ミルラの献身

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KP クトゥルフ神話TRPG 第6版
  「ミルラの献身」

情報

KP 【プレイ推奨条件】

〈人数〉2~3人(知り合い推奨)
〈プレイ時間〉5時間~ (RPによる)
〈PL〉HOなし
〈技能〉目星、図書館、精神分析
〈準推奨〉戦闘技能、回避

RP好きな人の方が楽しいと思われる。
シナリオの展開上、NPCと仲良くしてくれる心優しいPC推奨です。

雑談

KP ということで、本日は急遽集まっていただきありがとうございます!
早速ですがはじめますね!

メイン

KP †×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†
   心のかたち、命のかたち

    「ミルラの献身」

KP:団子讃飾

PC
浦石ミルラ
団子智樹
森小雪

†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†

KP

KP  

メイン

KP いつも通りの日常。
浦石ミルラさん、団子智樹さん、森小雪さん……
あなたたちは今夜、仕事か示し合わせてか、それとも偶然か
一日の予定を終えて一緒に家路についている。

時刻は午後11時くらい。
すこし入り組んだ街中で、24時間営業のコンビニ以外、大分灯りは消えてきている。
人通りもまばらで、あなたたちは日ごろ見知った街がいくらか静かに感じられるだろう。

雑談

森 小雪 一緒に家路……まあ、知り合いといえば知り合いだから……?
一体何をしてたんだろう。
それにしても、見事にカラーコード寒色が揃ったというか……。

団子 智樹 あ、あー……じゃあ、今日はさんちゃんがKPってことだし
僕、木槿色使う……ね……?

浦石 ミルラ えーっ、よもちゃんがピンクってめっずらしーい! かわいいねっ☆
よもぎなのにピンクって、脳トレみたい!

団子 智樹 う、うん……。
それで、何をしてたか、か……。なんだろう?
choice[仕事,休日] (choice[仕事,休日]) > 休日

浦石 ミルラ choice[仕事,休日] (choice[仕事,休日]) > 仕事

森 小雪 choice[仕事,休日] (choice[仕事,休日]) > 休日
きわめて謎な取り合わせに……

浦石 ミルラ ミルラだけお仕事? えーん!

団子 智樹 choice[誰かと示し合わせた,偶然] (choice[誰かと示し合わせた,偶然]) > 偶然

浦石 ミルラ choice[誰かと示し合わせた,偶然] (choice[誰かと示し合わせた,偶然]) > 偶然

森 小雪 それなら私も偶然だね。

浦石 ミルラ でもでも~ミルラの職場って基本ブラックじゃない(と思う)からー
23時ってことは何か遊んで帰ったのかなっ?

森 小雪 そうかも。私もこんな時間まで一人で(?)出歩くのは久々……

団子 智樹 そ、それって大丈夫なの?
何かせっちゃん……色々巻き込まれたって聞いたけど……

森 小雪 まあまあまあ……

メイン

浦石 ミルラ 「あ~っ、そこに居るのはよもちゃん!?
 それにせっちゃんさんまで! こんばんはっ!」

団子 智樹 「! び、びっくりした……浦石くん。き、奇遇だね……
 せっちゃんも……」

森 小雪 「あら、こんばんは。ミルラくんに智樹くん。
 お久しぶり」

浦石 ミルラ 「うんうんっ! 久しぶりに会えてうれしーい!
 ねえねえ、二人とも何かの帰りなの? 途中までミルラが送ってったげる!」

森 小雪 「まあ、いいの? それじゃあ、お願いしちゃおうかな」

団子 智樹 「そ、そうだね……僕はともかく、こんな時間にせっちゃん一人はなんか……
 心配だし……」

森 小雪 「もう……心配してくれるのは嬉しいけど、まだ大丈夫だって。
 でも、ありがとう。途中まで一緒に帰りましょうね」

KP そのような話をしつつ歩いていると
街頭で見ることのできるテレビから、ニュース番組が流れているのに目が留まる。

情報

KP ◆ニュースの内容

「ある日突然近隣住民を恐怖に陥れた、〈立浪殺傷立てこもり事件〉から
 明日でちょうど三年が経とうとしています。
 白昼の街中で、児童を含めた23名が無差別に殺傷されたこの事件。
 現場となった立浪市は、今なおこの痛みを忘れず
 事件関係者や住民を中心として、地域防犯の意識を高めています」

メイン

KP 【知識】または【アイデア】をどうぞ(同情報)

浦石 ミルラ CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 15 > スペシャル

団子 智樹
CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 67 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 87 > 失敗

雑談

森 小雪 そんなことある??

メイン

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】…… (1D100<=85) > 67 > 成功

雑談

団子 智樹 よ、よかった……
二回目はおそろいだね、せっちゃん……

浦石 ミルラ うんうん! 女神様が~なかよし数字にしたかったのかも!

メイン

KP 3年前に起きた、無差別殺傷立てこもり事件であることをあなたたちは知っている、あるいは思い出す。
犯人は昼間、人通りの多い交差点で通行人を無差別に攻撃したのち、飲食店に立て籠った。
当時結構話題になった事件である。

浦石 ミルラ 「へーっ、この事件、もう三年も前なんだあ……」 

団子 智樹 「そ、そっか、浦石くんもそういう事件には結構、目を光らせてるんだね……」

浦石 ミルラ 「うんうん……まあ、全部覚えてはいられないんだけどー……
 こーやってお話に挙がってきたら思い出すって感じかなっ」

森 小雪 「そうだよね……私も、一瞬忘れかけてたよ……」

浦石 ミルラ 「いやいや~ミルラもせっちゃんさんも、こういうお仕事してたら仕方ないよねーっ。
 忘れるってゆーのも、案外大事なことなのかも!」

団子 智樹 「た、たしかに……事件にいくつも関わっていたとして
 その全部を重く受け止めていたら、こっちが壊れちゃう……?」

森 小雪 「…………」(貴方のお姉さん、少しそういう気があるよってことは……智樹くんなら分かっていることかも)

雑談

団子 智樹 せっちゃん……

メイン

KP それではここで、全員1d100をどうぞ。

浦石 ミルラ 1d100 (1D100) > 87

団子 智樹 1d100 (1D100) > 36

森 小雪 1d100 (1D100) > 16

雑談

浦石 ミルラ わーっ、今度は数え下ろしてったねえ!

メイン

KP あなたたちは、近くの五階建てくらいの建物の屋上に、人が立っていることに気付く。
その身体は取り付けられている柵を越えた外側の、わずかな隙間に存在しており
あきらかに自殺しかかっているということがわかるだろう。

森 小雪 「! ま、まって、嘘……!」

浦石 ミルラ 「わーっ!? 死んじゃダメーッ!!」

団子 智樹 「あ、──」

KP あなたたちがどんな対応を取ろうと
屋上の彼はその瞬間、その足をゆっくりと踏み出し、地面へまっさかさまに落下する。
彼の着ている服が風にひるがえり、街灯りの届かない闇へ吸い込まれるのが
スローモーションのようにあなたたちの目に映る。

やがてあなたたちの耳には、グシャリ、と柔らかい肉の砕け散る音が届いた。
彼の結末が、その音で想像できてしまうだろう。
SANc (0/1)

浦石 ミルラ CCB<=90 【SANチェック】 (1D100<=90) > 10 > スペシャル

団子 智樹 CCB<=57 【SANチェック】 (1D100<=57) > 48 > 成功

森 小雪 CCB<=50 【SANチェック】 (1D100<=50) > 67 > 失敗

system [ 森 小雪 ] SAN : 50 → 49

雑談

浦石 ミルラ せっちゃんさん……自殺シーンに弱いよねー……

森 小雪 逆に強いのがおかしいと思うけど(むす……

メイン

森 小雪 「あ、ああ…………
 ……救急車……!」

浦石 ミルラ 「うんうん、ミルラが応援呼ぶから、救急の通報はお願い……!」

団子 智樹 「せ、せっちゃん……落ち着いて……」

KP ●警察・救急車など救援を呼ぶ
つながる。10分足らずで着くと言われる。
現場保存や事情聴取のため、落ちた場所を確認し
その場を離れないでくださいと言われるだろう。

森 小雪 「10分……案外長い……。
 事件性は無い……と思いたいけどミルラくんのそばに居た方が安全かも」 

団子 智樹 「わ、わかった……」

KP ●現場を見に行く
謎の美麗な男性が、先ほど落ちただろう男性のそばに跪いている。

謎の男 「おや、見られていたのか」

浦石 ミルラ 「えっ……どーゆーこと……!?
 ミルラ、警察だよ! 動かないで!」

謎の男 「おや、それじゃあ応援がその内駆けつけるか……
 そりゃあ時間がないな」

KP 謎の男 もしくは 倒れている男を見ることができます。

団子 智樹 「か、関係者……? もしかして事件だったりする……?」

浦石 ミルラ 倒れている人も気になるけど、謎の人から目は離せないかも……

KP 容姿端麗な男。
すらり背が高くやせ型で、黒くカールのかかった髪に猫のような瞳をしている。
季節は五月で、夏の気配を感じ始めた頃。
なのに男は季節外れの長袖を着ており、浮世離れした雰囲気。APP18。
すぐそばに倒れているさきほど飛び降りた人間を目にしても、顔色一つ変えていない。

雑談

浦石 ミルラ ご、ごがつ……? いつの……? 今年?

団子 智樹 それじゃあ僕はまだオウヤサマにも行ってない頃……ってことになる……?

森 小雪 私も月桂樹の水死体には行ってないね……。

浦石 ミルラ はわー……

KP

KP ※謎の男はぶっちゃけニャルです。

メイン

森 小雪 じゃあ……ミルラくんの代わりに倒れている男性を見ます。

KP 先ほど屋上から落下したと思われる男。
謎の男のすぐ足元の地面に、仰向けに倒れている。
力なく広げられた四肢は落下の衝撃でか、あり得ない方向へとそれぞれねじ曲がっていた。
瞼は閉じられており、頭のあたりからはどくどくと血が流れて、地面に広がっていくのが見える。
落ちた高さから推測しても、生きているとは到底思えない。
SAN チェック(0/1)

森 小雪 CCB<=49 【SANチェック】 (1D100<=49) > 24 > 成功

団子 智樹 choice[見る,見ない] (choice[見る,見ない]) > 見る
CCB<=57 【SANチェック】 (1D100<=57) > 88 > 失敗

system [ 団子 智樹 ] SAN : 57 → 56

雑談

団子 智樹 せ、せっちゃんは落ちたことにはショックを受けるけど、死体は平気で……
僕はその逆……?

メイン

謎の男 「ああ、関係者といえばそうだね。彼の知り合いと言えばそうだから」

森 小雪 「貴方は一体……」

雑談

浦石 ミルラ あーっ つまりせっちゃんもどっかで会った事まだないってことかぁ~!

メイン

謎の男 「僕? 僕はまあ、アドバイザー的な」

KP ある程度話すと、彼はふむ、といった調子であなたたちをじろじろ見る。

謎の男 「ちょうどいい、そろそろ彼の一途さにも飽いてきたところだ。
 君たちはいい所に来てくれた。ちょっと協力してもらおうか」

浦石 ミルラ 「な、なになに……」
よもちゃんとせっちゃんさんを後ろにかばうように前に出るよ……

雑談

団子 智樹 う、浦石くん……!

森 小雪 この場の誰よりも小さいのに……うっ……けなげ……

メイン

KP 男が言うのと同時に、あなたたちの視界は暗転する。

森 小雪 「え、」

団子 智樹 「ん……」

浦石 ミルラ 「ちょっ……」

謎の男 「彼のことをまず、知ってごらん?
 それから、好きな形を選んでよ」

KP

KP 〈伊更木邸:内部〉

メイン

KP ●玄関ロビー
路地で視界が暗転したと思った、次の瞬間。
埃っぽい空気があなたたちの肺を満たす。

ふと気づくと、あなたたちはいつの間にか、何処かの洋館の中。
しんと静寂が押し迫るような、薄暗い玄関ロビーに立ち尽くしていた。
立ち位置や自らの呼吸のリズム、足元に倒れている男の姿もそのまま。
ただ、周囲に広がる空間だけが違っている。

瞬き一つほどの刹那、人間技ではあり得ない未知の移動を体験したことによる
SANチェック(0/1)

浦石 ミルラ CCB<=90 【SANチェック】 (1D100<=90) > 64 > 成功

団子 智樹 CCB<=56 【SANチェック】 (1D100<=56) > 28 > 成功

森 小雪 CCB<=49 【SANチェック】 (1D100<=49) > 48 > 成功

雑談

浦石 ミルラ みんなえらーーい!!

メイン

KP ロビーは椅子もテーブルもない、ただただ開けた空間。
堅そうな床には色褪せた臙脂色の絨毯が隙間なく敷かれており
上は二階の廊下や部屋の扉を目視できる吹き抜け構造となっている。
ロビーにだけは暖色の灯りがともされているが、廊下などは月明りが頼りだ。
正面には、途中で左右に分かれるY字状の階段がある。

団子 智樹 「こ、ここは……? 洋館……?」

浦石 ミルラ 「えーっ、ワープしちゃった……!
 さっきの人がいないよーっ」

森 小雪 「この方もだけど……どうして私たちまで……」

KP 困惑しながらめいめい辺りを見渡していると
あなたたちの耳に、わずかな呻き声が届く。

?? 「う……」

森 小雪 「えっ……何の声……?」

KP あなたたちは床に倒れていたあの男性が、ぱちりと目を開けたのに気づく。
男性は寝起きのような呆けた表情で、きょろりきょろりと首を巡らせ、やがて、貴方たちを発見する。
あの高さから落ちて、地面を真っ赤に染めるほどの血を流していたのを、確かに目撃している。
それなのに男はケロッとした様子で目覚め、ゆっくりと、その身体を起こす。

目覚めるはずのない人間の目覚めを目撃した、あなたたちはSANチェック(1/1d3)

浦石 ミルラ CCB<=90 【SANチェック】 (1D100<=90) > 41 > 成功

団子 智樹 CCB<=56 【SANチェック】 (1D100<=56) > 25 > 成功

森 小雪 CCB<=49 【SANチェック】 (1D100<=49) > 7 > スペシャル

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 90 → 89
[ 団子 智樹 ] SAN : 56 → 55
[ 森 小雪 ] SAN : 49 → 48

雑談

団子 智樹 スン……

森 小雪 青い……

メイン

?? 「あれ……俺は……」

KP

KP 男はこの段階で、自分が自殺しようとしたこと(落ちたこと)
名前、経歴など、一切の記憶を失っています。

メイン

団子 智樹 「い、生きてる……?」

?? 「……? ここは……?
 俺は……それにお前らは……」

森 小雪 「私たちは……貴方がどこかの屋上から落ちたところに居合わせ、気付いたら此処へ。
 私は記者をしております、森小雪と申します」
「ご気分は何ともありませんか? お怪我は……」

?? 「俺が、落ちた……? それに怪我……?」

浦石 ミルラ 「もしかしてもしかしてだけど……記憶そーしつ!?
 あっ、ミルラはせっちゃんさん……森さんのおともだちで、おうまのおまわりさんしてますっ、浦石ミルラです! この子もおともだち!」
よもちゃんをぽん!

団子 智樹 「! ……あ、ええと……団子智樹、です。
 服飾デザイナーです……」

?? 「モリショーセツ……ウライシミルラ……ダンゴヨモギ……」
「……悪い。俺に何が起こったのか、俺が何者なのか
 何も思い出せないんだ」

浦石 ミルラ 「そっかそっか……」

?? 「とはいえ、貴方、だの呼ばれ続けるのもなんだかな。
 便宜上で構わない。何か呼び名をつけてはくれないか」

KP 男には【目星】【聞き耳】をそれぞれ振ることができます(別情報)

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 32 > 成功
CCB<=79 【聞き耳】 (1D100<=79) > 30 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 10 > スペシャル
CCB<=66 【聞き耳】 (1D100<=66) > 63 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 5 > 決定的成功/スペシャル
CCB<=55 【聞き耳】 (1D100<=55) > 21 > 成功

雑談

浦石 ミルラ !! やったやったーー!!
初クリティカルはせっちゃんさん!!

森 小雪 やった!

メイン

KP 素晴らしい! 小雪さんはクリチケをどうぞ。

system [ 森 小雪 ] CT : 0 → 1

KP 流れていた血は絨毯に吸われたわけでもなく、跡形もない。
後頭部やそのほか外傷も一見する限りでは見当たらない。
いたって普通の様子。
また、あなたたちが彼によっぽど近くまで接近するとあらば
馴染みのない香りを感じることができるだろう。

KP

KP ※以降、シナリオテキスト上では彼を便宜上「シロ」と呼びます。
※KP情報:シロの本名は源志朗です(シナリオテキスト【人物】項目参照)。
※彼から香る香りはシロの遺体をミイラにする際用いられた、ミルラの匂いです。

メイン

森 小雪 「名前、と言われても……。私はあまりネーミングセンスが……。
 智樹くんか、ミルラくん、良い案はありませんか?」

団子 智樹 「ぼ、僕もこういうのは、あんまり……
 浦石くん得意そうじゃない? な、なんとなく、だけど……」

雑談

団子 智樹 しらじご(じごやさ)のあれとか……

浦石 ミルラ そうかなあ~? オリバは、ミルラだからすぐ思い浮かんだけどー……

メイン

浦石 ミルラ 「うーんうーん……? そうだねえ。
 なんとなーく、ミルラたちの名前って森とか樹とか植物っぽいから~……」
「セージちゃん! どうどう? 響きは人のお名前みたいだし、ハーブだし!」

森 小雪 「なるほど……パッと思いつくとは流石はミルラくん。
 ええ、この方が良ければ、私はそれで」

団子 智樹 「い、良いと思う……というか、お任せするよ」

セージ 「セージ……。うん、割としっくりくるな。
 それじゃあ、とりあえずそれで呼んでくれ」

KP あなたたちはセージと名付けた男のことを改めてよく見るだろう。
怪我の有無や、顔立ちなどを見ることができる。

浦石 ミルラ じゃあじゃあ、怪我が無いか見てみるね!
「セージちゃん、ちょっとごめんね。
 大丈夫そう……だと思うんだけど、一応怪我無いか見させて!」

セージ 「ああ、構わない」

KP 服をめくると、何の変哲もない健康的な男性の身体だと分かる。
【目星/2】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89/2 【目星】 (1D100<=44) > 11 > 成功

雑談

団子 智樹 ! す、すごい!

浦石 ミルラ やったあ~~!

メイン

KP 左胸のあたりの皮膚がわずかに引きつれ、傷のようになっていることが分かる。
背中を確認すると、背中にも同様の傷があった。

KP

KP ※彼の死因となった銃創です。

メイン

浦石 ミルラ 「これは……古傷? って、セージちゃんに聞いても分かんないよね~」

セージ 「そうだな……すまない。傷か……」

団子 智樹 じゃあ、浦石くんが傷を診てるのを観察してるかな……
顔を見る?

森 小雪 私もそうだね……服を捲ったりというのはちょっと

雑談

浦石 ミルラ え?

森 小雪 え? あのね、初対面の人……しかも記憶喪失の人にそういうことはしないから。

浦石 ミルラ せっちゃんさんってたまーにマトモだよねえ

森 小雪 む、まるでいつもはマトモじゃないみたいな……

メイン

KP では【アイデア】をどうぞ。

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 58 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 85 > 成功

雑談

団子 智樹 わ、せっちゃんいちたりた……
せっちゃんのアイデアで良かった……

メイン

KP では、智樹さんと小雪さんは、セージの顔にどこかで見覚えがある。
どこで見たかまではわからない。

KP

KP ※おそらく、事件のニュースなどで顔が公開されていた。

メイン

KP さて、以降の探索箇所は、夜闇により、照明器具を手に入れるまで
【目星】・【図書館】など視覚技能に-20補正がつきます。
その代わり何度挑戦してもらっても構いません。
また、たとえば喫煙者でライター等所持しているPCであれば
それでマイナス補正を解除しても良いでしょう。

団子 智樹 持ち物があるなら……スマホかな。

雑談

浦石 ミルラ ミルラもよもちゃんもタバコは吸わないけど~
せっちゃんは確かお兄さんが吸うんだよね。ライターとか持ってるの?

森 小雪 choice[持ってる,持ってない] 持ち歩くかって言われると…… (choice[持ってる,持ってない]) > 持ってる
私のカバンって……我ながら危険物の宝庫ですね

メイン

森 小雪 智樹くんのことだからモバイルバッテリーなど所持していると思うけど……
もし節約したいってことだったらライターもあるからね。

情報

KP 【1F 探索可能箇所】
・応接室(左手前)
・客室(左奥)
・リビング(右手前)
・キッチン(中央奥)

メイン

浦石 ミルラ よーし、とりあえずスマホの明かりでがんばるぞっ!
1Fは近いところから順番に見てこっかな~。

KP ●応接室(1F左手前)

来客を迎え入れるための部屋。
古めかしくほこりの舞う家の中でも、比較的新しい調度が並べられている。
シンプルな柄に高価そうなデザインのソファとテーブルが置かれ
窓辺には枯れ果てた花が、花瓶のまわりにその残骸を散らせている。
玄関ロビーからの扉以外に、奥の部屋(1F左奥:客室)へ続くドアがある。
鍵は掛かっていない。

情報

KP 【応接室:探索可能箇所】
テーブル・ソファ・奥の扉・窓(花瓶)

メイン

森 小雪 「割と新しい物が置かれてる……」
それでは部屋の中も順番に。

KP ・テーブル
ガラス製の天板をした、大きめのローテーブル。薄く埃をかぶっている。
同じくガラス製の重厚な灰皿が一つ乗っている。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 73 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 68 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 75 > 成功

KP 灰皿の中にいくらかの灰と、燃え残った新聞の切れ端が残っている。

情報

KP ◆新聞の切れ端

「白昼の悲劇裁判へ
 ○○年5月14日、立浪市で起こった無差別殺傷立てこもり事件の裁判が、昨日午後1時に開かれた。
 大森敏行容疑者(34歳)は、この事件で児童を含む計23名に重軽傷を負わせた他
 立てこもりに際して人質の源志朗さん(当時28歳)を、所持していた拳銃で殺害した容疑がかけられている。
 裁判では……(以降は黒く焼けてしまっていて読めない)」

メイン

団子 智樹 「し、新聞……。せっちゃん、これって大日新聞の?」

森 小雪 「ううん……そこまでは分からないかも。
 立てこもり事件か……」

浦石 ミルラ 「さっきのニュースで出てたやつだねえ」

団子 智樹 「じ、事件そのものが3年前ってことは……結構古い記事なのかも……?」

KP ・ソファ
白い生地に包まれたシンプルなデザインのソファ。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 82 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 33 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 46 > 成功

KP 座席クッションの隙間にボイスレコーダを発見できる。
使い込まれたものだが、まだきちんと動く様子である。
録音データは入っていない。

団子 智樹 「こ、こんなとこにボイレコ……。
 でも、使われてるわけじゃないんだ……」

KP ・奥の扉
何の変哲もない白い扉。
木製で、金色のドアノブがついている。

・窓(花瓶)
枯れた花が茶色く変色し、花瓶の縁に貼り付いたり、周りに散らばっている。
元は紫色の花のようだが、見る影もない。
飾られてからかなりの時間が経っている。
花瓶の影になって分かりづらいが、近づくと医療用のペンライト(マイナス補正解除アイテム)がみつかる。

森 小雪 「奥の部屋へ行ってみようか。
 セージさん、具合は大丈夫そうです? 何かあったらおっしゃってくださいね」

セージ 「ああ、大丈夫だ。ありがとう」

KP ●客室(1F左奥)

もともとは来客が宿泊することを考えて整えられた部屋だろう。
応接室とほぼ変わらない広さの部屋に
テーブル、ソファ、三面鏡の化粧台、シングルベッドが据えられている。

情報

KP 【客室:探索可能箇所】
部屋全体、テーブル&ソファ、化粧台、シングルベッド

メイン

KP ・部屋全体
【聞き耳】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=79 【聞き耳】 (1D100<=79) > 48 > 成功

団子 智樹 CCB<=66 【聞き耳】 (1D100<=66) > 7 > スペシャル

森 小雪 CCB<=55 【聞き耳】 (1D100<=55) > 27 > 成功

雑談

団子 智樹 おお……青いね……

メイン

KP 部屋全体、特にベッドの周辺からうっすら匂いがする。
血と肉の腐ったような臭いだ。

KP

KP ※この部屋が、源志朗の遺体をミイラ処理した部屋であるため。

メイン

浦石 ミルラ 「くさったにおい……」

団子 智樹 「ベ、ベッドからが、特に強い……」

森 小雪 となったら、次は流れとしてはベッドかな……?

KP ・ベッド
シーツも枕もマットレスもない、裸のベッド。

【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 12 > スペシャル

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 58 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 14 > スペシャル

KP 頭の方が少し高くなっており、ベッド全体が足の方を下にしてななめになっている。
ベッドというより、作業台のような構造。

KP

KP ※セージの遺体の内臓を取り出し、ミイラ処理を行ったベッド。
 血液が溜まらず流れるように、足元が低くなっている。

メイン

KP ・テーブル&ソファ
使われた形跡はない。木製の天板をしたテーブルと、ベージュ色のソファ。

【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 52 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 79 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 31 > 成功

KP メモが見つかる。

情報

KP ◆メモ

「肺・胃・腸・肝臓」

メイン

森 小雪 「臓器の名前……?」

KP ・化粧台
物色すると、引き出しの奥にくしゃくしゃになったメモが残っている。

情報

KP ◆メモ

「ただ動くのではだめなんだ。
 そんなものは求めていない。
 …(計算式や走り書き、読解不明の謎の文字列。)」

メイン

団子 智樹 「な、何かの実験かな……」

浦石 ミルラ 「うーん……?」

KP 客室の情報は以上です。

森 小雪 (『彼のことをまず、知ってごらん?
  それから、好きな形を選んでよ』……ということは、この洋館に散りばめられている情報は……)
セージさんを見る

セージ 「?」

浦石 ミルラ 「せっちゃんさん、何か気になるものでもあった~?」

森 小雪 「いいえ……あのね、私たちが此処へ来る直前、もう一人の男性の方が言ってた事を思い出していて。
 私たちが知るべき『彼』っていうのは、セージさんの事なのかなって思ったの」

団子 智樹 「せ、セージさん……そういえば見覚えのある顔ではあるけど。
 ……事件の関係者……だったりするのかな」

KP ●リビング(1F右手前)

あまり使われた様子のない質素なリビング。
黒い一人用のソファにテーブル、小さめのテレビが置かれている以外、目立った調度はない。
テレビの下は小さな収納スペースになっているが
特に散かっている様子もなく、一言でいうと生活感のない部屋。

情報

KP 【リビング:探索可能箇所】
ソファ&テーブル、テレビ、収納

メイン

KP ・ソファ&テーブル
使用感のない、埃をかぶっただけの状態のいいソファとテーブル。
テーブルの上には本がおかれている。

【図書館】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=74 【図書館】 (1D100<=74) > 20 > 成功

団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 19 > 成功

森 小雪 CCB<=87 【図書館】 (1D100<=87) > 34 > 成功

KP 平置きの本の中身を要約しながら読む事ができる。
「エジプト文化史」に関する本のようだ。

情報

KP ◆エジプト文明におけるミイラ制作

「ミイラ製作は、当時専門の職人によって、約七十日をかけて行われた。
 死者を工房へ運び込むと、頭蓋の中の脳を鼻から掻き出し
 内臓を取り出して専用の壺に収め、保管したとされている。
 空になった腹には防腐剤や詰め物が施され、極力生前の姿を保つように努力された。
 現在にも香料として残っている《没薬》は、エジプトでは鎮痛薬の他
 ミイラを製作する際内臓の代わりに腹部へ詰める防腐剤としても利用されたことが確認されている。
 遺体に対するこれらの処置は全て、古代エジプト人が死者の蘇生を信じていたことにより現れた、文化の形態である。
 かの地において、死はすなわち『魂と肉体の分離』であった。
 そのため、魂の存在を保つには肉体を状態よく保存することが重視されたのである。」

雑談

森 小雪 魂と肉体の分離……

団子 智樹 魂と肉体の分離…………

浦石 ミルラ 死者の蘇生かあ~……

けみかえる これまた意見が分かれそうな三人が揃ってから……

メイン

浦石 ミルラ 「没薬……ミルラだっ!」

セージ 「ミルラ……そうか、お前の名前はそのミルラから来ているのか」

浦石 ミルラ 「うんうん!
 ミルラの場合は、エジプトというよりかはキリスト教関連の意味合いだけどねっ」

雑談

団子 智樹 CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 11 > スペシャル

森 小雪 CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 81 > 成功

メイン

団子 智樹 「と、東方の三博士の贈り物のひとつ……だね」

KP ・テレビ
電気が通っていないのか、もう電源はつかない。

【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 59 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 39 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 18 > 成功

KP テレビの裏に懐中電灯(マイナス補正解除アイテム)が立てておいてあるのを発見できる。

セージ 「光源が増えたか。選択肢があるのはいいことだ」

団子 智樹 「は、はい。ずっとスマホもあれだし、こっちを使おうかな……」

KP ・収納
劣化したティーバッグと、カップ一式がきちんと整えて入れられている。
横に、使い古した救急箱が置いてある。
中を開けると「07593271」と書かれたメモがあった。

【目星】を振ることが出来ます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 38 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 95 > 失敗

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 34 > 成功

雑談

団子 智樹 ま、まあ、そろそろ失敗するころかと思ってた……

浦石 ミルラ だいじょーぶだいじょーぶ!

メイン

KP では、ミルラさんと小雪さんは
救急箱の底面に「いさらぎじんや」と記名されていることに気付く。

KP

KP ※小さなころから伊更木尽也が愛用しているもの。故のひらがな記名。

メイン

森 小雪 「いさらぎじんやさん……このお屋敷にお住まいの方?
 セージさん、何かお心当たりはございませんか」

セージ 「いさらぎ、じんや……?」

KP セージはどこか、記憶の片隅に引っかかったような反応をする。
【聞き耳】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=79 【聞き耳】 (1D100<=79) > 89 > 失敗

団子 智樹 CCB<=66 【聞き耳】 (1D100<=66) > 58 > 成功

森 小雪 CCB<=55 【聞き耳】 (1D100<=55) > 82 > 失敗

雑談

森 小雪 あ、あぶない……智樹くん、ありがとう

団子 智樹 よ、よかった……

メイン

KP では智樹さんは、わずかに彼からまた独特の匂いがすることに気付くだろう。

団子 智樹 「……? この匂いは……」すん……

KP

KP ※記憶が刺激されるような事象に遭遇すると、彼からはミルラが香ります。

メイン

KP リビングの情報は以上です。

浦石 ミルラ 「セージちゃん、何か思い出せそ?」

セージ 「いや……どことなく引っかかるものはあるんだが、それだけだな」

浦石 ミルラ 「そっかそっか……
 じゃあじゃあ、ここを歩き回るのもムダじゃないってことだよねっ!」

セージ 「ああ、そうだな。
 それに、お前らと色々と見て回るのは楽しい」

KP ●キッチン(1F中央奥)
ダイニングスペースも合わさった広いキッチン。
全体的に白黒モノトーンで配色が統一され、清潔感がある。

部屋全体に【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 94 > 失敗

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 21 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 21 > 成功

雑談

浦石 ミルラ わーん失敗しちゃった!
って、よもちゃんとせっちゃんさんおそろい! なかよしなかよし~!

メイン

KP では智樹さんと小雪さんは、調味料の容器や小物が異様に少ないことに気付く。
使用した形跡はあるが、隅々まで掃除されており、妙に片付いていた。
キッチンエリアには、果物ナイフが落ちていることにも気付くだろう。

情報

KP ◆アイテム:【果物ナイフ】(初期値25 ダメージ1d4+db)

メイン

団子 智樹 「な、なんか、不自然に綺麗……
 あ、な、ナイフだ……。……せっちゃん持っとく?」

森 小雪 「私はナイフ蒐集家じゃないんだけど……
 ミルラくんなら、私ほどではないけどそれなりに扱えるんじゃないかな」

KP そうですね……【日本刀-10】で扱えることにしても構いません。

浦石 ミルラ 「おっけー! ミルラが預かっとくねっ!」

KP また、ダイニングテーブルには小さな瓶がある。
そこには小石状の茶色っぽい塊が入っていた。
ふたを開けると、ほのかにいい香りがする。

【アイデア】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=55 【アイデア】 (1D100<=55) > 9 > スペシャル

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 17 > スペシャル

雑談

団子 智樹 !!

浦石 ミルラ すごいすごーいっ!! 全員スペシャル以上だしよもちゃんは1クリ!!

メイン

KP いいですね……! 智樹さんは1クリのクリチケをどうぞ。

system [ 団子 智樹 ] 1CT : 0 → 1

KP では、あなたたちはその香りが、セージからたまに香ってくる匂いだと気づく。

この茶色い塊に対して【知識/2】もしくは【アイデア】を振ることができます(同情報)

KP

KP ※リビングの「ミイラ制作」情報を得ている場合は【アイデア】可。

メイン

浦石 ミルラ CCB<=55 【アイデア】 (1D100<=55) > 62 > 失敗
CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 82 > 失敗

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 66 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 21 > 成功

雑談

浦石 ミルラ えーんえーん……

メイン

KP では、智樹さんと小雪さんは、これがミルラ香だとわかるだろう。
古くは没薬ともいう。
古代から香料といて用いられ、鎮静・鎮痛効果を有する。
現在でも香水に用いられているものだ。

雑談

浦石 ミルラ ミルラがミルラのことわかんないなんて……

森 小雪 よしよし……

メイン

団子 智樹 「ミルラ……」

浦石 ミルラ 「えっ? なになに?」

団子 智樹 「あっ。ああいや、浦石くんのことじゃなくて……。
 ……これがミルラ、没薬だよ……ってこと」

浦石 ミルラ 「へえーっそうなんだ!? これがミルラなんだあ……。
 あれっ、セージちゃんからたまにする匂いって、この匂いだよね」

森 小雪 「ええ。……でも、いつもするわけじゃない……」

セージ 「ミルラの……没薬の香りか」
「ふ、……ミルラ、お前が居るとややこしいな」

浦石 ミルラ 「もーっ。ややこしいはないでしょーっ!」

KP キッチン、ならびに1Fの情報は以上です。

団子 智樹 「せ、セージさんのこと……まだよく分かんなかったし
 セージさんも記憶が曖昧のまま……。……に、二階行ってみる……?」

情報

KP 【2F 探索可能箇所】
・私室(左手前)※鍵がかかっている
・研究室(左奥)
・書斎(右手前)※鍵がかかっている
・空き部屋(右奥)
・実験室(中央奥)

雑談

団子 智樹 きゅ、急に物騒な感じに……

メイン

浦石 ミルラ 「んー……こっちもこっちもカギかかってる!
 奥から行ってみよっ!」
空き部屋から……かな?

KP ●空き部屋(2F右奥)
人の住む部屋ならば必要になるはずの家具や、壁紙すらなく
打ちっぱなしの壁と小さな窓のあるもの寂しい部屋。
天井からは裸の電球が釣り下がっているが電源はつかない。
他の部屋と比べて心もち肌寒く感じる。

【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 70 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 84 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 62 > 成功

KP 部屋の隅に、独特の形状をした壺が4つ、並んで置かれている。

【知識】もしくは【アイデア】をどうぞ(同情報)

浦石 ミルラ CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 77 > 成功

団子 智樹 CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 57 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【知識】 (1D100<=85) > 58 > 成功

KP では、あなたたちはこれが「カノポスの壺」ではないかと思いつく。

情報

KP ◆カノポスの壺

エジプトにおけるミイラ制作で、心臓以外の重要な臓器を取り出し保管しておくため利用された壺。
肺・腸・胃・肝臓が主要。
魂が宿るとされた心臓は取り出すことなく、ミイラの身体の中に残されたと言われている。

メイン

KP 中を確認すると、赤々と生きている臓器が入っている。
SANチェック(0/1)

KP

KP ※セージの内臓です。蘇生術の影響で体外に出されてなお生きている。

メイン

浦石 ミルラ CCB<=89 【SANチェック】 (1D100<=89) > 62 > 成功

団子 智樹 CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 73 > 失敗

森 小雪 CCB<=48 【SANチェック】 (1D100<=48) > 1 > 決定的成功/スペシャル

雑談

森 小雪 あ、あの……

浦石 ミルラ す、すごいすごーーい……!??

団子 智樹 せ……せっちゃんって……

森 小雪 その目で見るのやめて

メイン

system [ 団子 智樹 ] SAN : 55 → 54

KP わあ……!? では小雪さんは1クリのクリチケをどうぞ。

system [ 森 小雪 ] 1CT : 0 → 1

森 小雪 「これはカノポスの壺……?
 えっすごい、動いてる……」

セージ 「すごい……? ショーセツは独特な感性の持ち主だな」

森 小雪 「えっ。ああ、すみません、つい……」

KP 空き部屋の情報は以上です。

雑談

団子 智樹 う、うーん、研究室か実験室……
どっちもどっち……

森 小雪 字面としては……研究室の方がまだマシ?

団子 智樹 そ、そうだね……そうかな……??

メイン

KP ●研究室(2F左奥)

洋館の雰囲気を残していた今までの部屋と違い
きちんと隅々まで改装され、無機質な白い壁に囲われた部屋。
厚い文献や書類が積み上げられたデスクと
古いソファ、金属製の書棚が見てとれる。
中は遮光カーテンがぴったりと閉じられていて暗く
色濃い薬品の匂いを感じられる。

情報

KP 【研究室:探索可能箇所】
デスク、書棚、ソファ

メイン

KP ・デスク

分厚い専門書や、一か所にかためられた書類が積まれたデスク。
筆記用具やスタンドライトもそのままで
埃が薄く積もっているもののよく使われた場所であることが分かる。
デスクによくある、薄くてひろい引き出しが一つ。
 
引き出しを開けるとタグ付きの書斎の鍵が手にはいるだろう。

浦石 ミルラ 「あっ! ねえねえ、これ書斎の鍵じゃない!?」

団子 智樹 「う、うん。行けるとこが……増えた」

セージ 「…………」

KP セージが、デスクの上のある一点を注視している。

団子 智樹 「? せ、セージさん……?」

KP 書物や書類のタワーに隠れるようにして、はがきサイズの写真スタンドが倒れている。
セージはそれをゆっくりとした所作で手に取り、じっと見ているようだ。

写真立ての裏側は留め具が壊れて外れかかっており、写真の裏側を見ることができる。
裏側には
「○○年度成人式 志朗くんと尽也くん」
と書かれていた。
中に入った写真に写っているのは、若い男性二人組。
いずれも真新しいスーツに身を包んだ、まだ少しあか抜けない面持ちの初々しい青年たち。
一緒に映っている立て看板から、成人式の時のものとわかる。
 
【アイデア】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=55 【アイデア】 (1D100<=55) > 67 > 失敗

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 60 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 51 > 成功

雑談

浦石 ミルラ えーんえーん アイデアがひくいよう~~

メイン

KP 写っている二人のうち、一人の顔はセージとひどく似ていることに気付くだろう。

森 小雪 「これは……セージさん?
 『じんや』さんと言ったら……」

セージ 「じんや……しろう……そうか」
「じんちゃん、尽ちゃんだ。思い出した。俺の、親友で……」

「それで……俺は………」

浦石 ミルラ 「しろーちゃん……?」

KP

KP 写真を見た時点で、セージは自分が
三年前に死んでいるはずの人間、【源志朗】であることを思い出す。

メイン

セージ/源 志朗 「……ああ……。俺は志朗……。源志朗だ」

団子 智樹 「えっ、で、でも、待って、源志朗さんって……」

森 小雪 「三年前に殺害され……
 ……蘇生された……?」ぼそ……

KP あなたたちが困惑していると、セージ……ないし源志朗彼を中心として風とも圧ともつかないものが吹き出し
あなたたちは部屋全体に満ちた不思議な匂いを感じとる。
それは没薬、ミルラの香りだ。

瞬間、脳裏に再生されたのは灰色の記憶。
…………
……

どこかの飲食店だろうか。
カウンター席の見えるこじんまりとした空間で、一人の男が
足を押さえて苦悶の表情を浮かべながら床に倒れこむ光景だ。
正面には、明らかに錯乱した様子の焦点の定まらない男が銃を持って立っていた。
銃を持つ男が何かをわめくが、まるで無声映画のようにあなたたちにその言葉が届くことはない。

映像が動く。
どうやら誰かの視点だったらしい。
視点の主は、すぐに床に倒れ込んだ男の側へと近づき、その側へ跪いた。

そのとき。
破裂音と共に、呼吸を忘れるような痛みと衝撃があなたの胸部を貫く。
目の前の男が、痛みに脂汗をかいた状態のまま、驚愕に目を見開いていく。
その様子が、衝撃に固まったあなたたちの目に映った。
胸の中央から生ぬるい血が溢れ落ちる。
それと共に、大切な何かも、とめどなく零れ落ちていく。
身体が核を失い、次第に虚ろになる。

響いた音が銃声であると、その時になってようやく、あなたたちは理解するだろう。

あなたは、そのまま__

……
…………

セージ/源 志朗 「あああああ!!!!」

KP セージ/志朗の叫びで、あなたたちは白昼夢から目覚める。
 
〈無差別殺傷立てこもり事件〉の犠牲者
源志朗の死を追体験したあなたたちはSANチェック(1/1d6)

浦石 ミルラ CCB<=89 【SANチェック】 (1D100<=89) > 65 > 成功

団子 智樹 CCB<=54 【SANチェック】 (1D100<=54) > 71 > 失敗
1d6 (1D6) > 3

森 小雪 CCB<=48 【SANチェック】 (1D100<=48) > 62 > 失敗
1d6 (1D6) > 6

雑談

森 小雪 あっ

団子 智樹 せ、せっちゃん……!!

メイン

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 89 → 88
[ 団子 智樹 ] SAN : 54 → 51
[ 森 小雪 ] SAN : 48 → 42

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 46 > 成功

雑談

浦石 ミルラ ああ~せっちゃんさん!!

メイン

森 小雪 1d10 (1D10) > 2
1d10+4 (1D10+4) > 6[6]+4 > 10

KP 2.パニック状態で逃げ出す

小雪さん、あなたはその光景が他者の記憶であると分かっていても
"自分"が命を失いゆく感覚に耐えきることができなかった。
それでもなお動く己の体に慄き、足を縺れさせながら
その場から安全な場所へ逃げ出そうとするだろう。

森 小雪 「あ、……いやっ、死……!?
 うそ、生きてる、やだ、ああ、もう死にたくない……!!」

団子 智樹 「う、……せ、せっちゃん……?」

KP 小雪さんが部屋を出ようとしている傍らで
志朗はデスクにあるカッターナイフを拾い、自殺しようとし始める。

浦石 ミルラ 「せっちゃんさん!? しろーちゃん!?」
と、止めたい……とりあえずしろーちゃん……!

KP 【DEX対抗】等で止めることができます。
志朗のDEXは12です。

雑談

浦石 ミルラ ウワーーッ DEXがおそい!!

森 小雪 とりあえず、私のことは捨て置いて…………(ぱたん……)

メイン

浦石 ミルラ RESB(8-12) (1d100<=30) > 59 > 失敗

雑談

浦石 ミルラ みーん…… よもちゃん……

団子 智樹 う、や、やってみる……

メイン

団子 智樹 RESB(16-12) (1d100<=70) > 41 > 成功

雑談

浦石 ミルラ うう~~っ!! ありがとうよもちゃん!!!

森 小雪 とてもえらい……!

メイン

KP では、智樹さんが素早く割って入り、志朗を止めることができる。

KP

KP 伊更木尽也のMPによって肉体が修復する彼は、自殺で死ぬことは出来ませ
ん。
仮にPCが止められず自傷しても、10数秒ほどで傷は再生します。
セージ/志朗が自殺癖により目の前で己を殺傷するならば、目撃PCはさらにSANチェック(1/1d4)

メイン

団子 智樹 「志朗さん……!!」

KP そうですね……
止めには入れませんでしたが、ミルラさんは【精神分析】を試みることができます。

浦石 ミルラ やる!!
CCB<=78 【精神分析】 (1D100<=78) > 73 > 成功

セージ/源 志朗 「俺は……あの時確かに死んだはず……。
 なのに何故、今生きて動いているんだ……!?」

浦石 ミルラ 「わ、わかんない……けど! ミルラたちはそれを知らなきゃいけない気がするんだよ……!
 だからまだ、死なないで、おねがい……」

セージ/源 志朗 「…………、ミルラ……」

KP ミルラさんの必死の呼びかけに、志朗は智樹さんに押さえられながらも落ち着きを取り戻す。

団子 智樹 「……せ、せっちゃんも連れ戻してこなきゃ……。
 一人じゃ危ないよ……」

KP 折角なので追いかけてみますか?
DEX13との対抗ロールをどうぞ。

浦石 ミルラ RESB(8-13) ホントに鈍足…… (1d100<=25) > 89 > 失敗

雑談

浦石 ミルラ えーーん

メイン

団子 智樹 RESB(16-13) (1d100<=65) > 36 > 成功

雑談

浦石 ミルラ よもちゃんがひたすらえらい……!

団子 智樹 へ、へへ……どちらかというと器用さだったり、逃げ足だったりの素早さだと思うけど……

森 小雪 ありがとう……本当に……

メイン

団子 智樹 「せ、せっちゃん、もう、もう大丈夫だから……
 離れちゃあぶないよ……」

森 小雪 「ひ、やだ、死にたくない……! 帰りたい……!」

浦石 ミルラ 「せっちゃんさん……!」
よーし、精神分析……

KP どうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=78 【精神分析】 (1D100<=78) > 57 > 成功
1d3 (1D3) > 2

雑談

森 小雪 はあ~~えらい……
本当に年下ふたりが優秀すぎる……

メイン

system [ 森 小雪 ] SAN : 42 → 44

浦石 ミルラ 「だいじょーぶだいじょーぶ……ミルラが誰も死なせないから
 怖がらなくていいんだよ、せっちゃんさん……」

森 小雪 「う、……ミルラくん……。
 ……ごめんなさい、取り乱してしまって……」
「智樹くんも……追いかけて止めてくれて、ありがとうね……」

団子 智樹 「う、ううん……。志朗さんも浦石くんが落ち着けてくれたから……
 ほんとにもう、大丈夫……」

KP

KP ※ここでセージ/志朗が思い出すのは、「自分は三年前に死んでいる」という事実まで。
 書斎金庫の情報:「解呪について」を入手しない限り
 セージは自分が蘇り、自殺をするに至るまでの経緯を思い出せない。

メイン

団子 智樹 「……ま、まだ、あの部屋の中で見られるとこ、あったから。
 僕は戻るけど……無理、しないでね……。あれなら、浦石くん、一緒に居たげて」

森 小雪 「大丈夫……もう落ち着いたから。
 一緒に行くよ」

KP ・ソファ
恐らく仮眠用に設置されたのだろう、シンプルな横長ソファ。
使い込まれたタオルケットが小さくたたまれて隅に置かれている。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 3 > 決定的成功/スペシャル

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 69 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 45 > 成功

雑談

浦石 ミルラ ふわーっ!! さっきのDEX対抗とかでほしかったやつ~~!!

メイン

KP いいですね! ミルラさんはクリチケをどうぞ。

system [ 浦石 ミルラ ] CT : 0 → 1

KP あなたたちは、ソファの足の下にタグ付きの物置部屋の鍵を見つける。
1Fの右奥にある部屋に、鍵がかかっていたことを思い出すだろう。

雑談

KP ごめんなさーい……ガバでした……

森 小雪 いやいや……そういえば右奥がないなとは思ってたけど、これは仕方ないね

メイン

浦石 ミルラ 「これはー……物置小屋の鍵! 一階のまだ開いてなかったとこかも!」

KP ・書棚
分厚いものから薄いものまで、様々なファイルが整理された書棚。
その全てが研究資料、あるいはレポートらしい。

【図書館】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=74 【図書館】 (1D100<=74) > 65 > 成功

団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 13 > スペシャル

森 小雪 CCB<=87 【図書館】 (1D100<=87) > 52 > 成功

KP あなたたちは【研究レポート】を見つける。

KP

KP ※研究レポートは「実験室」と「研究室」で入手できますが
 どちらから先に入っても①から先に発見してもらってください。
 ①→②の順に公開。

情報

KP [研究レポート①]

『〇月×日
 あの男に与えられた呪文だけでは、遺体の劣化は防げない。
 提供された遺体で作った蘇生体は、通常より遅いといえど、早々に腐敗し始めてしまった。
 おまけにあれは動くだけの木偶だ。
 まともな言葉すら吐けず、とても生き返ったと言える代物じゃない。
 本人の魂を反魂すること。その魂の定着。
 そして器である肉体の永続的な修復が、同時に必要になる。
 儀式も詠唱も、改良が必要だ。

 ▲月◎日
 反魂術と、その魂の定着は儀式と呪文の改良で目途が立った。
 あとは肉体の修復・維持だ。
 シロには既にミイラ処理を施してある。
 内臓や脳を補い、肉体レベルを生者同然まで再生させるには、膨大なエネルギーが必要だろう。
 ここまでくれば、シロはもうほぼ確実に復活させられる。
 あとはここだけなんだ。』

メイン

KP レポートの最後には、腐敗が進んでいる肉体の写真が添付されていた。
その腐り落ち溶けた瞼の向こう側にある眼球と目が合う。
SANチェック(0/1)

浦石 ミルラ CCB<=88 【SANチェック】 (1D100<=88) > 90 > 失敗

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 88 → 87

団子 智樹 CCB<=51 【SANチェック】 (1D100<=51) > 2 > 決定的成功/スペシャル

雑談

団子 智樹 え……??? 僕……??

森 小雪 私の方を見ないでくれる……?

メイン

森 小雪 CCB<=44 【SANチェック】 (1D100<=44) > 97 > 致命的失敗

雑談

団子 智樹 え、せっちゃん? え??

森 小雪 だから、たまにおかしくなるだけなんだってば

メイン

system [ 森 小雪 ] SAN : 44 → 43

KP 智樹さんはクリチケをどうぞ……!?

system [ 団子 智樹 ] CT : 0 → 1

KP 研究室の情報は以上です。

団子 智樹 「……この記述の『シロ』が志朗さん……かな。
 やっぱり、没薬を用いて防腐処理された匂いだったんだ……」

浦石 ミルラ 「復活……のために……。
 そっかそっか……」
「……んー、でもでも、なんでしろーちゃんが自殺しようとしてたのかは、やっぱわかんないね……?
 さっきみたいに、死にたくなっちゃったのかなあ……」

森 小雪 「……ほかの部屋も、見てみましょう」

雑談

浦石 ミルラ うーんうーん、やっぱり書斎からかな??

メイン

KP ●書斎(2F右手前)

先程研究室で見つけた鍵にて解錠することができる。
部屋の壁のうち、三面が巨大な本棚になった書斎だ。
古くいかめしい書斎机とイス以外、目立った調度品も置かれていない。

情報

KP 【書斎:探索可能箇所】
本棚、机

メイン

KP ・本棚

おさめられている本はどれも分厚く、広辞苑並みの厚みがあるものも数多くある。
タイトルの内容は専門的で、どうやら医療関係の参考文献であることくらいは、あなたたちにも理解できる。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 4 > 決定的成功/スペシャル

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 3 > 決定的成功/スペシャル

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 98 > 致命的失敗

KP えっと……ファンブルは相殺にしましょうか。力強い相殺ですね……。
ミルラさんと智樹さんはクリチケをどうぞ。

system [ 浦石 ミルラ ] CT : 1 → 2
[ 団子 智樹 ] CT : 1 → 2

雑談

浦石 ミルラ 力強い相殺……たしかに……!

団子 智樹 じわ……なんなら競り勝ってる……

森 小雪 情けない……

メイン

KP ミルラさんと智樹さんは、本棚にはいっぱいに書物が収まっているが
棚の奥行きは本のそれよりもさらに深いことに気付く。
収納された本の奥に何かを隠すことも、十分できる空間があった。
本の奥を探すと、黒いケースに収められた拳銃を発見できる。

浦石 ミルラ 「拳銃……」

雑談

KP 拳銃……
特にステータスなどは無いんですが、持って行けると思うんですよねえ

浦石 ミルラ そーなんだ……

メイン

浦石 ミルラ じゃあじゃあ……まあ、ミルラが持っとく……かな?

KP ・机
深い色をした木製の立派な書斎机。
アンティークな雰囲気だが、使われた痕跡もいくらかある。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 48 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 23 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 91 > 失敗

雑談

森 小雪 どぼどぼ……

浦石 ミルラ わーん……! 精神的ダメージが……!

メイン

KP ミルラさんと智樹さんは、椅子が収まっている机の足元部分に、黒く重厚な金庫を発見できる。
暗証番号パネル(8桁)があることが分かるだろう。

浦石 ミルラ 「金庫だ。あんしょーばんごー……」

団子 智樹 「た、たしか……救急箱の中に8ケタの数字のメモがあったよね」
07593271と入れてみる……?

KP 智樹さんが数字を打ち込むと、解錠される。
『研究レポート:秘解呪について』を入手できる。

情報

KP [研究レポート:秘解呪について]

『通常のゾンビは術者が術を解くか、術者本人を殺すか
 あるいはゾンビ本体を行動不能になるまで損壊させれば解呪される。
 しかし俺が改良を加えたそれらは、俺の譲渡する生命力により、
 肉体をある程度なら自己修復するようになった。
 完成形であるシロは少なくとも、ただの損壊・破壊で解呪されることはない。
 俺が死ぬ時が、シロの次の寿命。
 恐らく10年は先になるだろう。
 
リスクがあるとすれば、術者である俺が殺されるか、あるいは……
 シロの『致命傷』の存在。
 術として不完全なのか、それともあるべき摂理なのか。
 自己修復は蘇生体の死因となった『致命傷』にまでは、効果が及ばないようだった。
 シロの身体にどれだけ術を施しても、あの時の傷が消えることはない。
 あの日死んだ時と同じように負傷すれば、修復はそれに及ぶことなく、シロは死に、術が解ける。

 だがまあ、その死に至る可能性は限りなく低い。
 シロの致命傷は疑うべくもなく、あの時俺を庇った傷。
 背面から左心房への銃弾。
 少なくとも、自殺では無理だ。』

KP

KP この情報を取得した時点で、セージ/志朗は自分が蘇った日
そして自殺するに至った経緯を思い出す。

メイン

KP ──ぶわりと、彼からあの香りが広がる。
むせ返るような、ミルラの香。

…………
……

鼻腔から押し寄せる情報が、あなたの視界を灰色の記憶で埋めた。
死んだように眠る青年が、モノトーンの中に浮かび上がる。

記憶の主は、何度も何度も彼の肩をゆすり、頬を叩く。
恐らく名前も呼んでいるのだろうが、前回と同じく、声は聞こえてこない。
眠る男は、いくらゆすろうと叩こうと、目覚めることはない。

そのとき、あなたは声を聞いた。

??? 「彼はもう目覚めないよ。少なくとも普通には」

KP 振り返りはしなかった。
いや、けして振り返ってはならないと、あなたの本能もまた、訴えていた。

いま背後にあるのは、それほどの存在。
自分たち人間が、理解しようとするだけで己を失いかねない、名状しがたき狂気の権化。
息遣いすら感じそうな近さにあるその気配に、記憶の主だけでなく
あなたの精神も不吉な音を立て、悲鳴を上げるだろう。

かの存在は言う。

??? 「彼の命は、君のものになったんだ。だから起きることはできない」
「どうしてもその命を返したいならさ、死ねばいいのさ。君が再びね」

「理に従い、正しく、永久に」
「さあどうする? 作られた命。その頭で考えるといい。
 そして僕に、その答えを見せてくれ」

KP
……
…………
さも愉快そうな笑い声がこだまし、あなたたちは白昼夢から覚めるだろう。
ほんの気配だけでも、名状しがたきかの狂気≪ニャルラトホテプ≫に遭遇した
あなたたちはSANc(1/1d6)

浦石 ミルラ CCB<=87 【SANチェック】 (1D100<=87) > 4 > 決定的成功/スペシャル

雑談

浦石 ミルラ な、なに??

団子 智樹 一人一回、SANcつよつよチャンス……

メイン

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 87 → 86

団子 智樹 CCB<=51 【SANチェック】 (1D100<=51) > 100 > 致命的失敗

雑談

団子 智樹 ????

森 小雪 もしかしてこれから、一人一回SANcよわよわチャンスも……?

メイン

森 小雪 CCB<=43 【SANチェック】 (1D100<=43) > 19 > 成功

団子 智樹 1d6 (1D6) > 6

雑談

団子 智樹 あっ…………

浦石 ミルラ わーーーっ!! よもちゃーーん!!

メイン

system [ 団子 智樹 ] SAN : 51 → 45

雑談

団子 智樹 ふ、ふていだ……

森 小雪 智樹くん……!

メイン

system [ 森 小雪 ] SAN : 43 → 42

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 12 > スペシャル
1d10 (1D10) > 4

KP 4.早口でぶつぶついう意味不明の会話あるいは多弁症 (一貫した会話の奔流)

団子 智樹 1d10+4 (1D10+4) > 4[4]+4 > 8

KP 智樹さん、あなたの口から、堰を切ったように言葉が溢れ出てくる。
生命の冒涜を許してはならないと、あなたの信念が難解な呪詛となって音と化す。
かの存在が、志朗たちをあざ笑うその声に、怒りとも悲しみともつかない言葉が止まらない。

団子 智樹 「あ、ああ、生命をおもちゃにするなんてゆるせない僕はどうして誰も死んでほしくはないけれど不本意に甦らされて選択を迫られるなんてダメだひどいひどい…………」

浦石 ミルラ 「はえっ……よもちゃん……?」

森 小雪 「智樹くん……?」
精神分析を試みましょうか……(ここぞとばかりに)

KP どうぞ。

森 小雪 CCB<=74 【精神分析】 (1D100<=74) > 81 > 失敗

雑談

森 小雪 む……

メイン

浦石 ミルラ CCB<=78 【精神分析】 (1D100<=78) > 100 > 致命的失敗

雑談

浦石 ミルラ あっ……

メイン

KP あー……。はい。
ミルラさん、1d3SAN減少ですね……。

浦石 ミルラ (1D6) > 5
1d3 (1D3) > 2

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 86 → 84

KP あなたたちは智樹さんに何か声を掛けようとした。
しかし、彼の大海に注ぎ込むような言葉の奔流は、あなたたちの言葉を寄せ付けない。
ミルラさん、特にあなたには、智樹さんの心に働きかけようとしても、取り付く島もなかったようだ。

今セッション中、ミルラさんは智樹さんに精神分析を試みることはできません。

浦石 ミルラ 「よも、ちゃん……」

セージ/源 志朗 「ヨモギ、しっかりしろ……!」
S1d98+1 (1D98+1) > 8[8]+1 > 9
CCB<=9 【精神分析】??? (1D100<=9) > 56 > 失敗

雑談

森 小雪 これは……ひどい。

メイン

KP そうですね……ラウンド制にするならば
智樹さんが【交渉技能】などを振ったら【POW*5】を振り
失敗したらSAN-1
ターンで【精神分析】チャレンジできるようにしましょうか。
発狂残り7ラウンド。
智樹さんから。

団子 智樹 CCB<=60 【言いくるめ】 (1D100<=60) > 77 > 失敗

雑談

団子 智樹 よ、よし……(?)

メイン

KP では小雪さんどうぞ。

森 小雪 CCB<=74 【精神分析】 (1D100<=74) > 62 > 成功
1d3 (1D3) > 2

system [ 団子 智樹 ] SAN : 45 → 47

雑談

団子 智樹 ありがとう……ありがとう……

メイン

森 小雪 「智樹くん。吞まれちゃだめ。
 事実ではあるけれど、今のは過去の記憶に過ぎない……」
「私たちがやるべきことは、これからどうするかってこと。
 違う?」

団子 智樹 「…………、せ、っちゃ、…………」

森 小雪 「……。うん。
 これでさっき助けてもらった分はチャラということで」

団子 智樹 「……へ、へへ……。うん……」
「ありがと……」

浦石 ミルラ 「よもちゃん……」

KP

KP ●「自分が源志朗である」と分かった状態で、セージ/志朗がこの情報を得ると

➀自分が一度だけならず、何度も自殺しようとしていたこと。
②何故自殺しようとしていたかの経緯。
(ニャルの言うままに、自分が死んで伊更木尽也を起こそうとした。)
③術者・伊更木尽也の居場所:物置床からつづく地下室
を思い出す。

メイン

団子 智樹 「……ご、ごめんね。浦石くんも、志朗さんも……。
 ……何か、思い出せた……?」

セージ/源 志朗 「ああ……、いろいろ、思い出した……」

KP

KP 〈真実と、これから〉

・シロ=源志朗という事実(研究室:写真立てイベント)
・源志朗の解呪法(書斎:金庫の文書)
・伊更木の眠る地下室の存在、および物置の鍵(研究室:ソファの目星)

これらの情報が開示された時点で、シロ(=源志朗)はPCたちに
「自分を殺して」と依頼します。

メイン

セージ/源 志朗 「頼みが、あるんだ。こんなこと、お前らにしか頼めない」
「俺を、終わらせて。今度こそ正しく、死なせてほしい」

「俺はもう、三年前に一度死んでいて、それは、違えようのない事実でさ」
「だからどんな人間になろうと、どんな悪人に堕ちようと
 今生きているべきなのは、尽也の方なんだ。俺は今こうして、生きてちゃダメなんだ」
「死者は蘇らない。それは、普遍の真理であるべきだろ?」

雑談

浦石 ミルラ …………

団子 智樹 …………(頷く)

森 小雪 …………(はらはら……)

KP

KP 前提なのが、彼はこう言いつつ、今も正常な「死への恐怖心」を持っています。
一度死んでいたとしても、殺してくれと頼んでいてもです。
状況が、彼が純粋に「生きていたい」と望むことを阻んでいる状態。
「生きたい」気持ちと、「尽也のために死にたい」気持ちが、この時点で五分五分くらいの割合と考えてもらってかまいません。
【心理学】などで、それらの葛藤は悟れてよいでしょう。

志朗の提案を聞き入れるか、生きるよう諭すかは、PCに選択してもらいます。
◎PCによっては、「セージ/志朗がどうしたいかで選べ」という方も当然いらっしゃると思います。
その場合は、KPが好きにRPした結果創り出された、「あなたの志朗」がどう思ったか
で判断していただいてOKです。
むしろKPCとして、大いに悩んで選択してください。

あくまでNPCとして彼の運命を扱いたい方は、
➀PCたちが彼に対し同情的であり、それを態度・言動に示したか。
②彼が記憶を取り戻して発狂した際、自傷する前に制止・鎮静できたか。
③彼に名前を与え、それを呼んでくれていたか。

以上の三点を基準に、志朗が「ほんとうに死にたい」と願うのか
「ほんとうは生きていたい」と思うのかを決定してください。
3つの基準をクリアするほど、志朗は「まだ生きたい」と思うようになります。

メイン

浦石 ミルラ 「……ごめん、ミルラ、……わかんない。
 死んだ人が蘇っちゃいけない、……とは、思えなくて」

団子 智樹 「浦石くん……?」

浦石 ミルラ 「ホントのホントに、しろーちゃんは死にたいの?
 ミルラは……まだ、生きてたい人に、手を掛けるわけには、……いかない」
「でもでも、ミルラは、やっぱり……
 よもちゃんや、せっちゃんさんの意見にしたがうよ」

森 小雪 「……はあ。私だって、人を、人と変わらないものをおいそれとは殺したくありません。
 ですがミルラくんの言うとおり、それが貴方の意思ならば」
「……私たちを、貴方の生を肯定する者として求めているのだとしたら
 その役割は担えません」

雑談

浦石 ミルラ うぐ、せっちゃんさんもせっちゃんさんで……

森 小雪 (まるくなる)

メイン

団子 智樹 「ぼ、僕は……」
「……どんな形であれ、本人が望まない形で蘇らされるのは、違うと思う」
「す、好きこのんで死のうとしているわけじゃ、ないんだろうけどさ……
 ……あなたはもう、元の源志朗さん、そのものじゃない……」
「……た、ただ、まあ、まだ知らない形がある以上は
 ……す、全て見てから決めるのでも、遅くはない、と思う……」

浦石 ミルラ 「…………」
「うんうん! そーだそーだ!
 まだまだ見てないとこ結構あるし、それ見てまたしろーちゃんの意見きかせて!」

セージ/源 志朗 「……分かった。ごめんな、急にこんなお願いをして」
「もし死ぬなら、尽也のそばで死ねたら、と思う。
 あいつは……物置から行ける地下室で眠ってる。そこへ行く時に、また改めてお願いするよ」

森 小雪 「分かりました。
 ……行きましょう、ミルラくん、智樹くん」

浦石 ミルラ 「うんうん! まってえ!」

団子 智樹 「……うん」

KP 書斎の情報は以上です。

雑談

森 小雪 何となくぎすぎすしちゃった……

メイン

KP ●実験室(2F中央奥)

古い洋風建築の中に在るには不似合いな白い部屋。
壁や床など汚れにくい素材でリフォームされている。
中央には手術台。
その周囲は医療器具が収納された棚、培養槽のような大きいガラス容器が並んでいる。

情報

KP 【実験室:探索可能箇所】
ファイルの棚、医療器具の棚、手術台

メイン

KP ・棚
ファイルが整理された収納棚。

【図書館】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=74 【図書館】 (1D100<=74) > 77 > 失敗

団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 69 > 成功

森 小雪 CCB<=87 【図書館】 (1D100<=87) > 47 > 成功

雑談

団子 智樹 あ、ああ、浦石くんのメンタルが出目に……

浦石 ミルラ えーんえーん……

メイン

KP 智樹さんと小雪さんは、【研究レポート】の続きを見つけることができる。

情報

KP 〔研究レポート②〕

『×月×日
 俺の命をやることにした。
 シロの魂が入ったシロの身体に、生者一人分と同程度のエネルギーを送り続ける。
 確実に俺の意識は保たない。
 魂以外の命そのものを譲り渡すのだから当然だ。
 それを永続的に行うには、俺自身が生きることも、死ぬことも許されない。
 本来の寿命が尽き、肉体と魂が完全に分離するまで、俺はただ眠り続けることになるだろう。
 だがそれでもいい。
 それでシロが、この世で目覚めていられるなら、俺は何でもする。
 そうと決まれば、身を隠す場所が必要だ。
 核となるわけだから、害されるわけにはいかない。』

メイン

浦石 ミルラ 「自分を犠牲にしてまで、生かしたいひと、かあ……」

雑談

浦石 ミルラ なんだかせんちゃんたちに似ているなあと思っちゃった

メイン

団子 智樹 「……そ、その『自分』が死んで、悲しむひとのこと、考えてない、と思う……。
 み、身勝手だよ……」

森 小雪 「……難しいことだよね。
 その人が居ないと生きていけない程の想いって……。私はそういうのないけど」

雑談

浦石 ミルラ たしかにせっちゃんさんはわりと何においても
自分が生きることを優先しがち……? だねっ

森 小雪 あはは、死ぬにはまだ、この世に残した未練が多すぎて。
……そうかな……

メイン

KP ・医療器具の棚
メスや鉗子、縫合針などの手術道具が、手入れされた状態できれいに収納された棚。

【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 89 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 72 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 40 > 成功

雑談

浦石 ミルラ ふうっ、いちたりた!

団子 智樹 う、浦石くんじゃなかったら失敗の値だったね……

メイン

KP 手術道具の入った容器の中、銀色のそれらに混ざるようにして
少しくすんだ色の鍵がある。

私室の鍵を入手しました。

森 小雪 「この鍵は……
 消去法で、二階の西側手前の部屋かな」

浦石 ミルラ 「うんうんっ、これで行けそうな場所のカギは全部そろったかな?」

団子 智樹 「も、物置に行く前に見つかって、良かったね……」

KP ・手術台
布をかぶせられた何かが横になっている。
【目星】無しでも遺体ではないか、と察することはできる。
 
【幸運】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 40 > 成功

団子 智樹 CCB<=80 【幸運】 (1D100<=80) > 60 > 成功

森 小雪 CCB<=50 【幸運】 (1D100<=50) > 18 > 成功

KP 不意に、遺体に腕を掴まれる。
1d2ダメージをどうぞ。

浦石 ミルラ 1d2 (1D2) > 2

system [ 浦石 ミルラ ] HP : 13 → 11

団子 智樹 1d2 (1D2) > 1

system [ 団子 智樹 ] HP : 13 → 12

森 小雪 1d2 (1D2) > 1

system [ 森 小雪 ] HP : 13 → 12

KP では、智樹さん。
あなたは、理解不能なことをわめきながら押し倒され首を絞められる。

STR13との対抗をどうぞ。

団子 智樹 RESB(10-13) (1d100<=35) > 89 > 失敗

雑談

団子 智樹 む、むりだ……

メイン

団子 智樹 「う、ぐっ……!?」

浦石 ミルラ 「! よもちゃん!」

森 小雪 「智樹くん!」

セージ/源 志朗 「ヨモギ!?」

KP 三人で助けに入れば、すぐにどかす事が可能でしょう。
そうして引き剥がされた遺体は、狂ったように笑ったのち事切れる。

SANc 1/1d3

浦石 ミルラ CCB<=84 【SANチェック】 (1D100<=84) > 41 > 成功

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 84 → 83

団子 智樹 CCB<=47 【SANチェック】 (1D100<=47) > 54 > 失敗
1d3 (1D3) > 3

system [ 団子 智樹 ] SAN : 47 → 44

森 小雪 CCB<=42 【SANチェック】 (1D100<=42) > 16 > 成功

system [ 森 小雪 ] SAN : 42 → 41

団子 智樹 「ぅぐ、けほっ、……
 はぁ、はぁ……、ご、ごめん…………ありが、と……」

浦石 ミルラ 「ううん……! よもちゃん本当にだいじょーぶ?
 びっくりしたねえ……」

森 小雪 「実験体の生き残り……?
 いや、でも、志朗さんより先に作られたものだとしたら、そう長くはもたないはず……」
「ともあれそれぞれ傷を負ってしまったのは確かだね。
 休めるところがあるといいんだけど……とりあえずここを出ましょうか」

浦石 ミルラ 応急手当チャレンジだけしとこっかな……?

KP いいですね、どうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=40 【応急手当】よもちゃん (1D100<=40) > 17 > 成功
1d3 (1D3) > 1
CCB<=40 【応急手当】せっちゃんさん (1D100<=40) > 52 > 失敗
CCB<=40 【応急手当】ミルラ (1D100<=40) > 10 > 成功
1d3 (1D3) > 3

system [ 団子 智樹 ] HP : 12 → 13
[ 浦石 ミルラ ] HP : 11 → 13

雑談

浦石 ミルラ うーっごめんせっちゃんさん!

森 小雪 大丈夫。というか出目がいい……

メイン

森 小雪 CCB<=30 【応急手当】 (1D100<=30) > 66 > 失敗

団子 智樹 CCB<=30 【応急手当】 (1D100<=30) > 24 > 成功
1d3 (1D3) > 2

system [ 森 小雪 ] HP : 12 → 13

雑談

森 小雪 わ。ありがとう智樹くん。
出目が良い……

メイン

KP ●私室(2F左手前)

先程見つけた鍵で解錠することができる。

この屋敷のなかでは、比較的小さい方と思われる部屋。
扉を開けてすぐ眼の前には、使い古されたクローゼットが鎮座し
少し奥まった窓際には、質素な木製のデスクとシングルベッドが据えられている。
誰かが生活していたようだが、使われなくなって久しいのか空気は澱み、わずかに埃の匂いがしている。

情報

KP 【私室:探索可能箇所】
ベッド、デスク、クローゼット

メイン

KP ・ベッド
【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 19 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 10 > スペシャル

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 75 > 成功

KP あなたたちは使い古された日記を見つける。

情報

KP 『●月×日
 どこか、自分の感情を吐き出す所を作らなければ
 気が狂いそうだったから、日記をつけることにした。
 昔からシロにも、『気持ちの表現が下手だ』と言われてきたが
 今ほどその無能ぶりを恨んだことはない。
 俺の気持ちなど、俺にだってわからない。
 それでも、シロが死んだのは変えようのない現実で
 俺はそれを、認めなきゃならない。

 ×月×日
 ある男から、興味深い話を聞いた。生き物の、蘇生術について。
 きっと、あの男は死者にすがる俺を嘲笑している。そういう存在に思えた。
 だがそれでもいい。
 そうありのままに伝えたら、あの男はさらに満足そうだった。
 もしこれが実用できるなら、またやり直せる。

 ▲月▼日
 なんて呪われた技術だろうか。
 いまやそれを、躊躇いなく完成させようとしている自分も狂っている。
 いまならまだ、それが分かる。
 だがもう、後戻りはできない。戻るつもりもない。
 シロに会いたい。でも、会いたくない。

 ◎月◎日
 会いたくない。会う資格もない。
 シロの代わりに俺が眠れば、それが一番正しいだろう。

 ●×月〇日
 明日、ようやっと眠ることができる。
 思いの外疲れたようで、本当は部屋の掃除なり、私物の整理をするつもりだったが
 そんな気力もなくなってしまった。
 きっと、シロは怒るだろう。何でだって、いうはずだ。
 それを承知でやった。
 昔から、あいつを怒らせて喧嘩にするのは、俺の方だった。
 
 だって、仕方ないじゃないか。
 お前が、死んじまったからじゃないか。
 守ってやれなくて、本当にごめんな。
 これが、俺に出来る全てだった。』

メイン

セージ/源 志朗 「尽也……。
 そうだ、怒ってるよ。ここまでの事、しなくたっていいだろ……」

KP ・デスク
戸籍謄本が置いてある。
書かれているのは「黒田曜一」という男性の情報。
生年月日は「5月14日」
 
【目星】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 90 > 失敗

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 55 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 68 > 成功

KP 智樹さんと小雪さんは『気に入ったら、使うといい。』と書かれた付箋がついていることに気付く。

KP

KP ※伊更木が用意した、蘇生したシロ(セージ/志朗)のための新しい戸籍

メイン

団子 智樹 「……にゅ、入念だな……」

森 小雪 「ええ……
 三年前に死んだ人間が、そのまま生きるわけにもいかないだろうし……」

KP ・クローゼット
使った形跡のある松葉づえが立てかけてある。

【アイデア】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=55 【アイデア】 (1D100<=55) > 39 > 成功

団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 61 > 成功

森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 71 > 成功

KP 志朗の走馬灯の中で、そう言えば目の前の男が足を撃たれていた。
彼が伊更木尽也。
事件の負傷により、足に障害が残ったのだろう。

浦石 ミルラ 「うーんうーん、何にせよ、伊更木さんにこれ、持ってってあげたいねえ」

KP ●物置+書庫(1F右奥)
二階にあった鍵を用いて、解錠することができる。

裸電球が一つ、上からぶら下がった物置兼書庫。
勿論電気は通っておらず、電球はつかない。
他の部屋と構造も広さも似ているが、棚や段ボールが所狭しと並び、窓は板を打ち付けて塞がれている。
暗く、照明器具なしでは探索できない。
扉側は工具や農具が雑多に並ぶ棚があり、奥の方は書棚になっていた。

情報

KP 【物置:探索可能箇所】
棚、書棚、窓

メイン

KP ・棚
様々な道具が雑にしまわれている棚。

【目星】、変わった物なら【幸運】に成功すると、望んだ道具を入手することが可能です。

雑談

浦石 ミルラ とりあえず大丈夫そう、かな~?

メイン

KP ・書棚
再生医療に関する専門書、オカルトまがいな再生に関する伝記、ミイラに関する研究論文、エジプトの文化史など
さまざまに難解な書物が並んでいる。
一見すれば趣味的な本棚だが、研究室の探索を終えたあなたたちならば
それらの書物の知識がいったい何のために利用されたのか、分かるだろう。

【目星】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=89 【目星】 (1D100<=89) > 50 > 成功

団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 46 > 成功

森 小雪 CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 65 > 成功

KP 学術的な書物が埋め尽くす棚の中に、あなたたちは一つ様相の違う薄い紙束を見つける。
何か理解不能な言葉の羅列が数枚にわたって書かれていた。

【ドイツ語】または【知識/2】を振ることができます。

浦石 ミルラ (1D100) > 90

CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 5 > 決定的成功/スペシャル

雑談

浦石 ミルラ ほわっ

メイン

団子 智樹 CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 80 > 失敗

森 小雪 CCB<=85/2 【知識】 (1D100<=42) > 13 > 成功

雑談

団子 智樹 す、すごい……浦石くんもせっちゃんも……

メイン

KP ミルラさんはクリチケをどうぞ!

system [ 浦石 ミルラ ] CT : 2 → 3

KP ミルラさんと小雪さんは、『生ける屍の創造(改良の余地あり)』と題が打たれているのを判読できる。
判読できるのは、ドイツ語で手書きされたタイトル部分のみ。
あとの内容はどれだけ時間をかけても、理解できるものではなさそうだ。
文書自体一部に過ぎないので、習得も不可能である。

雑談

浦石 ミルラ …………

森 小雪 み、ミルラくん…………

メイン

森 小雪 「『生ける屍の創造』……ドイツ語ね。
 魔術の類かな……」

団子 智樹 「ま、魔術……そうなんだ。詳しいね……」

浦石 ミルラ 「…………」

KP ・窓の板
窓枠に、釘で雑に木板が打ちつけられている。
そのせいで外の月明りも入ることなく、この部屋は他と比べてもかなり暗い。
技能をふるまでもなく状態は分かるので、ここだけは照明器具なしでも探索できる。
棚に在るものか素手で挑戦すれば板を外せるだろう。耐久値6。

雑談

団子 智樹 なるほど……?

森 小雪 智樹くん、ナイフ成長チャンス……?(そわ……?)(?)

団子 智樹 な、なるほど……??

メイン

団子 智樹 「あ、これ、……外せるかも……?」
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 50 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 66 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 95 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 59 > 失敗

雑談

団子 智樹 才能ないかも……(うずくまる)

メイン

団子 智樹 CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 31 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 30 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 83 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 91 > 失敗

雑談

森 小雪 お、おお……

メイン

団子 智樹 CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 77 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 89 > 失敗
CCB<=25 【ナイフ】 (1D100<=25) > 7 > 成功

雑談

浦石 ミルラ !! きた!!

メイン

KP 1d4+1d4ですね。

団子 智樹 1d4+1d4 (1D4+1D4) > 4[4]+4[4] > 8

雑談

森 小雪 おっきい……!

団子 智樹 ちょ、ちょっとずつ削ればまた振れたのにね……ふふ……

メイン

KP 智樹さんが果物ナイフを駆使して、板を外す。
室内がわずかに明るくなるだろう。

【幸運】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 19 > 成功

団子 智樹 CCB<=80 【幸運】 (1D100<=80) > 32 > 成功

森 小雪 CCB<=50 【幸運】 (1D100<=50) > 61 > 失敗

KP ミルラさんと智樹さんは、地下への入り口を発見する。

浦石 ミルラ 「……、あっ、ねえねえ! しろーちゃん、これが地下室の入口かなっ?」

セージ/源 志朗 「……ああ、間違いない」

KP ・地下室への扉
書庫兼物置の床にある正方形の扉。発見時は鍵がかかっていない。
開けると、下へと続く細い階段(わりと急)が伸びている。

雑談

森 小雪 わりと急

団子 智樹 こ、こわい一文だね……

メイン

団子 智樹 「あ、足元、気をつけて……」

KP ●地下室(物置内:床下)

照明器具の灯りがなければ、真に暗闇で何も見えない閉鎖空間。地下にあるためかほんの少し空気が湿っぽく、寒い。
壁を形作るレンガの隙間からは植物の根が漏れ出ており、暗い奥を照らすと、簡素なパイプベッドが一つだけ置かれている。

あなたたちはその上に静かに眠る人影を見て取ることができるだろう。
伊更木尽也である。

森 小雪 「! ……伊更木さん……」

KP 〈伊更木尽也〉
色白で痩せた、不健康そうな男性。
眠っているのにも関わらず、その目の下に刻まれた隈が、彼が正常ではないことを物語っている。
呼吸は浅く小さく、消え入りそうではあるが生きてはいるらしい。
しかし、あなたたちがどれだけ騒ぎ立てようと、起きることはない。

【医学】または【応急手当/2】を振ることができます。

浦石 ミルラ CCB<=40/2 【応急手当】 (1D100<=20) > 59 > 失敗
CCB<=5 【医学】 (1D100<=5) > 3 > 決定的成功

雑談

森 小雪 !?

浦石 ミルラ わ、わ、

メイン

団子 智樹 CCB<=30/2 【応急手当】 (1D100<=15) > 30 > 失敗
CCB<=5 【医学】 (1D100<=5) > 88 > 失敗

森 小雪 CCB<=30/2 【応急手当】 (1D100<=15) > 40 > 失敗
CCB<=5 【医学】 (1D100<=5) > 98 > 致命的失敗

雑談

森 小雪 ?????

団子 智樹 おわわ……

メイン

KP クリファン相殺で……!
ミルラさんはクリチケをどうぞ。

system [ 浦石 ミルラ ] CT : 3 → 4

KP ミルラさんは、彼が不健康に痩せてはいるが、不思議と衰弱した様子はないことがわかる。
意識が回復し、リハビリを受けられれば、日常生活に戻れる程度であろう。

浦石 ミルラ 「! ……伊更木さん……。今、助けたら……間に合う、かも……」

セージ/源 志朗 「……そうか。それなら……」

浦石 ミルラ 「っ、でもでも、しろーちゃんを殺すなんて……」

森 小雪 「ミルラくん。……先程も志朗さんがおっしゃっていたけれど
 志朗さんはもう、三年前にお亡くなりになっている」
「……でも、伊更木さんは?
 自分の意思で志朗さんに命を捧げようとしたとはいえ……どうかな」

浦石 ミルラ 「…………。……まだ……生き、てる……」

森 小雪 「うん。……生きていて、まだ、助けられそうな人が目の前にいる……
 ミルラくんなら、どうする?」

浦石 ミルラ 「…………」
「……たすける…………」

団子 智樹 「浦石くん……」

森 小雪 「わかった。それじゃあ、後のことはよろしくね。
 ……志朗さん。私が貴方を終わらせます。何かやり残したことがあれば……」

団子 智樹 「えっ、せ、せっちゃんが……!? ど、ど、え……?!」

森 小雪 「大丈夫。……おそらく、私が一番適任だと思うから。
 何かあった時だけ、お願い」

セージ/源 志朗 「すまない、みんな……。何もかも任せきりにしてしまって。
 感謝してもし尽くせない……ありがとう」
「やり残した事……。そうだな、確かボイスレコーダーを見つけてただろ。
 あれに俺の遺言をのこしたい」

団子 智樹 「……あ。ね、ねえ。……みんなで写真を撮る……というのはどう、かな……」
「こ、ここは暗いから、もう少し明るいとこで……」

浦石 ミルラ 「……! うんうん、よもちゃん、名案かも……!」
「しろーちゃん、一緒に写真撮ろっ!」

セージ/源 志朗 「ああ……。分かった。そういう事なら、もちろん喜んで。
 上で録音もしてしまおう」

KP 【写真術】でも振ってみますか?

浦石 ミルラ CCB<=10 【写真術】 (1D100<=10) > 81 > 失敗

団子 智樹 CCB<=10 【写真術】 (1D100<=10) > 8 > 成功

森 小雪 CCB<=70 【写真術】 (1D100<=70) > 81 > 失敗

雑談

団子 智樹 え、あっ、えっ……

浦石 ミルラ すごいすごーーい!!

森 小雪 む、むむ……複数人での自撮りは中々慣れない……。
というか、提案した智樹くんが成功させるの、イイね……。

メイン

KP では、智樹さんが持ち前の背の高さを活かし
スマートフォンで志朗、ミルラさん、智樹さん、小雪さんを綺麗に枠に収めた写真を撮ることができるだろう。

雑談

森 小雪 そういえばさんちゃんも【写真術】初期値成功させたことがあるんだっけ。
姉弟だね……。

団子 智樹 ほ、ほんとだ……。……うれしい……。

メイン

団子 智樹 「……う、うん。上手く撮れた」

浦石 ミルラ 「みせてみせてー!」

団子 智樹 「あ、う、うん……」

浦石 ミルラ 「きゃーっ、いい感じに撮れてるーっ!
 後でちょうだいちょうだい!」

団子 智樹 「……ふ、ふふ。分かったよ……」

森 小雪 同級生ふたりを見守りつつ、志朗さんが録音するのを見ていようかな。

セージ/源 志朗 『俺を終わらせてくれた人は、とてもいい人だよ。正しいことをしてくれた。
 俺が“正しい”と思うことを信じて、俺の望みをかなえてくれた。
 だから、どうか皆を恨まないでやって。
 謝らなきゃいけないのは、俺一人だけだ。
 
 ……だからちゃんと言うよ。尽ちゃん。
 三年前のあの日も、今日、今これからも。
 死んじゃってごめん。
 今までありがとう。……さようなら。
 源 志朗より』

KP 志朗はボイスレコーダーをあなたに預け、頷く。

団子 智樹 「……あ、お、終わった……?」

セージ/源 志朗 「ああ。……いつまでもこうしていたいけど、そろそろ行こう」
「お前らも、帰らないといけないだろ」

浦石 ミルラ 「うん……」

森 小雪 「……ミルラくんも智樹くんも、志朗さんに何か言いたいことがあるなら、今のうちにどうぞ」

浦石 ミルラ 「うんうん……。あのね、しろーちゃんと会えて、こうしてお話したり探検したりできて
 ミルラとーっても楽しかった!」
「もう死んじゃってても、これからまた死んじゃうとしても……
 しろーちゃんは、ミルラの大切なおともだちだよ」
「ずっとずっと、だいすき。覚えててね」

セージ/源 志朗 「ああ、ミルラ……。お前の明るさや優しさに
 短い間だったがとても救われたよ」
「ありがとう。俺のことを友達だと思ってくれて。とても嬉しい。
 ……死んでしまっても、忘れない。お前は、お前らは俺の大切な友達だ」

団子 智樹 「……ぼ、僕。こういう時、浦石くんやせっちゃんのように、上手い事言えない、んだけど……」
「し、志朗さんと伊更木さんが、……お互いが納得できる結果になれば、と思う。
 きちんとそれを、志朗さんの代わりに見届ける……よ」
「み、短い間だったけど、ありがとうございました。
 ……本当に、お疲れ様でした」

セージ/源 志朗 「ヨモギ……。俺と尽ちゃんのことまで考えてくれていたんだな。
 そうだな、そこまでも任せきりにしちまうけど、お前らになら安心して任せられるよ」
「ワガママばかりで、最後まで気苦労かけてごめんな。
 ヨモギの思慮深さや、静かに意思をしっかり持っているところ、とても好ましいと思ったよ。ありがとう」

森 小雪 「……志朗さん。伊更木さんと共に、とんでもない事に巻き込んでくれたと正直私は思っていますが
 貴方たちだけのせいでは無さそうなので、これ以上の言及は控えますね」
「誰かの大切な人へ、優しくてむごい終わりを迎えさせる。
 その一手を預けてくださって、ありがとうございます」
「貴方の真意はあえて探りませんが、せめてご意思の揺らがない内に。
 ……どうか、今度こそ安らかにお眠りください」

セージ/源 志朗 「ショーセツ。……はは、明け透けな物言いと細やかな配慮、こちらこそとても有難いと思っているぞ」
「そうは言っても難しいかもしれないが、どうか気に病まないでくれ。
 俺は自分自身の選択に誇りを持っている。それに応じてくれたお前らもまた、誇らしいと思っているからさ」

森 小雪 わずかに微笑みを返して頷き、拳銃を構えましょうか。

KP フレーバー程度ですが、【拳銃】をどうぞ。

森 小雪 CCB<=20 【拳銃】 (1D100<=20) > 91 > 失敗

雑談

森 小雪 うう、しまらない……

団子 智樹 や、浦石くん以外は失敗だから……

メイン

KP 装弾数ぎりぎり(恐らく5発)まで振ってみます……?

森 小雪 CCB<=20 【拳銃】 (1D100<=20) > 89 > 失敗
CCB<=20 【拳銃】 (1D100<=20) > 83 > 失敗
CCB<=20 【拳銃】 (1D100<=20) > 100 > 致命的失敗
CCB<=20 【拳銃】 (1D100<=20) > 16 > 成功

雑談

団子 智樹 じゃ、ジャムってる……

森 小雪 えっと……クリチケ一枚消費して振り直したことにする……ね……

メイン

system [ 森 小雪 ] CT : 1 → 0

KP 乾いた銃声が響き渡る。

小雪さん、あなたの放った銃弾は、寸分たがわず、貴方に背を向けたシロの左胸を貫いた。
刹那、シュウ、という音と共に彼の身体が傾ぐ。

胸を貫かれたそれは、倒れるよりも早くみるみるうちにしぼみ
皮膚にひびを走らせ、茶色くおぞましく干乾び始めた。
胸に開いた傷口からは血も何も噴き出すことはなく、まるで風船の口が解けたように、
命そのものを絞り出されるように、急速に縮んでいく。

肌が色を失う。
肉が萎れて裂ける。
あなたたちは彼が、何か言葉を紡ごうとしたのを感じ取るが
その前に最後の呼吸を終えた喉が、歪な音を遺して枯れ果てた。

やがて、彼は貴方のよく知る黒々としたミイラ体へと姿を変える。
未練も満足も、ぬぐい切れなかったかもしれない死への恐怖さえも
何一つ読み取ることができない枯れ果てた亡骸。
異質にして歪、源志朗の永劫の死を看取ったあなたたちは
SANc(1d2/1d6+2)

浦石 ミルラ CCB<=83 【SANチェック】 (1D100<=83) > 43 > 成功
1d2 (1D2) > 1

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 83 → 82

団子 智樹 CCB<=44 【SANチェック】 (1D100<=44) > 61 > 失敗
1d6+2 (1D6+2) > 2[2]+2 > 4

system [ 団子 智樹 ] SAN : 44 → 40

森 小雪 CCB<=41 【SANチェック】 (1D100<=41) > 40 > 成功
1d2 (1D2) > 2

system [ 森 小雪 ] SAN : 41 → 39

雑談

浦石 ミルラ !! 耐えた! せっちゃんさん不定だけど……
一時的発狂はない!!

メイン

KP その後、後ろから拍手の音がした。
振り返ると謎の男が、パチパチと拍手を送ってきている。

謎の男 「やあ、お疲れ様。
 君たちは見事真相に辿りついた。おめでとう、さすがだ」

浦石 ミルラ 「! あなたは……!」

謎の男 「ふふ……彼、ようやっと死ねたみたいだねぇ」
「愚直な男でさぁ、誰かに殺してもらうって発想も、頼むことも出来なかったみたいで。
 君たちがいてくれて本当に助かったよ」

KP 男はミイラと化した志朗を見遣り、そのまま視線を伊更木に移す。

謎の男 「源志朗は、この男が持ちうるすべての技術を使って創り出した、ゾンビの最高傑作なのさ。
 君たちと居る時も、生者とまるで見分けがつかなかっただろう?」
「僕が与えた、わずかなヒントと呪文だけで、あそこまで完璧に近い蘇生体を作り出した。
 君たちと同じく、矮小で愚かな存在のくせに、素晴らしい狂気の持ち主だ」
「しかも、この子の狂気は尽きることを知らない。
 最高傑作が破壊されたとあったら、更に質の高い蘇生体を作るだろうね」

団子 智樹 「な、……そんな事は……」

KP その後、幾ばくもしないうち、伊更木尽也が目覚める。

伊更木 尽也 「…………」

KP 尽也は、しばらく無表情でぼんやりしているが
そのうち、何かを理解したようにハッとした後、絶望の表情に変わる。

KP

KP ※「自分が目覚めた=源志朗が破壊・解呪された」ということを理解する
SANC自動失敗。

メイン

伊更木 尽也 「あ、あぁ……あぁぁああ、シロ、シロ…………ッ!!」

KP 謎の男は、尽也が狂気に蝕まれる様子を見て満足そうにしている。

謎の男 「君の大事な弟くんは、たった今死んでいったよ。
 残念だねぇ、よくできていたのに」
「まだ諦めないんだね。そうだろうねぇ。
 いいだろう。付き合ってあげる。そのために必要な素材は僕が全部集めてやるとも」

KP 男は尽也へ歌うように甘く囁き、そうして狡猾な視線をあなたたちに向ける。

謎の男 「まずは、……そう、君たちだね」
「さあイサラギ、素材から集めようか」

伊更木 尽也 「ああ……お前たち……よくもまた、殺してくれたな……!」
「代償は命で払ってもらう……!!」

KP 尽也が言うや否や、あなたたちの目の前で地下室の闇がひずむ。
腐臭とも死臭ともつかぬ不快な臭いが狭い空間を満たし
ひずんだ闇の隙間からズルリと色の悪い腕が伸びた。
1d3+2 (1D3+2) > 3[3]+2 > 5
身をよじるようにして、駆動の不自然な体が下り立つ。
あなた方の目の前に、血色の無いゾンビ5体が立ちはだかる。
尽也は痩せた指であなたたちを指さし、彼らに命じた。

伊更木 尽也 「貴重な素材だ、全部は食うなよ」

KP 【戦闘開始】
行動順は
智樹さん→小雪さん→ゾンビ5体→ミルラさんです。

雑談

浦石 ミルラ ミルラってゾンビよりおそいんだ……

メイン

KP ~1R~
智樹さんのターン

団子 智樹 ボイスレコーダーは……せっちゃんが持ってるんだよね。
それなら僕にできる事は無い、と思うから……
ディレイ……というか、回避に専念する。
「……! せ、せっちゃん、は、志朗さんを殺したんじゃ、ない……!!」
「お、終わらせてくれたんだ……!
 志朗さんだって、そう言ってた……!」

伊更木 尽也 「黙れ! そんなのお前たちの都合でどうとでも言えるだろう……!」

浦石 ミルラ 「ううん。違うよ。
 ちゃんとしろーちゃんは言ってた。……もしかしたら、こうなるかもって思ってたのかな」

KP 小雪さんのターン。

森 小雪 「伊更木尽也さん。志朗さんから、貴方へのメッセージをお預かりしています。
 どうか耳を傾けて……」
ボイスレコーダーを再生します。

セージ/源 志朗 『俺を終わらせてくれた人は、とてもいい人だよ。正しいことをしてくれた。
 俺が“正しい”と思うことを信じて、俺の望みをかなえてくれた。
 だから、どうか皆を恨まないでやって。
 謝らなきゃいけないのは、俺一人だけだ。
 
 ……だからちゃんと言うよ。尽ちゃん。
 三年前のあの日も、今日、今これからも。
 死んじゃってごめん。
 今までありがとう。……さようなら。
 源 志朗より』

KP あなたたちがボイスレコーダーの録音を聞かせると
尽也は武器をとり落とし、膝と肘をついてその場にうずくまる。
虚ろだった瞳からは、確かに生気を感じる涙がぼろぼろと流れ出ていた。

伊更木 尽也 「……シロの声だ。間違えるわけない」
「何がごめんだ……。俺の台詞だ……」

KP 聞き取れるか否かのか細い声で彼は言う。
引き攣れた喉から痛々しく吐き出された咆哮は、じきに絞り出すような嗚咽となり
あなたたちはもう彼が、自分たちに危害を加えることはないと悟ることができるだろう。

謎の男 「やれやれ、まだ正気に戻るだけの力があったのか……」
「本当に、人間っていうのは最後まで分からないものだね。
 命一つで狂ったかと思えば、声の一つで正気に戻る」
「存在とは、それほどに重いものだろうか」

KP 男は表情ひとつ変えずに笑みを浮かべ続けている。

謎の男 「ま、戻ったものは仕方ない」
「数のあるおもちゃだからね。人は。
 これ以上はメンテナンスが面倒だ。彼は君たちにプレゼントしよう」
「僕は、また違うものを探すとするよ」

KP 男はそう言い残し、立ち込める煙と共に消えていった。
尽也が召喚していたゾンビは、彼に攻撃の意思が無くなると倒れ込んで動かなくなるだろう。

【戦闘終了】

KP

KP  

メイン

KP 尽也は頭を抱え、顔を覆い、呆然と座り込んでいる。

浦石 ミルラ 「伊更木さん……」
「……ミルラたちと、しろーちゃんと、一緒に行こ?
 このままここに居たら、せっかく取り戻した自分の命まで、またなくしちゃう」
しろーちゃんと伊更木さん、連れてけるかな……?

KP そうですね。志朗は通常時SIZ15ですがミイラ化したなら多少は軽くなっていそうですし、尽也はSIZ13ですね。
三人で力を合わせれば容易でしょう。

団子 智樹 も、もちろん手伝う……

森 小雪 持てそうなら、伊更木さんの杖もお渡ししましょう。

KP 尽也は、志朗の亡骸と共に、あなたたちに支えられながら地上へと出る。

伊更木 尽也 「まってくれ」
「……せめて、シロを、埋葬したい」

KP 尽也は、風化した志朗の遺体を、庭に埋めたいと依頼してくるだろう。

森 小雪 「埋葬、ですか……。
 ミルラくん、警察官として、こういう処理はどうするの」

浦石 ミルラ 「うーんうーん。ミイラ化してるとはいえ、きちんと手続きや処理をしてから改めて埋葬した方がいいと思う!
 ひとまず応援呼ばなくちゃ」

団子 智樹 「さ、さすが……。
 ……そ、それじゃあ、ここの住所をうかがった方が、いいね……」

伊更木 尽也 「警察だったのか……。……そういうことなら、任せよう」

浦石 ミルラ 「うんうん!
 伊更木さんも起きたばっかりだから、あんまり無理しないで、ミルラたちに任せて!」

伊更木 尽也 「ミルラ……。君は、ミルラという名前なのか。
 そう、か……。……ありがとう……」

KP 外に出ると、東の空が白み始めている。
夜の冷気を、明るくなっていく空から吹いてくる風が、やさしくやさしく、退けていく。
まるで、錆びついていた時の歯車を、そっと再び動かすかのように。

KP

KP →END:Aへ

メイン

KP その後の話をしよう。

あなたたちはあのあと、無事に自分たちの住む家に帰ることができる。
一晩さ迷ったあの屋敷は、三年前事件があった立浪市のはずれにある、林の中の空き家だったようだ。
屋敷を出てから頼った近隣住民の話では、ちょうど3年前くらいから
管理のため立ち寄ろうにもいつの間にか林の入り口に戻されてしまい、たどり着けなくなっていたという。

何はともあれ、日常は戻ってきた。
ただあの夜のことは確かに、あなたたちの記憶に焼き付いている。
伊更木尽也はあれ以降、長く眠っていたこともあって、病院で精密検査を受けた。
結果は異状なしだが、大事をとって検査入院となったことを、あなたたちは知っている。

見舞いに行く事ができるだろう。

浦石 ミルラ ミルラはお仕事で行くと思うから……せっちゃんさんももしかしたらそうかな?
よもちゃんに声掛けて、三人で一緒に行くかな!

KP あなたたちが尽也の病室へ向かうと、彼はちょうど体を起こしているところだった。
三人をそれぞれ見遣り、表情をわずかにほどけさせる。
 
いくつかの世間話の後、彼はメモ用紙にさらさらと何かを書きつけ、あなたたちに渡してくるだろう。
どうやらそこに書かれているのは、伊更木尽也の連絡先のようだ。

伊更木 尽也 「あいつを、あんなにしてしまった償いは、これから生きて、していくつもりだ」
「シロの受けた恩は、俺の受けた恩でもある。
 何か役立てることがあれば、連絡してほしい」
「俺はこれからもあの家に残るつもりだ。
 改めて葬儀を行い、シロの墓も守らなきゃならない」
「君たちも、もしよかったらたまに会いに来てやってほしい。
 あいつも、きっと喜ぶと思う」

森 小雪 「ありがとうございます。全てを記事に、ということはございませんが
 後日また取材も兼ねて、墓前にご挨拶へうかがいますね」

団子 智樹 「い、伊更木さんこそ、何か困ったことがあれば連絡……してください。
 お墓を守るのも、大変……だと、思いますから……」

浦石 ミルラ 「うんうん! ミルラも力になったげる!
 だってミルラはしろーちゃんのおともだちだから、じんちゃんもおともだちってことだもんね!」

伊更木 尽也 「……ありがとう。友人たちを、歓迎するよ。
 シロもきっと、共に」

KP その後尽也の病室を後にし、廊下を通っている時。
真っ白な産着の赤子を抱えた看護師とすれ違う。

【聞き耳】をどうぞ。

浦石 ミルラ CCB<=79 【聞き耳】 (1D100<=79) > 13 > スペシャル

団子 智樹 CCB<=66 【聞き耳】 (1D100<=66) > 21 > 成功

森 小雪 CCB<=55 【聞き耳】 (1D100<=55) > 44 > 成功

KP あなたたちは、何度か覚えのある香り____ミルラの香りを感じとる。

浦石 ミルラ 「! ミルラの香り……」

KP 香りを感じ取ったあなたは、思わず振り返るだろう。
見ると看護師がちょうど、尽也の病室の前を通るところで、赤子はもの凄い勢いで泣き始める。

看護師 「あらあら元気。
 お腹空いたのねぇ、もうちょっとでママの部屋だからね~」

KP そのようなことを言いながら、看護師は尽也の病室の、すぐ近くの部屋に入っていくだろう。

病院を出れば、初夏の日差しがあなたたちの肌を焼く。
街路樹が青々と若葉を茂らせ、まだわずかに春の涼しさを遺した風で揺れていた。
澄み渡った空の青は、もう少しで夏の鮮やかさをおびるだろう。
あなたの感覚に、ただでさえ微かに引っかかっただけの香りは、もう欠片も残っていない。

唯一つ、確かに言えることは、
留まり澱み、しかし美しく、狂い咲いていた生命は昇った。
それが救いとなるのか否か、今のあなたにはわからないが
それでも生きると、彼は決めたのだ。
 
 
 
†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†
    「ミルラの献身」

KP:団子讃飾

PC
浦石ミルラ
団子智樹
森小雪


【END:A ミルラの献身】


ミルラさん、智樹さん、小雪さん
全生還でシナリオクリアです。
お疲れ様でした。
†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†×†

情報

KP 【クリア報酬】
生還報酬____1d6
伊更木尽也の生存_____1d6
遺言を聞かせた___1d6

AF:とある闇医者の連絡先
以降PCが参加するシナリオで、一度だけ医学技能を代理で自動成功する。
使用後はただの連絡先。気軽にcallしてやってほしい。

メイン

森 小雪 お疲れ様でした。いろいろと、どうにか終えられたね。
大変だったけど、このメンバーで行く事ができてよかったです。

団子 智樹 お疲れ様……!
浦石くんやせっちゃんと一緒だったから、というのもあるかもしれないけど
本当にいろいろと考えさせられたね……。
ありがとう。

浦石 ミルラ おつかれさまでしたっ!
ミルラの名前が入ってるシナリオだからずーっと行きたかったんだけど
こんなに……なんだろう……こんなことになるなんて思ってなかったの……。
でもでも、よもちゃんとせっちゃんさんと行けて楽しかった!
次のセッションもがんばっちゃう!

真相

KP 【シナリオ背景】

本編の3年前、伊更木尽也と源志朗(=シロ)が立てこもり事件に巻き込まれ、シロが死亡した。
義兄弟で無二の親友であった伊更木は、シロの死を間近に目撃して狂気を患い
それを面白がったニャルラトホテプに、呪文と少しの関連技術を与えられた。
以降、伊更木はニャルから提供される死体や呪文の知識を用いて、ゾンビ制作を繰り返す。

シナリオ本編時点で、研究は完成している。
伊更木は自身のMPを使い切りながら、ミイラ処理を施し保存していた志朗を復活させた。
志朗は伊更木邸客室にて目覚め、自分の蘇生が伊更木の仕業であることを知る。
志朗の復活のためにMPを常に使いきっているため
伊更木は志朗が活動する限り目覚めることができない。
ニャルは焦燥する志朗に「君がもう一度死ねば、彼は起きるよ。」と吹き込んだ。
(彼の稼働によってMP切れを起こしているので嘘ではない。)

しかし、ゾンビは術者が生きている間は原則死ぬことができない。
志朗はシナリオ冒頭まで狂気:自殺癖を患い、何度も自殺を繰り返している。
(一度記憶を失ったことで、狂気がリセットされています。)

セージ/源 志朗 ・源志朗(【デフォ名】:シロ)

3年前、〈立浪殺傷立てこもり事件〉にて死亡した青年。
伊更木尽也とは、同じ児童養護施設で育った義兄弟。
尽也を純粋に尊敬し、兄分として慕っていた。
施設を出た後も協力し合い、仲のいい義兄弟と古くからの知人には認識されていた。
伊更木に蘇生されたあと、ニャルに「君がもう一度死ねば、彼は起きるよ」と吹き込まれ
探索者と接触するまでに何度も自殺を繰り返している。

〈ステータス・技能〉
STR:18 CON:15 POW:2 DEX:12
APP:16 SIZ:15 INT:13 EDU:9
SAN:60(生前の状態)
耐久:15(シナリオ中)∞ MP:2 知識:45 アイデア:45 幸運:10 DB:+1d4
職業P:180興味P:130

参加PCのステータスを鑑み、技能はKPが自由に決定してください。
出来るならばがっつりKPCとして、探索に参加していってください。
のちの展開のためにも愛着を抱いてもらうことが重要なので
積極的で人懐っこい性格に設定することをおすすめします。
また、ルートによっては戦闘が発生するので
ある程度戦闘技能は取っておくことをお勧めします。

伊更木 尽也 ・伊更木尽也

3年前まで監察医として働いていた男。
同じ施設で育った志朗の兄分的存在で、幼いころから【神童】と称された天才。
利己的な自分とは逆の性質をもつ志朗を、年齢関係なく尊敬し
同時に弟として可愛がっていた。
志朗の善人っぷりを理解しており、そんな彼に大きな価値と執着を見出している。

三年前、偶然入っていた飲食店で志朗と共に人質に取られ
女子供の人質を裏口から逃がし撃たれた。
志朗が殺害される瞬間をその目で目撃している。

〈ステータス・技能〉
STR:14 CON:7 POW:9 DEX:3(事件の負傷による後遺症)
APP:12 SIZ:13 INT:18 EDU:16
SAN:45(シナリオ中:1)
耐久:10 MP:9 知識:80 アイデア:90 幸運:45 DB:+1d4
職業P:320興味P:180

メイン

浦石 ミルラ 3d6 (3D6) > 7[1,1,5] > 7

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 82 → 89

団子 智樹 3d6 (3D6) > 10[4,5,1] > 10

system [ 団子 智樹 ] SAN : 40 → 50

森 小雪 3d6 (3D6) > 8[1,6,1] > 8

system [ 森 小雪 ] SAN : 39 → 47

成長

KP 【成長】
最大3回

◆浦石ミルラさん
目星3
聞き耳3
図書館2
精神分析2
応急手当2
医学1 初期値成功確定1d10成長

クリチケ4


◆団子智樹さん
目星3
聞き耳3
図書館3
ナイフ1 初期値成功確定1d10成長
写真術1 初期値成功確定1d10成長
応急手当1 初期値成功確定1d10成長

クリチケ2
1クリチケ1


◆森小雪さん
目星3
聞き耳3
図書館3
精神分析1
拳銃1 初期値成功確定1d10成長

1クリチケ1

浦石 ミルラ 3B100&gt;89 【目星】 (3B100&gt;89) > 95,93,93 > 成功数3
3d10 (3D10) > 17[3,7,7] > 17
2d6 (2D6) > 8[2,6] > 8
えーっと、目星は95上限にして
SANも90上限にして、残り11+7は後で割り振るね!
3B100&gt;79 【聞き耳】 (3B100&gt;79) > 63,81,69 > 成功数1
1d10 (1D10) > 9
2B100&gt;74 【図書館】 (2B100&gt;74) > 96,12 > 成功数1
1d10 (1D10) > 3
2B100&gt;78 【精神分析】 (2B100&gt;78) > 48,59 > 成功数0
2B100&gt;40 【応急手当】 (2B100&gt;40) > 84,97 > 成功数2
2d10 (2D10) > 11[8,3] > 11
1B100&gt;5 【医学】 (1B100&gt;5) > 100 > 成功数1
???
2d10 (2D10) > 8[7,1] > 8
4d10 くりちけ! (4D10) > 25[5,2,8,10] > 25

メイン

system [ 浦石 ミルラ ] SAN : 89 → 90

成長

浦石 ミルラ 目星89→95
聞き耳79→88
図書館74→77
応急手当40→51→60
医学5→13→20
機械修理56→75
回避54→60
精神分析78→80

すっごく成長しちゃった……
それだけ得る物があったってことだよね!
ありがとうございましたっ!

団子 智樹 3B100&gt;87 【目星】 (3B100&gt;87) > 19,91,67 > 成功数1
1d10 (1D10) > 3
2d6 (2D6) > 7[5,2] > 7

system [ 団子 智樹 ] SAN : 50 → 57

団子 智樹 ちょうど元通りになった……。
3B100&gt;66 【聞き耳】 (3B100&gt;66) > 7,65,85 > 成功数1
1d10 (1D10) > 4
3B100&gt;80 【図書館】 (3B100&gt;80) > 91,54,18 > 成功数1
1d10 (1D10) > 6
1B100&gt;25 【ナイフ】 (1B100&gt;25) > 5 > 成功数0
1d10 (1D10) > 3
1B100&gt;10 【写真術】 (1B100&gt;10) > 90 > 成功数1
2d10 (2D10) > 12[9,3] > 12
1B100&gt;30 【応急手当】 (1B100&gt;30) > 95 > 成功数1
2d10 (2D10) > 7[1,6] > 7
2d10 クリチケ (2D10) > 11[6,5] > 11
1d10+3 1クリチケ (1D10+3) > 1[1]+3 > 4
応急手当、初期値じゃなかったね……(何故か更新してなかったチャパレ)

目星87→90
聞き耳66→70
図書館80→86
ナイフ25→28→40
写真術10→22
応急手当50→51
拳銃23→25
コンピューター51→52

うん、僕も色々成長させてもらっちゃった……
こんな風に発言できたのは、一緒に居たのが浦石くんやせっちゃんだったから……
かもね。ありがとうございました……。

森 小雪 3B100&gt;78 【目星】 (3B100&gt;78) > 45,76,100 > 成功数1
1d10 (1D10) > 8
3B100&gt;55 【聞き耳】 (3B100&gt;55) > 79,21,24 > 成功数1
1d10 (1D10) > 10
3B100&gt;87 【図書館】 (3B100&gt;87) > 5,50,44 > 成功数0
1B100&gt;74 【精神分析】 (1B100&gt;74) > 28 > 成功数0
1B100&gt;20 【拳銃】 (1B100&gt;20) > 69 > 成功数1
2d10 (2D10) > 5[4,1] > 5
1d10+3 (1D10+3) > 4[4]+3 > 7
心理学を90にしてしまっても……?
2d6 (2D6) > 11[6,5] > 11

system [ 森 小雪 ] SAN : 47 → 50

森 小雪 残り8を技能に回しましょう……(?)
(図書館に3回したらさらにぶん回るな……)
2d6 (2D6) > 6[2,4] > 6
目星78→86
聞き耳55→65
図書館87→90
拳銃20→25→35→40
精神分析74→75
心理学89→90
日本刀24→25

どういう成長の仕方……?
同行できて心底良かったと思う。
智樹くんとミルラくん二人はちょっと……うん。
ともあれありがとうございました。

団子 智樹 1d10 不定があったね、せっちゃん…… (1D10) > 8
8.短期性の心因反応 (支離滅裂、猛烈、常軌を逸したふるまい、幻覚など)
1d10 期間 (1D10) > 2

森 小雪 1d10 忘れてた…… (1D10) > 3
3.幻覚
ふふ、また……
1d10 期間 (1D10) > 5