由……?? ????(すぺきゃ……
我部上 恭介 ほんとにどうしたんだ…??
我部上 恭介 走りながら通行人をみるが……
KP 通行人には【目星】を振ることができます。
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 54 > 成功
KP
では、恭介さんには通行人たちが驚いているのは理解できる。
しかしその顔を見ても目や鼻、口など存在していない。
否、あるのかもしれないが貴方には上手く認識できないのだ。
不気味な感覚に、▼SANc(0/1d2)
我部上 恭介 俺が幻覚を見ているのでは……
我部上 恭介
CCB<=89 【SANチェック】 (1D100<=89) > 97 > 致命的失敗
1d2 SAN減少 (1D2) > 2
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 89 → 87
森 小雪 顔関連で何かと……何かありますね……(怯)
我部上 恭介 「……!?」顔が……
我部上 恭介 全員俺に見えてくるのでは……
KP
通行人の情報は以上です。
あと2Rは隠れて探索、もしくは移動が可能です。
森 小雪 わあ……それは流石にないですね(カンペ)
我部上 恭介 続けてビルも見る。ここにまた戻ってくる余裕があるかわからない……何か……何か無いのか
我部上 恭介 何を見てるんだ………
KP
◆ビル
走りながら、貴方はビルの窓を見遣った。
そこには貴方の姿が映っている。
当然そのはずなのに、実際に目にしたものは何かの映像、幻影だった。
KP ◆幻影 - 1
我部上 恭介 何……???
白いローブの人物
「魔術師という存在には、ごく一握りの、本当に才ある者しか到達出来ない。
ゆめゆめ、それを忘れないことだ」
我部上 恭介 誰………????
KP
白いローブを纏った人物は、ふたりの子どもにそう言った。
子どもたちは頷き、お互いの顔を見れば笑い合う。
彼らは白ローブの弟子なのだろう。
一瞬に垣間見えた相手への信頼は、高め合うライバルのように思えた。
……。
光景に重ねるように声が響く。
???? 「これこそが真実。美しき思い出」
KP
…
……
…………
そこで、窓に映った幻影は終わり、自分の姿が正しく映った。
移動するなら、次に見えてくるのは商店街のようだった。
我部上 恭介
「……何なんだ、さっきのは……」
ひとりごちながら商店街を走り抜けようとするが……
我部上 恭介 見つかりそう
KP
◆商店街
スーパーや雑貨屋、書店に家電屋などが並ぶ商店街だ。
KP
◆商店街:探索箇所
書店、家電屋
森 小雪 SCCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 65 > 成功
KP
商店街に差し掛かったところで
いつの間にか小雪がゆらりと追いついている事に恭介さんは気付くだろう。
森 小雪
「よくぞここまで逃げ延びたものですね……。
運がよろしいことで」
我部上 恭介 「……ちっ、具合が悪そうに見えたが……流石に早いな…!」
KP
~1R~
恭介さんの行動。
攻撃、探索(【神話技能】?)、逃走、移動を選択可能です。
森 小雪
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 12 > スペシャル
1d3 (1D3) > 1
KP
自分のペースで追いかけてきたからか、少しは呼吸が整っているように見えるが、それでも本調子ではなさそうだ。
現在の小雪のDEXは8です。
我部上 恭介
了解です。逃走か探索か……
choice[逃走,書店,家電屋] (choice[逃走,書店,家電屋]) > 家電屋
……家電屋を見る
KP
◆家電屋
恭介さんが店の前を通ったとき、テレビにノイズがかかって何かの映像が映った。
KP ◆幻影 - 2
KP
薄暗い室内。大量の本に囲まれて誰かが机に向かっていた。
映像に映る人物は燭台に立てられた蝋燭と分厚い書物を見つめ、懸命に何かを唱える。
それは祈るようにすがるように、何度も行われた。
時折、蝋燭の芯にはちかちかと火花が散るが火が灯ることはない。
この人物は魔術的な方法で火をつけようとしているようだ。
しかし、詠唱は不意に止まる。
?? 「──上手くいかない」
KP
無力感に苛まれた呟きを吐き出した人物は、乱暴に書物を投げる。
そうして机の上に広がる本をも落としてしまおうとしたとき、その手は掴まれた。
??? 「火原、やめないか」
火原 「……落水」
KP 落水、と呼ばれた人物は優しく微笑み、焦燥を浮かべる火原の手から本を抜き取って静かに机に置く。
落水 「火の呪文か。これはね、こうやるんだよ」
193 属性な名前が……はわ…?
KP
歌うような詠唱。
直後、目の前の蝋燭にはふわ、と火が灯った。
それを皮切りに周囲の書物にも火が燃え移る。
赤々と燃え盛る炎。酸素を燃焼して、灼ける室内。
その中で落水は笑う。
落水
「きっと火原にも出来るから。
同じ師を持ち、同じ才能を持つものとして、期待してるよ」
火原 「……あぁ」
KP
火原は力なく笑う。どこか屈辱めいた笑みだった。
……。
光景に重ねるようにふたたび声が響く。
???? 「これこそが真実。悲しき発端」
KP
…
……
…………
ぷつん、とテレビは切れて映像は消えてしまった。
【アイデア】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 97 > 致命的失敗
我部上 恭介 ……………
森 小雪 たいへんですね……
我部上 恭介 俺にアイデアを振らせるな…………
193 無理だよ
KP
ひとまず、この映像を見ても何も思い出すことができなかった。
昨日の夜と関係がありそうな気がするが……全く思い出せず苛立ちが募ってくる。
SAN-1
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 87 → 86
KP
※<アイデア>に成功した場合
落水、と呼ばれた人物の顔に既視感を覚えた。
自分のもとを訪ねてきた記憶がある。確か、ペンダントのようなものを持っていた覚えがあるが……。
それ以上の詳細はあやふやだ。
我部上 恭介
「……?? ああ、くそ……っ
わけが分からんことが多すぎる……!」いらいら~っ…としてる……
森 小雪 「何をぼうっとしてらっしゃるんですか? 自分の状況、分かってます?」
KP
小雪が貴方に間合いを詰めてくることだろう。
小雪の行動。
森 小雪
Schoice[ナイフ,こぶし] (choice[ナイフ,こぶし]) > こぶし
SCCB<=57 【こぶし】 (1D100<=57) > 59 > 失敗
KP 苛立ち任せに恭介さんが大きく体を動かせば、小雪のこぶしの軌道から偶然外れることができるだろう。
森 小雪 こぶししかチョイスしない……
我部上 恭介 ほう…… ナイフが来ると危ないから……
我部上 恭介
「……お前こそ、さっきから何なんだ!
悪ふざけも大概にしろよ…!」
森 小雪
「おふざけでこんな事すると思いますか?
……私は本気です」
我部上 恭介
「何がどう本気なんだ!
こんなことをして何になる!」でも逃げてる
KP
深い水の渦巻くような瞳が、きっと貴方を捉え、睨み続けていることだろう。
~2R~
恭介さんの行動。
攻撃、探索(【神話技能】?)、逃走、移動を選択可能です。
我部上 恭介 ……ひとまず逃げる。
森 小雪
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 50 > 成功
1d3 (1D3) > 1
KP
小雪の現在のDEXは9です。
RESB(10-9)をどうぞ。
我部上 恭介 RESB(10-9) 逃走判定 (1d100<=55) > 78 > 失敗
森 小雪 CON成功でDEX1d3回復、失敗で1d3+2減少、ということにします。(メモ)
我部上 恭介 流石に無理だな……
KP 小雪の行動。
森 小雪
Schoice[ナイフ,こぶし] (choice[ナイフ,こぶし]) > ナイフ
SCCB<=85 【中型ナイフ】 (1D100<=85) > 41 > 成功
KP
諭そうとしたのが癇に障ったのか、ついに小雪はナイフを振りかざしてくる。
【回避】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=62 【回避】 (1D100<=62) > 57 > 成功
けみかえる えら……
我部上 恭介 怖いな……
森 小雪 「っ、本当に……! ひょいひょい避けますね……!」
我部上 恭介 俺もそう思う
我部上 恭介 「避けないと怪我するからな…!」
森 小雪
「ああ、腹立たしい……っ!!」
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 36 > 成功
1d3 (1D3) > 3
KP
小雪の現在のDEXは12です。
~3R~
恭介さんの行動。
攻撃、探索(【神話技能】?)、逃走、移動を選択可能です。
我部上 恭介
どうしたもんか…… 探索……?
書店を見る
KP
◆書店
書店に逃げ込めば、入り組んだ作りに小雪は遅れをとっている。
今のうちなら撒くこともできそうだ。
【目星】または【図書館】をどうぞ。(同情報)
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 21 > 成功
KP
では恭介さんは移動しようとしたとき、オカルト特集のコーナーが目に止まる。
あまり足を止めている暇はないのだが、貴方は見本として開かれたページに思わず目が吸い寄せられるだろう。
ざっと斜め読みができる。
KP
●オカルト雑誌「コラム:さまざまな除霊」
霊に憑依されると本人の意思にそぐわない行動を行ってしまうというような、いわゆる「霊障」が発生する。
霊障を解決するには除霊を行うのがいちばん良い。
しかし手段は多種多様だ。
今回はこんな方法を読者に紹介しよう。
悪質な霊の中には、そもそも自分が死んだことを忘れてしまったものもいる。
そんな存在には、「自分は死んでいる」と教えてやらねばならない。
それを知らしめるに最も望ましいのは
「同じ死因をもって、完全なる死を遂げさせる」というプロセスだが
そんなことをすれば霊が取り憑いている被害者もろとも死にかねない。
死なない体などでなければ実際問題、実行は不可能だろう。
実行可能な話をするなら「同じ死因で殺すフリをする」などだろうか。
そういった狂言を演じれば霊は死の記憶が蘇り、憑依者の体から出ていく。
もしくは、あなたがスピリチュアルのセンスを持っているとする。
潜り込んだ夢の中で憑依者もろとも殺してみるというのも、ある意味ロマンがあって面白いだろう。
夢はあくまで夢なのだから。
我部上 恭介 速読が得意
森 小雪 あるいはサンプルを配布されていたのかも……??(走りながら読……?
我部上 恭介 「………???」走り続けながら読んでる……? この書店どこかから逃げられるだろうか……
我部上 恭介 ぶつかる――
森 小雪
Schoice[目星-20,追跡] (choice[目星-20,追跡]) > 追跡
SCCB<=10 【追跡】 (1D100<=10) > 16 > 失敗
KP
では、書店の入り組んだつくりを利用して、恭介さんは一時的に小雪を撒くことができた。
【幸運】成功で、【隠密】が可能です。
我部上 恭介 CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 45 > 成功
KP
では2R、隠れて行動することが可能になります。
商店街から移動するなら、この先は公園であると分かる。
我部上 恭介 ならそっちに走っていく…! 子どもがいそうで心配だが……
KP
【公園】
楽しげな子どもの声が響く。
逃げ回る自分の状況とは裏腹に穏やかな場所だ。
KP
◆公園:探索箇所
遊具、水たまり
KP 2R、隠れて行動することが可能です。
我部上 恭介
………取り敢えず探索する。
遊具を見てみる……?
KP
◆遊具
遊んでいるふたりの子どもがいる。
どうやらごっこ遊びをしているようだ。
こども
「もうゆるさないぞ、お前はおれがたおすんだ!」
「どうせこのせかいはニセモノなのに。
たおしたところでいみなんてないよ」
「えー! そんなセリフなかったよー!」
「このほうがおもしろいでしょ?」
おかあさん 「こら! 全く……こんなところにいたの? もう帰るわよ」
KP
そんなやり取りを交わす子どもに母親と思しき女性が声をかける。
不服そうな声を漏らしながら子どもたちは連れられていった。
彼らの顔も、どこか曖昧に見えるだろう。
我部上 恭介 自分を殺す…??
KP
遊具の情報は以上です。
続いて水たまりの情報を開示します。
◆水たまり
前日に雨が降っていた覚えはない。
ぽつんと出現したような、不自然な水たまりだ。
覗き込むと、何かの映像が見え始めた。
我部上 恭介 火が……
KP ◆幻影 - 3
KP
火原のうちにはどす黒く、嫉妬と羨望、さまざまな感情が渦巻いていた。
その感情からひとつの考えに至るには想像に容易いだろう。
自分がどうしようもない出来損ないだと自覚させる落水を、陥れる計画。
計画を練ることは難しくなかった。
落水が行なう魔術に必要な素材を別のものにすり替える。
そうすれば儀式は失敗して、落水は相応の損失をこうむる。
着々と準備は進み、当日。
実行にうつした。
成功するかどうか、そのあとどうするかなど、火原は考えていなかった。
ただ、落水が地の底に落ちてくれたらそれで良かった。
しかし願いは虚しく計画は失敗に終わる。
天才には秀才程度の妨害など小細工でしかなく、障害にすらなり得なかったのだ。
むしろ自分は返り討ちに遭い、肉体的にも精神的にもひどく傷ついた。
悔しい。
どんなに努力したところで、所詮、天才には敵わないというのが世の常なのか。
屈辱に腹わたが、脳が煮える。
なんてやりきれないのだろう。
あんたのせいで、自分は、自分の人生は。
──あぁ。許せないな。
……。
重ねて声がする。
???? 「これこそが真実。真実はいつでも残酷だ」
KP
…
……
…………
今までの映像と異なり、貴方の内に感情の断片なるものが流れ込む感覚に陥った。
自分のものではない激しい屈辱と憎悪に、▼SANc(0/1d2)
我部上 恭介 巻き込まれた……?
我部上 恭介
CCB<=86 【SANチェック】 (1D100<=86) > 21 > 成功
「……っ!? なんだ……この……」
「………!!! ああ、くそ………」
がむしゃらに走るなどして気を紛らわせるが、そろそろ追いつかれるかな……
KP
では、恭介さんが再び走り出そうとしたとき、一本の路地にふと目が止まる。
白い光の粒がきらきらと光って、まるで貴方を導いているようだった。
追いかけるなら、貴方と光はどこかへ向かうことができるだろう。
その後ろを、いつの間にか追いついていた小雪が追いかけてくる。
KP
※KP解説
この光は、他人まで巻き込んでいる弟子ふたりの行ないを見かねた魔術師「木森昼真」(詳細はKP向け資料参照)によるもの。
直接の手助けは行わないが、恭介さんが切り抜けるヒントを与えるため師弟の屋敷を模した家に招いている。
この屋敷に招かれているのは恭介さんのみであるので、小雪は入れないようになっている。
我部上 恭介 誰……何………そして森小雪……
我部上 恭介 「……ッ、」よくわからないが……呼ばれてるならそっちに行く
KP
【屋敷】
導かれた先にあったのは、小さな屋敷だった。
森 小雪 「……! そんな、」
KP
小雪はここには入りたがらない。
自分の触れられない領域に逃げる貴方に、小雪は忌々しげな視線を送る。
我部上 恭介 「……追ってこない……?」 何故……
KP
屋敷の扉の鍵は開いており、中へ入る事ができそうだ。
小雪はそれを、ただ立ち尽くして見ている。
我部上 恭介
屋敷の扉の方と、森さんとを2,3度見て……
まあ、俺を執拗に狙っているのであれば周囲に害は……無いだろうと判断して屋敷に入る。
それにさっきからちょくちょく見える幻覚とも関連しているような気がしてならない……
KP
では、恭介さんはひとり屋敷に入る。
中に入っても誰も居ない。空き家なのだろうか。
薄暗く、窓から入る明かりだけが中を照らす。
けれどやけに小綺麗な邸内に、恐怖や嫌悪感は不思議と湧いてこなかった。
ふと、薄暗い廊下に一筋の光が伸びる。
光をたどれば、薄く空いた扉から明かりが漏れているのだと理解できる。
物音はしない。誰かいるのだろうか。
KP ※他の部屋を調べようとしても扉は開かない。
我部上 恭介
「……お邪魔します」申し訳程度に挨拶してから入っていくが……
「……誰かいるのか?」
……その光の方へと足を向ける……か……?
KP
問いかけても、特に返事はない。
◆書斎
本棚が大量に置かれている部屋だ。
おそらくは書斎なのだろう。 室内はぼんやりと薄明るい。
蝋燭が灯っていた。けれどやはり、誰も居なかった。
しかし窓のカーテンは締め切っているはずなのに揺れ、蝋燭はついさっき灯したと言っても違和感のない長さ。
貴方はここに、誰かが居た名残を感じずにはいられなかった。
KP
◆書斎:探索箇所
本棚、椅子、机
我部上 恭介 choice[本だな,椅子,机] (choice[本だな,椅子,机]) > 本だな
我部上 恭介
「……?」
視線を動かしてその誰かを探しながら……探索するか。
この中だと……道中の本棚が気になるか。
KP
■本棚
魔法、呪術など、日常生活では目にしない単語や異国の言語で書かれた本が大量に置かれている。
貴方には理解出来ない代物だろう。
【目星】を振ることができます。
我部上 恭介
CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 95 > 失敗
よくわからん…
KP 【図書館】でもいいですよ……
我部上 恭介 CCB<=76 【図書館】 (1D100<=76) > 45 > 成功
けみかえる やったー!
KP 恭介さんは、本の隙間から手書きのメモを見つける。
我部上 恭介 ふう……これを見つけられないと詰みそうだな……
KP
●メモ - 眠りの大帝
眠りの大帝は、覚醒世界と夢の狭間を支配している。
ひとたび彼を怒らせてしまえば、怒りを受けて姿かたちを歪に変えられてしまうだろう。
我部上 恭介 怒らせたのか…??
けみかえる 詰みはしない……ですかね
我部上 恭介 しないか……
KP 本棚の情報は以上です。
我部上 恭介
なんだこれは……? 読みながら首をかしげるが……
了解です。
進んでいって……椅子を見るか。
斜めになってたり何だりするのかもしれない
KP
■椅子
白いローブが置かれている。最初の幻影で見たものに似ていると感じる。
また、応急手当セットがあるのも見つけられる。
KP
●応急手当セット
<応急手当>に+30%の補正か、回復値に+1を与えられる。3回使用可能。
持ち運びもできるため持ち物に加えて良い。
KP 椅子の情報は以上です。
我部上 恭介
…………訝しげな顔をしながらそのへんを確認しておいて……
応急手当セットは持っていくか。
最後に机の上を見る。
KP
■机
読めない言語のノートや本があり、どれも綺麗に整頓されている。
一枚のメモと水晶が置かれているのを目にする。このメモは読めるようだ。
KP
●メモ - 真実との接触
真実とはすべての者に平等であり、公的であり、ときに残酷で美しい姿をしている。
あなたが偽りでなく間違いない真実を求めるのなら、水晶が輝く瞬間に呪文を唱えよ。
真実は、あなたが求めるならば味方となろう。
▼呪文《真実との接触》
【コスト】
POW1ポイントとSAN値1d6ポイントを捧げ、下がったPOWから算出される<幸運>の半分をロールする。
この判定が失敗した場合、2回目以降も同様の値のPOWとSAN値を捧げる。
2回目以降は<幸運>を半分にせず、下がったPOWから算出される値そのままでロールする。
KP 水晶を見遣るならば、今はまだ輝いてはいないことが分かる。
KP
●水晶
美しく透明な水晶だ。手にすれば不思議な力を感じる。
POWが2点込められている。
KP
※KP解説
この水晶は《真実との接触》に使用するPOWをカバーする目的で設置している。
また、終盤のヒプノスとの戦闘時にならないと活性化しないようになっているため、他の場所で使用しようとしても光らない。
活性化すると光り輝くようになる。
KP 机、ならびに書斎の情報は以上です。
我部上 恭介
「呪文……真実……??」
了解です。
……ひとまず自分に応急手当をしておこう。
それで森さんに会いに行く…?
KP
ここで【応急手当】は可能です。
セットを使う場合は+30か回復固定値+1を選べます。
我部上 恭介 +30で……
KP ではどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=38+30 【応急手当】 (1D100<=68) > 90 > 失敗
我部上 恭介 ………
けみかえる おしい……あとふたつありますよ
我部上 恭介 使い切っていいものか………怪我しているのは俺だけではあるが
けみかえる それか当たるまで補正無しで振る……?
我部上 恭介 よくわからん。ガーゼと湿布がぐちゃぐちゃになった。もう一度やってみる……
KP
セットの中身を一部無駄にしてしまった。
再チャレンジどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=38+30 【応急手当】 (1D100<=68) > 35 > 成功
けみかえる えらい!
我部上 恭介 1d3 回復 (1D3) > 1
森 小雪 しょっぱかったですね……
我部上 恭介 …………… まあ……なんとかなるんじゃないか
KP HP1回復どうぞ。
system [ 我部上 恭介 ] HP : 10 → 11
KP
貴方が手当てを終え、目ぼしい物は特にもう無さそうだと書斎から出ると
別の部屋がうっすらと開いて光を一筋漏らしていた。
我部上 恭介
「……こんなもんか」湿布をぺたっと貼って……おや
「……なんだ?」
色々(メモと水晶と応急手当セット)持ってそっちの方へ行く
KP ※書斎:木森の部屋
KP
◆片付いた部屋
部屋の中は非常に片付いていて、使用された痕跡はあるが物が少ない印象だ。
生活感が無い印象である。
机やベッド、本棚がある。
【目星】を振ることができます。
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 10 > スペシャル
我部上 恭介 ふう………
森 小雪 いい出目ですね。
我部上 恭介 ああ……
KP 恭介さんは、本棚の中から一冊のノートを発見する。
我部上 恭介 妙に気になった……取り出して読んでみる。
KP
●ノート - 夢のクリスタライザー
夢のクリスタライザーの近くで眠った者は、みな同じ夢を見る。
通常の睡眠時に見る夢とは異なり、ドリームランドや遠くの次元を見る。
破壊されたとき、その夢は終わる。
幸運にも普通のものとは異なるサイズの小さなタイプのクリスタライザーを発見した。
これを研究し、特別な夢をコントロールする術を私は会得した。
ペンダント型に加工すれば、誰かに持たせることも可能だろう。
師は真実を歪めるに等しい行為だと罵ったが、私の知ったことではない。
何が真実かなど、見る者それぞれで違う。
所詮真実も嘘も大差ない。
さて、これであいつにもっと踊ってもらおう。
私を呪おうだなんて大した度胸だ。笑わせる。
KP
それ以外のもので気になる物品は見当たらない。
この部屋の情報は以上です。
我部上 恭介
了解です。
うーん…………………ふむ…?
KP ※片付いた部屋:落水の部屋
我部上 恭介
森さんのペンダント→クリスタライザー
クリスタライザーを破壊する→森さんが捕まえられないので無理
真実との接触…?
というよりこれは例の落水? のノートか…???
性格が……………… いや、勘違いかもしれない
KP
貴方が部屋から出ると
また別の部屋がうっすらと開いて光を一筋漏らしていた。
我部上 恭介 色んな所に呼ばれている……そちらへ行く
KP
◆焼けた部屋
中に入ると、ひと目で部屋の異様さを理解する。
焼け焦げていたのだ。
壁紙も家具も何もかも黒く煤け、まともに人が生活できる様子ではない。
その中で一冊だけ、使い込まれて年季が入っているものの焼失を免れた日記があるのを発見する。
我部上 恭介 ここにも読み物があるな……という顔で開く
KP
●日記 - 自死の呪い
れっきとした魔術だった。僕の生み出した、たったひとつの魔術。
自死の呪い。
自らの命を贄に、対象を呪う。
呪われた相手は必ず悲惨な最期を遂げる。
準備は完了している。
決行は明日。あのビルが一番いい。ここで最も高いビル。
最後にこの部屋を燃やして、僕の痕跡も消してしまおう。
残っていたらきっと、死んだあともあいつから辱めを受けることになるのだろう。
KP さらにこの日記には【目星】または【図書館】を振ることができます(同情報)。
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 54 > 成功
KP 恭介さんは最後のページに、自信のこもらない筆跡で書かれた文章を見つける。
KP
●日記 - 最後のページ
「言霊は一種の魔術だ」と、僕らの師は言っていた。
言葉にしたことはいずれ真実になるのだと。
だから明言を避けたかった。師の言うことはいつも正しい。
けれど、けれど僕は書きつけないと気が済まなかった。
もしかすると、それこそが真実かもしれないのだから。
自死の呪いが失敗したなら、恐らく僕の精神は砕け散る。
砕け散った精神は……、運が悪ければ誰かの心の中に入り込む。
たとえばそれは最期、僕の近くにいた人物だ。
入り込んだ精神は僕の強い感情を宿主に植え付けて、悪い影響を与えてしまうかもしれない。
そうなったら僕は死にながら死んでいない存在、いわば悪霊のようになってしまうだろう。そんなのは嫌だ。
それにこれから自殺を選ぶ僕に言う資格などないが、死してなお人に迷惑をかけるなんて……考えたくない。
だからどうか、上手く死ねますように。
KP この部屋、ならびに屋敷の情報は以上です。
KP ※焼けた部屋:火原の部屋
我部上 恭介
「悪い影響……心の中に……」
了解です。この人物が亡くなった瞬間に近くにいた、森さんに精神が入り込んだ……?
KP
◆玄関
これ以上この屋敷に用はない。
家から出ようと、玄関に向かう。
そのとき、玄関に置かれた大きな姿見が目に入る。
案の定とも言うべきか、そこに映像が映った。
KP ◆幻影 - 4
KP
風が吹いていた。
火原は屋上の縁に立ち、遥か下の地上を見つめる。
その瞳に映っていたのは底の見えない深淵、純粋な執念だった。
これは、呪いだ。
死によってかかる呪いだ。
火原は地上を見つめていた目を閉じ、呼吸を止める。
風が止まる。
それを合図にして、火原は何もない方向に体重を傾けた。
あっけなく身体は落ちていく。
火原は重力に従って、やがて地に叩きつけられるだろう。
当然の予測を立てて観測を続ける。
火原が地に落ちる、その瞬間。
この自殺を運悪く目の前で見ていた者がいた。
我部上 恭介 森さん……?
KP
頭上から落ちてきた人間が目の前でひしゃげ、脳漿をぶち撒けながら血を撒き散らして死んだ様を、見てしまった者がいた。
至極当然のこと。
その者は突如降りかかった自殺現場に驚愕し、恐れ、本能的にショックを受けた。
表情は強い感情を滲ませて歪む。
恐怖、呆然、萎縮、あるいは嫌悪感。
感情に飲み込まれていく目撃者をよそに周囲は動く。
救急車を呼んだりはたまた野次馬として、自殺の現場を取り囲み始めた。
その目撃者は、取り残されたように立ち尽くしていた。
森 小雪 「…………」
KP それは、──森小雪だった。
我部上 恭介 ああ………… そうだろうな……
KP
……。
我部上 恭介 その後にうち(?)に来たのか……
???? 「これが、これこそが、真実だったのだ」
KP
…
……
…………
映像越しだとしても、恭介さんは凄惨な自殺を目にしてしまった。
ショックから▼SANc(1/1d4)
我部上 恭介 CCB<=86 【SANチェック】 (1D100<=86) > 2 > 決定的成功/スペシャル
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 86 → 85
KP クリチケをどうぞ。
我部上 恭介 もうなにもわからん……
system [ 我部上 恭介 ] CT : 1 → 2
森 小雪 つよい……(確定でSAN-5をされたかお)
我部上 恭介
「今のは………
それに、森小雪……あいつも目撃していたのか」
我部上 恭介 かわいそうに……………
我部上 恭介
「とすると、火原……という人物の精神が紛れ込んだ可能性、があるが……」
だとしてどうしたら……
真実との接触で森さんを実体化できる…? のか…?
KP 今は水晶が輝いていないので、<真実との接触>は使えないようですね。
我部上 恭介 なるほど……
我部上 恭介
輝く瞬間とは……?
取り敢えず逃げ続けるしか無い、という感じか
我部上 恭介 屋敷は見て回った。……必要なものを持って外に出るが、森さんはまだ屋敷の近くにいるだろうか。
KP 外に出れば、小雪が待ち受けている。
森 小雪
「私の入り込めない場所へ行くものだから、そのまま逃げると思っていたけれど……」
「さあ、まだ逃げますか?」
我部上 恭介
「……こっちの言ってることが正しく伝わるかどうかも不安だが」
「森さん、今の感情は本当に森さん自身の感情か?」
水晶をチラ見しつつ……
森 小雪
CCB<=(10*5) 【POW】……? (1D100<=50) > 100 > 致命的失敗
わあ……
森 小雪
「言うまでもない。……私は本気です。
何度言えば理解できるんですか?」
我部上 恭介
「あいにくとそこまで敵視される覚えがない。
あなたがそこまで怒りの沸点が低いとは初めて知ったしな」
森 小雪
「そもそも刑事というものが、私にとっては最早敵のようなもの。
その中でも一等、貴方が憎いというだけです」
我部上 恭介
「……話にならないな……ったく」
………どうするか、このへんで一番高い……ビルを探してそこへ走る…?
KP
遠くを見たり高いビルを探すのであれば、このあたりで一番高いビルが目に入る。
逃げながら向かうことは出来そうだ。
我部上 恭介
ならそちらへ向かいます……
わざわざ挑発しなくても着いてくるだろ
「はっ……誰がお前なんかに捕まるか」?
森 小雪 挑発しなくても、とは……??(笑ってるかえるを見ながら
森 小雪
「ええ、捕まえるだけではございませんからね。
……貴方を殺して、そして、……!」
KP 【最後の逃走】
KP
※KP解説
ここからは追いかけっこルールによる処理をしなくてよい。
また、小雪はこのシーンでは武器に関わらず《幽体の剃刀》を行使する。
使用の際、MP-2。ダメージ1d6。
恭介さんのHP以上削れそうなら3点だけ残して減らしてもらうこと。
どこかで応急手当のタイミングを設けてあげるといいかもしれない。
KP
貴方はビルに向かって走る。そのあとを、小雪が追う。
続行される奇妙な追いかけっこを見守る者は居ない。
もうすぐ夕方に差し掛かるこの大通りを、誰も通っていなかった。
貴方達の足音と、荒い呼吸音のみが耳に届く。
【アイデア/2】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=50/2 【アイデア】 (1D100<=25) > 27 > 失敗
我部上 恭介 流石に無理だ。悪いな………
KP
小雪の動向は気にしていたはずだ。
しかし逃げ続けて蓄積された疲労がここで出てしまったのだろうか。
貴方は対応できなかった。
背中が熱い。
続いて鋭い痛みが走って、思わず痛苦に声を漏らす。
自分の背中や腕、脚が深々と切りつけられている。
我部上 恭介 いてて……
我部上 恭介 「ぐっ……!?」
KP
この痛みをもたらしたのは、小雪だ。
おそらくは何らかの手段で鋭い刃を発生させて、自分を切りつけた。
この誰も居ないこの街でそんなことができるのは、自分に敵意を向けている彼女のみだろう。
森 小雪 1d6 (1D6) > 5
KP 恭介さんに5ダメージ入ります。
system [ 我部上 恭介 ] HP : 11 → 6
我部上 恭介
「っはぁ゛……… ちくしょう、覚えてろよ……!」
ぐーーーっ……逃げます
森 小雪
「ああ、入った……!
なんだ、最初からこうすればよかったんだ」
KP
痛い、熱い、苦しい、……森小雪が、怖い。
こんな目に遭う上、なぜ自分は小雪に怒りを向けられ追われなければならないのだろう。
理不尽にもほどがあるじゃないか。
そんなことを考えても、痛みは一向に引かない。
森 小雪 「…………」
我部上 恭介 温厚な俺も流石にキレそうだな……
193 ずっとキレてるが…?
森 小雪 え? なんですって?? 私ちょっと耳が遠くて……
我部上 恭介 何だ…?
我部上 恭介 お前…………
KP
逃げ惑う貴方のことを、小雪は見つめている。
そこに浮かぶ表情は果たして怒りのみ、なのだろうか。
それでも貴方は、傷ついた体を引き摺って目的地へと向かうだろう。
【ビル】
ここにもやはり人は居ない。
貴方達の世界には、もはや余計な舞台装置はいらないと言わんばかりだ。
正面玄関も問題なく開き、貴方が目指そうと思うならそのまま最上階へ向かうことができる。
階段もエレベーターも使える。
どちらを使っても上にたどり着くことは可能だ。
我部上 恭介 ……エレベーターを使ったろうな……
KP
【屋上】
辿り着いた屋上。
気付けば時刻は夕暮れ時で。目を焼くような色をした空がどこまでも続く。
やがて夜を迎えようとする街並みが、眼下に広がっていた。
夕焼けの向こうから何か巨大なものがゆっくりと迫っていて
貴方は言い知れぬ不安感を抱かずにはいられない。
小雪はそれをよそに、貴方を見据えて口を開いた。
森 小雪
「たかが、軽く小競り合いになった程度で、とか思ってます?」
「っ……なぜこんなにも怒りに支配されているのか、私にも分からない」
KP 小雪はかぶりを振り、再度恭介さんに向き直って真っ直ぐ見つめる。
森 小雪 「でも、私は、貴方に怒りをぶつけたくてたまらない……!」
我部上 恭介 「ああ……そうなんだろうよ」
森 小雪
「この怒りを晴らすには、怒りをぶつけて……
貴方を傷つけてしまうしかないんです」
「私には、こうするしか、もう思いつかなくて……!」
我部上 恭介 「それで……俺が死ねば怒りは収まるのか?」
森 小雪
「ええ、そう。貴方を殺して、そして……
その後貴方をどうするかなんて、貴方が知る必要は無いでしょう?」
我部上 恭介
「また別の獲物でも探しに行くか?
まだそのふざけた癖が治ってないだろうからな」自分の唇をとんとんと指す
我部上 恭介 わからん ここから突き落とすのか…?
我部上 恭介 しかし、どうしたもんか…… 随時水晶の状態を見るが…………
森 小雪 「っ、こ、これは! 私にもどうしようもなくて……!」
森 小雪 そしてPOWロールで100ファンを出して……(顔覆
我部上 恭介
かわいそうに……
別に俺も本気で言ってない
193 中の人の煽りのセンスがいじめっ子なだけだよ……
森 小雪 「貴方への怒りと……食欲で、おかしくなりそう……」
193 かわいいね
我部上 恭介
「ああ、そうかよ……」
でも立ち位置調整しつつ屋上の向こうを背にするかな……
KP 水晶は、未だ暮れ行く夕陽を受けるばかりで自ら輝く素振りを見せない。
我部上 恭介 (砕いてしまおうか……)
193 わからん……………
KP
森小雪はふらりと眩暈を覚えたように目を閉じていたが
きっと目を見開いた。
森 小雪 「……だから、嫌いな貴方でいてよ……!」
KP
差し込む黄昏の光を背に受けて、小雪は貴方に敵意を向けた。
193 はわ……
KP
それと同時、夕焼けの向こうから迫っていた巨大な何かも近づきつつあるようだ。
未だシルエットすらはっきりとしないが、それが見えてはいけないと直感的に理解する。
残されている時間は少ない。
貴方にできることは限られている。
しかし指をくわえて見ているだけの、無力な人間ではないことは確かだ。
貴方は自分の足でここまでやってこれたのだから。
戦闘の開始となる。
我部上 恭介 戦闘…………
KP
◆戦闘
小雪との戦闘である。
夢のクリスタライザーの守護者も近づいてきているため、6ラウンド以内に決着をつける必要がある。
また、小雪は今まで以上に恭介さんへの攻撃に専念する。
通常の【回避】は行う。
KP
といったところで、シンキングタイムも兼ねて昼の部はセーブといたします。
「だから嫌いなあんたでいてくれよ。」夜の部
再開いたします。
ある日突然、我部上恭介さんへ理不尽な怒りをぶつけてきた森小雪を高層ビルまで誘導し
戦闘開始したところまででした。
なお、もし【応急手当】を振っておきたかったら
エレベータ内で治療できたことにしても構いません。
我部上 恭介
振っておきます……あまりにも心もとないので。
応急手当セットの効果は+30で
KP どうぞ。
我部上 恭介 CCB<=38+30 【応急手当】 (1D100<=68) > 94 > 失敗
我部上 恭介 無理だな…………(ぐて…
我部上 恭介 くっ……まあ、切られているので止血ぐらいしたんじゃないか……
KP
そうですね。
貴方は屋上階へ差し掛かりつつあるエレベーター内で
軽く消毒を済ませる程度の治療を試みることはできただろう。
system [ KP ] ラウンド : 0 → 1
KP ~1R~
森 小雪
SCCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 87 > 失敗
1d3+2 (1D3+2) > 1[1]+2 > 3
KP
小雪の現在のDEXは9のため後攻になります。
ということで、恭介さんのターン。
行動宣言をどうぞ。
行動によってはいくつかルールがあるため、まずは宣言をお願いいたします。
我部上 恭介
とりあえず……屋上から森小雪を突き落とす、をやりたいんだが……
そのためにはこっちから仕掛けるよりも屋上端で攻撃を待ったほうがいい気がするんだよな……
KP では、そちらに関するルールを開示します。
KP
■小雪に近づく
宣言ラウンドから次のラウンドに近づける。
近づいたラウンドで、小雪を突き落としたり、一緒に落ちるには判定が必要となる。
小雪との<STR対抗>や<組み付き>で突き落とす、落ちる事が可能となる。
我部上 恭介 RESB(16-13) (1d100<=65) > 53 > 成功
我部上 恭介
了解した。
なら……1Rの間待機する。
KP
屋上端へ行くにしても何にしても、1ラウンド消費で移動、という形になります。
承知いたしました。
小雪のターン。
森 小雪 SCCB<=85 【中型ナイフ】 (1D100<=85) > 99 > 致命的失敗
KP
……???
ファンブルしたのでなんだ……?
このターンでどうにかできるかカウンターを試みることができます……??
我部上 恭介 はぇ…??
森 小雪 …………
我部上 恭介 えっ…? じゃあ……近づいてきた手をひっつかむSTR対抗を……
KP どうぞ……。RESB(16-13)です。
我部上 恭介 RESB(16-13) ぎゅっ…? (1d100<=65) > 100 > 致命的失敗
我部上 恭介 ???
森 小雪 ??????
KP ひゃ、ひゃくふぁん……
我部上 恭介 こまっている……(クリチケを持ち出す
森 小雪
出目寄せないでもらえます……!?
む、くりちけ……
我部上 恭介 寄せてはないが……
KP
choice[HP,SAN,技能マイナス] (choice[HP,SAN,技能マイナス]) > HP
では恭介さんは小雪の手を掴もうとして
格闘術もへったくれもない、しっちゃかめっちゃかに暴れ回っているだけのナイフの刃先で手を切ってしまう。
HP-1
我部上 恭介 「……っ……」
system [ 我部上 恭介 ] HP : 6 → 5
森 小雪 「くっ、外した……! と思ったけど、あれ……」
system [ KP ] ラウンド : 1 → 2
KP
~2R~
恭介さんのターン
我部上 恭介 ふ……再びSTR対抗ロールを試みる
KP どうぞ。
我部上 恭介 RESB(16-13) STR対抗 (1d100<=65) > 13 > スペシャル
KP では、恭介さんは自身の血に濡れた手で、小雪の手を掴む事ができる。
我部上 恭介
「そう……何度も同じ手は食わねぇ」…?
森小雪と目をしっかり合わせて、手を……掴んだまま、柵の向こうに引きずり込みます
森 小雪
「……!」
「な、にを……!?」
我部上 恭介 「見てわかんねえか、お前は死ぬんだ…よッ…!」
我部上 恭介
これでいいのか????
コワイヨ……
193 アーーーッ コワイ
森 小雪 「あ、やだ、……!!」
KP
小雪の体もろとも引き摺り込んで、貴方は屋上から身を投げた。
彼女は目を大きく見開いて、貴方の顔を見つめていた。
その顔に浮かぶのは驚愕。それから少しの恐怖。
体感時間が引き伸ばされ、ゆっくりと流れる光景のなかで「なぜ、」と口が動いた。
それに返答してやるか否か、貴方が思案した瞬間、三半規管がぐるりと回転する。
──重力が反転していた。
我部上 恭介 気持ち悪くなりそう……
KP 貴方たちは空に落ちていく。
森 小雪
そんなこと言ってる場合じゃありませんよ!?
CCB<=(10*5) 【POW】 (1D100<=50) > 35 > 成功
我部上 恭介 だって一人で生かせるのもどうかと思ったし…… ???
森 小雪 こわ、……くはなかった……?? ????
我部上 恭介 よかったな(?)
森 小雪 ????
我部上 恭介
KP
…………
……
…
【劇場】
我部上 恭介
CCB<=(14*5) 【POW】 (1D100<=70) > 82 > 失敗
………怖いらしいな
KP
重力は天と地をひっくり返して、落下速度は停滞する。
突然のことに思わず目を強く瞑った貴方。
足に着地する地面の感触を感じる。
そうしてゆっくりと目を開けば、眼前の光景は様変わりしていた。
そこは、劇場。
まるで全てが茶番劇だったと言わんばかりのこの場所は、内装が漆黒で統一されていた。
貴方達は舞台に立っている。
我部上 恭介 「……… ……… ………あ?」
森 小雪 「し、……しんで、ない……」
我部上 恭介
「どこだ……ここ、森さん…?」
いた……
森 小雪 choice[強く握っている,弱弱しく握っている] (choice[強く握っている,弱弱しく握っている]) > 強く握っている
KP 皮膚が白み、先程ついた傷が痛むほど、小雪は強く貴方の手を握っていた。
我部上 恭介
??? じゃあ握り返す……
とにかく移動したい……足元の確認をしながら進む…?
KP 貴方たちが無言の応酬をしていると、舞台とは別方向から第三者の声がする。
落水
「まったく、放っておいたら守護者に捕まっていたよ」
「危ないところだったね」
KP
ゆるく微笑む男は、優雅に足を組んで客席に座っていた。
恭介さん、貴方には分かる。
いままで見ていた映像に居た者、落水と呼ばれていた人物だ。
我部上 恭介
「お前は……落水……?」
「何故ここに?
………」ペンダントがなにか作用したか…?
KP 落水は首肯し、笑う。
落水
「そうさ。俺が落水。どうして俺のことを知っているのか分からないけど……
せっかくだからネタバラシをしてあげよう」
「君たちを夢の世界に招待したのは俺。茶番劇はとても面白かった!」
「……元凶であるアイツの精神は完全に霧散してしまったみたいだけど」
我部上 恭介
「お前が?
……それが本当であればなら聞き捨てならないが」
我部上 恭介 いや、森さんの精神を救うためとかかもしれないし純粋な悪意かもしれないが……
落水
「どうしてこんな所まで来て嘘をつかないといけないんだい。
本当のことさ」
我部上 恭介
「どういうつもりだ。
俺も……彼女も、見ての通り(主に顔色)ひどい目に合ったが」
「いや……やはりそれはこの際どうでもいい。
彼女と俺をとっとと元の場所に返せ」それが一番優先される……
落水
「ああそうだね。楽しかったけどそろそろ茶番はおしまい。
幕を引くなら、ぜひ俺の手でと決めていたんだ」
193 落水さんの性格超悪そうに(?)(???)あるいは超良さそうに見えたけどどっちがどっちか分からんしな………… ぐにゃあ……
落水 話を聞きたいなら聞けるけど、終わりで良いかな?
我部上 恭介 聞くか……? どうするか、森さんがなんか変な経路でネックレス受け取ってたらあれだしな……再発防止……
我部上 恭介
「茶番茶番と……腹の立つ言い方だが……まあいい
いや、一つ……聞いておこう。……彼女が巻き込まれたのは偶然か?」
落水
「さあ、きっかけは偶然だったんじゃないかい?
誰も好きこのんで自殺決行現場なんて赴かないだろうし」
我部上 恭介 そうだな………………そうなのか?
落水
「俺の事を知ってるってことは、俺たちが魔術師であることはご存知だね?」
「アイツの……今その子に精神が入り込んでいる火原が俺を呪おうとした魔術は、所詮不完全だったのさ。
死の瞬間、その精神は耐えきれず、俺を呪う前に砕け散った」
193 そんな……がんばったのに……
落水
「自殺現場を見てその子は精神的にグラッと来ちゃったんだろうねえ?
揺らいだ正気の隙間に、砕けたアイツの精神が入り込んだってわけだ」
火原 びえ……
我部上 恭介 ちらっと青ざめてる森さんを横目で見るかな……
193 はわ……
森 小雪 「そ、そりゃ、ショックは受けますよ……」
我部上 恭介
「ああ……そうだろうな」ひどい顔してたし……
「森さんが巻き込まれた理由はわかった。
……ならば何故、俺がここにいるんだ」
落水
「アイツの怒りに支配された……森さん? へえ……
……その子が、君の元へ向かっていたからさ」
「面白いおもちゃを見つけたなぁと思って」
我部上 恭介 「………」キレそう……
我部上 恭介 もうなんでもいいので今後俺や森さんに関わらないと約束して家に返してほしい
193 火原さん………………
KP
1d3 (1D3) > 1
【アイデア+10】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=50+10 【アイデア】 (1D100<=60) > 10 > スペシャル
KP
では、恭介さんはようやく、落水に対する既視感を思い出した。
自分のもとを訪ねてきた記憶がある。
確か、ペンダントのようなものを持っていた覚えがあるが……。
しかし、それ以上の詳細はあやふやだ。
我部上 恭介
「――お前、俺に あのペンダントを……」
あのペンダントは俺が持ってたのか
KP
落水がペンダントを持っていたなあ、というのをぼんやり思い出しますね。
貰ったかどうかは不明です。
我部上 恭介
「記憶がどうも曖昧だが
なにかしただろう、ふざけやがって……」某呪文を思い出しながら
落水
「おっと……もしかして、魔術師とまでは行かずとも心得があったかな?
それで効き方も甘かったか? まあここまで来て思い出される分には構わないさ」
「君の知り合いを装って、まんまと迎え入れてもらったってわけさ。
道中捕まえてきた森さんと、……その石」
森さんのペンダントに目をやる
「『夢のクリスタライザー』の近くで君諸共眠らせたから、夢の旅へお連れする事ができたって寸法だよ。
現実の君たちは今も眠ってるし、本当はケガもしてないだろうね」
193 ミューーーッ゛
落水 (威嚇されてる……おもしろ)
我部上 恭介
「そりゃあ助かる。
じゃなけりゃ俺は目を覚ましてすぐにお前をぶん殴らなきゃ気がすまねえよ」
我部上 恭介 だいぶ助かることをされたのかもしれないが全然善意に見えないので敵意を顕にてしまう………
落水
「おや……さっき言った事ももう忘れたのかい?」
「……幕を引くなら、俺の手で。
君達が目を覚ます事はないから、俺も安心だね」
我部上 恭介 ああ????
我部上 恭介 「……何だと…?」ええ…………
落水 「何が真実だろうと、圧倒的力の前では無力さ」
193
(ナイフの素振り)
1d100 ナイフ技能 (1D100) > 54
1d100<=54 シュッ (1D100<=54) > 56 > 失敗
森 小雪 おしい……!
193 ぶんぶん…ッ
KP 落水は愉快でたまらないという表情を浮かべて、す、と手を前に掲げる。
我部上 恭介 「真実……?」水晶がちらっと頭に思い浮かぶが、落水の動きに警戒している。
森 小雪 choice[前に出ようとする,一緒に逃げようとする] (choice[前に出ようとする,一緒に逃げようとする]) > 一緒に逃げようとする
KP 落水は何事かを詠唱している。
森 小雪 「や、やめ……!」
KP
小雪は我部上さんの手を引き寄せて逃げようとするし
貴方も何か動こうとしたかもしれない。
けれど全てが行われるその前に、事態は動いていくものだ。
落水 「え、」
KP という声が上がる。
我部上 恭介 何だ……?
KP
同時、落水の手がぐにゃりと歪んだ。
血を吐く程の苦労を知らぬ美しい手は歪で、おぞましく、黒い肉になっていた。
193 はっ…… 効いた…!?!??
落水 「あ、え、……何だ……!?」
KP 驚く落水を置いて、彼の身体はみるみるうちに黒く醜悪な肉塊へと変貌していった。
193 効いたよーーっ!! 火原くん……!!
KP 肉塊は、ずる、ずると己の姿が変わり果てたことに気づいてか気づかずか、貴方達のもとへ這いずろうとしていた。
火原 え、え……ど、どうも……!?
落水だったもの 「ぁ、ガ…………」
我部上 恭介
「っ、こっちのセリフだ…!」 彼も自分が死んだことに気づいてない…? のか…??
森さんといっしょに後退る……
KP
悍ましい肉塊が這いずってくる光景を見た貴方たちは
▼SANc(1/1d6)
我部上 恭介 CCB<=85 【SANチェック】 (1D100<=85) > 62 > 成功
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 85 → 84
森 小雪
CCB<=44 【SANチェック】 (1D100<=44) > 81 > 失敗
1d6 (1D6) > 3
system [ 森 小雪 ] SAN : 44 → 41
KP
状況は目まぐるしく変わる。
漆黒の劇場は、極彩色に染め上げられていったのだ。
我部上 恭介 「……、…!?」
森 小雪
「なっ、え、落水さん……?
ここは……!?」
KP
【宮殿】
きらびやかな宮殿だ。
豪華絢爛を体現した宮殿の最奥、玉座に座していたのは異形の者だった。
悪夢のようにおぞましい姿をしたそれは、この空間の支配者だと瞬時に理解できた。
視界に入れ続けていれば正気を保つことはできないだろう。
そして、人ならざるその姿に、貴方は畏怖の念を抱かずにはいられない。
眠りの大帝、ヒプノスの真の姿は、貴方たちの正気を揺さぶる。
▼SANc(1d6/1d20)
我部上 恭介 CCB<=84 【SANチェック】 (1D100<=84) > 9 > スペシャル
森 小雪 CCB<=41 【SANチェック】 (1D100<=41) > 93 > 失敗
我部上 恭介 1d6 (1D6) > 4
森 小雪 1d20 (1D20) > 1
system
[ 我部上 恭介 ] SAN : 84 → 80
[ 森 小雪 ] SAN : 41 → 40
我部上 恭介 とても偉い………
森 小雪 ?????
KP 小雪の不定は持ち帰りで……。
我部上 恭介
「あ、れは……なんだ……!?」
それなりにびっくりしたが正気を保っている……
森 小雪
「わ、わかりません……」
理解が及ばなさ過ぎて逆に正気
KP 眠りの大帝は貴方達を静かに見つめて、厳かに口を開いた。
ヒプノス
「覚醒の者たちよ、私の夢のクリスタライザーを持っていったのはお前たちか」
「この者が持っていないということは、そのとおりなのであろう」
KP ヒプノスは恐らく肉塊を指し示して言う。
193 ちがうもん…
ヒプノス
「守護者を向かわせたにも関わらずすぐに捉えることも出来ず。
ここまで足を踏み入れさせることになるとは。人間風情がよくやるものだ」
「しかし、どれだけ優れていようとも許しは与えん」
「他者の所有物を盗むなど、恥ずべき罪である」
「今すぐ返してもらおうか」
KP
ふと、恭介さんは持っていた水晶が暖かく光っていることに気づく。
もしかすると、使えるのかもしれない。
ヒプノスとの戦闘となる。
我部上 恭介
「黙っていれば勝手なことを……!
誰が盗むか……」今……? 真実との接触とは……
193 ありえるさん…?(はっとしたかお
我部上 恭介 使えるタイミングで真実との接触を使うが……
森 小雪
「『夢のクリスタライザー』とはこちらの事ですよね!?
その……肉塊になってしまったお方の物だとばかり思っていて……勿論お返しいたしますよ……!」
KP
◆戦闘
ヒプノスは、1ラウンドにつきひとりを対象にして身体の一部を変形させる攻撃を行なう。
変えられていくごとに、DEXが1点下がる。
恭介さんはそれから逃げつつ、《真実との接触》を行なう必要がある。
恭介さんと小雪両者の四肢すべてが変形完了してしまったら〈エンド2〉へ。
■ヒプノス
戦闘中は怒っている状態なので、「クリスタライザーを返す」などの交渉を持ちかけても信用しない。
変形攻撃を受けるのみとなるので、この場で可能なことは《真実との接触》くらいだろう。
ヒプノス 「信用ならんな」
KP
~1R~
ヒプノスの行動。
ヒプノス SCCB<=100 【変形】 (1D100<=100) > 26 > 成功
我部上 恭介
はやい………俺達が遅いのか
くるくるしてる……
ヒプノス
choice[男,女] (choice[男,女]) > 男
1d4 (1D4) > 1
我部上 恭介 なにかされる……
ヒプノス
異形の神が力を行使すれば……
恭介さん、貴方はすぐさま異変に気づくだろう。
ぐにゃりと自分の右腕が歪む。
怖気の湧き上がる感覚をよそに、腕はみるみるうちに黒くどろどろとした粘性を持つ気色悪い物質に変貌した。
自分の肉体が異質なものに変形させられたことによる、▼SANc(0/1d3)
我部上 恭介
「……っ!?」
CCB<=80 【SANチェック】 (1D100<=80) > 11 > スペシャル
193 ? 頭が良くないのでよくわからなかった……
我部上 恭介 バカにするなよこのネコモドキが…
森 小雪
「あっ……そ、そんな、腕が!
先程の落水さんのように……!?」
我部上 恭介
「……見るな!
気のせいだ、きのせい……」焦ってる気がするけど見ないふりで凌ぐ…!
KP 恭介さんのターン。
我部上 恭介 ポケットかどこかに入れている水晶を取り出して、輝きを得ていることに気がついたら《真実との接触》を唱える……!
KP
▼呪文《真実との接触》
【コスト】
POW1ポイントとSAN値1d6ポイントを捧げ、下がったPOWから算出される<幸運>の半分をロールする。
この判定が失敗した場合、2回目以降も同様の値のPOWとSAN値を捧げる。
2回目以降は<幸運>を半分にせず、下がったPOWから算出される値そのままでロールする。
KP 水晶にはPOW2が込められているため、SAN1d6減少のみのコスト算出をどうぞ。
system [ KP ] 水晶のPOW : 2 → 1
我部上 恭介 1d6 SANコスト (1D6) > 6
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 80 → 74
KP
コスト減少による発狂はありません。
そしてこのラウンド内で詠唱する場合は
【幸運】の半分をどうぞ。
我部上 恭介
CCB<=70/2 【幸運】 (1D100<=35) > 69 > 失敗
くそ……
KP
恭介さんは真実を手繰り寄せるように呪文を唱える。
呼応するように水晶は瞬きを繰り返しているが、結実するには至らなかったようだ。
我部上 恭介 「…………」ぶつぶついいながらヒプノスに視線を向けてるんだろうな……
KP
次ラウンドからはコスト消費のみで【幸運】の値そのまま振ることができます。
小雪のターン。
森 小雪 choice[右,左] (choice[右,左]) > 左
KP
小雪はまだ変形していない恭介さんの左手をしっかりと握っていたが
それを庇うように彼女は半歩ほど前に出るだろう。
193 こらっ……(ぎゅ……ずるずるずる…
ヒプノス
「お前たちが何をするつもりか知らないが……
我に盾突くつもりならば容赦はせん」
森 小雪
「…………」
握る手に力がこもる。
KP
~2R~
ヒプノスの行動。
ヒプノス
SCCB<=100 【変形】 (1D100<=100) > 85 > 成功
1d4 (1D4) > 3
KP
小雪の行動をせせら笑うように、ヒプノスはいとも容易く彼女の右脚を歪ませる。
恭介さんの右腕同様、黒くどろどろとした粘性を持つ気色悪い物質に変化しバランスを崩しかけるが
貴方の手を握ったまま片脚でどうにかバランスをとるだろう。
小雪は自分の肉体が異質なものに変形させられたことによる、▼SANc(0/1d3)
森 小雪
CCB<=40 【SANチェック】 (1D100<=40) > 70 > 失敗
1d3 (1D3) > 3
system [ 森 小雪 ] SAN : 40 → 37
我部上 恭介 「………!」えっ……さ、支える……?
森 小雪
「……!
大丈夫です、集中してください……!」
我部上 恭介
とはいっても片手がな……
第三の腕を……生やすとかできないかな……(夢見技能をみる
KP 恭介さんのターン。
我部上 恭介 もう一度《真実との接触》を試みる…!
system [ KP ] 水晶のPOW : 1 → 0
KP では、SAN-6の後、【幸運】をそのままの値でどうぞ。
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 74 → 68
我部上 恭介 CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 47 > 成功
森 小雪 !! やった!!
我部上 恭介 あたまがぐらぐらする……
我部上 恭介
「何を勘違いしているのかしらねえが……
真実とやらを見せてやるよ…!」
我部上 恭介 わからない…
けみかえる やったーー!! かっこいい!!
193 やったぁ……?(瀕死
KP
貴方は水晶を握り込み、呪文を詠唱した。
呪文に呼応するように周囲に眩い光が満ち、次第に光は強まっていく。
白光を浴びて、変えられた身体は元に戻るのを目にするだろう。
見慣れた体に安堵する。
そして、眠りの大帝はどこか興ざめした声音でその様子を見つめていた。
ヒプノス
「これは……真実か」
「面倒なものに助けを求めたものだな」
「私の領域は夢。いかなるものも生み出す夢だ。真実とは相容れぬ」
「それはもうよい」
KP
その声を最後に、眠りの大帝はこの場所から姿を消した。
戦闘終了です。
お疲れ様でした。
我部上 恭介 「……!??」何言ってるか何もわからないまま戦闘終わった……
森 小雪
「あ、手足が……。良かった……」
ぽかんとしている
KP
この空間が再び色を変える。極彩色の宮殿が白く塗り替えられていく。
やがて出来上がったのは、殺風景な白い部屋だった。
【白い部屋】
白いテーブルに、白い椅子。
あとは空間全てを囲う壁と床。そして、出口と思しき白い扉。
たったそれだけだった。
否、そうではない。
空間に馴染むように、顔の見えない白ローブの人物が立っていた。
白いローブの人物
「真実を求めし者よ。この場ではいかなる嘘も貫けぬ。
いつわりなき言葉のみが許される」
「あなたたちを助けたのもまた、真実。
真実は残酷だが、いつでもあなたに寄り添っている」
「……今回は巻き込んですまなかった」
KP 謝罪した白ローブは貴方たちの返答を聞く前に、溶けるように消えていった。
我部上 恭介 「……いまのは……」あの落水と火原とかいう二人の師匠か…?
森 小雪
「どなたでしょう……?
ともかく、助かった……?」
我部上 恭介
「ちっ……全くだ。
よくわからん夢に引き込みやがって……」対象がもういないのでぶつぶつ独り言言ってる
「ああ……そうですね。
おそらくは……元凶も変な守護者とやらも消えたようだし……」
……クリスタライザーとやらはまだある……???
KP 夢のクリスタライザーは、いつの間にか小雪の胸元から消えてなくなっているようだ。
我部上 恭介 そうか……じゃあ目をそらす
森 小雪
「……ああ、良かった……。
……我部上さんにはまた助けられてしまいましたね……」
我部上 恭介
「……ああ、まあ……結果的にはそうなったのかもしれませんね」
「昨日はやけに突っかかってくると思ったが……
理由がわかればなんてことなかったですね」森さん自身のせいじゃないのが分かって怒ったり追い払ったりする理由もなくなったのでぼんやりしてる
森 小雪
「え。いや、違います……よ……?」
「昨日は……その、我部上さんとお別れしてから、火原さん、ですか?
男性の自殺現場を見かけて……そこからの記憶が曖昧なので……」
我部上 恭介 ・~・<………
我部上 恭介 「……そうですか」そうですか………………
森 小雪
「……ごめんなさい……。
貴方をあそこまで責めるつもりはなくて、ただ……なんとなく私が意固地になっていただけ、で……」
言葉を選んでいる
「ダメですね、何を言っても言い訳になってしまう」
「……ともかく、ありがとうございました」
我部上 恭介 「………」めんどくさそうな顔
森 小雪 !? めんどくさそうなかお……??
我部上 恭介
「……今回はですね。
貴方を助けないと俺も巻き添えを食う所だったんです」
「分かりますか? あんただけ見捨てて帰っても寝覚めが悪い、
そもそも帰る方法も見当がつかない」
「だから取れる手段をとっただけ」
我部上 恭介
なんか……恩に感じてもらったり「あの時助けてもらったので……」
とか思われるのが嫌…? とか……?
森 小雪 そうですか…………(エンディング描写をそっと変えようと思うかお
我部上 恭介
「とはいえ結果として助けたことになるのは認める。
……あなたからの礼は今受け取りましたから、今後気に留める必要はないです」
我部上 恭介 何がしかが変化した――
193
鶴の恩返し的な展開に…?
あと多分追っ払うために結構嫌なこと言ったのを気に病んでるので(???????????????)その分の罪悪感もあるんじゃないですかね…
森 小雪
「あはは……分かりましたよ。
そこまで言われたら、勿論。必要以上に気にすることもなくて助かります」
我部上 恭介 「………」
森 小雪
「きっと私が、何もかも気にし過ぎていただけなんだと思います。
昨日だって放っておけばそれでいいのに、つい話題に出してしまって……」
193 (7割位は私のせいだな……)
森 小雪
「ですから、そうですね。貴方の仰る通り。
強く気に留める必要はないのだと、よく分かりました」
我部上 恭介 森さんは多分悪くないな……(ネコモドキを掴む
けみかえる だいたいこのKPとかいうかえるのせいです(正座
我部上 恭介 そんなことないですよ………
森 小雪
「私の性分ですから、すぐには変えられないかもしれませんが。
……なるべく心がけて生きてみることにします」
我部上 恭介
「ああ、是非。
そうしてくれ」
「……あー、と……
俺も昨日のことに関しては悪いところがありましたから。ちょっと……しつこ、……
あのあと用事があったので振り切ろうとしてきついことを……」
193 また喧嘩がしたいのか…?(押しつぶされながら
けみかえる しつこ……
KP
なお、ここでは嘘がつけない。
嘘をつこうとするなら、肌がぴりぴりと痛む。
それでも嘘をつくなら、「嘘は所詮その場しのぎ。身を滅ぼすこととなろう」という文言が壁に浮かぶだろう。
193 しつこくないよ…!!
森 小雪 しつこいのは、そう……
我部上 恭介 「う……」ゾワッとしてる
我部上 恭介
俺のワードセレクトの問題なので……
好奇心やら探究心やらが旺盛すぎるなと…………
森 小雪 「え……大丈夫ですか?」
森 小雪 choice[恥ずかしかった,情けなかった,……?] 命乞いをしたことが (choice[恥ずかしかった,情けなかった,……?]) > ……?
我部上 恭介 「…………」なんでもない、も嘘なので黙秘します……
森 小雪
「? ……いえ、私も……例の自殺ですっかり飛んでしまいましたが、反省していたところです。
はっきり……すればよかっただけの話ですから……」
我部上 恭介 はっきり……???
森 小雪 わからなくなってしまいました……(ちょいす結果に首を捻る
我部上 恭介 ???? こわい
森 小雪 choice[大丈夫,大丈夫ではない] (choice[大丈夫,大丈夫ではない]) > 大丈夫
森 小雪
「……でも、それも私がただ気にし過ぎていただけのようですから。
大丈夫です」
我部上 恭介 何が…???
我部上 恭介
「そうですか…??????」
多分ものすごく疑問が全面に出た訝しげな顔してるけど話したくないなら聞きません……
193
こわい…
まんじゅう…?
森 小雪
え……いえ、命乞いをした事が恥ずかしかったのか情けなかったのか「……?」なのかでチョイスを振ったら
「……?」が出たのでよく分からなくなってしまっただけです
193 なるほど…? かわいいね……
森 小雪
いや……ほかに手段があったなら、「貴方のものになっても構わない」と言ってしまった事がどうにも引っかかっていて……
……これはオフレコです。(指ではさみのポーズ
森 小雪
「えっと、あとは……ここまで手を握っていてくださってありがとうございました。
心強かったです」
握手するように再度握って離します。
我部上 恭介
「いずれにせよ……
目の前で自殺を見たということは……相当な心的外傷を負っていることも想定されますから……
心療内科かどこかでも受診したほうがよろしいかと。気休めかもしれませんが……ああ」
離した手をちらっと見ただけかな……
193 ジッ……
けみかえる じっ……
我部上 恭介
choice[弟妹を思い出した,ドキッとした,???,今は特になんとも] (choice[弟妹を思い出した,ドキッとした,???,今は特になんとも]) > ???
ああ?????
我部上 恭介 見合っている……
森 小雪
「そうですね……。連日本当に災難続きで流石に疲れました。
私が言えた話ではありませんが……我部上さんもゆっくり休んでください」
我部上 恭介 「ええ。今度こそまともに眠れるといいですね……お互いに」
森 小雪
「あはは、本当に!
まだまだ倒れるわけにはいきませんものね」
我部上 恭介 笑っている……
森 小雪
「では、現実が今何時か分かりませんが
そろそろ帰ってもうひと眠りしましょうか」
我部上 恭介
「そうするとしましょう。
……出口はあれですかね」白い扉の方を見る。
森 小雪
「ええ、おそらくは……?
行ってみましょう」
我部上 恭介
「はい」頷いて……一緒に行くかな。
大丈夫だとは思うけど何事かあったらあれなので先に開ける…?
KP
扉を開ければその先も真っ白だ。
そこから出たところで、貴方たちは意識を失うだろう。
我部上 恭介 スヤ……
森 小雪 すよ……
KP
…
……
…………
KP 条件:小雪から火原の精神を追い出して生還
KP
貴方は小雪とともに、自室で目を覚ます。
落水の言う通り、共に眠らされていたらしい。
我部上 恭介
!? あっ そっか
完全に忘れてた……
森 小雪 「ん……ここは……?」
我部上 恭介
「…………………そういえばそう言ってたな
あの落水とかいう男……」
193 PL:やった~~~~~~~
森 小雪 別エンドだと何故か別々で目を覚ますんですけどね……うーん……
193 夢遊病状態で帰ったのかな……
我部上 恭介 「はぁ……俺の家だ」今何時だ…?
森 小雪 別々に繋がるように白ローブの人が配慮してくださる、とか……?
193
GOODエンドのときは配慮してくれない謎――
まあ二人用シナリオだし…(??)
森 小雪
「そうですか。
落水さんに連れて来られたんでしたね、そういえば」
KP 時刻は1時過ぎ頃で、リビングからはまだ何かテレビがついているらしき音が聞こえてくる。
我部上 恭介
「……誰か起きてるのか……?
まあいい」
「送っていきたいところですが、俺はもう眠い」
「無駄に部屋があるので(弟の部屋)適当に泊まって下さい。
明日あなたの会社まで送っていきます」
森 小雪
おねむだった……
!?
我部上 恭介
なんですか…? こんなくそ夜中に放り出すほど非情じゃないですよ
(なお中の人の意思も絡んでいる)
193 と思ったけど人を泊めるのはそんなに珍しくないのかもしれん…
森 小雪
「……そう、ですね……?
此処から自宅へ戻るのも、中々……??」
193 混乱なさっている
森 小雪
「でも……すみません、厚かましいお願いであれば断っていただいて結構ですが
明日は自宅まで送っていただけますか。仕事道具も何も無いので……」
森 小雪 本当に厚かましい──
我部上 恭介 「どこでもいいですよ。たいして変わりません」
森 小雪
「そうですか。ではお言葉に甘えて。
お世話になります……」
森 小雪 CCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 21 > 成功
森 小雪
「……うん、まだ大丈夫です。
どちらの部屋を使ったらいいですか?」
そのまま寝かけたがすくっと立ち上がって案内を待つ。
我部上 恭介 そのまま寝かけたのか……
森 小雪 どこでも眠れるので……(?)
我部上 恭介 いつも眠いのか…??
森 小雪 たまたまご一緒してる時が眠いだけですよ
我部上 恭介
「じゃあちょっと説明だけするんで来て下さい。
布団はいつもは使ってないやつを持ってきます。着替えたいならあっちの棚の……」家の中をウロウロしている
森 小雪
「…………」
頷きつつ指示通りにしている。
193 貧血のことはよくわからないけど貧血の症状…?(CON*5…?
森 小雪 CONは成功しました。ので、起きられました。(すくっ……
我部上 恭介
5分くらいで一通り説明したらすぐ寝せます……。
俺も彼女も眠いでしょうから。
KP
恭介さんが家の中を歩き回ったならば、リビングで保景が寝落ちしてテレビがつけっぱなしになっていたことに気がつく。
テレビを見たり、消そうとするなら、ある報道が流れてきたのを耳にするだろう。
我部上 恭介 風邪引くぞ……………どいつもこいつも…(回収
ニュース
「──昨晩、路上で亡くなっているところを発見された男性の続報です。
警察は当初、事故と事件の両面から捜査を続けていましたが先程、事件性は無く自殺だと断定しました。
男性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事情の調査が急がれます」
「次のニュースです。──」
KP
きっと、あの夢で見た火原という人物の報道だ。
貴方は直感的にそう理解する。
火原は落水を呪って死んだ。その事実に偽りは無く、現実のものだった。
我部上 恭介 「………」聞き終えてから……テレビを消すかな
我部上 保景 すよ……(回収される
我部上 アカネ すぴょー……(とっくにゆめの中
193 かわいいね…………
我部上 恭介
哀れだとは思うが………それだけだ。
俺にはどうしようもない
KP
貴方は何を思うだろうか。
思ったとして、現実は変わらない。
見知らぬ他人が死んだだけで、自分の日常には何の影響も及ぼさないのだから。
テレビを消し、黒々としたモニター越しに貴方の顔がぼんやりと、ただ映るばかりだった。
我部上 恭介 ……厄介な一日だったよ。………
193 火原さん………(弱者《?》側に肩入れしてしまう……
火原 すよ……(永眠
193 はわぁ……
落水だったもの すよ……ではない……多分
193 ビビビビ……クルシメ…クルシメ……(それも多分違う
落水だったもの グワァ……でもロストエンドを見るにあながち間違いでもなさそうだな……
193
えっ……🔪
1d100<=54 シュッ (1D100<=54) > 86 > 失敗
ギリッ…
落水だったもの えっ なんだいなんだい 俺のせいでロストするわけじゃないよ!?
KP 一通りの説明を終え、貴方も眠ろうかと部屋へ戻る別れ際、小雪は眠たそうに微笑む。
193 ほほえんでいる……
森 小雪 choice[きらいでいたくはありません……?,きらいでいたくはありません] (choice[きらいでいたくはありません……?,きらいでいたくはありません]) > きらいでいたくはありません
森 小雪
「夢の中では散々でしたが……貴方のこと、嫌いではありません。
嫌いでいたくはありません」
「……いえ、嫌いになりきれないのかも……」
193 ニャッ…
森 小雪
「……ごめんなさい、眠くて何を言ってるか分からなくなってきました。
おやすみなさい……」
我部上 恭介 「…………………」 筆舌に尽くしがたい顔
我部上 恭介 ※照れている
我部上 恭介
「………………おやすみ」
努めて平坦な声で返した後に
なんだろう、なんだか気力を使い果たしたようにふらふらしながらその部屋を出ます……。
KP
小雪は一礼して、当てがわれた部屋の扉を閉めるだろう。
こうして漸く、貴方の長い一日は幕を閉じる。
知らない誰かが死んだところで貴方の日常は変わらない。
けれど、貴方が真実を受け止め、何かを探してあがき続けるのなら
その死さえも意味のあるものになるのかもしれない。
真実は残酷だが確かに美しい面も持つ。
それをどう受け止めるかは、貴方次第だ。
「だから嫌いなあんたでいてくれよ。」
エンド1-B「だけど嫌いになりきれなくて」
恭介さん、小雪、両生還でシナリオクリアです。
お疲れ様でした!
KP
◆SAN報酬
生還:1d10
小雪を正気に戻した:1d3
◆後遺症
無し
我部上 恭介 はわ…… お疲れさまでした………………(疲れ果てたような顔で掛け布団をポフポフする雑談時空
森 小雪 すよ……?? お疲れ様でした。
我部上 恭介 回復したSANが減っている……(森さんのSANをみている……
森 小雪
えっと……そうですね。あはは……
1d10+1d3 最大値を出せばわんちゃん…… (1D10+1D3) > 5[5]+2[2] > 7
system [ 森 小雪 ] SAN : 37 → 44
我部上 恭介 いや、削るために回復したんだろうからいいんだが……
森 小雪
流石に無理でしたね。
……確かに?
我部上 恭介 1d10+1d3 生還報酬 (1D10+1D3) > 4[4]+1[1] > 5
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 68 → 73
森 小雪
あっ、すくない…
まあ今回分が正気に戻っただけで
正気に戻ったわけではありませんものね……(不定たちを見つめる
我部上 恭介
ああ……なるほど……俺も不定だったようだしな……
1d10 ふてい (1D10) > 9
KP 9.一時的偏執症
我部上 恭介 なんだろうな……疑念だらけになる…???
KP
※不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱くものを指す。
妄想性パーソナリティ障害の一種。
症状は被害妄想、誇大妄想、激しい攻撃性、自己中心的性格(ナルシシズム)
異常な支配欲、悪魔主義(サタニズム)、色情パラノイア
(Wikipedia参照)
森 小雪
1d10 不定… (1D10) > 3
また幻覚……幻覚の上塗り……
KP
◆シナリオ背景
このシナリオに登場するのは
「夢のクリスタライザー」
「夢のクリスタライザーの守護者」
「ヒプノス」「アリエル」だ。
そして、あるふたりの魔術師が今回の発端である。
秀才魔術師「火原朝日(ひばら あさひ)」は、天才魔術師「落水小夜(おちみず さよ)」を心から恨んでいた。
かつては切磋琢磨し合う仲間であったふたりだが、火原は落水との決定的才能の違いを痛感していた。
その差異は火原の内に暗い感情を生み、やがて落水を陥れようと考える。
けれど天才はその計画すら容易くかわした。
天才──落水は嫉妬に狂う火原を面白がり、意趣返しのように火原を傷つける。
そうして秀才たる火原の中で、天才たる落水に対する恨みが澱のように募った。
恨みは怒りに、怒りは殺意に変わる。
火原は努力を重ね、自らの死をもって相手を呪う魔術を会得した。
呪いを成就させるため、火原はビルの屋上から飛び降りる。
その決行日こそが、恭介さんと小雪が喧嘩をした日だった。
恭介さんのもとから去った小雪は、火原の飛び降り現場に遭遇してしまう。
地に落ち、絶命するその瞬間を見てしまったのだ。
小雪は突然のことに正気度が減り発狂。
そして火原の魔術は不完全だった。
死の瞬間、火原の精神は耐えきれず呪う前に砕け散る。
小雪の揺らいだ正気と、砕けた火原の精神。
奇しくもその状況が合った結果、小雪のひび割れた精神に火原の精神の断片が入り込んだ。
小雪は入り込んだ火原の断片に影響されて、怒りの感情に強く支配される。
そしてその矛先は、直前に喧嘩してしまった恭介さんに向かう。
火原の記憶があるわけではないので、あくまで小雪の記憶、経験に基づいた怒りが増幅されたかたちになるだろう。
自分が火原によって呪われかけたこと、火原の断片が小雪に入り込んだこと、そして怒りに支配された小雪が恭介さんのもとに向かっていることを知った落水は、面白いおもちゃを見つけたと思った。
落水は恭介さんの前に現れ、魔術によって知人を装う。
そして恭介さんと、道中で捕まえた小雪をペンダント型の「夢のクリスタライザー」の近くで眠らせる。
夢のクリスタライザーの10m以内で眠ると、夢の旅が発生する。
これによって自分たちの知る街とよく似た、しかし何かが違う夢の世界に恭介さんと小雪は招かれてしまった。
生還のためにはまず逃走劇の最後、残っている火原の精神を完全に殺し、小雪をもとに戻す必要がある。
その後、恭介さんたちは「夢のクリスタライザーの守護者」が迫る中、落水によって強制的に街の夢から離脱をさせられ劇場の夢の中に呼び出される。
しかしそれも「ヒプノス」によって覆され、彼の宮殿に呼ばれてしまう。
そこで恭介さんまたは小雪は異形に姿を変えられてしまうのだが、「アリエル」を呼び出し助けを求めれば事なきを得るだろう。
これを可能にするには、探索中にアリエルと接触するアイテム「真実の水晶」を手に入れる。
恭介さんがアリエルと接触できる手引を行なうのが、ひそかに火原と落水を見守っていた彼らの師匠、「木森昼真(きもり ひるま)」である。
夢の世界に人知れず干渉し、恭介さんたちが真実を求めるのなら救いの手を差し伸べるべきだと考えた。
導入部では楽しく小雪と喧嘩することを目的としているので、わいわい遊んでほしい。
我部上 恭介 ノー精神分析なので解除してやれいないのがな……
森 小雪
CCB<=51 【精神分析】 (1D100<=51) > 96 > 致命的失敗
あっ……
さようなら……
我部上 恭介
と、トドメを…?
なるほど、そこまで俺を……
193 にゃ~~~~
森 小雪
私の言葉は暫く届かなくなるんですね。
さようなら……(ぬいぐるみちゃんをつれていく
193 みゃーん!!(ぴかぴか
我部上 恭介 何れにせよこじれる……
KP
◆NPC
・火原 朝日(ひばら あさひ) - 秀才魔術師
小雪の精神を汚染し、恭介さんに対する怒りを抱かせた者。
性別はどちらでも良く、小雪に合わせてもいいだろう。舞台の国が海外であれば名前を変えても良い。
本文中では日本人男性で描写している。
同じ師から魔術を教わっていた落水小夜に、強い羨望と嫉妬心を抱いていた。
やがて嫉妬から落水を失脚させようとするのだが、上手くかわされ失敗に終わる。
それさえ深く恨んでしまい、長い研究を重ねて、自らの死をもって人を呪う魔術を会得。
しかしその魔術も失敗し、砕けた精神が小雪の中に入り込んだ。
・落水 小夜(おちみず さよ) - 天才魔術師
恭介さんと小雪に夢のクリスタライザーを用いて、夢の世界に招いた者。
性別はどちらでも良く、恭介さんに合わせてもいいだろう。
舞台の国が海外であれば名前を変えても良い。
本文中では日本人男性で描写している。
足掻く人間を面白いと思う性質で、引っ掻き回すことが趣味。
嘘をつき、人を騙すことに快楽を感じる。
自分よりも才能に乏しい火原が必至に自分に食らいついてくることが、何よりも面白かった。
師である木森の魔術にしか興味がなく、真実を信奉するスタイルやお人好しな性格は好まなかった。
・木森 昼真(きもり ひるま) - 真実の魔術師
アリエルを信奉し、火原と落水に魔術を指南した者。
性別に指定はなく、舞台の国が海外であれば名前を変えても良い。
忠誠心が篤く、けして嘘をつかない。
ふたりの弟子が悪感情に飲まれて嘘をつき、騙し合い、いがみ合う姿を見て、真実を愛するアリエルの信奉者にはふさわしくないと判断した。
しかし完全に見放すことは出来ず、ある種の親心のようなもので見守り続けていた。
木森は今回の事件も静観していた。
火原の自殺を止めることはできなかったが、巻き込まれた被害者である恭介さんと小雪が真実を求めるなら助けようと考えている。
シナリオ中では、夢の中に生み出した架空の家にて恭介さんにアリエルとの接触を行なう術を授ける。
・森小雪
KP側探索者の使用を想定している。
新規・継続は問わない。PCに合わせて新たに創造してもよい。
本文中では男性を前提とした描写なのでKPCに合わせて改変のこと。
火原朝日の自殺する瞬間を目撃しており、その際発狂してしまい「フェティッシュ(特定のものへの執着)」の狂気に陥っている。
それに加えて、正気の揺らいだ精神に火原の砕けた精神の断片が入り込んでいる。
その結果「恭介さんへの"怒り"に執着する」という狂気を抱える。
魔術師である火原の断片が入り込んでいるため、一時的にPOW+5点、MP+20点、それぞれ加算されている。
その他KPが望む値にしても良い。
怒りと火原の断片の影響を受け、限定的に呪文が使えるようになっている。
小雪はそれを直感的に理解しているだろう。
物理攻撃を受けた際は《被害をそらす》を使用できるが、あえて攻撃を受けても構わない。
戦闘技能を持たない場合は、任意の呪文をひとつだけ使用できることにしても良い。
例として《幽体の剃刀》を下記に記載している。
●使用可能呪文
《被害をそらす》基本P278
自分に向けられた物理攻撃を無効化する。
▼処理
呪文をかける:MP1点、SAN値1点をコストにする
攻撃命中時:被ダメージと同じMPを消費して無効化できる
発動:即時
《幽体の剃刀》基本P290
目に見えない剃刀で切りつける呪文。
射程距離は[POW×3]m。
よほど離れていなければ、必中と考えて良い。
対象はかならず術者の目に見えていなければならない。
障害物に半分以上隠れたりしていれば、攻撃は障害物にあたる。
▼処理
呪文をかける:MP2点、SAN値2点。
その後のラウンドも効果を持続させるなら、1ラウンド毎にMP2点を支払う
ダメージ:1ラウンドに1d6
発動:詠唱開始から2ラウンド後(開始時には詠唱完了しているものとする)
森 小雪
シナリオに行かない限り、関わる事はしませんからご安心を……
(積まれていくシナリオたちを見ながら
我部上 恭介 どうあがいても関わることになりそうな予感がすごい
193
(いつのまにかシナリオをくわえてもっている)
さよちゃん……
死ぬほど相性が悪かったんだな…………(火原くん派だが…
落水小夜だったもの 実際俺は性格が悪いし……アイツもアイツだった
森 小雪 あっ。ぬいぐるみちゃんがシナリオを……
193 みーーん……(ぐいぐい
我部上 恭介 どうせろくなシナリオじゃない(険しい顔でぬいぐるみを見つめている
193 失礼だぞ(失礼だわ…(ハッとした顔
森 小雪
そうですね……。
シナリオとしては素晴らしいですが、私たちにとってはロクでないことが起こることだけは確かでしょう。(ちゃいなふくを試着させられながら
193 はわわわ……やった~~~~~~~!!!!
我部上 恭介 (行く前から疲れた顔)
193 どうやって恭介をつつこうかなと思ってるところです
森 小雪
いや……チャイナ服を着るのは別に、まあちょっと30代にはややキツいかなって思うくらいなんですけど
あの、本当に行くんですか……?(試着室に隠れている
193 うん!!!!!!!!!!!!!!
我部上 恭介 いや、行かなくていいよ……
193 がぶがぶ………(恭介のスーツをボロボロにしている
森 小雪 つつかなくてもシナリオが、……あっスーツが
我部上 恭介 害獣………
森 小雪 ぬいぐるみちゃんですよ(ぎゅむ……
193
思い浮かぶままに喋らせてるとどんどん私に対する態度がひどく はわっ……
えへへ……
森 小雪 ねこはすきなので……(なでもふ……
我部上 アカネ やったー!! あれっこのおねえさんだれ?
193
>>ねこは<<
ふふふ……いいもん 猫の姿をフルに活かす…
我部上 恭介
おわ……起きたのか。
誰……(誰だろうな。)……知り合いのお姉さんだ(そうとしか言いようがない
我部上 アカネ
ねこの話してたから起きてきちゃった!
わー! 知り合いのお姉さん!
我部上 保景 ねこ、ね……(アカネの後ろでねむねむしている
193 にゃーーん!!(ズォッと近づいていく
我部上 保景 にゃ…………(目そらし……
193 がーーん……(?)
森 小雪
あはは……えっと、おはよう。新聞記者をしているおねえさん……? 森小雪だよ。
もしかして君たちも……妹さんと弟さんかな?
恭介お兄さんと静雅お兄さんにはお世話になってます。(ぺこ……
我部上 恭介 まあ100歩譲って猫はよくてもこれはネコモドキだしな……
193 あっ、自己紹介してる……(観察
我部上 アカネ
ショウセツおねえさん! 新聞記者のお姉さんだって!
アカネもね、学校で学級新聞かいてるよ!
193 (かわいい……そうなんだ……)
我部上 恭介
ふうん……そうだったか。
頑張ってるな(ふわっとした褒め言葉――
我部上 アカネ
うん! 今度参観日の時、キョウスケお兄さんも来てくれるんだったよね。
その時見せてあげるね!
我部上 恭介 ああ……わかった。楽しみにしてるよ
193
多分めちゃくちゃ適当に返事してるんだが多分学級新聞は読むんだよな……
よくわかんねえ……
我部上 恭介
choice[きちんと楽しみにしてる,適当だが言ったことは覚えてる,???] (choice[きちんと楽しみにしてる,適当だが言ったことは覚えてる,???]) > 適当だが言ったことは覚えてる
そうなのか…(アイデアの数値を見る)
我部上 アカネ やったーー!!
我部上 恭介 「やったーー!!」??
193 わからないなにも……感情とかないのでは……
我部上 恭介 なんか何を楽しみに生きてるのかわからない説が浮上してたしな……
我部上 保景 ゴーレムじゃん……(ぼそ
我部上 恭介 ゴーレム……?
我部上 保景
え、感情無いって言えば……
……あーそっか、恭介兄さんゲームとかしないから……
……まあオレも今までしたこと無かったと思うけど……
193
でも眠いとかお腹すいたとか寒いとか暑いとかの感覚はあるよ……
はわ……いっしょにやる…?
森 小雪 あかちゃん……??
我部上 恭介 どこをどう見たらそう見えるんだ。
193 三大欲求はちゃんとある、ということを最近良く考えてますよ
森 小雪
原初の欲求しか無いならそういう事なのかと……
でも三大欲求はある…… ???
193 わかんないや。弥生時代(生きるので精一杯)あたりからタイムスリップしてきたのかもしれない
森 小雪
なるほど……?
生存本能は強いから三大欲求は備わっている、と……???
我部上 恭介 ………のか…?
193 うわははははは ヒヒヒ…
森 小雪
知りませんよ。貴方のことでしょう。
……えっ……?
193 たのしみだね……桃……(他の字を薄っすらとしか思い出せない
森 小雪
ぬいぐるみちゃんから変なわらいごえが……
わ……
我部上 恭介
そういえばめんどくさいとかなんだかいやとか怒りの感情とかもあるぞちゃんと………
だからそのへんなぬいぐるみを早めに手放せと…
森 小雪
そういえばそうですね……?
ぬいぐるみちゃんは……可愛いですから(もぎゅむ……
193 かわいさですべてを許されている……むぎゅ
森 小雪 ふかふかでちいこくて、まあるくて、かわいいいのち……(なでり……
193 わぁ~!!(いのち…?
我部上 恭介 (いのち……??)
森 小雪
ぬいぐるみに いのち……??(???)
わからない なにも……(ぐるぐるおめめでぎゅーっ……
もしかしたらこのぬいぐるみも幻覚なのかもしれない……
我部上 恭介 ああまたSANが減っているような音が……
193 幻覚じゃないもん!(もっふもっふ
森 小雪
わあ~!
1d100 (1D100) > 42
42匹のぬいぐるみちゃん!
????
193 わさ……ッ
森 小雪 う、うもれてしまう…………
193 お家の中に入った瞬間から夢の中までもふもふさーくる……
森 小雪 特に何か買ったわけでもないのに、最近なんだか家が狭くなった気がするんですよね……(もふぁ……
我部上 恭介 またなにかへんなことにまきこまれたんじゃないだろうな……
193 ふわっふわっ~!!
KP
◆アイテム
・夢のクリスタライザー
◇キーパーコンパニオン P63
一般的なものは直径30cmほどだが、このシナリオ内のみ直径約5cmほどと設定。
ペンダントのチャームに相当する大きさになっている。
特殊な加工を施されたクリスタライザー。
怪しい点はまったくないが、断続的な笛の奇妙な音が周期的にする。
このアーティファクトは、眠る者の意識を遠くの次元やドリームランドに送る特性がある。
夢はとても現実的なものになり、痛覚も現実と同じように感じられる。
ただしちいさな物であるので、夢から目覚めたとき負傷はすべてなくなっている。
夢を見せる特性はヒプノスの力を借りた代物であるが故、今回この神はクリスタライザーの勝手な使用に腹を立て登場する。
・真実の水晶
◇オリジナルアーティファクト
《真実との接触》(オリジナル呪文)を行うためのアイテム。
接触に必要なPOW1点が込められている。(足りないと思ったので2にした)
森 小雪
わはあ~ かわいいから大丈夫です!
(ぬいぐるみの山の中から声をかけているつもりだが実際は1匹しかいない
我部上 恭介 (なんか寝転がって嬉しそうにしてる……)
森 小雪 奇行しか見せない……
我部上 恭介
初対面頃からおかしなことばかり起きてるからな……
そういえば後遺症……がきになる……(うろ…
KP
◆神話生物
・夢のクリスタライザーの守護者
◇キーパーコンパニオン P64、マレウス・モンストロルム P116
長い触手と黄色い猫のような目を持った、黒いクラゲのようなシルエットの存在。
ヒプノスがクリスタライザーを取り返すために送り込んでくる。
もし守護者に捕まったなら、犠牲者の精神はヒプノスの宮殿に連れて行かれる処理となる。
◇ステータス
▼STR:なし CON:なし SIZ:14 INT:15 POW:13 DEX:15 耐久力:13
▼武器
<からめとり>35%
効果:魂(夢内部の肉体)をからめとる
・ヒプノス - 眠りの大帝
◇マレウス・モンストロルム P240
旧き神。
眠りの世界と結びついた性質を持つ。
ある姿は見目麗しい人間の男の容姿だが、本当の姿は悪夢のように歪んでいて恐ろしい。
彼の力に由来する夢のクリスタライザーを勝手に使用されたため怒り、登場する。
ヒプノスに対する攻撃は、今回基本的に通らないものとする。
◇ステータス
▼STR:20 CON:100 SIZ:12 INT:80 POW:85 DEX:30 APP:30 耐久力:56
▼武器
<変形>100%
効果:対象の体を変形させる
・アリエル - 真実を伝えるもの
◇マレウス・モンストロルム P131
大いなるもの。
アリエルは真実の体現である。
真実に基づいて行動する。
嘘をつく者には厳しい罰を与えるとされている。
今回は恭介さんたちが真実を望むなら、手助けとして力の一部を見せる。
彼はどんな幻影でもその下にある姿を白日のもとにさらすことが出来る。
ヒプノスに変形させられた恭介さんあるいは小雪も、アリエルを呼び出せば元に戻れるだろう。
◇ステータス
▼STR:20 CON:30 SIZ:12 INT:75 POW:60 DEX:20 APP:さまざま 耐久力:21
▼武器
<真実の光>100%
効果:嘘をつく者を、本性にふさわしい真の姿に変える。
◆登場呪文
《記憶を曇らせる》
◇基本ルルブP255
呪文の対象はある特定の出来事を覚えていられなくなる。
落水が恭介さんに使用している。
《真実との接触》
◇オリジナル呪文
基本ルルブP261記載の「神格との接触の呪文」をベースにしている。
これを使用した場合、アリエルと接触することができる。
POW1ポイントとSAN値1d6ポイントを捧げ、下がったPOWから算出される<幸運>の半分をロールする。
この判定が失敗した場合、2回目以降も同様の値のPOWとSAN値を捧げる。
2回目以降は<幸運>を半分にせず、下がったPOWから算出される値そのままでロールする。
森 小雪
くらめもは、もうお約束ですね……
この場合、我部上家全員に使ったのでしょうか……
我部上 恭介 なるほど……? いっぱいいるから疲れたろうな
KP
【エンド一覧】
~エンド1~
小雪とのビルでの戦闘時の行動で分岐する
☆ルートA
このルートでは小雪の中に火原の精神断片が一定期間残る。
後遺症ルート。
■6ラウンド経過
次の手を考える貴方の目に、迫っていた巨大な存在がはっきりと映った。
黒い影で出来たクラゲのようなそれは、黄色く鋭い目を貴方に向ける。
直感的にこれに触れられてはいけないと理解するだろう。
夢のクリスタライザーの守護者を目撃し、▼SANc(0/1d6)
そして真っ黒な触手を伸ばし、貴方を絡め取ろうとする、そのとき。
貴方は平衡感覚を失った。
ぐるん、と回る視界と地から離れる足。
重力が反転したのだ、と理解するときには抗うこともできず、空中に落ちていく。
■小雪をHP-2以下にした
貴方は小雪を傷つけた。
彼女は暴力によって体力が底を尽いたのか、朦朧したあと気絶してしまう。
それを見た瞬間、貴方は平衡感覚を失った。
ぐるん、と回る視界と地から離れる足。
重力が反転したのだ、と理解するときには抗うこともできず、空中に落ちていく。
■夢のクリスタライザーを破壊した
貴方は小雪の身につけているペンダントを破壊した。
その瞬間、貴方は平衡感覚を失った。ぐるん、と回る視界と地から離れる足。
重力が反転したのだ、と理解するときには抗うこともできず、空中に落ちていく。
エンド1-A「だから嫌いなあんたでいてくれよ」
◆SAN報酬
生還:1d10
◆後遺症「偽りの憤怒」
◇小雪に付与
1d6ヶ月間、火原の精神断片が残存する。恭介さんに感じていた怒りが残る。
☆ルートB
このルートでは小雪から火原の精神断片が完全に抜ける。
後遺症はないルート。
・一緒に落ちるか突き落とす
今回のルート
~エンド2~
条件:ヒプノスとの戦闘で変形が完了する
貴方は自分の肉体が変貌するのを目にした。
それは貴方にふさわしい姿。
貴方を体現した姿。
これこそが真実なのかもしれない。
どこか納得したような感覚。
気がつけば貴方達は悪夢のようにおぞましい眠りの大帝、ヒプノスのそばにいた。
「その姿で、このまま居れば良い」
「ここにいるのなら、姿にふさわしく可愛がってやろう」
醜悪でいて美しい笑みは、慈しむように向けられていた。
貴方達がもし拒絶を口にしようとしても、変えられてしまった姿はすでに人語を話せなくなっていた。
それをヒプノスは満足気に見て、玉座に座り直す。
気がつけばこの宮殿には数多くの「ペット」がいるようだ。
みな、ここで飼い殺されていくだろう未来は想像に容易い。
例に漏れず、貴方達ふたりはこれからも柔らかな夢の牢獄に囚われ、異形として大帝に愛でられ暮らしていくのだろう。
それが気の狂う地獄であるか、いずれ判断する正気さえなくなって微睡みのような安寧と化すのかは、まさしく神のみぞ知る。
ともあれ、貴方達の物語はここで終幕だ。
たとえ貴方が小雪に何か言葉を伝えたくても、小雪が貴方に言葉を紡ぎたくても、もはや何も届かない。
おやすみ、真実よ。
シナリオエンド。
エンド2「嫌いで嫌いなあんたと一緒」
◇恭介さん、小雪ロスト
ドリームランドと覚醒の世界の狭間、ヒプノスの宮殿で今後を過ごすことになる。
現実では目が覚めず肉体が死ぬまで眠る植物人間状態となるだろう。
~エンド3~
条件:屋上での戦闘で、恭介さんのHPが0になる
小雪の暴力が、貴方にふるわれる。
怒りに身を任せてふるわれるそれは貴方の命を脅かし、痛みが全身を支配して、視界がぐらぐらと霞み始める。
やがてそれまでずっと立っていられた己の足から力が失われていく様を、どこか現実味の薄い感覚で見つめている自分がいた。
地面に膝をついて、それから体重を支えられなくなって体ごとくずおれる。
──辛かった。
苦しかった。
痛かった。
胸中にはやりきれない感情がぐるぐると渦巻いていて、けれど体は動かせない。
地に倒れ伏す貴方を見下ろす小雪は、「ねえ、」と口を開く。
彼女の今の表情は、西日が強くて伺えない。
※ここでお互いの最期のRPをしてもよい。
生命たる赤い血液が、地面に広がっていく。
こんなに血が出てしまえばきっとまもなく自分の命は尽きるだろう。
その予想は正しいと証明するように、目の前は霞んでいく。
ぼやけて見えない視界の中、巨大ななにかが夕闇の中からやってきた。
それは大きなクラゲのようなシルエットをしているが、死にゆく貴方に正しく状況を認識する力も残っていなかった。
貴方は動けない。
クラゲの影は触手のようなものを伸ばして小雪を絡めとる。
貴方は、動けない。
絡め取られた小雪はずぶずぶ、とクラゲの中に飲み込まれていって。
彼女は「 」 何かを言うが、「 」 うまく聞き取れない。
もう目の前は暗くなっていた。
貴方は、動けない。体温が下がる。
「……やっぱり、嫌いです」
遠ざかる小雪の声を最期に、貴方の意識は闇に抱かれる。
それはきっと永遠の眠りなのだろう。
眠りは、存外穏やかであった。
──小雪には、眠ることさえ許されない苦痛が与えられることも知らずに。
シナリオエンド。
エンド3「好悪の情は何処へ行く」
◇恭介さん、小雪ロスト
恭介さんは夢の中で死に、現実の肉体も生命活動が止まり死ぬ肉体的ロスト。
小雪はまずクラゲ、「夢のクリスタライザーの守護者」によって、死にたくなるような非常に長く苦しい罰を与えられる。
そしてドリームランドと覚醒の世界の狭間にあるヒプノスの宮殿で異形に変えられ、そこで永遠にとらわれる。
現実の肉体は植物人間状態となり、二度と目覚めない。
193 もしかして一緒に飛び降りなくてもいい…? とか、一緒に飛び降りたほうがむしろあぶない…? とか考えてたけれども、やっぱり一緒に飛び降りたいよね………
森 小雪 はわ……死ななかったけど、心中もどきをして(させて)しまった…………
193 にこっ………
我部上 恭介
いや、流石に一人で死ぬ(おそらく追体験のようなものをするだけでは? と分かってはいたが)のはこわかろうと……
HP割とやばかったな………
森 小雪
まあ、我部上さんもまた殺す(ような気分になる)のはいやですよね……
HPあぶなかったですね……
我部上 恭介
それもあるかもな ふふふ……
全然回復しないしな……(出目…
森 小雪
かわいそうに……
起きたら治ってますからね。(傷付けたであろうところをぽんぽん……
我部上 恭介 そういえばまたえらい減ってるなHPが……
193 毎回怪我(?)しとる……
森 小雪 か、かわいそうに…………(ほるはつ以降はほぼ森のせい
我部上 アカネ かわいそう……(デビュー戦
我部上 保景 ……かわいそうだな(加害者の会
193 歴代の女……(?) ふふふふ……
我部上 恭介
まあぎりぎり生きてれば……
……なんとでもなる
森 小雪 死ぬこと以外はかすり傷…?
我部上 恭介 なんか中の人がアイデア振ったな……
森 小雪 えっ?
193 思い出し判定…? はせ…?
森 小雪 はっ 死ななきゃ安い……??
193 そっちだった…… (完全に意味だけで捉えていた
森 小雪
choice[あり,なし] 刀剣男士 (choice[あり,なし]) > あり
ミーハー……
193 ????
森 小雪 いえ……刀剣(実物)好きとしてどうなのかな、と……
KP
【成長】
◆我部上恭介さん
組み付き1
目星5
聞き耳2
回避2
応急手当1
図書館1
隠れるor忍び歩き1+確定1d10成長(隠密幸運クリティカル=初期値成功分)
クリチケ2
◆森小雪
こぶし2
中型ナイフ1
心理学1
193
なるほど……? まあ話題にしがいが…ありゅ…! よ! あっ!
技能集計ありがとうございます…!! いろいろふってゆ……
はわっ…… 隠密になにかボーナス的なものが……
森 小雪 幸運クリティカルされていらしたので……
193 はわわわぁ……ありがとうございます…!!
森 小雪
わー……最近の刀剣男士は中の人がわかりませんね……うーむ……
1d140 (1D140) > 25
一期一振さん推し……ですか
193
なるほど…???(じっ……恭介と一期一振さんを見比べる
にても似つかん
森 小雪 あはは、頑張って共通点を見つけるとして、強いて言うならお兄さん……??
193
長男ではある……(恭介は似てなくていいという顔をしている
ちゃんとした格好をすればそれなりだとは思うが……
我部上 恭介 今のはちゃんとしてないとでも(スーツ
我部上 恭介
1b100>64 【組み付き】 (1B100>64) > 14 > 成功数0
5b100>90 【目星】 (5B100>90) > 85,86,100,28,53 > 成功数1
……
1d10 目星 (1D10) > 3
2b100>70 【聞き耳】 (2B100>70) > 37,79 > 成功数1
1d10 聞き耳 (1D10) > 7
2b100>62 【回避】 (2B100>62) > 24,38 > 成功数0
1b100>38 【応急手当】 (1B100>38) > 83 > 成功数1
1d10 応急手当 (1D10) > 10
1b100>76 【図書館】 (1B100>76) > 87 > 成功数1
1d10 図書館 (1D10) > 8
choice[隠れる,忍び歩き] (choice[隠れる,忍び歩き]) > 隠れる
1d10 隠れる (1D10) > 7
CCB<=10 【隠れる】 (1D100<=10) > 72 > 失敗
1d10 隠れる (1D10) > 7
2d10 クリチケ (2D10) > 17[10,7] > 17
目星 90 → 93
聞き耳 70 → 77
応急手当 38 → 48
図書館 76 → 84
隠れる 10 → 24
組み付き 64 → 74
オカルト 11 → 18
よし……こんなもんだ。
今日はもう俺は寝る。ぐう……(?)
森 小雪
お疲れ様でした。
お腹を冷やさないようになさってくださいね(夏っぽいことをいう
2B100>57 【こぶし】 (2B100>57) > 3,21 > 成功数0
1B100>85 【中型ナイフ】 (1B100>85) > 94 > 成功数1
1d10 (1D10) > 8
2d6 SAN回復 (2D6) > 9[4,5] > 9
system [ 森 小雪 ] SAN : 44 → 53
森 小雪
1B100>80 【心理学】 (1B100>80) > 90 > 成功数1
1d10 (1D10) > 9
中型ナイフ 85→93
心理学 80→89
ナイフと言葉のナイフが砥がれた……?
いえ、考え過ぎですね。
強くなりました。ありがとうございました。
193 わーーーい、おつかれさまでしたっ!!
けみかえる わーーい!!