KP
1 2 2 6 . 3 8 . 9
(イチニーニーロク、サンジュウハッテンキュウ)
【 概要 】
エンデビ→アルラブを通過したふたり限定、冬のデートシナリオ。
2PL(タイマン改変可能) / ロストなし後遺症あり / SAN回復シナリオ気味
RPメインのボイセ2~3時間想定(※RP次第でいくらでも)
193 ぴこん!
けみかえる ぴょこん!
193
大変お待たせいたしました!
本日もお集まりいただいてありがとうございます…!
けみかえる
とんでもない! ご準備お疲れ様です!
本日もよろしくお願いいたします!
193
よろしくお願いいたします…!
ではざつだんをしつつ……早速始めてまいりましょうか…!
けみかえる はーい!
KP
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
では只今より、
CoCシナリオ
【1226.38.9】
KP:藺草
PL:けみかえるさん
PC:星守 瀬理香さん
KPC:夜門 由貴
始めてまいります。
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
星守 瀬理香 よろしくお願いします。
夜門由貴 うん、よろしくね。
KP
シナリオ開始前に1d100を判定して貰う。
これは《CON*5》ロールであり、失敗した方、または出目の高かった方が<風邪の初期症状>を患うことになる。
結果的に二人ともに風邪はひいてもらうが、先に発症する探索者を決定する。
以下、先に風邪をひく方を<風邪PC>、もう一人を<相手PC>と表記する。タイマンで回す場合はKPC固定でも可能。
……が、今回はKPC固定で行きます。
KP ✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
けみかえる えいえいっ
KP
季節は冬、日付は12月26日、時刻は午前11時。
赤と緑で装飾されていた街は、夜が明け、陽が昇った瞬間にはもう年末年始へとその色を変えていた。
そう、きみたちがあの奇妙な博物館から見事脱出を果たしたのは、ちょうどクリスマスの夜だった。
お互いに人間に戻ったあの日から、きみと共に過ごす初めてのクリスマスだったというのに、散々な一日になってしまった。
そんな風に悲しそうに話すきみに笑っていて欲しくて、世間のクリスマスは終わってしまったかもしれないけど、デートをしよう、と持ちかけたのだった。
今日は、きみたちにとっての、クリスマスデートの日。
夜は家でケーキを食べたり七面鳥を焼いたりしよう、と話していたきみたちは、買い出しに出かけるべく、街へとやってきていた。
夜門由貴
「まずどこに行こうか……
食料品はそうだけど、他に……正月飾りとか買っておく?」
星守 瀬理香
「そうだね、生ものは後がいいかも。
大掃除の道具も買っておこうかな……」
夜門由貴
「ああ……そっか。
掃除道具もいる……」
星守 瀬理香
「年末に大掃除なんて、何年ぶりだろ。
そうだ、クリスマスって終わっちゃったんだ。ケーキとかも安くなってるのかな」
目移りしながら歩いている。るんるん……
夜門由貴
「ああ……そうかも?
売れ残りのパーティグッズとか、あったら買っちゃおうか」
KP
都内はすっかりやって来る新年を祝う事ばかりに気が取られていて、過ぎ去った一年を片付けることばかりが特集されていた。
きみと過ごす未来に思いを馳せつつも、思い出が過去のこととして扱われてしまうのは、枯れ落ちて裸になる木のような寂しさがあった。
まだ午前中だというのに空は分厚い雲が覆う曇天模様であり、昨日積もった雪は除雪されていないようで、あちららこちらにまだ散見される。
見える景色に色は乏しくて、オフホワイトの視界はつい意識がぼうっとしてしまう。
何だか胸がぎゅっと締め付けられるような思いがするのは、吹きつける風が冷たいことと、それと、年末特有の忙しなさに自分だけ置いて行かれるような心持ちがするからかもしれない。
では……きみたちが街を歩いていると、一つの大きな家電量販店の前を通りがかる。
<アイデア>が可能だ。
星守 瀬理香 CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 55 > 成功
夜門由貴 CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 33 > 成功
星守 瀬理香 ぞろめ!
夜門由貴 ふふ……おんなじだね
KP
《アイデア》
きみたちはこの店を訪れたことがある。
というのも、店内ではなく、店先の方だ。
以前ここで声を掛けられて、くじに参加したことがあるのを思い出した。
どうやらその店はクリスマス関連の商品が大量に売れ残っているようで、すっかり年末年始に切り替わった街の中でいまだにクリスマスを主張し続けているようだった。
星守 瀬理香 商売まだ上手になってないんだ……
夜門由貴
「おっと…噂をすればってやつかな。
家電のお店……」
夜門由貴 ふふ……そうみたいだね
星守 瀬理香
「ヨノカドくんが温泉旅行当ててくれたお店だよね!
ふふ、私たちにも優しい仕様でほっとするなぁ」
夜門由貴 「そうそう、そうだった」
星守 瀬理香 がんばれ…タカタさん…!(タカダさんかもしれない…?)
夜門由貴
高田さん……ふふ…
そういえば温泉旅行、もう行ったのかな俺たち…
星守 瀬理香
どうなんだろう?
なんとなく冬がいいのかなぁとは思うけど……
年末年始はお高そうだし、2月とか? もう行ってたら11月とか…?
星守 瀬理香 「せっかくだから覗いてみる? いいものあるかも」
夜門由貴
2月……それもいいかもね。
ふむ…
夜門由貴
「そうだね、掃除機とかもあるだろうし……
ここみたいにクリスマス用品もあるかも」
「いこっか。
前に色々もらった恩もあるからね(?)」
星守 瀬理香
「はっ……確かに!
ここで貰ったもののおかげで色々助かったとこあるもんね」
星守 瀬理香 旭日さん…………
夜門由貴
ん……ふふふ、俺たち時空では昨日の事だったね……アルラブ……
望月さん…
夜門由貴 「そうそう。変換器のやつとか……」
星守 瀬理香
去年までは、クリスマスでも変わらず出社して
オフィスをチキンくさくしながら旭日さんとKFC食べたこと……わすれません……(謎捏造)
KP
あなた方は顔を見合わせると、揃って店内へと入っていくだろう。
外のひんやりとした空気から一転、暖かな空気があなたを包むだろう。
夜門由貴
捏造してる……ふふふ…
ビールも職場で飲んでたなら、そういう事もあったかもね……
星守 瀬理香 えーーん……
星守 瀬理香
「わ。あったかぁい……」
きょろきょろ……
夜門由貴 「うん……思ったより冷えてたんだな……」
KP
【家電量販店】
家電量販店とはいえ様々なものを売り出しているようで、その店内は想像していたよりも広かった。
入ってすぐに、フロアマップがあることが分かるだろう。
KP
<フロアマップ>
1F レジ/季節の商品
2F ビューティー家電/化粧品/マッサージ器具
3F テレビ類
4F 携帯電話類
5F ゲーム/おもちゃ類
6F エアコン/洗濯機
7F カフェ 「三回福」
KP
※基本的に必要な探索箇所はカフェのみです。
カフェによらずに帰宅しようとした場合、もうそろそろ昼時であり、探索者たちは空腹感を覚えていることを伝えてください。
星守 瀬理香 >>さんかいふく<<
KP さて、ここで瀬理香さんは<アイデア>をどうぞ。
夜門由貴 ふふ……
星守 瀬理香 CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 77 > 成功
KP とてもえらい!
星守 瀬理香 あ! またぞろめ! ラッキーセブンだ!
KP
《アイデア》
この7Fにあるカフェは行列のできる有名店であり、一度訪れたかった場所であることを思い出した。
見て幸せ、食べて幸せ、食べ終わってまた来ることを考えて幸せになるという三回福が訪れる―という意味からこういった店名らしい。
夜門由貴
本当だ……
今日はいいことがあるかもね…?
星守 瀬理香
「あっ! 『三回福』ってこんなとこにあったんだ!
ねえねえヨノカドくん、ここ、有名なカフェだよ!」
興奮ぎみにフロアマップの7Fを指さしている
星守 瀬理香 もういいことあったよ!
夜門由貴
「えっ? さんかいふく…?
ああ、7階にあるカフェがそうなんだ」
「ふーーん……
行ってみたい?」
星守 瀬理香
「うん、行ってみたい!
前からネットとかで見て目をつけてたけど、もちろん行った事なくって……」
「ああでも、人多いかな……?
覗くだけ、雰囲気だけでも……」
夜門由貴 かわいいね……
星守 瀬理香 えっ?????
夜門由貴 「そ、そっか……? うん、わかった」
星守 瀬理香 いきおいにおされてる……
夜門由貴
「せっかく来たんだから行くのは賛成だよ。
ここのお店色々売ってそうだし……順番に見ていって……」
「上につく頃には丁度いい時間になってそうだし、そこでご飯食べて帰ろうか」
夜門由貴 ふふ、思ったよりも食いつきがよくてびっくりしたみたい…?
星守 瀬理香 「やった! ヨノカドくんの意見に大賛成!」
星守 瀬理香 るんるん……だってカフェだもん
夜門由貴
「ふふ……よかった。
じゃあゆっくり見ていこうか」
夜門由貴
かわいいね…… 実はカフェに直行でもいいから……
好きな場所だけ行っても大丈夫だよ。
星守 瀬理香
「うん!
1Fはええっと、季節の商品……?」
ぐるっと見て回る……?
KP では、君たちは早速1Fから見て回るだろう。
星守 瀬理香
腹ごなしに一通り見て回るかな?
今は買わなくても、大型家電のトレンドとか見るのかな……
KP
【1F レジ/季節の商品 】
主にクリスマスシーズンに売れ残ってしまったのだろうオーナメントやツリーなどが売られている。
クリスマス商品が並んでいる中に、居心地の悪そうに正月飾りが置かれている。
これから大掃除をするであろう主婦たちを狙ったコーナーが、一番人だかりができているようだ。
夜門由貴 家電に興味がある……
KP <目星>が可能だ
星守 瀬理香 え! だって……うん……
星守 瀬理香 CCB<=95 【目星】 (1D100<=95) > 78 > 成功
星守 瀬理香 誰かと一緒に暮らすなら、より便利でいいものがほしいかな、って……(ヨノカドくんちら……
KP
《目星》
掃除用具を陳列している商品棚は客が手に取りやすいように陳列されていた。
また、掃除する箇所ごとに仕分けてあったり、洗剤の分かりやすい説明が書かれたポップなどが置かれている。
この分かりやすさも客を集めている理由の内の一つにあげられるだろう。
ポップの端には「高田」という名札をつけた店員のイラストが描かれていた。
デフォルメされているがなかなか特徴を掴んでいるようなタッチで、愛らしさを感じるかもしれない。
更に<アイデア>が可能。(リアルアイデアでも可能)
星守 瀬理香 タカタさん!
星守 瀬理香
「わ、この辺りは人が多いね。
なるほど、ゆうしうな店員さんが……」
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 91 > 失敗
KP !?
星守 瀬理香 ???
KP びっくりした…
夜門由貴 CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 24 > 成功
星守 瀬理香 私最近……いつもこんな感じだね……(かえるをむに……
けみかえる 私の意識と乖離せんでほしい
夜門由貴
だ、大丈夫だよ……
かえるちゃんが変形してる…… ふふ
KP 《アイデア》→どこかで見たことあるような気がするが思い出すことが出来ない。
夜門由貴
「あれ、この名前……ドコかで見たような……」
「……だめだな、思い出せない……」
星守 瀬理香 成功したのに思い出せないんだ……
夜門由貴 どこかで見たことあるってことが分かるらしいんだ
星守 瀬理香 「ええっと、……タカタさん……?」
夜門由貴
「うん……どこかで見たような…… ???」
こんなことあるか…?
星守 瀬理香 そうなんだ……ごめんね、タカタさん──
KP
さて、1Fでの情報は以上です。
なにか欲しい物があれば見て回ったり、買い物したりできるようです。
星守 瀬理香
「ううん……?
このお店ってことは、くじ引きにいた店員さんくらいとしか……こんなお顔だったっけ」
アイデア失敗並感
「まあいいや。お掃除用品、タカタさんオススメのやつ買ってみよーっと」
夜門由貴
「ああ……かも?」そんな気がする……という顔。
「お掃除用洗剤? いいね……かごに入れよっか」
星守 瀬理香 マイペット……セスキ炭酸ソーダ……ウタマロ……?
夜門由貴
「もう過ぎちゃったけど……クリスマスの飾りとかはどうする?
それか……お正月の飾り買う?」
夜門由貴
ウタマロ…?
マイペットは職場で使ったことがあるみたい
キュッキュッキュッ
星守 瀬理香
「うん。来年も使えるだろうし折角だからどっちも買っちゃおう!
クリスマスのは特に、多少は安くなってるだろうし」
星守 瀬理香 きゅっきゅっ……♪
夜門由貴
「わかった。
それがいいかな……大きいのも小さいのもあるけど……
あっ、キラキラしてるやつもある」
夜門由貴 ヒカリファイバーのやつ(?)昔欲しかったんだよな…
星守 瀬理香 キラキラのポインセチア……?
夜門由貴 ポインセチアツリーもかわいいね……
星守 瀬理香
「なんだかんだ忙しくて、ゆっくり準備とかできてなかったしねぇ……。
あ、キラキラのやつはクリスマス終わっても暫く飾っておけそうじゃない?」
夜門由貴
「そうだね……俺なんかはちょっと……
家にいなかったから…… ごめんね」
「……ファイバーツリーだっけ。
いいね、これのどれか、買っちゃおうか」
星守 瀬理香
「え! そんな、気にしないでよ。
お祝いって決めた日がお祝いだよ。来年はイヴとクリスマス、土日だしもっとゆっくりお祝いできそう」
夜門由貴 「……うん。来年は、ちゃんとお祝いしようね」
星守 瀬理香
「うん。白くて……ちょっと高くてもLEDのやつ!
トータルで見たら電気代がおやすくなりますので……」
ない眼鏡をくいっ
夜門由貴 「え? あはは……なんだか電気屋さんの人みたい」
星守 瀬理香
「ふふ、笑ってもらえて良かった!
色もたくさんあるのがいいよね……」
笑いかけた後、それぞれの仕様とにらめっこし始める
「大きさは邪魔にならないくらいのやつ……。
お店で見るとよくてもさ、持って帰ったら圧迫感あることあるもんね……」
夜門由貴 「そうだね。今の家、そんなに広くないし…」?
星守 瀬理香 そうなんだ……
夜門由貴 「卓上よりちょっと大きいくらい……が丁度いいかな?」
夜門由貴
えっ 広い家に住んでる想定だった?
貯金があるとはいえ職を失ったし、普通のお家に引っ越したんだと思ってたかも……
星守 瀬理香
「そうだね! よくある間接照明くらいにしよう。
それなら、これかな……?」
どうなんだろう、置いてあるのは見本だろうから、商品の用紙みたいなのを取るのかな
星守 瀬理香
ううん、特に考えてなかったから大丈夫!
だって一緒に寝てるんだもんね……
夜門由貴
「いいね。……丁度10%OFFって書いてある。
これにしよう」
KP そうですね。瀬理香さんの予測通り、紙を持っていくシステムのようです。
夜門由貴
そうだね……
極めて謎の関係…
星守 瀬理香
「やった。ほんと、クリスマスの次の日から一気に安くなるんだね……
私たちにとってはラッキーだけど」
夜門由貴
「来年は来年で新しいのが出るから売れるだけ売っちゃいたいのかな…」
「うん、でもこのツリーが気に入った」
「お正月飾りは……この注連縄と……あっ、鏡餅もあるよ。
ちいさいやつ」
星守 瀬理香
狭めのそれぞれの私物とかしか置けない収納部屋が2部屋と
寝室にできそうな部屋が1部屋、とかなのかも……?
ベッドここにしか置けないや……じゃあ一緒に寝……あぇ……??(うちゅうねこがお
星守 瀬理香
「思えばあんまり自分で用意したことないかも……わ。鏡餅かわいい!
テレビの前とかに置けそうだね」
夜門由貴 ( ˘ω˘ )すよ……
星守 瀬理香
「来年は寅年だから、そういうのも……?
ううん、でも、毎年買う事に……?」
星守 瀬理香
って、寝ちゃった…………ヨノカドくん、こういうのあんまり気にしないたちなのかな。
そっ……(横にもぐる……
夜門由貴
「お餅は実家の方だと作ったのをもらうんだけどさ……
今年は買っちゃおう」
「干支の置物かあ……
まあまた12年経ったらまた使えるよ?」???
星守 瀬理香
「へえ、手作りの鏡餅? すごいね……!
うん、サイズ感もぴったりだよ、この鏡餅」
「そっか、12年後も……」
夜門由貴
「うん、そう。でかくて大きいのを二つ乗っけて……(この話はもういいかの顔
まあ、12年後には別のやつが欲しくなってるかもだけど」
夜門由貴 台無しコメントをしてしまった…
星守 瀬理香
「わあ、そんなにおっきいんだ。(ヨノカドくんのジェスチャを見ながら
この家には置けないけど、それはそれで見てみたいな……」
「ふふ……そんな贅沢なことできるかなぁ。
じゃあこの……飽きの来なさそうなやつ買っちゃおう。ちょっとかわいめのやつ」
手のひらサイズの小さいとらちゃんを示して
夜門由貴
「……まあ……次のお正月とかは家に帰ってみてもいいかもね」
「あ、それにするんだ。
かわいいね」
「いいんじゃない。俺もその感じすきだよ」
星守 瀬理香
現状どこまで実家には伝えてるんだろう……
どのタイミングでもびっくりされそうだよね
星守 瀬理香 「そうだね、実家にもいつかは顔見せてみないと……」
夜門由貴
そんなに変なことにはなってないと思うけど……
どうなんだろうね。俺の家も瀬理香の家も……
星守 瀬理香
「あ、ヨノカドくんも気に入ってくれた?
では今日からキミも、我が家の仲間です!」
箱を取る。
星守 瀬理香
choice[もう帰ったことはある,まだ帰ったこと無いけど知られてる,帰ったこと無いし知られてない] (choice[もう帰ったことはある,まだ帰ったこと無いけど知られてる,帰ったこと無いし知られてない]) > 帰ったこと無いし知られてない
薄情者……
夜門由貴
「わー! ようこそ!」
その様子を見てにこーっとしてるかな
夜門由貴
!?
蘇る夏祭りの思い出――
星守 瀬理香 ミルラお兄ちゃんが変な気の遣い方をして言わずにおいたのかも、ね……
夜門由貴
「じゃあ……お掃除セットとツリーとお正月のやつ、買いに行こっか。
レジは…と」
夜門由貴 駆け落ちか何かだと思われてる説…?
星守 瀬理香 そう……
星守 瀬理香
「うん」
一緒にレジを探して向かいます
KP
ではあなた方は早速手にした商品を手に、レジへと向かうだろう。
しかし……いやに混んでいる。
各階にレジが設置されているようだが、一番集中しているのは一階のようだ。
それにしてもやけにレジが混んでいるような印象を受ける。
時期が時期だからだろうか。
とはいえ、あなた方は無事に1Fでの買い物を終えることができるだろう。
荷物は大きめのコインロッカーに預けることもできそうだ。
こちらも埋まりかけているが、運よくあなた方は一つ空きを見つけることができるだろう。
星守 瀬理香 絶妙にラッキー……?
夜門由貴 「……随分混んでたね。日曜だからかな…」
夜門由貴
なるほど…?
ゾロ目効果が出た?
星守 瀬理香
「うん、年の瀬と日曜が重なってるから……? すごいことになってたね……」
「でも、いいお買い物ができたから並んだ甲斐もあったよ。
この調子で、次は2Fへ行ってみよう」
夜門由貴 「うん。……2Fより上は割と空いてそう……かな?」エレベーターにのりながら
KP
では、あなた方は荷物を預け、身体を軽くした状態で2Fへと向かうだろう。
【2F ビューティー家電/化粧品/マッサージ器具】
様々な種類の美容系家電や、化粧品、マッサージ器具などが置かれている。
《目星》が可能。
星守 瀬理香 るんるんBGM♪
星守 瀬理香 CCB<=95 【目星】 (1D100<=95) > 69 > 成功
KP
《目星》情報
美容系家電の隣に美肌効果、風邪予防にビタミンCと銘打たれた栄養ドリンクの類が積まれているのが分かる。
KP ここでCON*4をどうぞ
夜門由貴
CCB<=(12*4) 【CON】 (1D100<=48) > 78 > 失敗
……
KP
<★秘匿 風邪PC>
なんだか喉の奥がイガイガする。店内に埃が積もっているのだろうか。
そういえば、商品棚の隅の方には清掃が行き届いているような感じがしなかった。
繁忙期だからだろうか。
そんなことを考えながらも、きみは咳き込んでしまう。
星守 瀬理香
「わぁ、栄養ドリンクか……
抱き合わせで買わせようと狙ってるねこれは……」
夜門由貴 「……けほっ…… けほけほっ……」
星守 瀬理香
「え?」
「どうしたの、大丈夫?」
背中さすさす……?
夜門由貴
「……え? ああ、栄養ドリンク……
っぽいね。一緒に買っちゃおう、ってなりそう」
星守 瀬理香 咳がかわいい……?(?)
夜門由貴
「ん…? うん、大丈夫。
なんかのどがイガイガしてさ…… 埃っぽいのかな……」
夜門由貴 ……!? そ、そう…???
夜門由貴 「ほら、商品棚の方とかちょっと埃かぶってるみたいだしさ」
星守 瀬理香
「もしかして風邪の引き始め……? ほら、人間になっちゃったから……
ここはビタミンCにあやかる……? うがいしてくる? 飲み物買う……?」
興味があっちゃこっちゃ行ってわたわたしている
夜門由貴
「え? に、人間……脆弱だから?」
「うーん……そうだね、せっかくだからこの栄養ドリンク、かう……?」
KP
由貴が栄養ドリンクを手にとって思案するだろう。
こんなときになんですが2Fの情報は以上です。
何か買ってもいいですし、そのままブラブラして上の階に向かっても大丈夫です。
星守 瀬理香
「天使だった頃よりは、そりゃね。
うん、早めの対策が大事だよ。あれなら葛根湯とかも……」
いろいろ世話を焼こうとする……? 栄養ドリンクは買っておこう!
2Fが以上なら、売り場から少し離れたところで早速飲んで3Fへ……?
KP では各階に設けてある自販機コーナーでひと息つけるでしょう。
夜門由貴
「あ、ありがとう……?
そんなに心配しなくても大丈夫だよ。とはいえこれから寒くなってくるし……買い出しのときにお薬も買って帰ろうかな」
「……栄養ドリンクもありがとう。
なんだかおいしい……かも」
星守 瀬理香
「そうだね。年末年始は病院もお休みだし、常備薬のストックもしとこ……」
「ほんと? 私も結構この味好きだな。
ビタミンCだからちょっとすっぱくて爽やかだね」わかんないけど
夜門由貴
「うん。飲みすぎると癖になりそうだけど、たまに飲む分にはいいかも」
「俺はいいとして……瀬理香は何か他に買っておかなくてよかったの?」
なんか謎の美容家電とか…… ドライヤーとかアイロンかな……この場合…?
夜門由貴 栄養ドリンク、俺の中の人も飲んだこと無いからまず普通の味もよくわかんないんだよな
星守 瀬理香
うん……かえるもちょこらびーびーくらいしかないって。割とのみやすいけど……
漢方とか生薬? っぽい味がベースなのかな……
星守 瀬理香 「うん。今あるので大丈夫だよ」
夜門由貴
ローヤルゼリー的な味がするのかな…? って思ってる。
今度なにか飲んでみようかな
夜門由貴
「そっか。
じゃあ、上に行こっか」
星守 瀬理香 そうそう、まあまあ甘いよ。
KP あなた方はこころなしか華やかな雰囲気の売り場を離れ、3Fへと向かう……
夜門由貴
へえ……おいしい…?
オロナミンCとリアルゴールドとコーヒーで乗り切ってるよ……(ゴク……
KP
【3F テレビ類】
高画質なテレビが何台も並べられている。
テレビはワイドショーを映していた。
テレビの声
『年末にかけて自殺増加――年末年始独特の空気が作用しているのでしょうか。
近年は年越しを家族と過ごさない若者も増加傾向にあるといいます。
自分の周りの人へ気にかける心配りを大切にすることが、身近な人を失わない第一歩なのではないでしょうか。』
星守 瀬理香
おいしい……うーん、まあ、飲めるかな……。
最近はそういったものにめっきりお世話になってないな……。
とつぜん不穏なニュース……
夜門由貴 不穏だね……
夜門由貴 「………」そうなんだ……という顔をしている。
星守 瀬理香
「天使や悪魔だったのなんてもう半年くらい前のことなのに、つい反応しちゃうよね。
仕事増えそうだなー、なんて……」
星守 瀬理香 視点がどうしてもなんか 人間味にかける……
夜門由貴
「そうだね。
まあ回収しちゃうと大変なんだけどさ」
夜門由貴 一回死んだ(?)から……
星守 瀬理香
「うん……。それに自殺現場はやっぱり、ちょっとねー……
何回見ても慣れないから、あんまり見たくないな……見る機会ももう、そうそう無いか」
通りすがりの人にぎょっとされるかもしれない。
夜門由貴
「まあ、慣れないほうが……人間らしいんじゃないかな。
俺もまあ……慣れたくはないし……」
テレビじーっと見てるかな……
KP
そのような会話をしながらテレビを見続けていると、その意見に対して年配の評論家が
『いや、最近の若者は打たれ弱すぎるんですよ。
もっと精神力をつけないと。
一回否定されたくらいで落ち込んでちゃあね、私たちの時代は生きていけませんでしたよ』
と反論しているのが聞こえた。
3Fの情報は以上のようです。
後はテレビやらオーディオ機器やらの買い物が出来ます。
夜門由貴 「……こういう番組どこでもいつでもやってるね……」
星守 瀬理香
「うん……こうやって世代間対立を煽って、一体誰が得するんだろうね。
恥ずかしくないのかなぁ……。……あ、打たれ強いというか、図太いのか……」
星守 瀬理香 急にセンリくんみたいなこと言い始めた……(?)
夜門由貴 ふふ…!? 別世界線の影響が……
夜門由貴
「ふふ……厳しいね。
批判系の番組って良くも悪くも伸びるからなあ……そういうあれなのかな」
星守 瀬理香
「そっか……。
まあ、誰しも自分の輝いてた時代が一番いいと思ってるから、共感と反発を生みやすいのかな」
夜門由貴 社会派(?)な会話になってしまった
星守 瀬理香
「旭日さんからもよく、昔は良かった話を聞かされてたんだよね……
ポケベルの話が聞けたから助かったとこあるけど、……そう考えたらいつから悪魔やってたんだろ、あのひと……」
ぼそ……
「テレビも今あるので十分かな。ヨノカドくんちから持ってきてくれたやつ。
わいやれすいやほんがちょっと気になるけど……とりあえず今は良いや」
夜門由貴
「ポケベル……? バブルとかの時代ってことだよね。
もし現役だったとしたら………」
「……すごいね?」
「ああ、テレビは……たしかにそうだね。
見るのもいつもリビングだし…」
星守 瀬理香 「うん……。ホントにばりばりのきゃりあうーまんだったのかも」
夜門由貴 瀬理香ちゃんの目標…?
星守 瀬理香
そうなる……?
私もばりばりのきゃりあうーまんだよ(自称)
夜門由貴
「うん……かっこいい人だったよね。
ちょっと怖かったけど……」
夜門由貴 ふふ、そうだね……(よし…
星守 瀬理香
「うん……
天国? でモチヅキさんたちと元気にしてるといいなぁ……」
「そう、それで、テレビはまた壊れたら検討する感じかな。
BDレコーダーも今の結構いいよね。録画いっぱいできるやつ……」
夜門由貴
「天国かあ。……そうだね、好きにビールでも飲んでるといいんだけど。
きっと天国なら誰にもめいわくかけないだろうし」
「ああ……録っておきたいやつがあるなら買ってもいいかも…?」
星守 瀬理香
「うーん、うーん……?
とりあえず、いいかな……? なんだかんだ、ゆーちゅーぶとか、ネット配信されてるやつすまほと繋げてみる方が多いし」
夜門由貴
「ああ、ねとふりとかもいいよね。
テレビもモニターみたいになってるし……」
夜門由貴 リアル状況がちらちらしている
星守 瀬理香 ふふ、ちらちら……
夜門由貴
「まあ、色々壊れたらケーブル買いに来るのもいいかもね」
HDMIとか見ながら…
星守 瀬理香
「うん。大きい画面で見られるのはいいよね。
あ、そっか……今度はヨノカドくんに任せられる部分もあるのかぁ。よかった」
「よし……ここはこんな感じかな?
そういえばモバイルバッテリー、ちゃんとしたやつ買っておきたいんだよね。次の階かな……」
夜門由貴
「モバイルバッテリーいいね。
旅行するときとかよさそう」
星守 瀬理香
「そうそう。いろいろお出かけすること増えたから……」
4Fへ……
KP
では、あなた方はまた一つエスカレーターに乗って、4Fへ向かうだろう。
【4F 携帯電話類】
最新機種のスマートフォンが何台も並べられている。
<幸運>を振ることが出来ます。
星守 瀬理香 CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 47 > 成功
KP
えらい! では……
《幸運》
奥の方で暇そうにしている店員が客を探し求めている姿を発見する。
長居しては声をかけられそうだ。
モバイルバッテリーを買うのであれば、ささっと用を済ませてしまう必要があるだろう。
KP ここでCON*3をどうぞ
夜門由貴
CCB<=(12*3) 【CON】 (1D100<=36) > 28 > 成功
あ、なにももんだいなかった……
KP
失敗した場合
<★秘匿 風邪PC>
視界が揺らめいている。目が潤んでいるのが分かる。なんだがついぼーっとしてしまうが、彼(女)の声がどこか遠くに聞こえてふわふわとしてしまう。自分でも体調が優れていないことに薄々気が付いていたが、家から出たばかりであることや、せっかくの二人のデートに水を差したくなくて、きみは伝える気がおきない。
星守 瀬理香
「それもお仕事だって分かってはいるんだけど
買い物途中に店員さんから話しかけられるのって、ちょっとニガテなんだよね……」
ちら、と店員さんを見ながら……? これ見よがしすぎるかな。
モバイルバッテリーコーナーへ行くよ。
夜門由貴
「……… ……あ、うん…?」
ゆっくりついていくかな。
KP
では、あなたは密かに周囲の様子をうかがいながら、モバイルバッテリーコーナーへ赴くだろう。
様々な容量の商品があるが、流石に大きなお店だからかあなたの求める商品も無事に見つけられるだろう。
さっとレジへともって行ってお会計をすることができる。
星守 瀬理香
「これこれ。目星つけておいてよかった」
お会計します
KP
ではちゃりーんとお会計が出来ました。
ポイントもつきますね。
星守 瀬理香
「私はこれでここの用事終わりかな。
ヨノカドくんは他に見るのある?」
夜門由貴
「うん…… いや、俺は大丈夫。
いいの買えたみたいでよかった」
星守 瀬理香 体調わるいのかな……
星守 瀬理香
「あ……喉の調子はどう?
具合、悪くなったらいつでも言ってよ」
夜門由貴 「………うん」
星守 瀬理香 「昨日の夜も起きたら寒かったし……無理しないでね」
夜門由貴
「大丈夫だよ、ありがとう瀬理香。
今のところは全然問題ない」
「そこは瀬理香も一緒だろ?
瀬理香の方こそ体調悪かったら言うんだよ」
「じゃあ……店員に目をつけられないうちに(小声
上、行こっか」上階を指差しつつ…
星守 瀬理香
「ふふ、はーい。……次の階はゲームコーナーだね。
なんだかんだお祭りの後も行けてなかったから、ゲーム見てみようよ」
夜門由貴
「そうだね。
場合によってはなにかかってもいいかも……」
KP
では、更に上に上がる。
次は5Fだ。
【5F ゲーム/おもちゃ類】
星守 瀬理香 わぁ~~ すいっちだ!
KP
新作ゲームがズラリと並べられ、あちらこちらのテレビモニターではゲームの宣伝映像が流されている。
ゲームを試遊することができる。
どうやらキャラクターを選択し、積み重ねてパズルを消したり相手を妨害するゲームのようだ。
夜門由貴
スイッチだよ! 遊べるみたい……
マリカはパズルじゃないので別のゲームかもね…?
夜門由貴
「……あ、瀬理香。試しに遊べるみたいだよ。
やってみない?」
星守 瀬理香 そうだね……? ぷよぷよみたいな感じ……?
星守 瀬理香
「わぁ、久しぶりだなぁ。これが今のなんだね……。
うん、やってみる!」
KP
判定する場合:《DEX*5》+《INT*5》をそれぞれ振ってバトルですね(…?)
では、DEX*5からどうぞ。
星守 瀬理香
なるほど……! いい勝負になりそう! がんばるぞ!
CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 23 > 成功
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 44 > 成功
夜門由貴 むん…
KP では次にINT*5をどうぞ…!
星守 瀬理香 CCB<=(18*5) 【INT】 (1D100<=90) > 59 > 成功
夜門由貴 CCB<=(13*5) 【INT】 (1D100<=65) > 4 > 決定的成功/スペシャル
星守 瀬理香 !!
夜門由貴 ギュッ…(ネコモドキを〆る
星守 瀬理香 えっ……??
KP 何故……… CTを……どうぞ……
system [ 夜門由貴 ] CT : 0 → 1
夜門由貴 何故――
KP
では、あなた方はお互いに良い勝負をするだろう。
同じような速度でぷよを積み上げ、連鎖をぶつけ合う。
星守 瀬理香
「あっ、なるほどこうやって操作、……
……わ、ヨノカドくんすごい、それだめ、わぁっ……む、それなら……!」
いちいちうるさそう
夜門由貴
「………あっ! ……うん、うん……
おっ…… あぶな…… …… あっ、これ」
ブツブツ喋ってるかな…?
KP
――が、由貴が良いところでタイミングをずらしてあなたの攻撃を迎撃するだろう。
連鎖が更に繋がり、あなたの画面に透明なおじゃまぷよが積み重なっていく……
それらが画面の一番上を越えたところで画面が止まり……
====
とほほ…
====
の文字があなたの端末に表示されるだろう。
対して、由貴の方の端末を覗くなら『やったぁ!』の文字が表示されている。
夜門由貴 「……あっ」………
夜門由貴
KP側だとやっぱりPC側に勝ってほしい気持ちがある……
特に何があるでもないんだけどさ
星守 瀬理香
「わ~負けちゃった……くやしい~!
……ふふ、流石ヨノカドくんだね……!」
星守 瀬理香
基本的にせり族はしるゆき族には勝てない──
しるゆきしか勝たん……というやつなんだよ!
夜門由貴
「……勝っちゃった。
でも今回はたまたま運が良かっただけだから……次やったら負けちゃうかも」
夜門由貴
ええ~ 俺もそれやりたい……
せりせりしか勝たん…
星守 瀬理香 「む……運も実力の内だよ! 勝者は勝者らしく堂々としててよね!」
夜門由貴
「ええ…?
えー じゃあ、やった~?」
星守 瀬理香
「ふふ、やった~! ヨノカドくんの勝ち!」
ハイタッチ……?
夜門由貴 えっ、 手を掲げられたらやるけど……
星守 瀬理香 わぁい ぱちーん!
KP ぱちんっ、と軽い音がして瀬理香さんの手に由貴の温かい手が触れるだろう。
星守 瀬理香 choice[だって遊びの競争だもん,くやしいけどよゆうをみせるのがおとなのれでぃだよ] (choice[だって遊びの競争だもん,くやしいけどよゆうをみせるのがおとなのれでぃだよ]) > だって遊びの競争だもん
夜門由貴 んん…? ふふふ……
夜門由貴
「さて……これもいいけど……他にも良さそうなやつあるね。
なにかひとつ買ってく? 二人でできるやつ」
星守 瀬理香
「そうだね、年末年始のお休みにでもできそうなやつがいいな。
何が良いかなぁ……」
夜門由貴 nintendoのサイト見てる……
星守 瀬理香
「前話してたのは、ぽ○もんだったけど……
本当にいろいろタイトルがあって目移りしちゃうね……」
星守 瀬理香 ほんきだ……!
夜門由貴 ふふ、でもポケモンもいいかもね
夜門由貴
「そういえばこの前、なんだっけ……リメイクのやつが出たんだっけ。
それ買って……通信する…?」?
星守 瀬理香
「あ、そうそう! 私たちがまだ小中学生くらいの頃の……なんだっけ。
いいよ! 交換とか、バトルとかしよ!」
夜門由貴
「バトルかあ……今度こそ負けそうだけど。
それじゃあどっち買う? どっちも?」?
星守 瀬理香 うう、でぃあるがとヨノカドくんたち…………(なかのかえるがきゅん……
夜門由貴
ふふ……ときめいている…?
俺はダイアモンドを買ったほうが…?
星守 瀬理香
だって絶対……似合うんだもん……
ほわぁ……
星守 瀬理香
「たしか、でてくるのがちょっと違うんだっけ。
それならどっちも買おうよ」
「えっとね……
このパッケージの青い方、ヨノカドくんになんだかピッタリだと思う」
夜門由貴
「……じゃあこのダブルパック? を買えばいいのかな。
青い方……?」
「そっか。じゃあ俺がそっちをやろうかな…?
こっちのピンク色っぽい方も、瀬理香に似合うと思うし」???
ピンク色をよく着ているのを見るし……(?)
星守 瀬理香
「そう、ぶりりあんとのほう……。
ふふ、そう? じゃあ私はしゃいにんぐの方ね!」
夜門由貴
「うん。家に帰ったら早速……あ、まずはクリスマスの準備だった」
「……楽しみだね」
星守 瀬理香
「えへへ、やりたい事がいっぱいだね……
うん、楽しみ!」
「次の階はエアコンと洗濯機……か。
どうなんだろう、優先度はそんな高くないけど、もうちょっと省エネなやつを検討してみるのもいいかもね」
星守 瀬理香 すぐ電気代を気にする……?
夜門由貴
ふふ……?
電気代から節約していく……
夜門由貴 「そうだね……エアコンは旬だから高そうだけど、洗濯機は割といいかも…?」
星守 瀬理香 長期的なスパンで見た投資をね……(わきわき……?
KP
バージョン違いのゲームソフトを一つずつ買って、未来に思いを馳せながら、あなた方はいよいよ6Fへと進むだろう。
……というところで、お昼の部はこの辺でしめましょうか……!
星守 瀬理香
はい! お疲れ様でした!
夜の部もよろしくお願いします!
夜門由貴
お疲れさまでした。
ちょっとずつ荷物が増えていってる気がするけど……終わりまでもう少しだよ。
頑張ろうね(…?)
星守 瀬理香
そっ……ぱたぱた……すとん!(ソファに座る)
まだにゃーんさまもヨノカドくんも寝てるかな?(ちら……)
……
……そーっ……なで……
(ヨノカドくんの頭をそっと膝に倒して乗せて、撫……)
KP
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
夜の部 再開
あらすじ いよいよ6Fへと駒を進める――
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
夜門由貴
……… はっ…
ご、ごめん、寝てた……
わーーっなんで瀬理香を枕にしてるんだ…!?
193 ゴロゴロ…
星守 瀬理香
おはようヨノカドくん! にゃーんさまもおはよう!
よく寝てたね!(反対側のにゃーんさまをもふりながら…
193 ウォワーー
KP 【6F エアコン/洗濯機 】
星守 瀬理香 ふふ……夜の部もよろしくね(ヨノカドくんのほっぺもにゅもにゅ……
KP
最新機種の家電がずらりと並べられている。
奥の方で店員が老人に商品の説明を求められているのが見える。
《聞き耳》や《目星》が可能だ。(別情報)
星守 瀬理香
CCB<=80 【聞き耳】 (1D100<=80) > 60 > 成功
なにもきいてないよ (1D100<=80) > 88 > 失敗
あっまちがえちゃった…
夜門由貴
をわ…?(もにゅられている
うん、よろしくね……
星守 瀬理香 CCB<=95 【目星】 (1D100<=95) > 60 > 成功
夜門由貴 あっ、えらい!
KP
では順番に処理していきましょう。
《聞き耳》情報
老人に対応する店員の声が聞こえる……。
店員
「そうですね~えーと……。
ここの担当って誰でしたっけ~?」
「高田さん? あ~
もう、なんでこう忙しい時期に辞めちゃうかな……!」
KP
と忙しさから苛立ちのこもる声で話しているのが聞こえる。
店員は忙しなく駆け回っており、忙しそうな様子であるのが伝わってくるだろう。
聞き耳情報は以上です。
星守 瀬理香
え! やめちゃったんだ……
うん……???
星守 瀬理香 (タカタさん……って、あのポップの……)
KP
更に《目星》情報
洗濯機の購入を検討しているらしいカップルが喧嘩しているのが見える。
ドラム式洗濯機にするかどうかで口論しているようだ。
二人は怒鳴り合った挙句、反対方向に去って行った。
KP
<★秘匿風邪PC>
きみは少し自分が疲れているような気がした。
それでいて、体調が優れないからかどうかは分からないが、無性に不安に駆られる。
カップルのきんきんとした高い声が頭の中に響く。
どこか静かな場所で、二人で落ち着きたいと思った。
夜門由貴
う……
ごまかせないレベルになってきたのか…
KP 目星情報も以上です。
星守 瀬理香
「わ、……すごい勢いだったね……」
カップルたちを見送りながら……?
夜門由貴
「うん……」
目を閉じて眉根を寄せている……
星守 瀬理香 いやなんだ……
夜門由貴 「……あのさ……」
星守 瀬理香 「うん? どうかした?」
夜門由貴
1d5 (1D5) > 4
CCB<=(13*4) 【POW】負けたら手をつないでもらう…? (1D100<=52) > 48 > 成功
……
夜門由貴
「……あ、いや……。
なんでもない。大変そうだったね」
KP 由貴はちょっと手をまごまごしました。
星守 瀬理香
「え!? な、なに? 気になるんだけど……」
まごまご……? 真似してみる……?
KP 真似…!? ふふ……
夜門由貴 「あ……えっと、な、なんでもないから大丈夫……」
夜門由貴 俺のマネだってことは分かる……
星守 瀬理香
「なぁに、この手……?」
まごまご…… えっ本当に何の反応……?
KP では由貴は真似をしたあなたの手を見て照れてるようですね…(?)
星守 瀬理香 わたしのてをみて てれている……
夜門由貴
え……うん……
「なんでもないってば……
……この階で欲しいものあったりするの?」
星守 瀬理香
「え、うん……だから、洗濯機どんなのがあるか検討するくらい?
節水節電備わってるやつ。急ぎじゃないけど」
夜門由貴 「あ、ああ……じゃあ……見に行こっか……」
星守 瀬理香
「縦型とドラム式……でさっきのカップルもケンカしてたんだよね
うーん、正味どっちがコスパいいんだろう。 ……」
「……ヨノカドくん? 大丈夫? 暑い? それとも寒い?」
夜門由貴
「コストはわからないけど、取り出すのが楽なのはドラムの方なんじゃ……
……え?」
「……寒くも暑くもないけど…」
夜門由貴 まだそういう症状は出てないらしい…
星守 瀬理香
「そう? さっきからなんかちょっと……様子が変じゃない?
風邪引いて熱でも出てきたんじゃないかなぁって……」
額に手は届くのか……ほっぺに触ってみる?
夜門由貴 「……そんなことないと思うけど……」
KP 由貴の顔や額に手を当てて見るなら、普段よりも若干温かいような気がするでしょう。
夜門由貴 「でも……うん、ちょっと休みたい気持ちはある……かも」
星守 瀬理香 「暖房効いてるからぼーっとしてきただけかも、……え!」
夜門由貴
「ごめん……
家でたばっかりだったし、あれかなと思って……ちょっと休んだら問題ないと思うからさ」
星守 瀬理香
「何言ってんの! それ、ちょっとじゃないよね!」
「もっと早く言ってほしかったけど……
ううん、私こそ気付かなくてごめん……」
「とにかく! すぐ休憩しよ!」
手を引いてく……? 座れるのはカフェくらい……?
ベンチとかあるのかな……?
夜門由貴
「いや……休みたいくらいしんどいかもって思ったのはついさっきで……
あ、うん……?」
KP
では、由貴の手を引いてカフェに向かうことができるでしょう。
【7F カフェ 三回福】
最上階までやってくると、どうやらこのフロア全てがカフェになっているらしかった。
純喫茶風の雰囲気の良いカフェで、ロング丈のメイド服を着た給仕が、中でゆったりとした動作で仕事をしている。
人一人分はありそうなほどの大きな窓があり、晴れていれば日の光が目一杯差し込んで気持ちよかっただろう。
店先のガラスケースの中に仕舞われたケーキたちは、どれもこれもシンプルな盛り付けをされていたが、だからこそ素材の良さが引き立って見えるように思えた。
中でも店一押しのショートケーキは真っ白なクリームと真っ赤なイチゴのコントラストが非常に映えていて、うっとりとするほど美しかった。
客席は一席をのぞいてすべて埋まっているようだ。
《アイデア》/《知識》が可能だ(同情報)。
星守 瀬理香 CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 21 > 成功
KP
では、きみたちはこのカフェが超人気店だという話をどこかで聞いたことがあった。
なんでも、疲れが取れるほど美味しいケーキや料理があり、喫茶店にしては珍しく男性向けの大盛料理が充実しているらしい。
きみたちを見かけると、店の中にいた給仕のうち一人がこちらへ寄ってくる。
カフェ店員
「いらっしゃいませ。
二名様でよろしいでしょうか?」
星守 瀬理香
「こんにちは!
……はい、特に予約等していないのですが……大丈夫そうですか?」
「彼の具合が少し悪くて……
せめて椅子に座らせてもらえたら、と思ったんですけど……」
ヨノカドくんに目線をやりつつ……店員さんに再度目を向ける。
カフェ店員
「はい! もちろんです。
今丁度席が一つ空きましたので、ご案内いたしますね」
星守 瀬理香
「わ、ラッキー……! あ、いえ、ありがとうございます!
よかったね、ヨノカドくん!」
夜門由貴
「……うん、運が良かったね」
嬉しそうな様子をみてにこっとしてる。
KP
きみたちがそのように話せば、中へと通されるだろう。
案内されたのは対面で座れるボックス席だ。
カフェ店員 「こちらにメニューがございますので、ご注文お決まりでしたらお呼びください!」
KP
と、案内して、店員は去るだろう。
メニューは以下である。
KP
▼カフェのメニュー
<ケーキ>
主役のショートケーキ ¥600
冬のガトーショコラ ¥700
愛されっこのモンブラン ¥600
好きが詰まったシュークリーム ¥500
<お料理>
男の!!昔ながらの!!ナポリタン!! ¥780
卵1パックつかっちゃいましたwオムライス ¥1200
メガ=モリ・担々麺メント・モリ~量が多すぎて死を思え~ ¥1500
夜門由貴 お腹すいたな……
星守 瀬理香
わあ~~~……おいしそう!
お料理……??
夜門由貴
ふふ、そう、料理……
すごい名前だよね
夜門由貴
「……いっぱいあるね。
食事もしてく…?」メニューをぺらぺらしてる。
星守 瀬理香
「ありがとうございます!
……へえ……なんというか、個性的なネーミング……」
「うん。ご飯食べて帰ろうって、ヨノカドくんが言ってたんだよ?」
「あ、でも……具合は大丈夫そう?」
夜門由貴
「ああ……そうだった。
うん。座ったらだいぶ楽だよ」
「もしかしたらおなかすいてるのかもな……
ナポリタンとオムライスと、これは……担々麺か」
星守 瀬理香 本当に大丈夫なのかなぁ……
夜門由貴 大丈夫だよ(なで…
夜門由貴 風邪引いてるのは瀬理香ちゃんも同じだしね…
星守 瀬理香 なんで私が撫でられるの……(みゅ……
夜門由貴 みゅってしてる……
星守 瀬理香
「ここのお料理って意外と大盛りらしくて。
どれも結構がっつりありそう……どれか半分こする? それとも一皿分全部食べたい?」
「卵1パックって、10個入りのなのかな……」ぽしょぽしょ…
夜門由貴
「そうなんだ……?
うーん……瀬理香が食べたいやつを選んでもらって……
残っちゃったら俺が食べる感じが良いんじゃないかな?」
「さあ……でも1パックって推してくるってことはそれくらいってことだよね……」
夜門由貴
choice[オムライス,ナポリタン,担々麺] 俺は何が食べたいんだろう… (choice[オムライス,ナポリタン,担々麺]) > オムライス
オムライスだった
星守 瀬理香 かわいい! 量の予測が立てやすいから私も良いなって思ってた!
夜門由貴
なんか別世界線の孫がふわっと出てきたな……
そっか。じゃあ二人で食べる……?
星守 瀬理香
「そ、そう……? うーーん……
担々麺はいかにも量が多そうだし、この調子だとナポリタンは……わかんないなぁ……」
「ここはオムライスにしておこうかな!
やっぱり、洋菓子作るお店は卵もおいしいの使ってそうだし」
星守 瀬理香 まご……
夜門由貴 まご…… まご、この世界線…??????
夜門由貴 「うん、じゃあとりあえずそれを頼もっか」
星守 瀬理香 えっ…………? ケンドーなんて私してないよ……?
星守 瀬理香
「うん! それで、お腹によゆーがあったらケーキも……
いや、お持ち帰りとかできるのかな、できるなら家で食べる……?」
夜門由貴
そうだよね。俺もしてないや……
どういう……あれに…… シキ……………ぜんとくくん…………ウッ 誰の名前だこれ……
KP メニューの記載を見るに、お持ち帰りもできるようです。
星守 瀬理香 謎の記憶に苦しめられてる……!
夜門由貴 「うん……多分大丈夫だと思うけど、夜に食べるように買って帰るのもいいかもね」
KP
では、きみたちは多忙そうな店員を呼び出し、オムライスを頼むだろう。
▼卵1パックつかっちゃいましたwオムライス
きみはその、あまりにも目をひくメニュー名から思わず注文をしてしまう。
星守 瀬理香
でももし私にこどもやまご……? ができるなら
おさかなショーを覚えさせてあげたいね……(?)
KP
やってきたオムライスは、きみたちのテーブルの半分以上をどどんと埋め尽くした。
卵8個分のオムレツは最早大きな黄色いお布団で、半熟加減に焼かれてうるうると光を反射している。
そんなに大きなお椀があるのか、と思いたくなるほど大きなチキンライスは、きちんとお椀型にされていてお米たちは規則性に従ってその身を寄せ合い、でっぷりとその場に仁王立ちしていた。
◇大きなオムライスを食べきることができるか…?《CON*5》で判定
星守 瀬理香 CON…!
夜門由貴 お魚ショーを覚えさせる…!? ふふ、謎の技術が……
夜門由貴 「うわ……想像してたよりずっとでかいね……」
星守 瀬理香
「う、わ、……うん、すごい……。
半分こでも、いけるかな……?」
呆気に取られている
「よし……! いただきます!」
CCB<=(10*5) 【CON】 (1D100<=50) > 90 > 失敗
夜門由貴 「いただきます……」
星守 瀬理香 ふにゃ……
夜門由貴 CCB<=(12*5) 【CON】もぐ… (1D100<=60) > 69 > 失敗
夜門由貴 あっ ふふふ
星守 瀬理香 あっおしい!!
KP
Oh
では……これを食べきることが難しい。あと一口を口に運ぶことが苦しい。
星守 瀬理香 ヨノカドくん体調わるいもんね…………
KP
確かにとても美味しいのだが、舌の上で感じる幸福と、胃の容量はまた別の話だ。
ここで残すことも、無理やり食べきることも可能だ。
夜門由貴
うーん……そうだったのかも。
もしくはこの世界線の俺はあまり食べない…?
夜門由貴 「うーん……なかなか…」
星守 瀬理香 「う、……もうだめ、限界かも……」
夜門由貴
「あ、そう……? 俺もなかなかキテるけど……
あとは俺が食べちゃおうか?」
星守 瀬理香 なるほど……? 美味しいものをちょびっと食べる美食家ですねさては
夜門由貴
でも中の人は美味しそうだな……になっている
そうかも…? 量より質的な…
星守 瀬理香
CCB<=(14*5) 【POW】残すの、心苦しい…? (1D100<=70) > 80 > 失敗
こころぐるしい…おなかもくるしいけど
星守 瀬理香
「え、ヨノカドくん、具合悪いんだから無理しちゃだめだよ。
私も、もう半分くらい、がんばる……」
協力して食べ切ろうかな……
星守 瀬理香 残すのがね、心苦しかったみたい……(POW失敗顔
夜門由貴
「そっか。
じゃあ二人で食べよう。調味料とかかけて味変するといけるかも……?」
夜門由貴 はわ…… まあ、そうだよね……
星守 瀬理香
「うん……! あとで胃薬も買わなきゃね、これは……」
残った山を真剣に見つめつつ、手を付けて行く……
KP
では、きみたちは協力して、大きな玉子布団を腹に収めていく。
とろとろふわふわの卵も、大き目に切られた鶏肉やグリンピースがたくさん入っていたチキンライスも、大きなオムライスがその身を崩し全てが自分のお腹に収まるまでの時間はとても長く感じられた……。
そうして若干気持ち悪さを覚えつつもきみは食べきることができる。
心配そうに片付けようか見守っていた給仕さんが小さく拍手をしてくれているのが視界の隅で見えた。
1時間くらいゆっくりさせてもらってもいいだろうか。
星守 瀬理香 おいしそう……おいしかったんだよ……大変だったけど
夜門由貴
うん、美味しかったね……
タマゴの分ご飯も増えてるのがきつい ふふ……
星守 瀬理香
「わ、えへへ、ありがとうございまふ……ごちそうさまでしたぁ……
ちょ、ちょっと休憩……」
椅子の背もたれに体を預けてくたっとしている
夜門由貴
「ごちそうさまでした。
……ふぅ……食べたね」
KP
サービスとしてだろうか?
食後の珈琲も提供されるだろう(紅茶が良ければそちらがもらえる)。
星守 瀬理香 choice[コーヒー,紅茶] (choice[コーヒー,紅茶]) > コーヒー
夜門由貴
「飲み物頼んで……しばらく休憩しようかな……
お腹いっぱい……」
夜門由貴 おっ……
星守 瀬理香 できるきゃりあうーまんですから……(ごく……
星守 瀬理香 「うん……ちょっと、しばらく動けないや……」
KP
では、満腹感に包まれながらあなた方はゆったりとした時間を過ごすだろう。
休憩後、お腹が空いたらスイーツを頼むことも可能です。
星守 瀬理香
この場で食べるのはフードファイター感あってはずかしいかな……
お持ち帰りをお願いします……
夜門由貴 フードファイター ふふ……
星守 瀬理香 えへ……店員さんにあんな見られてると思ってなくて……
夜門由貴
じゃあ何を買って帰るか決めとこっか。
「……俺はやっぱりショートケーキがいいかな」
ぼんやりメニューを見てる。
夜門由貴 もしかしてあんまり頼む人が…いない…?!
星守 瀬理香 そんな…! 三回福初心者ムーブキメちゃった……?!
夜門由貴
ふふ……無難にナポリタンから攻めるべきだったのかな……
それともケーキ……?
星守 瀬理香
「んん……お店イチオシだもんね。
ガトーショコラと迷うけど……クリスマスだしショートケーキにしようかな」
夜門由貴
「……ならガトーショコラも買ったら?
一つじゃなくちゃダメってことはないんじゃない…?」
星守 瀬理香
男の! ってついてるからナポリタンも量多いかもよ!
ケーキだったかぁ……ご飯食べに来た気分だったから……
星守 瀬理香 「え。う、うん……」
夜門由貴 「え…? な、何…?」
星守 瀬理香
「ううん……ヨノカドくんの言う通りだなぁって。
ほんのちょっぴり、欲張りかなって思ってたから……」
夜門由貴
俺も割とそうだったかも……
だからまあ、目的は果たした……?
夜門由貴
「欲張り……?
そんなことないよ。だってクリスマスだし……」
翌日だが……
星守 瀬理香 うん! ヨノカドくんの休憩にもなったし!
夜門由貴
「俺もシュークリームも買って帰ろうかな。
冷たいやつが食べたい」
夜門由貴
うん。だいぶ楽になったよ。
俺の心配してくれてありがとう。
193
ケーキ屋さんのお高めのケーキ見ると、スーパーとかでケーキ屋アイスを買えばこれの1/2~1/5で済むんだよな……
と思ってたときもあったな……(ものすごい勢いの雑談
星守 瀬理香
「あ! シュークリームもおいしそうだよね……」
「ね、ね、ヨノカドくん……もし、もしあなたが良かったらなんだけど……
ショートケーキ以外は1個ずつ買って……半分こしない?」
193 ケーキ屋さんのケーキは美味しいからな……
夜門由貴
「ん……? ああ、なるほど。
いい考えだね」
星守 瀬理香 それこそ量を取るか質を取るか、ですねぇ……(もふ……
夜門由貴
「もちろんいいよ。
モンブランも美味しそうだしね」
星守 瀬理香 「そう! 愛されっこなんだから、連れて帰ってあげなきゃ」?
193
もふもふ……
でも高くても美味しいものを! を貫いていくと無限にお金が飛んでいくことを学んだのだ……
星守 瀬理香 「やった! ありがとう……」
夜門由貴 「ふふ……なるほど…?」
星守 瀬理香 たまの贅沢、かな……(ほよほよ……
夜門由貴
「冬のって書いてあるから、また春に来たら別のメニューがあるのかな。
楽しみだね」
星守 瀬理香 「うん! 本当に店名の由来通り、三回福だね……」
夜門由貴
ただ食べるもののジャンルによってはそんなに高くないとされるお店でも結構持ってかれるからな……
うどんとおでんは正義……
夜門由貴 「ふふ、また来ることを考えて幸せ、か……」
夜門由貴 ※なおSAN回復はしていない――
星守 瀬理香
真理を見出している……
ヨノカドくんの口からそういう言葉が出てくるとなんだか不思議な気分……
夜門由貴 「たしかに幸せかも」
星守 瀬理香
SAN回復ってなぁに?だもんね
私はもうこれ以上回復しないし──
夜門由貴 ふふ、これ以上食べられないしね そもそも…
星守 瀬理香 「ね。今度はヨノカドくんも万全の状態で、お茶しに行こうね!」
夜門由貴
「うん、わかった。次は別のご飯メニュー頼もっか
担々麺のやつとか……」
星守 瀬理香
「えっ! ……い、いけるの……?
本気のヨノカドくんは、そんな力を、秘めてるの……?」
夜門由貴
「え? ……わかんない。
でも気になってさ……」
KP などと談笑と続けていた君たち、ここで<目星>をどうぞ。
星守 瀬理香 CCB<=95 【目星】 (1D100<=95) > 68 > 成功
夜門由貴 CCB<=91 【目星】 (1D100<=91) > 22 > 成功
星守 瀬理香 ヨノカドくん! にゃんにゃんのぞろめ!
KP すばらしい。ではきみたちは視界の端の方で、食後一服していた男がやけに体勢を崩して座っていることに気が付く。
夜門由貴
にゃんにゃん…!? た、たしかに……
にゃーん…?
星守 瀬理香 ふふ、にゃーん…!
KP
きみたちがそちらに関心を向けると、ちょうど別のテーブルを片付け終わり皿を運んでいた給仕がそこを通りがかろうとしていた。
そして、タイミングの悪いことに別の客から声が掛けられ、「はーい」と声をあげながらそちらの方向を向く。
星守 瀬理香 「あれ、あの人大丈夫かな、……あっ、店員さん、くぅ、気付かない……!」
KP
そのまま歩き出した給仕は、男が伸ばしていた足に引っ掛かり、その場で大きく転んでしまった。
ガッシャーン、という耳を塞ぎたくなるような音と共に、皿は舞い、中身は零される。
非常に運の悪いことに、給仕が片付けていたのはちょうど担々麺だったようで、辺りには真っ赤なスープと激烈なにんにくの匂いが立ち込めた。
星守 瀬理香 「ひゃあ!?」
夜門由貴 「わっ……た、大変だ……」
カフェ店員
「……申し訳ございません!
お客様、お怪我はございませんか?」
KP 給仕は立ち上がって急いで謝罪するが、時すでに遅し、男はスーツを真っ赤に染め上げ、顔には麺が張り付いていた。
客
「……ちょっと。どうしてくれるんですか?
これから仕事だっていうのに! ええ!?」
カフェ店員 「申し訳ございません、申し訳ございません……」
KP
給仕はぺこぺこと何度も頭を下げている。
何人かの給仕が急いで集まり、掃除をしたり、謝罪をしたりしていた。
星守 瀬理香 「わ、ぁ……」
夜門由貴
「カフェの店員さんも、お客さんの方も……
災難だったな……」
星守 瀬理香
「うん……。だ、大丈夫かな……二人とも……」
はらはら……
KP
しばらく辺りはその様子を窺っていたが、他の席でも「すみませーん」と給仕を呼ぶ声があがった。
それに従って声をあげあぐねていたのであろう他の客たちが給仕を呼ぶ。
しかし、当の男はいまだ興奮冷めやらぬ調子で、給仕たちはそちらの対応に追われているようだった。
次第に他の客たちも「すいませーん!!おい!」と大声をあげて給仕を呼び、「申し訳ございません、ただ今……!」と掃除をしながら向かって行く。
星守 瀬理香
「ええ……? 状況見れば今手一杯なことくらい分かるでしょ、こんなの……」
ぼそ……
夜門由貴
「……な、なんか……
雰囲気が…… あんな言い方しなくてもいいのにね」
星守 瀬理香
「うん、ピリピリしてる……。
年の瀬だからみんな余裕がないんだね……」
KP そんな時、きみたちの隣のテーブルでは、急いだ様子の給仕によってコーヒーが運ばれてきた。
給仕 「大変お待たせいたしました」
客 「おっせえんだよ」
KP 随分待たされたのか気が立っている風の男は、テーブルを指でトントンと叩きながら、コーヒーに口をつける。
給仕 「申し訳ございません……」
KP
給仕が一礼し、また溜まりに溜まっている仕事へ向かおうと背を向けた瞬間――男はコーヒーを噴き出し、残っているカップを給仕へ投げつける。
《DEX*5》でかばうことができる。
星守 瀬理香 むゅむむん…… えっ!
夜門由貴
治安が――悪い!
なお、俺は多分振るよ。
成功するかわからないけど……
星守 瀬理香
「あっ……!」 う、動……!
CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 66 > 失敗
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 8 > スペシャル
星守 瀬理香
え、えーん…… あっ! えらい!!
えらいけど……えーーーん!!!!
夜門由貴
うん…! 瀬理香が動こうとしたのを見て、俺も立ち上がったのかも……
えっ
KP
きみたちが飛び出せば、放り投げられたカップは見事に由貴に的中し、鈍い音がなる。
頭が一瞬、くらりとした。 HP-1
夜門由貴 「うっ……」
system [ 夜門由貴 ] HP : 13 → 12
KP 残っていたコーヒーを上からざっぷりと被ることになり、ぽたぽたと水滴がしたたり落ちる。
夜門由貴 よく考えなくても瀬理香がこんな目に合わなくてよかったな……(メインタブを見る顔
星守 瀬理香
「きゃっ、……あ、そんな、よ、ヨノカドくん!!」
寸手の所で身が竦んでしまったのかも……
えーん、えーん……仕事を増やしてしまったよう……
カフェ店員 「きゃっ……!」
KP 給仕は振り返りその惨状に驚いた様子だ。
星守 瀬理香
「…………」じと……
カップを投げた男は
カップを投げた男はどんな顔してるんですか!!
夜門由貴
「だ、大丈夫……
コーヒーくさいけど……」
夜門由貴
ふふ……wwwwwwww おこってる……
ありがとう
KP 男もきみが庇ったことに一瞬怯んだようだったが、「なんだてめえは!」と逆上し立ち上がった。
星守 瀬理香
「なんだ、はこっちのセリフですよ。
先におっしゃるべき事があるんじゃないですか」
客
「なんだぁ…!? てめえ……
てめえには関係ないだろ!」
カフェ店員
「……そんなことよりお客様方、お召し物が!
大変です! 火傷もしてしまいます! どうぞこちらへ!」
KP 店員はまるで客のそれ以上の絡みを制するかのように大声をだすと、半ば強制的に給仕はきみを控室の方へと連れて行こうとするだろう。
星守 瀬理香
「分かりました。すみません、お忙しいところお仕事増やしてしまって。
…………」
ヨノカドくんにぎゅっとしがみつきながら
振り返りざまに男をずっと睨みつつ大人しく連れていかれます。
星守 瀬理香 関係無いわけないでしょ!
KP
では由貴はぎゅっとされながら、あなたと一緒に店員についていくでしょう。
【 控室 】
店員は、ロッカーの並ぶ控室に君たちを案内すると、ぱっと振り返って声をかけてくるだろう。
その手にはタオルがある。
カフェ店員
「先ほどはありがとうございました。助かりました!」
「私、遊若 鳴(ゆわかし めい) って言います。
……大丈夫ですか? やけどとかは……」
夜門由貴
「あ、ああ……大丈夫です。
やけどするほどの温度じゃなかったと思うので……」
星守 瀬理香
「わ、私も特に何もしていないので……大丈夫です。
ユワカシさん……も、お怪我が無くて良かったです」
遊若 鳴
「いえ! でも……お二人にかばっていただいたので……」
「……あの! こんなことをお客様に頼むなんて、おかしいのはわかってるんですけど……」
「お願いです! お店を手伝ってください!」
星守 瀬理香
「へっ……?」
ぽかん……
KP
※遊若 鳴(ゆわかし めい) 19歳女性。
物怖じしない態度をとる普段は服飾系の専門学生。
研修中のバイトである。
夜門由貴 「………??」
KP 遊若はきょとん、としたあなた方の様子を見て眉を下げる。
遊若 鳴
「ほんとに、すみません……
でも、いま、本当に忙しくって……とにかく普通じゃないんです…!」
「私先週入ったばっかりで、よく分からないんですけど、他の先輩とか曰く最近お客さんの様子がおかしいらしくって。
前はこんなことなかったはずなんですけど……。
何でこんなことになってるのか、ちょっとよく分かりません……でも! お店を〆るにしても、とにかく今日を乗り切らないと……」
「お願いします!
勿論、働いて頂いた分のお金は店長が払いますし、今日食べたお料理とかもタダにしてくれると思います!多分!」
KP そういって彼女はガバッと頭が脚につきそうなほど深くきみたちに頭を下げた。
星守 瀬理香
「え、あ、え、……」
マシンガントークにぽかん……
「ええっ、ちょっと……!」
夜門由貴 「大変そうなのはわかる……」けど……と瀬理香の方をちらっと見る…?
星守 瀬理香
「ええと……はい、その、異常事態ってことは客としても何となく分かりますけど……
その、ユワカシさんの一存で決めていい事なんですか?」
「彼は分からないけど、少なくとも私は、接客やホールの経験とかもありませんし……
お力になれるかどうか……」
遊若 鳴
「大丈夫…だと思います!
店長に聞こうにもいま店長もてんやわんやなんで…!」
「そうっすね、それじゃあもしよろしければお掃除をお願いしたいです。
道具は店内にあるので、それを使っていただければ……あっ、っていうことは!」
「引き受けていただけるんですか…?!」
星守 瀬理香
「はい。こうして話している時間が勿体ないですよ!」
「あ、でも、その、彼は具合が悪かったので、あまり無理はさせたくないかな……」
夜門由貴
「え? いや……大丈夫だよ。
俺もやるよ」
「瀬理香だけに任せて休んでるのはちょっと……
それに、だいぶ気分も良くなったから」
星守 瀬理香
「そ、そう? でもコーヒーも被っちゃったし……
絶対無理はしないでね。絶対絶対だから!」
「……というわけで、はい! 私は星守瀬理香、彼は夜門由貴と申します!
とにもかくにも入ります! 指示はお願いします」
夜門由貴
「うん、大丈夫だよ。
あらかた拭いたし…… わかった、無理しない」タオルをふよふよ……
遊若 鳴
「ありがとうございます……!
じゃあ、さっそくこちらを……あっ!」
「あの、制服なんですけど、さっきから汚れちゃったりしてて、男性用の物が一つと、あと昔使ってた制服しかないんです」
KP
そう言って彼女はきみたちに二着制服を差し出す。
それは、燕尾服のようなフォーマルなスーツと、現行のものとは少しデザインが異なるマリンスタイルのメイド服だった。
遊若 鳴
「でも、あの~……全然、似合うと思うので!
はい。じゃあ、それ着て準備が終わったら出てきてください!」
KP そうきみたちに告げると、彼女は忙しいホールを手伝いに部屋を出て行ってしまう。
星守 瀬理香
「はい! 頑張ります!
…………」
「……ひきうけ、ちゃった……ごめん……」
夜門由貴
「……え? いや、いいよ。
俺も手伝うつもりだったし……」
「あそこで断ったほうがちょっと気持ち悪いと言うか、後に響く…? というか……?」
「とにかく、やるって決めたし
さっさとやっちゃおうよ。瀬理香」
星守 瀬理香
「あ、そう……そういうもんなんだ……そっか……?
そうだよね……これも良い思い出になる……??」
「……うん! 着替えてくる!
やるぞ~!」
夜門由貴 「うん、俺もサッと着替えてくる」
星守 瀬理香
折角のデートなのに……とかは、あんまり思わないんだ……私もあんまり思ってなかった……
ま、それどころじゃないか!
KP ではあなた方は各々、控室に入って着替えることができるだろう。
KP 変身~しゃらららら……
星守 瀬理香 はっ、変身音楽……! 謎空間で衣装が……!?
KP かわります!
KP
では、少し間をおいて着替え終えあなた方は合流することになるだろう。
星守 瀬理香 わ………!! かっこいい!!!
夜門由貴
「よっ……と、こんなもんかな……」
髪をイジイジしてる…
夜門由貴
え へへ……
ありがとう、瀬理香もかわいいよ……!
星守 瀬理香
「ふんふん……♪ ……あ、ヨノカドくん!
わ、…………」
星守 瀬理香 「……わぁ……」じ……
夜門由貴
「瀬理香? ……あ、着替えたんだ。
にあうね、セーラー服…?」
み、見られている……?
「………な、なんかおかしいところあった?」
星守 瀬理香
「……え! おっ、おかしくないよ! 全然!
その格好もだし、前髪あげてるヨノカドくん、新鮮だなぁって……」
夜門由貴
「そ、そっか……?
整髪料があったから借りたんだけど……変じゃないならよかったよ」
星守 瀬理香
「うん、とっても似合ってる! 前から店員さんだったみたい!
…………」
夜門由貴
「ありがとう。
瀬理香も、そういう格好は初めて見る気がするけど……
似合ってるよ。ロングスカートもかわいいね」
夜門由貴 沈黙されている……
夜門由貴 「……… ……… ………瀬理香?」
星守 瀬理香 こんな姿人前に見せたら、またヨノカドくんのファンが増えちゃう……
星守 瀬理香
「……はっ、ご、ごめん、みとれてた……
あっ! じゃなくて、ううん、そうなんだけど、その、……」
「私の事も褒めてくれてありがとう!
とってもかっこいいよ! ヨノカドくん」
夜門由貴
「褒めるっていうか…… そっか、結果的に褒めたことに…?
こちらこそありがとう」
星守 瀬理香 「うん!」
夜門由貴
「ふふ……これでなんとか頑張れそうだね。
……行く?」
星守 瀬理香
「……じゃなくて……
よし。仕事、仕事……私はできる給仕さん……がんばるよ……!」
夜門由貴 「よし、その意気…!」
KP では、ホールに向かいますか…?
星守 瀬理香 いざ!
夜門由貴 いざいざ!
KP では……!
星守 瀬理香 う、かわいい……
KP 【ホール】
夜門由貴 え!? ふふ…!? あ、ありがとう…!?
KP
ホールはざわめきと混乱に包まれていた。
怒号が怒号を呼びあちらこちらで皿の割れる音がする。
まるで世紀末だ。
怒鳴っている客も怯えている給仕も、皆がまるで正気ではない様相をしていた。
s1d100 瀬理香さんのPOW (1D100) > 51
星守 瀬理香
だめだよ……こんなの、また粘着すとーかーさんがでてきちゃう…………
しまわないと……
KP s1d100 由貴のPOW (1D100) > 51
KP
えっ、 おんなじ値だ! しゅごい!
※シークレットダイスでd100ロールを行う。出た目が探索者の《POW》以下であれば「見られている」ような感覚を覚える。探索者は《クトゥルフ神話技能》を判定し、成功した場合、客たちが<精神寄生体>という人間の知性や意志を食料とする寄生生物に寄生されていることを理解してしまう。SANc 1/1d10
ここでこの異星人と戦闘することは不可能。根源である高田を鼓舞することでしか状況を改善することはできない。
夜門由貴 しまわれる…!?
KP
さて、ではあなた方は状況から、今なさなければならないことを悟るだろう。
あなた方は接客が不慣れ――すなわち今できることは、掃除である!
ここから【清掃ラウンド】になる。
探索者たちは、怒り狂った客の妨害を受けながらも、1d6+5R以内に清掃を完了しなくてはならない。
KP
◇清掃ルール
清掃可能箇所:〔テーブル、床、厨房〕
清掃をするには通常《DEX*5》の判定に成功する必要があるが、場所によっては異なった判定方法が求められることもある。
それぞれの場所にHP代わりの清掃ポイント(SP)が存在し、それを清掃して0にすれば清掃完了となる。また、清掃ラウンド中はスペシャルの適応があるためKPは注意すること。
また、きみたちは店員である。店に迷惑はかけられない。
客に暴力をふるった時点で、この手伝いは終了となる。
夜門由貴 「とにかく……掃除しなくちゃってことだな」
星守 瀬理香
「うわぁ……ひどい……。
うん、そうだね、この惨状をどうにかしないことには事態の収拾は見込めなさそう……」
夜門由貴 「よし……それじゃあ、協力してやっちゃおう!」
KP
では、ルールを確認したところで……準備はよろしいですね?
――お掃除開始!
1d6+5 制限時間 (1D6+5) > 4[4]+5 > 9
星守 瀬理香 おーっ! あっ、いい時間!
KP
はい、9T以内に掃除しきれば良さそうです! ですが……
あなたがたはフィールドを見るでしょう!
193 すみません、一瞬離れます…!
けみかえる はい! いってらっしゃいませ!
193 すみません、おまたせしました…!
けみかえる おかえりなさいませ! いえいえ、とんでもないです!
193 ありがとうございます! ふぇーん……では続けてまいります…!
星守 瀬理香 フィールドを見ます! 状況把握!
KP
1d3+3 (1D3+3) > 3[3]+3 > 6
1d3+6 (1D3+6) > 1[1]+6 > 7
ではきみたちは清掃箇所がそれぞれ以下のようであることを把握するだろう
◇テーブル清掃 ― 清掃ポイント3
◇床清掃 ― 清掃ポイント 6
◇厨房 ― 清掃ポイント 6
更にお邪魔キャラが現れます。
星守 瀬理香 ボウガイさん……! これは妨害しそうな顔!
KP
怒り狂った客①:房賀井 四太郎(ぼうがい したろう)
1Tごとにきみたちの仕事を増やそうとしてくるだろう。
なんてやつだ
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) ぐへへ… 妨害してやる…!
KP では早速始めてまいりましょう!
system [ KP ] 制限時間 : 0 → 1
KP
さて、1Tごとに処理しましょう。
まずは清掃する場所を決めてください。
夜門由貴 俺は順当にテーブル清掃から…?
星守 瀬理香
「まずはお客様にもよく見えているところがいいですよね、ヨノカドさん……」
ヨノカドくんと一緒の方がいいのかな……? 別々?
夜門由貴 「うん……フロアの方から片付けよっか」
KP
そうですね……由貴の仕事ぶりを見てからでも大丈夫です!
ということで由貴はDEX*5を振ります。
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 54 > 成功
星守 瀬理香
ふらんく……
はい! やったー!!
KP
成功しました。
清掃ポイント1点減少です。
星守 瀬理香 やっぱりヨノカドくんが先輩なのかなぁ……(年齢設定あやふやのかお)
system [ KP ] テーブルSP : 0 → 1
夜門由貴 どう…なんだろうね…?(フワッ
KP
テーブル清掃箇所はあと2つ残っています!
床清掃でも大丈夫です! 床清掃……いいことがあるかもしれないしないかもしれない……
星守 瀬理香 えっ、このペース、私のでっくす、……間に合わ……?
夜門由貴 どうかな…? 頑張ろう! 俺でも普通に間に合うかどうか微妙だからね
星守 瀬理香 じゃ、じゃあ、ヨノカドくんが綺麗にしたテーブルの下の床を綺麗にしていく連携を……?
KP
了解です。ではあちらこちらに料理の汚れがこびりついている床。
雑巾がけの他にモップがけなども必要だろう。
まずきみたちは掃除道具を探す必要がある。
瀬理香さんは<目星>をどうぞ。
星守 瀬理香 えい! モップ! 召喚!
星守 瀬理香 CCB<=95 【目星】 (1D100<=95) > 63 > 成功
KP えらい!
KP
ではおそらく掃除用具入れであろう棚を発見することができた。
中には雑多に物が詰め込まれており、目当ての物を探し出すには時間がかかるだろう。
更に<幸運>が振れます!
星守 瀬理香 なんか……どっかで誰かが武器にしようとしたって噂のモップ……!
星守 瀬理香 CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 17 > 成功
星守 瀬理香 やった……
KP えら~い!!
KP 新品の使い勝手がよさそうな雑巾とモップを入手することができた。
KP
雑巾 70+<探索者のDEX>% 1d3ポイントの減点
モップ 60+<探索者の(SIZ+STR)>% 1d4+1ポイントの減点
KP
さて、瀬理香さんは道具を見つけ出して1T目は終了となる。
次に房賀井 四太郎のターン
星守 瀬理香 ほぁ…
KP えっ……
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) くくく……
星守 瀬理香 えっ?
KP だ、大丈夫…?
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう)
1d2 攻撃手段 (1D2) > 1
s1d100<=30 皿を割る 30% 1ポイントのSP増加 (1D100<=30) > 31 > 失敗
星守 瀬理香 え! 大丈夫ですよ! 来る……! と思って(??)
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) あぶなっ…
KP ふふ…! 了解です!
KP
では房賀井は皿を手に不審な挙動を見せたが、テーブルから皿が落ちそうになったタイミングで他の給仕がそれを見つけ事なきを得るだろう。
では、第2R…!
夜門由貴
俺は引き続き机を掃除してるかな…?
CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 92 > 失敗
夜門由貴 アッッ
星守 瀬理香
警察を呼んだ方がいいのでは……(とても野暮)
あっおしい!
KP
では慣れない仕事にきみは手間取るだろう。
机は片付かない――!
次に瀬理香さんのターンです。
床清掃をされますか?
星守 瀬理香 します! モップを使います!
KP ではダイスロールをどうぞ…!
星守 瀬理香 CCB<=60+25 【モップ清掃】 (1D100<=85) > 41 > 成功
KP えらい…!
星守 瀬理香 やった!
KP えらい! では続けて1d4+1もどうぞ!
星守 瀬理香 1d4+1 モップ (1D4+1) > 2[2]+1 > 3
system [ KP ] 床清掃SP : 0 → 3
KP ではあなたがモップをかけると床がみるみるきれいになっていく…!
星守 瀬理香 「わぁ、これ、使いやすい! ~~♪」
夜門由貴 おそうじあくまちゃんかわいいね…
KP さて、それを見てくくく……と笑いながら房賀井のターン…!
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう)
1d2 攻撃手段 (1D2) > 1
s1d100<=30 皿を割る 30% 1ポイントのSP増加 (1D100<=30) > 83 > 失敗
星守 瀬理香 るんるん……♪(空気が読めないので世紀末だろうと鼻歌を歌うかお
KP
あっ! また皿を持ってるぞ!
しかし、先程の給仕がまたセーブしにいくだろう。こりないやつめ…
では、第3R…!
system [ KP ] 制限時間 : 1 → 3
星守 瀬理香 マークしてる給仕さんがいる……! ゆうしう……
KP 由貴は引き続きテーブル掃除をしている…!
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 34 > 成功
星守 瀬理香
がんばえ! ふれーっふれーっ! えらい!!
かっこいいよーっ!
KP
きゅっ きゅっ きゅっ……
テーブルは徐々にきれいになっていく!
system [ KP ] テーブルSP : 1 → 2
夜門由貴 えっ…!? あ、ありがとう…!?
夜門由貴 「片付ける先から汚くなっていくような…?!」
KP では次に瀬理香さんのターンです!
星守 瀬理香
「そんなこと無いよ! その調子だよ!
よーし、私も負けない!」
引き続き床清掃!
CCB<=60+25 【モップ清掃】 (1D100<=85) > 85 > 成功
ほあっ……
1d4+1 モップ (1D4+1) > 4[4]+1 > 5
夜門由貴 ぴったり! えらい…! あっ! 最大値だ!?
KP すばらしい…! ではあなたのお掃除のかいあって、床はピッカピカになりました!
system [ KP ] 床清掃SP : 3 → 6
星守 瀬理香 「よし、これでひとまず転びにくくなったかな……!」
夜門由貴
「さすが…! テキパキしてるな……」
遠目に様子をうかがっている!
KP では三度、房賀井のターン…!
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう)
1d2 攻撃方法 (1D2) > 2
s1d100<=20 20% 1d2+1ポイントのSP増加 (1D100<=20) > 67 > 失敗
星守 瀬理香
どこかのだれかの血……かな……
あっ、新しい攻撃方法だ……!! みゅみゅみゅん……!(威嚇
KP
おおっと今度はコーヒーがなみなみと入ったカップが机の端に寄せられていく…!
が、給仕さんがこれをセーブ!
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) 「チッ…」
KP では、第4R!
system [ KP ] 制限時間 : 3 → 4
KP このターンから房賀井の仲間が現れます。
星守 瀬理香
なかま……
ジャマさん…………邪魔しそうな顔……!(同じ顔だよ
KP 怒り狂った客②:蛇間 寸蔵(じゃま すんぞう) DEX10
KP ふふふ……
KP
だが、何人厄介な客が増えようとあなた方のやることは変わらないのだ!
テーブル清掃中の由貴のターン!
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 86 > 失敗
夜門由貴 ぺた……
星守 瀬理香 あっ、おしい…!
KP
むむ……! この机の…っ汚れ…っ!!
なかなか片付かない!
星守 瀬理香
やっぱり……主人の血が……慣れないことしてるんだね……
後で肩もみしてあげる……
KP
では次に瀬理香さんのターンです!
厨房と机、どちらか掃除できます!
夜門由貴
主人の血…!? ふふ、ありがとう。
たしかにSさんあたりはテーブルふきとか苦手そうだな……
星守 瀬理香
ど、どうしよう、いやでも、机は頑張ってるヨノカドくんに任せて……
厨房に行きます!
KP 了解です! ではモップロールをどうぞ!
星守 瀬理香 そうなんだ……かわいいね、みんな……
星守 瀬理香 CCB<=60+25 【モップ清掃】 (1D100<=85) > 12 > スペシャル
KP あっ!
星守 瀬理香 あ!すぺしゃる!
KP あっ、その前にSANCがありました! 今贈りますね…!
星守 瀬理香 はぇ……!?
KP
厨房は酷い有様だった。
シンクには汚れた皿が山積みにされ、床には割ってしまったのか食器やその破片がいたるところに落ちている。
食べ残しのような生ごみも散乱しており、酷い匂いが鼻をついた。
SANc 0/1d2
星守 瀬理香 CCB<=88 【SANチェック】 (1D100<=88) > 51 > 成功
KP
だがあなたのモップの前には何もかも無意味!
清掃ポイントにスペシャル1d2分追加でどうぞ!
星守 瀬理香
「損失がすごそう……
ううん、やるったらやるの!」
1d4+1+1d2ですか…?
KP です…!
星守 瀬理香 1d4+1+1d2 モップ! (1D4+1+1D2) > 3[3]+1+1[1] > 5
星守 瀬理香 あっ、おしい…
system [ KP ] 厨房SP : 0 → 5
KP
きゅきゅっきゅっきゅ~! あなたは華麗に厨房をお掃除していく!
あらかた片付いてきたぞ!
KP しかし次のターンくらいで決着がつきそう…!?
星守 瀬理香
「ほんと酷い有様……
でも、あと少し……!」
KP では次に蛇間のターン!
星守 瀬理香 ボウガイさんとジャマさん次第……?
蛇間 寸蔵(じゃま すんぞう) 1d3 攻撃手段 (1D3) > 1
星守 瀬理香 めっ!! 大人しくしてて!!
蛇間 寸蔵(じゃま すんぞう) s1d100<=40 皿を割る (1D100<=40) > 73 > 失敗
星守 瀬理香 攻撃手段がみっつある……
KP
おっと、こいつも皿を持って怪しい動きをしているぞ…!
しかし、また別の給仕さんがこれを阻止! 有能!
KP あります。ふふふ……
KP しかし敵は一人ではない! 房賀井のターン!
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) 1d2 攻撃方法 (1D2) > 2
星守 瀬理香 怒り狂ってるというか何か楽しんでませんか……?(訝……
房賀井 四太郎(ぼうがい したろう) s1d100<=20 20% 1d2+1ポイントのSP増加 (1D100<=20) > 22 > 失敗
193 ほんとだ…
KP
では房賀井はコリもせずコーヒーを……の前に阻止!
これには房賀井も手が出ない!
では第5R! ここで決着がつくのか…?!
system [ KP ] 制限時間 : 4 → 5
星守 瀬理香 給仕さぁん! そのマーク力があればどこでもやっていけるよ!
KP テーブルをいい加減拭き終えてほしい! 由貴のターン!
星守 瀬理香 KPさんのコメント…w
夜門由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 43 > 成功
星守 瀬理香 やったーーーーー!!! かっこいい!!
夜門由貴 ほっ……
KP
では由貴はようやく、全てのテーブルのお掃除を終えるだろう!
ピカピカ!
夜門由貴
「ふう…… な、なんか妙に多かったような……。
はっ、そういえば瀬理香は…!?」
星守 瀬理香
できる給仕さん! テーブルに顔が映りそう!
反射した顔もすてき!(???)
夜門由貴 えっ へへ…!?
KP
と、ここで厨房を掃除する瀬理香さんのターン!
モップロールをどうぞ!
星守 瀬理香 CCB<=60+25 【モップ清掃】 (1D100<=85) > 11 > スペシャル
星守 瀬理香 やったぁ~!
KP えらーーい! 1d4+1+1d2でフィニッシュどうぞ!
夜門由貴 えらい! ほとんど全部お掃除したね…!?
星守 瀬理香
「ふんふん♪ 今の私はばりばりの給仕さん♪ るん……♪」
1d4+1+1d2 仕上げだよ! (1D4+1+1D2) > 2[2]+1+1[1] > 4
system
[ KP ] テーブルSP : 2 → 3
[ KP ] 厨房SP : 5 → 9
星守 瀬理香 えへへ……
KP
では、最後の仕上げにあなたは厨房をピカピカにしてしまうだろう。
あなたがモップをとん…と置くとすでに厨房には一点の陰りもなかった。
戦闘終了です! お疲れさまでした!
夜門由貴 「お疲れ様、瀬理香……あっ、全部キレイにしたの…!?」
星守 瀬理香
「ふ~、仕事したぁ!
……あっ、ヨノカドさん! お疲れ様です!」
額の汗をぬぐいながら……スッキリ!
夜門由貴
(ヨノカドさん……)
「うん、お疲れさまでした」
KP きみたちが掃除を終えると、慌てて遊若が走って来る。
星守 瀬理香
「なんて……えへ……裏だから別に敬語じゃなくてもいいよね。何だか私、お掃除の才能があるみたい?
……あっ、ユワカシさん! お疲れ様です!」
遊若 鳴
「お客様、こんなに綺麗にしてくれたんですか!?
ありがとうございます。本当にうちで働きませんか!?」
KP
純粋な尊敬に満ちた目で褒められるだろう。
SAN+1
夜門由貴 瀬理香に親しげに話しかけられて嬉しく思ってる(裏
system [ 夜門由貴 ] SAN : 78 → 79
星守 瀬理香
「え、えへ……確かに向いてるのかもしれませんね……?」
SAN、おきもちだけもらっておきますね…!
夜門由貴
「あ、ああ……
もし今の仕事がクビになっちゃったらね」
星守 瀬理香 かわいいね……
遊若 鳴 「残念です~! あ、じゃああとは――」
夜門由貴 「う……」
星守 瀬理香 「はい! ……ヨノカドくん?」
KP
遊若が続けようとすると、由貴が目頭を押さえてふらつくだろう。
倒れるほどではなさそうだが、その場に軽くしゃがみこんでしまう。
頬は上気し、呼吸は荒い。
触れれば確実に発熱していることが分かる。
星守 瀬理香
「あ……いけない……!
すごい熱だよ……」
一緒にしゃがみ込んで額に触れながら……
夜門由貴
「ありがとう、瀬理香。うん……いや、大丈夫……
それに、俺はまだ全然手伝えてないし……」
お店の方を見る……
夜門由貴 あの出目……
星守 瀬理香
「そんなことないよ! 具合悪いのにがんばってたんだよね」
「後は私がやっておくから、ヨノカドくんは休んで……
いや、もし風邪だったら他の人にうつしちゃうかもだし、もう帰った方が……?」
星守 瀬理香 えぇん、しんどかったんだよきっと……
遊若 鳴
「あっ…! ぐ、具合悪いんだったら、大丈夫っす!
お掃除してくれただけでも助かりました! あとは私達で――」
星守 瀬理香 ユワカシさんの喋り方ちょっとかわいいよね。ふふふ……
KP
遊若の言葉にきみたちは改めて店内を見渡すだろう。懸命に店の手伝いをしても、あまり惨状は変わっていないようにみえた。
強いていえば清潔感のある空間になったくらいで、レジの列はあまり動いていない。
客のいら立ちが高まって行っているのを、きみたちは肌で感じるだろう。
「もうやめてください!!」
KP
突然、その中にいた一人の男が声を上げる。
その大きな声はざわついた店内でもよく通り、客も従業員もみな一様に手を止めてそちらの方を見た。
星守 瀬理香 「え……?」
星守 瀬理香 た、…………
???
「なんで皆そんな風に怒鳴り合うんですか!?
誰も悪くないでしょう!?!?」
KP
男はスーツを着たサラリーマンのようだった。
窓際に座っていたようだったが、立ち上がり握りこぶしを作って叫んでいる。
そして、突然窓を開け放ったかと思うと、窓のサッシに手を掛け身を乗り出した。
???
「もうこんな汚い世界こりごりだ!!!
一秒だって僕は生きて居たくない!!!!!」
KP
誰が見ても明らかな状況であり、店内は先ほどまでの喧騒が嘘であるかのように静まり返った。
男性はこの場で飛び降り自殺を行おうとしている。
KP
※探索者はここで自由に行動が出来る。
全ての行動を選択しても構わない。
選択肢 : 《アイデア》 / 話す / 《精神分析》
KP
※KP情報
KPはここで自殺ポイントをメモしておくこと。
選択肢によっては自殺ポイントがたまり、3ポイントに達すると高田は飛び降りてしまう。
星守 瀬理香
「え、え、……!?」
と、とめ……【精神分析】……!
KP では、精神分析をどうぞ…!
星守 瀬理香 CCB<=80 【精神分析】 (1D100<=80) > 60 > 成功
KP えらい! ではRPをどうぞ…!
星守 瀬理香 やった…………
夜門由貴
えらい!
落ち着かせました、でもいいんだけどね……
星守 瀬理香 やったけど、……はぇ……
夜門由貴 がんばれ…!(後ろで座りこんでいる――
星守 瀬理香
「お客様……!
この度は当店で不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした……」
??? 「……!?」
星守 瀬理香
「ほ、本来であれば心地よい時間をお届けする場であるべき当店において、お客様の人生を終えられてしまうのは大変心苦しいです……
その、今更ではございますが、……もう少しだけ、お時間とチャンスをいただけませんか?」
???
「………!! 分かりました。
大きな声を出してしまって……すみません……」
KP と言って呼吸を繰り返す。少しは落ち着いてくれたようだ。
KP
ここからは会話(RP)のみで高田を説得する必要がある。
強引に近づこうものなら、高田はすぐさま飛び降りてしまうだろう。
会話の切り出し、一言目を選択肢で選び、その後はPLがPCとしてRPで言葉を紡ぐこと。
星守 瀬理香 ほぁ……
KP また、先程の話す、<アイデア>なども可能です。
星守 瀬理香
「とんでもございません。ありがとうございます。
そのままで、結構ですからね」
私も少し落ち着いたところで……アイデアを振ります……
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 52 > 成功
KP
素晴らしい。
ではきみたちはこの男の顔をどこかで見たことがあるような気がした。
男は錯乱している様子で、あまり猶予はないだろう。
必死に記憶の糸を手繰り寄せた。
そうだ。一階であのポップに描かれていたあの男の顔によく似ている。
それだけではない、きみたちはこの男に出会ったことがある。
この店を前に訪れた時にくじをするように勧めてきた男、あのときの販売員が高田だったのだ。
そのことを今思い出した。
星守 瀬理香
(あ、タカタさん……)
(やっと思い出した……やっぱり、くじ引きの時の店員さんだ……
最近辞めたって聞いたけど……)
???
「あなたは、知らない人ですよね?
……どうしてこんな僕のこと、気にかけてくれるんですか」
KP
~高田NGワード~
自殺はいけない/命は尊い/漠然とした「生きよう」という前向きな言葉/未来に向けての言葉
根拠を示さずに「必要とされている」/親が悲しむ(親とは不仲である)
→自己肯定感が低い相手に漠然としたポジティブな言葉はかえって不信感を買ってしまう。
~高田OKワード~
「USB変換アダプタが役に立った」「ポップの絵がうまかった」「掃除用品の陳列の仕方が良かった」などの具体的に彼を肯定する言葉/彼が生きて居る価値があると第三者目線でも思える言葉/根拠を提示した上で「必要とされている」と話す
→高田が見えていなかった高田の良さについて理路整然と話すことが大切。
星守 瀬理香
「恐れ入ります。私、臨時でこちらのアルバイトをしております星守と申します。
失礼ですが、こちらの家電量販店で販売員をされていた方……タカタさん、ですよね」
KP
【 説得ラウンド 】
高田との距離は3m。高田を刺激しないような話題を選択しながら、1mずつ距離を近づけよう。
■1m目
自殺はいけない / 私たちは知り合いだ
???
「……星守、さん……?
僕をご存知なんですか?」
星守 瀬理香 なんかでとろいとじみてきた……(ぎゅ……
193 ふふ……
星守 瀬理香
「はい。……私、いえ、私たち、以前タカタさんにとてもお世話になったんですよ。
半年ほど前に、くじ引きのイベントのご担当をされていらっしゃいましたよね」
私たちは知り合いだ、を選択します。
??? 「そうですが……」
KP 高田は話に興味を持っているようで、傾聴する姿勢を見せるだろう。
星守 瀬理香
「私は2等、連れの者が特賞を当てて……もちろん、それらの景品も私たちにとって非常に良いものでしたが
おまけでつけていただいたUSB変換アダプタに、とても救われたんです!」
???
「そ、そうだったんですか……
それは……よかったです……」
KP
高田はぎゅっと窓の枠を握るだろう。
あなたはひっそりと高田に近づくことができる。
KP
■2m目
親や友人が悲しむ / この店は人手不足のようだ
星守 瀬理香 えっ…………ええっ…………
夜門由貴 頑張れ…!(置物――
星守 瀬理香
「あの……小耳に挟んだだけなので間違っていたら申し訳ないのですが
最近こちらのお店を離れられた、んですよね」
うーん……事情を聴いてそれ次第では「親や友人が悲しむ」の方かなと思うんだけど
その話題自体が地雷なこともあるよね……
??? 「……な、なんでそれを……?」
星守 瀬理香
「あ、その、偶然ほかの店員さんの声が聞こえてきて……
タカタさんの事、ポップとかで見かけてたからか意識付いていたみたいです」
「不躾な質問で申し訳ございませんが、今は何かお困りの事はありませんか?
私も経験があるんですけど、生活が変わることって、それだけでストレスですよね……
ご家族とか、ご友人の方とか、相談できる方はいらっしゃいますか?」
???
「……そうなんですか……」
「…………」
ぐっと顔をしかめるだろう。
星守 瀬理香 人手不足はお客様からしたら言い訳でしかないから……違う気がするんだよね……
??? 自殺ポイント+1 (現状0)親、友人のことに触れられたため
星守 瀬理香 あれぇ……でも反応がいまいち……
??? 「僕の話を聞いてくれる家族や友達なんていません…!」
KP 高田は苦しそうに唸り、寄りかかっていた窓に足をあげて腰かけ始めた。
???
「僕は……色々頑張ってきました。
けれど、報われないんです」
「生きて居ても、迷惑を掛けるばかりなんです。
だから、もう生きて居るべきじゃないんです。
僕なんて、死んだ方がマシなんだ……」
KP
■3m目
「 きみは必要とされている 」
ここでは、選択肢は存在しない。「きみは必要とされている」の後に続く言葉を自分で考えて、高田に伝えよう。
星守 瀬理香
「わ、そう、だったんですね……。
味方がいらっしゃらない状況、どんなにか心細かったかと思います」
「でも、今この場では、私はタカタさんの味方であれればと思っています。
損得関係なく、タカタさんがここで命を絶ってしまわれるのは純粋に悲しいです、……それに……」
言葉がしりすぼみになっていく……
??? 「……それに…?」
星守 瀬理香
「……タカタさんは、必要とされていますよ!」
「その、タカタさんのこと、このお店でのことしか分かりませんけど……
1階の掃除用具売り場の陳列や説明書きのポップ、拝見しました」
「手に取りやすくて、用途も分かりやすくて、もちろん時期柄もあるかもしれないけど
お客さんが快適にお買い物できるような工夫をひしひしと感じましたし……」
??? 「……… ………」
星守 瀬理香
「6階の売り場でもお客さんの担当をされていらっしゃったんですよね。
ご年配のお客さんが説明をほかの店員さんに求められていた時に、店員さんがおっしゃっていて……そこでお辞めになっていた事も知ったんですけど……」
「多分、あの場にタカタさんがいらっしゃったら、あのポップみたいに懇切丁寧なご説明を提供していただけたんだろうなって思います。
洗濯機の購入でお悩みの方もいらっしゃって、あの、この場もそうなんですけど、何かが足りなかったんだろうなって……」
夜門由貴
「そう……ですよ。
高田さんがいなくて、困ってるみたいでした」
ちょっと体を起こして加勢する…?
星守 瀬理香
「はっ、よ、よのかどくん……
あっ、彼が特賞を当てた連れで!」
「あの、本当に、詳細は言えないんですけど
タカタさんのサービス精神が無かったら、今頃生きてなかったかもしれないくらい助けられたんです!」
夜門由貴 「そう……そう、です」
星守 瀬理香
「当店は、……純粋に人手不足なだけなんですけど。
この家電量販店には、タカタさんが必要なんです!」
「もちろん、つらい思いをされていらっしゃるのに無理をして続ける必要は無いと思いますけど……
私たちで良ければお話だってうかがいます」
???
「そんな……
店長、僕が辞めてもやっていけるって言ってたのに……」
「………」
星守 瀬理香
「人生は生きていればいくらでもやり直せます。
でも死んでしまっては、そう簡単には後戻りができません」
「だから……
私たちにとって、いわば命の恩人ともいえるタカタさんを、せめてこの世からは喪いたくないんです……」
KP
きみたちは精一杯高田に語りかけた。
出会って間もない、他人と言ってしまえばそこまでの男に、きみたちは懸命に話し、説得し、言葉を紡いだ。
言葉をかけるだけで、音を発するだけで、人を救うことなんてできるのだろうか。
高田は動きを止め、しばらく考え込んでいた。
そして、ゆっくりと足を動かし、窓枠から降りる。
それは外側にではなく、店内の方へ。
そして、膝から崩れ落ちた。
足元はがくがくと震え、嗚咽を漏らして泣いている。
今更、死への恐怖がどっと押し寄せてきたらしい。
???
「ぼ……僕だって ぼくだって、本当は死にたくなかったんです」
「そんなの当たり前じゃないですか。
僕はただずっと楽になりたくて、ずっと……ずっと誰かに必要とされたかった」
「生きていてもいいんだと、そう思いたかった……!」
「うっ……ぅうう…… うわぁぁあーーん…!」
KP
ぼろぼろと大粒の涙を流して成人男性は泣きじゃくった。
声をあげて、アニメーションのように大量の涙を流して、鼻水と涎で顔をぐしゃぐしゃにさせながら、しばらくの間泣き続けた。
あれほど怒っていた客たちも皆、炎が鎮火されたかのように妙に大人しくなった。
ここで従業員に怒鳴ったり、客同士で喧嘩することの無意味さにようやく気付いたようだった。
客はそれぞれ手伝いあいながら、倒れたテーブルを起こしたり、レジの列を整列したりしはじめた。
店内は客と従業員が協力しあったことで、瞬く間に片付けられていった。
店長 「ったく……勝手にお客様を従業員にするな!」
遊若 鳴 「あいたっ! すみませんでした!」
KP 遊若は店長にげんこつを落とされていたが、それで見逃されたようだ。
店長
「お客様……この度はご協力、ありがとうございました。
うちの遊若の申し出に応えていただいて……」
「今回の食事代はぜひ、こちらで払わせてください。
先程のあの方が飛び降りなくて本当によかった」
「次回来店時も……いえ、いつ来られたときにもお代はいりません。
いつでもいらしてください」
星守 瀬理香
「いえ! タオルや制服を貸していただいて、こちらこそありがとうございました。
良い経験になりました、……」色んな意味で……
「えっ……」
KP
きみたちは店長からも改めて深々と頭を下げられ、礼を告げられる。
と、ぺこぺこと繰り返し頭を下げながらひたすらに感謝される。
夜門由貴
「えっと……? ど、どうする?」こそこそ……
「瀬理香が決めなよ。きみがやり遂げたことだし……」
星守 瀬理香
「うーん、確かに思わぬラッキーだなぁとは思うけど、でもなぁ……」
「……あの、今回の代金は、勿論お礼として有り難く頂戴いたします。
でも、今後も同じようにしていただかなくても構いません」
「その分、従業員さんの拡充や育成、快適なお店づくりに役立ててください」
店長
「ええっ…!? そんな……
それでは私達の気持ちが収まりません……そ……そうですか……」
しょんぼり……
星守 瀬理香
「ふふ。じゃあ……たまーにこっそり、おまけとかしてください!
それで十分です」
いたずらっぽく
店長
「……わかりました。それならば喜んで…!
それに、次回お客様方が来られるまでに、もう少し、従業員たちには余裕が持たせられるように改善してまいりましょう」
星守 瀬理香
「はい! 楽しみにしていますね!
……あ、そうだ、あの、それから、もうひとつだけわがままを言っても良いなら……」
店長さんに近付いて、こそこそ……
店長 「おや……何でしょうか?」
星守 瀬理香
「大切な人のお誕生日のケーキとか、クリスマスケーキとか……特注で……
お願いしても、いいですか……」
こしょこしょ……ヨノカドくんをちょっとだけ見つつ……
夜門由貴 「……?」
店長
「……ああ、それならばお安いご用です。
いつでもおっしゃってください!」
星守 瀬理香
「~~やった! ありがとうございます!
その時はとりあえずお店に直接か、ユワカシさんにご連絡しますね!」
店長
「ええ!
お待ちしておりますね!」
遊若 鳴
「いつでも待ってます!」
ぴゃっ
星守 瀬理香
「はい! ユワカシさんもがんばってくださいね!」
連絡先を交換しようね……るんるん
遊若 鳴
「はいっす!
これからはもちょっと忙しくなくなるといいんですけど…」
星守 瀬理香
「そうですね、でも、いつかは絶対おわりますから……」
ちょっと遠い目……
遊若 鳴
「……? どこ見てるんすか?
おーい……」
星守 瀬理香
「……はっ。忙殺されていたけど楽しかった日々に想いを馳せていました。
えへ……落ち着いた時に、皆さんともゆっくりお話できたらいいですね」
遊若 鳴 「はいっす! その時はお待ちしてます!」
星守 瀬理香
「はっ、そうだ、ヨノカドくん熱は!」
おでこぴとーー! やることが、やることがおおい…!
KP
では連絡先を交換し、そのような話を終えたあなた方は、元の服に着替え、ケーキをそれぞれ購入すると無事に店の外へ出ていこうとするだろう。
瞬間、ひどく体が重たい。
足に重りをつけられているんじゃないかと錯覚するほど、一歩が踏み出せない。
ぐらり、と身体が傾く。そんな由貴の姿を見る。
夜門由貴 「う……」
星守 瀬理香 「あ、……!」 さ、ささえる……!?
KP
先に倒れたのは由貴の方だ。
きみはその身体を支えようとして、体重を支え切ることが出来ずに――、二人でその場に倒れてしまう。
身体が熱い。
視界が霞む。
彼も同じようで、必死にきみに手を伸ばす。
小刻みに震える手を掴む自分の手もまた、震えていた。
酷い既視感を感じる、それが何かなんて考えたくもない。
SANc 1/1d4+1
星守 瀬理香
「わっ、…………」
(この、かんじは……)
CCB<=88 【SANチェック】 (1D100<=88) > 69 > 成功
夜門由貴
「……せ、瀬理香……」
CCB<=79 【SANチェック】 (1D100<=79) > 7 > スペシャル
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 88 → 87
夜門由貴
system [ 夜門由貴 ] SAN : 79 → 78
KP では、何かRPがあればどうぞ……。
星守 瀬理香
「よのかど、くん……
つ、疲れがでちゃった、のかな……」
夜門由貴
「………そう、かも……」
「………… はなさないで、瀬理香
いっしょに……」
手をぎゅっと握る…?
星守 瀬理香
「もう、くたくた……、ぅぇ……?
よ、よのかどくん……」
「うん……いるよ。私ここに、ちゃんといるから……」
手を握り返す……
「……ユキくんこそ、はなれないで、ね……
……ほんとのほんとに、やく、そく…………」
夜門由貴
「………うん、やくそく……」
………
遊若 鳴 「………! ……!?」
KP
遊若が驚いたようにきみたちの元へ駆け寄ってくる。
そして頬に手を当て何かを呟いた。
《聞き耳-20》をどうぞ。
星守 瀬理香 CCB<=80-20 【聞き耳-20】 (1D100<=60) > 29 > 成功
KP 「熱っ」と小さく呟いていたのが聞き取れた。
星守 瀬理香 ほわ……
遊若 鳴
「何やってるんですか?
身を寄せ合ってる場合じゃないですよ、聞こえますか?」
「……うーん駄目みたいだな。
店長!大変です……!お客様が―……」
KP きみたちが聞き取ることができたのはここまでだ。
星守 瀬理香
「あぇ……つめたいてぇ だねぇ……
ゆきみたい、ね、ユキく──」
夜門由貴 「………ん……」
KP
そこからはもう意識を手放して、重たい瞼を受け入れて闇へと沈む。
ただ、きみの手だけは離さなかった。
《聞き耳-20》をどうぞ。
星守 瀬理香 CCB<=80-20 【聞き耳-20】 (1D100<=60) > 1 > 決定的成功/スペシャル
!?
星守 瀬理香 !???
KP く、クリチケをどうぞ…!
system [ 星守 瀬理香 ] CT : 0 → 1
KP
では瀬理香さんには
「おい!患者だ、乗せろ!」
「どうした?――してるんだ?」
「ダメだ、――ない……」
「仕方ない、二人で――ろ!」という声が部分的に聞こえてくるだろう。
KP (※手を離さない探索者をやむなく二人一緒に救急車に乗せている)
KP
・・・
・・
・
ではエンディングです。それぞれ1d100を振ってください。
夜門由貴 1d100 (1D100) > 23
星守 瀬理香 1d100 (1D100) > 6
夜門由貴 はわ……
星守 瀬理香 出目が良いね、ふたりとも……
KP
では、瀬理香さんが次に目が覚めた時、まず目に飛び込んできたのは白だった。
それは天使の羽でも、雪でもない――真っ白な壁。
天井だ。
次にゆっくりと辺りを見渡してみれば、自分が病院のベッドで寝かされているのが分かる。
そしてベッドは隣り合わせに並べられており、すぐそばには由貴がいた。
由貴は目を閉じて眠っているようだった。
眠っているように死んでいるのではない。
眠っているだけなのだと言うことが、すうすうという可愛らしさすら感じる規則正しい寝息から、理解できるだろう。
星守 瀬理香
「ん、……」
「あれ、ここ……あ、よのかどくん……」
「……ふふ、よく寝てる……」
夜門由貴 「………」すー……
星守 瀬理香
優しく、きみの瞼を撫でて、耳元でそっと呼びかける。
「おはよう、ヨノカドくん。
……おーきーて……」 こしょ……
夜門由貴 「ん…… う、ん……ん……?」
KP きみが声を掛ければ、ゆっくりと目を覚ます。
夜門由貴
「あれ……瀬理香? ここは……?
わっ、な、なに…?」
ごくごく側にいたので驚いている…
星守 瀬理香
「病院……かな?
私たちたぶん、倒れて搬送されちゃったんだよ……」
「え、何って……いつものことじゃない。慣れて?」
夜門由貴
「倒れて……そうだったんだ……
慣れ…? 慣れないよ……」
星守 瀬理香
「もう……まあ、いいけど。
でも、そうだね、ヨノカドくんときっとずっと一緒だったから、何も怖くなかったよ」
夜門由貴
「……そっか。
それ、俺もだ」
「瀬理香がいるって分かってたから……ゆっくり眠れた……」
KP きみたちが顔を合わせてこそこそと言葉をかわしていると、そこへ看護師が訪れる。
看護師
「星守さん、夜門さん!
目が覚めたんですね、良かった……!」
「にしてもお二人は本当に仲がいいんですね。
二人とも同じタイミングで倒れたっていいますし、二人ともずっと手を離しませんでしたし」
KP そう言われてきみたちは初めて、自分たちが手を繋いだままでいることに気が付くだろう。
看護師
「もう救急隊員の方も連れてくるのが大変で大変で。
接着剤でくっつけられたのかっていう位固く握りしめてましたから」
夜門由貴 「えっ……そんなに……」
星守 瀬理香
「あ、だから『仕方ない、二人で』って救急隊員さんおっしゃってたんですね……
このベッドも……」
KP ふふふ、と看護師は微笑ましそうに笑った。
看護師
「それに、二人とも同じ温度の熱が出ていたんですよ!
――38.9度」
「こんなことってあるんですね。
……って感心してる場合じゃないですね。
非常に高い熱ですから、しばらく安静にして養生してください。
点滴は打ったので、もうだいぶ楽になったかとは思いますが」
「それに、怪我もとっても多くて驚きました。
どうしたらこんな怪我をするんですか?
熱の治療と一緒に外科も受診してもらいますからね」
KP 看護師は少し怒ったような様子で、きみたちに言い聞かせた。
星守 瀬理香
「わ、そうだった……けが……忘れてた……
……は、はい……お願いいたします……」
夜門由貴 「わ、わかりました……」
KP きみたちが大人しく聞き入れる様子を見せれば、顔色を変えてにっこりと笑う。
看護師
「それでは一度失礼します。
詳しい説明もありますからまたお医者さんと一緒にお伺いしますね」
「くれぐれも安静にしてくださいね!」
KP と言って部屋から出て行く。
星守 瀬理香 「はい……!」
夜門由貴 「はい……」こくん、と頷くまま…?
KP ――繋いだ手をほどこうとすれば、難なく解くことが出来るだろう。
星守 瀬理香
「ん……。なんか変な感じ。
がちがちになっちゃった……」
ちょっと手をぶらぶらさせつつ……
夜門由貴 「うん……まさか本当に手を繋ぎっぱなしだったとは……」
KP 手をほどきますか?
星守 瀬理香
「ふふ。覚えてる?
離さないでって、離れないでって約束……しちゃったもんね」
繋がってるヨノカドくんの手をちょっと撫でてから、ゆっくりほどくのかな……
夜門由貴 schoice[離す,なんで?] (choice[離す,なんで?]) > なんで?
夜門由貴
「……うん」
じゃあぎゅっと握り直すかな…?
KP
瀬理香さんがやんわり外そうとした手を、由貴がギュッと握る。
……とても振りほどけそうにないだろう。
星守 瀬理香
「え、……
ど、どうしたの、ヨノカドくん……」
手とヨノカドくんとを見比べる
夜門由貴
「……別に離さなくて良くない?
どこか行くの?」
星守 瀬理香
「行かないけど……あの、どうしちゃったの……?
熱でおかしくなっちゃった……?」
夜門由貴
「おかしい…? べつに、おかしくないけど…
嫌?」
星守 瀬理香
「いやじゃない……。
でも、なんだかいつもより……」
思わず目を逸らす
夜門由貴 「いつもより……?」……??
星守 瀬理香
「いつもより、強引な感じがする……? なんて。
……せ、せっきょくてきですね、おにいさん」
夜門由貴
「そうかな……?
そうでもないよ」
「でもなんだか、今は離したくないなって……」
繋いだ手を見つめる…?
星守 瀬理香
「…………」
再度手とヨノカドくんとを見比べる
「ふーん……」
夜門由貴 「………」
星守 瀬理香
「それなら私も、離れたくないなぁ……」
もう片方の手を背中に回して、やんわり抱き着こうとする……?
夜門由貴
「えっ……!?」
びっくりするけど……
「………」
て、抵抗しない……ぎゅっとされる……
星守 瀬理香
「生きてるね、私たち……。
怪我とか熱とか今はいろいろあるけど、……生きてるからこそ、こうして一緒にいられるんだよね」
夜門由貴
「……うん。
生きてるだけで、しんどいことは結構あるけど……」
「……瀬理香といっしょになら、生きていきたいな」
……俺の方からもぎゅっと抱きしめるかな
KP
……お互い、心できみが傍に居ると分かっていても、体は不安だったのかもしれない。
ただの熱、といっても高熱ではあったが、きみと分かち合った38.9度。
なんだか少し愛おしい、ぼくたちの体温。
クリスマスパーティーは延期を余儀なくされるだろう。
それでも、きみが傍に居ればいつだって出来る。
クリスマスも、年末年始も、来年もそのまた先の未来だってずっときみたちは一緒なのだから。
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
CoCシナリオ
【1226.38.9】
PC:星守 瀬理香
KPC:夜門 由貴
PL:けみかえるさん
KP:藺草
エンド【 38.9 】
これにて終幕です。
お疲れさまでした。
✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞✞
星守 瀬理香 お疲れ様でした! わあ~~~!
夜門由貴 お疲れさまでした! 病院エンド……(全部そう
KP
【 遅めのクリスマスプレゼント 】
高田が飛び降りなかった 1d10
掃除を完了した 1d6
来年もその先もずっと一緒 1d6
後遺症? シナリオ内で手を離さなかった場合、手を繋ぐ癖がつく。
公衆の面前等関係なく無自覚で手を繋いでしまう。
星守 瀬理香
ほわ、ぜんぶそう……
ほわ……
夜門由貴
うん、無理して二人して倒れちゃうっていうのはおんなじ……かな?
高田さんが飛び降りなかったから一番いいエンドだよ!
星守 瀬理香 タカタさぁん! えーん……そんなに思い詰めてたとは……
KP
【 あらすじ 】
アルラブのエンディング的に二人とも体調崩さないわけないじゃな~い!
というわけで、アルラブの次の日、二人だけのクリスマスパーティーをしようとした二人が風邪をひきながら(無自覚)大掃除(他人の店)する話です。
神話生物が背景にあるのかと思いきや、ただの風邪です。でも神話生物は登場します。
星守 瀬理香 ヨノカドくん、手を、繋ぎたかったんだよね……??
KP
【 真相 】
精神寄生体(マレモンp63)は地球上に住まう全ての人間の精神を蝕んでいる。
勿論家電量販店に努めるサラリーマン、高田 明夫(たかだ あきお)も例外ではない。
仕事熱心だが空回ってしまいがちな彼は、上司に辛く当たられたことをきっかけに精神寄生体に蝕まれるようになり、次第に自殺を考えるようになる。
そんな中同じビル内で店を構えるカフェ<三回福>では、あまりの料理の美味さにまるで心が洗われるようだともっぱらの噂だった。
このカフェに通い詰める客の多くは厳しい業務内容に追い詰められた同ビルのサラリーマンたちである。
高田も噂を聞きつけてカフェへとやってきたことで、精神寄生体がこのカフェに群れを成す状況が作り上げられてしまった。
そんな日にクリスマスデートを称してカフェに立ち寄ってしまう探索者たち。
寄生され我を失ってしまっている客たちと戦闘ではなく清掃で戦うことになる。
そんな混沌とした状況で、精神が限界に達した高田はその場で自殺を試みる。
高田を思い直させることで、精神を持ち直させることが出来、結果的に精神寄生体の活動も落ち着かせることが出来るが、探索者たちがどう行動するのかはその場にいる彼等次第だろう。
説得に失敗しても大ごとにはならないが、今後の日本の自殺率は増加し続ける一方かもしれない。
夜門由貴
まごまごしてたときのこと…?
そうだよ
星守 瀬理香 ふふ、かわいいね それだけ!
夜門由貴 えっ…… かわいがられた……
星守 瀬理香
気付いてあげられなくてごめんね~~わしゃわしゃぎゅっぎゅ!
そしてタカダさんだった……ごめんね……
KP
【成長チャレンジ可能技能】
モップ(?) 4
精神分析 1
聞き耳 3
目星 5
クリチケ1
けみかえる じゃぱねっとになぞらえてるのかと思ったんよ──(?)
星守 瀬理香
もっぷ……?????
4b100>85 【モップ……?】 (4B100>85) > 17,84,95,19 > 成功数1
夜門由貴
なるほど……?
もしかしたら読みとか決まってなかったかもしれないと思ってスルーしてた……
ジャパネットタカタ由来かな…? とは思ってたみたいだね(中の人が
星守 瀬理香
1d10 (1D10) > 1
1b100>80 【精神分析】 (1B100>80) > 18 > 成功数0
1b100>80 【聞き耳】 (1B100>80) > 90 > 成功数1
1d10 (1D10) > 10
2d6 ほわっ…… (2D6) > 10[4,6] > 10
夜門由貴 わあ……
星守 瀬理香
5B100>95 【目星】 (5B100>95) > 29,67,27,62,67 > 成功数0
1d10 クリチケ (1D10) > 3
1d10+2d6 SAN… (1D10+2D6) > 10[10]+12[6,6] > 22
わ、あ……
夜門由貴
まっっったく関係ないけどエンディング曲は高田さんのことを考えてしまうな…
最大値――
星守 瀬理香 タカt……タカダさん……
夜門由貴 溢れた数字はどれに振ってもいいよ!
星守 瀬理香
わかった! ありがとう……!
さいだいち……
夜門由貴 さて、また色々話したいことはあるんだけど…… そろそろねむねむかな……(ネコモドキと一緒に溶け始める
星守 瀬理香
そうだよね……! さんじはん……!!
私も成長のことは起きたらかんがえようかな……
夜門由貴
うん、それがいいよ。
後日まとめてログを渡すね……!
星守 瀬理香
あたまがまわんなくなってきちゃった……わたしはばりばりの……
ええっと、ヨノカドくんの人生のぱーとなー…………(すよ……
夜門由貴 !? 寝、寝言が……つよい……(?)
星守 瀬理香 choice[ねてる,たぬきねいり] (choice[ねてる,たぬきねいり]) > たぬきねいり
夜門由貴 これからもいつもいっしょにいようね… あっ たぬきちゃんだ……
星守 瀬理香 にへ~……(口元がにまにましている)
193 かわよ……
けみかえる
さて……アルラブ、イッキュウと連日ご準備からキーパリングまで、本当にありがとうございました!
ポストヒューマン・ビーイングシリーズを藺草さんとヨノカドくんと駆け抜けられて、本当に感慨深かったです!
幸せに生きてほしい……(共通の願い……)
またいつか、どこかで愉快に探索者させたいですね……
かえるともども、瀬理香が今後もお世話になります……!
193
はわ……! こちらこそお付き合いありがとうございました…!
いつもいつもおまたせして申し訳なかったにゃん……
けど1226.38.9を無事今日までに終わらせられてよかったです!やった~!!
本編世界線とは異なるゆき♂せり♀ちゃんも美味しくてかわいいですね……
私もまたどこかで彼らを動かせたらいいな~と思ってます! つきあっ… …… ……? まあいいか!
こちらこそネコモドキと一緒に由貴をお願いします…!
けみかえる
やった~! 語彙力のない感想しか出て来なくて申し訳ない……
そうだ、つきあっ、…… うん…… 関係性は、人それぞれ……???
193 ふふふ もうねむねむのじかんわよ…! ねましょ…!
けみかえる
とにかくたくさんがんばってくださったのは確実なので!!
ゆっくりお休みになってくださいね!
星守 瀬理香 それじゃあヨノカドくん、私たちの今日を終わらせる4文字をお願いします!
193
やっちゃあ~!! えへへ……
やすみます! 年末のお仕事片付けるぞ~!
夜門由貴
えっ…!? わ、わかったよ
それじゃあ、今日のところは眠ろうか。
瀬理香、けみかえるさん。
……おやすみ。
星守 瀬理香
えへへ……
おやすみなさい、……ユキくん、藺草さん。
また朝が来たら、何度でも言うからね。
おはよう、って!