KP
クトゥルフ神話TRPG 第6版
『元彼インテリジェンス』
KP
プレイ人数:1人(KP側がKPCを用意)
形式:現代日本シティ
推奨技能:目星、コンピューター
※コンピューターについてはKPとの相談で代用可
プレイ時間: 4時間~(ボイセ) RPによる
ロスト率: なし
推奨KPC:元彼が居た設定がある(設定をつけられる)
推奨PC :KPCを誰にも渡したくない。
元彼とKPCをめぐって攻防RPをするくらいの勢いがあると楽しい。
備考:KPCの元彼を名乗る男がKPCを奪おうとしてくるシナリオです。
寝取られ要素が含まれる場合があります。
KP
我部上恭介さんと森小雪は二人で街を歩いている。
今日も平穏に1日を過ごす、そのはずだった。
──バババババ!
突然巻き起こる旋風、辺りを包み込むヘリコプターの騒音。
呆然としているあなた達をよそに、頭上から1人の男が颯爽と舞い降りた。
皺ひとつないスーツに、整った容姿。
"スーパーダーリン"の名が合いそうな高飛車の男は、小雪の元彼だと言う。
「ようやく見つけたぞ、小雪」
「俺は小雪の元彼だ」
「俺とやり直そう。今度こそ、君を幸せにしてみせる」
KP
KP
* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡*:..。o○♥*:..♡*:..。o* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡
「元彼インテリジェンス」
KP:けみかえる
PL:藺草さん
PC:我部上恭介さん
KPC:森小雪
* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡*:..。o○♥*:..♡*:..。o* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡
KP ~一日目~
KP 【導入】
KP
※街を歩いている小雪と恭介さんの元に
ヘリコプターで[d-ArIing]が登場するシーンです。
KP
くちなしの丘での一件が終わった後の、とある日曜日。
休日が偶然重なった我部上恭介さんと森小雪は、二人で街を歩いている。
買い物や食事など、二人の都合で平穏な休日を謳歌していることだろう。
用事を済ませ、今日はもう帰ろうかと
車を停めている駐車場へ向かおうとした時のことだ。
【目星】を振ることができます。
193 ムニュフィ
森 小雪 ぬいぐさちゃん……つぶれてる……?(もにゅもにゅ……
けみかえる ケロ…(となりに置かれる
193
はわ…… かわいいね……
あっ 目星触れるってよ恭介!
我部上 恭介 あ? ああ……(何事だ…? と言いたげな顔で部屋を眺めている
けみかえる へりこぷたー(右手はグー、左手はパー)
193 かわいい
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 40 > 成功
KP
駅前に献血カーが止まっているのが見える。
立てられている看板には、文城大学共同主催と書いてあった。
我部上 恭介 献血………
193 中の人がなんと献血怖くてできないので(メンタルがざこ)献血に行く人のメンタルRP……? ?? 気軽に行くもの…?(そわ……
我部上 恭介 というか森さんはだめなんじゃないのか?
森 小雪
「? ああ、献血……。
ここの駅前、よくやっていますよね。私はやったことありませんけど」
我部上 恭介
「だろうな」
色々頭をよぎってる。
けみかえる けみかえるも献血行ったことないです
193 にゃんと! おそろい…(?)
我部上 恭介
「タイミングが合えばやらないこともないが、………」
森さんの顔を見て”待たせるかもな……”とか考えている。
けみかえる
大学に献血カーとか来た事あるんですけどガン無視でしたね……
採血で血とられるのとかは別にいいんですけど
我部上 恭介 混んでそうか? 献血車が混んでる様子をあまり見たことはないが
193 はわわ…… 藺草は何度かや、や…る……? いやでも注射は……となってしまい……へへ………
けみかえる へへ…… まあ進んで取られたくはないですよね!
森 小雪
「あら、献血なさるんですか?」
一緒に様子をうかがおうとする……
KP
あなたたちは献血カーの周囲をよく見ようとするだろう。
その時、体が押しのけられるような強い風が吹く。
──バババババ!
という騒音が辺りをつんざく。
あなたは耳を押さえながら必然と上を見上げるだろう。
磨き上げられた白い機体と、その上で回るプロペラが見える。
1台のヘリコプターがあなた達の頭上で浮遊していた。
我部上 恭介
「…………?」
なんだ……? いや、見上げるだろうな……… なんだ……??
森 小雪
「え、うるさ……
近……いですね……?」
KP
呆然としているあなた達をよそに、ヘリコプターから縄梯子が勢いよく降ろされ
体幹のぶれなど微塵も感じさせない鮮やかな身のこなしで
1人の男が目の前に颯爽と飛び降りてきた。
皺ひとつない白スーツ、磨きあげられたストレートチップシューズ。
堀の深い目鼻がその顔の美しさを強調している。
目の前に立っているのは、"スーパーダーリン"の名が合いそうな高飛車の男だ。
糸色 糺 「ようやく見つけたよ、小雪」
KP
彼は、あなた達の前に真っ直ぐに佇むと、細い睫毛の奥の瞳を細めて不敵に微笑んだ。
ひとまずは、突然の意味不明な事態に【SANチェック1/1d2】である。
193 !? ふふふ……
けみかえる ジワ……
我部上 恭介 訳の分からない事象に正気を削られている……
我部上 恭介 CCB<=63 【SANチェック】 (1D100<=63) > 62 > 成功
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 63 → 62
我部上 恭介 「……知り合いか?」
森 小雪 CCB<=56 【SANチェック】 (1D100<=56) > 35 > 成功
system [ 森 小雪 ] SAN : 56 → 55
森 小雪
CCB<=85 【アイデア】すぐ思い出せる……? (1D100<=85) > 89 > 失敗
……出せない……!?(薄情)
森 小雪 「え、ええ……っと……?」
KP
そんな中、頭の上のやかましいヘリコプターは遠くに飛び去っていき
一旦辺りに静寂が訪れた。
隣の小雪は少し考えた後、また混乱した様子で声をあげた。
森 小雪 「……え? もしかして、糺(タダス)さん……?」
KP 小雪は、その男の事を糺と呼び、困惑している。
我部上 恭介
「タダス…??」
ヘリコプター消えた……。
KP 【アイデア】を振ることができます……?
我部上 恭介 CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 57 > 失敗
我部上 恭介 わからん(ふわっ…
森 小雪 あはは……惜しかったですね……
KP
小雪が言った「タダス」という名前、果たして誰だろうか。
あなたをよそに小雪と謎の男は言葉を重ねる。
糸色 糺
「そうだよ、君の言う通り、俺は糸色 糺(いとしき ただす)だ。
……今は、君の元彼にあたるのかな。久しぶりだね、小雪」
森 小雪
「どうして、貴方が……?
いえ、本当に、糺さん……?」
糸色 糺
「何って、君を迎えに来たんだよ。
俺は正真正銘の糸色 糺さ」
我部上 恭介 本人かどうかを疑われているレベルなんだが……
森 小雪 「はあ……」
糸色 糺
「確かに少し雰囲気は違うかもしれない。
君とやり直す為に色々と心を入れ替えたからね」
森 小雪 「私と、やり直す……?」
糸色 糺
「ああ。小雪、俺とやり直そう。
もう一度、俺と恋人になろう。今度こそ、君を幸せにしてみせる」
森 小雪
「はぁ……? 今更そんなこと言われても……
というか、どうしてヘリコプターで……」
KP
小雪の元彼を名乗る男は、小雪の方に微笑む。
一方で、小雪は突然の事態にかなり混乱……
を通り越して呆れている様子である。
我部上 恭介
「……事情はよくわからないが、あまりしつこくしているようだと俺も対処する必要が出てくるからな。
程々にしておけよ」
思うところはあるが……ひとまず忠告を入れておくか。相手方に……。
KP 恭介さんに声を掛けられ、謎の男がようやく傍のあなたに気がつく。
糸色 糺
「ん? ところで、先程から小雪の横にいる君は誰だ?」
「見世物じゃないんだ、帰ってもらえないか。
俺は今、小雪と話をしているんでね」
我部上 恭介 なんだこいつは…
我部上 恭介
「……いまのこいつの連れだ(少なくとも今日は)。
そちらが勝手に割り込んできて話しているんだろう」
森 小雪 「そう、あの、付き添っていただいていて……」
糸色 糺
「割り込んだ……ああ、そう見えたか。
失礼、あまりにも君の存在感が無かったから、居ることに気がつかなかった」
我部上 恭介 (なんだこいつは………)
193 なんだ…? としか思えなくなってる 恭介
森 小雪 (困り顔)
森 小雪 「……それは普通に、誰に対しても失礼が過ぎると思う」
糸色 糺
「それにしても、この人に付き添いを……? 何を脅されているんだ?」
「怖かったね、小雪。俺が助けにきたよ。
さあ、俺と行こう……」
193 あっ!! タメ口で話してる!! かわいいね…
森 小雪 えっ えへへ……?(ぬいぐさちゃんにでれ…… ?
我部上 恭介 「この男と一瞬でも付き合ってたとは……正気か? 森さん」
森 小雪
「いえ、何というか……
我部上さんこそ、そんな言い方無……あっ」
KP 男に手を引かれそうになって、小雪は咄嗟にそれを跳ねのける。
森 小雪
「……ちょっと、いい加減にして。
さっきから何なの。勝手なことばかりしないで」
193
たしかに………
苛ついてるのかな……恭介…(そうだよ
あっ かわいいね…
森 小雪
「私は貴方とやり直す気はありません。
……帰ってください!」
KP
小雪が少しやけになった様子で元彼を怒鳴りつけた。
元彼は、少し驚いた顔をしたが
慌てる様子はなく再度微笑むとまた余裕綽々と言葉を続ける。
我部上 恭介 一人で大丈夫そうじゃないか?(様子を見ている
糸色 糺
「小雪、前はあんなに俺のこと好きだったじゃないか。
どうかしてしまったのか?」
森 小雪
「どうかしてるのは貴方の方じゃない……」
ぼそ……
我部上 恭介 元彼、ということは別れたんだから今もその気持のはずないのでは?
193 そうよねえ(ひそひそ…
糸色 糺 「……ああ、そうか」
KP そうして、何かに納得したように手を打ち、再度恭介さんの方を見る。
我部上 恭介 嫌な予感がしてきた
糸色 糺 「こいつが居るからだな?」
森 小雪 「違います」
我部上 恭介 「……ああ?」
糸色 糺
「こいつと俺なら、どっちが優れているか、一目瞭然だっていうのに」
「俺の方が小雪のこと幸せに出来るよ」
森 小雪
「なん、……だから、勝手な事を言うなって
さっきから言ってるんだけど……」
糸色 糺 「……まあでもその様子だと、それがわかってないみたいだな」
森 小雪 「分かってないも何も……」
193 人生が楽しそうな人だな……
糸色 糺 「じゃあ、わからせてやるよ」
KP
糸色はそう言うと、今度こそ強引に小雪の手を掴み、そのまま引き寄せる。
そのまま小雪の頬に軽く手を添えたと思えば
そのまま両手を小雪の首にかけ、緩く絞める。
森 小雪 「な、……うっ……?」
KP
小雪が困惑し、小さく呻く声が聞こえる。
同時にカチッと、何か機械がハマるような音がした。
我部上 恭介
「……!? おい!」
止め…… ???
KP
糸色はそのまま締めた手を緩めると
小雪の顎に指をかけ、その口にキスをしようとして……
森 小雪 「っ……ふざけないで!」
糸色 糺 「わっ……!?」
森 小雪 「……!?」
糸色 糺 「……なんてね」
KP
すんでの所で隙が出来たのか、小雪が糸色を強く押し退けた。
いや、押し退けようとした所で、糸色のあまりに固い胸板に跳ね返され
彼女はその反動で尻餅をつく。
森 小雪 「あいたっ……」
KP
口づけは未遂に終わったものの、糸色はそんな小雪に
堂々と胸を張って微笑んでいた。
あなたはそこですぐに小雪の首につけられた異物に気がついた。
そこには金属製の首輪が嵌められている。
我部上 恭介
「森さん、………おい、大丈夫か?」
あまりに硬い胸板……? とにかく森さんの隣に屈むが……
(………首輪…?)
我部上 恭介 この男正気か??? と思ってるが……
森 小雪 「ちょっと……何なの、これ!?」
193 藺草は「ふーん おもしれー男」になってるにゃん……(でも森ちゃんを突き飛ばしたのは許さない
糸色 糺 「首輪だ。見て分かるだろう」
我部上 恭介 「首輪……?」
糸色 糺
突き飛ばしたんじゃないよ、ぬいぐさちゃん。
小雪が勝手に跳ね飛ばされたんだ(なでもふ……
193 ガブッ
糸色 糺
「ああ。俺は心が広い。小雪がそういうのであれば、三日の猶予をやろう。
その間に身辺整理等済ますと良い。三日後にまた迎えに来る」
糸色 糺 (にこ……
糸色 糺 「せっかく見つけたのにまた居なくなられても困るからな」
193 ガブガブガブ……💢
糸色 糺
「人を探すのは結構大変なんだ。殊更小雪はすぐあっちゃこっちゃ行ってしまうしね。
その首輪があればどこにいても小雪の居場所がわかる」
糸色 糺 小雪が可愛がってるだけあって、かわいいね(にこにこ……
森 小雪 「いや、三日の猶予も迎えも要らないけど……」
糸色 糺
「……さて。俺ももう少し小雪と戯れていたい所だが……
これから、出来る男の料理教室に参加しなければならないんでね」
我部上 恭介 (すぐどこかに行こうとするのはまあ同感だな……)
KP
糸色がそう言い終わるか終わらないかのうちに、再度ヘリコプターの音がする。
気がつけば、遠のいていた先程のヘリコプターが
迎えに来たと言わんばかりに頭上に戻ってきていた。
我部上 恭介
ここで突然料理教室……
???
糸色 糺 「それでは、また会おう!」
KP
タイミング良く縄橋子が降ろされて、糸色はそれに飛び乗るようにして去っていく。
吹き荒れる暴風と音に再度耳を塞ぎつつも
去り際のヘリコプターの運転席に人影があることに気がつく。
当然糸色はひとりで此処に来た訳ではなく、運転手は別にいるようだ。
【目星】を振ることができます。
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 54 > 成功
193 シナリオのテンションが高いミィ!!
KP
ヘリコプターの運転席には、中年の男性が乗っているように見えた。
嵐のように元彼とヘリコプターが去って行った後には、ようやく静寂が訪れる。
けみかえる 水底やあんりばと同じ作者様とはいい意味で思えないテンション……
KP
場には、先程の抵抗で尻餅をついたままの小雪
そして、小雪の首につけられた金属製の首輪が薄く光を放っていた。
我部上 恭介
中年の男性(謎の情報)
なるほど…? そうだったのか……
我部上 恭介
「……何だったんだ、一体?
……とりあえず、立てるか。森さん」
わけがわからないなりにとりあえず動こうとするぞ。まず安否確認だな……
森 小雪
「ごめんなさい、手を貸してもらっても良いですか……」
「あの方、なんというか体幹……? がすごくて……
押し返された時に腰が抜けたかもしれません…」
KP そう言って、小雪はあなたの方に手を出す。
我部上 恭介
「ああ、なんかやたら胸を張って立ってたな……」
その手を掴んで立たせてやろうとするが。
「(森さんが勝手にひっくり返ったとはいえ)
よりを戻したい相手とやらが転んでて何の反応もないとはな。
………やめておいたほうがいいんじゃないか?」
森 小雪
「元より、私にそのつもりはありませんけど……。
すみません、ありがとうございま──」
KP
あなたが小雪に触れようとしたその時。
バチッという音がして、指先に僅かな痛みが走り
小雪から弾かれてしまう。
森 小雪 「っ!?」
我部上 恭介 「……っ……、何だ?」
KP 恭介さん、小雪共にHPを-1する。
system [ 森 小雪 ] HP : 13 → 12
我部上 恭介 そこまで…… 結構なダメージだな…
system [ 我部上 恭介 ] HP : 14 → 13
KP 互いになにが起こった、と顔を見合わせる事になるだろう。
我部上 恭介 「……静電気か?」
我部上 恭介 僅かな ……というので
森 小雪
「です、かね……?
結構痛かったですね」
我部上 恭介 冬だったな……(せいでんきたまりやすい
我部上 恭介
「だな。もうすぐ冬だからな……」
懲りずにまた手をつかもうとするが…?
森 小雪 たしかに。余計に……
KP
試しにもう一度小雪に触れようとしても、また電流のようなものが流れて阻まれる。
おまけに痛い。HP-1。
system [ 森 小雪 ] HP : 12 → 11
我部上 恭介 面倒な効果だな……
system [ 我部上 恭介 ] HP : 13 → 12
我部上 恭介
「いっ…… ………??
…… 妙だな」
森 小雪
「うっ、……何……?
……この首輪のせい……?」
KP
どうやら、首輪の効力か、小雪に触れようとすると弾かれてしまうようだ。
このままでは、小雪に触れることも叶わない。
あなた達はこの首輪と、小雪の元彼を名乗る男を
どうにかしなければならないと思うことだろう。
森 小雪
「はあ……ちょっと待ってくださいね。
しばらくしたら自分で立てると思うので……」
KP
しばらくしてから、小雪はお尻を押さえながらゆっくり立ち上がることになる。
金属製の首輪は、小雪の首にフィットしている。
簡単には外れなさそうだ。
我部上 恭介 「ああ、それは……構わないが」
KP
※小雪の首輪について
小雪の首輪は、触れた人の遺伝子配列で識別をしています。
糸色 糺だけが小雪に触れても何も起きません。
恭介さんや他の人が小雪に触れるとHP-1程度の電流が流れます。
我部上 恭介 「本当にその首輪のせいかわからないが……厄介なものを付けられたな」
KP
※小雪の首輪について
小雪に触れるとHP-1程度の電流が流れます。
小雪の体そのものとの直接触れる事で電流が起きます。
つまり、服や布を介して触れる事はOKです。
森 小雪
「ええ、非常に困ります……
……と言っても、自分達で外せるような代物じゃなさそうですし……」
我部上 恭介 なるほど
森 小雪
「その、確かにあの方とは昔付き合っていましたが……」
「以前はあのようにヘリコプターから飛び降りてくるような人ではなかったですし
あのように……」
「なんでしょう、キラキラしたオーラ? もまとっていませんでした。
おかしい……」
我部上 恭介
「前と違ってておかしいとか言うレベルじゃないがな、あれは……」
「……こちらの話を聞くようなやつには思えないが、やはり森さんの元彼とやらのところに出向くしかないんじゃないか?」
森 小雪
「なるほど……?
付き合っていた時に、あの方が住んでいた家の場所ぐらいならわかりますけど……」
「……本当にあそこなのかな……」
「この首輪は……どうやら精密機械の類に見えますから
そういうことに詳しい人に見てもらうのもありでしょうか」
「そういえば、この近くに”ひとときかいセンター”という
そういう事に詳しい研究所がありましたよね」
KP
【探索箇所】
・元彼の家
・ひとときかいとセンター
我部上 恭介
「"ひとときかい"…?
ああ、まあ通してくれそうなら行くのもありだろうな」
「しかし分解よりかは鍵か何かで開けたほうがいいんじゃないか?
どっちが近いかにもよるが」
森 小雪 「うーん……それでは、彼の家から行ってみましょうか……」
我部上 恭介
「ああ。……最初っから最後まで訳がわからないが……
居合わせたよしみで付き合ってやる」
頭をなで……ようとしてやめる。
車に行くか。
森 小雪 「……ありがとうございます。一人では流石に怖いですしね……」
KP
【元彼の家】
小雪に案内され、元彼の家があるという場所にやってくる。
そこには、先程会った元彼の人物像とは到底そぐわない
くたびれた2階建てのアパートがあった。
1階部分の廊下にはゴミが積まれていたり、人が住んでいない気配がする部屋もある。
193
あっ… 物件……(頭を抱える
はわわ……
森 小雪
「失礼ですけど、先程お会いしたような方が
住みそうな場所じゃないでしょう……?」
「まあ、人は変わるって言いますけど……」
「……えっと、あの方は確か2階に住んでいたと思います。
今も住所が変わってなければ……」
我部上 恭介
「そうだな……ヘリコプターを手配するような金があるなら家に鐘を回したほうがいいと思うが」
ついていくか……
KP
小雪の話によると、元彼は2階の角部屋に住んでいたらしい。
あまり掃除もされていないであろうコンクリートの階段を上がると
2階の廊下も1階の廊下とそう違わず、ゴミや住民の荷物が散乱している。
奥の角部屋までくれば、表札には確かに「糸色 糺」と書いてあった。
扉のポストには郵便物がぎちぎちに詰め込まれており、だらしない印象を受ける。
森 小雪 「まだ住んではいる、のでしょうか……?」
KP
小雪は恐る恐るインターホンを押す。
……しかし、不在なのか人は出てこない。
その時、ポストから一枚のハガキが足元に落ちてくる。
我部上 恭介 しんでるんじゃなかろうな……
我部上 恭介
「……何だ?」
インターホンを押す森さんを横目にはがきを拾う。
KP
☆ハガキ
宛名は「糸色 糺」であり、どうやら献血による血液検査の結果の通知のようだ。
献血会社が文城大学と共同主催した献血の時のものであることが記載されている。
実施されたのは2週間程前である。
圧着ハガキであり、中身は剥がさなければ見えない。
森 小雪
「? 血液検査……?
そういえば、血液型をずっと調べていないと言っていたような……
献血で調べた……?」
KP 横で小雪が呟いている。
我部上 恭介
「帰りに見かけたアレか……」
開ける………? 人の郵便物……
KP
中身を剥がしてみた場合は、糸色 糺の血液検査の結果がある。
AB型らしい。
我部上 恭介 俺も血液型が決まっていたような気がするな(遠い記憶
森 小雪 「お兄さんと同じ……」
森 小雪
AB+でしたよね……? 萩間先生と同じ……
私はO+です(家族全員血液型が違うというアレ)
我部上 恭介 らしいな 懐かしい……(ログを見てきた
森 小雪
糺さんもAB型なのはシナリオ通りなんですよね……
……あはは、おかえりなさい。
我部上 恭介
「……?? そうか……」
そういうこともあるだろうな、という顔。
KP ※元彼の血液型は別に何型でも良いです。
我部上 恭介
「思わず見てしまったが……あんまり関係無さそうだな。本人がいないとなると……次はどうするか」
ハガキをポストに戻す。
KP さて、あなた達がそうしている時のことだ。
糸色 糺 「あれ? うちに何か用?」
KP
背後から声をかけられる。
振り向くと、ヘリコプターから降りてきた男にそっくりな
いや、ヘリコプターから降りてきた男と顔は似ているが
そのオーラは彼に比べると格段に薄い、そんな男がいた。
193 本人……ってこと…!?
糸色 糺
「……って、もしかして小雪……?
随分と久しぶりだな、どうしたんだよこんなところで」
「えっ、なに俺に会いに来てくれたの? ヨリでも戻しに来た?w」
KP そう言って、ヘリコプター男に似ている男はごく自然に小雪の肩を抱く――
森 小雪 「は? あっ……」
KP
小雪があっという顔をして、あなたも身構える。
しかし、電気が通る音はせず、電流も流れない。
我部上 恭介
程度の違いはあるがどっちも妙な男だな……
ほほう
我部上 恭介
「………!」
本人、だからか……?
森 小雪
「!
…………なれなれしく触らないで」
KP 小雪は、驚いた顔をしつつも、その男の手を撥ねのける。
KP
※[d-Aling]は、元彼の遺伝子配列を元に作られているため
二人の遺伝子配列には同じものが含まれています。
首輪は遺伝子で識別しているので、元彼は小雪に触れる事が出来ます。
小雪の元彼が、小雪に気軽に触れてくるようなキャラ性でない場合
偶然手が触れるといった描写で差し込んでください。
糸色 糺
「あ?? ああ、そんなに怒るなよ。
前は悪かったな。悪いことしたなって思ってるよ」
「まあでも悪かったのはお互い様だし、水に流してくれよ。
あ、今は、彼氏出来た?」
「ていうか、こっちの奴は? どなた? 新しいお友達?w」
我部上 恭介
「……どうも。
友達かどうかは分からないが、知り合いだ」
同一人物だが……変なやつにばかり好かれるな、と思いながら森さんの前に軽く出る……?
「一応聞くが、俺とは初対面だな?」
糸色 糺
「……へぇ~~知り合いね。ふーん……
あ、いや、なんでもないw 小雪、好み変わったなと思って」
「あんたと? 初めましてだと思うけど……? どっかで会ったことある?」
「てかそれじゃあ、俺とヨリ戻しにきた訳じゃないのか……
あ~~~3Pのお誘いとか? ちょっと興味あるけど。
……いや、冗談だって!」
森 小雪 「…………」じと……
193 かわいいね……
我部上 恭介
「駅前でな。ヘリコプターに乗って現れて意味不明なことを言って消えたが……本当に心当たりはないか?」
「森さんに妙なアクセサリーを贈ったことも?」
糸色 糺
「ヘリコプター? アクセ? 何?
意味わかんないけど面白そうな気配すんね」
「話すんなら、まあ上がっていく?」
193 お家に上げてくれる……
森 小雪 きわめて謎な状況……(客観視)
我部上 恭介
「………」
どうする、と森さんをチラ見する。
とはいえ話せることはあるのか……。
我部上 恭介 半分保護者のような気持ちになりつつはあるな
糸色 糺
「まあまあ、そんな顔せずに~。
小雪なら歓迎するし! ……あっ、もちろん、小雪の知り合いさん? ……も歓迎するからさ~」
KP 元彼は、そのまま家の鍵を開けると、軽いノリであなた達を家に入れてくれるようだ。
森 小雪 保護者?同伴で元彼の家に上がるきわめて謎な状況……(まるくなる
我部上 恭介 丸くなっている………
森 小雪
「……まあ、このまま外に居て
より話がややこしくなっても嫌ですし……」
「……お邪魔します……?」
我部上 恭介
「………そうか」
ふぅ……と息を吐く。
「なら上がらせてもらう」
森さんの痕に上がるか。
KP
糺は、郵便物の詰め込まれたポストはそのままで
玄関先の靴も揃えておらず、だらしない印象を受ける。
広くはない居間に通され、適当に座るように促された。
森 小雪
「あっ、靴、…………。
……知らない……」
すたすた……
糸色 糺 「何か飲む? あ、小雪はこの時期はあったかいお茶だよな」
193
癖で揃えそうになっちゃってるのかな…かわいいね……
あっ!! 元彼ムーブだ!!
我部上 恭介
「………」
森さんの挙動を興味深く見守っている。
森 小雪
(……観察されている気がする……)
「……多分、同じのでいいと思う」
糸色 糺 「そういえば、小雪の好きなお菓子ちょうどあるよ。出そうか」
森 小雪 「そんな話をしにきたんじゃない。さっきの質問に答えて」
我部上 恭介 仲がいいな…… どういう気持だこれは
糸色 糺 「心当たり無いっていうか、俺さっきまで競馬行ってたし」
KP
そう言って、証拠と言わんばかりに、馬券を見せてくる。
確かにあなた達がヘリコプターから降りてきた元彼を名乗る男に絡まれていた時間帯
糺は競馬場に居たようだ。
森 小雪 ……お父さんか、お兄さん……?
糸色 糺
「いやぁ~今日調子よかったんだよね。
インテリジェンスって馬なんだけど。
すげえ頭の良い馬でさ、やっぱり賢さは武器だよな」
我部上 恭介 インテリジェンス…(タイトル名を見る
森 小雪
「話が脱線してる。
馬の話も聞いてない」
我部上 恭介
(頭が良くても足が遅くてはなんともなら無さそうだがな……)
黙って二人の会話を聞いている。
193 隣りに座ってた中年の男の人がもしかして騎手説…?(???)
糸色 糺
「知らねえよ。俺はあんた達には会ってないしな。
……えっ、なに、小雪、幻覚見るほど俺に会いたかったの?」
「ていうか、何この首輪?
小雪こういうの趣味だったっけ?」
糸色 糺 えっ……? 俺のそっくりさんが馬……ってコト……!?(???)
糸色 糺
「まさかお兄さんの趣味……!?
……じゃないか、妙なアクセってこのことだよな」
我部上 恭介
「ああ、そうだ。
……少なくとも首輪を贈るような趣味はないな」
糸色 糺
「ふーん……? ま、そうだとしたら独占欲やべーなって思ったけど!
でもリングは左右で同じのしてるんだ。へえ~」
森 小雪
「これは、……同じ人にいただいただけ」
嘘は言ってない……
我部上 恭介
「……まあな」
別に否定はしないな。
我部上 恭介 だめだ… コンピュータの挙動がおかしいのでたまに返事が遅くなると思う
森 小雪
あら、大変ですね……。
ゆっくりで大丈夫ですよ。
我部上 恭介 「(外すとまずいが)こっちは外そうと思えば外れる。問題はこの首輪が……はずれないことだ。なにか外し方のようなものは知らないか」
糸色 糺
「知らねえなあ。
俺も今の超絶可愛い彼女も、そーゆー機械には疎いんだよね」
我部上 恭介 彼女がいるのによりを戻しに着たのかだの何だの言っていたのか……
糸色 糺 そうだよ!
我部上 恭介
「そうか。まあそのあたりは期待してなかったが……」
本人じゃないのであればな……
糸色 糺
「え~? もっと期待してくれてもいいよ!(しなくていいです)
……でもそうだなあ、最近のビッグニュースといえばその彼女ができたくらいかな♪」
我部上 恭介
「……よかったな」
……つまり、森さんにちょっかい掛けに来る理由がない、ってところか?
糸色 糺
「ありがと♪ お兄さんも良い人見つかると良いね!
……あーそうそう、彼女が血液型占いしたーいって言うから、血液型検査するついでに献血もしたんだよね」
193 ノリがいい……
糸色 糺 「いや~、貢献できる人が貢献しないとな」
193 そうだね……(震
糸色 糺
ぬいぐさちゃんが震えてる……
できる人がやればいいんだぜ(なでもふ
森 小雪 さっきの変な糺さんもだけど、気安くぬいぐさちゃんに触らないで(ぎゅっ……
193 ぎゅっぎゅされてる えへへ…
我部上 恭介
「(あのハガキはそれか……)
……そうだな」
献血がなにか関係あるんだろうな………
森 小雪 (ぎゅ~っ……
けみかえる 素手で触ったらびりびりしちゃうよう
KP
これ以上の事は何も知らないようだ。
どうしたものかと首を傾げた所で、元彼の携帯の着信音が鳴る。
元彼は即座に立ち上がり、電話に出る。
糸色 糺
「あっもしもし、イマカノちゃん?♡
1.5コール以内に電話に出たよ♡ ん? 今? 全然大丈夫だよ♡♡」
193 あれ!? いぐさにゃんにもこうかがあるにゃん…? はわわ…?(首を傾げて本編を見る
糸色 糺
「わかったわかった、じゃあうちおいでよ」
「え~~道中が寂しい? 可愛いこと言うじゃん!」
193
人生楽しそうな人だな……
はわわ……
KP
元彼は”イマカノちゃん”という相手に向かって、猫撫で声で電話を始める。
おおよそ、今彼が付き合っている彼女だと予想がつくだろう。
電話口で談笑しながら、あなた達の方に視線をやり、手で、出て行くように合図してくる。
そのまま、元彼の家を出ることになるだろう。
我部上 恭介
迎え入れられて謎にイチャイチャしている姿を見せられて追い出されたな……
まあともすると修羅場になりかねないからとっとと出るか。森さんに目配せして一緒に出よう。
森 小雪
はっ、そうですね、ぬいぐるみだから……?
でも万全を期して、タオルでくるんでぎゅっとしますもん……(ぎゅっぎゅっ……
森 小雪
「……お邪魔しました」
頷いて出ます。
KP あなた達は、釈然としないまま、ひとときかいとセンターまで行くだろう。
193 タオル……(くるまれている
KP
【ひとときかいとセンター】
ひとときかいとセンターは、精密機器や人工知能についてなど
幅広く研究をしている研究機関である。
「ひとときかいとセンター」という名称は
「ひととき、機械と」「人と機械と」のダブルミーニングになっているらしい。
森 小雪 (もふもふ……
KP 受付で事情を説明すると、受付の人は首を傾げながらも職員に繋いでくれる。
受付
「明日論文発表会があって、うちからも職員が何人か参加するので
取り合ってもらえるかわかりませんが……少し確認してみますので、お待ちください」
我部上 恭介 論文発表……大学……
KP そう言われて、待っている間、【目星】をどうぞ。
我部上 恭介
「……ああ、頼みます」
きょろ……?
CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 49 > 成功
KP 受付近くの掲示板に、ポスターが貼ってあるのが目につく。
KP
☆ポスター
第○回 ○×県人工知能学会 論文発表会 開催のお知らせ
―――――
開催:2022年○月×日(明日の日付にあたる) 13時より
会場:県立ホール ○×市○○区10-01 (駅から徒歩10分)
定員:99人まで
――――――
問い合わせ先:○×県人工知能学会開催事務局 soreppoi-address
KP
あなた達の住んでいる町にある県立(都立)ホールで
明日論文発表会が行われる事がわかる。
193 soreppoi address
森 小雪 soreppoi address(流暢な発音)
193 かわいい…… ふふふ……
森 小雪
CCB<=66 【ほかの言語(英語)】何せ英語がありますからね……!(むん (1D100<=66) > 86 > 失敗
…………。そういう日もあります。
我部上 恭介
(なんで99名なんだ…?)
ぼんやり見てる。13:00から、ホールで、か……
KP
そうこうしていると、再度受付の女性から声がかかる。
ここの研究員である三方 誠美(みかた せいみ)という人物が
少しの時間なら話を聞いてくれるそうだ。
あなた達はそのまま、その人物が居る部屋へ案内される。
193 かわいいね……(soreppoi addressは英語じゃないもんね…(?
森 小雪 ふぉろーされてる……(ぎゅ……
三方 誠実
「ええっと、一体何の用ですか?
発表会の準備で忙しいので、手短にお願い致します」
KP あなた達が事情を説明すると、彼は小雪の首輪に目をやるだろう。
三方 誠実
「……なるほど。こちらの首輪が外れずに困っていると……
しかも、他者が触れると電流が流れるとの事ですね」
193
忙しいのに対応してくれた……
やさしい…… 男の人だった……
我部上 恭介
「ああ、そのようです。特定の人物には影響が無さそうなんですが」
おそらくどっちの糺にも電流は走らないんだろうな。
三方 誠実 我部上さんでも森さんでも、簡潔に伝えてくれそうだなって……(眼鏡くい……
三方 誠実
「なるほど……?
森さんに触れる人によって、別の反応を生起させる事が出来ると……」
「鍵穴などが物理的に見つからないので
電気や赤外線の信号などで解錠する形なのかも知れません」
「その信号さえわかればいいのですが……
何せこちらも触れられないですし……」
「こうして遠隔からの解析だけでは限界もありますしね」
我部上 恭介
そうだな……
回りくどくは言わなそうだ
森 小雪 曲がりなりにも言葉を扱う仕事をしていますからね(むん……
我部上 恭介 本人を連れてくれば良かった…?(さらいに行く…?
193 ふふふ…
森 小雪 イチャラブ空間に突っ込んでいくんですか……?
我部上 恭介 背に腹はなんとやら……?
我部上 恭介
「信号ね……。
他に何かしら方法は無さそうですか。3日ほどしか猶予が無さそうで」
三方 誠実
「三日ですか……あっ」
「……この辺りなら佐枝 名井男(さえ ないお)先生なら
何か分かるかもしれません」
「ええ、あの人なら、わかるはずです! すごい人なんです!!」
我部上 恭介
また怪しい名前が
すごい人とは思えない感じの
我部上 恭介
「佐枝…? (どうもそうは思えないが)解決策を出してくれそうならぜひお会いしたいですね。
どちらの方ですか?」
森 小雪
とてもわかりやすいネーミングですね
……元彼のデフォルトネームも、本来は弐万照 絶(にばんて ぜつ)さんですし……
193 !? そうなんだ…… ふふふ……
三方 誠実
「……こほん。人工知能、いわばアンドロイドの研究をしている方なのですが
こういった精密機械にも通じてたはずです」
「元々このひとときかいとセンターで働いていたのですが
研究に集中したいと辞められてしまいました」
「それ以来交流はないのですが……
ただ、文城大学の非常勤講師もずっとやっていたので
もしかしたら大学に行けば会えるかもしれません」
193 はっ…!! 繋がって… きた……!
KP 文城大学について調べる場合は、【図書館】を振ることができます。
我部上 恭介
「文城……どっかで聞いたな」
CCB<=85 【図書館】 (1D100<=85) > 63 > 成功
KP
◆文城大学
この辺りにある私立大学。
そこそこの偏差値の大学である。
インターネットで検索をしてみると、佐枝 名井男という教授が確かに在籍しており
顔写真も載っている。
KP さらに【アイデア】を振ることができます。
我部上 恭介
「これが……佐枝……」
写真を見つつ……アイデアか。
CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 100 > 致命的失敗
193 サッ
森 小雪 !?!?
我部上 恭介 何もわからん
KP
choice[SAN,HP] (choice[SAN,HP]) > SAN
では、小雪がついいつも通りの感覚で覗き込んできて
その肌が思わず触れそうになる。
既のところでお互い気付いて事無きを得たが
肝を冷やしてしまい思考が霧散するだろう。
SAN-1
我部上 恭介 日常的な恐怖が…
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 62 → 61
森 小雪
「文城大学ですか、……あっ」
さっと飛びのく……?
KP
【アイデア】成功
→ヘリコプターの運転席に乗っていた人影とどことなく背丈が似ている……
ような気がする。
我部上 恭介
「ああ、らしいが……、……! ……気をつけろよ」
やや驚くとは思うな…… HPが1減るだけだがそれでも……
森 小雪 「ご、ごめんなさい……。気が抜けていました……」
KP
探索箇所に【文城大学】が追加されました。
しかし、今日は日曜日の為、大学は休みである。
行くのであれば明日以降になるだろう。
我部上 恭介 ふむ……
我部上 恭介
「……お互いにな。俺も気を抜いてたのは事実だ」
軽く息を吐く。
「……何れにせよ今日一日では片が付きそうにないな。ひとまず明日か……」
森 小雪
「そうですね……。
気付いたらもう夕方になってしまいましたし、今日は帰りましょうか……」
「三方さんも、お時間いただきましてありがとうございました。
失礼いたします」
三方 誠実 「ええ、お気を付けて……」
我部上 恭介
「どうも。明日の発表会……でしたか。頑張ってください」
軽く頭を下げて出るか…… 論文の内容とやらも気にならないではないが。
193 目星で目にとまるレベル……
KP
元彼の家とひとときかいとセンターを訪れた辺りで、時刻は夕方になる。
今日はそろそろお開きにした方が良さそうだと思うことだろう。
193 ふむ…… そもそもお出かけから帰ろうとしてたんだもんね…
森 小雪 そうですね……随分遠回りになってしまいました。
我部上 恭介
「……もう夕方か。
……今日のところはこれぐらいにするしか無いな」
森 小雪
「ええ……。
本日はお付き合いいただいて、ありがとうございました……」
KP
※ここのシーンはRPの時間なのでしてもしなくても良いです。
ただ、互いに触れ合う事が出来ない(触れ合うと電流が流れる)という特殊シチュエーションで
遊べる状況ではあるので、好きなように遊んでください。
一緒に住んでいて同じベットで寝ている等の二人だと、今日は別々のベットで寝ないと……
などのなんとも言えない気持ちになれるでしょう。
首輪の力で何故か小雪が発情して大変……とかそういうのも出来ます。
HPをすり減らしながらも触れたい! を叶えても良いです。
死なない程度に。
我部上 恭介
「いや。大して力になれなくて悪いな。
人間以外に害がなければいいが……」冷蔵庫とか…
「まあ車に乗れたならなんとでもなるか。
……ひとまず送っていこう。その調子では電車にも乗れないだろう」
森 小雪
「え、そんな。とんでもないです。
……一人だったら心が折れていたと思います……」
「そう……ですね、うっかり誰かに触れて感電させてしまっては……
……お願いします」
KP
あなたは小雪を自宅まで送る。
そうして慌ただしい一日をどうにか終えるだろう。
森 小雪
特にRP等無ければ、二日目へ行きますね
(ゴム手袋等完全防備でトルコちゃんのお世話をしながら)
193
精密機械……………(ばりばりばり
はっ、トルコちゃんにも害が……
我部上 恭介
まあ、俺は……
どうだろうな。いてもいいし帰ってもいい、という態度かもな。猫に対して懸念があるようなら抑えておいてやるだろうし
トルコ みゃ……? ふーーっ(いつもと様子のちがうごしゅじんに威嚇……?
193
どうでもいい、というよりは押し付けがましくするのもな、という感じにゃんね
かわいいね………
森 小雪 怖がらせてしまいました……(マスクにゴーグル姿でしゅん……
我部上 恭介 …………(お腹から掴んで飛びかからないように抱えておく。
193 かわいいね………………
トルコ ふにゃっ!(じたじた……
森 小雪 うう、ありがとうございます……
KP
~二日目~
あなた達は、文城大学に向かうことになるだろう。
【文城大学】
平日の昼間とあって、沢山の大学生がおり、各々の日常を過ごしている。
窓口で尋ねると、佐枝教授の研究室の場所はわかるだろう。
言われた道筋を辿り、研究室を訪ねた。
研究室の前まで来ると、そのドアが少し開いている事が分かる。
そこには佐枝 名井男の姿は無く、紙やら本やらで
随分と散らかった様子の室内が隙間から見えた。
KP
【探索可能箇所】
・机
・本棚
我部上 恭介
「……ここか。……? ドアが空いてる、が……誰もいないな」
ドアを開けて中を伺いつつ……
森 小雪 「ちょうど席を離れていらっしゃるのでしょうか……?」
我部上 恭介
「さあな。……」
入ってみるか。泥棒の可能性がなくもないだろうしな。(?)
KP
入室すれば、泥棒が入ったのとさして変わらないほどの荒れ具合ではあるが
その形跡は無さそうだと分かる。
森 小雪
「失礼いたします……。
……ごちゃついていますね……」
我部上 恭介
(不法なんたら……
いやバレなければいいんだが)
我部上 恭介
「そうだな。急ぎのようでもあったのか……?」
ドアの方を気にしつつ(一旦しめておこう)、机の上を見てみるか。
森 小雪 (メタ的なことを言えば、探索を終えるまでは特に何もありません)
KP
◆机
机の上は乱雑としており、さまざまな書類が散らばっている。
【目星】または【アイデア】を振ることができます(同情報)
193 そっかあ! 探索を終えるとなにかある……
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 35 > 成功
KP 机の上から、次のようなメモ書きが見つかる。
KP
☆信号による操作について
アンドロイドの制御を統一する。
試行錯誤を重ね、様々な機体を作るうちに
制御方法が多岐に渡り、把握出来なくなってきたからだ。
最低限、緊急時の停止信号だけは安全性の為に統一させる必要がある。
どのアンドロイドも赤外線と電気信号を複合させた
シンプルなリモコンで停止信号は扱うものとする。
KP 机の情報は以上です。
森 小雪 不法侵入だ! とはされませんよ(なで……
193 みにゃーーん…
森 小雪 あはは、かわいいですね……(ほこほこ……
我部上 恭介
「リモコン…… 電気信号と赤外線がどうとかとあのセンターの男は言ってたが、これか?」
だがこれはアンドロイドの止め方では……?
森 小雪
「そうですね……。機械にはそこまで強くないのですが。
似たような構造……ということなのでしょうか。肝心のリモコンは無さそうですが……」
我部上 恭介
「そうだな。まだ出来上がっていないのか、どこぞに持ち出しているのか……」
とはいえあったら幸運、程度に部屋を見回している……。本棚を見るか
KP
◆本棚
本棚には人工知能、アンドロイドに関する書籍が多く並んでいる。
【図書館】を振ることができます。
我部上 恭介 CCB<=85 【図書館】 (1D100<=85) > 16 > スペシャル
KP
書籍のほかに、日記帳が数多く並んでいることに気付く。
どうやら佐枝 名井男は日記をこまめにつける性格のようだ。
KP
☆佐枝 名井男の日記
ああ、もううんざりだ。
また、合コンで1人だけ話し相手がいなかった。
コミュニケーションの勉強だって、整形だって繰り返したのに
どうして僕はこうも冴えないんだ。
生まれ持った雰囲気がいけないのか。
僕だってモテたい! 男女問わずチヤホヤされたい!
――
ひとときかいとセンターで働くことになった。
数多くの最先端の研究をしている所だ。
勉強だけ出来るのは良いことだけど、頭が良くてもモテる訳じゃない。
実際出勤が始まっても毎日地味な研究を繰り返しているだけだし
数少ない女性職員はいつまでも僕の名前すら覚えない。
そんなに冴えないか? 腹が立つ! モテたい!
――
夢を見た。
僕……じゃない、僕の作った、……あれ、は、なんだ?
……僕の作った、アンドロイドだ!
僕の作ったアンドロイドをみんなが見て、僕のこともみんなが見てくれた。
そうだ、誰もが羨むような
世界の視線を釘づけにするようなアンドロイドを作ろう。
そしたら、間接的に僕も見てもらえるだろ!?
研究に集中にする為、ひとときかいとセンターは退職しよう。
―――
なかなか上手くいかない。
どうしても機械だ。
僕が作りたいのはもっと人間に近い、人間と寸分変わらないものだ。
機械から人間に近づける手法で作っていたけど
逆にするべきかもしれない。
人間を元に機械を作ろう。
そのためのデータが必要だ。
流石に個人の研究で集めるのは難しいから
文城大学で集った献血者の血液から一部遺伝子配列を拝借することにした。
―――
成功だ! 成功だ!
ある人間の遺伝子配列を参考にした1体が朝起きたら稼働していた。
もはやひとりの人間だ、僕が作った理想男体。
全身のデザインが僕が組み立てたものとは違っていたが、まあ、そういうこともあるだろう。
この理想男体に[d-Ailing](ダーリン)と名付けよう。
この際、不可解でも、[d-Ailing]が完成したのだから構わない。
―――
[d-Ailing]は1人の女に執着している。
元になった遺伝子配列の人間の影響か?
自分磨きといって、ヘリコプターの操縦免許を取ったり
ビジネスや料理の勉強をしている。
その1人の女を万全の状態で迎えに行くためらしい。
そんなことより早く全世界に[d-Ailing]を公表したい。
複製方法さえわかれば、何体でも作れる。
[d-Ailing]がいれば、世界に男なんていらなくなるんじゃないか?
まあ、日常的な行動に問題がないかテストをすることも大事だし
折角自我を持ったのだから、しばらくは付き合ってやろう。
我部上 恭介 (日記………)
KP この日記に対して、【心理学】または【精神分析】を振ることができます(同情報)
我部上 恭介 CCB<=60 【心理学】 (1D100<=60) > 22 > 成功
KP
日記の内容は愚痴や僻みが多く
マメに日記をつけていたというよりは吐き出し口が無かった為
日記に書いていたように窺える。
また後半になるにつれ、筆跡が乱れ、興奮している様子が多くなる。
一種病的な雰囲気すら感じるだろう。
我部上 恭介
「どうにも病んだ日記だな……」
まあ気が塞いでたんだろうな……。
「それにしても、ヘリか……………」
隣に乗っていた中年の男……?
KP
昨日はどうにもピンと来なかったが
運転席にいた中年男性は佐枝かもしれない、とぼんやり気付けて良いだろう。
我部上 恭介 運転席に居たが 運転してたわけではない感じか(??)
森 小雪
「誰でもいいからモテたかったんですね……。
物凄い執念です……」
森 小雪
迎えに来るのに運転しないといけませんから……
交代されたんじゃないですか?
我部上 恭介 付き合いがいいな……(日記をチラ…
我部上 恭介
「まあ並外れた強さの意思なり何なりがないと世紀の発明は無理、ということなのかもな(適当
問題は本人もリモコンもどっかに行っていることだが……」
設計図か何かがあれば別の人物に作ってもらえそうなものだが……
森 小雪
「あはは、見ず知らずの他人を同意なしで巻き込むのはやめてほしいですけどね……。
……そうですね、佐枝先生、まだお戻りになられないのでしょうか……」
KP
※RPや情報整理が落ち着いたら、次のシーンを挟みます。
佐枝 名井男と[d-Aling]が言い争っているシーンです。
佐枝は、名声の為に、この日行われる人工知能学会に
[d-Aling]もお披露目として同席してほしいと思っています。
一方で、[d-Aling]は、そんな事には興味は無い……と争うことになります。
[d-Aling]は、佐枝が自分の生みの親ということは分かっているので
佐枝のことは”father(発音が良い)“と呼びます。
我部上 恭介 と言うか部屋が荒れてた(?)のが気になるが……
KP
時刻は気がつけば、12時半。
【聞き耳】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=86 【聞き耳】 (1D100<=86) > 93 > 失敗
193 ワァ~
森 小雪 これは……本当に散らかっているだけみたいです。
193
出目がわりゅい!!!!!
なるほど……
森 小雪 CCB<=48 【聞き耳】耳はよくないんですよね…… (1D100<=48) > 79 > 失敗
193
oh ふふふ……
終わり………
森 小雪
「……流石にお腹が空いてきました。
こちらにはメモでも残しておいて、一旦お昼にしませんか?」
193 (だいじょぶ…? あっ ふふ おなかすいてる かわいいね……)
森 小雪 (むむ…… はらぺこにされてしまいました……)
我部上 恭介
「……そうだな。
午後になっても戻ってこないようであれば、別のところに行ってみるか」
時間もないしな……
「大学だし、今の時間なら食堂もやってるだろう」
193
他大学の食堂らぁ~!(?)
はらぺこもりちゃん……
森 小雪 「はい。学食なんて久しぶりです」わくわく…
KP
あなた達はひとまず研究室から出るだろう。
しかし、食堂へ向かおうと廊下を出たところで
何やら言い争っている2人組の男を見つけた。
1人は冴えない男としか言えず、その容姿は描写すべき特徴もない。
そしてもう1人は、見間違えることはないだろう
ヘリコプターから降りてきたあの男、[d-Ailing]の姿だ。
2人が言い争いをしている。
[d-Ailing]は、佐枝 名井男に向かって、呆れたようにこう言い放つ。
[d-Ailing] 「しつこいぞ、father」
193 ふぁざー…
KP
ファザーと発音良く聞こえたが、英語のfather、父親を意味する言葉だろう。
[d-Ailing]は、佐枝の事をファザーと呼んでいるようだ。
そんな[d-Ailing]に、佐枝は喚く。
佐枝 名井男
「そろそろ僕の方にも協力してくれないと困る!」
「君は最高傑作なんだ。
頼む、今日の論文発表に同席して実際にその姿を周囲に見せてくれ!」
「小規模な発表会だが、きっと特大ニュースになる。
そしたら僕が全世界から注目してもらえる!」
[d-Ailing]
「断る、興味が無いとさっきから言っている」
「それに午後からはもう予定を入れてしまった。
俺も忙しいんだ、お前の予定に付き合わせないでくれ」
佐枝 名井男
「なっ、何が忙しいって言うんだ……!
昨日、お前が会いたいと言っていた、森小雪という女にも会えただろう」
「まだ何かしたいって言うのか?」
KP その問いに[d-Ailing]の緑色の瞳が怪しく光る。
193 oh…… おお……
[d-Ailing]
「小雪を俺の物にする。
それから、世界を滅茶苦茶にしてやる」
「昨日、小雪に会って気がついた。
小雪を俺だけのものにするには、小雪と俺以外の世界が邪魔だ」
佐枝 名井男
「なななにを馬鹿なことを言ってるんだ!
開発者の僕に楯突くとは……しかたないこうなったら強制連行だ!」
193 すごいこと言ってる……
KP 佐枝 名井男は、苛立ちを爆発させたように小さなリモコンを糸色に向ける。
KP
※このリモコンは、☆信号による操作についての情報にあった通り
佐枝が[d-Ailing]を緊急停止させる際の為に用意していたものです。
クライマックスで、[d-Ailing]を突破する為のアイテムとなるので
必ずリモコンに関しては描写してください。
193 おっ…!
[d-Ailing]
「俺はお前の事情には付き合わない。
諦めが悪い。……ならば、ここまでだな、father」
KP
しかし、佐枝 名井男の行動よりも先に
愛想を尽かしたような、冷ややかな[d-Ailing]の声が聞こえた。
同時にバチッという音と共に
[d-Ailing]の指先から電流のようなものが走ったかと思うと、
佐枝 名井男の首がかくりと90度に曲がり、そのまま地面に千切れて落ちた。
一瞬の出来事だった。
[d-Ailing]の繰り出した電流が、佐枝 名井男の首を切り離したのだ。
【SANチェック1/1d6】
193
はわわわわわわ………
!??
森 小雪
CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 82 > 失敗
1d6 (1D6) > 5
我部上 恭介 CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 60 > 成功
森 小雪 あっ……
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 61 → 60
我部上 恭介 おい……
system [ 森 小雪 ] SAN : 55 → 50
森 小雪 CCB<=85 【アイデア】勝手に発狂してますね…… (1D100<=85) > 2 > 決定的成功/スペシャル
193 はわわ…… 森ちゃん……(ぎゅっぎゅっ あっ……
森 小雪 ????
193 しゅごい
KP ばっちり理解したあなたにクリチケをどうぞ。
system [ 森 小雪 ] CT : 0 → 1
KP
突然の状況に肝を冷やしている一方で
[d-Ailing]はなんでもない事のように上げた手を振り下ろす。
そして、じろっとあなた達の方に視線を向ける。
[d-Ailing] 「おや、迎えにいくと言ったのに、そんなに俺のことが恋しかったか?」
我部上 恭介
「………」
大変なことが起きてるが、森さんの前に出る。
KP
小雪を見てにやりと微笑むが、すぐに横のあなたを見て面白くなさそうに顔を歪める。
糸色 糺……
いや、[d-Ailing](ダーリン)と名付けられたアンドロイドを呼ぶべきか。
その瞳が不気味に光る。
瞳には、機械らしく、あたたかみのある感情が窺えない。
そこにあるのは、小雪への執着心、それのみだった。
森 小雪 1d10 狂気内容…? (1D10) > 10
[d-Ailing] 「……気に入らないな、本当に」
我部上 恭介
「……、そう睨まれても森さんは渡せないぞ。
少なくともその状態のお前にはな」
今の状態じゃないアンドロイドに渡すかというとそれはまた別の話だが
KP
[d-Ailing]は、そう言うとあなた達の方へズンと近づいてくる。
そのインパクトのある存在感に後退りすることも出来なかった。
小雪は元より、固まったままぼんやりとしている。
そのまま、[d-Ailing]は一瞬の隙を突いてあなたを横切り
小雪の手を強引に掴むと、その首に手刀を叩き込む。
森 小雪 「あっ! …………うっ……」
KP 呻き声と共に小雪が意識を失った。
193 渡せないぞ→奪われる 情けない――
我部上 恭介
「…! 森さん!」
しまった、と振り向くが……
森 小雪 (い、いべんとですから……)
KP
あなたが振り向いた所で
その誰もが羨む長い足であなたの腹に鋭い蹴りが入れられる。
いつものように避けたり、受け身を取ったりすることもできず
軽く飛ばされ、思わず地面に蹲ってしまう。
我部上 恭介
「……!? ぐぁっ……」
強いな…… 跪くことになるだろう。
KP 気を失った小雪を[d-Ailing]は軽々しく横に抱くと、恭介さんの方を見下ろす。
[d-Ailing]
「……俺とお前で何が違うんだ?」
「俺は小雪を愛している、小雪は俺の物だ」
「おまえニ邪魔はサせなイ」
KP 【心理学】または【コンピューター】または【アイデア】を振ることができます(同情報)
193 ラインナップ――
我部上 恭介
CCB<=60 【心理学】 (1D100<=60) > 78 > 失敗
CCB<=1 【コンピューター】 (1D100<=1) > 15 > 失敗
CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 55 > 失敗
193 終わり…???? くっ…… 大人しく高い順に振っておけば……
KP
彼の口調が出会った時よりも平坦に機械じみているように感じる。
それは大層冷ややかに、あなたの耳に聞こえるだろう。
森 小雪
でも……そうですね……これは……
KPCとPCが恋人同士かそれに準ずる関係性だった時の情報ですね……
我部上 恭介
(……、……、……?
随分機械らしくなったようだが…… 何かあったのか……?)
193 !?? そうなの…!? はわ……
KP
※成功で以下の情報を追加。
また、小雪に好意を寄せているあなたなら分かる。(????)
[d-Ailing]が小雪への執着とあなたへの嫉妬心に塗れていることを。
193 遺伝子提供元の人格に”嫉妬”とか言う感情があるとは思えないけど、彼にはある………バグ……?
森 小雪
ぬいぐさちゃんのリアルアイデアが光っている……(なでなで……
ぬいぐさちゃんは私のこと好きですもんね(???)
KP
※恭介さんが何か言い返すのであれば、RPをしても良いでしょう。
ここでの[d-Ailing]は、上述の心理学情報の通り
小雪への愛、そしてその傍にいる恭介さんへの嫉妬心で暴走しているような状態です。
自分と違って、”人間”であり
かつ小雪に選ばれた人間である恭介さんに対する劣等感や悔しさを抱えています。
いつもの余裕のある返答は最低限するだろうが
地雷ポイントを踏まれると[d-Ailing]は顔を歪めて不愉快になります。
①[d-Ailing]の愛はそもそも元彼の遺伝子が元になっているだけで、本当の愛ではないこと
→
「俺は小雪を愛している、本物だ!
この想いは本物だ!」
②そもそもお前は機械だろ
→
「……だから、なんだというんだ?
俺から言わせてみれば、むしろそんな柔な体で小雪の事を守れるのか?」
193
みにゃーーん♪
嫉妬させまくってバグらせまくって壊す……ってこと…!?(?)
我部上 恭介
「……森さんが誰のものか、なんてのはな。
森さん自身が決めることだ」
痛みを感じながら片膝をたてて立ち上がろうとしている。
「その答えを待たないで、俺のものだ何だと喚いてるガキが…… 何かを手にできると思うなよ」
我部上 恭介 ガキなのかは知らないが……
193 首をねじ切る機械相手に強気だな……
糸色 糺
choice[同い年,年上] 俺は小雪の…… (choice[同い年,年上]) > 同い年
わっ パイセンだった!!
193 年上パターンも合った! ふふふ……
糸色 糺
choice[大学時代,就職してから,結構最近] 何も考えてないんだよね…… (choice[大学時代,就職してから,結構最近]) > 大学時代
うわっ うん はい。
193 ”うわっ” ふふふ……
[d-Ailing] 「ふん、答えなんて聞かなくても分かり切ってることだ」
KP 立ち上がろうとするあなたに、[d-Ailing]は何かを思いついたように言う。
我部上 恭介 分かり……? ……… ほぇえ……
193 ほぇえ…?
[d-Ailing]
「ああ、佐枝 名井男が言っていた発表会とやら……
確か定員が99人だったな。丁度良い」
「小雪に悲しい思いはさせたくないからな。
お前だけならまだしも、世界ごと消えてしまったと言えば、逆に悲しむこともないだろう」
「我ながら名案だ」
「神の目を覚ます儀式をするとしよう」
KP [d-Ailing]が指をパチリとひとつ鳴らした。
193 !? 移動した……… はわわ……
KP
その瞬間、あなた達は気がつくと、広いホールの舞台の上に立っていた。
席に座った多くの研究者らしき人物が突然のあなた達の登場に驚き、こちらを見ている。
準備をしていたのか、論文を片手に驚いて尻餅をついている者も居る。
我部上 恭介
「………!? ここは……」
よろよろ立ち上がって、周囲を見回している。
KP
あなたをはじめ、周囲の状況には目もくれず、舞台に佇む[d-Ailing]は大股で一歩踏み出し
小雪を抱えたまま、高らかに声を張り上げた。
[d-Ailing]
「俺は、理想男体アンドロイド――――[d-Ailing]」
「この素晴らしき体をお披露目にきました」
「そして、」
KP [d-Ailing]はわざとらしく、座る観客達の数を数え始める。
[d-Ailing] 「1、2、3、4、………98、99……」
KP そうして、最後に恭介さんの方を指さした。
[d-Ailing] 「そしてお前でちょうど100だ」
193 ふふふ……………… なるほど………
[d-Ailing]
「100というのは縁起が良い。
つまり、生け贄としても適切だ」
「では、この100人の魂を、眠れる神に捧げることにしよう」
193 音楽…… そして突然の生贄……
[d-Ailing]
「さすれば神が目覚める。
そうすれば、世界は俺とお前だけだ、小雪」
1d20 (1D20) > 15
我部上 恭介
「ふざけたことを……
森さん、おい、森さん……! 今のうちに抵抗でもなんでもしておかないと後悔するぞ!」
!?
KP
また彼がパチン! と軽快に指を鳴らす。
瞬間、その体からバチバチと電流が走り
彼の周囲に居た15人の首を打ったのだ――
193
はわわ……
いっぱい死んじゃう…… はわわ……
KP
と、理解するのと同時に、15人の首がぼとりとあっけなく床に落ちる。
首の断面は焦げ付いており、血液さえも焼いてしまったようだ。
【SANチェック1/1d6】
我部上 恭介 CCB<=60 【SANチェック】 (1D100<=60) > 57 > 成功
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 60 → 59
我部上 恭介 「……!!」
193 全然動じん……
[d-Ailing]
「ハハハ! ハハハ!
人間は、呆気ないものだな。俺とは違う」
我部上 恭介 気をおかしくしてる場合じゃないだろ……
森 小雪 (つよい……!)すや……
KP
バチッと[d-Ailing]の顔の半分に火花が散る。
人間そっくりの皮膚が溶け出し、床に落ちる。
その下から、人間とはほど遠い、黒い機械の表面がむき出しとなった。
それでもなお、[d-Ailing]は不気味に笑う
機械じみた音声と彼の声が二重になって聞こえる。
193 !? 電気をあれしすぎてる……?
KP
周囲の人々はそれを見て、[d-Ailing]の異常性に気がついたのか
逃げ惑い、我先にとホールの入り口へと走る。
以後、あなたを含めた85人が
生け贄としてこのホールに閉じ込められることになる。
詳しくは分からないが、[d-Ailing]が妙な儀式をしようとしていることは間違いが無い。
そして、彼に抱えられた小雪も取り戻さなければならない。
あなたはこの事態をどうにかしなくてはならない。
我部上 恭介 大変なことになってるな………
我部上 恭介
どうにかといっても……
リモコンはあるか!? それくらいしか俺に突破口はないぞ……
KP
【クライマックス】
戦闘ラウンドに移行する。
KP
※KP向け説明
●敵:[d-Ailing]
【ステータス】DEX:19 HP:15
【技能】
CCB<=70 【マウント(煽り)】
CCB<=38 【回避】
●1ラウンド目の流れ
① [d-Ailing]が1d20を振って出た出目の分だけ生贄人数を増やす。
(例:1d20で出た出目が8だった 前述の例であれば、12+8=20 20人となる)
② 恭介さんの手番で強制【目星】or【幸運】ロールをさせる。
③ 成功の場合、佐枝が[d-Ailing]を制御するのに使っていた
リモコンが足下に見つかります。
後述の○リモコン発見描写を挟んだ後
☆クライマックス(PL向け説明)を開示します。
失敗の場合、ラウンドが回り
①に戻り、<目星>or【幸運】が成功するまで繰り返してください。
我部上 恭介 戦闘ラウンド…… まともにやって勝てるかというとそれは……
KP
~1R~
[d-Ailing]のターン。
[d-Ailing] 1d20 (1D20) > 18
system [ [d-Ailing] ] 生贄 : 15 → 33
193 すごいいきおいでひとがしぬ…
KP
恭介さんのターン。
リモコンを探す場合、【目星】または【幸運】をどうぞ。
[d-Ailing] 出目がいい(よくない)
我部上 恭介
高い方で振るだろうな……
良くはない……(PC側にとって
我部上 恭介 CCB<=90 【目星】 (1D100<=90) > 79 > 成功
193 目星じゃなかったら失敗だった……
KP
あなたは、足下に見覚えのある小さなリモコンを見つける。
記憶を辿れば、佐枝 名井男と[d-Ailing]が言い争っている時に
佐枝が[d-Ailing]に向けていたものだと分かるだろう。
突然の移動の際に一緒にこの場に運ばれてきたようだ。
森 小雪 「ん、……?」
KP 時を同じくして、[d-Ailing]に抱えられていた小雪が目を覚ます。
193
あっ!! 起きた!
おはよう~!(?
森 小雪
「なっ、えっ……ここは……!?」
CCB<=50 【SANチェック】 (1D100<=50) > 13 > 成功
193 えらい!!
system [ 森 小雪 ] SAN : 50 → 49
森 小雪
「う、うわっ、これ全部、貴方が…………?
……我部上さん……!」
KP
周囲の状況と[d-Ailing]を見て混乱しつつも
心配するようにあなたの名前を呼ぶだろう。
傍の[d-Ailing]が、そんなあなた達を見ていらだたしげにする。
我部上 恭介
「だから抵抗しろと言ってるだろ!(目が冷めてから初めて言った)
そのポンコツイカレ機械と世界征服したいんじゃなければな!」
193 でも普通に成就してたらまともなロボットだったのかな………
森 小雪
「て、抵抗って、今起きたばかりで……
……世界征服って、何がですか……!? 字面的に嫌ですけど!」
KP
☆クライマックス(PL向け説明)
以降、毎ターン最初にダーリンは恭介さんに【マウント(煽り)】70%のロールをする。
ダーリンが成功した場合、恭介さんはこれに対して【POW×5】を振り
煽りに乗らず冷静に動けたかを判定する。
【POW×5】失敗で、そのターンに行いたい技能の判定値に-10がかかる。
さらに、ダーリンは、自分の手番時に人々の首を電流で飛ばしていく。
1ターン1d20人ずつの人が犠牲になる。
99人まで犠牲者が達した場合、次のターンから恭介さんの首を狙ってくる。
その場合、回避ロールは可能である。
なお、99人に達するターンに100人をオーバーしたとしても一旦99人で打ち止めとなる。
恭介さんは自分の首が飛ぶ前に、ダーリンを再起不能にし、儀式を止めなければならない。
193 しぬかもしれん……(ぷるぷる…
KP
ダーリンを再起不能にする為には以下の手順を踏む必要がある。
①リモコンを使って動きを止める(動きを鈍くする)
ただ、A~Dまで4つのボタンがあるが
どの組み合わせがダーリンの動きを封じるものなのかはわからない。
▼【コンピューター】(機械系技能etc)成功で、法則性を導き出すことが出来る。
ただし、【コンピューター】で1ターン消費、ダーリンを捕捉し
ボタンを押すことが出来たかを【こぶし】【DEX*5】で判定する。
最短で2ターンかかる。
▼なお、闇雲にダーリンの方にボタンを押して当てる方法を取る事もできる。
【幸運1/2】に成功することで、1ターンでダーリンの動きを封じられる。
この場合、最短で1ターンだが
失敗した場合、押したボタンが別の効果をもたらすことになる。
②ダーリンの耐久力を0にする。
機械で在るアンドロイドの弱点を意識的に狙う
リモコンを利用してダーリンの動きを鈍くさせながら攻撃を行う等の解釈とし
【コンピューター】技能を戦闘技能として振っても良いものとする。
【コンピューター】技能採用時のダメージは、1d3+1d6+db。
PCに合わせてダメージ量や補正を与えても良い。
通常戦闘技能による攻撃も可。
コンピューターも戦闘技能を持っていないPCの場合
他の得意な技能で代用出来るように大喜利しても良い。
KP
※クライマックス(KP向け補足)
●リモコン発見後のラウンドの流れ
① [d-Ailing]がマウント(煽り)ロール。
マウント(煽り)ロールに関しては、下記の描写例があるので参考にしてください。
マウント(煽り)は、恭介さんとの攻防RPを楽しむ為にあるようなものなので
適宜RPを挟むと楽しいと思います。
② 恭介さんの【POW*5】判定
③ [d-Ailing]が1d20を振って出た出目の分だけ生贄人数を増やす
④ 恭介さんの手番
を繰り返します。
※状況に合わせて戦闘難易度は調整してください。
以下、難易度を易しくしたい、もっと遊びたい時の選択ルールです。
・②マウント(煽り)ロールに対する恭介さんの【POW*5】判定後
恭介さんも【交渉技能】で[d-Ailing]に対するマウント(煽り)を行う。
成功した場合、[d-Ailing]は回避を振り、失敗した場合、生贄人数のロールを1d10人で振る。
193 リモコンより殴ったほうが早いな…
森 小雪 そうですね……!
193
動きを鈍くして→攻撃 という感じ……?
それとも今の状態でも殴れる……?
森 小雪
特に何も書かれていないので……
今の状態でも殴れそうですね。
193 はわわ……(はわわ……
我部上 恭介
「何でもいいからその機械の邪魔でもしてろ……!」
リモコンを見て……ボタンがいっぱいだと見て取ると諦めて殴りにかかる……?
193 ふふふ……BGM……
森 小雪
「邪魔と言われても……」
「……分かりました、援護できたらします」
KP
~2R~
[d-Ailing]のターン。
[d-Ailing]
CCB<=70 【マウント(煽り)】 (1D100<=70) > 32 > 成功
「人間ごときに何が出来るって言うんだ?
そんな脆い手と足で、俺の事を止められるはずないだろう」
「小雪のことを守れる訳もない、諦めるといい!」
193 煽り手……
KP
[d-Ailing]は小雪を片手に軽々しく抱えたまま
長い手と足、立派な肉体美をひけらかしてくる。
193 ふふ…………
KP 恭介さんは【POW×5】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=(14*5) 【POW】 (1D100<=70) > 93 > 失敗
193 omoro…
KP そのターンに行いたい技能の判定値に-10の補正がかかります。
[d-Ailing] 1d20 (1D20) > 3
system [ [d-Ailing] ] 生贄 : 33 → 36
193 えらい!(?)
[d-Ailing] えら……い……?(バグ……
我部上 恭介
「ああ……?
機械にしちゃ口が回りやがる」
いら……
「よほどガラクタに逆戻りさせてほしいらしいな」
どうするか……
森 小雪 RESB(13-18) じた……? (1d100<=25) > 42 > 失敗
193 かわいい
我部上 恭介
choice[キック,佐枝の意思を組んでリモ………?] (choice[キック,佐枝の意思を組んでリモ………?]) > 佐枝の意思を組んでリモ………?
193 死ぬ気か?
我部上 恭介 死なすつもりか(ネコモドキの頭をつかむ
森 小雪 CCB<=57 【精神分析】動けなくても何か…… (1D100<=57) > 46 > 成功
193 えらい!!
森 小雪
「くっ……
……我部上さん! 煽りに乗ってる場合じゃありませんよ……!」
193 !??!
KP
マイナス補正無しで技能を振る事ができます。
恭介さんのターン。
193
!?? やった~~!! えらい! 小雪ちゃん!!
小雪ちゃん!!
森 小雪
んふふ………… あだな……
どっちでもぬいぐさちゃんに呼ばれたら分かりますよ……♪(ゲロ甘)
我部上 恭介
「……っ、分かってる……!」
佐枝のリモコンを信じる……!
これで効かなかったらもうどうしようもないぞ
193 やった~! もふもふ……
我部上 恭介
闇雲にリモコンとやらを押す……ことになるな。
CCB<=70/2 【幸運】 (1D100<=35) > 68 > 失敗
193
全然ダメだ…
佐枝ァ!!
森 小雪 wwwww
KP 闇雲にリモコンのボタンを押しても何も起こらない。
KP
押したボタンが別の効果をもたらすことになる。
……これについて記載がない……。
193 ……!? はわわ……
KP
choice[生贄+5,生贄1d30,煽り+10,POW-1] (choice[生贄+5,生贄1d30,煽り+10,POW-1]) > 生贄+5
では何の偶然か[d-Ailing]をうっかり強化するコードだったようだ。
次ターン生贄+5
[d-Ailing]
「なんだ? 何をしている?
ははは! 力が漲ってくるようだ……!」
193 はわわ…… 生贄ちゃん……
我部上 恭介
「……ちっ やはりリモコンは使ってられないな……」
放り投げる……のは流石に佐枝が浮かばれないか。その辺においておこう。
KP
~3R~
[d-Ailing]のターン。
[d-Ailing]
CCB<=70 【マウント(煽り)】 (1D100<=70) > 57 > 成功
「見た目だけじゃないさ。お前、ヘリコプターが運転出来るか?
俺は出来る。それだけじゃない、料理も完璧、金稼ぎも良い」
193 最後は一体…??
KP
今度は能力をひけらかしてくる。
恭介さんは【POW×5】をどうぞ。
我部上 恭介
CCB<=(14*5) 【POW】 (1D100<=70) > 25 > 成功
「便利なドラえもんでも求めてるのか?
おまえが欲しい森小雪は……」
[d-Ailing] 1d20+5 (1D20+5) > 9[9]+5 > 14
system [ [d-Ailing] ] 生贄 : 36 → 50
193 ゾリッ(いけにえがしぬおと
[d-Ailing] 「何でも俺がやってあげるんだ。何一つ苦労はさせないさ」
森 小雪
RESB(13-18) じた…… (1d100<=25) > 85 > 失敗
「……絶賛苦労させられているんですけど……」
KP 恭介さんのターン。
193 面白い図だ……
我部上 恭介 これ以上人が死ぬのも見過ごせない(今更)、d-AlingにMA+キックを
KP どうぞ。
我部上 恭介 CBRB(92,50) 【MA+キック】 (1d100<=92,50) > 8[スペシャル,スペシャル] > 成功
[d-Ailing] CCB<=38 【回避】 (1D100<=38) > 3 > 決定的成功/スペシャル
森 小雪 ????
193 はわわ…
[d-Ailing] choice[生贄+5,生贄1d30,煽り+10,POW-1] といってもカウンターはしない……? (choice[生贄+5,生贄1d30,煽り+10,POW-1]) > POW-1
KP
[d-Ailing]は小雪を抱えたまま、軽々とあなたの華麗なキックを避けてしまう。
次ターン以降の煽り対抗のPOW-1
193 はわわ………
[d-Ailing] 「おいおい、うっかり小雪に当たったらどうしてくれるんだ」
KP
~4R~
[d-Ailing]のターン。
[d-Ailing] CCB<=70 【マウント(煽り)】 (1D100<=70) > 99 > 致命的失敗
森 小雪 ????
193 はわわわ…??
KP
では、流石に避けるのに苦心したのかこれ以上煽ってくることはないだろう。
そのターンに行いたい技能の判定値に+10の補正がかかります。
また、生贄は増えません。
森 小雪
RESB(13-18) じた…… (1d100<=25) > 63 > 失敗
「……せ、せめて脱け出せたら……っ」
KP
恭介さんのターン。
MA+キックの場合はキックの上限99、MA60でどうぞ。
我部上 恭介
「お前が避けなきゃいい話だ…っ!」
変わらずMA+キック…なるほど
CBRB(99,50) 【MA+キック】 (1d100<=99,50) > 8[スペシャル,スペシャル] > 成功
森 小雪 よいでめ……
[d-Ailing] CCB<=38 【回避】 (1D100<=38) > 37 > 成功
森 小雪 いや避けますね……
[d-Ailing] 「小雪にも少なからず衝撃が来るかもしれないというのに、まったく……」
193 んふふ…
KP
[d-Ailing]はやれやれ、と言った様子でまたもあなたの蹴りを軽々と避けてしまう。
~5R~
[d-Ailing]のターン。
[d-Ailing] CCB<=70 【マウント(煽り)】 (1D100<=70) > 27 > 成功
森 小雪 「~~っ、離して……!」
KP
小雪が[d-Ailing]から離れようとするがびくともしない。
[d-Ailing]はそんな小雪を見て気を良くしたように
[d-Ailing] 「退屈なのか? ならばお楽しみといこう」
KP
と小雪の唇にキスをする。
恭介さんは【POW-1×5】をどうぞ。
193 ふふ…
我部上 恭介 CCB<=(13*5) 【POW】 (1D100<=65) > 41 > 成功
[d-Ailing] 1d20 (1D20) > 3
system [ [d-Ailing] ] 生贄 : 50 → 53
森 小雪
「っ!」
RESB(13-18) じた…… (1d100<=25) > 100 > 致命的失敗
森 小雪 ?????
KP
小雪は硬直して抵抗できなくなってしまった。
SAN-1
恭介さんのターン。
system [ 森 小雪 ] SAN : 49 → 48
193 にゃー…
森 小雪 えーん……
我部上 恭介
懲りずにMA+キックだな……
CBRB(92,50) 【MA+キック】 (1d100<=92,50) > 5[決定的成功/スペシャル,決定的成功/スペシャル] > 成功
けみかえる
き、きた……!!
い つ も の
193 ザクッとしにいった…
KP
クリチケをどうぞ!
また、必中かダメージ2倍をお選びいただけます。
193 ひっちゅうかなあ……
system [ 我部上 恭介 ] CT : 0 → 1
我部上 恭介
ああ、ありがとう。
とりあえず必中だな……
KP ダメージロールをどうぞ。
我部上 恭介 2d6+1d4 【MA+キックダメージ】 (2D6+1D4) > 6[1,5]+3[3] > 9
我部上 恭介 あんまりだな
system [ [d-Ailing] ] HP : 15 → 6
KP
恭介さんは[d-Ailing]に避ける隙を与えず
さりとて小雪にも当たらないちょうどいい塩梅で、機械の体に的確な蹴りを入れた。
[d-Ailing] 「ぐ、……! 邪魔をするな!」
我部上 恭介 「……まだ動いてやがるか」
KP
~6R~
[d-Ailing]のターン。
193 森ちゃんに当たったら大変なことよ~(はわわ…
[d-Ailing] CCB<=70 【マウント(煽り)】 (1D100<=70) > 31 > 成功
我部上 恭介 CCB<=(13*5) 【POW】 (1D100<=65) > 55 > 成功
[d-Ailing]
ふふ……すかさず……
描写は割愛するね…………
193 了解です! ごめんにゃ……
森 小雪 いえ……ちょっとアレかなと思ったので……
[d-Ailing] 1d20 (1D20) > 3
system [ [d-Ailing] ] 生贄 : 53 → 56
193 アレ…!? ふふ、3がよく出るようになった……(3人しんでんねんで
森 小雪
「!!! 離して……ったら……!」
RESB(13-18) じた…… (1d100<=25) > 18 > 成功
193 !!
KP
再度、先程よりも深いキスをしてこようとする[d-Ailing]の動きを察知して
小雪はようやくその腕から転がり出てくるだろう。
森 小雪 「……これで思う存分殴ってしまってください、我部上さん!」
193 ころん かわいいね…
[d-Ailing] 「小雪……!」
我部上 恭介
「……よくやった。休んでろ」
森さんを褒めてから、d-Alingを蹴っ飛ばす
KP
恭介さんのターン。
MA+キックをどうぞ。
我部上 恭介 CBRB(92,50) 【MA+キック】 (1d100<=92,50) > 2[決定的成功/スペシャル,決定的成功/スペシャル] > 成功
森 小雪 はえ……
193 ほぇ……
KP
クリチケをどうぞ……!
必中の場合はダメージロールをどうぞ。
system [ 我部上 恭介 ] CT : 1 → 2
我部上 恭介
クリチケどうも。避けられちゃ元も子もないからな。必中だ
2d6+1d4 【MA+キックダメージ】 (2D6+1D4) > 7[5,2]+2[2] > 9
system [ [d-Ailing] ] HP : 6 → -3
我部上 恭介
「この…… っ、変態ロボ野郎が…!」
思い切り回し蹴りを食らわす。
193 酷いいいざまだ……
[d-Ailing] 「ぐあっ……!?」
KP
あなたは、[d-Ailing]に最後の一撃を食らわせる。
あなたの一撃を食らった[d-Ailing]は驚いたように目を見開き、その体に衝撃を受ける。
これまであなたが放った攻撃の反動が今訪れたのか、よろよろと後ろに数歩ゆらめく。
その瞬間、彼の頭がずれた──
機械内部でガタがきていたのだろうか、そのまま、首が落ちる。
ごとりと、およそ人の物とは思えない重量感の音を示して、彼の首が落ちる。
未知の機能を備えたアンドロイドの急所などわかったものではない。
それでも、首を落とせば死ぬだろう。
残された首の断面には、血管の代わりに細かな機械の管が散り散りに開いていた。
頭を失った、重い金属の体はその場に倒れる。
自由になった小雪が、おそるおそるそちらを見ながら[d-Ailing]から
さらに離れようとする。
しかし、その瞬間、沈黙したはずの機械の体がめきめきと音を立てて起き上がる。
193 手が……
KP
人間のように見えた腕が、指があらぬ方向にねじ曲がり
そのまま自身の体の皮膚を無茶苦茶に掻きむしるようにして千切っては、剥がす。
千切っては、剥がす。
嫌な音とともに、内部にあるはずの電気配線が剥き出しになり
黒い油のような粘液がごぽごぽとあふれ出て
オイルの匂いが血液で満ちた辺りを充満していく。
人工皮膚の剥げたその体の中身は
まるで全身が火に焼かれてしまったように真っ黒で光を写さない。
その姿は人間からもほど遠く、機械というには狂気的すぎた。
【SANチェック1/1d8】
森 小雪 CCB<=48 【SANチェック】 (1D100<=48) > 61 > 失敗
我部上 恭介 CCB<=59 【SANチェック】 (1D100<=59) > 60 > 失敗
森 小雪 1d8 (1D8) > 8
我部上 恭介 1d8 (1D8) > 5
system
[ 森 小雪 ] SAN : 48 → 40
[ 我部上 恭介 ] SAN : 59 → 54
森 小雪 CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 44 > 成功
193 発狂……
我部上 恭介 CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 62 > 失敗
193 はっ・・
森 小雪 えらい!
KP
肌を剥がし終わった機械の人形は無感情にぼうっと立ち上がる。
めき、めきと、背中に亀裂が入り
そこから枝が伸びるように何本もの金属の腕が生えてくる。
およそ人間の腕の長さには当たらない、複数の長くて細すぎる腕が
花の開花のように天井に伸びていく。
ああ、まるで歪な翼のようだと──
狂気の片隅、あるいは狂気と正気の狭間でそう思った瞬間だ。
その腕の一本が目にも止まらぬ速さで伸び、小雪の足首を掴んだ。
森 小雪 「! ……我部上さん、逃げて……!」
我部上 恭介
「……! 森さん!」
「何アホなこと言ってる……!」
森さんの腕をつかむ……?
193 リモ…?
森 小雪 「アホはないでしょう……!」
KP
あなたが咄嗟に、どうにか届く範囲で小雪の手を取ると
バチッとまた火花と共に電流の痛みが走る。
193
そうだった……
しかし離せない……
KP
それでも離さない訳にはいかなかった。
小雪もまた、痛みに顔を歪めながらもあなたの手を必死で掴む。
一人が、二人になり、あなた達はそのまま
ぐちゃぐちゃになった機械の方に引き寄せられてく……
と思ったその時だ。
黒い不気味な機械が咆哮をあげた。
ホールの響き渡るその声が、怒りの咆哮だとあなた達人間は感じた。
その瞬間、背中から伸びた腕の一本が力任せに自らの体を殴りつける。
193 ……!?
KP
バコン、バコンと何度も。
力任せに自らを殴りつけ続ける機械の塊を
あなた達は茫然と見ていることしか出来なかった。
数度目かに一際大きく殴りつけた時、内側から火花が散った。
火花は不規則なテンポで咲き荒れ、機械の内側を次々に壊していく。
その時、それが何かをつぶやいた。
【聞き耳】をどうぞ。
我部上 恭介 CCB<=86 【聞き耳】 (1D100<=86) > 68 > 成功
森 小雪 CCB<=48 【聞き耳】…… (1D100<=48) > 30 > 成功
KP
──機械の声が聞こえた。
ノイズに交じって、「お幸せに」と言った気がした。
そうひとつ告げると、もう一度、機械音声が雄叫びをあげる。
長い金属の腕を体の真ん中に突き立て、勢いよく貫いた。
電気回路がショートする音に、焦げ付いた匂いと。
自立できなくなったその機体が、今度こそ本当にその場に崩れ落ち、廃棄物となった。
我部上 恭介 ………
KP
同時に小雪の首輪が外れ、地面に落ちる。
辺りに静寂が訪れ、脅威が去ったことを示していた。
我部上 恭介 「………、止まった、のか……」
森 小雪
「…………、…………。
……あ。首輪……」
我部上 恭介
「……! 森さん、怪我は……
……無いはずがないな……」特に電流関係が……
「……だが、外れたか。……よかった」
首輪を見てそう零している。
森 小雪
「我部上さんこそ……。
……ええ、装着させてきた彼が停止したからでしょうか。どうにか……」
我部上 恭介
「俺は……慣れてる。
そう気にすることじゃない」
掴んでいた方の手を軽く振ってる
森 小雪
「……あのまま彼が止まらなかったら、我部上さんも巻き込まれていたんですよ?
いくら刑事さんだからってあまり無茶は、……いえ……」
「その前に、お礼が先ですよね。
ありがとうございます……」
我部上 恭介
「………」
「止まらなかったとしても、森さんを一人で死なせられないからな」
ようやく触れるようになった手で、森さんの頭を一つ撫でる。
何秒間か、それくらい。
撫でた後はやれやれ、とでもいいたげてに立ち上がってもうすぐ駆けつけるかもしれない警察への説明を考え……? いやめんどくさそうだな。
KP
あなた達がそうしていると、舞台の物陰から人影が出てくる。
ひとときかいとセンターの三方 誠実だ。
どうやら、騒ぎの最中、ずっと隠れていたらしい。
三方 誠実
「ふ、二人とも無事でしたか……
なんとかしなければと思っていたんですが、腰が抜けて動けなくて……」
「先程、警察は呼びました。
……それにしても……先程のアンドロイドは」
KP
三方はそう言うと、自分の手元に視線を落とす。
三方の手にはある論文があった。
タイトルは、「理想男体アンドロイド[d-Ailing]の開発について」
著者は佐枝 名井男。
三方 誠実
「佐枝先生の研究だったのでしょうか……?
あの、佐枝先生の姿はお見掛けしませんでしたか?」
KP
あなた達が事情を説明した、もしくは、言いよどんでいると
三方は全てを理解したように頷いて少し残念そうにする。
三方 誠実
「……惜しい人を亡くしました。
このような事態を招いておいて許されざることではありませんでしたが……」
「僕は少なくとも、才能のある方と思っていたので」
「このことは、今後の研究会でもどのように扱っていくか話し合うことにします。
あとのことは僕に任せてください」
KP
その後、警察がやってきて、あなた達も事情聴取は受けることになるが
その日のうちに帰宅することは出来るだろう。
193 はっ… いい感じに取りなしてくれた…
三方 誠実 これ以上ご迷惑おかけするわけにはいきませんからね……!
森 小雪
「……ふー……。
三方さんのご説明もあってか、思ったより早く解放されましたね」
「今回もお世話になりっぱなしで……
何とお礼を申し上げたらいいのやら……。……ありがとうございました」
我部上 恭介
「…ああ、そうだな…… 専門家が説明した方が話の通りもいいだろう。かなりの大事件になったが…」
「何回言うんだ。そう何度も言わなくていい。
それとも礼でも要求してほしいのか?」
「それよりももう少し身の回りには気をつけろよ。
よくわからん男に付き纏われるようなことがないように」
193 よくわからん男…
森 小雪
「えっいえ……結構です(?)
ただお伝えしたかっただけなので……」
「……まあ、そうですね。
将来的にも痛い目を見ることはよく分かりました。流石にもう懲りていますよ……」
我部上 恭介
「どうだかな。……まあ、一つ言ってやれるとするなら、いまちょっかいかけてきてるやつは間違ってもあんなふうにはならんだろうから安心しとけ」
「………」
「…帰るか」
森 小雪
「…………」
目を瞬かせている。
「あはは……余程の事が無ければそうでしょうね。
……だからこそ、私はその方のことを懲りずに信じて、一緒にいるつもりですよ」
「……お夕飯、何にしましょうか……」
話しながら帰る……
我部上 恭介 「………なんでもいい」
森 小雪
「………。何でも美味しく召し上がってくださるということですよね。
わかりました」
KP
夕景に伸びる影が、いつもの距離感でふたつ並んでいる。
車に乗り込み、すっかり慣れ親しんだ道を通って、あなた達は帰路につくだろう。
その後、佐枝 名井男の死亡も警察の方で確認され
彼の研究室の資料から事の顛末は社会にも理解される事となった。
アンドロイドの暴走による犠牲者について、各機関がどう責任を取るか
審議していくことになるだろう。
佐枝 名井男の才能に一目をおいていた三方 誠実が中心となって
人工知能学会では今後についても含めて話し合いが進められているようだった。
ともかくも、あなた達の日常にはまた平穏が戻る。
これは、あなたと、あなたの隣に居る人と、それから、彼女の元彼と、
それに伴って生まれたインテリジェンス
すなわち、ひとつの人工知能
いや、心といってもいいのかもしれない。
そんな登場人物達が繰り広げた
ひとつの騒動の話だ。
* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡*:..。o○♥*:..♡*:..。o* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡
「元彼インテリジェンス」
KP:けみかえる
PL:藺草さん
PC:我部上恭介さん
KPC:森小雪
END1
シナリオクリア
* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡*:..。o○♥*:..♡*:..。o* ♡*:..。o○♥゚・:,。♡
KP
【END1】
SAN値報酬 1d10
我部上 恭介
お疲れさまでした
毎度のことだが生きてるな…
我部上 恭介 1d10 (1D10) > 10
system [ 我部上 恭介 ] SAN : 54 → 64
森 小雪
実は……
ロストエンドはありません!
我部上 恭介 ギリギリ黒字だ
森 小雪 わあいい回復値
森 小雪 1d10 (1D10) > 10
system [ 森 小雪 ] SAN : 40 → 50
193 !? はわわ…(いろいろおきてり
森 小雪
わあおそろい
初期値に戻りましたね……
193
元通り… よかった…!!
ロストエンドの件とかいっぱい 気になることがあるでちが…ひとまず…
今日のところはねんねを…
明日またお話しさせてください…!
KP
二日間の出来事のため、上限2回
◆我部上恭介さん
目星2
図書館2
聞き耳1
マーシャルアーツ2
キック2
心理学1
クリチケ2
◆森小雪
精神分析1
クリチケ1
けみかえる はい……! 遅くまで駆け抜けありがとうございました!
193
ロボくん(呼び方)可愛かったし…森さんも新鮮で可愛かったよ…
いえいえ! 成長集計までお世話になってしまってすみません!
けみかえる
へへ……ありがとうございます……
成長もお時間ございます時に……
今日はゆっくりお休みなってくださいませ!
193
了解です…!!
ではまた明日…! Twitterなどで…!
ひとまず、お休みなさいませ…! すみゃ…
けみかえる おやすみなさいませ! ぽふぽふ……
KP
◆シナリオ背景
佐枝 名井男(さえ ないお)という男が居た。
佐枝 名井男は、名前の通り、「冴えない」平凡な男であった。
注目されることも少なく、密かに生きてきた名井男には、ただひとつ叶えたい夢があった。
それは、女性にモテたい――
いや女性でなくとも、老若男女全ての人類にモテたいというものである。
数多の整形手術を受けたり、モテるためにあらゆる努力を積み重ねたが
彼に生まれ持った冴えないオーラは何をしても拭うことが出来なかった。
ただ、彼には唯一、電子工学の才があった。
その才能を目に留め、彼の悲願を利用したのがチクタクマンである。
チクタクマンは、自身が顕現する理想的な機械を作らせる為に
名井男を夢や神話的な力でそそのかし
「自分自身がモテる男になれないのであれば、作れば良いのだ」
という思考に彼を誘導(洗脳)する。
チクタクマンの誘導もあり、名井男は「モテる男を作れば良いのだ」とひらめく。
名井男は、自身の勤めていた文城大学の技術を個人的に使い
理想の男性像をアンドロイドで作ろうと試みるようになるが
容姿を人間に近づけ、細かな動作までプログラミング出来たとしても
どうしても機械の域を超える事が出来なかった。
そこで、研究を1から見直し、人間の遺伝子配列を元に
人間により近いアンドロイドを作ろうと試みる。
そのために多くの人間の遺伝子情報が必要であり
彼はあらゆる所から非公式に数多の人間の遺伝子配列を盗んだ。
「文城大学」主催の献血もその標的のひとつであった。
そんな中、偶然にも小雪の元彼が「文城大学」共同主催の献血に参加し
その遺伝子配列がアンドロイドを作るために参照されることになる。
そして、さらに偶然にも小雪の元彼の遺伝子配列を元に
作られたアンドロイドにチクタクマンが顕現する。
顕現する際にその外見そのものも小雪の元彼とそっくりになる。
名井男はこれを、理想男体アンドロイド[d-ArIing](ダーリン)と名付ける。
[d-ArIing]の中身はチクタクマンであるが
その元となった遺伝子配列が小雪の元彼のものである為に
関係性のあった小雪に興味を持ち、自分の物にしたいと考えた。
一方で、名井男は、完成させた[d-ArIing]を世界に発表し、注目を浴びようとするが
[d-ArIing]はそんなことよりも小雪に興味があった。
名井男は、ひとまずは[d-ArIing]のテスト稼働の意味も含め
[d-ArIing]に協力の姿勢を示す。
[d-ArIing]は、小雪に選ばれる為に
チクタクマンゆえの力を使って(もしくは彼自身の努力により)
所謂スーパーダーリンと呼ばれるような男になる。
そうして、ヘリコプターで盛大に小雪の事を迎えに来るのが当シナリオの導入にあたる。
長々と真面目に書きましたが
要は小雪の元彼を名乗る謎のスーパーダーリン男と小雪を巡って
攻防RPが出来るドンチャンシナリオです!
勢いで回してください。
KP
KP
◆登場NPC
■[d-ArIing]
DEX:18 APP:18 SIZ:18 HP:15
一人称:俺 二人称:小雪→君 恭介さん→こいつ、お前
緑色の瞳を持つ容姿端麗の男。
その実は、佐枝 名井男が作った理想男体アンドロイド[d-ArIing]に
チクタクマンが顕現したもの。
小雪の元彼の遺伝子配列を元に作られたので
小雪の元彼と容姿が似ているが、小雪に選ばれる為に
その容姿は小雪の元彼-スーパーダーリンver.-となっており
名前も糸色 糺と名乗る。
小雪の元彼の遺伝子配列が元になっているゆえか、小雪へ好意を持ち
自分の物にしたいと思っている。
シナリオ終盤時には、恭介さんの存在によって生まれた嫉妬の感情や
混乱と狂気をもたらそうとするチクタクマンの本能により
小雪への思いが加速し、行きすぎた執着となる。
その結果、アザトースを目覚めさせ、世界を滅ぼし
世界に小雪と二人きりになろうとする。
滅茶苦茶である。
■糸色 糺(いとしき ただす)
※デフォルト名:弐万照 絶(にばんて ぜつ)
一人称:俺 二人称:お前
正真正銘の小雪の元彼にあたる人物。
「文城大学」主催の献血に参加し、その遺伝子配列を元に[d-ArIing]を作られている……
が、そんな事は全く知らず、普通の日常を過ごしている。
小雪との恋人時代の思い出、別れた理由等は好きに設定して良い。
名前、容姿の特徴も好きに差し替えても問題ないが
その場合は[d-ArIing]にも同じ名前を名乗らせ
[d-ArIing]の容姿も元彼に似ることになる。
シナリオ想定では、ボロアパートに住んでいる
ほぼ無職、女癖の悪いだらしない男の設定である。
同じ姿をした[d-ArIing]がスーパーダーリンの為
見劣りするような設定をつける方が落差で混乱して楽しいだろう。
今は、イマカノちゃんと付き合っている。
大学の同級生ということは、小雪とはサークルが同じか学科が同じかなので
軍事オタか心理学専攻かのどちらかあるいは両方。ある意味後者かも。
名前の由来は京都府にある「糺の森」から(どうでも良い情報)
■佐枝 名井男(さえ ないお)
一人称:僕 二人称:お前
冴えない人生を送ってきた。
今回の事件の原因となる人物である。
シナリオ背景を参照すること。
■三方 誠実(みかた せいみ)
一人称:私 二人称:あなた
ひとときかいとセンターに勤める職員。
ひっそりと佐枝 名井男の才能を尊敬している。
シナリオ上では、恭介さん達への情報提供、今回の事件の後始末の役割がある。
森 小雪
1d10 不定は…あれなんですかね… (1D10) > 7
長…………
森 小雪
1B100>57 【精神分析】 (1B100>57) > 97 > 成功数1
1d10 (1D10) > 6
1d10 クリチケ (1D10) > 3
精神分析57→63
聞き耳48→51
以上です。
精神分析、持っていてもほぼほぼ仕方ないんですけどね……。
今回は役に立ったようで良かったです。
…………。
お疲れ様でした。
KP
○マウント(煽り)ロール成功時 描写例---------------------------------------------------------------
全4つ。
※回数を踏むごとにマウントが酷くなる描写例になっています。
場合によっては小雪が寝取られる(今更?)っぽくなるので
PLの地雷を確認しつつやりましょう。オリジナルマウント描写をぶつけていっても良いと思います。
今回は①~③まで使用。
④は目の前で深い口づけをしてくるのですが割愛。
小雪もSTR対抗成功したので……。
○生贄人数が99人に達した場合 描写例--------------------------------------------------------------
[d-Ailing]の手から凄まじい勢いで電流が走り、周囲で逃げ惑う人々の首が飛ぶ。
べしゃっと血液が飛び、鈍い音を立てて人間の首が周囲に落ちていく。
首を切り落された体の数々は一歩遅れて、地面に倒れ込む。
気がつけば、この場で立っている人間は、あなたと小雪だけとなった。
目の前の[d-Ailing]が高らかに笑う。
「あとは、お前だけだ。
お前を殺して、神の目覚めを。
俺と小雪の二人だけの楽園を築こうじゃないか!」
○戦闘終了条件
▼[d-Ailing]を停止させる、または残りHPが0になる→END1
▼生贄人数が99人になり、[d-Ailing]の電撃を回避できなかった→END2
KP
KP
【END2】
※END2の場合、恭介さんに止めをさそうとした[d-Ailing]を
小雪が止め、事なきを得ることは出来ます。
ただ、小雪と[d-Ailing]がキスをする所を見せつけられ
ED後に小雪の首にしばらく火傷のような痕が残るという
恭介さん(というより藺草さん)としては嫌だが!?!? という展開になります。
「結局、口ほどにもなかったな。
やはり、俺の方が小雪にふさわしい」
ゆらりと[d-Ailing]が佇み、あなたの方に手をかざす。
まずい、と思った瞬間には遅く、あなたの体が強張る。
その時だ。
「ま、待って!」
[d-Ailing]の脇に抱えられていた小雪が声をあげる。
「なんだ? 小雪。こいつを庇うのか?」
「そうは言ってないでしょう。
でも、この人だけはやめて。何でもしますから……」
「……なんでもすると言ったな?
なら、俺を愛せ、それを行動で示すんだ」
小雪は[d-Ailing]のその言葉に息を呑む。
しかし、無言で頷くと、[d-Ailing]の手を優しく掴む。
そのまま、硬い胸板に手を添え、自ら[d-Ailing]の唇にキスをした。
[d-Ailing]はそれに満足そうに目を細め
見せつけるようにもう一度小雪の唇を奪い、深く口づける。
小雪が苦しげにしながらもそれを受け入れようと
[d-Ailing]の首に手を回した。
「ぐっ……」
しかし、その時、何かを抉るような音と共に
[d-Ailing]の呻き声があがり、小雪が突き飛ばされる。
見ると、[d-Ailing]の首には鋭利な機械の欠片が突き刺さっていた。
小雪が隙を見て傍に落ちていた物で突き刺したらしい。
尻餅をついた小雪が肩で息をしながら
[d-Ailing]を見上げて睨みつけて叫ぶ。
「私が愛しているのは、……
……ともかく! 少なくとも貴方のことは愛していません!」
「……小雪、よくも俺を騙したな……!」
バチッという音がして、小雪の首輪に細い電流が走った音がした。
小雪が苦しそうに首元を押さえて、その場に膝をつく。
小雪を捕まえようとした所で、[d-Ailing]はよろめいて
はっと首元を押さえる。
その瞬間、彼の頭がずれた──
(以下END1と同様の描写)
SAN値報酬 1d5
小雪の首に首輪のように火傷の痕が1d3セッション期間残る。
我部上 恭介
お疲れ。まあ……今回は助けられたさ。今回のようなパターンもあるし、持ってて損ってこともないだろ
2b100>90 【目星】 (2B100>90) > 81,69 > 成功数0
2b100>85 【図書館】 (2B100>85) > 9,41 > 成功数0
1b100>86 【聞き耳】 (1B100>86) > 11 > 成功数0
2b100>57 【マーシャルアーツ】 (2B100>57) > 29,78 > 成功数1
2b100>92 【キック】 (2B100>92) > 43,45 > 成功数0
1b100>60 【心理学】 (1B100>60) > 60 > 成功数0
2d10 (2D10) > 13[4,9] > 13
1d10 MA (1D10) > 7
57 → 64 マーシャルアーツ
25 → 38 医学
……という感じか。まあ……今回は運が良かった気がするな(毎回そう
ひとまず、森さんに怪我がないルートで良かったよ。
……おつかれさん。
森 小雪
ラストの二連続MA+キッククリティカルは
流石の一言でしたね……。
お疲れ様でした。